JPH0641517Y2 - ロール紙の供給ケース - Google Patents

ロール紙の供給ケース

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JPH0641517Y2
JPH0641517Y2 JP1062390U JP1062390U JPH0641517Y2 JP H0641517 Y2 JPH0641517 Y2 JP H0641517Y2 JP 1062390 U JP1062390 U JP 1062390U JP 1062390 U JP1062390 U JP 1062390U JP H0641517 Y2 JPH0641517 Y2 JP H0641517Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
roll paper
case
paper
supply case
rolling
Prior art date
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Application number
JP1062390U
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JPH03101295U (ja
Inventor
順司 秋田
啓介 平出
隆浩 日比野
Original Assignee
株式会社イナックス
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 「考案の目的」 (産業上の利用分野) 本考案は、トイレットペーパーなどのロール紙を繰出し
可能に収納する供給ケースに関するものである。
(従来の供給ケース) 第3図は、特開昭63-152549号公報に掲載された従来の
ロール紙用供給ケース(以下、先願ケースと言う)を示
す側断面図である。該先願ケースは、清潔感を最重要視
する現代の風潮に応えられるようにするべく、製作され
たものであった。すなわち、該先願ケースは、ロール紙
1の繰出し及び切断が片手のみで行えるものであり、使
用者は、ロール紙1の繰出し端部1a以外、何処にも手を
触れなくて済む。
この種先願ケースは、建物躯体の壁面2などへ取り付け
られるケース本体部3と、該ケース本体部3に対して使
用者の手前側へ展開できるようになったケースカバー部
4とが結合されて成る。そして、該ケースカバー部4の
底部には、ロール紙1の繰出し端部1aを通過させる繰出
し口11が設けられており、該繰出し口11の直上に、ロー
ル紙1をその場で転動(回転)可能に受載する受皿部5
が設けられていた。また、該受皿部5には、ロール紙1
の繰出し端部1aに沿って下げ振り状に垂下したゲート板
7と、該ゲート板7にリンク部材8を介して接続された
揺動可能な紙切刃6とが取り付けられていた。なお、該
ゲート板7には、その背面側をバックアップするための
板バネ10が当接されていた。
該先願ケースにおいて、ロール紙1は、白抜き矢符A方
向に沿って繰出し勝手となる向きで、前記受皿部5へ置
かれる。また、該ロール紙1の繰出し端部1aは、前記受
皿部5の後端寄り(ケース本体部3寄り)に架設された
自在コロ9で折り返して、その直下の繰出し口11から垂
下するようにセットされる。先願ケースの使用状況は、
次の如くであった。まず、ロール紙1の繰出し端部1aを
直下方向へ引っ張るとき、該繰出し端部1aは、前記ゲー
ト板7の板面と平行関係を保持し続けるので、ロール紙
1は滑らかに繰り出されることとなる。一方、ロール紙
1を適度に繰出した後、その引っ張り方向を、使用者の
手前側へ向く略々水平状態に変更するとき、前記ゲート
板7は、その下端部7cが垂下保持点7aより使用者手前側
へ揺動させられるようになる。そのため、該ゲート板7
は、垂下保持点7aよりも上部側に位置付けられた上端部
7bがロール紙1の繰出し中途部を板バネ10へ圧接させる
ようになる。従って、ロール紙1は、それ以上の繰出し
が阻止される。また同時に、ゲート板7の上記揺動に連
携して前記紙切刃6が直下方向を向く如く揺動されるの
で、該紙切刃6は、ロール紙1の、使用者手前側へ繰り
出された水平部分に当接するようになる。従って、この
状態でロール紙1の繰出し側適所をねじり上げるように
すれば、その当接箇所が切断されることとなる。
(考案が解決しようとする課題) ところで、先願ケースを建物躯体の壁面2などへ取り付
ける場合に、ケース本体部3(保持ロール紙1の軸心方
向)が水平状態から多少傾いて取り付けられることがあ
った。このようになると、当然の如く受皿部5について
も傾いた状態となるから、該受皿部5上へ保持されるロ
ール紙1は、その繰出しに伴う転動により、徐々に傾き
の下位となる側へずれ動くようになる。そのため、該ロ
ール紙1は、その転動側面が、やがてケースカバー部4
の内部側面と面接触するようになり、転動抵抗が大きく
なっていた。このような状態となった後は、ロール紙1
の繰出し端部1aを直下方向へ引っ張っても、該ロール紙
1はあえなく断片状に引き千切られることとなる。
本考案は、上記の如き事情に鑑みてなされたものであっ
て、建物躯体の壁面などへの取付状況によってあまり悪
影響を受けることなく、ロール紙の繰出しが滑らかに行
えるようにした、ロール紙用の新規な供給ケース(以
下、本案ケースと言う)を提供することを目的とする。
「考案の構成」 (課題を解決するための手段) 本案のケースの要旨とするところは、トイレットペーパ
ーなどのロール紙を繰出し可能に収納する供給ケースに
おいて、ケース内部にはロール紙の転動側面へ向かって
その両側から突出する凸状滑面が設けられている点にあ
る。
(作用) ロール紙が、その転動に伴ってケース内部の側面へ近づ
けられるようなことがあったとしても、該ロール紙の転
動側面は、凸状滑面に当接することでケース内部の側面
から離隔保持されるようになる。そのため、ロール紙の
転動に、過大な転動抵抗が生じるおそれはない。
(実施例) 以下、本考案を、その実施例を示す図面に基づいて説明
すると次の通りである。
第1図は、本案ケースを示す側断面図であって、先願ケ
ース(第3図参照)と比較し易いように描いてある。本
案ケースは、ケースカバー部15の内部側面に、ロール紙
1(二点鎖線で示す)の収納領域へ及ぶ凸状滑面22が設
けられている。該凸状滑面22は、ロール紙1の転動側面
を、その両側から挟む如く突出して形成されたものであ
って、その突出端面は平滑面となされている。また、該
凸状滑面22は、ロール紙1が新品のとき(大径のとき)
であると残り僅かのとき(小径のとき)であるとを問わ
ず、必ず、ロール紙1へ接触し得るようにするため、全
体として線状を成し、且つ受皿部16に対して比較的近い
位置付けとなるように工夫されている。なお、本実施例
では、ロール紙1の尚一層の滑らかな転動を実現するた
め、上記受皿部16に対して、その前後端寄りに各1個の
自在コロ12,13を設けるようにした。該自在コロ12,13
は、いずれも受皿部16の上面より突出した状態に保持さ
れている。従って、該受皿部16上へロール紙1を保持さ
せた場合にあって、該ロール紙1は、自在コロ12,13上
に二点支持されるようになり、その外周面が受皿部16の
上面と直接的に接触するようにはならない。ところで、
本案ケースにおけるその他の構造に関しては、前記した
先願ケース(第3図参照)と略々同様である。すなわ
ち、前記ケースカバー部15は、建物躯体の壁面2などへ
取り付けられるケース本体部14に対して、使用者の手前
側へ展開できるように結合されている。また、前記受皿
部16には、ゲート板17,リンク部材18及び紙切刃19が付
設されており、該ゲート板17の背面側には、板バネ20が
当接されている。
このようにして成る本案ケースにあって、建物躯体の壁
面2などへ取り付ける場合に、ケース本体部14が水平状
態から多少傾いて取り付けられることがあったとして
も、ロール紙1は、その転動側面がケースカバー部15の
凸状滑面22に当接するようになるので、その転動時に過
大な転動抵抗が生じるおそれはない。従って、ロール紙
1の繰出し端部1aを直下方向へ引っ張った場合には、断
片状に引き千切られることはなく、滑らかに繰り出され
ることとなる。
(別態様の検討) 前記凸状滑面22は、ケースカバー部15などに対して一体
的に形成させることもできるし、別体物を接着すること
によって形成させることもできる。また、その形状は、
上記した如き線状のものに限らず、半球状突起を線状に
並べることなどに置換することができる。また、第2図
に示す如く、ケースカバー15の側面を、内方へ向かって
台形状に膨隆させて形成することも可能である。なお、
本案ケースは、ロール紙1として、トイレットペーパー
のみならず、キッチンペーパー,タオル,ラップ,アル
ミホイル又は各種の粘着テープなどの巻回体を対象とし
た供給ケースにも実施できるものである。このように、
本案ケースの構成及び形状は、実施の態様に応じて適宜
変更可能である。
「考案の効果」 以上説明で明らかなように、本考案に係るロール紙の供
給ケースによれば、建物躯体の壁面などに対する取付状
況が、所定の状況(ロール紙の転動軸心が水平となる状
況)から多少傾いていたとしても、ロール紙の繰出し
は、水平状態に取り付けた場合と同様に、極めて滑らか
なものとなる。そのため、ケース本体部の取付時に、そ
れ程、神経をとがらせる必要もなくなる等、幾多の優れ
た利点を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案ケースを示す側断面図、第2図は別態様の
凸状滑面を備えたケースカバー部を示す斜視図、第3図
は特開昭63-152549号公報に掲載された従来のロール紙
用供給ケースを示す側断面図である。 1……ロール紙、1a……繰出し端部 17……ゲート板、18……リンク部材 19……紙切刃、20……板バネ 22……凸状滑面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】トイレットペーパーなどのロール紙を繰出
    し可能に収納する供給ケースにおいて、ケース内部には
    ロール紙の転動側面へ向かってその両側から突出する凸
    状滑面が設けられていることを特徴とするロール紙の供
    給ケース。
JP1062390U 1990-02-06 1990-02-06 ロール紙の供給ケース Expired - Lifetime JPH0641517Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1062390U JPH0641517Y2 (ja) 1990-02-06 1990-02-06 ロール紙の供給ケース

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JP1062390U JPH0641517Y2 (ja) 1990-02-06 1990-02-06 ロール紙の供給ケース

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03101295U JPH03101295U (ja) 1991-10-22
JPH0641517Y2 true JPH0641517Y2 (ja) 1994-11-02

Family

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JP1062390U Expired - Lifetime JPH0641517Y2 (ja) 1990-02-06 1990-02-06 ロール紙の供給ケース

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