JP2003340174A - 剥離紙付粘着シート等の剥離紙切断用工具 - Google Patents

剥離紙付粘着シート等の剥離紙切断用工具

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JP2003340174A
JP2003340174A JP2002158546A JP2002158546A JP2003340174A JP 2003340174 A JP2003340174 A JP 2003340174A JP 2002158546 A JP2002158546 A JP 2002158546A JP 2002158546 A JP2002158546 A JP 2002158546A JP 2003340174 A JP2003340174 A JP 2003340174A
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Japan
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adhesive sheet
cutter body
sensitive adhesive
release paper
releasing paper
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JP2002158546A
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Tadashi Iwamoto
正 岩本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 剥離紙付粘着シートの剥離紙を剥がすことな
く、剥離紙のみに、表面の粘着シートに傷を付けること
なく、安全にかつ簡単に任意の位置で必要な長さだけス
リットを形成できる工具を開発する。 【解決手段】 柄1に固定したカッター体2の下端周縁
に、剥離紙付粘着シートの剥離紙aと粘着シートbの間に
滑り込ませるための周縁を滑らかに切削された、中心部
にカッター体2と同一方向にカッター体2の下端周縁が入
り当接するように溝5cを配置したガイドプレート5aを、
カッター体2の前方、柄の先端部分からカッター体2と平
行に突き出したガイドプレート支持板5bの先にカッター
体2と直角方向に設け、当該ガイドプレート5aを剥離紙
付粘着シートの切断端部より剥離紙aと粘着シートbの間
にガイドプレート(5a)を差し込んで工具を引く。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明が属する技術分野】本発明は、表面にシリコーン
塗布した剥離紙を仮付着させた両面もしくは片面粘着シ
ートや粘着シートの裏面の接着層に剥離紙を仮付着させ
た壁紙のような剥離紙付粘着シートにおいて、この剥離
紙のみにスリット(切れ目)を形成するための工具に関
するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、剥離紙付粘着シートの剥離紙に任
意の位置にカッターでスリットを入れようとしてもカッ
ターへの力の入れ具合で粘着シートまで切断してしまう
ため、一度剥離紙をはがして切断し、元へ貼りなおす手
段が用いられている。このような場合は、剥離紙付粘着
シートは、その切断端面が揃っているため指先で剥離紙
のみを剥がすことは困難で、カッター等の鋭利な先を剥
離紙と粘着シートとの間に差し込み剥離紙を捲り上げる
手法がとられている。 【0003】このような従来の手法では、指先をカッタ
ー等の鋭利な先で指等を突く危険を伴い、また剥離紙付
粘着シート(塩化ビニルフィルム等)の糊部に埃やごみ
が付着しやすいため、気を使わなければならず、傷つき
やすく手間がかかり不都合があった。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、剥離紙付粘着シートの剥離紙を剥がさないまま剥
離紙のみを、安全に簡単に任意の位置で必要な長さだけ
スリットを入れる工具を得ることを目的としている。 【0005】 【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の剥離紙切断用工具は、柄に固定したカッタ
ー体の下端周縁に、剥離紙付粘着シート(塩化ビニルフ
ィルム等)の剥離紙と粘着シートの間に滑り込ませるた
めの周縁を滑らかに切削された中心部にカッター体と同
一方向にカッター体の下端周縁が入るように溝を配置し
たガイドプレートを、カッター体の前方、柄の先端部分
からカッター刃と平行に突き出した支持板の先にカッタ
ー体と直角方向に設けたものである。 【0006】 【実施例】本発明を具体化した実施例について説明す
る。図1は、本発明装置の剥離紙切断用工具の実施例を
示した斜視図である。本発明装置の剥離紙切断工具は、
柄1と円盤状のカッター体2、当該カッター体の下端周縁
と当接するガイドプレート5a等から構成されている。 【0007】図2、図3、に示す実施例のように、柄1の
中途部に円盤状カッター体2の下端周縁が柄1より突出す
るように配置し、当該カッター体2を必要に応じて回転
できるように柄1にカッター体2の中心をボルトナット4
で支持し固定する。 【0008】その前部にガイドプレート支持部5bを、カ
ッター体2の厚み方向の中心と当該ガイドプレート支持
部5bの厚み方向の中心を同一線上に配置し、その先にガ
イドプレート5aを設ける。 【0009】図4に示す実施例のように、ガイドプレー
ト5aは、カッター体2に直角方向に設け、カッター体2の
下端周縁が溝5cに入りその底面の幅方向の中心に当接す
るようにを配置する。 【0010】溝5cは、図5(b)ようにカッター体2が当
接する接点fより前後方向に長くし、カッター体2が当
接する接点fよりガイドプレート5aの先端側を長く配置
する。 【0011】図5図6に示す実施例のようにガイドプレー
ト5aは、周縁を滑らかに切削したプレートとし、先端部
は丸く薄くし剥離紙付粘着シートの剥離紙aと粘着シー
トbの隙間に差しこみ易くし、粘着シートbにも傷つきに
くくする。 【0012】図5aに示す実施例のように,ガイドプレー
ト支持板5bのカッター体2側のエッジ5dを滑らかにし、
切断された剥離紙aが離れやすくする。 【0013】図7は、剥離紙切断用工具の使用形態の第1
の実施例を示した説明図で、剥離紙付粘着シートの切断
端縁よりガイドプレート5aの先を、図7(a)のように剥
離紙aと粘着シートbとの間に差し込み図7(b)のように
手で引くことにより、剥離紙aがカッター体2に当たった
とき溝があるためにカッター体2によって下方へ押圧さ
れる結果となり、カッター体2で無理なく切れ目が入
り、スリットsを任意の位置へ必要な長さだけ形成する
ことができる。 【0014】図8は、剥離紙切断用工具の使用形態の第2
の実施例を示した説明図で、剥離紙付粘着シートをドア
等のように、枠を設け段差のある内側底面の下地部分な
どに、枠に突きつけて貼り付ける場合は、剥離紙付粘着
シートの位置を正確にする必要がある。 【0015】上記の第2の実施例においては、剥離紙付
粘着シートを裁断した後、その端縁の一方より例えば50
ミリの位置に剥離紙切断用工具でスリットsを端縁から
端縁まで形成し、貼り付ける下地部分dに剥離紙を剥が
さないで、図8(a)のように剥離紙付粘着シートを剥離
紙を下にして正確な位置に置く。 【0016】次に、図8(b)のように、剥離紙付粘着シ
ートのスリットsを入れた側の端縁を捲り上げ前述の50
ミリの幅の剥離紙a'を除去し図8(c)のように下地部
分に粘着シートbを貼り付ける。 【0017】最後に図8(d)のように、残りの剥離紙a
を捲り上げて下地部分に粘着シートbを貼り付けてい
く。 【0018】図9(a)(b)は、剥離紙切断用工具の使
用形態の第3の実施例を示した説明図で、下地部分dが長
尺で、貼り付ける剥離紙付粘着シートも長尺の場合、長
さ方向の中央または、いくつかに分割した位置に例えば
50ミリの幅でスリットs1,s2を端縁から端縁まで形成
し、前述の第2の実施例の要領で剥離紙付粘着シートを
置き、まず第一に中央の50ミリ幅の剥離紙a'を除去し、
その部分の粘着シートbを下地部分dに貼り付け、位置を
固定し、残りの剥離紙a1,a2を片方ずつ捲り上げて下地
部分dに貼り付けていく。 【0019】したがって、使用形態の第2、第3の実施
例において粘着シートは、下地部分に正確に貼り付ける
ことができ、特に粘着シートの端縁を切断したり微細な
隙間ができることはない。 【0020】 【発明の効果】以上説明したように、剥離紙付粘着シー
トの剥離紙切断用器具は、柄に固定したカッター体の下
端周縁に、剥離紙付粘着シート(塩化ビニルフィルム
等)の剥離紙と粘着シートの間に滑り込ませるための周
縁を滑らかに切削された中心部にカッター体と同一方向
にカッター体の下端周縁が入り当接するように溝を配置
したガイドプレートを、カッター体の前方、柄の先端部
分からカッター体と平行に突き出したガイドプレート支
持板の先にカッター体と直角方向に設け、当該ガイドプ
レートを、剥離紙付粘着シート(塩化ビニルフィルム
等)の切断端部より、剥離紙と粘着シートの隙間にガイ
ドプレートの先を滑り込ませて引くことにより剥離紙を
カッター刃が押圧する結果となり、カッター刃で無理な
く切れ目が入り粘着シートに傷つけることなく、剥離紙
のみに安全に任意の位置で必要な長さだけ簡単にスリッ
トを形成することができる。 【0021】そして、カッター体に円盤状カッター体2
を用いる事により、カッター刃の磨耗の状態に応じて一
定の間隔で回転させて接触部分を換えるにより、カッタ
ー体の交換寿命を長くする事か可能になる効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】剥離紙切断用工具の実施例を示した斜視図であ
る。 【図2】剥離紙切断用工具の詳細を示した正面図であ
る。 【図3】剥離紙切断用工具の詳細を示した左側面図であ
る。 【図4】図2のA―A縦断面図である。 【図5】剥離紙切断用器工具のガイドプレート部の詳細
を示した(a)は、平面図である。(b)は、正面図であ
る。 【図6】図6bのB−B断面図である。 【図7】(a)(b)は、剥離紙切断用工具の使用形態の
第1の実施例を示した説明図である。 【図8】(a)(b)(c)(d)は、剥離紙切断用工具の
使用形態の第2の実施例を示した説明図である。 【図9】(a)(b)は、剥離紙切断用工具の使用形態の
第3の実施例を示した説明図である。 【符号の説明】 1 柄 2 カッター体 3 カッター体カバー 4 ボルト 5a ガイドプレート 5b ガイドプレート支持板 5c 溝 5dガイドプレートのカッター体側エッジ a a' a1 a2 剥離紙 b 粘着シート d 下地部分 f 接点 s スリット

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】柄1に固定したカッター体2の下端周縁に、
    剥離紙付粘着シート(塩化ビニルフィルム等)の剥離紙
    aと粘着シートbの間に滑り込ませるための周縁を滑らか
    に切削された中心部にカッター体2と同一方向にカッタ
    ー体2の下端周縁が入り当接する溝5cを配置したガイド
    プレート5aを、カッター体2の前方、柄1の先端部分から
    カッター体2と平行に突き出したガイドプレート支持板5
    bの先にカッター体2と直角方向に設けたことを特徴とす
    る剥離紙付粘着シート等の剥離紙切断用工具。
JP2002158546A 2002-05-31 2002-05-31 剥離紙付粘着シート等の剥離紙切断用工具 Pending JP2003340174A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008148838A (ja) * 2006-12-15 2008-07-03 Oji Tac Hanbai Kk ドレッシング材およびその製造方法
DE102009018713A1 (de) * 2009-04-27 2010-10-28 Tesa Se Verfahren zum Abtrennen einer Trennlage von einem doppelseitigen Klebeband
JP2013502291A (ja) * 2009-08-27 2013-01-24 レイナー デザイン プロプライエタリー リミテッド 切断装置

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DE102009018713A1 (de) * 2009-04-27 2010-10-28 Tesa Se Verfahren zum Abtrennen einer Trennlage von einem doppelseitigen Klebeband
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