JPH08758U - 電話録音再生装置 - Google Patents

電話録音再生装置

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JPH08758U
JPH08758U JP1037095U JP1037095U JPH08758U JP H08758 U JPH08758 U JP H08758U JP 1037095 U JP1037095 U JP 1037095U JP 1037095 U JP1037095 U JP 1037095U JP H08758 U JPH08758 U JP H08758U
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JP
Japan
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recording
cassette
tape cassette
tape
telephone
Prior art date
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Pending
Application number
JP1037095U
Other languages
English (en)
Inventor
岑一 永井
Original Assignee
有限会社パラマウントコーポレーション
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Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社パラマウントコーポレーション filed Critical 有限会社パラマウントコーポレーション
Priority to JP1037095U priority Critical patent/JPH08758U/ja
Publication of JPH08758U publication Critical patent/JPH08758U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電話の利用価値を増幅するために、電話通話
の内容を簡便に録音することができる装置を開発するこ
と。 【構成】 左側が半円形であり、右側上部が斜めに切り
取られた変形テープカセットによって代表されるような
左右不対称で、かつ、上下不対称の変形テープカセット
と、変形テープカセットと同形の収納部が設けられた変
形テープカセット専用の録音専用機と、変形テープカセ
ットと同形の収納部が設けられた変形テープカセット専
用の再生専用機の3点を組み合わせたことを特徴とする
電話録音再生装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電話用録音再生装置に関するものであるが、録音専用機は録音マイク を通じて電話録音以外の広い分野にわたり、通常の録音機と同様に利用できるも のである。
【0002】
【従来の技術】
現在の音声用テープレコーダーは、(1)録音機能と再生機能とを兼備したも のと、(2)録音機能と再生機能とのうちの一方だけを有するものがある。これ らのうちで録音機能を有するものは、電話録音用のアダプターを使用することに よって電話で通話する内容を録音することができるようになっている。 しかしながら、現在の音声用テープレコーダーはもともとは電話録音用を主目 的として考案されたものではないので、電話録音に最も必要な操作の即応性に欠 けている。例えば、現在の録音再生兼用テープレコーダーを使用して録音済みテ ープを再生中に電話がかかって来た場合、その通話内容を録音しようとすれば、 再生を中止し、カセットを取り替えた後に、録音操作をしなければならないので 、このような煩雑な操作を通話中に実行することはほとんど無理である。すなわ ち、現在の音声用テープレコーダーは、電話録音用のテープレコーダーとしては 実用性がほとんど無い。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、電話の利用価値を増幅するために、電話通話の内容を簡便に録音す ることができる装置を開発することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の目的は、左側が半円形(11)であり、右側上部が斜めに切り取られ た(12)変形テープカセット(10)で代表されるような変形テープカセット と、変形テープカセットと同形のカセット収納部が設けられた変形テープカセッ ト専用の録音専用機(20)と、変形テープカセットと同形のカセット収納部が 設けられた変形テープカセット専用の再生専用機(30)の3点を組み合わせた ことを特徴とする電話用録音再生装置によって達成された。 本考案の装置の構成要素について、以下に詳説する。
【0005】 (変形テープカセット) 本考案においては、片道録音専用に開発された特殊な形状のカセットを使用す る。そのカセットの平面図形は、添付した図1に示すように上下不対称であり、 かつ、左右不対称である。このような変形テープカセットの好適例は、登録第5 84652号意匠(意公昭59−99292号公報参照)のような変形テープカ セットである。このような変形カセットを使用するから、カセットの形状を視認 することができない状況のもとにあっても、カセットに指触するだけでテープカ セットが正しい方向を向いているかどうか(すなわち、テープカセットを録音機 に挿入できる方向を向いているかどうか)を確認することができる。すなわち、 本考案においては使用するテープカセットが特殊な形状を持つ変形テープカセッ トであるから、カセットを録音機に装填する場合に左右上下を間違えることは絶 対にない。(かりにカセットの左右上下を間違えて録音機に装填しようとしても 、録音機のカセット室の形状に適合しないから、装填することはできない。)
【0006】 上記のとおりりであるから、本考案の装置においては、素早く操作しなければ ならない時または暗い場所においても容易に操作できる。また幼年の子供、機械 に関する知識が充分でない人、肉体的にハンディキャップのある人であっても容 易に操作することができる。このことは従来の録音再生機とは全くその性格およ び機能を異にするものである。
【0007】 本考案の変形テープカセットに装填する録音用テープは、現在の録音機で使用 されている録音テープと同質のもので充分である。録音用テープの幅も特定され ることはなく、現在使用されているカセットテープあるいはマイクロカセットテ ープと同じ幅でも使用できる。録音用テープの長さは、目的に応じて自由に決め ることができるが、本考案の装置が電話録音用のものであるから、長時間の録音 は必ずしも必要でない。むしろ、1巻の長さは10分間の録音ができる程度のも のが好適である。録音用テープを消去ヘッド、録音ヘッドあるいは再生ヘッドと 接触させる機構は特別に定める必要はなく、たとえば現在のテープレコーダーに 使用されている機構と同じにすることもできる。録音用テープを巻き取るための リールの材質、形状、構造なども特定する必要がないから、現在の一般的なテー プレコーダー用のリールと同じにすることができる。本考案の変形テープカセッ ト及びそれを使用する録音機は、米国特許第4,390,914号明細書に記載 されている。
【0008】 (録音専用機) 本考案において使用される録音専用機は、普通に使用されている磁気テープ録 音機から再生機構、巻き戻し機構および消去機構を省略したものが基本的なもの である。電話の通話内容を録音するために、通話内容取り入れ機構(たとえばマ イクロフォン用ジャック)(21)は必要である。録音済みの磁気テープを再利 用して録音しようとするときは、すでに録音された部分を消去しなければならな いから、そのために消去機構を兼備すれば、いっそう便利になる。 本考案のシステムにおける録音専用機では必須の要件ではないが、録音専用機 にマイクロフォンを内蔵させておけば、録音専用機をシステムから分離して普通 の会話や音楽等の電話録音以外の広い分野にわたって利用することができる。
【0009】 1台の録音専用機にはカセット1個を収納することにしてもよいが、1台の録 音専用機に2個以上のカセットを収納することにしてもよい。後者の場合には、 1個のカセットテープの終端まで録音すれば、自動的に他のカセットテープへの 録音が開始されるような機構にしておけば、長時間の通話でも最後まで録音する ことができる。また、2個のカセットテープに同時に録音するような機構にして おけば、1回の録音によって2本の録音テープを作ることができる。
【0010】 (再生専用機) 再生専用機には、テープ巻き戻し機構と再生機構を備えることが必要である。 再生専用機の操作は、押しボタンスイッチを利用してもよいが、回転式スイッチ によって操作するように設計してもよい。回転式スイッチの回転方向は、右回り でも左回りでもよい。回転式スイッチの停止位置は、テープ停止、テープ巻き戻 し、および再生の操作に対応するように設計する。 再生専用機には、上記のほかにカセットの装填と取り出しのための機構が必要 であることは、いうまでもない。 再生を終了したカセットのテープは、巻き取りリールに移動しているから、録 音ずみカセットと未録音カセットとの区別は一見してわかる。 再生を終了したカセットのテープは、取り出す前に再生専用機で巻き戻してお けば、録音用として再利用ができる。
【0011】 (使用方法) 本考案の装置を使用して電話通話を録音をする場合には、未録音の変形テープ カセットを録音専用機に装填し、電話録音用アダプターのプラグを録音専用機の ターミナルジャック(21)に装着し、電話録音用アダプターの他端を電話の送 受話器の適宜の箇所に装着する。この操作は、現在の録音再生機による電話録音 と同じである。電話録音用アダプターのプラグをターミナルジャックから引き抜 けば、自動的に録音用マイクロフォンが作動するようになる。 録音専用機にカセットを装填する場合、本考案のシステムでは変形テープカセ ットを使用するから、カセットの形状の特徴によって左右上下を間違えることは 絶対にない。
【0012】 右回り回転スイッチを設備したときの録音操作は、回転スイッチのつまみを時 計廻りに右へ回転することにより、停止位置から録音予告ブザー起動位置に移り 、次に録音位置に移り、さらに録音終了ブザー起動位置を経て、最後には初めの 停止位置に戻るようにすることもできる。 録音を終了した時には、カセット取り出しボタンを押して、カセットを取り出 す。 変形テープカセット内のテープは、最初すなわち未録音の時には左側のリール に巻かれいたが、録音後には右側のリールに移動しているので、録音済カセット と未録音カセットとの区別は、一目瞭然である。このことは、変形テープカセッ トを保管する時および録音専用機に装填する時に非常に便利である。
【0013】
【考案の効果】
次に本考案の効用について述べる。まず録音専用機と再生専用機が二つに別れ ているので、操作がきわめて容易であり、だれでもいつでもどこでも簡便に取り 扱うことができる。録音は通話の相手方にブザーで予告してから行なうように設 計しておけば、お互いに安心して通話ができる。したがって無駄な会話がなくな り、電話を最も有効に利用するとともに、復唱の必要もないので通話時間が短縮 され、通話料金が節約できる。 たとえば通話区間160キロメートル以上の通話料金は、平成4年から9秒ご とに10円になったから、カセットを利用することにより通話時間が90秒短縮 されると、通話料金が100円節約できる。仮りにカセットの録音時間を10分 とし、カセットの代金を100円とすれば、10分以内の通話中に90秒の時間 短縮は充分にできることであるから、カセットの1回使用でカセット代金は全額 償却される。用済みのカセットは再利用ができるので、2回目からはさらに経済 的であることは言うまでもない。
【0014】 次に受信者本人が留守中に電話がかかってきた場合を考えると、代理人がカセ ットを利用して録音しておけば、電話の通話内容を録音できるので完璧なメッセ ージになる。 録音後に録音用マイクロフォンを利用して、録音日時、相手方の氏名等を追加 録音しておけば、伝言は一層完璧なものになる。 次に本考案の広域需要について述べる。最近の電話機の増設は著しく、普通電 話機、公衆電話機、自動車電話機、携帯電話機を合計した総電話台数は8000 万台に達しようとしている。仮りに1日1回ずつ8000万台の1%がカセット を利用すれば、その需要は80万個である。その需要は家庭、商店、商社、銀行 、新聞社、マスコミュニケーション関係事業者、弁護士、ホテル、諸官庁に及ぶ が、特に警察、消防には必需品である。上記のカセット使用後の再利用、保管、 整理は片面録音カセットであるため、録音後のカセットの再利用並びに保管整理 の処理が容易である。 以上のように本考案にかかわる電話用録音再生装置は、電話の利用効率を高め るとともに、新しい分野を拓くものであり、従来の録音再生兼用機とはその性格 および機能を全く異にするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案を構成する要素の一つである変形テー
プカセットの概念的斜視図
【図2】この考案を構成する要素の一つである録音専用
機の概念的斜視図
【図3】この考案を構成する要素の一つである再生専用
機の概念的斜視図
【符号の説明】
10は変形テープカセット、11は半円形の部分、12
は切り欠きの部分、20は録音専用機、21は電話ピッ
クアップ等の接続箇所、22はスライドスイッチ、30
は再生専用機、31はスピーカー、32はイヤホーン等
の接続箇所、33はスライドスイッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左側が半円形であり、右側上部が斜めに
    切り取られた変形テープカセット(10)によって代表
    されるような左右不対称で、かつ、上下不対称の変形テ
    ープカセットと、変形テープカセットと同形の収納部が
    設けられた変形テープカセット専用の録音専用機(2
    0)と、変形テープカセットと同形の収納部が設けられ
    た変形テープカセット専用の再生専用機(30)の3点
    を組み合わせたことを特徴とする電話録音再生装置。
JP1037095U 1995-09-06 1995-09-06 電話録音再生装置 Pending JPH08758U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1037095U JPH08758U (ja) 1995-09-06 1995-09-06 電話録音再生装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1037095U JPH08758U (ja) 1995-09-06 1995-09-06 電話録音再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08758U true JPH08758U (ja) 1996-04-30

Family

ID=11748277

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1037095U Pending JPH08758U (ja) 1995-09-06 1995-09-06 電話録音再生装置

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JP (1) JPH08758U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6174191A (ja) * 1984-09-19 1986-04-16 Paramaunto Corp:Kk 変形のテ−プカセツトとその片面録音と両面録音とに使いわけができると同時に在来の矩形のテ−プカセツトも使用できる録音機と録音再生機の三者組合せによる録音再生装置
JPS6484952A (en) * 1987-01-12 1989-03-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd Double cassette tape recorder with telephone

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6174191A (ja) * 1984-09-19 1986-04-16 Paramaunto Corp:Kk 変形のテ−プカセツトとその片面録音と両面録音とに使いわけができると同時に在来の矩形のテ−プカセツトも使用できる録音機と録音再生機の三者組合せによる録音再生装置
JPS6484952A (en) * 1987-01-12 1989-03-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd Double cassette tape recorder with telephone

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