JPH0633911Y2 - ロール紙用供給ケース - Google Patents
ロール紙用供給ケースInfo
- Publication number
- JPH0633911Y2 JPH0633911Y2 JP1062490U JP1062490U JPH0633911Y2 JP H0633911 Y2 JPH0633911 Y2 JP H0633911Y2 JP 1062490 U JP1062490 U JP 1062490U JP 1062490 U JP1062490 U JP 1062490U JP H0633911 Y2 JPH0633911 Y2 JP H0633911Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll paper
- case
- supply case
- paper
- feeding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「考案の目的」 (産業上の利用分野) 本考案は、トイレットペーパーなどのロール紙を繰出し
可能に収納する供給ケースに関するものである。
可能に収納する供給ケースに関するものである。
(従来の供給ケース) 第4図は、特開昭63−152549号公報に掲載された従来の
ロール紙用供給ケース(以下、先願ケースと言う)を示
す側断面図である。該先願ケースは、清潔感を最重要視
する現代の風潮に応えられるようにするべく、製作され
たものであった。すなわち、該先願ケースは、ロール紙
1の繰出し及び切断が片手のみで行えるものであり、使
用者は、ロール紙1の繰出し端部1a以外、何処にも手を
触れなくて済む。
ロール紙用供給ケース(以下、先願ケースと言う)を示
す側断面図である。該先願ケースは、清潔感を最重要視
する現代の風潮に応えられるようにするべく、製作され
たものであった。すなわち、該先願ケースは、ロール紙
1の繰出し及び切断が片手のみで行えるものであり、使
用者は、ロール紙1の繰出し端部1a以外、何処にも手を
触れなくて済む。
この種先願ケースは、建物躯体の壁面2などへ取り付け
られるケース本体部3と、該ケース本体部3に対して使
用者の手前側へ展開できるようになったケースカバー部
4とが結合されて成る。そして、該ケースカバー部4の
底部には、ロール紙1の繰出し端部1aを通過させる繰出
し口11が設けられており、該繰出し口11の直上に、ロー
ル紙1をその場で転動(回転)可能に受載する受皿部5
が設けられていた。また、該受皿部5には、ロール紙1
の繰出し端部1aに沿って下げ振り状に垂下したゲート板
7と、該ゲート板7にリンク部材8を介して接続された
揺動可能な紙切刃6とが取り付けられていた。なお、該
ゲート板7には、その背面側をバックアップするための
板バネ10が当接されていた。
られるケース本体部3と、該ケース本体部3に対して使
用者の手前側へ展開できるようになったケースカバー部
4とが結合されて成る。そして、該ケースカバー部4の
底部には、ロール紙1の繰出し端部1aを通過させる繰出
し口11が設けられており、該繰出し口11の直上に、ロー
ル紙1をその場で転動(回転)可能に受載する受皿部5
が設けられていた。また、該受皿部5には、ロール紙1
の繰出し端部1aに沿って下げ振り状に垂下したゲート板
7と、該ゲート板7にリンク部材8を介して接続された
揺動可能な紙切刃6とが取り付けられていた。なお、該
ゲート板7には、その背面側をバックアップするための
板バネ10が当接されていた。
該先願ケースにおいて、ロール紙1は、白抜き矢符A方
向に沿って繰出し勝手となる向きで、前記受皿部5へ置
かれる。また、該ロール紙1の繰出し端部1aは、前記受
皿部5の後端寄り(ケース本体部3寄り)に架設された
自在コロ9で折り返して、その真下の繰出し口11から垂
下するようにセットされる。先願ケースの使用状況は、
次の如くであった。まず、ロール紙1の繰出し端部1aを
真下方向へ引っ張るとき、該繰出し端部1aは、前記ゲー
ト板7の板面と平行関係を保持し続けるので、ロール紙
1は滑らかに繰り出されることとなる。一方、ロール紙
1を適度に繰出した後、その引っ張り方向を、使用者の
手前側へ向く略々水平状態に変更するとき、前記ゲート
板7は、その下端部7cが垂下保持点7aより使用者手前側
へ揺動させられるようになる。そのため、該ゲート板7
は、垂下保持点7aよりも上部側に位置付けられた上端部
7bがロール紙1の繰出し中途部を板バネ10へ圧接させる
ようになる。従って、ロール紙1は、それ以上の繰出し
が阻止される。また同時に、ゲート板7の上記揺動に連
携して前記紙切刃6が真下方向を向く如く揺動されるの
で、該紙切刃6は、ロール紙1の、使用者手前側へ繰り
出された水平部分に当接するようになる。従って、この
状態でロール紙1の繰出し側適所をねじり上げるように
すれば、その当接箇所が切断されることとなる。
向に沿って繰出し勝手となる向きで、前記受皿部5へ置
かれる。また、該ロール紙1の繰出し端部1aは、前記受
皿部5の後端寄り(ケース本体部3寄り)に架設された
自在コロ9で折り返して、その真下の繰出し口11から垂
下するようにセットされる。先願ケースの使用状況は、
次の如くであった。まず、ロール紙1の繰出し端部1aを
真下方向へ引っ張るとき、該繰出し端部1aは、前記ゲー
ト板7の板面と平行関係を保持し続けるので、ロール紙
1は滑らかに繰り出されることとなる。一方、ロール紙
1を適度に繰出した後、その引っ張り方向を、使用者の
手前側へ向く略々水平状態に変更するとき、前記ゲート
板7は、その下端部7cが垂下保持点7aより使用者手前側
へ揺動させられるようになる。そのため、該ゲート板7
は、垂下保持点7aよりも上部側に位置付けられた上端部
7bがロール紙1の繰出し中途部を板バネ10へ圧接させる
ようになる。従って、ロール紙1は、それ以上の繰出し
が阻止される。また同時に、ゲート板7の上記揺動に連
携して前記紙切刃6が真下方向を向く如く揺動されるの
で、該紙切刃6は、ロール紙1の、使用者手前側へ繰り
出された水平部分に当接するようになる。従って、この
状態でロール紙1の繰出し側適所をねじり上げるように
すれば、その当接箇所が切断されることとなる。
(考案が解決しようとする課題) いま、先願ケース内へロール紙1をセットする場合に、
使用者がうっかりしてロール紙1を上記とは逆向きにセ
ットしたとする。すなわち、ロール紙1は、白抜き矢符
Aとは反対方向に繰出し勝手となり、その繰り出される
部分は、ロール紙1の外周面から自在コロ9と板バネ10
との間を真っ直ぐに通過するようになる。
使用者がうっかりしてロール紙1を上記とは逆向きにセ
ットしたとする。すなわち、ロール紙1は、白抜き矢符
Aとは反対方向に繰出し勝手となり、その繰り出される
部分は、ロール紙1の外周面から自在コロ9と板バネ10
との間を真っ直ぐに通過するようになる。
ところで、この状態でロール紙1の繰出し端部1aを真下
方向へ引っ張っても、該ロール紙1はその繰出し状態が
滑らかなものとはならず、あえなく断片状に引き千切ら
れることとなる。なぜなら、ロール紙1は、その繰出し
端部1aの引っ張りに伴って、そのロール全体が下向きに
移動する如き力を受けるようになり、受皿部5に対する
接触抵抗が極めて大きなものとなるからである。なお、
ロール紙1を、第4図に示した如く正常にセットした場
合には、該ロール紙1の最も外周面にあって、受皿部5
に接触する部分を直接的に引っ張るようになるため、該
ロール紙1には、むしろロール全体が浮き上げられよう
とする上向きの力が作用し、滑らかな繰出しが実現され
ているのである。結局、先願ケースでは、ロール紙1の
セット状態が規制されたものであったから、それらの事
情を余程熟知した者でない限り、うっかりミスを起こす
おそれがあった。
方向へ引っ張っても、該ロール紙1はその繰出し状態が
滑らかなものとはならず、あえなく断片状に引き千切ら
れることとなる。なぜなら、ロール紙1は、その繰出し
端部1aの引っ張りに伴って、そのロール全体が下向きに
移動する如き力を受けるようになり、受皿部5に対する
接触抵抗が極めて大きなものとなるからである。なお、
ロール紙1を、第4図に示した如く正常にセットした場
合には、該ロール紙1の最も外周面にあって、受皿部5
に接触する部分を直接的に引っ張るようになるため、該
ロール紙1には、むしろロール全体が浮き上げられよう
とする上向きの力が作用し、滑らかな繰出しが実現され
ているのである。結局、先願ケースでは、ロール紙1の
セット状態が規制されたものであったから、それらの事
情を余程熟知した者でない限り、うっかりミスを起こす
おそれがあった。
本考案は、上記の如き事情に鑑みてなされたものであっ
て、ロール紙のセット状態が、その繰出し方向によって
規制されることはないものとすることで、使用者が誰で
あっても、正常な機能が充分に得られるようにした、ロ
ール紙の新規な供給ケース(以下、本案ケースと言う)
を提供することを目的とする。
て、ロール紙のセット状態が、その繰出し方向によって
規制されることはないものとすることで、使用者が誰で
あっても、正常な機能が充分に得られるようにした、ロ
ール紙の新規な供給ケース(以下、本案ケースと言う)
を提供することを目的とする。
「考案の構成」 (課題を解決するための手段) 本案ケースの要旨とするところは、ロール紙をその外周
面で保持する受皿部と、該受皿部上にロール紙用の転動
面を配置させた自在コロとを備えて成るロール紙用の供
給ケースであって、前記受皿部には自在コロの配置部直
下又はその近傍に屑抜け孔が穿設されている点にある。
面で保持する受皿部と、該受皿部上にロール紙用の転動
面を配置させた自在コロとを備えて成るロール紙用の供
給ケースであって、前記受皿部には自在コロの配置部直
下又はその近傍に屑抜け孔が穿設されている点にある。
(作用) ロール紙は、自在コロの転動面(コロ外周面)によって
保持されるようになるので、いずれの方向へ転動(回
転)する場合にも、その転がり抵抗は小さく保持され
る。すなわち、ロール紙のセット状態は、その繰出し方
向によって規制されるものとはならない。ところで、ロ
ール紙と自在コロとが接触することにより、ロール紙の
繊維分や断片などの屑が受皿部上へ落下することがあ
る。これが長期にわたり継続すると、該屑が自在コロの
回転に障害となるおそれがあるが、前記受皿部には、自
在コロの位置付けに対応して屑抜け孔が穿設されている
ので、屑はその発生と同時に排出され、受皿部上で堆積
するようにはならない。
保持されるようになるので、いずれの方向へ転動(回
転)する場合にも、その転がり抵抗は小さく保持され
る。すなわち、ロール紙のセット状態は、その繰出し方
向によって規制されるものとはならない。ところで、ロ
ール紙と自在コロとが接触することにより、ロール紙の
繊維分や断片などの屑が受皿部上へ落下することがあ
る。これが長期にわたり継続すると、該屑が自在コロの
回転に障害となるおそれがあるが、前記受皿部には、自
在コロの位置付けに対応して屑抜け孔が穿設されている
ので、屑はその発生と同時に排出され、受皿部上で堆積
するようにはならない。
(実施例) 以下、本考案を、その実施例を示す図面に基づいて説明
すると次の通りである。
すると次の通りである。
第1図は、本案ケースを示す側断面図であって、先願ケ
ース(第4図参照)と比較し易いように描いてある。本
案ケースは、ケースカバー部15内の底部側に設けられた
受皿部16に対して、その前後端寄りに各1個、合わせて
少なくとも2個の自在コロ12,13が設けられている。該
自在コロ12及び13は、言うまでもなく、正逆双方向への
回転が自在となるように形成されたものである。なお、
前記受皿部16は、第2図に斜視図にして示す如く、その
真下部へ設けられるロール紙用の繰出し口21(第1図参
照)に沿って横長に形成されたものであるが、前記自在
コロ12及び13についても、これら繰出し口21や受皿部16
と平行し、且つその全幅寸法に略々相当する長さに形成
されている。ところで、本案ケースにおけるその他の構
造に関しては、前記した先願ケース(第4図参照)と略
々同様である。すなわち、前記ケースカバー部15は、建
物躯体の壁面2などへ取り付けられるケース本体部14に
対して、使用者の手前側へ展開できるように結合されて
いる。また、前記受皿部16には、ゲート板17,リンク部
材18及び紙切刃19が付設されており、該ゲート板17の背
面側には、板バネ20が当接されている。
ース(第4図参照)と比較し易いように描いてある。本
案ケースは、ケースカバー部15内の底部側に設けられた
受皿部16に対して、その前後端寄りに各1個、合わせて
少なくとも2個の自在コロ12,13が設けられている。該
自在コロ12及び13は、言うまでもなく、正逆双方向への
回転が自在となるように形成されたものである。なお、
前記受皿部16は、第2図に斜視図にして示す如く、その
真下部へ設けられるロール紙用の繰出し口21(第1図参
照)に沿って横長に形成されたものであるが、前記自在
コロ12及び13についても、これら繰出し口21や受皿部16
と平行し、且つその全幅寸法に略々相当する長さに形成
されている。ところで、本案ケースにおけるその他の構
造に関しては、前記した先願ケース(第4図参照)と略
々同様である。すなわち、前記ケースカバー部15は、建
物躯体の壁面2などへ取り付けられるケース本体部14に
対して、使用者の手前側へ展開できるように結合されて
いる。また、前記受皿部16には、ゲート板17,リンク部
材18及び紙切刃19が付設されており、該ゲート板17の背
面側には、板バネ20が当接されている。
前記自在コロ12,13は、相互の軸心間距離が、ロール紙
1における新品時の直径に対する1/2〜1/3程度を占める
よう保持されている。そして、これら自在コロ12及び13
は、その転動面(外周面)がいずれも受皿部16の上面よ
り突出した状態に配置されている。従って、該受皿部16
上へロール紙1(第1図中へ二点鎖線で示す)を保持さ
せた場合にあって、該ロール紙1は、自在コロ12,13の
転動面(外周面)上に二点支持されるようになり、ロー
ル外周面が受皿部16の上面と直接的に接触するようには
ならない。しかも、第1図と第4図との比較によって明
らか如く、前記自在コロ12及び13は、先願ケースの受皿
部5に付設された自在コロ9よりも、その直径が大きく
なるように形成されている。そのため、ロール紙1と接
触する場合の面圧は、先願ケースの自在コロ9に比して
小さくなるようにしてある。
1における新品時の直径に対する1/2〜1/3程度を占める
よう保持されている。そして、これら自在コロ12及び13
は、その転動面(外周面)がいずれも受皿部16の上面よ
り突出した状態に配置されている。従って、該受皿部16
上へロール紙1(第1図中へ二点鎖線で示す)を保持さ
せた場合にあって、該ロール紙1は、自在コロ12,13の
転動面(外周面)上に二点支持されるようになり、ロー
ル外周面が受皿部16の上面と直接的に接触するようには
ならない。しかも、第1図と第4図との比較によって明
らか如く、前記自在コロ12及び13は、先願ケースの受皿
部5に付設された自在コロ9よりも、その直径が大きく
なるように形成されている。そのため、ロール紙1と接
触する場合の面圧は、先願ケースの自在コロ9に比して
小さくなるようにしてある。
このようにして成る本案ケースにあって、自在コロ12,1
3上に保持されたロール紙1は、その正逆いずれの方向
へも滑らかに転動(回転)するようになることは当然の
理である。すなわち、本案ケースに対するロール紙1の
セット状態は、その繰出し方向がいずれの方向を向こう
と、何等規制を受けないものとなる。
3上に保持されたロール紙1は、その正逆いずれの方向
へも滑らかに転動(回転)するようになることは当然の
理である。すなわち、本案ケースに対するロール紙1の
セット状態は、その繰出し方向がいずれの方向を向こう
と、何等規制を受けないものとなる。
ところで、ロール紙1は、自在コロ12,13の転動面(外
周面)に直接的に接触して転動するものであるから、ロ
ール紙1の紙質によっては、その転動に伴って繊維分や
断片などの屑がほぐれ落ちることがあった。そして、こ
れが長期にわたり継続すると、受皿部16の上面に屑が堆
積し、前記自在コロ12,13の回転に支障が出るおそれが
ある。そこで本考案にあっては、第3図に示す如く、受
皿部16に対して、一方の自在コロ13と対応する直下部分
へ屑抜け孔22を穿設した。また、他方の自在コロ12は、
受皿部16の一辺部から外方へ突出した位置付けとし、そ
の直下部分には受皿部16が存在しないようにした。更
に、受皿部16の中央部にも、予備の屑抜け孔23,23を穿
設するようにしてある。従って、受皿部16上には、ロー
ル紙1からほぐれ落ちた屑が堆積するようにはならず、
いつまでも、自在コロ12,13の滑らかな自由回転が保証
されるものとなる。
周面)に直接的に接触して転動するものであるから、ロ
ール紙1の紙質によっては、その転動に伴って繊維分や
断片などの屑がほぐれ落ちることがあった。そして、こ
れが長期にわたり継続すると、受皿部16の上面に屑が堆
積し、前記自在コロ12,13の回転に支障が出るおそれが
ある。そこで本考案にあっては、第3図に示す如く、受
皿部16に対して、一方の自在コロ13と対応する直下部分
へ屑抜け孔22を穿設した。また、他方の自在コロ12は、
受皿部16の一辺部から外方へ突出した位置付けとし、そ
の直下部分には受皿部16が存在しないようにした。更
に、受皿部16の中央部にも、予備の屑抜け孔23,23を穿
設するようにしてある。従って、受皿部16上には、ロー
ル紙1からほぐれ落ちた屑が堆積するようにはならず、
いつまでも、自在コロ12,13の滑らかな自由回転が保証
されるものとなる。
(別態様の検討) 自在コロ12や13は、2本以上であれば、何本でもよい。
また、繰出し口21や受皿部16などの全幅寸法に相当する
ような長尺物に限らず、車輪の如き薄い円板コロを幅方
向に沿って単数又は複数設けるようにすることもでき
る。また、屑抜け孔22や23にあっても、その開口形状や
配置状況は、何等限定されるものではない。なお、本案
ケースは、ロール紙1として、トイレットペーパーのみ
ならず、キッチンペーパーやタオル又はラップ,アルミ
ホイルなどの巻回体を対象とした供給ケースにも実施で
きるものである。このように、本案ケースの構成及び形
状は、実施の態様に応じて適宜変更可能である。
また、繰出し口21や受皿部16などの全幅寸法に相当する
ような長尺物に限らず、車輪の如き薄い円板コロを幅方
向に沿って単数又は複数設けるようにすることもでき
る。また、屑抜け孔22や23にあっても、その開口形状や
配置状況は、何等限定されるものではない。なお、本案
ケースは、ロール紙1として、トイレットペーパーのみ
ならず、キッチンペーパーやタオル又はラップ,アルミ
ホイルなどの巻回体を対象とした供給ケースにも実施で
きるものである。このように、本案ケースの構成及び形
状は、実施の態様に応じて適宜変更可能である。
「考案の効果」 以上の説明で明らかなように、本考案に係るロール紙の
供給ケースによれば、ロール紙のセット状態は、その繰
出し方向によって規制されるものとはならない。すなわ
ち、使用者が誰であってもロール紙のセットができるも
のであるから、例えば不特定多数の者が利用する公衆ト
イレなどでも、供給ケースとしての正常機能が充分に得
られるようになる。しかも、ロール紙は自在コロにより
保持された状態となっているから、その転動時に生じる
滑り音も小さく抑えられるようになり、静寂性が図られ
ることとなる。そのため、殊に女性などには重宝がられ
るようになる。更に、ロール紙から繊維分や断片などの
屑がほぐれ落ちるようになっても、これが自在コロの自
由回転に支障を来すことにはならないようにしてあるの
で、ロール紙の滑らかな繰出しは、いつまでも保証され
るものとなる等、幾多の優れた利点を有している。
供給ケースによれば、ロール紙のセット状態は、その繰
出し方向によって規制されるものとはならない。すなわ
ち、使用者が誰であってもロール紙のセットができるも
のであるから、例えば不特定多数の者が利用する公衆ト
イレなどでも、供給ケースとしての正常機能が充分に得
られるようになる。しかも、ロール紙は自在コロにより
保持された状態となっているから、その転動時に生じる
滑り音も小さく抑えられるようになり、静寂性が図られ
ることとなる。そのため、殊に女性などには重宝がられ
るようになる。更に、ロール紙から繊維分や断片などの
屑がほぐれ落ちるようになっても、これが自在コロの自
由回転に支障を来すことにはならないようにしてあるの
で、ロール紙の滑らかな繰出しは、いつまでも保証され
るものとなる等、幾多の優れた利点を有している。
第1図は本案ケースを示す側側面図、第2図は受皿部を
示す斜視図、第3図は受皿部を一部切り欠いて示す斜視
図、第4図は特開昭63−152549号公報に掲載された従来
のロール紙用供給ケースを示す側断面図である。 1…ロール紙、1a…繰出し端部 12,13…自在コロ、17…ゲート板 18…リンク部材、19…紙切刃 20…板バネ、21…繰出し口 22,23…屑抜け孔
示す斜視図、第3図は受皿部を一部切り欠いて示す斜視
図、第4図は特開昭63−152549号公報に掲載された従来
のロール紙用供給ケースを示す側断面図である。 1…ロール紙、1a…繰出し端部 12,13…自在コロ、17…ゲート板 18…リンク部材、19…紙切刃 20…板バネ、21…繰出し口 22,23…屑抜け孔
Claims (1)
- 【請求項1】ロール紙をその外周面で保持する受皿部
と、該受皿部上にロール紙用の転動面を配置させた自在
コロとを備えて成るロール紙用の供給ケースであって、
前記受皿部には自在コロの配置部直下又はその近傍に屑
抜け孔が穿設されていることを特徴とするロール紙用供
給ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1062490U JPH0633911Y2 (ja) | 1990-02-06 | 1990-02-06 | ロール紙用供給ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1062490U JPH0633911Y2 (ja) | 1990-02-06 | 1990-02-06 | ロール紙用供給ケース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03101296U JPH03101296U (ja) | 1991-10-22 |
JPH0633911Y2 true JPH0633911Y2 (ja) | 1994-09-07 |
Family
ID=31514181
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1062490U Expired - Lifetime JPH0633911Y2 (ja) | 1990-02-06 | 1990-02-06 | ロール紙用供給ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0633911Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-02-06 JP JP1062490U patent/JPH0633911Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03101296U (ja) | 1991-10-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2092585C (en) | Perforated paper towel dispenser | |
JPH0615574Y2 (ja) | ロールペーパーホルダー | |
US2462776A (en) | Cover for open tissue roll holders | |
US1243569A (en) | Paper-roll holder. | |
JPH0633911Y2 (ja) | ロール紙用供給ケース | |
USD406481S (en) | Hanger for second toilet paper roll | |
JPH0634286Y2 (ja) | シートロール用ホルダー | |
JPH0641517Y2 (ja) | ロール紙の供給ケース | |
JP3653246B2 (ja) | シートロールホルダー | |
JP2995158B2 (ja) | ロールペーパー用ガイド | |
JPH0633910Y2 (ja) | ロール紙用の供給ケース | |
JP3511038B2 (ja) | ロールペーパーホルダー | |
JP3097146U (ja) | トイレットペーパー用ホルダ | |
JPH03141Y2 (ja) | ||
JPH0219113Y2 (ja) | ||
JPH052155Y2 (ja) | ||
JPH0467847B2 (ja) | ||
JPH049919Y2 (ja) | ||
KR200163484Y1 (ko) | 휴지의절단이용이한두루마리휴지걸이의덮개판 | |
JPH048874Y2 (ja) | ||
CA1047981A (en) | Roll dispenser | |
JPH08173346A (ja) | トイレットペーパーホルダー | |
JP2002253445A (ja) | トイレットペーパのホルダ | |
JP3153064B2 (ja) | トイレットペーパー用ホルダー | |
JP3079963U (ja) | トイレットペーパのホルダ |