JPH02238756A - 留守番電話装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ この発明は、不在時の着信内容を録音する留守番電話装
置に間するものである． ［従来の技術］ 従来、不在時の着信内容を録音する留守番電話装置が用
いられている。これは着信に対して自動応答し、応答メ
ッセージのアナウンス終了後、発呼者にトーン信号を聞
かせ、これを契機として用件の録音を促すものである。

しかし、この方法では極めて事務的に感ずる者もいるの
で、近年は対話式録音が提案されている． これは、対話式録音であることの設定をスイッチで設定
し、相手応答を想定した期間は、録音媒体に無音を録音
する方式である． ［発明が解決しようとする課題］ しかしながら応答メッセージはアクセスのスピード等の
要求から半導体メモリに記憶されることが多いが、半導
体メモリは記憶容量が限られるため、録音時間が１５秒
程度に限定される．このようにメッセージ録音のためさ
え録音時間が限定されるのに、その制限された時間内に
無音録音時をとらねばならないので、メッセージのため
の時間が短くなってしまう．また、従来の留守番電話装
？に対話式録音であることを設定するためのスイッチを
設ける必要があるので部品が増え、経済性が悪くなる。

［課題を解決するための手段］ このような課題を解決するなめにこの発明は、無音録音
情報を有音録音情報とは別個に記憶させ、再生時に有音
録音情報を再生した後に無音情報を再生し、ポーズボタ
ンの押下時間分だけ無音が挿入されるようにしたもので
ある。

［作用］ 対話式録音であることはポーズボタンの押下による無音
録音があった場合に判定され、相手応答のタイミングで
ポーズボタンを押下するとそのポーズ時間がメモリに記
憶され、再生時は応答メッセージの有音部とポーズ押下
時間分の無音時間が時閏的に直列に合成される。

［実施例コ 第１図はこの発明を適用して構成した装置の一実施例を
示すブロック図である。図において１１．１■はダイオ
ード、３１〜３１ｏはコンデンサ、４？，４■はフック
スイッチ、５ｒ　，５２はトランジスタ、７は通話回路
、８はダイヤル回路、９は押しボタンダイヤル、１０は
保留音発生回路、１１はアンプ、１２はスビーカ、１３
は音声録音再生回路、１４はＣＰＵ、１５は機能キーで
ある．第２図は応答メッセージ作成時の動作を示すフロ
ーチャートである．図において、ステップｌＯＯに示す
ように応答メッセージボタンの押下が有るとステップ１
０１〜１０４に示すようにＯＧＭ録音タイマスタート（
ＯＧＭはアウト・ゴーイング・メッセージの略称）、録
音時のＯＧＭエリアポインタＩと無音エリアポインタＪ
の双方を０にするＩ＝Ｏ，Ｊ＝０の処理、ＯＧＭエリア
ポインタＩに１を加算するＩ＝Ｉ＋１の処理、ＯＧＭエ
リア（Ｉ）への録音開始の処理を順次行う．ここでＯＧ
ＭエリアポインタＩは第４図に示すように、６つのエリ
アがあり、全体で１５秒の音声情報が記憶できるように
なっている。そして、その録音・再生はＯＧＭエリアポ
インタ１〜６をアドレスとして指定することによって、
指定された箇所の録音・再生が可能になる。無音録音エ
リアポインタは第５図に示すように５つのエリアがあり
、それぞれが最大１５秒までの無音時間が記憶できるよ
うになっている。そして、その何れを使用するかは無音
エリアポインタ１〜５を指定するようになっている． したがってステップ１０４までの処理ではＯＧＭエリア
ポインタ■は１が選択され、無音エリアポインタＪは０
が選択される。ステップ１０４のＯＧＭエリアへの録音
は対話形式のメッセージを録音するようになっており、
例えば次のような対話をするものと仮定する． 「はい○Ｏでございます。ただいま留守にしております
．　ｊ　　・・−　−　−　−　・・−　−　−　−　
Ｔｌｌ「お名前をどうぞ」・・・・・　・・＋２）『◇
◇です』・・・−・・・・・・・（３）「電話番号をど
うぞ」・・・・・・・４）ｒ１２３−４５６７です』・
・・・・（５）「メッセージをどうぞ」・・・・・・（
６）最初のメッセージは前記（１１（２１の［はいＯ○
でございます。ただいま留守にしております。」　「お
名前をどうぞＪという応答メッセージを録音する．そし
てステップ１０４で、そのアナウンスが終わると前記（
３）のように、ｒ◇◇ですＪ相手が応答するポーズ時間
を設定する必要がある．このためステップ１０５に示す
ようにポーズボタンを押下すると、ステップ１０６のＪ
＝５であるか否かが判断されるが、この時点ではＪ＝１
であるのでこのステップは「ＮＯ」と判断され、ステッ
プ１１０に示すようにＯＧＭエリア（１）への録音終了
の処理が行われる。

次にステップ１１１〜１１３に示すように、ＯＧＭタイ
マの一時停止、Ｊ＝Ｊ＋１の処理、無音録音タイマスタ
ートの処理が行われる。そして、ステップ１１４でポー
ズボタンは押下中か否かの判断が行われる。ここでは相
手が前記（３）の、『◇◇です１という応答に必要な時
間だけのポーズを入れれば良いので、ステップ１１３に
示すように無音録音タイマがスタートしてから、『◇◇
です１という応答に必要な時間だポーズボタンを押し続
ければ良い。ポーズボタンを押し続けている間、フロー
はステップ１１４と１１５を循環し、適当な時間すなわ
ち相手が応答するに必要な時間経過した頃を見計らって
ポーズボタンを離すと、ステップ１１４がｒＮＯＪと判
断され、ステップ１１６に示すように無音録音タイマが
ストップし、ステップ１１７に示すように無音時間エリ
ア（Ｊ）に無音録音タイマ値が格納される。このときは
ポーズボタンは離されているのでステップ１１８は「Ｎ
Ｏ」と判断され、ステップ１１９に示すようにＯＧＭ録
音タイマ再スタートの処理が行われ、フローはステップ
１０３に戻る。

その後、ステップ１０３に示すようにＯＧＭエリアポイ
ンタがカウントアップされ、更新されたエリアポインタ
（Ｉ）に対応するアドレスに録音が町能になる。ここで
、前記付）の「電話番号をどうぞ」との吹き込みを行っ
た後、ステップ１０５に示すようにポーズボタンを押す
。このポーズボタンを押している時間は相手が電話番号
を伝える時間，すなわち前記（９の、ｒｌ２３−４５６
７ですＪと送話するための時間である。このときの動作
については前述の場合と同様である。

相手が電話番号を伝えるためのポーズ時間設定が終了す
ると再びステップ１０３においてエリアポインタのカウ
ントアップが行われ、次の「メッセージをどうぞ」との
録音が行われる．これで応答メッセージの作成は終了す
るので、フローが再びステップ１０５に戻っても今度は
ポーズボタンは押されないので、ステップ１０７の応答
メッセージボタン押下有りか否かの判断が行われる。こ
こで応答メ・ソセージボタンが押されれば、ステップ１
０９に示すようにＯＧＭエリア（Ｉ）への録音終了の処
理が行われて応答メッセージ作成の処理が終了する。し
かしステップ１０７で応答メッセージボタンの押下が行
われないとステップ１０８に示すように、ＯＧＭ録音タ
イマ終了を待って、ステップ１０９のＯＧＭエリア（Ｉ
）への録音終了の処理が行われ、応答メッセージ作成の
処理が終了する。

このようにして作成された応答メッセージは第３図に示
すようにして再生される。先ず留守応答処理が終了する
とステップ２００，２０１に示すように回線捕捉、ＯＧ
ＭエリアポインタＩＸをＯにするＩＸ＝Ｏの処理および
無音録音エリアポインタＪＸを０にするＪＸ＝Ｏの処理
が行われる。

ＯＧＭエリアポインタｒｘ，．ｖ音録音エリアポインタ
Ｊ．Ｘは応答メッセージ作成時のそれと同様な内容であ
るが、ここで処理しているのは再生用のポインタであり
、応答メッセージ作成用のものとは別に設けられたもの
である。

次にステップ２０２においてＪ＝Ｏが否かが判断される
が、今の動作は前述したように応答メッセージが録音さ
れるので、第２図のステップ１１２の処理を経ており、
Ｊ＝Ｏではない。このためステップ２０２はｒＮｏ．と
判断され、ステップ２０３〜ステップ２０５に示すよう
にテープへの録音開始、ＩＸ＝ＩＸ＋１、ＯＧＭエリア
（ＩＸ）の内容再生開始の処理が行われる．このため最
初に録音した「はい○○でございます。ただいま留守に
しております。Ｊ　「お名前をどうぞ」というメッセー
ジが再生される．このメッセージの終了はステップ２０
６において判断され、ステップ２０７，２０８に示すよ
うにＩＸ＝Ｉ，ＪＸ＝Ｊ＜７）判断が行われるが、ここ
では最初の再生であるため、ＩＸ＝１，ＪＸ＝０である
からステップ２０７，２０８ともｒＮＯＪと判断され、
ステップ２０９．２１０に示すように、ＪＸ＝ＪＸ＋１
、無音時間エリア（ＪＸ）の値を無音再生タイマに設定
してスタートさせる処理が行われ、ステップ２１１に示
す無音再生タイマ終了を待つ。このときの無音再生タイ
マの時間は応答メッセージ作成時に設定した値であり、
相手がｒ◇◇ですｊと応答するに必要な時間である．先
に応答した「はいＯ○でございます．ただいま留守にし
ております．」「お名前をどうぞ」との応答アナウンス
を聞いた相手は、この無音時間に『◇◇です１と応答す
るので、それがテープに録音される。

この『◇◇です１と応答するための無音時間タイマが終
了するとフローはステップ２０４に戻り、ステップ２０
４に示すようにＯＧＭエリアボインタＩＸがカウントア
ップされる。そして再びステップ２０５以降の処理が行
われるので、「電話番号をどうぞ」との応答アナウンス
が行われ、相手がｉ’１２３−４５６７です』と応答す
るための無音時間がとられ、この間に応答した相手の電
話番号がテープに録音される． 次に、［メッセージをどうぞ」との応答アナウンスが終
了するとＯＧＭエリアポインタＪＸは「■」となり、無
音エリアポインタＪＸは「Ｊ」となるので、ステップ２
０７，２０８はｒＹＥｓｊと判断され、ステップ２１２
に示すように、用件メッセージの送話を促す「ビー」と
言うトーンが送信される．この時点の応答は対話式応答
を行っているので、前述したようにＪ＝０ではない。し
たがってステップ２１４の処理は省略され用件録音が続
けられる．その用件録音が終了するとステップ２１５が
ｒＹＥＳ．と判断されるので、ステップ２１６に示すよ
うに回線開放が行われ、応答動作が終了する。

以上は対話式応答であるが、この他に丸取り録音も可能
である。丸取り録音とは応答と同時に相手の送話内容を
録音するもので、留守番電話への用件吹き込みを好まな
い利用者のための録音方法である．これは留守である旨
のアナウンスに対し独り言を言う利用者があるので，そ
の独り言を録音しておき、録音内容を再生したとき声の
特徴等から相手を特定できる場合は、その相手に連絡を
取る手掛りを与えるものである．すなわち動作としては
対話式と同様であるが、応答メッセージが対話式になっ
ていない点が相違する． 丸取り録音をするには第２図において、最初のステップ
１０５の処理でポーズボタンを適当な時間だけ押し続け
れば良い。すなわち、１回だけ無音録音時間が設定され
たことになる．このため、再生時は対話式応答と同様の
再生が行われるが、設定した無音録音時間に相手の独り
言が録音される．その無音録音時間が終了するとフロー
はステップ２１２へ移行するので、以後は通常の用件録
音が行われる．ここで相手が用件の録音をしないでオン
フックしても、独り言が録音してあればその特徴から相
手が特定でき、その相手に連絡をとれば良い。

また．この装置は対話式でなく、通常の留守番電話とし
ても使用できる．このためには第２図の応答メッセージ
作成時において、ステップ１０５でポーズボタンを押さ
なければ良い。このようにすると、再生時は第３図のス
テップ２０２が「ＹＥＳ，と判断されるのでステップ２
０３の処理かは省略され、ステップ２０６で再生終了が
判断されると［Ｘ＝Ｉ，ＪＸ＝Ｊが判断され、かつステ
ップ２１３はｒＹＥＳ，と判断されるので、この時点か
らテープへの録音が開始される。以後の動作は対話式と
同様である。

第６図、第７図は第２実施例であり、ＯＧＭ録音をテー
プで行うものである．第６図は応答メッセージ作成時の
フローチャートであり、ステップ３０２に該当するとこ
ろが第１実施例では半導体メモリであったものがカセッ
トテープになっており、ポーズ設定中であるかどうかは
ポーズフラグを立てて識別している。その他は半導体メ
モリからカセットテープに代わったことに対応するもの
で、基本的な動作は第１実施例と同様である．第７図は
再生時のフローチャートであり、ポーズ設定中であるか
否かはポーズフラグによって確認している．そして、Ｏ
ＧＭメッセージはテープを使用していることからテープ
の録音内容を順次再生している。その他の動作は第１実
施例と同様である。

なお、以上の実施例はポーズボタン押下中の時間をポー
ズ時間として記憶したが、ポーズボタンの１回の操作を
一定のポーズ時間（例えば２秒）とし、ボタン操作の繰
り返し回数だけ連続操作するようにしても良い．また、
第１実施例ではＯＧＭエリアの先頭アドレスに対応した
無音時間エリアに無音時間を記憶するようにしたが、直
接ＯＧＭエリアのアドレス番号を記憶するとともに、そ
れに対応して無音時間を記憶するようにしても良い。

［発明の効果］ 以上説明したようにこの発明は、ポーズボタンで作成し
たポーズ時間を応答メッセージとは別の場所に記憶させ
、着信自動応答時にその記憶内容を参照して応答メッセ
ージの後にポーズ時間をつなげるようにしたので、無音
情報は応答メッセージの有音録音エリアに含まれず、録
音媒体の記憶エリアを全て応答メッセージに使用でき、
また対話式である識別のために特別なスイッチを設ける
必要がないので、経済性も良くなるという効果を有する
。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第２図
および第３図は第１実施例に対応する動作を説明するた
めのフローチャート、第４図および第５図は半導体メモ
リの記憶エリアを示す図、第６図および第７図は第２実
施例に対応する動作を説明するためのフローチャートで
ある．７−・・・通話回路、８・・・・ダイヤル回路、
９・・・・押しボタンダイヤル、１０・・・・保留音発
生回路、１１・・・・アンプ、１３・・音声録音再生回
路、１４・・・・ＣＰＵ、１５・・・・機能スイッチ。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）着信に対して自動的に応答して応答メッセージを
   送出した後に録音再生手段を駆動して発呼者からの用件
   メッセージを録音する留守番電話装置において、 前記応答メッセージ作成時にポーズ時間を挿入するポー
   ズボタンと、 このポーズボタンの操作情報を記憶する記憶手段と、 着信自動応答時に記憶手段の内容を参照してこの参照結
   果にしたがって直ちに録音再生手段を録音状態に制御す
   る制御手段とを備えてなる留守番電話装置。
2. （２）請求項１記載の留守番電話装置において、作成し
   た応答メッセージを音声データとして記憶する半導体メ
   モリを備え、かつ記憶手段は操作情報としてポーズボタ
   ンが操作されたときの半導体メモリのアドレス情報とポ
   ーズ時間情報とを記憶するとともに、制御手段は記憶手
   段に記憶された情報にしたがって半導体メモリから応答
   メッセージの再生制御を行うようにしてなる留守番電話
   装置。
3. （３）請求項１記載の留守番電話装置において作成した
   応答メッセージをカセットテープに録音するテープ録音
   手段を備え、前記ポーズボタンの操作に応じて制御手段
   がテープ録音手段をポーズ動作させるようにしてなるこ
   とを特徴とする留守番電話装置。
4. （４）請求項２記載の留守番電話装置において、半導体
   メモリは複数の記憶エリアに分割され、かつ記憶手段は
   前記記憶エリアの先頭アドレスに対応してポーズ時間情
   報を記憶するようにしてなることを特徴とする留守番電
   話装置。