JP2007314622A - 両面粘着シート - Google Patents
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Abstract
【課題】粘着シート片を離型台紙及び離型性保護シート片から簡単且つスムーズに剥離して、所望の部位に貼ることの出来る両面粘着シートを提供する。
【解決手段】両面粘着シート片がその一方の粘着面を向けて離型台紙上に積層され、この両面粘着シート片の他方の粘着面には離型性保護シート片が積層された両面粘着シートにおいて、離型性保護シート片には、両面粘着シート片の一端から外方に突出する摘み部が備えられており、隣接する両面粘着シート片及び離型性保護シート片同士が所定間隔あけて配設され、また両面粘着シート片が透明となっている。
【選択図】図2
【解決手段】両面粘着シート片がその一方の粘着面を向けて離型台紙上に積層され、この両面粘着シート片の他方の粘着面には離型性保護シート片が積層された両面粘着シートにおいて、離型性保護シート片には、両面粘着シート片の一端から外方に突出する摘み部が備えられており、隣接する両面粘着シート片及び離型性保護シート片同士が所定間隔あけて配設され、また両面粘着シート片が透明となっている。
【選択図】図2
Description
本発明は、例えばポスターを壁面やガラス面に貼り付けるのに用いる両面粘着シートに関する。
一般にこの種の両面テープは、離型台紙上に粘着シート材を敷設すると共に、この粘着シート材上に離型性保護シート材を更に積層した上で、離型性保護シート材と粘着シート材とをトムソンなどのカットマシンにより、平面視碁盤の目状にカットして、図4及び図5に示すように、カットされた粘着シート片A及び離型性保護シート片Bを、ポスターを壁面やガラス面に貼り付けるのに適切な大きさに形成している。
そして以上の両面粘着シートにより例えばポスターを壁面に貼り付ける際には、先ずカットされた離型性保護シート片Bを同じくカットされた粘着シート片Aと共に離型台紙Cから取り外して粘着シート片Aの露出する粘着面をポスターの裏面に接着した後、粘着シート片Aから離型性保護シート材Bを剥離して、粘着シート片Aのもう一方の粘着面を露出させた上で、この粘着面を壁面に接着させることで、粘着シート片Aを介してポスターを壁面に貼り付けるようにしている。
(特許文献1参照)
ところで、この種の両面粘着シートによりポスターなどを壁面に貼り付ける場合、次の不具合がある。
(特許文献1参照)
ところで、この種の両面粘着シートによりポスターなどを壁面に貼り付ける場合、次の不具合がある。
即ち、前記したように、両面粘着シートにより例えばポスターを壁面に貼り付ける際には、まず、離型性保護シート片Bを粘着シート片Aと共に離型台紙Cから取り外して、粘着シート片Aの粘着面をポスターの裏面に接着した後、粘着シート片Aから離型性保護シート材Bを剥離して、粘着シート片Aのもう一方の粘着面を露出させた上で、この粘着面を壁面に接着させるのであるが、
従来のこの種の両面粘着シートは、図5にも示すように、粘着シート片Aが、離型性保護シート片Bと同じ大きさで、離型性保護シート片Bの一方の粘着面全面を覆っていることから、離型性保護シート片Bを粘着シート片Aと共に離型台紙Cから取り外し難いし、また更に取り外した粘着シート片Aから離型性保護シート材Bを剥離するのも難しく、ともすると、これらの作業の際に粘着シート片Aの粘着面に指先が触れるなどして、粘着シート片Aが指にくっついて、粘着シート片をポスターなどにうまく貼ることが出来ない不具合がある。
実開平07−21748号公報
従来のこの種の両面粘着シートは、図5にも示すように、粘着シート片Aが、離型性保護シート片Bと同じ大きさで、離型性保護シート片Bの一方の粘着面全面を覆っていることから、離型性保護シート片Bを粘着シート片Aと共に離型台紙Cから取り外し難いし、また更に取り外した粘着シート片Aから離型性保護シート材Bを剥離するのも難しく、ともすると、これらの作業の際に粘着シート片Aの粘着面に指先が触れるなどして、粘着シート片Aが指にくっついて、粘着シート片をポスターなどにうまく貼ることが出来ない不具合がある。
本発明は、以上の事情に鑑みて開発したものであって、目的とするところは、粘着シート片を離型台紙及び離型性保護シート片から簡単且つスムーズに剥離して、所望の部位に貼ることの出来る両面粘着シートを提供することにある。
前記した目的を達成するために、本発明の請求項1に記載の発明は、少なくとも1つの両面粘着シート片がその一方の粘着面を向けて離型台紙上に積層され、この両面粘着シート片の他方の粘着面には離型性保護シート片が積層された両面粘着シートにおいて、離型性保護シート片には、両面粘着シート片の一端から外方に突出する摘み部が備えられていることを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の両面粘着シートにおいて、両面粘着シート片及びこの両面粘着シート片の粘着面に積層された離型性保護シート片が離型台紙上に複数備えられると共に、隣接する両面粘着シート片及び離型性保護シート片同士が所定間隔あけて配設されていることを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の粘着シート片が透明であることを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明によれば、離型性保護シート片には、両面粘着シート片に貼着していない摘み部が備えられているので、例えば両面粘着シート片を離型性保護シート片と共に離型台紙から剥がす際、摘み部を簡単に指先で摘むことが出来て、離型台紙から両面粘着シート片を離型性保護シート片と共に簡単且つ容易に剥がすことが出来るし、また露出した両面粘着シート片一方の粘着面を、例えばポスターの裏面に貼り付けた後、摘み部を指先等で摘んで、離型性保護シート片を両面粘着シート片から簡単に剥がすことが出来、全体として、指先等が両面粘着シート片に不用意に触れるなどの不具合を解消することが出来る。
請求項2に記載の発明によれば、隣接する両面粘着シート片及び離型性保護シート片同士が所定間隔あけて配設されているので、請求項1に記載の発明の効果に加え、各両面粘着シート片を離型性保護シート片と共に離型台紙からより一層簡単に剥がすことが出来る。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1または2に記載の発明の効果に加え、例えばポスターを窓ガラスに貼り付ける際、ポスターのポスター面(表面)に両面粘着シートを貼り付け、この両面粘着シートを介してポスターを窓ガラスに貼り付けても、ポスターのポスター面が両面粘着シート片で覆われることがなく、ポスター面全面を窓ガラス越しに見ることが出来る。
図1〜図3は、本発明にかかる両面粘着シートの一実施形態を表したものであって、図において符号1で示す両面粘着シート1は、平面視横長とした離型台紙2の離型面上に12枚の両面粘着シート片3が貼着され、更に各両面粘着シート片3上には、離型性保護シート片4がその離型面を各両面粘着シート片3の他方の粘着面に向けて貼着されている。
隣接する両面粘着シート片3及び離型性保護シート片4同士は所定間隔あけて配設されている。
離型台紙2は、厚さ約0.05mmの紙製シートを縦約55mm、横約127mmの大きさにカットされたものが使用されており、この離型台紙2には、図1に示すように、ミシン目からなるカットライン21が設けられている。
両面粘着シート片3は、アクリル樹脂系粘着剤から形成されている。
図に示す両面粘着シート片3は、平面から見て縦及び横寸法が17mmの正方形に形成されており、また厚さは0.4mm〜0.5mmとなっている。
図に示す両面粘着シート片3は、平面から見て縦及び横寸法が17mmの正方形に形成されており、また厚さは0.4mm〜0.5mmとなっている。
一方、離型性保護シート片4は、厚さが約0.05mmのポリエチレンテレフタレート(PET)製シートから形成されたものであって、この離型性保護シート片4には、両面粘着シート片の一端から外方に突出する摘み部40が一体に備えられているのであって、実施形態では、この摘み部40が両面粘着シート片3の一端から5mm突出している。
尚、離型性保護シート片4の両面粘着シート片3に対する離型性は、離型台紙2の両面粘着シート材3に対する離型性より乏しくなっている。
以上の両面粘着シート1により、例えばポスターを壁面に貼り付ける際には、先ず離型性保護シート片4を粘着シート片3と共に離型台紙2から取り外して、粘着シート片3の露出する粘着面をポスターの裏面に接着した後、両面粘着シート片3から離型性保護シート片4を剥離して、粘着シート片3のもう一方の粘着面を露出させた上で、この粘着面を壁面に接着させることで、粘着シート片3を介してポスターを壁面に貼り付けるのである。
ところで、以上の両面粘着シート1では、両面粘着シート片3の一端よりも外方に延びて、この両面粘着シート片3に貼着していない摘み部40が離型性保護シート片4に備えられているので、例えば両面粘着シート片3を離型性保護シート片4と共に離型台紙2から剥がす際、摘み部40を簡単に指先で摘むことが出来て、離型台紙2から両面粘着シート片3を離型性保護シート片40と共に簡単且つ容易に剥がすことが出来るのである。
また両面粘着シート片3の露出した一方の粘着面を、例えばポスターの裏面に貼り付けた後、摘み部40を指先等で摘んで、離型性保護シート片4を両面粘着シート片3から簡単且つ容易に剥がすことが出来、全体として、指先等が両面粘着シート片3に不用意に触れるなどの不具合を解消することが出来る。
以上の両面粘着シートでは、両面粘着シート片3が透明であることから、例えばウインドガラス越しにポスターが見られるように、ポスターのポスター面(表面)に両面粘着シート片3を貼り付け、この両面粘着シート片3を介してポスターを窓ガラスの内面側に貼り付けた場合でも、ポスターのポスター面が両面粘着シート片3で覆われることがなく、窓ガラス越しにポスター面全面を明瞭に見ることが出来る。
また以上の実施形態では、隣接する両面粘着シート片3及び離型性保護シート片4同士が所定間隔あけて配設されていることから、所定の両面粘着シート片3を離型性保護シート片4と共に離型台紙2から剥がす際、隣接する両面粘着シート片3及び離型性保護シート片4が剥がし作業の弊害となることがなく、両面粘着シート片3を離型性保護シート片4と共に離型台紙2からスムーズに剥がすことが出来る。
以上の実施形態では、12枚すべて同じ大きさとした両面粘着シート片3及び離型性保護シート片4を離型台紙上に貼り付けたが、これに限定されるものではなく、各両面粘着シート片3及び離型性保護シート片4の大きさ乃至形状を異ならしめてもよい。
また以上の実施形態では、両面粘着シート片3を透明としたが、これに限定されるものではなく、不透明のものでもよい。
また以上の実施形態では、離型性保護シート片4の一端にのみ摘み部40を設けたが、これに限定されるものではなく、例えば離型性保護シート片4の両端にそれぞれ摘み部40を設けてもよい。
1 両面粘着シート
2 離型台紙
3 両面粘着シート片
4 離型性保護シート片
40 摘み部
2 離型台紙
3 両面粘着シート片
4 離型性保護シート片
40 摘み部
Claims (3)
- 少なくとも1つの両面粘着シート片がその一方の粘着面を向けて離型台紙上に積層され、この両面粘着シート片の他方の粘着面には離型性保護シート片が積層された両面粘着シートにおいて、離型性保護シート片には、両面粘着シート片の一端から外方に突出する摘み部が備えられていることを特徴とする両面粘着シート。
- 両面粘着シート片及びこの両面粘着シート片の粘着面に積層された離型性保護シート片が離型台紙上に複数備えられると共に、隣接する両面粘着シート片及び離型性保護シート片同士が所定間隔あけて配設されていることを特徴とする請求項1に記載の両面粘着シート。
- 粘着シート片が透明であることを特徴とする請求項1または2に記載の両面粘着シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006143785A JP2007314622A (ja) | 2006-05-24 | 2006-05-24 | 両面粘着シート |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2009025058A1 (ja) * | 2007-08-23 | 2010-11-18 | 田中 義規 | 粘着剤シートの製造方法及びこの製造方法から得られる粘着剤シート |
JP2011050148A (ja) * | 2009-08-26 | 2011-03-10 | Mirai Ind Co Ltd | 気密カバー |
KR101371795B1 (ko) | 2012-03-07 | 2014-03-07 | 티티엠주식회사 | 열계면 패드 세트 및 그 제조방법 |
JP6309678B1 (ja) * | 2017-08-24 | 2018-04-11 | 株式会社美方 | 両面粘着テープユニット及びその製造方法。 |
JP2019123783A (ja) * | 2018-01-15 | 2019-07-25 | ニチバン株式会社 | マスキングシート及び該マスキングシートの使用方法 |
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2006
- 2006-05-24 JP JP2006143785A patent/JP2007314622A/ja active Pending
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