JP3085148U - 粘着用紙剥がし装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】粘着用紙、粘着テープなどを、いかなる切断面
からでも容易に剥がすことができる粘着用紙剥がし装置
を提供する。 【解決手段】開閉バネ７の上下先端部位に粘着剤または
接着剤１，２などを取り付け、指を固定装置３，４に固
定し粘着用紙、粘着テープ等の剥がし口のない切断面を
挟み開くことにより剥がす粘着用紙剥がし装置。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、粘着用紙、粘着テープ等の切断面から剥がす装置に関するものであ る。

【０００２】

【従来の技術】

従来の粘着用紙、粘着テープ等を剥がす方法においては、あらかじめ用意され た剥がし目の有る専用用紙、粘着テープ等を用い規格に定められた範囲で使用さ れていた。あるいは、剥がし目の有る範囲で印刷されていた。また、粘着用紙、 粘着テープ等の切断面に刃物の先端のような尖ったもので、剥がし口を探って剥 がしていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら、従来の粘着用紙、粘着テープ等は、剥がし口などを機械的に設 け、また、剥がし口を設ける型枠が必要であり、剥がし口の無い切断面からは、 容易に剥がすことが困難であった。

【０００４】 本考案は、これらの問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ は、剥がし口の無い切断面から正確かつ簡便に剥がすことを行うことができる装 置を提供しようとするものである。

【０００５】

【課題を解決する為の手段】

上記の目的を達成するために、本考案における粘着用紙剥がし装置は、粘着剤 物質または接着剤を装置の上下先端部分に固定させ、剥がし口の無い切断面を粘 着剤物質または接着剤で挟み、開くことで剥がし口の無い切断面から剥がすよう にしたものです。

【０００６】

【考案の実施の形態】 考案の実施の形態について図面を参照して説明する。 図１において、１および２は、粘着剤物質または接着剤であり、開閉ばね機構 のある７の上下先端部分に固定させる。

【０００７】 ３および４は、指の固定位置であり、１および２に剥がし口の無い切断面を置 く際、１０は剥がし口の無い切断面が、粘着剤物質または接着剤の範囲を損なわ ないよう、適切に固定されるために固定ガイドが設けられている。

【０００８】 ５および６は、１と２が均等に接触するためには、溝を刻むことにより柔軟性 を持たせることで、小さな力で均等に接触するようになっている。

【０００９】 ８および９は、使用後に粘着剤物質または接着剤に、ほこりなどの付着をさけ るため、スライド機構による保護カバーとなっている。

【考案の効果】

本考案は、上述のとうり構成されているので、次に記載する効果を奏する。

【０００１０】 本考案による、粘着用紙剥がし装置を使用することにより、粘着用紙、粘着テ ープ等の切断面から正確かつ簡便に剥がすことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】粘着用紙剥がし装置の概略図である。

【符号の説明】

１ 粘着剤物質または接着剤（上） ２ 粘着剤物質または接着剤（下） ３ 指固定内位置（上） ４ 指固定内位置（下） ５ 溝（上） ６ 溝（下） ７ 板バネ ８ 粘着剤物質または接着剤保護カバースライド機構
（上） ９ 粘着剤物質または接着剤保護カバースライド機構
（下） １０ 切断面固定位置ガイド

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】粘着用紙剥がし装置の上下先端部位に粘着
   剤または接着剤などを取り付け粘着用紙、粘着テープ等
   の切断面を挟み、開くことにより剥がすことを特徴とす
   る粘着用紙剥がし装置。