JPH01162460A - 留守番電話装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は留守番電話装置に関するものである。

従来の技術 従来より、留守番電話装置は電話回線からの呼び出し信
号に自動に応答して、発呼者に対して応答メツセージを
送出し、続いて発呼者からのメツセージを記録する装置
として広く知られている。

又、発呼者が遠隔地からリモート信号を送出する事によ
り、それまで記録されていたメツセージを聞く事のでき
る遠隔聴取機能付の留守番電話装置も一般的になってい
る。

留守番電話装置の発呼者からのメツセージを記録する媒
体は一般に録音テープが使用され、複数の発呼者のメツ
セージは前記録音テープの開始地点から終点に向かって
順番に録音される。留守番電話装置の所有者は遠隔聴取
時、又は帰宅時に留守番電話装置を操作して録音されて
いるメツセージを聴取する際、録音テープを巻戻して最
初に録音されたメツセージから、録音された順にメツセ
ージを聞く。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記の様な留守番電話装置を家庭や会社
等に設置する場合、家族や社員等複数の人が１台の留守
番電話を利用する事が多く、各個人あてのメツセージは
１本の録音テープに、電話が掛かってきた順に誰あての
メツセージか区別する事な（録音されていた。したかっ
て留守番電話の複数の利用者の内の一人が録音された自
分あてのメツセージを聞く場合、録音された全てのメツ
セージを最初から聞かなければならず、例えば１台の留
守番電話を５人が利用して一人当たり１０個のメツセー
ジが入ったとしたら５０個のメツセージを聞かなければ
ならず、自分あてのメツセージを聞きだすのに時間がか
かるという問題点があり、特に遠隔地より電話線を介し
てメツセージを聴取していた場合は通話料金が高くなる
という問題点を有していた。

又、自分にかかってきたメツセージ内容を他人や家族内
の別の誰かに聞かれる為、プライバシーを保護すること
が出来ないという問題点を有していた。

本発明は上記従来技術に鑑みてなされたもので、１本の
録音テープに複数の人のメツセージが録音されてもテー
プを再生する際、各個人別にメツセージ内容を再生する
事により、録音内容聴取時の自分あてのメツセージを聞
きだす時間を短縮し、かつプライバシーを保護する事の
出来る留守番電話装置を提供するものである。

問題点を解決する為の手段 この目的を達成する為に本発明の留守番電話装置は、発
呼者から送出される識別信号および発呼者からのメツセ
ージを録音テープに録音する録音手段と、発呼者のメツ
セージが終了した時にメツセージ終了信号を録音テープ
に録音するメツセージ終了信号記録手段と、操作者によ
って入力された操作者識別信号を認識する手段と、操作
者識別信号と録音テープに録音された識別信号が対応し
ない場合メツセージ終了信号を見つけるまで録音テープ
を早送りするようテープ走行手段を制御する制御手段と
から構成されている。

作用 この構成によって、録音されたメツセージを操作者が再
生する場合、発呼者によって録音された識別信号と操作
者によって入力された識別信号を比較し、両識別信号が
対応しないメツセージは録音テープを早送りする事とな
る。

実施例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。

第１図は本発明の一実施例に於ける留守番電話装置の主
要部の構成を示すブロック図である。第１図に於て、１
は応答メツセージテープを走行させる為の応答メツセー
ジテープ走行手段、２は受信メツセージテープを走行さ
せる為の受信メツセージテープ走行手段、３は応答メツ
セージ録音・再生ヘット、４は受信メツセージ録音・再
生ヘッド、５は応答メツセージ録音・再生ヘッド３、受
信メツセージ録音・再生ヘッド４の第１トラツクおよび
第２トラックを切り換えるヘッド切換手段、６〜１０は
アナログスイッチであり、６は録音スイッチ、７は再生
スイッチ、８はマイクスイッチ、９はラインアウトスイ
ッチ、１０はラインインスイッチである。１１は録音さ
れるべき受信メッセーシの終了を検出するメツセージ終
了検出手段であり、例えば無音状態が一定時間続（とメ
ツセージの終了とみなすものである。１２はメツセージ
終了検出手段１１が検出すると終了信号を発生するメツ
セージ終了信号発生手段である。

１３は受信メツセージの冒頭に宛先を識別する為の識別
信号を発生する宛先識別信号発生手段、１４は再生時に
受信メツセージテープに録音された宛先識別信号とメツ
セージ終了信号を検出するメツセージテープ録音信号検
出手段である。１５はマイクロホン、１６は録音・再生
増幅器、１７はスピーカ１８を駆動する為の増幅器、１
つは電話回線２２と本装置間のインターフェース回路、
２０は着信ヘル信号を検出する為のベル信号検出手段、
２１は電話回線２２を閉結する為のリレー、２３は発呼
者からの宛先信号を識別するリモート信号検出手段、２
４は再生時、再生したいメツセージを指定する再生用指
定信号入力手段、２５は本装置の制御を行う為の制御手
段であり、マイクロコンピュータで構成されている。

−〇− 第２図は受信メツセージテープに録音された信号及びメ
ツセージを示す図である。第２図に於て、Ｓｌ、Ｓ２．
Ｓ３〜Ｓｎはそれぞれ宛先識別信号であり、各メツセー
ジＭｌ、Ｍ２．Ｍ３〜Ｍｎの冒頭に録音される。Ｅｌ、
Ｅ２．Ｅ３〜Ｅｎはそれぞれメツセージ終了信号である
。

以上の様に構成された留守番電話装置について、以下そ
の動作について説明する。

先ず応答メツセージを録音する場合の動作について説明
する。応答メツセージ録音ボタン（図示せず）を押すと
制御手段２４が制御信号を出力することによってマイク
スイッチ８と録音スイッチ６を導通状態にする。同時に
制御手段２４はヘット切換手段５を制御し、応答メツセ
ージ録音・再生ヘット３を選択し、応答メツセージテー
プ走行手段１を定速走行状態に制御する。これにより、
装置は応答メツセージ録音状態となり、マイクロホン１
５より入力された応答メツセージが録音される。この応
答メツセージ中に、発呼者に宛先指定信号を送って（れ
るように要請するメツセージを入れてお（。例えば、「
Ａ氏に用件のある方は「１」のボタンを、３氏に用件の
ある方は「２」のボタンを、０氏に用件のある方は「３
」のボタンを押してから用件をお話し下さい。」という
ようなメツセージを録音しておく。本実施例では、宛先
指定信号としてダイヤルトーン信号（以下ＤＴＭＦ信号
と書く）を利用する例を示す。

次に着信動作について説明する。

着信があるとベル信号検出手段２ｏがベル信号を検出し
、制御手段２５に出方する。ベル信号がある定められた
回数に達すると、制御手段２５はリレー駆動手段２１を
能動状態とし、リレー接点２６をオン状態とし、回線２
３を閉結する。この後、制御手段２５はヘッド切換手段
５を制御し、応答メツセージ録音・再生ヘット３を選択
する。

そして制御手段２５はテープ走行手段１を定速状態にし
、再生スイッチ７とラインアウトスイッチ９を導通にす
る。これによって前述の録音テープに録音されている応
答メツセージは応答メツセージ録音・再生ヘット３がら
再生スイッチ７、録−７＝ 音・再生増幅器１６、ラインアウトスイッチ９、インタ
ーフェース回路１９を経て回線２２に送出される。応答
メツセージの再生が終了すると制御手段２５は応答メツ
セージテープ走行手段１を制御し、応答メツセージテー
プの走行を止め、再生スイッチ７とラインアウトスイッ
チ９をオフにする。

次に制御手段２５はヘッド切換手段５を制御し、受信メ
ツセージ録音・再生ヘッド４を受信メツセージテープの
第１トラツクに切り換え、受信メツセージテープを定速
走行状態にするよう受信メツセージテープ走行手段２を
制御する。ここで、リモート信号検出手段２３は発呼者
がらの宛先指定信号を検出した場合は、制御手段２５は
宛先を認識し、宛先識別信号発生手段１３を制御し宛先
指定信号に対応した宛先識別信号を発生させ、受信メツ
セージテープの第１トラツクに宛先識別信号を記録する
。この後ライン１１、スイッチ１０と録音スイッチ６を
オンとし、この後引き続いて第１トラツクに発呼者がら
の受信メツセージを録音する。メツセージ録音の終了を
メツセージ終了検出手段２５が検出すると制御手段２５
はヘッド切換手段５を制御し、受信メツセージ録音・再
生ヘッド４を第２トラツクに切り換え、メツセージ終了
信号発生手段１２を制御し受信メツセージテープの第２
トラツクにメツセージ終了信号を記録し、受信メツセー
ジテープ走行手段２を制御して受信メツセージテープの
走行を停止させる。リモート信号検出装置が宛先指定信
号を認識しなかった場合は宛先識別信号を録音すること
なく、受信メツセージテープの第２トラツクに受信メツ
セージを録音する。この場合メツセージ終了信号を録音
しない。これで１回目の受信メツセージの録音が終了す
る。制御手段２５は応答メツセージテープを応答メツセ
ージテープ走行手段１を制御して、テープの頭出しを行
いリレー駆動回路２１を非動作状態として、リレー接点
２６を解放状態にすることにより、回線を開放し次の着
信に備える。

以後、着信がある毎に同様にして宛先識別信号、受信メ
ツセージ、受信メツセージ終了信号が録音ｌＯ− されていく。

次に、使用者が帰宅時に受信メツセージを再生する場合
について説明する。

再生用指定信号入力手段２４により、予め定められた宛
先を示すコードを入力すると制御手段２５はそのコード
を認識し、受信メツセージテープ走行手段２を制御して
受信メツセージテープをテープ始点まで巻戻した後、受
信メツセージテープ走行手段２を定速走行状態にする。

このとき制御手段２５はヘッド切換手段５を制御し受信
メツセージ録音・再生ヘッド４を第１トラツクに切り換
え、再生スイッチ７をオンとする。受信メツセージテー
プの第１トラツクの各メツセージの先頭に記録された宛
先識別信号を再生スイッチ７、録音・再生増幅器１６を
経由してメツセージテープ録音信号検出手段１５により
検出し、制御手段２５は再生すべき宛先のメツセージか
どうか先に再生用指定信号入力手段２４から入力された
コード七比較判断しコードと宛先識別信号が合致したら
、その後に続（メツセージを再生し、再生スイチ７、録
音・再生増幅器１６、増幅器１７を経由してスピーカ１
８よりメツセージを出力する。

コートと宛先識別信号が合致しなかったら、制御手段２
５はヘット切換手段５をｍ制御し、受信メツセージ録音
・再生ヘット４を第２トラツクに切り換え、受信メツセ
ージ録音・再生ヘット４を第２トラツクに接触させたま
ま受信メツセージテープ走行手段２を早送りさぜる。第
２トラツクに記録されたメツセージ終了信号を受信メツ
セージ録音・再生ヘッド４が再生すると、終了信号は再
生スイッチ７、録音・再生増幅器１６、メツセージテー
プ録音信号検出手段１５を経由して制御手段２５に出力
される。制御手段２５は終了信号を検出するき、受信メ
ツセージテープ走行手段２を定速走行にすると共に、ベ
ット切換スイッチ５を制御し受信メツセージ録音・再生
ヘッド４をトラック１に切り換える。ここで再度前回と
同じように宛先識別信号を検出し判別する。以下同様に
再生していき、録音されたメツセージの最終点で停止す
る。

次に発呼者が電話回線を通して遠隔聴取する場合につい
て説明する。

着信があるとベル信号検出手段２０がベル信号を検出し
、制御手段２５に出力する。ベル信号がある定められた
回数に達すると、制御手段２５はリレー駆動回路２１を
能動状態とし、リレー接点２６をオン状態とし、電話回
線２２を閉結する。

この後、制御手段２５はヘッド切換手段５を制御し、応
答メツセージテープ録音・再生ヘッド３を選択し、応答
メツセージテープ走行手段１を定速走行状態とし、再生
スイッチ７さラインアウトスイッチ９を導通とし、応答
メツセージテープに録音されている応答メツセージは応
答メツセージ録音・再生ヘッド３から再生スイッチ７、
録音・再生増幅器１６、ラインアウトスイッチ９、イン
ターフェース回路１９を経て電話回線２１に送出される
。応答メツセージ送出中、受信メツセージテープの内容
を再生する為のリモート信号が入力されるとリモート信
号検出手段２３は、制御手段２５に出力する。制御手段
２５は受信メツセージ−１３＝ テープの内容を再生する為のリモート信号であることを
認識すると、次に再生用指定信号が発呼者から一定時間
以内に入力されるのを監視する。もし一定時間以内に個
人別メツセージ再生信号が入力されない時はそのまま留
守番電話応対動作を続行する。一定時間以内に再生用指
定信号が入力されるとリモート信号検出手段２３が検出
し制御手段２５に出力する。制御手段２５は再生用指定
信号を認識し、受信メツセージテープ走行手段２を制御
し、受信メツセージテープをテープ開始点まで巻戻しし
た後、定速走行状態にする。この時、制御手段２５はヘ
ッド切換手段５を制御し、受信メツセージ録音・再生ヘ
ッド４を第１トラツクに切り換え、再生スイッチ７とラ
インアウトスイッチ９をオンにする。受信メツセージテ
ープの第１トラツクの各メツセージの先頭に記録された
宛先識別信号を再生スイッチ７、録音・再生増幅器１６
を経由してメツセージテープ録音信号検出手段１５によ
り検出し、制御手段２５は再生すべき宛先のメツセージ
か先に発呼者から入力された再生用指定信号と比較判断
し再生用指定信号と宛先識別信号が合致した場合と宛先
識別信号が録音されていない場合、メツセージを再生し
、再生スイッチ７、録音・再生増幅器１６、ラインアウ
トスイッチ９、インターフェース回路１９を経由して電
話回線２２に出力する。再生用指定信号と宛先識別信号
が合致しなかったら、制御手段２５はヘッド切換手段５
が受信メツセージ録音・再生ヘッド４を第２トラツクに
切り換えるよう制御し、受信メツセージ録音・再生ヘッ
ド４を第２トラツクに接触させたまま受信メツセージテ
ープ走行手段２を早送りさせる。第２トラツクに記録さ
れたメツセージ終了信号を受信メツセージ録音・再生ヘ
ッド４が再生すると、終了信号は再生スイッチ７、録音
・再生増幅器１６、メツセージテープ録音信号検出手段
１５を経由して制御手段２５に出力される。制御手段２
５は終了信号を検出すると、受信メツセージテープ走行
手段２を定速走行にするとともに、ヘッド切換スイッチ
５を制御し受信メツセージ録音・再生ヘッド４を第１ト
ラックに切り換える。ここで再度前回と同じ動作を繰り
かえし、録音されたメツセージの最終点で停止する。

再生用指定信号と宛先識別信号の対応関係を知らない使
用者は宛先識別信号の録音されたメツセージを再生する
ことができない。この方法によりプライバシーを保護す
ることができる。再生用指定信号を複数の桁数に設定し
複雑にすることによって、再生用指定信号と宛先識別信
号の対応関係を解読されることを防止することができる
。

尚、本実施例ではリモート信号をＤＴＭＦ信号としたが
、発呼者に用件相手の名前を言わせることにし、その名
前を音声認識して宛先識別信号に変換するようにしても
よい。

又、再生用指定信号入力手段２４は、留守番電話装置に
設けられた他の機能を有するボタンと兼用してもよく、
電話機能を有する留守番電話装置ではダイヤルボタンと
兼用してもよい。

発明の効果 以上の様に本発明は、発呼者から送出される識別信号お
よび発呼者からのメツセージを録音チープに録音する録
音手段と、発呼者のメツセージが終了した時にメツセー
ジ終了信号を録音テープに録音するメツセージ終了信号
記録手段と、操作者によって入力された操作者識別信号
を認識する手段と、操作者識別信号と録音テープに録音
された識別信号が対応しない場合次の識別識別信号を見
つけるまで録音テープを早送りするようテープ走行手段
を制御する制御手段とから構成されているため、各操作
音別に識別信号を割当てていれば１本の録音テープに複
数の使用者宛のメツセージが録音されても、テープを再
生する際に特定の操作者の以外の人宛のメツセージが録
音された部分は早送りするので、録音内容聴取時の自分
あてのメツセージを聞きだす時間が短縮され、特に遠隔
聴取時の通話料金を低減し、かつプライバシーを保護す
る事の出来る留守番電話装置を提供するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に於ける留守番電話装置の主
要部の構成を示すブロック図、第２図は同録音テープの
記録状態を示す平面図である。 １・・・応答メツセージテープ走行手段２・・・受信メ
ツセージテープ走行手段３・・・応答メツセージ録音・
再生ヘッド４・・・受信メツセージ録音・再生ヘッド５
・・・ヘッド切換手段 ６・・・録音スイッチ　　　　□ ７・・・再生スイッチ ８・・・マイクスイッチ ９・・・ラインアウトスイッチ １０・・・ラインインスイッチ １１・・・メツセージ終了検出手段 １２・・・メツセージ終了信号発生手段１３・・・宛先
識別信号発生手段 １４・・・メツセージテープ録音信号検出手段１５・・
・マイクロホン １６・・・録音・再生増幅器 １７・・・増幅器 １８・・・スピーカ ｌ９・・・インターフェース回路 ２０・・・ベル信号検出手段 ２１・・・リレー駆動回路 ２６・・・リレー接点 ２２・・・電話回線 ２３・・・リモート信号検出手段 ２４・・・再生用指定信号入力手段 ２５・・・制御手段

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 発呼者から送出される識別信号および発呼者からのメッ
   セージを録音テープに録音する録音手段と、発呼者のメ
   ッセージの終了時にメッセージ終了信号を録音テープに
   録音するメッセージ終了信号記録手段と、録音テープを
   走行させるテープ走行手段と、操作者によって入力され
   た操作者識別信号を認識する手段と、録音テープの再生
   中に操作者識別信号と録音テープに録音された識別信号
   が対応しない場合メッセージ終了信号を見つけるまで録
   音テープを早送りするよう前記テープ走行手段を制御す
   る制御手段を備えた事を特徴とする留守番電話装置。