JPH049919Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH049919Y2 JPH049919Y2 JP12437687U JP12437687U JPH049919Y2 JP H049919 Y2 JPH049919 Y2 JP H049919Y2 JP 12437687 U JP12437687 U JP 12437687U JP 12437687 U JP12437687 U JP 12437687U JP H049919 Y2 JPH049919 Y2 JP H049919Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- continuous sheet
- holder
- cover plate
- roll
- cutter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 8
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 3
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009987 spinning Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、カツターを備えた、ロール状巻取体
のホルダーのカバー板に関するものである。
のホルダーのカバー板に関するものである。
従来の技術
一般に、紙タオル、トイレツトペーパー、扁平
樹脂袋などは連続シート状に作られてロール状に
巻取られている。そして、ホルダーに引き出し可
能に保持され、使用に供される。
樹脂袋などは連続シート状に作られてロール状に
巻取られている。そして、ホルダーに引き出し可
能に保持され、使用に供される。
また、このような連続シートには通常一定ピツ
チでミシン目が入れられており、ホルダーから引
き出され、ミシン目のところで切断されると、適
度な大きさのシートが得られるよう配慮されてい
る。
チでミシン目が入れられており、ホルダーから引
き出され、ミシン目のところで切断されると、適
度な大きさのシートが得られるよう配慮されてい
る。
従来、ホルダーから連続シートを引き出したと
き、ミシン目のところで切断しやすくするため、
ホルダーの近傍にカツターを設置するようなこと
も行なわれている。
き、ミシン目のところで切断しやすくするため、
ホルダーの近傍にカツターを設置するようなこと
も行なわれている。
カツターとしては、連続シートが扁平の樹脂袋
であるときは、三角形状に屈曲成形されたワイヤ
が用いられている。引き出した連続シートのミシ
ン目を該ワイヤの屈曲部に押し付けることができ
るようにしてそのミシン目のところでの切断を容
易にしようとするものである。
であるときは、三角形状に屈曲成形されたワイヤ
が用いられている。引き出した連続シートのミシ
ン目を該ワイヤの屈曲部に押し付けることができ
るようにしてそのミシン目のところでの切断を容
易にしようとするものである。
また、トイレツトペーパーなどの連続シートに
ついてはその巻取体を覆うカバー板の前縁に鋸歯
状のカツターを形成しておいて、そのカツターに
引き出したシートを押し当てて切断できるように
することも行なわれている。
ついてはその巻取体を覆うカバー板の前縁に鋸歯
状のカツターを形成しておいて、そのカツターに
引き出したシートを押し当てて切断できるように
することも行なわれている。
考案が解決しようとする問題点
ところが、上記ワイヤ製カツター、鋸歯状のカ
ツターを用いる場合は、引き出したシートを片手
で持つと同時に、巻取体の方ももう一方の手で持
つて空回りしないようにしておく必要がある。
ツターを用いる場合は、引き出したシートを片手
で持つと同時に、巻取体の方ももう一方の手で持
つて空回りしないようにしておく必要がある。
従つて、取り扱い上面倒である。また連続シー
トが紙タオルである場合は、洗つた手が巻取体に
触れるので、未使用のシート部分を損なつてしま
う。あるいは洗つた手が汚染されたホルダーに触
れることもあり、不都合である。
トが紙タオルである場合は、洗つた手が巻取体に
触れるので、未使用のシート部分を損なつてしま
う。あるいは洗つた手が汚染されたホルダーに触
れることもあり、不都合である。
問題点を解決するための手段
上記問題点を解決するため、本考案は、等間隔
で切断用ミシン目が形成された連続シートのロー
ル状巻取体を保持するホルダーのカバー板におい
て、上記連続シートのスリツト状引出口が上記ロ
ール状巻取体の軸心と平行に上記カバー板本体に
形成されており、該引出口の前縁に沿つて略三角
形の板状に形成されたカツターが固定されてお
り、該三角形の頂角部は、上記連続シートの引き
出し方向と斜めに交叉する向きに設定された構成
を採用している。
で切断用ミシン目が形成された連続シートのロー
ル状巻取体を保持するホルダーのカバー板におい
て、上記連続シートのスリツト状引出口が上記ロ
ール状巻取体の軸心と平行に上記カバー板本体に
形成されており、該引出口の前縁に沿つて略三角
形の板状に形成されたカツターが固定されてお
り、該三角形の頂角部は、上記連続シートの引き
出し方向と斜めに交叉する向きに設定された構成
を採用している。
作 用
ロール状巻取体をホルダーに支持し、カバー板
で覆つた状態にした後、連続シートの先端をカバ
ー板のスリツト状引出口から引き出す。
で覆つた状態にした後、連続シートの先端をカバ
ー板のスリツト状引出口から引き出す。
その際、カツターの三角形の頂角は連続シート
の引き出し方向と斜めに交叉していることから、
ミシン目が該三角形の頂角に引つ掛かるなどの支
障を生ずることなく、該連続シートは円滑に引き
出されることとなる。
の引き出し方向と斜めに交叉していることから、
ミシン目が該三角形の頂角に引つ掛かるなどの支
障を生ずることなく、該連続シートは円滑に引き
出されることとなる。
そして、連続シートをやや下方向に引つ張る
と、その力によつてカバー板が巻取体をホルダー
に押し付け固定し、空回りを防止する。その状態
で連続シートをさらに引つ張るとカツターの三角
形の頂角が連続シートに押し付けられてその部分
に最も近いミシン目に力が集中し、ミシン目の中
央部分に亀裂が発生する。亀裂はその両側のミシ
ン目に及んで行きシートは切断される。そしてシ
ートが適当な長さで得られることとなる。
と、その力によつてカバー板が巻取体をホルダー
に押し付け固定し、空回りを防止する。その状態
で連続シートをさらに引つ張るとカツターの三角
形の頂角が連続シートに押し付けられてその部分
に最も近いミシン目に力が集中し、ミシン目の中
央部分に亀裂が発生する。亀裂はその両側のミシ
ン目に及んで行きシートは切断される。そしてシ
ートが適当な長さで得られることとなる。
実施例
第1図ないし第3図に基づき、本考案の一実施
例を説明する。
例を説明する。
これらの図において、符号1は連続シート2の
巻取体を示し、符号3は該巻取体1のホルダーを
示している。
巻取体を示し、符号3は該巻取体1のホルダーを
示している。
連続シート2は、等間隔で切断用のミシン目
(図示せず)が形成されている。この場合連続シ
ート2はキツチンペーパーである。しかし、扁平
な樹脂袋であつてもよいし、トイレツトペーパー
などの幅の狭いシートであつてもよい。
(図示せず)が形成されている。この場合連続シ
ート2はキツチンペーパーである。しかし、扁平
な樹脂袋であつてもよいし、トイレツトペーパー
などの幅の狭いシートであつてもよい。
ホルダー3は、合成樹脂で出来ており、上方か
ら見てコ字状のホルダー本体4と、これの左右両
側壁5,6にそれぞれ内方突出状に設けられた左
右一対のロール掛け止め用のフツク7,8と、ホ
ルダー本体4の後部上端に枢着されたカバー板9
とよりなる。
ら見てコ字状のホルダー本体4と、これの左右両
側壁5,6にそれぞれ内方突出状に設けられた左
右一対のロール掛け止め用のフツク7,8と、ホ
ルダー本体4の後部上端に枢着されたカバー板9
とよりなる。
両側壁5,6にはそれぞれフツク収納用のケー
ス10,11が組み込まれており、左右一対のフ
ツク7,8が各下端部においてケース10,11
の下端部に枢着されている。
ス10,11が組み込まれており、左右一対のフ
ツク7,8が各下端部においてケース10,11
の下端部に枢着されている。
そしてフツク7,8は、これらに力を作用しな
い状態ではフツク7,8とケース10,11の間
に介在されたバネの付勢力によつて横倒しされて
内方突出状に水平位置を保つが、上向きの押し力
によつて起立させられてそれぞれケース10,1
1内に納まるように構成されている。
い状態ではフツク7,8とケース10,11の間
に介在されたバネの付勢力によつて横倒しされて
内方突出状に水平位置を保つが、上向きの押し力
によつて起立させられてそれぞれケース10,1
1内に納まるように構成されている。
従つて、ロール状巻取体1をホルダー本体4の
両側壁5,6の間に下から上向きに配すると、こ
れによつて左右のフツク7,8が押し上げられて
起立させられ、次いでバネの付勢力によつて円筒
状巻芯12にはまり込むように横に倒れ、水平位
置を保つ。こうしてホルダー3に巻取体1が保持
される。
両側壁5,6の間に下から上向きに配すると、こ
れによつて左右のフツク7,8が押し上げられて
起立させられ、次いでバネの付勢力によつて円筒
状巻芯12にはまり込むように横に倒れ、水平位
置を保つ。こうしてホルダー3に巻取体1が保持
される。
カバー板9は、後端にてホルダー本体4に軸支
された水平部13と、その前端に設けられた湾曲
した中間部14と、その中間部14の下端に設け
られた垂下部15とより成つている。
された水平部13と、その前端に設けられた湾曲
した中間部14と、その中間部14の下端に設け
られた垂下部15とより成つている。
中間部14には、上記連続シート2のスリツト
状引出口16が上記ロール状巻取体1の軸心と平
行に形成されている。
状引出口16が上記ロール状巻取体1の軸心と平
行に形成されている。
また、中間部14には、上記引出口16の前縁
に沿つて、なだらかな斜辺を持つた二等辺三角形
のカツター17が固定されている。この場合、該
カツター17は合成樹脂で作られ、カバー板9と
一体成形により設けられている。
に沿つて、なだらかな斜辺を持つた二等辺三角形
のカツター17が固定されている。この場合、該
カツター17は合成樹脂で作られ、カバー板9と
一体成形により設けられている。
また、該二等辺三角形の頂角部18は、上記連
続シート2の引き出し方向と斜めに交叉する向き
に設定されている。連続シート2の引き出し方向
は第2図で示される矢印A方向であり、大体角α
の範囲内にある。
続シート2の引き出し方向と斜めに交叉する向き
に設定されている。連続シート2の引き出し方向
は第2図で示される矢印A方向であり、大体角α
の範囲内にある。
しかして、上記構成のホルダー3を用いて巻取
体1から連続シート2を引き出すには、まず、巻
取体1をホルダー3に取り付け、カバー板9で覆
つた状態にした後、連続シート2の先端をカバー
板9のスリツト状引出口16から引き出す。
体1から連続シート2を引き出すには、まず、巻
取体1をホルダー3に取り付け、カバー板9で覆
つた状態にした後、連続シート2の先端をカバー
板9のスリツト状引出口16から引き出す。
その際、カツター17の三角形の頂角部18は
連続シート2の引き出し方向と斜めに交叉してい
ることから、ミシン目が該三角形の頂角部18に
引つ掛かるなどの支障を来すことなく、該連続シ
ート2は円滑に引き出されることとなる。
連続シート2の引き出し方向と斜めに交叉してい
ることから、ミシン目が該三角形の頂角部18に
引つ掛かるなどの支障を来すことなく、該連続シ
ート2は円滑に引き出されることとなる。
そして、連続シート2を矢印Bで示されるやや
下方向に引つ張ると、その力によつてカバー板9
が巻取体1をホルダー3のフツク7,8に押し付
け固定し、空回りを防止する。その状態で連続シ
ート2をさらに引つ張るとカツター17の三角形
の頂角部18が連続シート2に押し付けられてそ
の部分に力が集中し、その近傍のミシン目の中央
部分に亀裂が発生し、その亀裂は円滑にその両側
のミシン目に及んで行く。そして、ミシン目が完
全に破断すると適当な長さのシートが得られるこ
ととなる。
下方向に引つ張ると、その力によつてカバー板9
が巻取体1をホルダー3のフツク7,8に押し付
け固定し、空回りを防止する。その状態で連続シ
ート2をさらに引つ張るとカツター17の三角形
の頂角部18が連続シート2に押し付けられてそ
の部分に力が集中し、その近傍のミシン目の中央
部分に亀裂が発生し、その亀裂は円滑にその両側
のミシン目に及んで行く。そして、ミシン目が完
全に破断すると適当な長さのシートが得られるこ
ととなる。
考案の効果
本考案は以上のような構成からなり、巻取体か
ら連続シートを引き出すに際し、該連続シートを
一方向に引つ張るのみでミシン目の箇所で切断す
ることができる。従つて、片手操作が可能であ
り、たとえ連続シートが幅の広いペーパータオル
などであつても、簡易に所望長さだけ切り取るこ
とができる。
ら連続シートを引き出すに際し、該連続シートを
一方向に引つ張るのみでミシン目の箇所で切断す
ることができる。従つて、片手操作が可能であ
り、たとえ連続シートが幅の広いペーパータオル
などであつても、簡易に所望長さだけ切り取るこ
とができる。
また、連続シートが紙であつたとしても、濡れ
た手で巻取体を押えずとも済むので、未使用のシ
ートを傷めることもないし、カバー板を押えずと
もよいので洗つた手を汚すこともなくなる。
た手で巻取体を押えずとも済むので、未使用のシ
ートを傷めることもないし、カバー板を押えずと
もよいので洗つた手を汚すこともなくなる。
さらに、カツターの三角形の頂角部が連続シー
トに押しつけられることになるので、連続シート
が表面の平滑な樹脂で出来ていたとしても、切断
時には確実に連続シートの滑りを止めて引つ張る
ことができるものである。
トに押しつけられることになるので、連続シート
が表面の平滑な樹脂で出来ていたとしても、切断
時には確実に連続シートの滑りを止めて引つ張る
ことができるものである。
第1図ないし第3図は本考案に係るロール状巻
取体のホルダーのカバー板の一実施例を示し、第
1図は該カバー板をホルダー及び巻取体とともに
示す斜視図、第2図は第1図における−線断
面図、第3図はカツターの平面図である。 1……巻取体、2……連続シート、3……ホル
ダー、9……カバー板、16……引出口、17…
…カツター、18……頂角部。
取体のホルダーのカバー板の一実施例を示し、第
1図は該カバー板をホルダー及び巻取体とともに
示す斜視図、第2図は第1図における−線断
面図、第3図はカツターの平面図である。 1……巻取体、2……連続シート、3……ホル
ダー、9……カバー板、16……引出口、17…
…カツター、18……頂角部。
Claims (1)
- 等間隔で切断用ミシン目が形成された連続シー
トのロール状巻取体を保持するホルダーのカバー
板において、上記連続シートのスリツト状引出口
が上記ロール状巻取体の軸心と平行に上記カバー
板本体に形成されており、該引出口の前縁に沿つ
て略三角形の板状に形成されたカツターが固定さ
れており、該三角形の頂角部は、上記連続シート
の引き出し方向と斜めに交叉する向きに設定され
ていることを特徴とする、上記ロール状巻取体の
ホルダーのカバー板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12437687U JPH049919Y2 (ja) | 1987-08-14 | 1987-08-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12437687U JPH049919Y2 (ja) | 1987-08-14 | 1987-08-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6430094U JPS6430094U (ja) | 1989-02-23 |
JPH049919Y2 true JPH049919Y2 (ja) | 1992-03-11 |
Family
ID=31374051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12437687U Expired JPH049919Y2 (ja) | 1987-08-14 | 1987-08-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH049919Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013078408A (ja) * | 2011-10-03 | 2013-05-02 | Hirobumi Tada | ロールペーパーホルダー及びペーパーの破断方法 |
-
1987
- 1987-08-14 JP JP12437687U patent/JPH049919Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6430094U (ja) | 1989-02-23 |
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