JP3153064B2 - トイレットペーパー用ホルダー - Google Patents

トイレットペーパー用ホルダー

Info

Publication number
JP3153064B2
JP3153064B2 JP33604893A JP33604893A JP3153064B2 JP 3153064 B2 JP3153064 B2 JP 3153064B2 JP 33604893 A JP33604893 A JP 33604893A JP 33604893 A JP33604893 A JP 33604893A JP 3153064 B2 JP3153064 B2 JP 3153064B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toilet paper
holder
roller body
roller
toilet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP33604893A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07184804A (ja
Inventor
誠 芝谷
Original Assignee
芝谷 晃
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 芝谷 晃 filed Critical 芝谷 晃
Priority to JP33604893A priority Critical patent/JP3153064B2/ja
Publication of JPH07184804A publication Critical patent/JPH07184804A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3153064B2 publication Critical patent/JP3153064B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トイレットペーパー用
ホルダーに関し、さらに詳しくはトイレットペーパーを
自動的に送り出すのに使用するトイレットペーパー用ホ
ルダーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種トイレットペーパー用ホル
ダーは図7に示すように、前面に回動自在な取り付けら
れた蓋体26を有する箱状のホルダー本体27と、該ホルダ
ー本体27に回転自在に軸支した回転軸28とから構成さ
れ、使用に際しては該回転軸28にトイレットペーパー5
を取り付けた後、該トイレットペーパー5の先端部5aを
蓋体26の下方より取り出すことで使用するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のトイレットペーパー用ホルダーは、手動によりトイ
レットペーパーを取り出すために、該トイレットペーパ
ーの先端部が蓋体の下方より延出していない場合は、蓋
体を開放して前記トイレットペーパーの先端部を取り出
さなければならず、このため例えば百貨店等の多くの人
の利用するトイレの場合は、先に使用した人が先端部を
取り出す際にトイレットペーパーそのものを汚す場合が
生じ、後から使用する人にとっては衛生的に使用するこ
とができないという問題点があった。
【0004】しかも、上記のように汚れたトイレットペ
ーパーはそのつど新しいトイレットペーパーと取り替え
なければならずその取替え作業が煩雑で多くの時間を要
するという問題点があった。
【0005】それ故に、本発明は上記問題点に鑑みて発
明されたもので、トイレットぺーパーに直接手を触れる
ことなく自動的にトイレットぺーパーを取り出すこと
で、衛生的に使用することのできるトイレットペーパー
用ホルダーを提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するために、トイレットペーパーを回転自在に取
り付けて使用するトイレットペーパー用ホルダーにおい
て、ホルダー本体1には、トイレットペーパー5を自動
的に送り出すための送出手段が設けられており、前記送
出手段は、回転駆動するローラー体11と、該ローラー
体11の近傍に設けられ、且つ一端側が前記ローラー体
11の外周面11aに接触すべく付勢された押圧板13
とを備えており、更に前記ローラー体11には、該ロー
ラー体11と前記押圧板13とにより送り出されたトイ
レットペーパー5が該ローラー体11に巻き取られるの
を防止するための防止手段が設けられてなることにあ
る。
【0007】又、前記防止手段が、一端側が前記ローラ
ー体11の両側端で、且つ該ローラー体11の軸芯方向
に延出した延出片10であることにある。
【0008】
【0009】
【作用】上記構成を特徴とするトイレットペーパー用ホ
ルダーを使用する場合は、先ずトイレットペーパー5を
ホルダー本体1に取り付け、その後所定の長さのトイレ
ットペーパー5を取り出す。この際、前記ホルダー本体
1には、取り付けられたトイレットペーパー5を送り出
すための送出手段が設けられてなるために、自動的にト
イレットペーパー5を取り出すことができるのである。
【0010】また、送出手段が回転駆動するローラー体
11…と、該ローラー体11…の外周面11a に接触すべく付
勢された押圧板13とから構成されてなることにより、該
ローラー体11…と押圧板13との間に取り入れられたトイ
レットペーパー5は前記ローラー体11…と押圧板13と挟
持された状態で弛むことなく送り出されることができる
こととなるのである。
【0011】
【0012】
【実施例】以下本発明のトイレットペーパー用ホルダー
の一実施例を図面に従って説明する。
【0013】図1〜2において、1は略矩形状で上方に
回動自在な蓋部2の設けられた箱型のホルダー本体で、
底面部1a側には電池3…の収納部4が設けられ、対向す
る内壁面1b, 1bにはトイレットペーパー5を挿通する挿
通棒6を着脱自在に取り付ける取付部7,7が固定され
てなる。
【0014】8は前記ホルダー本体1内で前記収納部4
の上方に設けられた断面視略L字状の阻止体で、先端側
を3等分に分割し底面部1a側に円弧状に屈曲させた阻止
片9, 9, 9と該阻止片9, 9. 9, 9間に設けられ、
底面部1a側に前記阻止片9より小径で円弧状に屈曲させ
た延出片10, 10とが設けられてなる。
【0015】11, 11, 11は前記阻止片9に外周面11a を
密接すべく回転軸12に取り付けられ、前記阻止片9,
9, 9の幅と略同一幅で円柱状の3個の送出ローラー体
で、前記延出片10, 10の先端側が送出ローラー体11, 1
1, 11間で前記回転軸12側に近接する位置に設けられて
なる。
【0016】図3(イ),(ロ)において、13は前記送
出ローラー体11を介して前記阻止体8との対向する位置
に設けられ、先端部13a 側を円弧状に形成された断面視
略L字状の押圧板で、前記ホルダー本体1に取り付けら
れた固定板14により前記先端部13a 側を前記取出ローラ
ー体11, 11, 11側に近接する方向に付勢されてなる。16
は前記円弧状の先端部13a に設けられた連続した山状の
切断刃16を示す。
【0017】17は前記ホルダー本体1の外側面1dに
取り付けられ、前記回転軸12を回転駆動するためのモ
ーター18、及び音検知によりローラー体11…が回転
駆動すべく構成された音センサー19の収納された電動
部を示す。
【0018】20は前記ホルダー本体1の下面側に設けら
れたトイレットペーパー送出口を示す。
【0019】次に、上記のように構成されたトイレット
用ホルダー21を使用する場合について説明する。
【0020】先ず、図4に示すようにトイレット用ホル
ダー20の挿通棒6にトイレットペーパー5を取り付け、
その後該トイレットペーパー5の先端部をローラー体1
1, 11, 11と押圧板13との間に挿入する。
【0021】その後、使用する人が手を叩く等して音を
発すると音センサー19が該音を検知してモーター18を作
動さけ該モーター18に連結された回転軸12を回転駆動し
て前記送出ローラー体11, 11, 11をすることで、トイレ
ットペーパー5を取り込んで、ペーパーホルダー21の下
方に設けられた送出口20より取り込んで前記トイレット
ペーパー5を送り出す。この際、前記トイレットペーパ
ー5は前記ローラー体11, 11, 11の外周面に密接すべく
付勢された押圧板13により該ローラー体11, 11, 11に付
勢された状態で送り出されることとなるために連続して
該トイレットペーパー5を送り出しすることができると
ともに、途中でトイレットペーパー5が撓むことなく確
実に送り出しすることができることとなる。
【0022】しかも、図5に示すように、前記ローラー
体11, 11, 11には先端側が円弧状の阻止片9, 9, 9が
近接すべく設けられるとともに、該阻止片9, 9. 9,
9間には先端部が回転軸12側に延出した円弧状の延出片
10, 10が設けられてなるために、前記トイレットペーパ
ー5は阻止片9, 9, 9と延出片10, 10とにより前記ロ
ーラー体11, 11, 11に巻き込まれることなく、該ローラ
ー体11, 11, 11より離脱し前記阻止体8の底面に沿って
送り出された後、前記ホルダー本体1の下面側に設けら
れた送出口20より送り出すことができることとなる。
【0023】その後、前記トイレットペーパー5を所定
の長さ取り出した後、再度手等で音を出すことで回転軸
12の回転を止めた後、該トイレットペーパー5を切り
取る。この際、前記押圧板13の先端部分には該トイレ
ットペーパー5を切り取るための切取刃16が設けられ
てなるために、送り出された該トイレットペーパー5を
引っ張ることで容易に該切取刃16に沿って切り取るこ
とができ、このため次に使用する人が衛生的に使用する
ことができる。
【0024】すなわち、ローラー体11…が音声センサ
ー19の音検知により回転駆動すべく構成されてなるた
めに、該ローラー体11…を音声を発生して回転駆動さ
せ、また音声を発生して回転を停止することが容易にお
こなえるので、従って、音を出すことにより容易に所定
量のトイレットペーパー5を送り出すことができるとと
ともに、切断刃16により送り出したトイレットペーパ
ー5を容易に切り取ることができるので、トイレットペ
ーパー5を衛生的に無駄なく使用することができること
となる。
【0025】尚、上記実施例では、音センサーの音の検
知によりモーターを駆動したが、本発明のモーターを駆
動する手段はこれに限定されるものでなく、例えばボタ
ンスイッチをオン,オフに切り換えることでモーターを
駆動してもよく、また光センサーを使用し該光を遮断す
ることでモーターを駆動してもよい。要は、モーターを
駆動することができるならその手段は問うものでない。
【0026】又、上記実施例では、1個のローラー体と
押圧板とによりトイレットペーパーの送り出しを行った
が、本発明のトイレットペーパーの送出手段はこれに限
定されるものでなく、例えば図6に示すように、外周面
を密接した対向する一対のローラー体11b, 11bによりト
イレットペーパーの送り出しを行なってもよく、また小
型のベルトコンベアーを用いることによりトイレットペ
ーパーの送り出しを行ってもよい。要は、トイレットペ
ーパーを送り出しすことができるならその手段は問うも
のでない。
【0027】更に、上記実施例では、阻止体を先端側を
円弧状に形成した3枚の阻止片と、該制止片間に設けら
れた2枚延出片とから形成し、回転軸に取り付けた3 個
のローラー体間に延出片を延出することによりトイレッ
トペーパーのローラー体への巻き込みを防止すべく構成
したが、本発明のトイレットペーパーのローラー体への
巻き込み防止手段はこれに限定されるものでなく、例え
ばローラー体の外周面に溝部を形成し、該溝部に棒状の
先端部を挿入ことでトイレットペーパーのローラー体へ
の巻き込みを防止してもよい。要は、トイレットペーパ
ーがローラー体に巻き込まれるのを防止することができ
るならその手段は問うものでない。
【0028】又、上記実施例では、トイレットペーパー
を1個取り付けるべく構成したが、本発明のペーパーホ
ルダーはこれに限定されるものでなく、例えば2個のト
イレットペーパーを上下又は左右に取り付けるべく構成
することも可能である。
【0029】更に、上記実施例では押圧板の先端部にト
イレットペーパーを切り取るための切取刃を設けたが、
切取刃を設けることは本発明の必須の条件ではない。
【0030】
【発明の効果】叙上のように、本発明のペーパーホルダ
ーにはトイレットペーパーを自動的に送り出すための送
出手段が設けられてなるために自動的にトイレットペー
パーを送り出すことができ、従来のようにトイレットペ
ーパーを手で直接取り出す場合のような煩雑な作業を必
要とすることなく、しかも直接トイレットペーパーを手
で把持することなく取り出しすることができるので、該
トイレットペーパーを衛生的に取り出して使用すること
ができ、特に公共のトイレ等の使用する場合に顕著な効
果がある。
【0031】しかも、従来のように直接トイレットペー
パーを手で把持することがなく使用できるので、取り付
けられたトイレットペーパーは最後まで衛生的な状態で
使用することができ経費の無駄を省くことができるとい
う利点がある。
【0032】また、送出手段を、回転駆動するローラー
体と、該ローラー体の近傍に設けられ、且つ一端側を前
記ローラー体の外周面に近接する方向に付勢された押圧
板とから構成することにより、簡易な構成で部品点数を
少なく構成することができ、ペーパーホルダー全体のコ
ストの低減することができるという利点がある。
【0033】
【0034】また、ローラー体に該ローラー体により送
り出されたトイレットペーパーがローラー体に巻き付く
のを防止するための防止手段を設けることにより、ロー
ラー体により巻き込んだトイレットペーパーは該ローラ
ー体に巻き込まれることなくスムーズにトイレットペー
パーを送り出すことができるという利点がある。
【0035】さらに、防止手段を一端側を前記ローラー
体の両端側で該ローラー体の径の内側に延出した延出片
を有する阻止体で形成することにより、少ない部品点数
で経済的に形成することができるという利点がある。
【0036】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトイレットペーパーホルダーの一実施
例を示す斜視図。
【図2】(イ)はトイレットペーパーホルダーの断面正
面図を示し、(ロ)は(イ)のA−A線断面図を示す。
【図3】(イ)は押圧板の断面図を示し、(ロ)は一部
断面正面図を示す。
【図4】トイレットペーパーホルダーの使用例を示す断
面図。
【図5】阻止体によるトイレットペーパーのローラー体
への巻き込みの防止を示す断面図。
【図6】送出手段の他実施例を示す断面図。
【図7】トイレットペーパーホルダーの従来例を示す斜
視図。
【符号の説明】
1…ホルダー本体 5…トイレットペーパー 8…阻止体 10…延出片 11…ローラー体 13…押圧板 16…切取刃

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トイレットペーパーを回転自在に取り付
    けて使用するトイレットペーパー用ホルダーにおいて、 ホルダー本体(1)には、トイレットペーパー(5)を
    自動的に送り出すための送出手段が設けられており、前記送出手段は、回転駆動するローラー体(11)と、
    該ローラー体(11)の近傍に設けられ、且つ一端側が
    前記ローラー体(11)の外周面(11a)に接触すべ
    く付勢された押圧板(13)とを備えており、 更に前記ローラー体(11)には、該ローラー体(1
    1)と前記押圧板(13)とにより送り出されたトイレ
    ットペーパー(5)が該ローラー体(11)に巻き取ら
    れるのを防止するための防止手段が設けられてなること
    を特徴とするトイレットペーパー用ホルダー。
  2. 【請求項2】 前記防止手段が、一端側が前記ローラー
    体(11)の両側端で、且つ該ローラー体(11)の軸
    芯方向に延出した延出片(10)である請求項1記載の
    トイレットペーパー用ホルダー。
JP33604893A 1993-12-28 1993-12-28 トイレットペーパー用ホルダー Expired - Fee Related JP3153064B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33604893A JP3153064B2 (ja) 1993-12-28 1993-12-28 トイレットペーパー用ホルダー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33604893A JP3153064B2 (ja) 1993-12-28 1993-12-28 トイレットペーパー用ホルダー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07184804A JPH07184804A (ja) 1995-07-25
JP3153064B2 true JP3153064B2 (ja) 2001-04-03

Family

ID=18295165

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33604893A Expired - Fee Related JP3153064B2 (ja) 1993-12-28 1993-12-28 トイレットペーパー用ホルダー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3153064B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102566491B1 (ko) * 2021-12-13 2023-08-10 한남대학교 산학협력단 소리를 이용하는 자동 휴지 공급장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07184804A (ja) 1995-07-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4071200A (en) Electric toilet tissue dispenser
US5490722A (en) Hands free dental floss dispenser
JP3153064B2 (ja) トイレットペーパー用ホルダー
US4373682A (en) Holder for toilet paper roll
KR101258992B1 (ko) 휴지케이스
JP5372433B2 (ja) ロールペーパー保持具
CN113784651B (zh) 纸产品分配器切割系统
JPH0344048Y2 (ja)
JP2004097393A (ja) トイレットペーパー自動供給装置
JP2003034371A (ja) チューインガムケース
JP3653246B2 (ja) シートロールホルダー
JP3873423B2 (ja) 手拭きシート供給装置
JPH0633911Y2 (ja) ロール紙用供給ケース
JP2540616Y2 (ja) トイレットペ−パ−保持具
JPH0467847B2 (ja)
JP3218464B2 (ja) 切断器付きトイレットペーパーホルダー
JPH02159229A (ja) シートペーパー自動供給便座
JPH054990U (ja) トイレツトペーパーの自動給紙切断装置
JPH10127523A (ja) トイレットペーパーホルダ
JPH08500A (ja) トイレットペーパー保持装置
JPH01195821A (ja) シートペーパー自動供給便座
JP2655665B2 (ja) シートペーパー挟持装置
JP2002336160A (ja) ロールペーパーホルダー
JPH07289474A (ja) ストッパー付き巻紙保持具
JPS63294819A (ja) 便座用シ−トペ−パ−ロ−ル

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130126

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees