JPH0487446A

JPH0487446A - 留守番電話装置

Info

Publication number: JPH0487446A
Application number: JP20150390A
Authority: JP
Inventors: Hiroatsu Ueno; 上野　博厚; Shinji Takakura; 高倉　愼治
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1990-07-31
Filing date: 1990-07-31
Publication date: 1992-03-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は留守番電話装置に関するものである。

（従来の技術）従来より、留守番電話装置は電話回線からの呼出信号に
自動的に応答して、発呼者に対して応答メツセージを送
出し、続いて発呼者がらのメツセージを録音する装置と
して広く知られている。また、発呼者が遠隔地から制御
信号を送出すると、それまで録音されたメツセージを聞
くことが出来る遠隔聴取機能付の留守番電話装置も一般
的になっている。

留守番１１１話装置の発呼者からのメツセージを録音す
る媒体は一般に録音テープが使用され、複数のメツセー
ジは前記録音テープの開始地点から順番に録音され、そ
のメツセージ聴取は前記録音テープを巻き戻し、録音さ
れた順にメツセージを聞くことが出来る。また、多局線
回線を有し、それらの回線に対して応答出来る留守番電
話装置も一般的になっており、各局線から入来した発呼
者のメツセージは、応答した順に録音テープに録音され
、録音類にメツセージを聞くことが出来る。なお、各メ
ツセージの前に、どの局線からの入来メツセージである
かを音声により知らせるものもある。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、上記のような多局線に応答可能な留守番
電話装置を家庭に設置する場合、各局線毎に使用者を決
めて利用することが多く、各局線から入来したメツセー
ジは１本の録音テープに、電話がかかってきた順に録音
されていた。従って自分専用の局線よりの入来メツセー
ジを聞く場合、録音された全てのメツセージを最初から
聞かなければならず、自分宛のメツセージを聞くのに時
間を要するという問題点を有していた。また、遠隔聴取
時の通話時間が長くかかり、通話料金が高くなるという
問題点を有し、さらに自分にかかってきたメツセージ内
容を他の局線の利用者も聞くことができるため、プライ
バシー保護の問題点を有していた。

本発明は上記従来技術の問題点に鑑みてなされたもので
、複数の局線より入来メツセージが１本の録音テープに
録音されても各局線別にメツセージ内容を再生すること
を可能にして、メツセージ再生時間を短縮し、遠隔聴取
時の通話時間を短縮し、さらに、メツセージ聴取のプラ
イバシーを保護することが出来る留守番電話装置を提供
することを目的とする。

（課題を解決するための手段）この目的を達成するために本発明の留守番電話装置は、
複数の電話回線からのメツセージの録音が可能な留守番
電話装置において、電話回線別に上記メツセージを再録
音しておき、ＩＤコード等による指定により電話回線別
に上記再録音されたメツセージを再生して送出する構成
によって達成する。

（作　用）上記本発明の構成によって、電話回線からの録音された
メツセージが、その入来した局線別に録音テープに再録
音され、入来した局線別にメツセージの再生が可能とな
り、したがって再生時間の短縮やプライバシー保護の目
的が達せられる。

（実施例）以下本発明の実施例について、図面を参照して詳細に説
明する。

第１図は本発明の一実施例における留守番電話装置の主
要部の構成を示すものである。第１図において、ｌａ、
ｌｂは電話回線、２ａ、２ｂはそれぞれ電話回線１ａ、
ｌｂとのインタフェース回路、３ａ、３ｂはそれぞれ電
話回線１ａ、ｌｂより到来する着信信号を検出するため
の着信信号検出手段である。４はＡ／Ｄコンバータ、Ｄ
／Ａコンバータ及びＤＲＡＭから構成される入来メツセ
ージ録音媒体、５は録音再生増幅器、６は発呼者の終話
を検出する終話検出手段であり、７は応答メツセージテ
ープ８を走行させるためのテープ走行手段、９は応答メ
ツセージテープ８の録音・再生ヘッドである。ＩＯは入
来メツセージ録音テープＩＩを走行させるためのテープ
走行手段、１２は入来メツセージ録音テープ１１の録音
・再生ヘッド、１３はテープ走行手段ｌＯのリール駆動
軸の回転を検出し、パルス信号を出力する回転検出手段
、１４は本装置の制御を行うための制御手段であり、記
憶手段１４ａのＲＡＭを内蔵したマイクロコンピュータ
で構成されている。また、１５は発呼者側からリモート
信号であるＤＴＭＦ信号を検出し、その信号に対応した
コードを出力するリモート信号検出手段である。

第２図は、入来メツセージ録音テープ１１の記憶フォー
マットを示しており、Ａ、Ｂはそれぞれ回線１ａ及び回
線１ｂからの入来メツセージの各メツセージ終点での回
転数を示す。なお、Ａ。＋Ｂａはそれぞれ回線１ａ、ｌ
ｂからの入来メツセージ録音領域の始点での回転数で、
固定であり記憶手段＋４ａに記憶されている。

以上のように構成された本発明の留守番電話装置につい
て、以下その動作を第３図の、第１図の動作を表すフロ
ーチャートを参照して説明する。

はじめに、着信動作について電話回線１ａから着信があ
った場合を例にして説明する。

電話回線１ａから着信信号があると着信信号検出手段３
ａから着信検出信号が制御手段１４に印加される。制御
手段１４は着信があったことを検知しくステップ（以下
Ｓと記す）１）、インタフェース回路２ａを制御し回線
を閉結する（Ｓ２）。この後、制御手段１４は閉結した
電話回線の番号を記憶手段１４、ａに記憶しくＳ３）、
応答メツセージテープの走行手段７及び応答メツセージ
テープの録音・再生ヘッド９を制御して、応答メツセー
ジテープを再生し電話回線１ａに送出する（Ｓ４）。応
答メツセージ送出後、制御手段１４は発呼者の用件を、
インタフエース回路２ａから録音再生増幅器５を経て、
入来メツセージ録音媒体４に入力し、Ａ／Ｄ変換したデ
ータをＤＲＡＭに記憶することによって、録音を開始す
る（Ｓ６）と共に、終話検出手段６により、発呼者の回
線切断を監視する（Ｓ７）。終話検出手段６が終話を検
出すると、制御手段１４は入来メツセージ録音媒体４を
制御して録音動作を停止し、電話回線１ａを開放する（
Ｓ８）。

次に電話回線開放後の入来メツセージ録音テープ１１へ
の録音動作について説明する。

記憶手段１４ａに記憶され、応答着信した電話回線の番
号により電話回線１ａであるか、電話回線１ｂであるか
を判断しくＳ９）制御手段１４は、入来メツセージ録音
テープ走行手段ＩＯを制御するが、ここでは応答着信回
線が電話回線１ａであるとして説明する。制御手段１４
は、電話回線１ａからの入来メツセージ録音領域のメツ
セージの終点に早送り、あるいは巻戻しする（Ｓ１０ａ
）。この時、入来メツセージ録音領域の終点は、前回入
来メツセージが録音された時に記憶手段１４ａに記憶さ
れた回転検出手段１３から出力されたパルス数の累計と
、現在のパルス数の累計を比較することによって検出さ
れる。記録手段１４ａに記憶された回転数と現在の回転
数が一致すると（Ｓｌｌａ）、入来メツセージ録音テー
プ走行手段１０を停止させる。次に制御手段１４で、Ｄ
　ＲＡ　Ｍの記憶データをＤ／Ａ変換し、入来メツセー
ジ録音テープ走行手段１０を定速走行させ、ＤＲＡＭの
再生内容を入来メツセージ録音テープ用の録音・再生ヘ
ッド１２により入来メツセージ録音テープ１１に録音を
開始する（Ｓ１２ａ）。制御手段】４は、Ｄ　ＲＡ　Ｍ
の再生終了を検知すると（Ｓ１３ａ）入来メツセージ録
音テープ走行手段１０を停止し、再録音動作を終了する
。今回の入来メツセージ再録音終了後、入来メツセージ
の終了地点での回転検出手段１３からのパルス数の入来
メツセージ録音領域の始点からの累計を記憶手段１４ａ
に記憶する（　Ｓ　１４ａ）。電話回線１ｂから応答着
信した場合も上記と同じ動作により、電話回線１ｂから
の入来メツセージ録音領域に再録音されることとなり、
以後の着信録音動作も上記と同じ方法により行なわれる
。

次に、遠隔操作により入来メツセージ録音テープ１１の
再生動作について説明する。これは出先からメツセージ
を聞く場合である。

入来メツセージの遠隔聴取に際し、予めそれぞれの回線
に対応する識別コード（以下ＩＤコードという）を記憶
手段１４ａに記憶させておく。この実施例において、電
話回線１ａに対応するＩＤコードをＩＤコードａ、回線
１ｂに対応ずＩＤコードをＩＤコードｂとする。この遠
隔操作再生は、第１図において８４までは前述までと同
じ動作をし、その応答メツセージ再生中、制御手段１４
は入来メツセージ録音テープ１１の内容を再生するため
のリモート信号を監視する。リモート信号検出手段１５
は、リモート信号であるＤＴＭＦ信号を検出すると、そ
の信号に対応したコードに変換し出力する。

制御手段１４はそのコードを入力し、記憶手段１４ａに
記憶された前記ＩＤコードを検索する（Ｓ５）。

その検索結果、前記ＩＤコードに一致すると、そのＩＤ
コードに対応した電話回線からの入来メツセージを再生
させるが、ここでは１０コードａが検出されたとして説
明する。制御手段１４は、電話回線１ａからの入来メツ
セージ録音領域の始点Ａ。

（第２図）に早送りあるいは巻戻しする（Ｓ１５ａ）。

この時、電話回線１ａからの入来メツセージ録音領域の
始点Ａ。は、予め記憶手段１４ａに記憶されている回転
数と現在の回転数を比較することによって検出される（
Ｓ１６ａ）。記憶手段１４ａに記憶された回転数と現在
の回転数が一致すると、入来メツセージ録音テープ走行
手段１０を走行させ、入来メツセージ録音テープ１１の
内容を再生する（Ｓ１７ａ）。

その再生終了後、前記と同様に再びリモート信号を監視
し、コード入力があると記憶手段１４ａに記憶された前
記ＩＤコードを検索しく５１８ａ）、コード入力がＩＤ
コードａに一致すればステップ１５ａに戻り、始点へ〇
からメツセージを再生する。

ＩＤコードｂに一致すれば５１５ｂに進み、電話回線１
ｂからのメツセージの録音領域始点Ｂ０に頭出しを行な
い、メツセージを再生する。コード入力が一定時間なけ
ればステップ２０に進み回線を開放する。

以を本発明を実施例により説明したが、入来メツセージ
録音再生媒体はＤ　ＲＡ　Ｍではなく、応答メツセージ
テープに電話回線からの入来メツセージの録音領域を設
け、ここに録音するようにしてもよい。

また、本実施例では２局線の留守番電話装置としたが、
それ以上の複数局線を有してもよいことは論をまたず、
さらに本実施例ではリモート信号をＤＴＭＦ信号とした
が、発呼者に選択したい局線の番号を言わせ、それを音
声認識してＩＤコードに変換するようにしてもよい。

（発明の効果）以上詳細に説明して明らかなように本発明は、電話回線
別にその回線から送られたメツセージを再録音して有し
ているからメツセージの遠隔制御再生や帰宅後の再生要
求に対し、短時間で再生することができ、したがって遠
隔制御再生では通話料が低減になり、また、他の回線の
メツセージは再生されないので、プライバシー保護が保
たれるから、用いて実用上大きな効果が得られる。

【図面の簡単な説明】第１図は本発明の一実施例の留守番１を詰装置を示すブ
ロック図、第２図は録音領域を示す図、第３図は第１図
の動作のフローチャートである。ｌａ、ｌｂ・・・電話回線、　２ａ、２ｂ・・・インタ
フェース回路、　３ａ、３ｂ・・・着信信号検出手段、
　４　・・・入来メツセージ録音媒体、　５　・・・録
音再生増幅器、　６　・・・終話検出手段、　７．ｔｏ
・・・テープ走行手段、１３・・・回転検出手段、１４
・・　制御手段、＋４ａ・・・記憶手段、１５・・・リ
モート信号検出手段。特許出願人　松下電器産業株式会社第１図

Claims

【特許請求の範囲】

複数の電話回線からのメッセージの録音が可能な留守番
電話装置において、電話回線別に上記メッセージを再録
音しておき、ＩＤコード等による指定により電話回線別
に上記再録音されたメッセージを再生して送出すること
を特徴とする留守番電話装置。