JP2583883Y2 - トイレットペーパホルダ - Google Patents

トイレットペーパホルダ

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JP2583883Y2
JP2583883Y2 JP376293U JP376293U JP2583883Y2 JP 2583883 Y2 JP2583883 Y2 JP 2583883Y2 JP 376293 U JP376293 U JP 376293U JP 376293 U JP376293 U JP 376293U JP 2583883 Y2 JP2583883 Y2 JP 2583883Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toilet paper
cutting tool
cutting
cover member
paper holder
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP376293U
Other languages
English (en)
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JPH0655496U (ja
Inventor
次夫 勝間田
Original Assignee
釜屋化学工業株式会社
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Filing date
Publication date
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はロール巻きされたトイレ
ットペーパの切断手段を具えたホルダに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ホルダに回転自由に支持したロール巻き
トイレットペーパを必要量だけ引出して使用する場合、
正確に切断できるように切断具を設けたホルダは従来か
ら知られている(実開昭58ー19698号公報、実開
昭60ー4297号公報参照)。
【0003】これらの従来知られている切断具はトイレ
ットペーパの幅方向へ延びる刃先をもっており、トイレ
ットペーパを刃先に当てて引張ることにより刃先に沿っ
て全体を切断させるものである。
【0004】ところが、このような切断具はホルダのカ
バー部先端縁に少なくとも刃先部分が常に露出して使用
容易な状態で設けられており、しかも金属または硬質合
成樹脂で作られかなり薄肉であるばかりか、殊に刃先を
鋸歯状としたものは多数の鋭角部分をもつので誤って指
先などを傷つけやすく安全面から好ましくない。
【0005】また、カバー部材は一般に背板に回動自由
に取付けられているので、切断時に持ち上げられないよ
うに押えておく必要があり、そのために両方の手を使用
しなければならないという不便さがある。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】本考案が解決しようと
する課題は、従来のトイレットペーパ用切断具が薄肉の
硬質材料で作られ且つ少なくとも刃先部分を常に露出し
た状態で設けられているので指先などを傷つける危険が
あり安全面から好ましくない、更に切断具は回動自由な
カバー部材に設けられているので切断時に両手を用いな
ければならず不便である、という点である。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本考案はロール巻きされたトイレットペーパの上部
を覆うカバー部材を背板に回動不能に固定し、軟質弾性
高分子材料で作られ表面に大きな摩擦抵抗力を有する切
断具をカバー部材の先端に設けたものとし、このような
構成としたことにより片手だけで確実に切断することが
でき、しかも指先などを傷つける心配がなく安全なトイ
レットペーパホルダを提供する、という目的を達成し
た。
【0008】
【作用】トイレットペーパを引出して切断具の刃先部分
に当て折曲げ状態として引張ると、摩擦抵抗力によって
切断具に付着し引きずられることなく引き裂かれて全体
が切断具に沿い切断されることになる。また、切断具は
柔軟で弾性を有しているので指先などを傷つけることが
なく、且つカバー部材は背板に固定されているのでトイ
レットペーパを先端の切断具に当てて引張っても動くこ
とがない。
【0009】
【実施例】本考案の実施例を図面に基いて説明すると、
符号1で示した切断具はトイレットペーパ11の幅より
も少し大きい長さを有する端面長方形の板状に作られて
おり、表面全体に微小な凹凸2が形成されている。
【00010】この切断具1はゴム、エラストマから選
ばれ手で容易に曲げることができる柔軟性、弾力性を有
する高分子材料、好ましくはシリコンゴムで作られる。
また、その表面は紙との摩擦による静電気に基く自己接
着性、或いは前記の凹凸2による粗面に基く係合性、更
にこれらの組合せからなる状態とされ、これらによって
大きな摩擦抵抗力を有している。或いは弱粘着性の粘着
剤を少量塗布して摩擦抵抗力を与えることもある。
【0011】トイレットペーパ11は建物の壁や柱に固
定される背板13および側板14、カバー部材15から
なりこれらが互いに固定されて殊にカバー部材15が回
動不能とされているホルダ本体12の側板14に方持ち
式に突設した支軸16に装着される。そして、切断具1
はカバー部材15の先端縁に形成した溝からなる取付部
17に基部を嵌装し、先端下方の角部分を刃先3として
先端部分を常時露出させた状態で固定されるものであ
る。
【0012】トイレットペーパ11を支軸16に装着さ
れているロール部分から斜め下方へ向けて図2に符号1
1Aで示したように必要量だけ引出したとき、引出した
部分を上方へ向けて図2に符号11Bで示したように引
張り上げる。この動作によりトイレットペーパ11が刃
先3である先端下方の角部分に押し当てられ、軟質弾性
の切断具1が圧縮されてすべりを生じないことと摩擦抵
抗力とによって付着し引出されない状態となる。また、
刃先3の凹凸2がトイレットペーパ11に喰込んですべ
り止めとして働くとともに、その部分の強度を劣化し或
いは突き破って破断個所を作る。
【0013】従って、刃先3に押し当てたとき強い力で
そのまま引張ることにより刃先3に沿って引き裂かれる
が、本実施例のように凹凸2を有しているときはほぼ一
直線上に並んで形成された強度劣化個所と破断個所から
破断が広がり、きわめて容易に刃先3に沿って切断され
ることとなる。
【0014】切断後はロール側の先端が刃先3に付着し
て残ることもあるが、静電気、凹凸2への引掛かりによ
る付着力はきわめて弱いので簡単にはがして引出すこと
ができる。
【0015】尚、凹凸2は全表面に設けられている必要
はなく、刃先3の部分にのみ設けられていれば充分であ
る。また、柔軟で弾性ある切断具1は実施例に示す覆板
15の溝からなる取付部17に限らず、カバー部材15
の先端に適宜手段で取付けることにより所定形状を保持
してトイレットペーパ11を正確且つ確実に切断するこ
とができるものであり、更にその形状も端面正方形、三
角形など刃先3となる角部分を有していれば任意であ
る。
【0016】
【考案の効果】背板に回動不能に固定したカバー部材の
先端に軟質弾性ある高分子材料製の切断具を設けた本考
案によると、カバー部材を手で押えることなくトイレッ
トペーパを切断具に押当てた状態で引張ることにより、
片手だけで容易に正確且つ確実に切断することができ、
また切断具に人の指先などが触れても柔軟で弾性をもっ
ているため傷付ける心配がなく安全性の高いものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の一部切截した正面図。
【図2】図1のX−X線に沿う断面図。
【符号の説明】
1 切断具, 3 刃先, 12 ホルダ本体, 1
3 背板, 15 カバー部材, 17 取付部,

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール巻きされたトイレットペーパの上
    部を覆うカバー部材が背板に回動不能に固定され、軟質
    弾性高分子材料で作られ表面が大きな摩擦抵抗力を有し
    ている切断具が前記カバー部材の先端に設けられている
    ことを特徴とするトイレットペーパホルダ。
JP376293U 1993-01-14 1993-01-14 トイレットペーパホルダ Expired - Lifetime JP2583883Y2 (ja)

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JPH0655496U JPH0655496U (ja) 1994-08-02
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JP4573206B2 (ja) * 2003-07-31 2010-11-04 Toto株式会社 ロール紙繰り出し容器
JP4632149B2 (ja) * 2004-03-03 2011-02-16 株式会社細井 ロール状ペーパーのホルダー
JP2021045329A (ja) * 2019-09-18 2021-03-25 アロン化成株式会社 シートホルダ

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