JP3026136U - 録音再生装置一体型電話機 - Google Patents

録音再生装置一体型電話機

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JP3026136U
JP3026136U JP1995011278U JP1127895U JP3026136U JP 3026136 U JP3026136 U JP 3026136U JP 1995011278 U JP1995011278 U JP 1995011278U JP 1127895 U JP1127895 U JP 1127895U JP 3026136 U JP3026136 U JP 3026136U
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tape cassette
telephone
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tape
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JP1995011278U
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Inventor
岑一 永井
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有限会社パラマウントコーポレーション
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電話の音声を素早く、しかも誤って録音済テ
ープに再録音することなく録音することができ、さらに
簡単かつ確実に録音済テープの再生をすることができ
る、コンパクトで配線不要な録音再生装置一体型電話機
を提供する。 【解決手段】 (a)左右非対称で、かつ上下非対称の
外形形状を呈してなる変形テープカセット5と、(b)
該変形テープカセット5の外形形状に適合しうる形状の
凹所を有する収納部が設けられた変形テープカセット5
専用の録音専用機3と、(c)前記変形テープカセット
の外形形状に適合しうる形状の凹所を有する収納部が設
けられた変形テープカセット5専用の再生専用機4とを
有してなる、録音再生装置一体型電話機。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は録音再生装置一体型電話機に関する。さらに詳しくは電話の音声を素 早く、しかも誤って録音済テープに再録音することなく録音することができ、さ らに簡単かつ確実に録音済テープの再生をすることができる変形テープカセット を用いた録音再生装置一体型電話機に関する。
【0002】 ここに録音再生装置とは、磁気ヘッドにより磁気テープに音声を記録し、記録 された音声を再生する装置をいう。
【0003】
【従来の技術】
現在の音声用録音再生装置(テープレコーダ)はマイクロホンを通じて音声を 録音し、再生することができ、電話録音用のテレフォンピックアップを受話器と 録音機とのあいだに接続しておくことにより、電話で通話する内容を録音するこ とができる。電話録音においては、とくに即応性が必要であり、電話の音声を素 早く録音することが要求される。しかも、録音する際には、誤って録音済テープ に再録音して以前に録音した内容を消去しないように、確実に未録音のテープに 録音する必要がある。
【0004】 そのため、本出願人は、米国特許439014号公報に記載されているように 、テープカセットの表裏の両方を使用しないで、表側の一方のみを使用するよう にし、テープカセットを誤って裏向きまたは上下逆向きに挿入しないように、テ ープカセットを、たとえば左側端部の断面形状が半円形状にされるとともに、右 側上部にカット部が設けられた左右非対称の特殊な形状にし、かつ録音再生装置 のテープカセット収納部も特殊形状のテープカセットに適合させた形状としてい るので、テープカセットを表裏、上下または左右の逆向きに装填することがない 。かかる変形テープカセットおよび録音再生装置を用いれば、テープカセットを 逆向きに装填することはなく、たとえば再生中に電話がかかってきたばあいでも 、新たな未録音のテープカセットを間違いなく装填することができ、緊急を要す る録音のばあいでも間違って録音することはなく、迅速にしかも確実に録音する ことができ、とくに電話の音声録音に便利である。
【0005】 また、かかる変形テープカセットを用いた電話録音再生装置として、(a)左 側が半円形であり、右側上部が斜めに切り取られた変形テープカセットによって 代表されるような左右非対称で、かつ上下非対称の変形カセットと、(b)該変 形テープカセットの少なくとも外形形状に適合しうる形状の凹所を有する収納部 が設けられた変形テープカセット専用の録音専用機と、(c)変形テープカセッ トの少なくとも外形形状に適合しうる形状の凹所を有する収納部が設けられた変 形テープカセット専用の再生専用機とからなる電話録音再生装置もすでに考案し ている。この電話録音再生装置は、録音専用機と再生専用機とがそれぞれ別個に 設けられているので、再生専用機によって録音済のテープカセットの再生をして いるときに電話がかかってきても、再生専用機の再生動作を停止し、ついで録音 専用機による録音を開始すれば、即座に録音状態になるため、即応性がよい。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来より用いられている電話録音再生装置は、録音専用機にも巻戻し 機能をもたせているため、使用者はすでに全長にわたって録音され尽くしたテー プカセットであっても、使用者が未録音のテープカセットと誤認して当該録音済 のテープカセットを巻き戻してしまい、既に録音されたテープに再録音してしま うという問題がある。
【0007】 しかも、録音済のテープカセットを再生する前に、完全にテープを先頭まで巻 き戻さなければ、巻き戻し忘れた部分のテープについては再生されないままにな るおそれがある。
【0008】 また、前記電話録音再生装置は、電話機と別体であるため、両者を設置するた めに広い設置スペースが必要である。しかも、両者間の配線の手間もかかるとい う問題がある。
【0009】 本考案は、かかる問題を解消するためになされたものであり、電話の音声を素 早く、しかも誤って既に録音されたテープに再録音することなく録音し、さらに 簡単かつ確実に録音済テープの再生をすることができる変形テープカセットを用 いた録音再生装置一体型電話機を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案の録音再生装置一体型電話機は、(a)左右非対称で、かつ上下非対称 の変形テープカセットと、 (b)該変形テープカセットの外形形状に適合しうる形状の凹所を有する収納部 が設けられた変形テープカセット専用の録音専用機と、 (c)前記変形テープカセットの外形形状に適合しうる形状の凹所を有する収納 部が設けられた変形テープカセット専用の再生専用機 とを有してなることを特徴とする。
【0011】 前記録音専用機が前記変形テープカセット内のテープを正方向のみに走行させ ることができ、かつ、前記再生専用機がその前記変形テープカセット内のテープ を正逆両方向に走行させることができるのが好ましい。
【0012】 しかも、前記再生専用機がその収納部に録音済の変形テープカセットをセット したとき、前記変形テープカセット内のテープを自動的に巻き戻すようにされて なるのが好ましい。
【0013】
【考案の実施の形態】
本考案の録音再生装置一体型電話機によれば、前記録音専用機が変形テープカ セット内のテープを正方向にのみ走行させることができるため、間違って録音済 のテープを巻き戻して再録音するという不具合がなくなる。
【0014】 さらに、再生専用機の収納部に録音済の変形テープカセットをセットしたとき 、テープを自動的に巻き戻すようにされているため、簡単で、しかも確実にテー プを先頭まで巻き戻すことができるため、テープ先頭付近の再生忘れがなくなる 。
【0015】 また、録音再生装置および電話機が一体化されているため、狭い設置スペース で済み、しかも両者間の配線も不要である。
【0016】 つぎに、図面を参照しながら、本考案の録音再生装置一体型電話機(以下、単 に録音電話機という)を詳細に説明する。図1は本考案の録音電話機の一実施例 を示す斜視説明図、図2は本考案の他の実施例を示す録音電話機の斜視説明図、 図3は本考案の録音電話機のさらに他の一実施例を示す斜視説明図である。
【0017】 図1に示される録音電話機は、装置本体1の内部に、通話機2、録音専用機3 および再生専用機4が内蔵されることにより、一体型になるように構成されてい る。また、録音専用機3および再生専用機4のそれぞの収納部3a、4aには、 それぞれ、変形テープカセット5、具体的には、左側が半円形であり、右側上部 が斜めに切り取られることにより、上下非対称であり、かつ、左右非対称にされ てなる変形テープカセット5が装着されている。なお、図1中の6は録音ONス イッチ、7は録音OFFスイッチ、8は再生ONスイッチ、9は再生OFFスイ ッチ、10はイヤホーンタップである。
【0018】 通話機2は、通常の卓上電話機と同じ構成のものが採用される。なお、通話機 本体2aと受話器2bとのあいだは、導線を用いて電気的に接続したり、または 無線を用いて相互に音声信号を交信させてもよい。
【0019】 録音専用機3は、変形テープカセット5内のテープ(図示せず)を正方向のみ に走行させることができるようになっている。すなわち、録音はできるが、巻戻 しはできないようになっている。また、録音専用機3内部に設けられた収納部3 aは、変形テープカセット5の外形形状に適合しうるように凹所3bが形成され ている。たとえば、図1に示される収納部3aにおいては、収納部3aの左側端 縁の全長にわたって半円形に切り欠かれた肉厚部3cが突設され、一方、収納部 3aの右上端には三角形の肉厚部3dが突設されているため、変形テープカセッ ト5の外形形状に適合しうる凹所3bが形成されている。なお、収納部3aの上 部には、開閉自在に蓋3eが設けられている。
【0020】 再生専用機4は、前記録音専用機3の収納部3aおよび蓋3eと同一形状の収 納部4aおよび蓋4eを具備しており、前記変形テープカセット5内のテープを 正逆両方向に走行させることができるようになっている。すなわち、再生および 巻戻しの両方を行なうことができる。さらに、再生専用機4の収納部4aに録音 済の変形テープカセット5をセットしたときに、前記変形テープカセット5内の テープを自動的に巻き戻すようになっている。再生専用機4によって再生される 音声は、受話器2b、またはイヤホーンタップ10に接続されたイヤホーン(図 示せず)などを用いて聞くことができる。
【0021】 また、再生専用機4には、収納部4aに録音済の変形テープカセット5をセッ トしたことを検知するための手段として、たとえば、収納部4a内部にフォトセ ンサまたは接触センサを設けたり、蓋4dの開閉を検知するための接触センサな どが設けられている。
【0022】 なお、図1に示される実施例では、変形テープカセット5の一例として、左側 が半円形で、しかも右側上部が斜めに切り取られたものを例にあげたが、本考案 はこれに限定されるものではなく、上下非対称であり、かつ、左右非対称の外形 形状を呈していればいかなる外形形状のものを採用してもよい。また、変形テー プカセット5は、筐体部分の少なくとも一部が透明になっていれば、テープの残 量が一目で分かるので好ましい。
【0023】 また、録音電話機の他の態様として、たとえば、図2に示されるようなバッテ リBが内蔵された録音電話機ものでもよい。なお、図2に示される録音電話機は 、スイッチとして、録音ON/OFF選択スイッチ11および再生ON/OFF 選択スイッチ12の2個を備えている。また、受話器2bからのびる導線Cは、 通話機本体2aの内部で録音専用機3および再生専用機4にそれぞれ接続されて いる。
【0024】 さらに、録音電話機のさらに他の態様として、たとえば、図3に示されるよう な携帯用の録音電話機が考えられる。かかる携帯用の録音電話機においては、前 述の図1〜2に示される卓上型のものに比べて、録音専用機3、再生専用機4お よび変形テープカセット5が小型化されている。このような携帯用の録音電話機 のばあい、付属装置として録音ダビング機を併用するのが好ましい。
【0025】 なお、図3中の11は録音ON/OFF選択スイッチ、12は再生ON/OF F選択スイッチ、13はスピーカ、14はマイクロフォンである。
【0026】 つぎに、前記図1に示される録音電話機の使用方法を説明する。
【0027】 まず、あらかじめ、録音専用機3の収納部3aに未録音の変形テープカセット 5を装着しておく。
【0028】 通話をするばあいには、通話機2を用いて、通常の電話機の要領で使用すれば よい。
【0029】 通話内容を録音するばあいには、録音ONスイッチ6を押せば、録音専用機3 が録音動作を行なう。録音を終了したいときは録音OFFスイッチ7を押せば、 録音動作は終了する。録音専用機3では、テープの走行方向は一方向のみ(たと えば、左→右)なので、左右いずれかのリールに巻かれているテープの状態を見 れば、録音済テープか、または未録音のテープなのか一見して識別することがで きる。
【0030】 録音されたテープを再生するばあいには、録音専用機3内の変形テープカセッ ト5を再生専用機4に移し変える。再生専用機4に変形テープカセット5がセッ トされれば、変形テープカセット5内のテープは、自動的に先頭まで巻き戻され る。巻き戻し完了後、再生ONスイッチ8を押せば、テープの再生が行なわれる 。再生を終了したいときは再生OFFスイッチ9を押せば、再生動作は終了する 。
【0031】 なお、録音専用機3内の変形テープカセット5が、テープの終りまで録音され たばあい、録音専用機3から取り出すときにすぐに新しい変形テープカセットを セットするのが好ましい。
【0032】
【考案の効果】
本考案によれば、電話の音声を素早く、しかも誤って録音済テープに再録音す ることなく録音することができ、しかも簡単、かつ、確実に録音済テープの再生 をすることができる。
【0033】 さらに、録音再生装置および電話機が一体化されているため、狭い設置スペー スで済み、しかも両者間の配線も不要である。
【0034】 また、変形テープカセットは、表裏、上下、左右すべての方向について、挿入 方向を間違えることなく、きわめて敏速に誰でも容易に取り扱うことができる。 とくに、暗所などにおいての取扱いまたは目のわるい人による取扱いも容易に行 なうことができる。
【0035】 また、本考案の録音電話機によれば、従来のように通話中にメモを書かなくて もよいから通話に注意力を集中することができる。したがって、復唱する必要が ないから通話時間を短縮することができる。とくに遠距離通話のばあい、大幅に 通話料を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の録音電話機の一実施例を示す斜視説明
図である。
【図2】本考案の録音電話機の他の実施例を示す斜視説
明図である。
【図3】本考案の録音電話機のさらに他の一実施例を示
す斜視説明図である。
【符号の説明】
1 装置本体 2 通話機 3 録音専用機 3a 収納部 3b 凹所 4 再生専用機 4a 収納部 4b 凹所 5 変形テープカセット

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)左右非対称で、かつ上下非対称の
    外形形状を呈してなる変形テープカセットと、(b)該
    変形テープカセットの外形形状に適合しうる形状の凹所
    を有する収納部が設けられた変形テープカセット専用の
    録音専用機と、(c)前記変形テープカセットの外形形
    状に適合しうる形状の凹所を有する収納部が設けられた
    変形テープカセット専用の再生専用機とを有してなる、
    録音再生装置一体型電話機。
  2. 【請求項2】 前記録音専用機が前記変形テープカセッ
    ト内のテープを正方向のみに走行させることができ、か
    つ、前記再生専用機が前記変形テープカセット内のテー
    プを正逆両方向に走行させることができる請求項1記載
    の録音再生装置一体型電話機。
  3. 【請求項3】 前記再生専用機がその収納部に録音済の
    変形テープカセットをセットしたときに、前記変形テー
    プカセット内のテープを自動的に巻き戻すようにされて
    なる電話録音再生装置。
JP1995011278U 1995-10-24 1995-10-24 録音再生装置一体型電話機 Expired - Lifetime JP3026136U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110282707A (zh) * 2019-06-28 2019-09-27 武汉大学 一种脱硫废水资源化电渗析装置

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