JP2550984B2 - 留守番電話装置 - Google Patents

留守番電話装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は留守中にかかって来る電話に自動的に応答す
るようにした留守番電話装置に関するものである。
〔従来の技術〕
留守番電話装置は、一般に使用者の留守中に電話がか
かって来るとこれを検出し、先ず予め記録媒体に記録さ
れた留守録音を行う旨の応答メッセージ(以下単にOGM
と言う)を再生し、この再生された応答メッセージを回
線を通じて電話の発呼者に伝え、然る後、発呼者から回
線を通じて送られて来る用件メッセージ(以下単にICM
と言う)を記録媒体に記録するように無されている。
また従来のOGMとICMの記録方式としては大別して次の
4つのタイプがある。
(1)、OGMの記録専用のカセットテープとICMの記録専
用のカセットテープとの2本のテープを用いるもの。
(2)、OGMとICMとを1本のカセットテープに記録する
もの。
(3)、OGMとICMとをダイナミックRAM等の固体メモリ
に記録するもの。
(4)、OGMを固体メモリに記録し、ICMをカセットテー
プに記録するもの。
また記録されたICMを再生する方法としては、使用者
が帰宅して留守番電話装置を再生モードにすることによ
り、ICM再生を行う方法と、使用者が外出先の電話器を
用いて留守番電話装置を呼び出し、所定のリモートコン
トロール信号を送って留守番電話装置を再生モードにす
ることにより、ICM再生を行う方法とがある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の留守番電話装置で、順次に記録された複数のIC
Mを再生する場合、各ICMを全部再生すると非常に時間が
かかる。特に1台の留守番電話装置を複数の人が使用す
るような場合は、自分宛でない再生されたICMまで聞か
されることになり、時間がかかると共に不愉快にもな
る。また場合によっては自分宛又は他人宛のICMの秘密
が漏れることにもなる。もたICMを再生する場合は、取
敢えず要点のみ、例えば発呼者がICMの冒頭で名乗る発
呼者の氏名のみを知ればよい場合が多い。
従って、自分宛でないICMやICMの要点以外の部分を飛
ばして聞くために、使用者はスキップ操作を行うことに
なる。このため再生音を聞きながら早送り釦を繰り返し
操作しなければならず、非常に手間がかかると共に時間
もかかる。特に外出先からリモートコントロールによっ
て、ICM再生を行う場合は電話代も嵩むことになる。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明においては、電話の着信があると、再生手段に
より応答メッセージを再生した後、発呼者のICMを記録
する第1記録再生手段とは別に、上記応答メッセージの
再生開始と同時に、上記発呼者の通話の所定時間の記録
を開始する第2記録再生手段を設けている。
また本発明においては、上記第1記録再生手段に記録
された上記ICMの開始位置を示す信号を上記第2記録再
生手段に記録する手段を設けている。
〔実施例〕
図面は本発明を前述した(1)のタイプの留守番電話
装置に適用した場合の実施例を示す。
図面において、1はOGMの記録再生を行うテープデッ
キで、カセットテープ2及び録再ヘッド3等が設けられ
ている。4はICMの記録再生を行うテープデッキで、カ
セットテープ5及び録再ヘッド6等が設けられている。
7は本発明により設けられたインデックス記録再生部
で、ICMの冒頭部分を順次記録する記録再生媒体として
ダイナミックRAM8と図示せずもA/D変換器及びD/A変換器
が設けられている。
9は回線インターフェース、10は電話の着信検出回
路、11はリモートコントロール信号検出回路、12はシス
テム制御を行うマイクロコンピュータ、13はタイマ回
路、14は記録アンプ等を含む記録回路部、15は再生アン
プ等を含む再生回路部、16はマイクロホン、17はスピー
カである。
マイクロコンピュータ12は記録回路部14、再生回路部
15、インデックス記録再生部7及びテープデッキ1、4
等を夫々所定のタイミングで所定の状態に成すように制
御する。
次に上記の構成により留守録音を行う場合について説
明する。
先ず、マイクロホン16を用いてOGMの録音を行う。マ
イクロホン16からのOGM信号は記録回路部14で処理され
た後、テープデッキ1に送られ、ヘッド3を介してテー
プ2に記録される。次にOGMの確認再生を行うためにテ
ープデッキ1を再生モードにすると、テープ2からヘッ
ド3により再生されたOGM信号は再生回路部15で処理さ
れてスピーカ17に加えられることによりチェックされ
る。
次に留守番電話装置を留守モードにすると、テープ2
のOGMの頭出しが行われると共に、テープ5のICMを記録
すべき部分の頭出しが行われる。そして使用者が外出
し、装置は着信を待機する状態となる。
この状態で電話の着信があると、回線からのベル音信
号が回線インターフェース9を通じて着信検出回路10で
検出される。この検出に基づいてマイクロコンピュータ
12はテープデッキ1を再生モードに成すと共に再生回路
部15を動作させる。テープ2からヘッド3により再生さ
れたOGM信号は再生回路部15から回線インターフェース
9を通じて回線に送出され発呼者に伝えられる。OGMの
再生終了と共に所定の信号音を発呼者に送ると共に、テ
ープデッキ4を記録モードに成し、さらに記録回路部14
及びインデックス記録再生部7を動作させる。発呼者は
上記信号音を聞いた後、ICMを送って来る。このICM信号
は回線インターフェース9から記録回路部14を通じてテ
ープデッキ4に加えられ、ヘッド6によりテープ5に記
録される。これと同時に上記ICM信号の冒頭部分はイン
デックス記録再生部7において上記A/D変換器によりデ
ィジタル信号に変換された後、RAM8に記録される。この
RAM8への記録は例えばICMの始めから数秒間行われる。
これによってICMのうち例えば発呼者の氏名等がRAM8に
記録される。尚、RAM8の上記数秒間の記録時間はタイマ
回路13により管理される。
上述のようにしてICMの記録が終了し電話が切れる
と、装置は再び着信待機状態となる。尚、このときテー
プデッキ1のテープ2のOGMの頭出しが成されている。
次に2回目の着信があると、上述と同様にして着信が検
出され、発呼者のICMがテープ5に記録されると共に、I
CMの冒頭部分がRAM8に記録される。上述の動作が繰り返
されることによりテープ5にICMが順次に記録されると
共に、RAM8にICMの冒頭部分が順次に記録される。
次に以上のようにして記録されたICMを再生する場合
について述べる。
使用者が在宅してICM再生を行う場合は装置を在宅モ
ードにした後、ICM再生モードに成す。これによってイ
ンデックス記録再生部7が再生モードとなり、RAM8の内
容が読み出される。RAM8から順次に読み出された各ICの
冒頭部分の信号はインデックス記録再生部7において上
記D/A変換器によりアナログ信号に変換された後、再生
回路部15を通じてスピーカ17に供給される。これによっ
て使用者はRAM8に記憶された複数のICMの各冒頭部分を
聞くことができる。従って、この各ICMの冒頭部分をテ
ープ5に記録された全部のICMのインデックスとして用
いることができる。
この後、必要に応じてテープデッキ4を再生モードに
すれば、テープ5に記録されたICMが再生回路部15を通
じてスピーカ17に供給される。このとき、上記RAM8から
読み出された各ICMの冒頭部分をインデックスとして利
用することにより、必要なICMのみを聞くようにするこ
とができる。
また使用者が外出先の電話器を用いてリモートコント
ロールによりICM再生を行う場合は、使用者は自分の識
別信号を含めた所定のリモートコントロール信号を送
る。このリモートコントロールは回線インターフェース
9を通じてリモートコントロール信号検出回路11で検出
される。この検出に基づいてマイクロコンピュータ12が
インデックス記録再生部7を再生モードと成すことによ
り、上述と同様にしてRAM8の内容が読み出される。この
読み出された各ICMの冒頭部分の信号はインデックス記
録再生部7から再生回路部15及び回線インターフェース
9を通じて使用者の外出先の電話器に伝えられる。これ
によって使用者は留守中にかかって来た電話のICMの冒
頭部分をインデックスとして知ることができる。この
後、必要に応じて所定のリモートコントロール信号を送
ってテープデッキ4を再生モードにして、テープ5に記
録されたICMを聞くこともできる。
上述した実施例による留守番電話装置には以下に述べ
る種々の機能を付加することができる。
(1)、RAM8にICMの冒頭部分を記録する際、音声検出
等を行い、音声が検出されたときにICMが始まったもの
としてタイマ回路13を動作させ、その後数秒間だけICM
を記録する。
これによって、RAM8への無駄な記録を無くしRAM8の容
量を有効に使用することができる。
(2)、RAM8にICMの冒頭部分と共に下記のような種々
のデータを記録する。
a、テープ5に記録されるICMの記録開始点及び記録終
了点等の位置情報。これは例えばテープデッキ4のリー
ル軸の回転回数をカウントした値として記録される。
b、ICMの記録日、時刻。
c、全てのICMの記録合計時間。
d、発呼者の識別信号。これは例えば予めOGMに、発呼
者を特定する識別信号(予め約束てある)を送ることを
望む旨の内容を盛り込んで置くことにより実現できる。
e、ICMを再生するときに他のICMより優先的に再生され
ることを示す優先順位信号。
f、ICMを他人に聞かせたくない場合に再生を禁止する
ための信号。
g、ICMの相手を特定する信号。
h、上記特定されたICMの相手に対してのみのICMの記録
合計時間。
尚、上記e、f、gの各信号の記録は、予めその旨を
OGMに盛り込んで置くことにより実現することができ
る。また上記、a、b、c、h等の信号は、ICMの再生
時にRAM8から読み出して表示することができる。このう
ち例えば時間等に関するものは音声合成又は信号音等に
より表示するようにしてもよい。
上記aのデータ(リール軸の回転回数のカウント値)
はテープ5の再生時において、各ICMの検索に利用する
ことができる。
また上記d、e、f等の信号は特に1台の留守番電話
装置を複数の人で使用する場合に用いて有効である。即
ち、他人宛の不要なICMを再生しないで済み、また自分
宛及び他人宛のICMの秘密を保護することができる。
(3)、RAM8の容量が少ない場合は、ICM記録の終了後
又はRAM8の満杯後にRAM8に記録されたICMの冒頭部分を
順次にテープ2及び/又はテープ5の所定の部分に記録
する。その場合、テープ2に対してはOGMの後の部分に
記録し、テープ5に対してはICM記録部分より前の所定
の部分に記録すれば、再生時にインデックスとして用い
るのに都合がよい。
このように成すことにより、RAM8の容量が少なくても
多くのインデックスを得ることができる。また停電等に
より電源が切られてRAM8のデータが消滅しても、インデ
ックスを保護することができる。さらにテープ2、5を
他のテープレコーダで再生するときもインデックスを利
用することができる。
(4)、留守録音を行う場合、装置が応答してOGMが再
生されると、始めのうち発呼者が留守番電話装置が応答
していることに気が付かないで、OGMの再生中に自分の
氏名を言ってしまうことがよくある。このような場合に
備えて、OGMの再生と同時にインデックス記録再生部7
を記録モードと成し、発呼者が留守録音であることに気
が付いて電話を切る前に話した発呼者の氏名をRAM8に記
録するようにしてよい。
また実施例は従来の技術の項で述べた前記(1)のタ
イプの留守番電話装置に本発明を適用した場合である
が、本発明を前記(2)、(3)、(4)のタイプの留
守番電話装置に適用することもできる。またICMの一部
を記録するRAM8に代えて例えば磁気テープ等の他の記録
媒体を適宜用いることができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、再生手段による応答メッセージの再
生開始と同時に、第2記録再生手段により上記発呼者の
通話の所定時間の記録を開始するので、発呼者が、着信
後に発する呼びかけ、自分の名前等の声が記録され、こ
れを再生して用件メッセージのインデックスとして使用
でき、応答メッセージの再生中に電話を切った場合であ
っても、発呼者の声が記録されて、留守中の発呼者を知
ることができる。
【図面の簡単な説明】 図面は本発明の実施例を示すブロック図である。 4……ICM記録再生用テープデッキ 5……テープ 7……インデックス記録再生部 8……RAM 12……マイクロコンピュータ である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話の着信があると、再生手段により応答
    メッセージを再生した後、発呼者の用件メッセージを記
    録する第1記録再生手段と、 上記応答メッセージの再生開始と同時に、上記発呼者の
    通話の所定時間の記録を開始する第2記録再生手段とを
    備えた留守番電話装置。
  2. 【請求項2】上記第1記録再生手段に記録された上記用
    件メッセージの開始位置を示す信号を上記第2記録再生
    手段に記録するようにした特許請求の範囲第1項に記載
    の留守番電話装置。
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