JPH0739693U

JPH0739693U - トイレットペーパーホルダー

Info

Publication number: JPH0739693U
Application number: JP7672293U
Authority: JP
Inventors: 正之川崎
Original assignee: 正之川崎
Priority date: 1993-12-27
Filing date: 1993-12-27
Publication date: 1995-07-18

Abstract

(57)【要約】【目的】ロール型イレットペーパーの取り付け、交換、
使用法が簡便で、誰でも手軽に使用出来るトイレットペ
ーパーホルダーを提供する。【構成】ロール型のトイレットペーパーボックス（１）
に、開閉のための回転支持部（３）とペーパー押さえ
（５）を設けた蓋（２）と、該ペーパー押さえ（５）に
平行して設けた自在式プレート（６）には、ペーパー押
さえ（５）と前後にすれ違いに噛み合う様に設けたペー
パー押さえ（７）と、ペーパーカッター（８）をそなえ
た自在式プレート（６）を設けたトイレットペーパーホ
ルダー。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案はロール型のトイレットペーパーホルダーにペーパー押さえとペーパーカッターを備えた自在式プレートを設けた、トイレットペーパーホルダーに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来より使用されているペーパーホルダーは、ロールペーパーの芯穴にペーパー取り付け用の芯棒を差し込み、ペーパーホルダーの芯棒取り付け穴に取り付けるものであった。

【０００３】

【考案が解決しようとして居る課題】

従来品には次の様な不便な点が有った。イロールペーパーの取り付けには、ロールペーパーを保持するための芯棒が必要であり、又ペーパーの取り付けが困難で有る。ロペーパーをカットするとき、ペーパーカッターを片手で押さえて居なくてはならない。ハペーパーをカットした後、次のペーパーの切れ端がカッターの陰にかくれてペーパーが引き出しにくい。こうした不便な点は特に老人や子供や身障者らには無理が有った。本考案はこれらの問題を解決するためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案はペーパーボックス（１）に蓋（２）を設け、該蓋（２）の一端に開閉のための支持回転部（３）を支点とし、該蓋（２）の他端を下方へ折り曲げ形成したペーパー押さえ（５）を設け、該ペーパー押さえ（５）と平行して設けた自在式プレート（６）の一端を、ペーパー押さえ（５）と前後にすれ違いに噛み合う様に上方に折り曲げ形成したペーパー押さえ（７）を設け、さらに他端を上方へ折り曲げ形成したペーパーカッター（８）を設ける。ペーパーをカットした後は、ペーパーガイド（４）と蓋（２）とが密着する事によりペーパーの逆戻りを防止する。以上の構成よりなるトイレットペーパーホルダー。

【０００５】

【作用】

ペーパーボックス（１）から引き出されたペーパーは、ペーパーガイド（４）の上を通りペーパー押さえ（５）とペーパー押さえ（７）との間を通る。この時点ではペーパー押さえ（５）は蓋（２）の支持回転部（３）を支点として引き出されたペーパーによって上方へ押し上げられる。一方自在式プレート（６）に設けられたペーパー押さえ（７）はプレート支持部（９）がペーパーカッター（８）寄りに設けてあるために、該プレート支持部（９）を支として、ペーパー押さえ（７）は自重のため常時下方へ位置し、ペーパー押さえ（５）とは上下に離れているためにペーパーの引き出しの支障にはならない。一方ペーバーカッター（８）は上方に位置する。ペーパーをカットるときには、該ペーパーカッター（８）が下方にさがり、逆にペーパー押え（７）が上方に上がり、ペーパー押さえ（５）と前後にすれ違いに噛み合い、ペーパーの余分な引き出しを防止する。カットされた残りのペーパーは、蓋（２）とペーパーガイド（４）とに挟まれて、後戻りする事なく次のペーパー引き出しのためにそのまま、該自在式プレート（６）上に残る。

【０００６】

【考案の実施例】

以下考案の実施例について説明する。蓋（２）を開けてペーパーボックス（１）にロールペーパーの端を少量を引き出して入れ、引き出されたペーパーをペーパーガイド（４）の上を通り、ペーパー押さえ（７）とペーパーカッター（８）を設けた自在式プレート（６）の上まで引き出して、蓋（２）を閉める。ペーパーを取り付けた時点では、自在式プレート（６）の支持部（９）が、ペーバーカッター（８）寄りに位置するためペーパー押さえ（７）は自重で下方へ下がり、ペーパー押さえ（５）とは離れている。さらにペーパーは蓋（２）と、ペーパーガイド（４）とに挟まれてペーパーの移動を防止する（図３参照）。次にペーパーを、必要量引き出すにはペーパーを手前上方へ引き上げる事により、ペーパー押さえ（５）が上方へ持ち上げられ、ペーパー押さえ（７）と離れているために支障にはならない（図４参照）。更に、ペーパーをカットするには、引き出されたペーパーを下方へ引き下げる事により、ペーパーカッター（８）が下方へ下がり、同時にペーパー押さえ（７）が上方へ上がり、ペーパー押さえ（５）と前後にすれ違いに噛み合い、ペーパーの余分な引き出しが防止される（図５参照）。この時点でペーパーはカットされる。更にまたペーパーをカットした後には自在式プレート（６）の上に次のペーパーの引き出しに備え切り端が残る。

【０００７】

【考案の効果】

本考案の効果として次の事が上げられる。イ構成が単純なためペーパー取り付け用の芯棒を必要とせずロール型トイレットペーパーの取り付けや交換が簡単に出来る。ロペーパーの引き出しに、その都度ペーパーカッターを持ち上げてペーパーの切り端を探したり、ペーパーをカットする度にペーパーカッターを押さえる必要が無い。ハペーパーをカットした後にペーパーの切り端が必ず外に出ていて、つぎに引き出すのに便利である。ニ特に年寄り、子供、身障者にも楽に利用できて便利である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図

【図２】本考案の斜視分解図

【図３】本考案のペーパーを取り付けた状態を示す破砕
断面図

【図４】本考案のペーパーを引き出す状態を示す破砕断
面図

【図５】本考案の上下二つのペーパー押さえが前後にす
れ違いに噛み合った状態と、ペーパーをカットする直前
の状態を示す破砕断面図

【符号の説明】

１ペーパーボックス２蓋３回転支持部４ペーパーガイド５ペーパー押さえ６自在式プレート７ペーパー押さえ８ペーパーカッター９自在式プレート支持部１０ペーパー

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】ペーパーボックス（１）に蓋（２）を設
け、その一端に該蓋（２）を開閉のための回転支持部
（３）を設け、該蓋（２）の他端を折り曲げ形成したペ
ーパー押さえ（５）を設け、該ペーパー押さえ（５）と
平行に自在式プレート（６）を設け、該自在式プレート
（６）の一端を折り曲げ、ペーパー押さえ（５）と前後
にすれ違いに噛み合う様に形成したペーパー押さえ
（７）を設け、他端を折り曲げ形成したペーパーカッタ
ー（８）を設けたトイレットペーパーホルダー。