JPH0482353A

JPH0482353A - 留守番電話装置

Info

Publication number: JPH0482353A
Application number: JP19474490A
Authority: JP
Inventors: Yasuhiro Sakaime; 境目　安広
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1990-07-25
Filing date: 1990-07-25
Publication date: 1992-03-16

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、留守番電話装置に関するものである。

（従来の技術）従来の留守番電話装置は、応答するための録音専用テー
プ（以下００Ｍテープという）と相手の用件を録音する
ための用件録音用テープ（以下ＩＣＭテープという）と
を設けて構成された録音、再生機構を有して、ＯＧＭテ
ープに応答メ・ンセージ（以下ＯＧＭという）を、また
ＩＣＭテープに用件メツセージ（以下ＩＣＭという）を
記録するようにしていた。また、ＩＣＭ聴取時は１０Ｍ
テープの録音順通りに再生されていた。さらに最近の留
守番電話装置では、電話回線を介してＩＣＭを録音する
機能以外に、外出中の家人等に家庭から用件を伝えるた
め、手動操作で留守番電話装置本体のマイクを用いて１
０Ｍテープに録音（家族録音という）する機能（以下メ
ツセージメモという）を設けた留守番電話装置も商品化
されている。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、上記のような留守番電話装置では、例え
ば出動時間の異なる共働きの夫婦が出動前に相手に用件
を伝える録音をしても、相手がそれを聴取するためには
１０Ｍテープに回線録音と家族録音とが混在しているた
め録音された順番通りに再生されるＩＣＭから上記の家
族録音を探す必要があり、そのため家族の急な用件や伝
言等を聴取できるまでには多大の時間を費やし、それが
特に遠隔地から電話回線を介して聴取する場合は電話代
も大きくかかるという欠点を有していた。

本発明は上記従来の欠点に鑑み、家族録音を早く聞くこ
とが可能な留守番電話装置の提供を目的とする。

（課題を解決するための手段）本発明は上記の目的を留守番電話装置において、１０Ｍ
テープは電話回線からのＩＣＭだけの録音専用とし、０
０Ｍテープの００Ｍ領域の後にメツセージメモ領域を設
け、００Ｍテープをメツセージメモ用として使用し、再
生時にはメツセージメモだけを再生する機能を備えた構
成により達成する。

（作　用）本発明は上記の構成によって、身内からの用件や家族等
からの伝言等を００Ｍテープに録音することにより、聴
取時には、そのメツセージから聴取することを可能とし
時間短縮と遠隔聴取の時の電話代を節約することができ
る。

（実施例）以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。

なお、実施例は２本のコンパクトカセットをそれぞれ、
１０Ｍテープと００Ｍテープとして使用する場合である
。

第１図は本発明の一実施例における留守番電話装置の主
要部の構成を示すブロック図、第２図はその用件の録音
及び再生動作を示すフローチャートである。また第３図
は００Ｍテープにおける００Ｍ領域とメツセージメモ領
域の構成図を、第４図はテープの回転数の検知方法を示
した図である。

第１図において、■は電話回線、２はその回線閉結手段
、３は電話回Ｍ１からのベル信号を検知するベル検知手
段、４は電話回線１がらのリモート信号を検出するリモ
ート信号検出手段、５は回線アンプで００Ｍを送出する
ための回線送出アンプと、ＩＣＭを録音するための回線
入力アンプを有する。また６は００Ｍテープ、７は１０
Ｍテープ、８は００Ｍテープ６と１０Ｍテープ７を駆動
するカセットデツキ、９は００Ｍテープの無音部分を検
知するＯＧＭテープ無音検知手段、１０は１０Ｍテープ
におけるメツセージの位置を測定するためのＩＣＭテー
プ回転数検知手段、１１は００Ｍテープにおけるメツセ
ージの位置を測定する○ＧＭテープ回転数検知手段、１
２は００Ｍテープへのメツセージ録音用のマイク、１３
は制御手段でありマイクロコンピュータにより構成され
ている。また、１４はＩＣＭ再生スイッチ、１５は００
Ｍ録音スイッチ、１６は００Ｍ再生スイッチ、１７はメ
ツセージメモ録音スイッチ、１８はメツセージメモ再生
スイッチであり、それらの各スイッチは手動操作される
。また、テープは第３図のようにリーダテープＴの一定
区間の後に○ＧＭ領域○を設け、その後から００Ｍテー
プの終点までをメツセージメモ領域Ｍとして設けるもの
とする。さらにテープの回転数を検知する方法は、第４
図のようにテープの回転リールＲの正転側に付けられた
円形磁石Ｍｇとその磁気によってスイッチングするリー
ドスイッチＳとによって構成され、テープＴｐの正転側
のリールＲが１回転すると回転検知の入力には第４図の
下方に示すように８回、Ｈ（ハイ）とＬ（ロウ）に変化
する信号が入力され、それにより回転を検知する。

以上のように構成された本発明の留守番電話装置につい
て、以下第２図のフローチャートを参照してその動作を
説明する。

まず、第２図のステップ（以下、ステップをＳと略記す
る）１において着信していない状態の時、００Ｍ録音ス
イッチ１５を押下すると（Ｓ４）、ＯＧＭテープ回転数
検知手段１１によってＯＧＭの始点が検知され、ある一
定時間の特定信号の許可音を録音者が聴取後マイク１２
を用いてＯＧＭを録音する。００Ｍ録音スイッチ１５を
再度押下すると一定時間の無音を録音して○ＧＭ録音動
作が終了し、ＯＧＭテープ回転数検知手段１１によって
ＯＧＭ始点を検知しくＳ８）、カセットデツキ８を停止
させる。また、００Ｍ再生スイッチ１６を押下すること
によって（Ｓ３）００Ｍの再生を行い、ＯＧＭテープ無
音検知手段９によって無音を検知すると再生を終了し、
ＯＧＭテープ回転数検知手段１１によってＯＧＭ始点を
検知しくＳ８）、カセットデツキ８を停止させ、Ｂｅ１
ｌ待機状態になる（Ｓ１８）。

一方、メツセージメモ録音は、メツセージメモ録音スイ
ッチ１７を押下することによって（Ｓ６）、ＯＧＭテー
プ回転数検知手段１１によって予め設定されていたメツ
セージメモ始点を検知し、留守（電話装置本体のマイク
１２を通してメツセージメモの録音を行ない、再生メツ
セージメモ録音スイッチ１７を押下することによってエ
ンドマークを録音し、その位置をリールの回転数で記憶
し、○ＧＭテープ回転数検知手段１１により○ＧＭ始点
を検知しくＳ８）、カセットデツキ８を停止させる。ま
た、複数個のメツセージメモを録音する場合は、前回記
憶したメツセージメモの終点までＯＧＭテープ回転数検
知手段１１によってテープを早送りして録音を行ない、
録音を終了すると、その位置の回転数に記憶を更新し、
○ＧＭ始点の頭出しを行ない（Ｓ８）、カセットデツキ
８を停止させＢｅ１ｌ待機状態にする（Ｓ１８）。また
、メツセージメモ再生スイッチ１８を押下することによ
り（Ｓ５）、予め設定されていたメツセージメモ始点ま
で、ＯＧＭテープ回転数検知手段１１によって早送りさ
れ、メツセージメモを再生する。その再生終了は前回記
憶していたメツセージメモの終点をＯＧＭテープ回転数
検知手段１１が検知することにより行なわれ、現在、記
憶している回転数をリセットし、ＯＧＭ始点の頭出しを
行い（Ｓ８）、カセットデツキ８を停止させＢｅ１ｌ待
機状態になる（３１８）。このメツセージメモ再生中、
再度メツセージメモ再生スイッチ１８を押下すると再生
ポーズの状態となり、再度メツセージメモ再生スイッチ
１８を押下すると再び再生を始める。

また、ＩＣＭ再生スイッチ】４を押下することにより、
ＩＣＭ始点まで巻き戻してＩＣＭの再生を行う（Ｓ７）
。そのＩＣＭ再生中に再度ＩＣＭ再生スイッチ１４を押
下すると、ＩＣＭ再生ポーズ状態となり、再び前記スイ
ッチを押下することによりＩＣＭの再生が開始される。

そして、ＩＣＭテープ回転数検知手段ＩＯによってＩＣ
Ｍの終点を検知すると、ＩＣＭの再生を停止するために
、その位置の回転数をＩＣＭ始点として記憶してカセッ
トデツキ８を停止し、Ｂｅ１ｌ待機状態となる（Ｓ１８
）。

次にＳｌにおいてベル検知手段３によりベル信号を検知
し着信状態となると、００Ｍを送出しくＳ９）リモート
信号検出手段によってリモート信号の検出を行なうと（
Ｓ１０）、出先からの遠隔聴取が可能な状態になる。ま
た、ＯＧＭ送出送出モリモート信号出しないとＩＣＭの
録音に移行するが（Ｓｌｌ）、ＩＣＭ録音中のリモート
信号を検出しても（ＳＩ２）遠隔聴取が可能な状態にな
る。さらに、リモート信号検出手段４によってメツセー
ジメモ再生のリモート信号を検出すると（Ｓ１３）、Ｏ
ＧＭテープ回転数検知手段１１により、メツセージメモ
始点まで早送りされ（Ｓ１４）、メツセージメモを再生
する。メツセージメモの再生が終了するとカセットデツ
キ８を停止させ、リモート信号待機状態になる（Ｓ１３
）。ここでＩＣＭ再生のリモート信号を検出すると工Ｃ
Ｍテープ回転数検知手段ＩＯによりＩＣＭ始点まで巻き
戻され（Ｓ１５）、ＩＣＭが再生される。ＩＣＭテープ
回転数検知手段１０によりＩＣＭの再生が終了するとカ
セットデツキ８を停止し再びリモート信号待機状態にな
る（Ｓ１３）。また、そこである機能のリモート信号を
検出すると、その動作を行うが、ある一定時間内にリモ
ート信号を検出できなかった場合は、通常のＩＣＭ録音
終了と同じようなＯＧＭの頭出しを行い（Ｓ１６）、カ
セットデツキ８を停止して、電話回線を開放しく５１７
）、Ｂｅ１ｌ待機状態となる＜　３１８）。遠隔聴取に
よるメツセージメモ再生ではその終点位置の記憶はリセ
ットせず、手動操作により再びメツセージメモの聴取を
可能とする。

（発明の効果）以上のように本発明は、留守番電話装置において、ＯＧ
Ｍを録音する。０Ｍテープと、ＩＣＭを録音するＩＣＭ
テープとを別個に備え、それぞれに回転数をカウントし
、メツセージの位置を検出する回転数検知手段と、リモ
ート信号によって遠隔聴取も可能にするリモート信号検
出手段と、００Ｍテープの００Ｍ領域の後にメツセージ
メモ領域を設けて、００ＭテープをＯＧＭとメツセージ
メモ用として使用することにより、再生時にはメツセー
ジメモだけを再生可能な機能を備えているから、急な用
件や重要な用件等を始めに再生し、聴取することが可能
であり、遠隔聴取する場合などは、通話時間が短縮され
、したがって電話代の節約ができる。また、ＩＣＭとメ
ツージメモとを別々に消去出来るようにするとメツセー
ジの保存も可能でさらに、聴取済のメツセージと新しい
メツセージとの区別手段を追加すれば、新しいメツセー
ジのみの聴取が可能となり、その実用的効果は大なるも
のがある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の留守番電話装置の構成を示
すブロック図、第２図は第１図の動作を示すフローチャ
ート、第３図は、００Ｍテープ上の領域を示す図、第４
図はテープ回転数を検知する方法の説明図である。ｌ　・・・電話回線、　２　・・・回線閉結手段、３　
・・・ベル検知手段、　４　・・・　リモート信号検出
手段、　６・・・００Ｍテープ、　７・・・ＩＣＭテー
プ、　８　・・・カセットデツキ、９　・・・ＯＧＭテ
ープ無音検知手段、ｌＯ・・・　ＩＣＭテープ回転数検
知手段、１１・・・○ＧＭテープ回転数検知手段、１３
・・・制御手段。第３図特許出願人　松下電器産業株式会社第４図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）応答用メッセージとメモメッセージとを録音する
、録音テープを媒体とする応答メッセージ録音・再生手
段と、電話回線から入力される用件メッセージを録音す
る用件メッセージ録音・再生手段と、前記応答メッセー
ジ録音・再生手段に録音するメッセージの位置合わせを
行うメッセージ位置合わせ手段と、前記応答メッセージ
録音・再生手段に前記応答用メッセージを前記録音テー
プの冒頭に録音させ、前記メッセージ位置合わせ手段か
ら出力される信号により、前記応答用メッセージの録音
終了位置以後に前記メモメッセージを録音させるよう制
御する制御手段と、メモメッセージ再生指示手段と、及
びリモート信号検出手段とを備えたことを特徴とする留
守番電話装置。
（２）メモメッセージ再生指示手段からメモメッセージ
の再生指示が入力されると、メッセージ位置合わせ手段
により、制御手段が応答メッセージ録音・再生手段にメ
モメッセージを再生させるよう制御することを特徴とす
る請求項（１）記載の留守番電話装置。
（３）リモート信号検出手段がメモメッセージの再生指
示のリモート信号を検出すると、メッセージ位置合わせ
手段により、制御手段が応答メッセージ録音・再生手段
に前記メモメッセージを再生させるよう制御することを
特徴とする請求項（１）記載の留守番電話装置。