JP3022608U - ロールペーパの切断装置 - Google Patents
ロールペーパの切断装置Info
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- JP3022608U JP3022608U JP1995009643U JP964395U JP3022608U JP 3022608 U JP3022608 U JP 3022608U JP 1995009643 U JP1995009643 U JP 1995009643U JP 964395 U JP964395 U JP 964395U JP 3022608 U JP3022608 U JP 3022608U
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- roll paper
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 片手操作でロールぺーパの引き出し・切断が
安全且つ容易に行えるロールぺーパの切断装置を提供す
る。 【解決手段】 左右にアーム5、5を設けた後板6と、
該後板6の上端部7に回動自在に蝶着されたペーパ被板
8とで構成され、ロールペーパ1の中心孔2に挿嵌した
支軸3の両端部4、4を前記アーム5、5に掛止して前
記ロールペーパ1を回転自在に支持して成るロールペー
パの切断装置に於いて、前記ペーパ被板8の先端部に前
記ロールペーパ1の挿通スリット12を幅方向に形成
し、該挿通スリット12に沿う前方に前記ペーパ被板8
に連結するペーパ受部13を設けると共に、該ペーパ受
部13の前縁全面に同一方向に捻りを入れた矩形形状の
切断刃14を形成した構成とする。
安全且つ容易に行えるロールぺーパの切断装置を提供す
る。 【解決手段】 左右にアーム5、5を設けた後板6と、
該後板6の上端部7に回動自在に蝶着されたペーパ被板
8とで構成され、ロールペーパ1の中心孔2に挿嵌した
支軸3の両端部4、4を前記アーム5、5に掛止して前
記ロールペーパ1を回転自在に支持して成るロールペー
パの切断装置に於いて、前記ペーパ被板8の先端部に前
記ロールペーパ1の挿通スリット12を幅方向に形成
し、該挿通スリット12に沿う前方に前記ペーパ被板8
に連結するペーパ受部13を設けると共に、該ペーパ受
部13の前縁全面に同一方向に捻りを入れた矩形形状の
切断刃14を形成した構成とする。
Description
【0001】
本考案は、便所や洗面所等に設置されるロールペーパの切断装置に関し、特に 詳しくは、片手操作でロールぺーパの引き出し・切断が容易に行えるロールぺー パの切断装置に関するものである。
【0002】
従来のロールペーパの切断装置に於いては、ロールぺーパ使用の際、片方の手 でロールぺーパを繰り出し、もう一方の手でロールペーパ上部の被板を押さえ付 けながら引き出したペーパをそのエッジ部で切断するというように、両手操作と なる煩わしさが有った。
【0003】 そこで、このような煩わしさを解消するため、本出願人は先に実公平3−35 197号を出願したが、この出願では、図5に示すように板状切断部材24の先 端部に幅方向のロールペーパ1の挿通スリット20を形成すると共に、この挿通 スリット20に沿う前方に略中央部に欠刃部22を有するロールペーパ切断刃2 1を設けて成るロールペーパの保持装置が示されている。
【0004】 本考案によれば、ロールペーパ1の挿通スリット20にロールペーパ1の先端 部を挿通して外側に少し引き出しておき、ロールペーパ1を使用の際に、その先 端部を片手で摘んで所望量繰り出すと共に下方に引っ張ると、ロールペーパ1は ロールペーパ切断刃21によって切断され、その中央部分に欠刃部22によって 切断されない舌片状の切断端23が形成される。従って、次にロールペーパ1を 使用する時には、この舌片状の切断端23を摘んで繰り出せば良いため片手操作 が可能となり、極めて使い勝手が良い。
【0005】
しかしながら、上記ロールペーパの保持装置では、ロールペーパ切断刃21の 欠刃部22が確実に機能せず、ペーパ切断時に舌片状の切断端23が形成されな いといった不都合が発生したり、又、ロールペーパ切断刃21が鋸歯状であるた め、使用時に誤って指先を刺傷する危険性も有り、更には、安全性の面から鋸歯 状の刃先を余り前方に突出させられないことから、時には切断端23が短くなっ て片手で摘み難くなる等の欠点が有った。
【0006】 本考案の目的は、片手操作でロールぺーパの引き出し・切断が安全且つ容易に 行えるロールぺーパの切断装置を提供することである。
【0007】
即ち、本考案では、左右にアーム(5、5)を設けた後板(6)と、該後板( 6)の上端部(7)に回動自在に蝶着されたペーパ被板(8)とで構成され、ロ ールペーパ(1)の中心孔(2)に挿嵌した支軸(3)の両端部(4、4)を前 記アーム(5、5)に掛止して前記ロールペーパ(1)を回転自在に支持して成 るロールペーパの切断装置に於いて、前記ペーパ被板(8)の先端部に前記ロー ルペーパ(1)の挿通スリット(12)を幅方向に形成し、該挿通スリット(1 2)に沿う前方に前記ペーパ被板(8)に連結するペーパ受部(13)を設ける と共に、該ペーパ受部(13)の前縁全面に矩形形状の切断刃(14)を形成し たことを特徴とする。
【0008】 又、本考案では、左右にアーム(5、5)を設けた後板(6)と、該後板(6 )の上端部(7)に回動自在に蝶着されたペーパ被板(8)とで構成され、ロー ルペーパ(1)の中心孔(2)に挿嵌した支軸(3)の両端部(4、4)を前記 アーム(5、5)に掛止して前記ロールペーパ(1)を回転自在に支持して成る ロールペーパの切断装置に於いて、前記ペーパ被板(8)の先端部に前記ロール ペーパ(1)の挿通スリット(12)を幅方向に形成し、該挿通スリット(12 )に沿う前方に前記ペーパ被板(8)に連結するペーパ受部(13)を設けると 共に、該ペーパ受部(13)の前縁全面に同一方向に捻りを入れた矩形形状の切 断刃(14)を形成したことを特徴とする。
【0009】
以下に本考案の実施形態を図1及至図4に基づいて説明する。
【0010】 図1は本考案に係るロールぺーパの切断装置の外観斜視図、図2はロールぺー パの切断装置にロールぺーパを装着した状態を示す外観斜視図、図3は同、側面 図、図4はロールペーパの中心孔に挿入する支軸の断面図である。
【0011】 本考案のロールぺーパの切断装置は、左右にアーム5、5を設けた後板6とそ の上部に付設されたペーパ被板8で構成されており、ペーパ被板8はその後端部 9が心棒10によって後板6の上端部7に枢着させられ、回動自在である。
【0012】 又、上記アーム5、5の先端部分には凹状溝11、11が上向きに形成されて おり、ロールペーパ1の中心孔2に図4に示す筒状の支軸3を挿入し、その両端 部4、4をこの凹状溝11、11に引っ掛けることでロールペーパ1が回転自在 に支持される構造である。
【0013】 又、後板6の四隅には、このロールぺーパの切断装置を壁面等に取り付けるた めのネジ孔15が穿設されているが、取り付けはネジ止め以外に接着剤や両面テ ープ等も利用可能である。
【0014】 以上が本考案のロールぺーパの切断装置の構成であり、以下に本考案の特徴で あるペーパ被板8について説明する。
【0015】 ペーパ被板8の先端部には幅方向に挿通スリット12が形成されており、更に 挿通スリット12に沿う前方にペーパ受部13が設けられ、その前縁全面に切断 刃14が形成されている。
【0016】 上記切断刃14は、装着されたロールペーパ1の繰り出し方向に対して右上が りに捻りを入れた矩形形状であるため、取扱い時に指先等を刺傷する恐れは無く 、従って、ペーパ受部13を多少長くしても安全性に問題はない。しかも、切断 刃14の捻りによって生ずる右角14a から左角14b へ下る傾斜が刀や包丁等 の反りと同じ役目を果し、ロールペーパ1の切断を良好とする。
【0017】 本ロールペーパの切断装置の使用に際し、先ずロールペーパ1をアーム5、5 に装着し、その先端部分をペーパ被板8に設けた挿通スリット12に挿通して外 側に少し引き出しておく(図3参照)。
【0018】 その後にロールぺーパ1を使用する時には、挿通スリット12から引き出され たロールぺーパ1の先端部を片手で摘んで所望量繰り出し、手前下方に引っ張る と、その張力によってペーパ受部13が下側に押圧され、これと連結するペーパ 被板8の内面がロールペーパ1の上部を圧迫してペーパの繰出しが停止させられ る。(従って、ペーパ被板8を手で押さえる必要はない)同時に、切断刃14の 先端部(右角14a 部分)がこれに圧接するロールぺーパ1に食い込み、ロール ぺーパ1はその捻りの傾斜に沿ってスムーズに切断されていく。この場合、上述 したようにペーパ受部13を長くできる構造であるため、ロールペーパ1切断時 のペーパ被板8の圧迫力は大きいものとなり、ペーパ切断中にロールペーパ1が 繰り出されて切断し損なうといった不都合は全く生じない。又、切断後の切断端 部16も十分な摘み代が確保できるため、次にロールぺーパ1を使用する時は何 処を摘んでも片手で簡単に繰り出し、切断することができる。
【0019】
以上説明したように本考案によれば、切断刃が矩形形状であることから、その 先端部に触っても指先を刺傷する恐れは無く安全である。同時に切断刃の捻りが 刀や包丁等の反りの役目を果たし、ペーパの切断を極めて良好にする。
【0020】 又、ペーパ受部を長くできることから、ペーパ切断時、ロールペーパ上部への 圧迫力が確実なものとなり、切断中にペーパが繰り出されて切断できないといっ た不都合も無い。しかも、ペーパの切断端部も十分な摘み代が確保されるので、 ペーパの繰り出し・切断は片手操作で極めて容易に行える。
【図1】本考案に係るロールペーパの切断装置の外観斜
視図である。
視図である。
【図2】同、ロールペーパの切断装置にロールペーパを
装着した状態を示す外観斜視図である。
装着した状態を示す外観斜視図である。
【図3】図2の側面図を示す。
【図4】ロールペーパの中心孔に挿入する支軸の断面図
である。
である。
【図5】従来のロールペーパの切断装置の外観斜視図で
ある。
ある。
1 ロールペーパ 2 中心孔 3 支軸 4 支軸の端部 5 アーム 6 後板 7 上端部 8 ペーパ被板 12 挿通スリット 13 ペーパ受部 14 切断刃
Claims (2)
- 【請求項1】 左右にアーム(5、5)を設けた後板
(6)と、該後板(6)の上端部(7)に回動自在に蝶
着されたペーパ被板(8)とで構成され、 ロールペーパ(1)の中心孔(2)に挿嵌した支軸
(3)の両端部(4、4)を前記アーム(5、5)に掛
止して前記ロールペーパ(1)を回転自在に支持して成
るロールペーパの切断装置に於いて、 前記ペーパ被板(8)の先端部に前記ロールペーパ
(1)の挿通スリット(12)を幅方向に形成し、該挿
通スリット(12)に沿う前方に前記ペーパ被板(8)
に連結するペーパ受部(13)を設けると共に、該ペー
パ受部(13)の前縁全面に矩形形状の切断刃(14)
を形成したことを特徴とするロールぺーパの切断装置。 - 【請求項2】 左右にアーム(5、5)を設けた後板
(6)と、該後板(6)の上端部(7)に回動自在に蝶
着されたペーパ被板(8)とで構成され、 ロールペーパ(1)の中心孔(2)に挿嵌した支軸
(3)の両端部(4、4)を前記アーム(5、5)に掛
止して前記ロールペーパ(1)を回転自在に支持して成
るロールペーパの切断装置に於いて、 前記ペーパ被板(8)の先端部に前記ロールペーパ
(1)の挿通スリット(12)を幅方向に形成し、該挿
通スリット(12)に沿う前方に前記ペーパ被板(8)
に連結するペーパ受部(13)を設けると共に、該ペー
パ受部(13)の前縁全面に同一方向に捻りを入れた矩
形形状の切断刃(14)を形成したことを特徴とするロ
ールぺーパの切断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995009643U JP3022608U (ja) | 1995-09-12 | 1995-09-12 | ロールペーパの切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995009643U JP3022608U (ja) | 1995-09-12 | 1995-09-12 | ロールペーパの切断装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3022608U true JP3022608U (ja) | 1996-03-26 |
Family
ID=43157909
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995009643U Expired - Lifetime JP3022608U (ja) | 1995-09-12 | 1995-09-12 | ロールペーパの切断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3022608U (ja) |
-
1995
- 1995-09-12 JP JP1995009643U patent/JP3022608U/ja not_active Expired - Lifetime
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