JPH02159229A - シートペーパー自動供給便座 - Google Patents

シートペーパー自動供給便座

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Publication number
JPH02159229A
JPH02159229A JP31584688A JP31584688A JPH02159229A JP H02159229 A JPH02159229 A JP H02159229A JP 31584688 A JP31584688 A JP 31584688A JP 31584688 A JP31584688 A JP 31584688A JP H02159229 A JPH02159229 A JP H02159229A
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JP
Japan
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sheet paper
toilet seat
paper sheet
paying
seat main
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Pending
Application number
JP31584688A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuhiro Higuchi
樋口 満博
Hiroshi Yamamoto
宏史 山本
Masaki Ohashi
大橋 政紀
Hirotada Asai
浅井 宏忠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Aichi Electric Co Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
Aichi Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、便座上にシートペーパーを自動的に供給可能
なシートペーパー自動供給便座に関する。
(ロ)従来の技術 本出願人は、先に特願昭62−134528号や特願昭
62−294476号において、以下の構成を有するシ
ートペーパー自動供給便座を開示した。
即ち、同シートペーパー自動供給便座は、便座本体の後
方に設けた機能部ケーシング内に、シートペーパーロー
ルと、同シートペーパーロールからシートペーパーを便
座本体の上面に繰り出すためのシートペーパー繰出機横
部と、同シートペーパー繰出機横部から便座本体上に繰
り出されたシートペーパーの後端を切断・クランプする
シートペーパー切断機構部と、シートペーパー繰出機横
部とシートペーパー切断機構部とを制御して、シートペ
ーパーを便座本体上に設定長さ繰り出すとともに、その
後端を切断・クランプさせるべく駆動する制御部と、同
制御部を操作する操作部とを、一体的に収納配置した構
成に特徴を有する。
また、かかる構成によって、シートペーパーを、便座本
体上に設定長さだけ自動的にかつ正確に繰り出すことが
でき、かつ位置決め、切断・クランプすることができる
従って、公共の場所(パブリック)における使用におい
て、使用者は、使用毎にシートペーパーを、シートペー
パーに直接触ることなく、取り出して使用できるので、
衛生面からの向上を図ることができる。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかし、上記したシートペーパー自動供給便座は、未だ
、以下の問題点を有していた。
即ち、第15図に示すように、中央部に切り離し用ミシ
ン目aを有するシートペーパーPは、その側方に長さ方
向に一定間隔を開けて位置検出用透孔すを設けている。
なお、CはシートペーパーPの長さ方向に一定間隔開け
て設けた切断用ミシン目である。
そして、かかる構成を有するシートペーパーPの便座本
体dへの供給動作について説明すると、シートペーパー
Pが便座本体d上に設定長さだけ繰り出されると、シー
トペーパーロールRを内蔵する機能部ケーシングeの一
例に設けた位置検出用センサgが位置検出用透孔すを検
出して、同検出出力に基づいて、制御部がシートペーパ
ー繰出機構部を作動してシートペーパーPの繰出・供給
動作を停止し、シートペーパーPが、正T//iニ所定
長さだけ、便座本体d上に供給さよることになる。
ところで、第15図から明らかなように、便座本体dは
、前後方向に長い長円形状又はオーバル形状を有すると
ともに中央部に開口を設けた環状プレートからなり、さ
らに、同環状プレートは全周にわたって連続している。
しかして、便座本体d上に繰り出されるシートペーパー
Pの先端が開口の後端に到達した後は、両側部分は便座
本体dの左右両側部分によって支持されるが、その中央
部は開口の存在によって支持されなくなる。
その為、第6図の仮想線り、で示すように、汚物と一緒
に流すことができるように軟質で薄い水溶性の素材から
なるシートペーパーPの中央部分は、その自重及び性質
によって下方に大きくたわみ、その後、さらにシートペ
ーパーPが便座本体d上に繰り出されると、その先端は
便座本体dの前部に衝突し、それ以上の繰出動作が困難
ないし不可能となる。
即ち、上記したシートペーパー繰出動作を正常に行うこ
とができなくなり、シートペーパーPを便座本体d上に
正確に位置させることができない。
本発明は、上記課題を解決することができるシートペー
パー自動供給便座を堤供することを目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、便座本体の後部に機能部ケーシングを配設し
、同機能部ケーシング内に、シートペーパーロール、同
シートペーパーロールからシートペーパーを便座本体上
に繰り出すシートペーパー繰出機構部と、繰り出された
シートペーパーの後端を切断するシートペーパー切断機
構部とを具備するシートペーパー自動供給便座において
、便座本体を、前部を切欠した前割形状の環状体から形
成したことを特徴とするシートペーパー自動供給便座に
係るものである。
(ホ)作用及び効果 上記した構成により、本発明は以下の作用及び効果を奏
する。
即ち、本発明では、便座本体を、前部を切欠した前割形
状の環状体から形成したので、便座本体の前部にシート
ペーパー繰出空間を形成することができる。従って、シ
ートペーパーの繰出動作において、シートペーパーの先
端中央部が、その自重によって下方にたわんだ状態で前
方に向けて繰り出されても、シートペーパー繰出空間の
存在によって、便座本体に衝突させることなく、繰り出
すことができ、シートペーパー自動繰出動作を常時正常
に行うことができる。
従って、例えば、位置検出用透孔と位置検出用センサと
を確実に作動させて、シートペーパーを、所定長さだけ
、便座本体上に正確かつ確実に繰出・供給することがで
きる。
さらに、本発明では、シートペーパーを、汚物と一緒に
流すことができる軟質で薄い水溶性の素材から形成した
場合であっても、厚紙からなるシ−トパーパーと同様に
便座本体上に正確かつ確実に繰出・供給することができ
る。
従って、シートペーパーの便座本体上への自動供給性(
送出性)と便器の洗浄性とをともに向上することができ
る (へ)実施例 以下、添付図に示す実施例に基づいて、本発明を具体的
に説明する。
第1図に本発明に係わるシートペーパー自動供給便座A
を具備したトイレ装置1jBの全体構成を示しており、
図示するように、シートペーパー自動供給便座Aは、ト
イレ装置Bを構成する水洗便器10上に載置されている
第1図から第5図を参照して、上記シートペーパー自動
供給便座Aの基本的構成について説明する。
第1図〜第3図に示すように、シートペーパー自動供給
便座Aは、水洗便器IO上に開閉自在に載置される便座
本体11と、水洗便器10の後部上に固定状態に載置し
、前部に、便座本体11の後部を枢軸13.13aによ
って上下方向に回動自在に枢支連結する機能部14とか
ら形成される。
また、第3図〜第5図に示すように、機能部14は、水
洗便器10の後部に取付けた機能部ケーシング15と、
同機能部ケーシング15内に配設したシートペーパー繰
出機構部C,シートパーパー切断機横66 D 、シー
トペーパーロール収納部E、制御部F及び操作部Gとか
ら形成されている。
上記基本構成において、まず、便座本体11の構成につ
いて説明すると、第1図から明らかなように、便座本体
11は中央部に開口11aを有し、かつ前後方向に伸延
する長円形状の環状体から形成されている。
そして、同便座本体11は、その後部を機能部ケーシン
グ14の前面両側部に設けた枢支部14a、14bに回
動自在に連結しており、かかる構成によって、図示する
使用位置と、起立した状態である非使用位置を採らせる
ことができる。
かかる構成において、本発明は、上記便座本体11の前
部を切欠した、いわゆる前割形状の環状体から形成した
ことを特徴とする。
即ち、第1図に示すように、便座本体11は、その前部
に相当する円弧状部分の一部を一定幅Wで切欠しており
、同切欠部にシートペーパー繰出空間Sを形成している
かかる構成によって、後述するシートペーパー操出機構
部Cの作動によるシートペーパーPの便座本体11上へ
の繰出動作において、シートペーパーPの先端中央部P
、が、第6図の実線で示すように、その自重によって下
方にたわんだ状態で前方に向けて繰り出されても、上記
したシートペーパー繰出空間Sの存在によって、同先端
中央部P1が便座本体11の前部に衝突するのを確実に
回避することができる。
従って、後述する位置検出用透孔すと位置検出用センサ
70とを確実に作動させて、シートペーパーPを、所定
長さだけ、第7図に示すように、シートペーパーロール
Rから便座本体ll上に正確かつ確実に繰出・供給する
ことができることになる。
なお、第7図において、シートペーパーPは、従来技術
で説明したシートペーパーPと同一のものであり、従っ
て、各部位は同一の記号を用いて表している。
また、本実施例において、便座本体11の左右側部分1
1b、llcは、第6図に示すように、外側周縁から内
側周縁への傾斜角度を、従来の便座本体dより緩くして
おり、シートペーパーPのたわみ量を小さくすることが
できる。
また、便座本体11の内周縁の丸みを従来の便座本体d
より小さくすることにより、シートペーパーPのたわみ
量を小さくすることができる。
次に、機能部ケーシング15の構成について説明すると
、同ケーシング15は、第3図〜第5図に示すように、
その内部にシートペーパー繰出機構部Cやシートペーパ
ー切断機構部り等を内蔵する下部ケーシング16と、同
下部ケーシング16の上縁に嵌合連結され、内部にシー
トペーパーロール収納部Eを形成する上部ケーシング1
7とから形成されている。
そして、下部ケーシング16は、第3図〜第5図に示す
ように、左右方向に伸延する矩形取付板18と、その周
縁に立設した左右側壁19.20及び前後壁21.22
と、同矩形取付板18の上方に配設した前低後高の傾斜
天井壁23とからなり、箱形形状を有する。
そして、同下部ケーシングI6の傾斜天井壁23は、第
5図に示すように、その上面上に後述するシートペーパ
ー送出路8を形成するとともに、その前後部に、それぞ
れ、後述する可動プレート50を挿入するための可動プ
レート挿入空間23aと、シートペーパー繰出ローラ3
3を配設するための繰出ローラ配設空間23bとを形成
している。
一方、下部ケーシング16の上方に設けた上部ケーシン
グ17は、第4図及び第5図に示すように、半円形状の
天井板24と、その周縁に垂設した左右側壁25 、2
6及び前後壁27 、28とから形成されている。
次に、下部ケーシング16内の内部構造について説明す
ると、第3図に示すように、下部ケーシング16の左右
両側には、それぞれ軸受ボックス30゜31が立設され
ており、右側軸受ボックス31内には、後述するように
、シートペーパー繰出機構部Cとシートペーパー切断機
構部りの駆動源である一対の駆動モーフ40,41が配
設されている。
次に、シートペーパー繰出機構部Cについて説明すると
、第3図〜第5図に示すように、下部ケーシング16の
左右側軸受ボックス30.31の後方上部間には、シー
トペーパー繰出軸32が回転自在に横架されており、同
繰出軸32には、略同長さだけ直径を異にする繰出ロー
ラー33が一体的に固着されている。
そして、同繰出ローラー33は、第5図に示すように、
その上方に配設した押さえローラー34と協働して、後
述するシートペーパーPの引き出し端を押圧・挟持して
、シートペーパーロール収納部EからシートペーパーP
を便座本体11上に繰出し、供給することができる。
そして、かかる繰出動作において、上述したように、便
座本体11を前割り形状としたので、シートペーパーP
の繰出を便座本体11の前部によって阻害されることな
く円滑かつ正確に行うことができる。
また、第4図及び第5図において、35は、左右揺動ア
ーム36 、37と両アーム36.37の下端同志を連
結する連結板38aとからなる正面視でU字形状をなす
吊支機枠であり、同吊支機枠35の左右揺動アーム36
.37の上端は、第3図及び第4図に示すように、筒状
ボス部38.39を介して左右側軸受ボックス30.3
1に前後方向に揺動自在に取付けられている。
そして、上記した押さえローラー34は、第5図に示す
ように、吊支機枠35の左右揺動アーム36゜37の下
端部間に形成したローラー取付空間内に取付けられてお
り、通常の当接状態においては、繰出ローラー33に圧
接されることになり、シートペーパーPを、繰出に適当
な圧力によって挟持することができる。
また、第3図及び第5図に示すように、シートペーパー
繰出機構部Cの要部を構成する駆動モータ40は、右側
軸受ボックス31内に収納されており、同様に右側軸受
ボックス31内に収納した減速装置を介して、シートペ
ーパー繰出軸32の右端に連結している。
従って、駆動モータ40によって、シートペーパー繰出
軸32が回転されると、繰出ローラー33とともに押さ
えローラー34も一体的に回転されることになり、シー
トペーパーPを、後述するシートペーパーロール収納部
E内のシートペーパーロールRから繰り出し、その後、
下部ケーシング16の傾斜天井壁23と、吊支機枠35
の下面間に形成したシートペーパー送出路8を通して、
便座本体11上へ送出することができる。
次に、シートペーパー切断機構部りの構成について説明
する。
シートペーパー切断機構部りは、本実施例では、第5図
に示すように、下部ケーシング16内に配設し、右側軸
受ボックス31内に配設した駆動モータ41と連結した
動力伝達軸43に固着した円板カム44と、下部ケーシ
ング16の傾斜天井壁23の前部に設けた可動プレート
挿入空間23a内に枢軸49周りに揺動自在に配設し、
かつその外周面を円板カム44の外周面と係合した可動
プレート50と、同可動プレート50の上方に配設され
、かつ吊支機枠35の左右揺動アーム36 、37の下
端前部間に架設した枢軸52に揺動自在に枢支した揺動
プレート51とから構成されている。
また、第5図において、56は弾性素材からなるシート
ペーパー押圧片であり、可動プレート50の上面50a
の後部に設けれている。そして、同シートペーパー押圧
片56は、揺動プレート51の前部を形成するシートペ
ーパー押圧片57と協働して、シートペーパーPをクラ
ンプするものである。
また、第5図に示すように、揺動プレート51は、その
後部に、上記したシートペーパー押圧片57と一体をな
すシートペーパー切断部58とから形成している。
かかる構成によって、駆動モータ41を駆動すると、動
力伝達軸43が回転し、同動力伝達軸43と一体をなす
円板カム44も動力伝達軸43の軸線を回転中心として
回転することになる。
しかして、円板カム44の中心は動力伝達軸43の軸線
から偏心しているので、円板カム44の周面ば異形形状
縁のカム軌跡を措き、同周面と当接する可動プレート5
0を枢軸49を中心として揺動させることができ、また
同可動プレート50の揺動に連動して、揺動プレート5
1も揺動して、シートペーパー切断部58によってシー
トペーパーPを、効J%的に押圧・切断することができ
る。
次に、上部ケーシング17内に配設したシートペーパー
ロール収納部Eの構成について説明する。
第3図′〜第5図において、60.61はそれぞれ左右
側軸受ボックス30.31に回転自在に取付けたシート
ペーパーロールホルダーであす、同シートペーパーロー
ルホルダー60.61に、シートペーパーロールRの両
端を支持させることによって、紙管R5の周りにシート
ペーパーPを多重に巻回して形成したシートペーパーロ
ールRを、シートペーパーロール収納部已に交換自在に
収納することができる。
ついで、上記シートペーパー繰出機構部C及びシートペ
ーパー切断機構部D、各種センサや検出手段の作動を制
御する制御部Fの構成について説明する。
第3図に示すように、制御部Fは、下部ケーシング16
の右側前部に配設されており、実質的に、マイクロプロ
セッサと、シートペーパーPに設けた位置検出用透孔す
を検出して出力を生じる位置検出用センサ70や、図示
しないシートペーパー繰出用押しボタン、着座検出手段
等と接続した入力インターフェースと、シートペーパー
繰出機構部Cやシートペーパー切断機構部り等と接続す
る出力インターフェースと、シートペーパー繰出・クラ
ンプ・切断プログラムを記憶するメモリとからなる。
次に、操作部Gについて説明すると、第3図に示すよう
に、制御部Fの上方をなす下部ケーシング16の右側前
部上面に設けられており、シートペーパー繰出用押しボ
タンや、発光ダイオード等からなる電源ランプや、紙詰
まり・紙補充等の異常が発生した場合の警報機能を有す
る祇トラブルランプ等を取付けることによって構成され
ている。
そして、上記構成を有するシートペーパー自動供給便座
の作動について簡単に説明すると、以下のごと(なる。
非通電状態において、機能部ケーシング15内の可動プ
レート50は、第5図に示すように、その−万端で、シ
ートペーパー送出口8aを閉鎖し、汚水等がシートペー
パー送出口8aからシートペーパー送出路8に侵入する
のを阻止している。
この状態で、今、水洗便器IOを使用する場合、シート
ペーパー繰出用押しボタンスイッチを押すと、作動開始
信号が制御部Fに入力し、メモリから読みだしたシート
ペーパー繰出・切断順序プログラムに基づいて、制御部
Fが駆動信号を発生し、同駆動信号によって、シートペ
ーパー切断機構部りの駆動モータ41とシートペーパー
繰出a横部Cの駆動モータ40が順次作動する。
そして、駆動モータ41の駆動より円板カム440時計
方向の回転によって可動プレート50は反時計方向に回
動して、可動プレート50上に、シートぺ−パー送出口
8aと連通ずるシートペーパー送出路8が形成されてる
ことになる。
その後、駆動モータ40が駆動し、シートペーパーPを
シートペーパーロールRから繰り出すことになる。
そして、シートペーパーPが便座本体ll上に繰り出さ
れ、その後、位置検出用センサ70が、シートペーパー
Pに設けた透孔すを検出すると、設定長さシートペーパ
ーPを便座本体11上に繰り出した状態で駆動モータ4
0は停止する。なお、この時点では、シートペーパーP
の後端に位置するミシン目Cは、揺動プレート51のシ
ートペーパー切断部58の略真下に位置することになる
その後、駆動モータ41が制御部Fからの駆動信号によ
って再起動し、シートペーパーPをシートペーパー押圧
クランプ片56.57間でクランプするとともに、繰出
ローラ33と押さえローラ34間でもクランプし、その
後駆動モータ41が駆動を継続すると、両クランプ部分
間に位置するシートペーパーPの部分には繰出方向のテ
ンシロンが加えられることになる。
さらに駆動モータ41が駆動を継続すると、揺動プレー
ト51のシートペーパー切断部58が、シートペーパー
Pを、ミシン目Cに沿って押圧し、その押圧力と繰出方
向のテンションによってシートペーパーPは、確実に破
断、即ち切断されることになる。
しかして、切断されたシートペーパーPの後端はシート
ペーパー押圧片56 、57によって確実にクランプさ
れた状態にある。
その後、利用者が便座本体ll上に着座すると、着座検
出手段が着座したことを検出し、用便後、利用者が便座
本体11から離れると、着座検出手段がオフになり、同
オフ信号に基づき、制御部Fが、駆動モータ41に再度
、駆動信号を送り、同駆動モータ41を回転する。これ
によって、シートペーパーPのクランプは解除される。
その後、便座本体11のシートペーパーPを排除するか
、又は、洗浄装置を駆動して水洗便器10内を洗浄し、
洗浄水の水勢によって、洗浄水、汚物とともに、シート
ペーパーPの切り離し部分を巻込み、流出することがで
きる。
そして、シートペーパーPの除去を位置検出用センサ7
0が検出すると、駆動モータ41を再度駆動して、シー
トペーパー送出口8aを閉鎖する。
即ち、可動プレート50はシートペーパー送出口8aを
通しての汚水のシートペーパー送出路への侵入を確実に
防止することができる姿勢を駆動部ケーシング14内で
取ることができる。
かかるシートペーパー供給動作において、本発明は、上
記便座本体11の前部を切欠した、いわゆる前割形状の
環状体から形成しているので、前述したように、シート
ペーパーPの先端中央部P、が、その自重によって下方
にたわんだ状態で前方に向けて繰り出されても、同先端
中央部P1が便座本体11の前部に衝突するのを確実に
回避することができる。
従って、位置検出用透孔すと位置検出用センサ70とを
確実に作動させて、シートペーパーPを、所定長さだけ
、第7図に示すように、シートペーパーロールRから便
座本体11上に正確かつ確実に繰出・供給することがで
きることになる。 さらに、本実施例は、便座本体11
の断面形状を、シートペーパーPの先端中央部P1が下
方にたわみにくくしたことにも特徴を有する。
即ち、第8図から第14図に示すように、便座本体11
は、その全幅にわたって略水平に平坦な着座部にと、同
着座部にの両側部から小さな丸みを持ちながら下方に屈
曲して形成した外側周縁リプ部2と内側周縁部mとから
なる、下方に向けて開くコ字状の横断面形状を有してい
る。
かかる構成によって、便座本体11上へ繰り出されるシ
ートペーパーPを、その両側部分のみならず、その中央
部に近い個所も着座部の内側周縁部mに近接する平坦部
分によって可及的に水平状態に支持することができるの
で、シートペーパーPの先端中央部P1が下方にたわむ
のを効果的に防止することができ、シートペーパーPの
繰出動作をより円滑に行うことができる。
特に第13図及び第14図に示すように、v−V線及び
Vl−Vl線による横断面形状において、内周縁の丸み
を従来便座より小さく形成したことにより、たわみ量を
著しく小さくすることができ、シートペーパーPの先端
中央部P、が下方にたわむのを効凛的に防止することが
でき、シートペーパーPの繰出動作をより円滑に行うこ
とができる。
以上説明したきたように、本実施例では、便座本体11
を、前部を切欠した前割形状の環状体から形成したので
、便座本体11の前部にシートペーパー繰出空間Sを形
成することができる。従って、シートペーパーPの繰出
動作において、シートペーパーPの先端中央部が、その
自重によって下方にたわんだ状態で前方に向けて繰り出
されても、シートペーパー繰出空間Sの存在によって、
便座本体11に衝突させることなく、操り出すことがで
き、シートペーパー自動繰出動作を常時正常に行うこと
ができる。
従って、例えば、位置検出用透孔すと位置検出用センサ
70とを確実に作動させて、シートペーパーPを、所定
長さだけ、便座本体11上に正確かつ確実に繰出・供給
することができる。
さらに、本発明では、シートペーパーPを、汚物と一緒
に流すことができる軟質で薄い水溶性の素材から形成し
た場合であっても、厚紙からなるシートペーパーと同様
に便座本体11上に正確かつ確実に繰出・供給すること
ができる。
従って、シートペーパーPの便座本体11上への自動供
給性(送出性)と水洗便器10の洗浄性とをともに向上
することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わるシートペーパー自動供給便座を
具備するトイレ装置の全体斜視図。 第2図は同トイレ装置の部分側面図。 第3図は同トイレ装置の一部切欠平面図。 第4図は同便座の一部切欠正面図。 第5図は一部切欠右側面図。 第6図は便座本体の横断面図。 第7図は便座本体へのシートペーパー繰出状態説明図。 第8図は便座本体の他の実施例の平面図。 第9図〜第14図は、第8図1−1線、n−n線、II
I−III線、rV−rV線、V−V線、vr−vr線
による横断面図。 第15図は従来のシートペーパー自動供給便座を具備す
るトイレ装置の全体斜視図。 図中、 C;シートペーパー繰出機構部 D:シートペーパー切断機構部 P: シートペーパー R: シートペーパーロール 11:便座本体 14:機能部ケーシング 第 5 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、便座本体の後部に機能部ケーシングを配設し、同機
    能部ケーシング内に、シートペーパーロール、同シート
    ペーパーロールからシートペーパーを便座本体上に繰り
    出すシートペーパー繰出機構部と、繰り出されたシート
    ペーパーの後端を切断するシートペーパー切断機構部と
    を具備するシートペーパー自動供給便座において、便座
    本体を、前部を切欠した前割形状の環状体から形成した
    ことを特徴とするシートペーパー自動供給便座。
JP31584688A 1988-12-13 1988-12-13 シートペーパー自動供給便座 Pending JPH02159229A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31584688A JPH02159229A (ja) 1988-12-13 1988-12-13 シートペーパー自動供給便座

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31584688A JPH02159229A (ja) 1988-12-13 1988-12-13 シートペーパー自動供給便座

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JPH02159229A true JPH02159229A (ja) 1990-06-19

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ID=18070288

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JP31584688A Pending JPH02159229A (ja) 1988-12-13 1988-12-13 シートペーパー自動供給便座

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JP (1) JPH02159229A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015012899A (ja) * 2013-07-03 2015-01-22 アロン化成株式会社 便座及びその便座を備えたポータブルトイレ
JP2015012898A (ja) * 2013-07-03 2015-01-22 アロン化成株式会社 便座及びその便座を備えたポータブルトイレ

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JP2015012899A (ja) * 2013-07-03 2015-01-22 アロン化成株式会社 便座及びその便座を備えたポータブルトイレ
JP2015012898A (ja) * 2013-07-03 2015-01-22 アロン化成株式会社 便座及びその便座を備えたポータブルトイレ

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