JP2502538B2 - 留守番電話装置 - Google Patents
留守番電話装置Info
- Publication number
- JP2502538B2 JP2502538B2 JP61197529A JP19752986A JP2502538B2 JP 2502538 B2 JP2502538 B2 JP 2502538B2 JP 61197529 A JP61197529 A JP 61197529A JP 19752986 A JP19752986 A JP 19752986A JP 2502538 B2 JP2502538 B2 JP 2502538B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- signal
- tape
- message
- recorded
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、留守番電話装置に関するものである。
従来の技術 従来より、留守番電話装置は一般に呼出信号に応答し
て発呼者に送出する応答メッセージが録音された応答メ
ッセージテープと、発呼者からのメッセージを録音する
為の受信メッセージテープとを備えたものが使用されて
いる。又、安価な留守番電話装置の中には録音テープを
1本だけ使用し応答メッセージを録音テープの冒頭に記
録し、それに引き続いて受信メッセージを順次録音して
いく様なものも有る。この様な留守番電話装置に於て
は、着信が有る毎に録音テープの冒頭に録音されている
応答メッセージを送出し、次いで発呼者からの受信メッ
セージを録音する為に、次に受信メッセージを録音する
事が可能な位置迄録音テープを早送り状態で走行させ、
その後発呼者からの受信メッセージを録音し、受信メッ
セージの録音終了後録音テープを始点迄巻戻し、待機状
態となり次の着信を待ち受けるという一連の動作を行っ
ている。
て発呼者に送出する応答メッセージが録音された応答メ
ッセージテープと、発呼者からのメッセージを録音する
為の受信メッセージテープとを備えたものが使用されて
いる。又、安価な留守番電話装置の中には録音テープを
1本だけ使用し応答メッセージを録音テープの冒頭に記
録し、それに引き続いて受信メッセージを順次録音して
いく様なものも有る。この様な留守番電話装置に於て
は、着信が有る毎に録音テープの冒頭に録音されている
応答メッセージを送出し、次いで発呼者からの受信メッ
セージを録音する為に、次に受信メッセージを録音する
事が可能な位置迄録音テープを早送り状態で走行させ、
その後発呼者からの受信メッセージを録音し、受信メッ
セージの録音終了後録音テープを始点迄巻戻し、待機状
態となり次の着信を待ち受けるという一連の動作を行っ
ている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記の様な従来の留守番電話装置で
は、応答メッセージ用の録音テープと間違って他の録音
テープを装着した場合には、装置が着信に応答した場合
に応答メッセージが正しく電話回線に送出されないばか
りか、録音テープに録音されている内容によっては他人
に聴かれては困る様な音声が電話回線に送出されたり、
或は得意先に対して礼を失してしまう恐れが有るという
問題点を有していた。
は、応答メッセージ用の録音テープと間違って他の録音
テープを装着した場合には、装置が着信に応答した場合
に応答メッセージが正しく電話回線に送出されないばか
りか、録音テープに録音されている内容によっては他人
に聴かれては困る様な音声が電話回線に送出されたり、
或は得意先に対して礼を失してしまう恐れが有るという
問題点を有していた。
本発明は上記従来技術に鑑みてなされたもので、正し
く応答メッセージが録音されていない不正規の録音テー
プが装置に装着された場合には、着信に応答しない様に
して、不正規な録音内容が発呼者に送出されない様にす
る事の出来る留守番電話装置を提供するものである。
く応答メッセージが録音されていない不正規の録音テー
プが装置に装着された場合には、着信に応答しない様に
して、不正規な録音内容が発呼者に送出されない様にす
る事の出来る留守番電話装置を提供するものである。
問題点を解決する為の手段 この目的を達成する為に本発明の留守番電話装置は、
録音テープ上の応答メッセージが録音されている位置よ
りも前の位置に、識別信号とメッセージの録音終了位置
を示す録音終了位置信号を記録するデータ信号記録手段
と、電話回線からの着信信号に応答し、前記識別信号お
よび録音終了位置信号が記録されている位置でテープ再
生動作を行う手段と、識別信号が再生された場合のみ電
話回線を閉結し、応答メッセージを送出した後、再生動
作によって得られた録音終了位置信号が示す録音終了位
置まで録音テープを早送りする様に制御する制御手段と
から構成されている。
録音テープ上の応答メッセージが録音されている位置よ
りも前の位置に、識別信号とメッセージの録音終了位置
を示す録音終了位置信号を記録するデータ信号記録手段
と、電話回線からの着信信号に応答し、前記識別信号お
よび録音終了位置信号が記録されている位置でテープ再
生動作を行う手段と、識別信号が再生された場合のみ電
話回線を閉結し、応答メッセージを送出した後、再生動
作によって得られた録音終了位置信号が示す録音終了位
置まで録音テープを早送りする様に制御する制御手段と
から構成されている。
作用 この構成によって、着信に応答して録音テープを再生
して識別信号の検出を行い、所定の識別信号が検出され
た場合のみ電話回線を閉結し、識別信号と共に再生され
た録音終了位置信号により、応答メッセージの送出後す
ぐにこの録音終了位置信号が示す位置まで録音テープを
早送りする。
して識別信号の検出を行い、所定の識別信号が検出され
た場合のみ電話回線を閉結し、識別信号と共に再生され
た録音終了位置信号により、応答メッセージの送出後す
ぐにこの録音終了位置信号が示す位置まで録音テープを
早送りする。
実施例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら
説明する。
説明する。
第1図は本発明の一実施例に於ける留守番電話装置の
主要部の構成を示すものである。第1図に於て、1は録
音テープ2を走行させる為のテープ走行手段、3は録音
/再生ヘッド、4はテープ走行手段1のリール駆動軸の
回転を検出しパルス信号を出力する回転検出手段、5は
応答メッセージ或は伝言メッセージを録音する為のマイ
クロホン、6はマイクロホン5からの信号を増幅する録
音増幅器、7は後述するデータ信号と上記のメッセージ
信号とを録音/再生ヘッド3に接続する為の加算回路、
8は録音テープ2に記録されたデータ信号を検出する為
のバンドパスフィルタ及び波形整形回路から構成された
データ信号検出手段、9は録音/再生ヘッド3を加算回
路7又はデータ信号検出手段8へ選択的に切り替える切
替手段、10は電話回線、11は電話回線10より到来する着
信信号を検出する為の着信検出手段、12は本装置全体の
制御を行う為の制御手段でありマイクロコンピュータで
構成されている。又、13はメッセージを再生し電話回線
10に送出する為の再生増幅器、14は制御手段12によって
制御され電話回線10の閉結・開放をする為の回線閉結手
段である。
主要部の構成を示すものである。第1図に於て、1は録
音テープ2を走行させる為のテープ走行手段、3は録音
/再生ヘッド、4はテープ走行手段1のリール駆動軸の
回転を検出しパルス信号を出力する回転検出手段、5は
応答メッセージ或は伝言メッセージを録音する為のマイ
クロホン、6はマイクロホン5からの信号を増幅する録
音増幅器、7は後述するデータ信号と上記のメッセージ
信号とを録音/再生ヘッド3に接続する為の加算回路、
8は録音テープ2に記録されたデータ信号を検出する為
のバンドパスフィルタ及び波形整形回路から構成された
データ信号検出手段、9は録音/再生ヘッド3を加算回
路7又はデータ信号検出手段8へ選択的に切り替える切
替手段、10は電話回線、11は電話回線10より到来する着
信信号を検出する為の着信検出手段、12は本装置全体の
制御を行う為の制御手段でありマイクロコンピュータで
構成されている。又、13はメッセージを再生し電話回線
10に送出する為の再生増幅器、14は制御手段12によって
制御され電話回線10の閉結・開放をする為の回線閉結手
段である。
又、第2図は録音テープ2の記録フォーマットを示
し、第3図は録音テープ2のデータ領域に記録されるデ
ータフォーマットの一例を示している。
し、第3図は録音テープ2のデータ領域に記録されるデ
ータフォーマットの一例を示している。
以上の様に構成された留守番電話装置について、以下
その動作について説明する。
その動作について説明する。
先ず、応答メッセージを録音する場合の動作について
説明する。図示しない応答メッセージボタンを操作する
と、これに応答して制御手段12は出力端子P1に制御信号
を出力することによってテープ走行手段1を巻戻し状態
に制御して録音テープ2を始点まで巻戻す。この巻戻し
状態に於て、回転検出手段4はリール駆動軸の回転に応
じたパルス信号を出力し、そのパルス信号は制御手段12
の入力端子P8に印加され、制御手段12はこのパルス信号
を監視する。録音テープ2が始点まで巻戻されるとリー
ル駆動軸が回転しなくなるので、制御手段12の入力端子
P9にパルス信号が印加されなくなる。この為、制御手段
12は録音テープ2が始点まで巻戻された事を検出して、
出力端子P1からの巻戻し制御信号の出力を停止し、出力
端子P3に制御信号を出力することによって切替手段9を
R側に切り替え、データを記録する為の長さの分だけ記
録テープを走行させた後、出力端子P5に制御信号を出力
することにより録音増幅器6を動作状態に制御し、出力
端子P2に制御信号を出力することによりテープ走行手段
を定速走行状態に制御する。これにより装置は応答メッ
セージの録音状態になり、マイクロホン5より応答メッ
セージを録音する。音声信号はマイクロホン5によって
電気信号に変換され、録音増幅器6、加算回路7、切替
手段8の接点Rを経て録音/再生ヘッド3により録音テ
ープ2に録音される。応答メッセージの録音が終了して
再度図示しない応答メッセージボタンを押すと、制御手
段12は出力端子P1に制御信号を出力することによってテ
ープ走行手段1を巻戻し状態に制御して録音テープ2を
始点まで巻戻す。この巻戻し状態に於て、回転検出手段
4はリール駆動軸の回転に応じたパルス信号を出力し、
そのパルス信号は制御手段12の入力端子P8に印加され、
制御手段12はこのパルス信号の数を計数する。
説明する。図示しない応答メッセージボタンを操作する
と、これに応答して制御手段12は出力端子P1に制御信号
を出力することによってテープ走行手段1を巻戻し状態
に制御して録音テープ2を始点まで巻戻す。この巻戻し
状態に於て、回転検出手段4はリール駆動軸の回転に応
じたパルス信号を出力し、そのパルス信号は制御手段12
の入力端子P8に印加され、制御手段12はこのパルス信号
を監視する。録音テープ2が始点まで巻戻されるとリー
ル駆動軸が回転しなくなるので、制御手段12の入力端子
P9にパルス信号が印加されなくなる。この為、制御手段
12は録音テープ2が始点まで巻戻された事を検出して、
出力端子P1からの巻戻し制御信号の出力を停止し、出力
端子P3に制御信号を出力することによって切替手段9を
R側に切り替え、データを記録する為の長さの分だけ記
録テープを走行させた後、出力端子P5に制御信号を出力
することにより録音増幅器6を動作状態に制御し、出力
端子P2に制御信号を出力することによりテープ走行手段
を定速走行状態に制御する。これにより装置は応答メッ
セージの録音状態になり、マイクロホン5より応答メッ
セージを録音する。音声信号はマイクロホン5によって
電気信号に変換され、録音増幅器6、加算回路7、切替
手段8の接点Rを経て録音/再生ヘッド3により録音テ
ープ2に録音される。応答メッセージの録音が終了して
再度図示しない応答メッセージボタンを押すと、制御手
段12は出力端子P1に制御信号を出力することによってテ
ープ走行手段1を巻戻し状態に制御して録音テープ2を
始点まで巻戻す。この巻戻し状態に於て、回転検出手段
4はリール駆動軸の回転に応じたパルス信号を出力し、
そのパルス信号は制御手段12の入力端子P8に印加され、
制御手段12はこのパルス信号の数を計数する。
録音テープ2が始点迄巻戻された事を制御手段12が検
出すると、出力端子P5に制御信号を出力することにより
録音増幅器6を非動作状態に制御して、出力端子P6より
約1KHzのデータ信号を出力する。このデータ信号は、応
答メッセージの録音終了位置を表すものであり、巻戻し
中に制御手段12により計数されたテープ走行手段1のリ
ール駆動軸の回転数を制御手段12によって2進数に変換
され、さらに各ビット値(1又は0)に対応したトーン
バースト信号に変換された信号であり、加算回路7、切
替手段8の接点Rを経て録音/再生ヘッド3により第2
図に示す録音テープ2のデータ記録領域に記録される。
このデータ信号は第3図に一例を示す様に、スタートマ
ークとして4ビットの連続する「1」と、これに続くリ
ール駆動軸の回転数を示す13ビットの信号で構成されて
いる。データの記録が終了すると制御手段12は出力端子
P2に制御信号を出力することによりテープ走行手段1の
定速走行状態を解除し、更に出力端子P1に制御信号を出
力することによりテープ走行手段1を巻戻し状態に制御
して、録音テープ2を始点まで巻戻す。録音テープ2が
始点まで巻戻された事が上述の方法で検出されると、出
力端子P1からの巻戻し制御信号の出力を停止し、装置は
電話回線10からの呼出信号を待ち受ける待機状態とな
る。
出すると、出力端子P5に制御信号を出力することにより
録音増幅器6を非動作状態に制御して、出力端子P6より
約1KHzのデータ信号を出力する。このデータ信号は、応
答メッセージの録音終了位置を表すものであり、巻戻し
中に制御手段12により計数されたテープ走行手段1のリ
ール駆動軸の回転数を制御手段12によって2進数に変換
され、さらに各ビット値(1又は0)に対応したトーン
バースト信号に変換された信号であり、加算回路7、切
替手段8の接点Rを経て録音/再生ヘッド3により第2
図に示す録音テープ2のデータ記録領域に記録される。
このデータ信号は第3図に一例を示す様に、スタートマ
ークとして4ビットの連続する「1」と、これに続くリ
ール駆動軸の回転数を示す13ビットの信号で構成されて
いる。データの記録が終了すると制御手段12は出力端子
P2に制御信号を出力することによりテープ走行手段1の
定速走行状態を解除し、更に出力端子P1に制御信号を出
力することによりテープ走行手段1を巻戻し状態に制御
して、録音テープ2を始点まで巻戻す。録音テープ2が
始点まで巻戻された事が上述の方法で検出されると、出
力端子P1からの巻戻し制御信号の出力を停止し、装置は
電話回線10からの呼出信号を待ち受ける待機状態とな
る。
次に、本装置が着信に応答した場合の動作につて説明
する。電話回線10より着信信号が到来すると着信検出手
段11は検出信号を出力し、この信号は制御手段12の入力
端子P9に印加される。これに応答して制御信号12はテー
プ走行手段1を定速走行状態に制御して、録音テープ2
のデータ記録領域に記録されているデータを再生する。
再生されたデータ信号はデータ信号検出手段8により検
出された制御信号12の入力端子P7に印加される。制御手
段12は再生されたデータが所定の形式であるか否かを検
査する。所定の形式即ち、スタートマークとして4ビッ
トの連続する「1」と、これに続くリール駆動軸の回転
数を示す13ビットの信号で構成されたものである場合は
装置には正規の応答メッセージが記録された録音テープ
が装着されているものと判断して、出力端子P9に制御信
号を出力することにより回線閉結手段14を制御して電話
回線10を閉結する。その後、制御手段12は出力端子P4に
制御信号を出力することにより切替手段9を制御してP
側に切り替え、既に録音されている応答メッセージを再
生し、再生増幅器13によって電話回線10に送出する。応
答メッセージの送出が終了すると、電話回線10の閉結の
前に読み込まれたデータ信号によって、制御手段12は電
話回線から送られて来る発呼者からのメッセージを記録
する為の録音テープ2上に位置、即ち第3図に示す例の
様に(11110000110010000)というデータであれば、回
転検出手段4からのパルス信号を400個計数した位置か
ら発呼者からのメッセージを記録すべき事が示され、こ
の位置に達するまで出力端子P3に制御信号を出力するこ
とによりテープ走行手段1を早送り状態に制御して、録
音テープ2を早送りする。この制御は、回転検出手段4
からのパルス信号の数と、前述のデータ値とを比較する
事によって行われる。録音テープが上記の位置まで送ら
れると、制御手段12は出力端子P2に制御信号を出力する
ことによりテープ走行手段1を定速走行状態に制御し、
図示してない手段によって発呼者からのメッセージを録
音テープ2に記録する。このメッセージの録音が終了す
ると、制御手段12は出力端子P1に制御信号を出力するこ
とによりテープ走行手段1を巻戻し状態に制御し、録音
テープ2を始点迄巻戻す。この巻戻し状態に於て、回転
検出手段4はリール駆動軸の回転に応じたパルス信号を
出力し、そのパルス信号は制御手段12の入力端子P8に印
加され、制御手段12はこのパルス信号の数を計数する。
する。電話回線10より着信信号が到来すると着信検出手
段11は検出信号を出力し、この信号は制御手段12の入力
端子P9に印加される。これに応答して制御信号12はテー
プ走行手段1を定速走行状態に制御して、録音テープ2
のデータ記録領域に記録されているデータを再生する。
再生されたデータ信号はデータ信号検出手段8により検
出された制御信号12の入力端子P7に印加される。制御手
段12は再生されたデータが所定の形式であるか否かを検
査する。所定の形式即ち、スタートマークとして4ビッ
トの連続する「1」と、これに続くリール駆動軸の回転
数を示す13ビットの信号で構成されたものである場合は
装置には正規の応答メッセージが記録された録音テープ
が装着されているものと判断して、出力端子P9に制御信
号を出力することにより回線閉結手段14を制御して電話
回線10を閉結する。その後、制御手段12は出力端子P4に
制御信号を出力することにより切替手段9を制御してP
側に切り替え、既に録音されている応答メッセージを再
生し、再生増幅器13によって電話回線10に送出する。応
答メッセージの送出が終了すると、電話回線10の閉結の
前に読み込まれたデータ信号によって、制御手段12は電
話回線から送られて来る発呼者からのメッセージを記録
する為の録音テープ2上に位置、即ち第3図に示す例の
様に(11110000110010000)というデータであれば、回
転検出手段4からのパルス信号を400個計数した位置か
ら発呼者からのメッセージを記録すべき事が示され、こ
の位置に達するまで出力端子P3に制御信号を出力するこ
とによりテープ走行手段1を早送り状態に制御して、録
音テープ2を早送りする。この制御は、回転検出手段4
からのパルス信号の数と、前述のデータ値とを比較する
事によって行われる。録音テープが上記の位置まで送ら
れると、制御手段12は出力端子P2に制御信号を出力する
ことによりテープ走行手段1を定速走行状態に制御し、
図示してない手段によって発呼者からのメッセージを録
音テープ2に記録する。このメッセージの録音が終了す
ると、制御手段12は出力端子P1に制御信号を出力するこ
とによりテープ走行手段1を巻戻し状態に制御し、録音
テープ2を始点迄巻戻す。この巻戻し状態に於て、回転
検出手段4はリール駆動軸の回転に応じたパルス信号を
出力し、そのパルス信号は制御手段12の入力端子P8に印
加され、制御手段12はこのパルス信号の数を計数する。
録音テープ2が始点迄巻戻された事を制御手段12が検
出すると、出力端子P5に制御信号を出力することにより
録音増幅器6を非動作状態に制御して、出力端子P6より
約1KHzのデータ信号を出力する。このデータ信号は、発
呼者からのメッセージの録音終了位置を表すものであ
り、巻戻し中に制御手段12により計数されたテープ走行
手段1のリール駆動軸の回転数を制御手段12によって2
進数に変換され、さらに各ビット値(1又は0)に対応
したトーンバースト信号に変換された信号であり、加算
回路7、切替手段8の接点Rを経て録音/再生ヘッド3
により第2図に示す録音テープ2のデータ記録領域に記
録される。このデータは第3図に一例を示す様に、スタ
ートマークとして4ビットの連続する「1」と、これに
続くリール駆動軸の回転数を示す13ビットの信号で構成
されている。データの記録が終了すると制御手段12は出
力端子P2に制御信号を出力することによりテープ走行手
段1の定速走行状態を解除し、更に出力端子P1に制御信
号を出力することによりテープ走行手段1を巻戻し状態
に制御して、録音テープ2を始点まで巻戻す。録音テー
プ2が始点まで巻戻された事が上述の方法で検出される
と、制御手段12は出力端子P1からの巻戻し制御信号の出
力を停止し、装置は電話回線10からの呼出信号を待ち受
ける待機状態となる。
出すると、出力端子P5に制御信号を出力することにより
録音増幅器6を非動作状態に制御して、出力端子P6より
約1KHzのデータ信号を出力する。このデータ信号は、発
呼者からのメッセージの録音終了位置を表すものであ
り、巻戻し中に制御手段12により計数されたテープ走行
手段1のリール駆動軸の回転数を制御手段12によって2
進数に変換され、さらに各ビット値(1又は0)に対応
したトーンバースト信号に変換された信号であり、加算
回路7、切替手段8の接点Rを経て録音/再生ヘッド3
により第2図に示す録音テープ2のデータ記録領域に記
録される。このデータは第3図に一例を示す様に、スタ
ートマークとして4ビットの連続する「1」と、これに
続くリール駆動軸の回転数を示す13ビットの信号で構成
されている。データの記録が終了すると制御手段12は出
力端子P2に制御信号を出力することによりテープ走行手
段1の定速走行状態を解除し、更に出力端子P1に制御信
号を出力することによりテープ走行手段1を巻戻し状態
に制御して、録音テープ2を始点まで巻戻す。録音テー
プ2が始点まで巻戻された事が上述の方法で検出される
と、制御手段12は出力端子P1からの巻戻し制御信号の出
力を停止し、装置は電話回線10からの呼出信号を待ち受
ける待機状態となる。
次に、録音テープ2の代わりに不正規な録音テープが
装着されている場合について説明する。電話回線10より
着信信号が到来すると着信検出手段11は検出信号を出力
し、この検出信号は制御手段12の入力端子P9に印加され
る。これに応答して制御手段12はテープ走行手段1を定
速走行状態に制御して、録音テープ2のデータが記録さ
れているべき部分を再生する。再生された信号はデータ
信号検出手段8を介し制御手段12の入力端子P7に印加さ
れる。制御手段12は再生されたデータが所定の形式であ
るか否かを検査する。録音テープが不正規なものである
ので、所定の形式即ちスタートマークとして4ビットの
連続する「1」と、これに続くリール駆動軸の回転数を
示す13ビットの信号で構成したデータは検出されない。
従って、本装置には正規の応答メッセージが記録された
録音テープが装着されていないものと判断して、電話回
線10を閉結しない。
装着されている場合について説明する。電話回線10より
着信信号が到来すると着信検出手段11は検出信号を出力
し、この検出信号は制御手段12の入力端子P9に印加され
る。これに応答して制御手段12はテープ走行手段1を定
速走行状態に制御して、録音テープ2のデータが記録さ
れているべき部分を再生する。再生された信号はデータ
信号検出手段8を介し制御手段12の入力端子P7に印加さ
れる。制御手段12は再生されたデータが所定の形式であ
るか否かを検査する。録音テープが不正規なものである
ので、所定の形式即ちスタートマークとして4ビットの
連続する「1」と、これに続くリール駆動軸の回転数を
示す13ビットの信号で構成したデータは検出されない。
従って、本装置には正規の応答メッセージが記録された
録音テープが装着されていないものと判断して、電話回
線10を閉結しない。
発明の効果 以上の様に本発明は、録音テープの所定の位置に識別
信号を記録する為の識別信号記録手段と、電話回線から
の着信信号に応答して記録された識別信号を再生する手
段と、再生時に所定の識別信号が検出された場合のみ電
話回線を閉結する様に制御する制御手段とにより、正し
く応答メッセージが録音されていない不正規の録音テー
プが装着された場合には、着信に応答しない様になるた
め、応答メッセージ以外の不正規な録音内容が発呼者に
送出されない様にする事が出来る。よって発呼者に応答
メッセージ以外の音声が送出されたり、あるいは誤って
秘密にしたい録音内容の録音テープを入れてその録音内
容を発呼者に聞かれるという可能性が無くなるととも
に、メッセージの録音終了位置信号も録音テープ上に記
録しておくことにより、応答メッセージを送出する前に
録音終了位置信号を録音テープから読み出し、応答メッ
セージの送出後すぐにこの録音終了位置信号が示す位置
まで録音テープを早送りできるので、いち早く発呼者メ
ッセージの録音を開始することができる。しかも最新の
録音終了位置信号がそのテープ自体に記録されるので、
例えば家族の各々が個人用の録音テープを保有したり、
目的別に録音テープを使い分けるような場合には、録音
テープを入れ換えてもそのテープ自体に記録された録音
終了位置信号に従って正常にテープ早送りができる。
信号を記録する為の識別信号記録手段と、電話回線から
の着信信号に応答して記録された識別信号を再生する手
段と、再生時に所定の識別信号が検出された場合のみ電
話回線を閉結する様に制御する制御手段とにより、正し
く応答メッセージが録音されていない不正規の録音テー
プが装着された場合には、着信に応答しない様になるた
め、応答メッセージ以外の不正規な録音内容が発呼者に
送出されない様にする事が出来る。よって発呼者に応答
メッセージ以外の音声が送出されたり、あるいは誤って
秘密にしたい録音内容の録音テープを入れてその録音内
容を発呼者に聞かれるという可能性が無くなるととも
に、メッセージの録音終了位置信号も録音テープ上に記
録しておくことにより、応答メッセージを送出する前に
録音終了位置信号を録音テープから読み出し、応答メッ
セージの送出後すぐにこの録音終了位置信号が示す位置
まで録音テープを早送りできるので、いち早く発呼者メ
ッセージの録音を開始することができる。しかも最新の
録音終了位置信号がそのテープ自体に記録されるので、
例えば家族の各々が個人用の録音テープを保有したり、
目的別に録音テープを使い分けるような場合には、録音
テープを入れ換えてもそのテープ自体に記録された録音
終了位置信号に従って正常にテープ早送りができる。
第1図は本発明の留守番電話装置一実施例に於けるの主
要部の構成を示すブロック図、第2図は同録音テープの
記録フォーマットを示す平面図、第3図は同録音テープ
のデータ領域に記録されるデータフォーマットを示すタ
イミングチャートである。 1……テープ走行手段 2……録音テープ 3……録音/再生ヘッド 4……回転検出手段 5……マイクロホン 6……録音増幅器 7……加算回路 8……データ信号検出手段 9……切替手段 10……電話回線 11……着信検出手段 12……制御手段 13……再生増幅器 14……回線閉結手段
要部の構成を示すブロック図、第2図は同録音テープの
記録フォーマットを示す平面図、第3図は同録音テープ
のデータ領域に記録されるデータフォーマットを示すタ
イミングチャートである。 1……テープ走行手段 2……録音テープ 3……録音/再生ヘッド 4……回転検出手段 5……マイクロホン 6……録音増幅器 7……加算回路 8……データ信号検出手段 9……切替手段 10……電話回線 11……着信検出手段 12……制御手段 13……再生増幅器 14……回線閉結手段
Claims (1)
- 【請求項1】1つの録音テープの所定の位置に応答メッ
セージを録音し、その後に電話回線から入力されるメッ
セージを録音する留守番電話装置において、テープの位
置を検出するテープ位置検出手段と、応答メッセージが
録音されている位置よりも前の位置に、識別信号と前記
テープ位置検出手段により検出されるメッセージの録音
終了位置信号を記録するデータ信号記録手段と、電話回
線からの着信信号に応答し、前記識別信号および録音終
了位置信号が記録されている位置でテープ再生動作を行
う手段と、前記識別信号が再生された場合のみ電話回線
を閉結し、応答メッセージを送出した後、前記再生動作
によって得られた録音終了位置信号が示す録音終了位置
までテープを早送りする制御手段とを備えたことを特徴
とする留守番電話装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61197529A JP2502538B2 (ja) | 1986-08-22 | 1986-08-22 | 留守番電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61197529A JP2502538B2 (ja) | 1986-08-22 | 1986-08-22 | 留守番電話装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6352551A JPS6352551A (ja) | 1988-03-05 |
JP2502538B2 true JP2502538B2 (ja) | 1996-05-29 |
Family
ID=16375982
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61197529A Expired - Lifetime JP2502538B2 (ja) | 1986-08-22 | 1986-08-22 | 留守番電話装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2502538B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6089157A (ja) * | 1983-10-21 | 1985-05-20 | Tamura Electric Works Ltd | 留守番電話装置のモ−ド設定方式 |
JPH0669191B2 (ja) * | 1984-12-28 | 1994-08-31 | ソニー株式会社 | 留守番電話装置 |
JPS61197529A (ja) * | 1985-02-26 | 1986-09-01 | Fuji Boseki Kk | 徐放性製剤 |
-
1986
- 1986-08-22 JP JP61197529A patent/JP2502538B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6352551A (ja) | 1988-03-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4654485A (en) | Single frequency remote control of telephone answering device accomplishes several functions dependent on the present state of the device | |
JP2502538B2 (ja) | 留守番電話装置 | |
JP2606209B2 (ja) | 留守番電話装置 | |
JP2543042B2 (ja) | 留守番電話装置 | |
US5367560A (en) | Telephone answering device with a plurality of passwords | |
JP2641722B2 (ja) | 留守番電話装置 | |
JPS61157138A (ja) | 留守番電話装置 | |
JPS6124855B2 (ja) | ||
JP2507142B2 (ja) | 留守番電話装置 | |
JPH077982B2 (ja) | 留守番電話装置 | |
JP2935061B2 (ja) | 留守番電話装置 | |
JP2726652B2 (ja) | 留守番電話装置 | |
JPH04304750A (ja) | 留守番電話装置 | |
JPH036059Y2 (ja) | ||
JPS6358419B2 (ja) | ||
JPH04360452A (ja) | ファクシミリ装置 | |
JPH033545A (ja) | 留守番電話装置 | |
JPS60217753A (ja) | 留守番電話装置 | |
JPS61157139A (ja) | 留守番電話装置 | |
JPS61157141A (ja) | 留守番電話装置 | |
JPH02119459A (ja) | 留守番電話装置 | |
JPH01149653A (ja) | 伝言録音装置 | |
JPH01162460A (ja) | 留守番電話装置 | |
JPS6259946B2 (ja) | ||
JPH0231541B2 (ja) | Rusubandenwasochi |