JPH08173346A - トイレットペーパーホルダー - Google Patents
トイレットペーパーホルダーInfo
- Publication number
- JPH08173346A JPH08173346A JP34092794A JP34092794A JPH08173346A JP H08173346 A JPH08173346 A JP H08173346A JP 34092794 A JP34092794 A JP 34092794A JP 34092794 A JP34092794 A JP 34092794A JP H08173346 A JPH08173346 A JP H08173346A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toilet paper
- cutting blade
- resistance member
- toilet roll
- cutting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Nonmetal Cutting Devices (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 トイレットペーパーを切り取るときに、切刃
板を押さえる必要がないトイレットペーパーホルダーを
提供する。 【構成】 トイレットペーパーをそのロールが引出し可
能に装填されるフレームに、引き出したトイレットペー
パーを掛ける摩擦による抵抗部材を架設し、抵抗部材の
下方において、先端の刃先に至るまでトイレットペーパ
ーと近接して垂下するように切刃板を形成し、トイレッ
トペーパーの切取り時に、その引く力に抗して垂下状態
が保持されるように、切刃板を固定または停止させてあ
る。また、切刃板の刃先に突起刃を形成し、切刃板の両
側端に、抵抗部材よりも下方位置において、トイレット
ペーパーを摘み得るように切欠窓を設けてある。
板を押さえる必要がないトイレットペーパーホルダーを
提供する。 【構成】 トイレットペーパーをそのロールが引出し可
能に装填されるフレームに、引き出したトイレットペー
パーを掛ける摩擦による抵抗部材を架設し、抵抗部材の
下方において、先端の刃先に至るまでトイレットペーパ
ーと近接して垂下するように切刃板を形成し、トイレッ
トペーパーの切取り時に、その引く力に抗して垂下状態
が保持されるように、切刃板を固定または停止させてあ
る。また、切刃板の刃先に突起刃を形成し、切刃板の両
側端に、抵抗部材よりも下方位置において、トイレット
ペーパーを摘み得るように切欠窓を設けてある。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、トイレットペーパー
をロールから必要なだけ巻き戻して使用し得るように装
填するトイレットペーパーホルダーに関する。
をロールから必要なだけ巻き戻して使用し得るように装
填するトイレットペーパーホルダーに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のトイレットペーパーホルダーは、
ホルダー本体としてのフレームと、その後端に上下揺動
可能に軸支される切刃板とからなるもので、トイレット
ペーパーのロールを装填したとき、切刃板の先端部がロ
ールに沿って接合するように湾曲されていた。
ホルダー本体としてのフレームと、その後端に上下揺動
可能に軸支される切刃板とからなるもので、トイレット
ペーパーのロールを装填したとき、切刃板の先端部がロ
ールに沿って接合するように湾曲されていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のト
イレットペーパーホルダーによれば、引き出したトイレ
ットペーパーを必要なだけの長さに切るとき、切刃板を
ロールに押し付けて引出し不能に抵抗を付けた状態にお
いて、トイレットペーパーを引いて刃先に停止不能に掛
けていたが、その場合に、両手使いとなることはもちろ
ん、一方の手で切刃板を強く押している必要があるため
に、それだけ他方の手に自由がきかなくなり、トイレッ
トペーパーの切取りに不都合であって、殊に、身体障害
者や老人には、切取りが困難であった。
イレットペーパーホルダーによれば、引き出したトイレ
ットペーパーを必要なだけの長さに切るとき、切刃板を
ロールに押し付けて引出し不能に抵抗を付けた状態にお
いて、トイレットペーパーを引いて刃先に停止不能に掛
けていたが、その場合に、両手使いとなることはもちろ
ん、一方の手で切刃板を強く押している必要があるため
に、それだけ他方の手に自由がきかなくなり、トイレッ
トペーパーの切取りに不都合であって、殊に、身体障害
者や老人には、切取りが困難であった。
【０００４】この発明は、上記のような実情に鑑みて、
トイレットペーパーを切り取るときに、切刃板を押さえ
る必要がないトイレットペーパーホルダーを提供するこ
とを目的とした。
トイレットペーパーを切り取るときに、切刃板を押さえ
る必要がないトイレットペーパーホルダーを提供するこ
とを目的とした。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は、トイレットペーパーをそのロールが
引出し可能に装填されるフレームに、引き出したトイレ
ットペーパーを掛ける摩擦による抵抗部材を架設し、抵
抗部材の下方において、先端の刃先に至るまでトイレッ
トペーパーと近接して垂下するように切刃板を形成し、
トイレットペーパーの切取り時に、その引く力に抗して
垂下状態が保持されるように、切刃板を固定または停止
させてあることを特徴とするトイレットペーパーホルダ
ーを構成したものである。
めに、この発明は、トイレットペーパーをそのロールが
引出し可能に装填されるフレームに、引き出したトイレ
ットペーパーを掛ける摩擦による抵抗部材を架設し、抵
抗部材の下方において、先端の刃先に至るまでトイレッ
トペーパーと近接して垂下するように切刃板を形成し、
トイレットペーパーの切取り時に、その引く力に抗して
垂下状態が保持されるように、切刃板を固定または停止
させてあることを特徴とするトイレットペーパーホルダ
ーを構成したものである。
【０００６】また、切刃板の刃先に突起刃を形成するこ
ともある。
ともある。
【０００７】さらに、切刃板の両側端に、抵抗部材より
も下方位置において、トイレットペーパーを摘み得るよ
うに切欠窓を設けることもある。
も下方位置において、トイレットペーパーを摘み得るよ
うに切欠窓を設けることもある。
【０００８】
【作 用】トイレットペーパーのロールを装填するとき
に、トイレットペーパーを抵抗部材に掛けておけば、そ
れが切刃板に近接して平行に垂れ下がるので、引き出し
たトイレットペーパーを手前に引けば、抵抗部材との摩
擦により刃先に停止して掛かるために、切刃板を押さえ
止めることなく、トイレットペーパーを切ることができ
る。また、刃先がトイレットペーパーと平行に下向きで
あるために、トイレットペーパーを上向きに引くことな
く切ることができる。
に、トイレットペーパーを抵抗部材に掛けておけば、そ
れが切刃板に近接して平行に垂れ下がるので、引き出し
たトイレットペーパーを手前に引けば、抵抗部材との摩
擦により刃先に停止して掛かるために、切刃板を押さえ
止めることなく、トイレットペーパーを切ることができ
る。また、刃先がトイレットペーパーと平行に下向きで
あるために、トイレットペーパーを上向きに引くことな
く切ることができる。
【０００９】殊に、突起刃を設けておけば、それが切取
りの先導となるだけでなく、それによっても引っ掛かり
ができるために、切取りを確実になし得る。また、切刃
板に切込みを設けてあると、そこでトイレットペーパー
を摘んで引き出すことができる。
りの先導となるだけでなく、それによっても引っ掛かり
ができるために、切取りを確実になし得る。また、切刃
板に切込みを設けてあると、そこでトイレットペーパー
を摘んで引き出すことができる。
【００１０】
【実施例】次に、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
【００１１】図１および図２は、一実施例を示したもの
で、そのトイレットペーパーホルダーＨは、トイレット
ペーパー１のロールＲを装填するフレーム２と、トイレ
ットペーパー１を先端で切る切刃板３と、引き出したト
イレットペーパー１を引き出し可能に掛ける抵抗部材４
とから構成される。
で、そのトイレットペーパーホルダーＨは、トイレット
ペーパー１のロールＲを装填するフレーム２と、トイレ
ットペーパー１を先端で切る切刃板３と、引き出したト
イレットペーパー１を引き出し可能に掛ける抵抗部材４
とから構成される。
【００１２】フレーム２は、トイレの壁に固定する基板
５に、天板６と、一側板７が固定されているが、他側板
８が天板６に開閉可能に蝶番９，９により取り付けられ
ている。そして、固定側板７にロールＲの支軸１０が突
設されているので、側板８を開くことによりロールＲを
装填する。
５に、天板６と、一側板７が固定されているが、他側板
８が天板６に開閉可能に蝶番９，９により取り付けられ
ている。そして、固定側板７にロールＲの支軸１０が突
設されているので、側板８を開くことによりロールＲを
装填する。
【００１３】切刃板３は、フレーム２にその前面を塞ぐ
ように固着されており、従って、下端部がトイレットペ
ーパー１と平行となる先端垂下部３ａとなっている。そ
の下端縁に刃先１１を両端が反り上がる湾曲形状に形成
し、最も突き出ている中央に切刃の突起刃１２が形成さ
れる。そこで、図２に示すように、引き出したトイレッ
トペーパー１を手前に引くと、まず、トイレットペーパ
ー１が突起刃１２により切り込まれ、そこでトイレット
ペーパー１が引出し不能に刃先１１に停止して掛かり、
次には、刃先１１の湾曲形状から、突起刃１２から左右
に徐々に切れて行くことになるので、少ない力で確実に
切り取ることができる。
ように固着されており、従って、下端部がトイレットペ
ーパー１と平行となる先端垂下部３ａとなっている。そ
の下端縁に刃先１１を両端が反り上がる湾曲形状に形成
し、最も突き出ている中央に切刃の突起刃１２が形成さ
れる。そこで、図２に示すように、引き出したトイレッ
トペーパー１を手前に引くと、まず、トイレットペーパ
ー１が突起刃１２により切り込まれ、そこでトイレット
ペーパー１が引出し不能に刃先１１に停止して掛かり、
次には、刃先１１の湾曲形状から、突起刃１２から左右
に徐々に切れて行くことになるので、少ない力で確実に
切り取ることができる。
【００１４】突起刃１２については、切取りの先導とな
りやすい形状であれば良く、この場合は、逆山形に形成
される。また、複数個設けても良いし、ぎざぎざに形成
しても良い。さらに、この発明では、突起刃１２を必ず
しも設けることを要しなく、その場合は、内側へ刃先１
１を曲げておいても良い。
りやすい形状であれば良く、この場合は、逆山形に形成
される。また、複数個設けても良いし、ぎざぎざに形成
しても良い。さらに、この発明では、突起刃１２を必ず
しも設けることを要しなく、その場合は、内側へ刃先１
１を曲げておいても良い。
【００１５】さらに、切刃板３には、左右両端に切欠窓
１３，１３が設けられているので、ここにおいて、両手
でトイレットペーパー１を引き下げ、トイレットペーパ
ー１を所定の長さに引き出す手掛かりを得ることができ
る。
１３，１３が設けられているので、ここにおいて、両手
でトイレットペーパー１を引き下げ、トイレットペーパ
ー１を所定の長さに引き出す手掛かりを得ることができ
る。
【００１６】抵抗部材４は、切刃板３とトイレットペー
パー１との間にあって、それには棒材が使用され、それ
が切刃板３に近接する位置において固定側板７から突設
されている。これにトイレットペーパー１が掛かってい
るために、引き出したトイレットペーパー１が切刃板３
の裏側に一定の位置において垂れ下がった状態となる。
また、トイレットペーパー１を引き出す抵抗となるの
で、突起刃１２や刃先１１によるトイレットペーパー１
の切取りに確実性が得られる。
パー１との間にあって、それには棒材が使用され、それ
が切刃板３に近接する位置において固定側板７から突設
されている。これにトイレットペーパー１が掛かってい
るために、引き出したトイレットペーパー１が切刃板３
の裏側に一定の位置において垂れ下がった状態となる。
また、トイレットペーパー１を引き出す抵抗となるの
で、突起刃１２や刃先１１によるトイレットペーパー１
の切取りに確実性が得られる。
【００１７】図３は、他の実施例を示したもので、この
場合は、フレーム２が従来一般のものと同様であって、
基板５に左右側板７，７を突設し、その間に支軸１０を
着脱可能に架設してある。そして、ロールＲを装填でき
るように、切刃板３が上下揺動可能であるが、抵抗部材
４が架設されていることと、切刃板３の先端部がその抵
抗部材４よりも下に垂下し、先端垂下部３ａを有してい
る点で従来のものと異なっている。
場合は、フレーム２が従来一般のものと同様であって、
基板５に左右側板７，７を突設し、その間に支軸１０を
着脱可能に架設してある。そして、ロールＲを装填でき
るように、切刃板３が上下揺動可能であるが、抵抗部材
４が架設されていることと、切刃板３の先端部がその抵
抗部材４よりも下に垂下し、先端垂下部３ａを有してい
る点で従来のものと異なっている。
【００１８】切刃板３が後端部に軸１５により取り付け
られているので、その垂下状態を得るために、先端部近
くにおいて屈曲され、その部分で抵抗部材４に掛かって
いる。このことから、抵抗部材４にトイレットペーパー
１を押し付けることができるため、そこにおいてトイレ
ットペーパー１を引き出す抵抗を生じさせることによっ
て、トイレットペーパー１を確実に切ることができる。
この抵抗を付与するために、切刃板３を手で押し付けて
いても良いが、この場合であると、軸１５の箇所に切刃
板３を下へ付勢するバネ１６を設け、その弾力で押し付
け得るようにしてある。
られているので、その垂下状態を得るために、先端部近
くにおいて屈曲され、その部分で抵抗部材４に掛かって
いる。このことから、抵抗部材４にトイレットペーパー
１を押し付けることができるため、そこにおいてトイレ
ットペーパー１を引き出す抵抗を生じさせることによっ
て、トイレットペーパー１を確実に切ることができる。
この抵抗を付与するために、切刃板３を手で押し付けて
いても良いが、この場合であると、軸１５の箇所に切刃
板３を下へ付勢するバネ１６を設け、その弾力で押し付
け得るようにしてある。
【００１９】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のトイレ
ットペーパーホルダーによれば、引き出したトイレット
ペーパーを片手だけ使ってでも切り取ることができ、し
かも、必ずしも上に引く必要がなく、手頃に手前に引く
だけでも切取りが可能となるために、トイレットペーパ
ーの切取りが面倒でなくなり、殊に、身体障害者や老人
等も切取りが容易となる。
ットペーパーホルダーによれば、引き出したトイレット
ペーパーを片手だけ使ってでも切り取ることができ、し
かも、必ずしも上に引く必要がなく、手頃に手前に引く
だけでも切取りが可能となるために、トイレットペーパ
ーの切取りが面倒でなくなり、殊に、身体障害者や老人
等も切取りが容易となる。
【００２０】刃先に突起刃を設けたときには、上記効果
が特に顕著となる。また、切刃板の両端に切欠窓を設け
たときには、切刃板の裏側に近接してトイレットペーパ
ーが垂れていても、それを容易に引き出すことができ
る。
が特に顕著となる。また、切刃板の両端に切欠窓を設け
たときには、切刃板の裏側に近接してトイレットペーパ
ーが垂れていても、それを容易に引き出すことができ
る。
【図１】一実施例を示すトイレットペーパーホルダーの
斜視図である。
斜視図である。
【図２】図１のＡ−Ａ線矢視の断面図である。
【図３】他の実施例を示す断面図である。
Ｈ トイレットペーパーホルダー Ｒ ロール １ トイレットペーパー ２ フレーム ３ 切刃板 ３ａ 先端垂下部 ４ 抵抗部材 １１ 刃先 １２ 突起刃 １３ 切欠窓
Claims (3)
- 【請求項１】 トイレットペーパーをそのロールが引出
し可能に装填されるフレームに、引き出したトイレット
ペーパーを掛ける摩擦による抵抗部材を架設し、抵抗部
材の下方において、先端の刃先に至るまでトイレットペ
ーパーと近接して垂下するように切刃板を形成し、トイ
レットペーパーの切取り時に、その引く力に抗して垂下
状態が保持されるように、切刃板を固定または停止させ
てあることを特徴とするトイレットペーパーホルダー。 - 【請求項２】 切刃板の刃先に突起刃を形成してあるこ
とを特徴とする請求項１記載のトイレットペーパーホル
ダー。 - 【請求項３】 切刃板の両側端に、抵抗部材よりも下方
位置において、トイレットペーパーを摘み得るように切
欠窓を設けてあることを特徴とする請求項１または２記
載のトイレットペーパーホルダー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34092794A JPH08173346A (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | トイレットペーパーホルダー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34092794A JPH08173346A (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | トイレットペーパーホルダー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08173346A true JPH08173346A (ja) | 1996-07-09 |
Family
ID=18341582
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34092794A Pending JPH08173346A (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | トイレットペーパーホルダー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08173346A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012061225A (ja) * | 2010-09-17 | 2012-03-29 | Shoji Kaneoka | ロールペーパー引出し切断装置 |
| NL2012613A (en) * | 2014-04-14 | 2016-01-27 | Claleco B V | Sheet of toilet paper and a dispenser therefore. |
-
1994
- 1994-12-26 JP JP34092794A patent/JPH08173346A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012061225A (ja) * | 2010-09-17 | 2012-03-29 | Shoji Kaneoka | ロールペーパー引出し切断装置 |
| NL2012613A (en) * | 2014-04-14 | 2016-01-27 | Claleco B V | Sheet of toilet paper and a dispenser therefore. |
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