JP2015113423A - 粘着テープ剥離補助具及び粘着テープ剥離方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】剥離フィルムに貼着された粘着テープを容易に剥離できる粘着テープ剥離補助具を提供する。
【解決手段】基材シート(13a)上に糊層(13b)が配設された粘着テープ(13)と、粘着テープの糊層上に貼着された剥離フィルム(15)と、からなるテープシート(11)の剥離フィルムを粘着テープから剥離するための粘着テープ剥離補助具(2)であって、テープシートの剥離フィルム側が貼着される粘着部(8)が表面(4a)に形成された本体(4)と、ヒンジ部によって本体に連結された粘着部を覆い保護する蓋部(6)と、からなる構成とした。
【選択図】図2
【解決手段】基材シート(13a)上に糊層(13b)が配設された粘着テープ(13)と、粘着テープの糊層上に貼着された剥離フィルム(15)と、からなるテープシート(11)の剥離フィルムを粘着テープから剥離するための粘着テープ剥離補助具(2)であって、テープシートの剥離フィルム側が貼着される粘着部(8)が表面(4a)に形成された本体(4)と、ヒンジ部によって本体に連結された粘着部を覆い保護する蓋部(6)と、からなる構成とした。
【選択図】図2
Description
本発明は、剥離フィルムに貼着された粘着テープを剥離するために使用される粘着テープ剥離補助具、及びこの粘着テープ剥離補助具を用いる粘着テープ剥離方法に関する。
半導体ウェーハに代表される板状の被加工物を複数のチップへと分割する際には、チップの分散を防いでハンドリング性を維持するために、被加工物の裏面側にダイシングテープを貼着することがある(例えば、特許文献1参照)。
また、被加工物の裏面側を研削する際には、IC等のデバイスを保護する保護テープを被加工物の表面側に貼着することもある(例えば、特許文献2参照)。ダイシングテープや保護テープのような粘着テープは、通常、ロール状に巻回された状態で取引されており、その貼着面には、保護用の剥離フィルムが貼着されている。
ところで、上述した粘着テープは、作業者の手作業で被加工物に貼着されることがある。その場合、例えば、作業者は、適当なサイズに切断した粘着テープの端部から剥離フィルムを剥離して、貼着面が露出した状態の粘着テープを被加工物に貼り付ける。
しかしながら、通常、粘着テープと剥離フィルムとは密着した状態で同じサイズに切断されるので、この方法では必ずしも剥離フィルムを効率的に剥離できず、粘着テープの貼着に要する時間が長くなっていた。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、剥離フィルムに貼着された粘着テープを容易に剥離できる粘着テープ剥離補助具及び粘着テープ剥離方法を提供することを目的とする。
本発明によれば、基材シート上に糊層が配設された粘着テープと、該粘着テープの該糊層上に貼着された剥離フィルムと、からなるテープシートの該剥離フィルムを該粘着テープから剥離するための粘着テープ剥離補助具であって、テープシートの該剥離フィルム側が貼着される粘着部が表面に形成された本体と、ヒンジ部によって該本体に連結された該粘着部を覆い保護する蓋部と、からなることを特徴とする粘着テープ剥離補助具が提供される。
また、本発明によれば、前記粘着テープ剥離補助具を用いて、基材シート上に糊層が配設された粘着テープと、該粘着テープの該糊層上に貼着された剥離フィルムと、からなるテープシートの該剥離フィルムを該粘着テープから剥離する粘着テープ剥離方法であって、該粘着部にテープシートの角部の該剥離フィルム側を貼着する貼着ステップと、該剥離フィルム側が該粘着部に貼着保持された状態で該角部の粘着テープを剥離する剥離ステップと、を備えたことを特徴とする粘着テープ剥離方法が提供される。
本発明の粘着テープ剥離補助具は、テープシートの剥離フィルム側が貼着される粘着部を備えるので、この粘着部にテープシートの角部の剥離フィルム側を貼着して、粘着テープ側から角部に僅かな力を加えるだけで、粘着テープを剥離フィルムから容易に剥離できる。すなわち、本発明の粘着テープ剥離補助具及び粘着テープ剥離方法によれば、剥離フィルムに貼着された粘着テープを容易に剥離できる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態に係る粘着テープ剥離補助具の構成例を模式的に示す斜視図である。図1に示すように、粘着テープ剥離補助具2は、略矩形状の平板でなる本体4と、本体4の一端部に連結された蓋(蓋部)6とを備えている。
本体4の表面4a側には、凹部4bが形成されており、この凹部4b内には、テープシート11(図2参照)を貼着する粘着材(粘着部)8が配置されている。粘着材8は、例えば、ウレタンゲル、シリコンゲル等でなり、テープシート11の貼着に必要な粘着力を有している。
テープシート11は、樹脂材料でなる基材シート13a(図2(B)参照)の片面に粘着性の糊層13bを設けた粘着テープ13と、粘着テープ13の糊層13bに貼着された剥離フィルム15とを含んでいる。粘着材8には、このテープシート11の剥離フィルム15側が貼着される。
また、粘着材8は、貼着されたテープシート11を容易に剥離できるように、ある程度の硬さを備えている。具体的には、例えば、貼着されたテープシート11の粘着テープ13側を剥離するために力を加えても、作業者の手の爪等が埋設しない程度の硬さに形成されている。これにより、テープシート11を剥離する際の作業性を高めることができる。
本体4の一端部には、切り欠き部4cが形成されている。この切り欠き部4cには、蓋6の一端部に設けられた凸部6aが係合されている。切り欠き部4cと凸部6aとは、本体4及び蓋6の長手方向に垂直な回動軸(不図示)を介して連結されており、蓋6は、この回動軸の周りに回動する。すなわち、切り欠き部4cと凸部6aとは、蓋6を開閉するヒンジ(蝶番)部を構成している。
蓋6は、粘着材8の全面を覆うことができるサイズに形成されており、上述のように蓋6を閉じると、粘着材8の全面が蓋6で覆われる。これにより、粘着テープ剥離補助具2の不使用時(例えば、搬送時)に粘着材8を保護して、汚損等による粘着力の低下を防止できる。粘着テープ剥離補助具2の使用時には、図1に示すように蓋6を開いて粘着材8を露出させれば良い。
なお、本実施の形態では、粘着材8を、ウレタンゲル、シリコンゲル等で構成しているので、粘着材8に粉塵等が付着して粘着力が低下した場合でも、粘着材8を洗浄することで粘着力を回復させることができる。
次に、上述した粘着テープ剥離補助具2を用いる粘着テープ剥離方法について説明する。図2(A)は、本実施の形態に係る粘着テープ剥離方法の貼着ステップを模式的に示す斜視図であり、図2(B)は、貼着ステップを模式的に示す断面図である。図3(A)及び図3(B)は、本実施の形態に係る粘着テープ剥離方法の剥離ステップを模式的に示す斜視図である。
本実施の形態に係る粘着テープ剥離方法では、まず、粘着材8にテープシート11を貼着する貼着ステップを実施する。この貼着ステップでは、まず、図2(A)に示すように、粘着テープ剥離補助具2の蓋6を開いて粘着材8を露出させ、粘着材8にテープシート11の剥離フィルム15側を対面させる。
次に、テープシート11の角部11aを粘着材8に接近させて、角部11aの剥離フィルム15側を粘着材8の表面に接触させる。上述のように、粘着材8は、テープシート11の貼着に必要な粘着力を有している。そのため、粘着テープ剥離補助具2の粘着材8には、図2(B)に示すように、テープシート11の角部11aの剥離フィルム15側が貼着される。
貼着ステップを実施した後には、テープシート11の粘着テープ13側を剥離する剥離ステップを実施する。剥離ステップでは、まず、図3(A)に示すように、作業者の手21でテープシート11の角部11aに力を加え、粘着材8に貼着されたテープシート11から粘着テープ13側の一部を剥離する。
具体的には、例えば、テープシート11の角部11aを爪で引っ掻くようにして力を加え、粘着テープ13と剥離フィルム15とを角部11aにおいて分離する。次に、図3(B)に示すように、剥離フィルム15から分離された粘着テープ13を手21でつまんで引き剥がす。
これにより、粘着テープ13は剥離フィルム15から剥離される。上述のように、本実施の形態に係る粘着テープ剥離補助具2の粘着材8は、テープシート11の貼着に必要な粘着力を備えるともに、作業者の手21の爪等が埋設しない硬さに構成されているので、粘着テープ13の剥離性を高め、高い作業性を実現できる。
以上のように、本実施の形態に係る粘着テープ剥離補助具2は、テープシート11の剥離フィルム15側が貼着される粘着材(粘着部)8を備えるので、この粘着材8にテープシート11の角部11aの剥離フィルム15側を貼着して、粘着テープ13側から角部11aに僅かな力を加えるだけで、粘着テープ13を剥離フィルム15から容易に剥離できる。すなわち、本実施の形態に係る粘着テープ剥離補助具2及び粘着テープ剥離方法によれば、剥離フィルム15に貼着された粘着テープ13を容易に剥離できる。
なお、本発明は上記実施の形態の記載に限定されず、種々変更して実施可能である。例えば、上記実施の形態の粘着材8は、作業者の手21の爪等が埋設しない程度に硬く形成されているが、粘着材8は柔軟に構成されても良い。
ただし、この場合には、作業者の手21の爪等が粘着材8に埋設され難くなるように、粘着材8を薄くしておくと良い、これにより、粘着テープ13の剥離性を高め、高い作業性を維持できる。
その他、上記実施の形態に係る構成、方法などは、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施できる。
2 粘着テープ剥離補助具
4 本体
4a 表面
4b 凹部
4c 切り欠き部
6 蓋(蓋部)
6a 凸部
8 粘着材(粘着部)
11 テープシート
13 粘着テープ
13a 基材シート
13b 糊層
15 剥離シート
21 手
4 本体
4a 表面
4b 凹部
4c 切り欠き部
6 蓋(蓋部)
6a 凸部
8 粘着材(粘着部)
11 テープシート
13 粘着テープ
13a 基材シート
13b 糊層
15 剥離シート
21 手
Claims (2)
- 基材シート上に糊層が配設された粘着テープと、該粘着テープの該糊層上に貼着された剥離フィルムと、からなるテープシートの該剥離フィルムを該粘着テープから剥離するための粘着テープ剥離補助具であって、
テープシートの該剥離フィルム側が貼着される粘着部が表面に形成された本体と、
ヒンジ部によって該本体に連結された該粘着部を覆い保護する蓋部と、からなることを特徴とする粘着テープ剥離補助具。 - 請求項1に記載の粘着テープ剥離補助具を用いて、基材シート上に糊層が配設された粘着テープと、該粘着テープの該糊層上に貼着された剥離フィルムと、からなるテープシートの該剥離フィルムを該粘着テープから剥離する粘着テープ剥離方法であって、
該粘着部にテープシートの角部の該剥離フィルム側を貼着する貼着ステップと、
該剥離フィルム側が該粘着部に貼着保持された状態で該角部の粘着テープを剥離する剥離ステップと、を備えたことを特徴とする粘着テープ剥離方法。
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---|---|---|---|
JP2013257298A JP2015113423A (ja) | 2013-12-12 | 2013-12-12 | 粘着テープ剥離補助具及び粘着テープ剥離方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3059201U (ja) * | 1998-11-19 | 1999-07-09 | 克彦 播磨 | カバ―付き繰返し粘着板 |
JP3070770U (ja) * | 2000-02-04 | 2000-08-15 | 武秋 荒木 | フイルム剥離具 |
JP3085148U (ja) * | 2001-09-26 | 2002-04-19 | 哲緒 間渕 | 粘着用紙剥がし装置 |
-
2013
- 2013-12-12 JP JP2013257298A patent/JP2015113423A/ja active Pending
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