JP2000041891A - ペーパーホルダー - Google Patents

ペーパーホルダー

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JP2000041891A
JP2000041891A JP10219144A JP21914498A JP2000041891A JP 2000041891 A JP2000041891 A JP 2000041891A JP 10219144 A JP10219144 A JP 10219144A JP 21914498 A JP21914498 A JP 21914498A JP 2000041891 A JP2000041891 A JP 2000041891A
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JP
Japan
Prior art keywords
paper
blade
paper holder
extension
pin
Prior art date
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Pending
Application number
JP10219144A
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English (en)
Inventor
Takaaki Wada
高明 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 刃に食い込んだペーパーを簡単に外せるペー
パーホルダーを提供する。 【解決手段】 ペーパーホルダー10は、ロール状のト
イレットペーパー3を保持するケース12と、回動可能
な延出部24とからなる。延出部24の先端下面に刃3
0が設けられ、刃30の後側に板バネ40が配置されて
いる。ペーパー3aが刃30に食い込んでも板バネ40
がペーパー3aを押し下げるので、ペーパー3aが刃3
0から外れる。刃30は、ピン31,32の配列体より
なり、ペーパー3aを滑らせることなく確実に切断でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロール状のトイレ
ットペーパー等のロールペーパーを保持するためのペー
パーホルダーに係り、特に刃に食い込んだペーパーを該
刃から外すことができるよう構成されたペーパーホルダ
ーに関する。
【0002】
【従来の技術】保持部に保持されたロールペーパーから
ペーパーを前方延出部の下面に沿って引き出し、該延出
部の先端縁に設けられた刃に該ペーパーを当て、ペーパ
ーを上方に引き上げてペーパーを該刃により刃断するよ
うにしたタイプのペーパーホルダーが広く用いられてい
る。
【0003】この刃が鋸歯状である場合、ペーパーが該
刃に食い込んだままとなることがある。このようなとき
には、次回のペーパー引き出しの際に指先でペーパーを
摘んでペーパーを刃から引き離すことが必要であり、面
倒である。
【0004】このような不便を解消するために、実開昭
60−126090号には、図3に示すように、延出部
1に揺動片2を設け、ペーパー3aを該揺動片2で下方
に押すことにより刃4に食い込んだペーパー3aを該刃
から下方に離反させるよう構成したロールペーパーホル
ダーが記載されている。なお、図3の符号6は前蓋、7
は揺動片2の支軸、8はロール状のトイレットペーパー
3を支えるローラを示す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記図3のペーパーホ
ルダーにあっては、揺動片2の支軸にペーパーの切屑な
どの異物が入り込み揺動片2が揺動しにくくなり、揺動
片2ではペーパー3aを押し下げることができなくなる
ことがある。
【0006】また、上記図3のペーパーホルダーにあっ
ては、ペーパー3aを切るときにペーパー3aが刃4に
沿って滑ってしまい、ペーパー3aをうまく切ることが
できないことがある。
【0007】本発明は、このような問題点を解決し、ペ
ーパーを刃から確実に外すことができ、しかも使用感に
優れたペーパーホルダーを提供することを第1の目的と
する。
【0008】また、本発明は、ペーパーを確実に切断す
ることができるペーパーホルダーを提供することを第2
の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のペーパーホルダ
ーは、ロールぺーパーの保持部と、該保持部から前方に
延設された延出部と、該延出部の前部に突設された刃
と、該刃と保持部との間に、設けられたペーパーの挟持
部とを有するペーパーホルダーにおいて、該刃と挟持部
との間に、ペーパーを下方に押すための弾性部材を設け
たことを特徴とするものである。
【0010】かかる本発明のペーパーホルダーにあって
は、弾性部材がペーパーを押し下げることにより、刃に
食い込んだペーパーが刃から外れる。この弾性部材は、
それ自身の弾性によって復元動するものであり、従来の
揺動片のように揺動不良になることがなく、ペーパーが
刃から確実に外れる。
【0011】この弾性部材としては、延出部の幅方向に
延在する板バネが好ましい。
【0012】本発明では、前記刃は前記延出部の幅方向
に間隔をおいて突設され複数のピンよりなるものであっ
ても良い。この刃によれば、ピンがペーパーに食い込む
ことにより、ペーパーが滑ることがなく、ペーパーを確
実に切断することができる。
【0013】このピンとしては、比較的突出高さが小さ
い第1のピンと、比較的突出高さが大きい第2のピンと
からなり、1本又は複数本の第1のピン毎に第2のピン
が配置されているものが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して実施の形態
について説明する。図1は実施の形態に係るペーパーホ
ルダーの斜視図、図2の(a)図は図1のペーパーホル
ダーの縦断面図、(b)図は(a)図におけるB−B線
矢視図である。
【0015】このペーパーホルダー10は、ロール状の
トイレットペーパー3を保持するケース12と、該ケー
ス12に回動可能に取り付けられた板状の延出部24と
を有する。
【0016】ケース12は、ロール状のトイレットペー
パー3を保持しうるように屈曲した底板部16と、該底
板部16の左右側辺から上方に打ち上げられた1対の側
板部17と、底板部16の後辺部から上方に立ち上げら
れた背板部18と、底板部16の前辺部から前方に延出
された上向きガイド面19と、底板部16の左右両端か
ら前方へ延設されたブラケット部20とを有している。
符号21はケース12をトイレルームの壁などに固定す
るビスを示す。
【0017】該延出部24の左右両端辺から垂設された
1対の垂下片25の外側面にはそれぞれ突軸26が設け
られ、前記ケース12のブラケット部20に設けられた
スリット27の下端に該突軸26が係合し、これにより
該突軸26を回動中心として延出部24が回動可能とな
っている。
【0018】この延出部24の後部下面は、前記底板部
16の上向きガイド面19に対峙している。この上向き
ガイド面19と延出部24との間にトイレットペーパー
が引き通される。
【0019】延出部24の前縁側の下面には、引き出さ
れたトイレットペーパーをカットするための刃30が設
けられている。この刃30は延出部24の前縁に沿って
配列された比較的高さの小さい第1のピン31と比較的
高さの大きい第2のピン32とからなり、第1のピン3
1の1本又は複数本(図示では2本)おきに第2のピン
32が配置されている。
【0020】なお、ピン31,32の直径は1〜3mm
(例えば約2mm)、ピン31の高さは1〜3mm(例
えば約1.5mm)、ピン32の高さは2〜3.5mm
(例えば約2.5mm)、ピン31,32の配列ピッチ
は1〜3mm(例えば約2.5mm)が好ましい。この
ピン31,32は延出部24と一体に合成樹脂にて成形
されるのが好ましい。
【0021】刃30とガイド面19との間の位置におい
て延出部24の下面側に板バネ40が配置されている。
この板バネ40は延出部24の幅方向にほぼペーパー3
aと同幅程度に延在している。この板バネ40は上端が
延出部24の溝41に嵌着されている。板バネ40の下
端は、ガイド面19と刃30とを結ぶ線分よりも下側領
域にまで張り出している。
【0022】このように構成されたペーパーホルダーに
あっては、ケース12内にロール状のトイレットペーパ
ー3を入れ、トイレットペーパー3の先端側のペーパー
3aをガイド面19と延出部24との間に通した後、下
方に垂らしておく。ペーパー3aを引き出して上方へ引
くと、延出部24の前端側がペーパー3aによって上方
へ押し上げられ、延出部24の後端側が押し下げられ、
これにより延出部24とガイド面19との間でペーパー
3aが挟持される。この状態でペーパー3aが上方に引
かれることにより、ペーパー3aが板バネ40を上方に
押し上げる。
【0023】また、ペーパー3aを上方に引くと、ピン
31,32がペーパー3aに食い込む。この場合、まず
高さの大きい第2のピン32がペーパー3aに突き刺さ
り、ペーパー3aがスライドしなくなる。この状態で、
ペーパー3aを右又は左に引くと、高さの小さい第1の
ピン31がペーパー3aに食い込むことも相従って、ペ
ーパー3aは右辺側又は左辺側から裂け始め、この裂け
目が刃30に沿って進行することによりペーパー3aが
切断される。
【0024】ペーパー3aの切断が進行している途中
で、板バネ40の付勢力によってペーパー3aが裂け終
った箇所の後方から順次に下方に押し下げられ、刃30
からペーパー3aが離脱する。
【0025】ペーパー3aの切断が終了すると、ペーパ
ー3aのうちロールペーパーに連なっている側は下方に
垂れ下がる。また、延出部24は後部側がガイド面19
から離反し、次回のペーパー引き出しが可能な状態とな
る。
【0026】
【発明の効果】以上の通り、本発明のペーパーホルダー
は刃に食い込んだペーパーを簡単に取り外し、次回の使
用を容易に行うことができる。また、このペーパーホル
ダーによると、刃としてピンの配列体よりなるものを採
用することにより、ペーパーを簡単に切断することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係るペーパーホルダーの斜視図で
ある。
【図2】(a)図はペーパーカット時における図1のペ
ーパーホルダーの断面図であり、(b)図は(a)図の
B−B線矢視図である。
【図3】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
3 トイレットペーパー 10 ペーパーホルダー 12 ケース 13 カバー 16 底板部 17 側板部 18 背板部 19 ガイド面 20 ブラケット部 24 延出部 25 垂下片 26 突軸 27 スリット 30 刃 31 第1のピン 32 第2のピン 40 板バネ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロールぺーパーの保持部と、該保持部か
    ら前方に延設された延出部と、該延出部の前部に突設さ
    れた刃と、該刃と保持部との間に設けられたペーパーの
    挟持部とを有するペーパーホルダーにおいて、 該刃と挟持部との間に、ペーパーを下方に押すための弾
    性部材を設けたことを特徴とするペーパーホルダー。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記弾性部材は該延
    出部の幅方向に延在する板バネよりなることを特徴とす
    るペーパーホルダー。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記刃は前記
    延出部の幅方向に間隔をおいて突設され複数のピンより
    なることを特徴とするペーパーホルダー。
  4. 【請求項4】 請求項3において、比較的突出高さが小
    さい第1のピンと、比較的突出高さが大きい第2のピン
    とが設けられており、1本又は複数本の第1のピン毎に
    第2のピンが配置されていることを特徴とするペーパー
    ホルダー。
JP10219144A 1998-08-03 1998-08-03 ペーパーホルダー Pending JP2000041891A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005211627A (ja) * 2004-01-29 2005-08-11 Arihiko Naruki ロ−ルペ−パ−切断器
JP2013063210A (ja) * 2011-09-20 2013-04-11 Toto Ltd ロールペーパーホルダー
JP2018038639A (ja) * 2016-09-08 2018-03-15 義夫 木下 ロール紙ホルダー

Cited By (4)

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JP4512917B2 (ja) * 2004-01-29 2010-07-28 有彦 成木 ロ−ルペ−パ−切断器
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Legal Events

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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040217