JPH01135321A - シートペーパー供給装置付便座 - Google Patents
シートペーパー供給装置付便座Info
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- JPH01135321A JPH01135321A JP29447687A JP29447687A JPH01135321A JP H01135321 A JPH01135321 A JP H01135321A JP 29447687 A JP29447687 A JP 29447687A JP 29447687 A JP29447687 A JP 29447687A JP H01135321 A JPH01135321 A JP H01135321A
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- paper
- sheet paper
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Landscapes
- Toilet Supplies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は洋式便器の使用にあたり、便座の上面に大判な
シートペーパーを自動的に敷き、洋式便器を衛生的に使
用可能としたシートペーパー供給装置を備えた便座に関
する。
シートペーパーを自動的に敷き、洋式便器を衛生的に使
用可能としたシートペーパー供給装置を備えた便座に関
する。
近年、生活の洋風化に伴い、レストラン、ホテルや一般
家庭等において洋式便器が多数使用されるようになって
きた。しかし、4弐便器はその使用に際して直接お尻を
載せる、即ち、肌が直接便座に触れることから、潔癖性
の強い日本人にはある種の違和感があった。このため、
例えば、一般家庭においては、布製、毛糸編のシートカ
バーを便座に被せて前記問題を解決している。しかしな
がら、ホテルやレストラン、列車、旅客機等不特定多数
の人間が使用する便所では、前記カバーを被せたとして
も、一般家庭の場合と異なり、見ず知らずの他人が使用
した便座に触れることは強い抵抗感がある。このため1
.多数の人が利用するホチル等の洋式便器においては、
利用者が衛生上トイレットペーパーを便座に載せて使用
している場合が多い、しかし、これは利用者にとって非
常に面倒なことであり、今日、便座が常に新鮮なカバー
等で被われ、衛生的に利用できることへの願望が8増に
高まっている。
家庭等において洋式便器が多数使用されるようになって
きた。しかし、4弐便器はその使用に際して直接お尻を
載せる、即ち、肌が直接便座に触れることから、潔癖性
の強い日本人にはある種の違和感があった。このため、
例えば、一般家庭においては、布製、毛糸編のシートカ
バーを便座に被せて前記問題を解決している。しかしな
がら、ホテルやレストラン、列車、旅客機等不特定多数
の人間が使用する便所では、前記カバーを被せたとして
も、一般家庭の場合と異なり、見ず知らずの他人が使用
した便座に触れることは強い抵抗感がある。このため1
.多数の人が利用するホチル等の洋式便器においては、
利用者が衛生上トイレットペーパーを便座に載せて使用
している場合が多い、しかし、これは利用者にとって非
常に面倒なことであり、今日、便座が常に新鮮なカバー
等で被われ、衛生的に利用できることへの願望が8増に
高まっている。
このため、例えば、特開昭60−225529号公報で
示さているように、洋式便器の使用に際して便座に座る
前に、便座上を充分にカバーし得る大きさで、かつ、中
央部には、便座の開口部と対応する大きさの長円形の打
ち抜部が、その一部を外縁と連結させた水溶性のシート
状ペーパーを、収納ボックスから一枚ずつ取出して便座
の上面全体に被せるにとにより、洋式便器を衛生的に使
用するシートペーパーを備えた便座が提案されている。 そして、前記シートペーパーの使用に際しては、前記ペ
ーパーで便座を被ってから着座し、つづいて、打ち抜部
の連結部分を切り離し、打ち後部分のみを便器内に垂ら
してその一部を水没させ、用足し後は、洗浄水の流出に
より便座に敷いたシートペーパーを便器内に引きずり込
み排便等と一緒に便器外へ排出させていた。 このように、洋式便器を利用するとき、トイレットペー
パーあるいは専用のシートペーパーを便座の上に載せて
着座すれば、非常に衛生的である。 しかし、前述したように、便座を清潔な状態で使用する
にあたり、トイレットペーパーや大判のシートペーパー
をその都度便座の上に敷いて用足しを行うことは、非常
に面倒であった。例えば、トイレットペーパーの場合、
非常に狭幅であり、便座の上に上手に載せても、着座し
たとき、あるいは、着座の途中で体を動かしたりすると
、ペーパー自体が一緒に移動し、お尻の一部が便座に直
接触れることがある。この場合、再度適量のトイレット
ペーパーを継ぎ足す等していたので、非常に面倒であっ
た。又、大判なシートペーパーを用いる場合は、便座の
上面を被う関係上、約40〜501の大きな紙であり、
しかも、紙質はトイレットペーパーのように、水洗破棄
が可能な軟質1葉なものである。従って、非常に腰が弱
く、このような大きな薄葉紙を収納ボックスから必要に
応じて一枚づつ取出すことが難しく、特に、シートペー
パーには便座の開口部と対応する中央部に打ち抜部が、
シートペーパーとその一部を連結させて設けられている
ので、収納ボックスから引き出す際、打ち抜部からシー
トペーパーの外縁部にかけて破断することが多く、使い
ものにならない場合が多い、その上、複数枚が同時に随
伴して引き出されることが多々ある等、非常に使いづら
く、がっ、不経済であった。更に大判なシートペーパー
は、ティシ工ペーパーのように一枚づつ折畳んで収納ボ
ックスに納めていたが、大きな薄葉紙であり、その上、
中央部には、便器内に垂下するための打ち抜部が設けら
れているので、これを−枚づつ折畳むことは、実際上難
しく、機械化も困難あり、結局は、熟練した人手により
折畳むこととなり、生産性が非常に悪く、コスト高とな
る欠点があった。
示さているように、洋式便器の使用に際して便座に座る
前に、便座上を充分にカバーし得る大きさで、かつ、中
央部には、便座の開口部と対応する大きさの長円形の打
ち抜部が、その一部を外縁と連結させた水溶性のシート
状ペーパーを、収納ボックスから一枚ずつ取出して便座
の上面全体に被せるにとにより、洋式便器を衛生的に使
用するシートペーパーを備えた便座が提案されている。 そして、前記シートペーパーの使用に際しては、前記ペ
ーパーで便座を被ってから着座し、つづいて、打ち抜部
の連結部分を切り離し、打ち後部分のみを便器内に垂ら
してその一部を水没させ、用足し後は、洗浄水の流出に
より便座に敷いたシートペーパーを便器内に引きずり込
み排便等と一緒に便器外へ排出させていた。 このように、洋式便器を利用するとき、トイレットペー
パーあるいは専用のシートペーパーを便座の上に載せて
着座すれば、非常に衛生的である。 しかし、前述したように、便座を清潔な状態で使用する
にあたり、トイレットペーパーや大判のシートペーパー
をその都度便座の上に敷いて用足しを行うことは、非常
に面倒であった。例えば、トイレットペーパーの場合、
非常に狭幅であり、便座の上に上手に載せても、着座し
たとき、あるいは、着座の途中で体を動かしたりすると
、ペーパー自体が一緒に移動し、お尻の一部が便座に直
接触れることがある。この場合、再度適量のトイレット
ペーパーを継ぎ足す等していたので、非常に面倒であっ
た。又、大判なシートペーパーを用いる場合は、便座の
上面を被う関係上、約40〜501の大きな紙であり、
しかも、紙質はトイレットペーパーのように、水洗破棄
が可能な軟質1葉なものである。従って、非常に腰が弱
く、このような大きな薄葉紙を収納ボックスから必要に
応じて一枚づつ取出すことが難しく、特に、シートペー
パーには便座の開口部と対応する中央部に打ち抜部が、
シートペーパーとその一部を連結させて設けられている
ので、収納ボックスから引き出す際、打ち抜部からシー
トペーパーの外縁部にかけて破断することが多く、使い
ものにならない場合が多い、その上、複数枚が同時に随
伴して引き出されることが多々ある等、非常に使いづら
く、がっ、不経済であった。更に大判なシートペーパー
は、ティシ工ペーパーのように一枚づつ折畳んで収納ボ
ックスに納めていたが、大きな薄葉紙であり、その上、
中央部には、便器内に垂下するための打ち抜部が設けら
れているので、これを−枚づつ折畳むことは、実際上難
しく、機械化も困難あり、結局は、熟練した人手により
折畳むこととなり、生産性が非常に悪く、コスト高とな
る欠点があった。
本発明は前記の問題点に鑑み、便座の上面を被うシート
ペーパーを人手により引き出すことなく、電動操作によ
って一枚づつ自動的に便座−ヒに導出させて便座を被い
、洋式便器の使用に際し、利用者が衛生上安心して便座
に座って用足しを行うことができるシートペーパー供給
装置をIJt&えた便座を提供するものである。
ペーパーを人手により引き出すことなく、電動操作によ
って一枚づつ自動的に便座−ヒに導出させて便座を被い
、洋式便器の使用に際し、利用者が衛生上安心して便座
に座って用足しを行うことができるシートペーパー供給
装置をIJt&えた便座を提供するものである。
本発明はシートペーパー供給装置内に収納されているロ
ール状に巻回した軟質薄葉のシートペーパーを、電動駆
動する給紙ローラにて前記供給装置のペーパー送出口か
ら便座の上面に定量送出して便座を被い、つづいてこの
送出したシートペーパーの一枚目の区切りとなるミシン
目を真中にしてこのシートペーパーの長さ方向の一方を
前記給紙ローラにて挟持し、シートペーパーの他方は、
電動駆動するカム部材により所定角度回動する板状の可
動プレートと前記給紙ローラ側に複数の破断突条を一体
的に備えた揺動プレートとの間で挟持し、この状態で、
更に前記可動プレートを所定角度回動させてシートペー
パーを挟持したままで前記揺動プレートを、可動プレー
トとは逆方向に回動し、前記シートペーパーを、給紙ロ
ーラと可動プレートとの間において大きなテンションを
加えるとともに、このテンションの加えられた時点で、
揺動プレートに設けた破断突条がシートペーパーと衝接
し、シートペーパーの破断突条が衝接した部分を他の個
所より大きな力で押圧し、この押圧力が加えられた部分
に近い個所に位置するミシン目を順次引裂いて一枚のシ
ートペーパーを破断し、この破断したシートペーパーに
より便座上面を被うとともに、破断したシートペーパー
の一部を供給装置内において、前記可動プレートと揺動
プレートとの間で挟持しつづけて着座中に体を移動させ
てもシートペーパーが便座から移動するのを防ぎ、更に
、用足し後は前記シートペーパーの挟持を解いて、これ
を便器内に引すり込んで排出させ、ペーパーの排出後は
可動プレートによりシートペーパー供給装置のペーパー
送出口を閉鎖し、小便等の汚水が供給装置内に侵入する
のを防止するように構成したことを特徴とする。
ール状に巻回した軟質薄葉のシートペーパーを、電動駆
動する給紙ローラにて前記供給装置のペーパー送出口か
ら便座の上面に定量送出して便座を被い、つづいてこの
送出したシートペーパーの一枚目の区切りとなるミシン
目を真中にしてこのシートペーパーの長さ方向の一方を
前記給紙ローラにて挟持し、シートペーパーの他方は、
電動駆動するカム部材により所定角度回動する板状の可
動プレートと前記給紙ローラ側に複数の破断突条を一体
的に備えた揺動プレートとの間で挟持し、この状態で、
更に前記可動プレートを所定角度回動させてシートペー
パーを挟持したままで前記揺動プレートを、可動プレー
トとは逆方向に回動し、前記シートペーパーを、給紙ロ
ーラと可動プレートとの間において大きなテンションを
加えるとともに、このテンションの加えられた時点で、
揺動プレートに設けた破断突条がシートペーパーと衝接
し、シートペーパーの破断突条が衝接した部分を他の個
所より大きな力で押圧し、この押圧力が加えられた部分
に近い個所に位置するミシン目を順次引裂いて一枚のシ
ートペーパーを破断し、この破断したシートペーパーに
より便座上面を被うとともに、破断したシートペーパー
の一部を供給装置内において、前記可動プレートと揺動
プレートとの間で挟持しつづけて着座中に体を移動させ
てもシートペーパーが便座から移動するのを防ぎ、更に
、用足し後は前記シートペーパーの挟持を解いて、これ
を便器内に引すり込んで排出させ、ペーパーの排出後は
可動プレートによりシートペーパー供給装置のペーパー
送出口を閉鎖し、小便等の汚水が供給装置内に侵入する
のを防止するように構成したことを特徴とする。
以下、本発明の実施例を第1図ないし第11図により説
明する。 第1図ないし第4図において、1は洋式便器、2は便器
1の上面後背部材に載置固定した平面形状がほぼコ字状
をなしたシートペーパー供給装置、3は便器1の上に乗
載した便座で、前記シートペーパー供給装置(以下、単
に供給装置と称する)2の給紙箱4両側において便器l
の手前側に延設した延出部4a、4bに擺動自在に取付
けられている。 次に前記供給装置2の構造を説明する。第3図において
、供給袋M2は大別すると、シートペーパー40を便座
3上に送出する給紙ローラ6と押圧ローラ7からなるペ
ーパー送出部材5と、シートペーパー40を前記ペーパ
ー送出部材5と、シートペーパー40を前記ペーパー送
出部材5との間で挟持して前記シートペーパー4oに一
定のテンションを加えるとともに、給紙ガイドとしての
役目を果たす可動プレート10と、この可動プレート1
0を必要に応じて所定角度回動させるカム部材15と、
ロール状に巻回したシートペーパー40を上部に回転可
能に載架し、下部には前記可動プレート10と対応して
揺動自在に枢支した揺動プレー)21及びペーパー送出
部材5の一方を構成する押圧ローラ7を回転可能に支承
させて、第1図、第4図に示すように、給紙箱4の延出
部4a、4b後方に立設する内壁25.25にスイング
可能に取付けた吊掛部材20とによって構成されている
。 つづいて、前記各部材等の詳細な構造を説明する。 第3図、第5図において、ペーパー送出部材5は、給紙
箱4両側に設けた延出部4a、4bのうち、一方の延出
部4a内に設置した減速装置付の電動機8と駆動連結さ
れ、かつ、給紙箱4内のペーパー送出路42に露出した
状態で内壁25.25下部に回転可能に横架した給紙ロ
ーラ6と、この給紙ローラ6と常時ペーパー送出路42
内において摺接可能となして前記吊掛部材20の吊り支
体22.22下部に回転可能に取付けられた押えローラ
7とからなり、これら両ローラ6.7には、第5図に示
すように、電動11B側に位置する内壁25と吊り支体
22との間において、歯車G、 Gが噛合した状態で支
着されており、これら歯車G。 Gは、シートペーパー40を給紙ローラ6と可動プレー
ト10との間でテンションを加える場合、押圧ローラ7
が空転してシートペーパー40にテンションが加えられ
なくなるのを防ぐ。そして、前記ローラ6.7にてロー
ル状のシートペーパー40を巻戻す場合は、第3図のよ
うに、押圧ローラフにシートペーパー40を半分程度巻
掛してこの押えローラ7と給紙ローラ6との間で挟持し
、給紙ローラ6の駆動により、巻戻しされたシートペー
パー40をペーパー送出路42に順次給送する。 次に可動プレートlOは第3図に示すように、その使用
前は給紙N4下部の給紙ローラ6からペーパー送出口4
3までの空間を被うべくほぼ板状に形成されて、吊掛部
材2oとの間でペーパー送出路42を形成するように構
成されており、第3図。 第4図に示すように、平坦面を上向にして内壁25.2
5間に枢支ピン11を介して回動自在に取付けられてい
る。そして、その上面には給紙ローラ6側に、ゴム等の
緩衝材aを装着し、下側には、次に説明するカム部材1
5と常時摺接するガイドローラ12を回転可能に取付け
、前記枢支ピン11に巻装して内壁25.25とプレー
ト10との間で掛止したばね部材13にて前記ガイドロ
ーラ12を常時カム部材15側に押圧付勢する。 又、前記したカム部材15は、本例では、円板状のもの
を使用し、第3図、第4図のように、給紙箱4の底部に
立設した軸受板16.16間に回動自在に枢支した回動
軸17に、前記可動プレー)10のガイドローラ12と
摺接できるように偏芯した位置で取付けられており、こ
の回動軸17は給紙箱4の延出部4a内に、給紙ローラ
6駆動用電動機8と位置を異にして設置した減速装置付
の電動機9にて駆動される。 次に吊掛部材20の構造を説明する。第3図及び第4図
において、この部材20の大要をなす一対の吊り支体2
2,22は、樹脂あるいは金属板等をほぼ三角形状に加
工して、その上部に突設したボス部23.23を内壁2
5.25に遊合すると、第11図に示すように、給紙箱
4内の上部において、前記ボス部23.23を中心とし
て便座3の前後方向にスイングできるように吊設されて
いる。そしてロール状のシートペーパー40はボス部2
3.23に嵌合した支持棒24,24°に支持されるペ
ーパー芯Cを介して吊り支体22゜22間に回転自在に
載架される。一方、前記吊り支体22,22の下部には
、これら吊り支体22゜22間にまたがって押圧ローラ
7と同様に、縦断面がほぼ口形の揺動プレート2!が、
第4図に示すように、その長さ方向の端部に支着した枢
軸e。 eを介して、前記押圧ローラフの手前(ペーパー送出口
43側)に可動プレート10と対向して揺動自在に取付
けられ、この揺動プレート21は第3図及び第4図に示
すように、枢軸e、eを中心として押圧ローラ7側には
、鋸刃のような山形状の破断突条26をシートペーパー
40の幅方向に沿ってペーパー送出路42側に垂設し、
ペーパー送出口43側には、可動プレート10の緩衝材
aと対向して同種の緩衝材すが取付けられている。 そして、この揺動プレート21は枢軸e、eに巻装して
吊り支体22,22とプレート21とに掛止したつる巻
ばねfの力によって吊り支体22゜22に付設したスト
ッパーgと常時当接するように付勢されている。 更に、第3図中、45は給紙箱4の上方端を被うカバー
で、図のように、その前部下端はペーパー送出口43側
において、吊り支体22,22間に架設した受止板46
に、後部下端は、給紙箱4の背面上端にそれぞれ係合し
、又、前記カバー45の両側端は、第6図、第11図に
示すように、内壁25.25のそれぞれの外側端縁に沿
って凹設した嵌合溝47と嵌合して給紙箱4の上部を被
冠するもので、シートペーパー40の巻戻し時、あるい
は可動プレー)10が揺動プレート21と接触した際に
生ずる振動等にて吊り支体22.22が揺動するのを阻
止する。48.49は給紙箱4のペーパー送出口43か
らやや内方の送出路42に、シートペーパー40の送出
に支障なく取付けたシートペーパー40の有無を検出す
る発光、受光の各素子で、発光素子48の光は、例えば
、シートペーパー40のような白紙には反射して受光素
子49により検出(ペーパーが存在していることを示す
)され、又、シートペーパー40の中央部に便座3の開
口部3aと対応して設けられている打ち抜部(第6図参
照)44の後方に設けた透孔30と合致したときは、(
便座3にシートペーパー40が定量給紙されたとき)発
光素子48からの光が透孔30を通過してカバー45の
舌片31に達すると、この舌片31が例えば白色以外で
着色されていた場合、光は吸収されて受光素子49によ
り検出することができず、この結果、給紙ローラ6の電
動機8が制御装置Sからの指令信号により停止し、シー
トペーパー40の給紙を止める。又、第1図において、
32は、本発明装置の電源スィッチ、33は電源ランプ
であり、第4図に示す34は外気の取入口で、電動機8
.9の図示しない冷却ファンによって給紙箱4内に流入
した外気が、流通孔35を経てペーパー送出路42に排
出され、シートペーパー40を送出路42内で少しばか
り浮き上らせた状態で送出させ、送出時におけるシート
ペーパー40の紙づまりを阻止する。 なお、本発明の供給装置2において、電動機8゜9の運
転制御は、すべて給紙箱4の他方の延出部4bに内蔵し
た制御装置Sによってシーケンス制御される。 次に動作について説明する。 洋式便器1の使用に際し、供給装置2内の可動プレート
lOは、第1O図に示すように、その−万端で、ペーパ
ー送出口43を閉鎖し、汚水等がペーパー送出口43か
らペーパー送出路42に侵入するのを阻止する。この状
態で、今、洋式便器lを使用する場合、最初に、電源ス
ィッチ32を投入すると、ランプ33が点灯し、電動機
9を起動してカム部材15を第10図において時計方向
に回動させ、前記可動プレート10が第3図のように、
ペーパー送出路42とほぼ平行となった時点で一旦電動
機9を制御装置sからの指令信号にて停止する。即ち、
ペーパー送出口43を開放させる。可動プレート10が
第3図で示す状態で停止すると、直ちに制御装置Sから
の指令信号によって電動機8が起動し、シートペーパー
40を、給紙ローラ6と押圧ローラ7とにより挟持しな
から送出路42内をペーパー送出口43に向けて送出す
る。このため、ロール状のシートペーパー40は順次巻
戻しされながら、給紙箱4のペーパー送出口43から便
座3上に引出される。この際、発光素子48からの光は
シートペーパー40にて反射し受光素子49にて検出さ
れる。そして、第6図に示すように、便座3上に一枚分
のシートペーパー40が敷かれると、前記シートペーパ
ー40の打ち抜部44後方に開口する透孔31と、ペー
パー送出口43の内側に設けた発光素子48とが合敗し
、発光素子4日からの光が透孔31を通ってカバー45
の舌片31により吸収されて反射しないので、受光素子
49に検出さす、受光素子49からの検出信号は制御装
置Sに入力されない。 これにより、制御装置sから電動機8を停止させる七令
信号が送出され、電動機8を停止して、シートペーパー
40の繰出を中止する。このとき、便座3に敷く一枚分
のシートペーパー40の境目となるミシン目41は、揺
動プレート21の破断突条26と給紙ローラ6との間に
位置するようにあらかじめ設定されている。シートペー
パー40の繰出し後電動機9は制御装置Sからの指令信
号にて再起動し、カム部材15を第3図において時計方
向に回動し、カム部材15とその外周縁で摺接している
ガイドローラ12により可動プレート10を、枢支ビン
11を中心としてカム部材15とは逆方向に回動する。 このため、ペーパー送出路42内に滞留しているシート
ペーパー40の一部は、第7図に示すように、カム部材
15にて反時計方向に回動する回動ブレー)10の給紙
ローラ6例の端部により持ち上げられ、揺動プレート2
1の11街材す側に引張られる。そして、可動プレー)
10が前記揺動プレート21の緩衝材すと破断突条26
との間の空間を利用して回動し、その緩衝材a′が揺動
プレート21の緩衝材すと接触することにより、前記持
ち上げられたシートペーパー40を緩衝材a、b間で挟
持する。この状態で可動プレート10がカム部材15に
て更に回動をつづけると、揺動プレート21は枢軸e、
eを中心としてつる巻ばね「の力に抗して第7図の時計
方向に回動し、給紙及び押圧ローラ6.7と、緩衝材a
、bとの間に存在するシートペーパー40に大きなテン
ションが加わることになるとともに、破断突条26の尖
端が第8図のように、シートペーパー40と接触する。 この場合、給紙ローラ6と゛押圧ローラ7は歯車G、G
が噛合して押圧ローラ7が空転しないので、シートペー
パー40のテンションは不変である。そして、この時点
からカム部材15によって可動プレート10が最大限の
角度位置まで回動する間において、前記可動プレートl
Oと給紙ローラ6との間で挟持されているシートペーパ
ー40には、更に大きなテンションが加えられることに
なり、破断突条26の尖端部により、これと接触する部
分のシートペーパー40を大きな力で押圧し、破断突条
26と接触する部分に近接するミシン目41が、前記押
圧力に耐えきれず、その部分から順次引裂かれて、第9
図のように、一部分のシートペーパー40を第6図に一
点l¥線で示すミシン目4Iの位置から破断する。前記
シートペーパー40が破断されると、カム部材15を駆
動している電動機9は、制御装置Sからの指令信号によ
って一旦停止する。このため、前記破断されたシートペ
ーパー40は、第9図のようにシートペーパー40の破
断端縁を可動プレートlOと揺動プレート21とにより
挟持し、破断したシートペーパー40が便座3からずれ
たり、滑落するのを防ぐ、このあと、利用者はシートペ
ーパー40を介して便座3に着座し、打ち抜部44を便
座3の開口部から便器1内に垂して水没させてから、用
足しを行う、この際、シートペーパー40は前記のよう
に、可動プレートlOと揺動プレート21にて挟持され
ており、利用者が便座3上で少々体を動かしても、シー
トペーパー40がずれることはない。 用足しのあと、利用者が便座3から離れると、便座3に
付設されている図示しない着座検出センサがこれを検出
し、この検出信号が制御装置Sに送出され、制御装置S
から再度カム部材15を駆動させるための指令信号を送
出して電動機9を起動し、可動プレート10を第9図に
おいて前記と逆に時計方向に回動させる。即ち、可動プ
レート10を最大限の角度回動位置から原位置の方向に
戻す、可動プレート10の後退により揺動プレー)21
はつる巻ばねrの付勢力により、第9図において枢軸e
、eを中心としてストッパーgと当接する位置まで反時
計方向に回動する。この結果、可動プレート10と揺動
プレート21との接触状態が開放され、シートペーパー
40の挟持が解けると、シートペーパー40は便器1内
に流出する洗浄水により打ち抜部44から便器l内に引
すり込まれて洗浄水とともに排出される。一方、可動プ
レート10はカム部材15の回動によりペーパー送出路
42と平行な位置を通り過ぎ、第10図で示すように、
ペーパー送出路43を塞ぐ直前まで回動すると、制御装
置Sからの指令信号により電動機9が停止し、可動プレ
ート10はペーパー送出口43をほぼ閉鎖した状態で止
まる。 このあと、引続いて、洋式便器1を利用する場合は、電
源スィッチ32を再度投入することにより、シートペー
パー40を前述のように給紙箱4から必要の長さ導出さ
せて、便器3上に自動的に敷くことができ、利用者は洋
式便器lを衛生的に安心して使用することができる。 次に、シートペーパー40を交換する場合とか、給紙箱
4内で紙づまりを起こしたときは、カバー45を給紙箱
4から取外し、吊掛部材20をボス部23.23を中心
として便座3の手前(第11図参照)に回動させ、吊り
支体22,22間の下部に横設した揺動プレート21及
び押圧ローラ7を給紙箱4の手前に引出す、この状態で
祇づまりを起こしておれば、押圧ローラ7と給紙ローラ
6とが分離されているので、再度ロール状のシートペー
パー40を少し巻戻してその端部を押圧ローラフに巻掛
けて吊り支体22,22を元の位置に戻せば容易にシー
トペーパー40の再セットが行える。又、シートペーパ
ー40を交換する場合は、支持棒24を第4図において
、左方向に移動させて、シートペーパー40の芯Cを支
持棒24,24°から抜き取り、この状態で新しいシー
トペーパー40をセットすればよい、更に、供給装置2
の再使用に際しては、カバー45を被冠すれば、吊掛部
材20は前記カバー45にて受止められ、シートペーパ
ー40の破断、送出に際して揺動することなく、円滑に
シートペーパー40の繰出しを行うことができる。 r発明の効果】 本発明は以上説明したように構成されているので、次に
示すような効果を有する。 (1) 本発明は便座上に敷いたシートペーパーを切
断する場合、シートペーパーの一枚目の境目となるミシ
ン目を間にしてその両側のシートペーパーを、給紙ロー
ラ及び押圧ローラと、可動プレート及び揺動プレートと
で挟持し、しかも、可動プレートの回動に対応して揺動
プレートを、回動プレートとは、逆方向に回動させ、シ
ートペーパーにテンシロンをかけると同時に21動プレ
ートに付設した破断突条をシートペーパーに部分的に直
接押圧して、前記シートペーパーをミシン目から破断す
るように構成されているので、シートペーパー供給装置
の切断機構が簡素化できる。 (2)シかも、本発明装置は、可動プレートの回動によ
り、この可動プレートとともにシートペーパーの一方を
挟持する揺動プレートをばね部材に抗して回動する構造
が採用されており、その上、揺動プレートには、その回
動によりシートペーパーを部分的に押圧する破断突条が
付設されているため、シートペーパーの挟持、破断作業
が、可動プレートの駆動と対応して行うことができるの
で、切断機構の簡素化と相まってシートペーパーを迅速
容易に破断することができる。 (3) 更に、可動プレートは揺動プレートの下側に
潜った状態で前記揺動プレートを回動する構造となって
おり、揺動プレートは大きな可動範囲で回動させること
ができるので、これによりシートペーパーの破断時シー
トペーパーに少々のたるみが生じても、シートペーパー
の破断を円滑・良好に行うことができる。
明する。 第1図ないし第4図において、1は洋式便器、2は便器
1の上面後背部材に載置固定した平面形状がほぼコ字状
をなしたシートペーパー供給装置、3は便器1の上に乗
載した便座で、前記シートペーパー供給装置(以下、単
に供給装置と称する)2の給紙箱4両側において便器l
の手前側に延設した延出部4a、4bに擺動自在に取付
けられている。 次に前記供給装置2の構造を説明する。第3図において
、供給袋M2は大別すると、シートペーパー40を便座
3上に送出する給紙ローラ6と押圧ローラ7からなるペ
ーパー送出部材5と、シートペーパー40を前記ペーパ
ー送出部材5と、シートペーパー40を前記ペーパー送
出部材5との間で挟持して前記シートペーパー4oに一
定のテンションを加えるとともに、給紙ガイドとしての
役目を果たす可動プレート10と、この可動プレート1
0を必要に応じて所定角度回動させるカム部材15と、
ロール状に巻回したシートペーパー40を上部に回転可
能に載架し、下部には前記可動プレート10と対応して
揺動自在に枢支した揺動プレー)21及びペーパー送出
部材5の一方を構成する押圧ローラ7を回転可能に支承
させて、第1図、第4図に示すように、給紙箱4の延出
部4a、4b後方に立設する内壁25.25にスイング
可能に取付けた吊掛部材20とによって構成されている
。 つづいて、前記各部材等の詳細な構造を説明する。 第3図、第5図において、ペーパー送出部材5は、給紙
箱4両側に設けた延出部4a、4bのうち、一方の延出
部4a内に設置した減速装置付の電動機8と駆動連結さ
れ、かつ、給紙箱4内のペーパー送出路42に露出した
状態で内壁25.25下部に回転可能に横架した給紙ロ
ーラ6と、この給紙ローラ6と常時ペーパー送出路42
内において摺接可能となして前記吊掛部材20の吊り支
体22.22下部に回転可能に取付けられた押えローラ
7とからなり、これら両ローラ6.7には、第5図に示
すように、電動11B側に位置する内壁25と吊り支体
22との間において、歯車G、 Gが噛合した状態で支
着されており、これら歯車G。 Gは、シートペーパー40を給紙ローラ6と可動プレー
ト10との間でテンションを加える場合、押圧ローラ7
が空転してシートペーパー40にテンションが加えられ
なくなるのを防ぐ。そして、前記ローラ6.7にてロー
ル状のシートペーパー40を巻戻す場合は、第3図のよ
うに、押圧ローラフにシートペーパー40を半分程度巻
掛してこの押えローラ7と給紙ローラ6との間で挟持し
、給紙ローラ6の駆動により、巻戻しされたシートペー
パー40をペーパー送出路42に順次給送する。 次に可動プレートlOは第3図に示すように、その使用
前は給紙N4下部の給紙ローラ6からペーパー送出口4
3までの空間を被うべくほぼ板状に形成されて、吊掛部
材2oとの間でペーパー送出路42を形成するように構
成されており、第3図。 第4図に示すように、平坦面を上向にして内壁25.2
5間に枢支ピン11を介して回動自在に取付けられてい
る。そして、その上面には給紙ローラ6側に、ゴム等の
緩衝材aを装着し、下側には、次に説明するカム部材1
5と常時摺接するガイドローラ12を回転可能に取付け
、前記枢支ピン11に巻装して内壁25.25とプレー
ト10との間で掛止したばね部材13にて前記ガイドロ
ーラ12を常時カム部材15側に押圧付勢する。 又、前記したカム部材15は、本例では、円板状のもの
を使用し、第3図、第4図のように、給紙箱4の底部に
立設した軸受板16.16間に回動自在に枢支した回動
軸17に、前記可動プレー)10のガイドローラ12と
摺接できるように偏芯した位置で取付けられており、こ
の回動軸17は給紙箱4の延出部4a内に、給紙ローラ
6駆動用電動機8と位置を異にして設置した減速装置付
の電動機9にて駆動される。 次に吊掛部材20の構造を説明する。第3図及び第4図
において、この部材20の大要をなす一対の吊り支体2
2,22は、樹脂あるいは金属板等をほぼ三角形状に加
工して、その上部に突設したボス部23.23を内壁2
5.25に遊合すると、第11図に示すように、給紙箱
4内の上部において、前記ボス部23.23を中心とし
て便座3の前後方向にスイングできるように吊設されて
いる。そしてロール状のシートペーパー40はボス部2
3.23に嵌合した支持棒24,24°に支持されるペ
ーパー芯Cを介して吊り支体22゜22間に回転自在に
載架される。一方、前記吊り支体22,22の下部には
、これら吊り支体22゜22間にまたがって押圧ローラ
7と同様に、縦断面がほぼ口形の揺動プレート2!が、
第4図に示すように、その長さ方向の端部に支着した枢
軸e。 eを介して、前記押圧ローラフの手前(ペーパー送出口
43側)に可動プレート10と対向して揺動自在に取付
けられ、この揺動プレート21は第3図及び第4図に示
すように、枢軸e、eを中心として押圧ローラ7側には
、鋸刃のような山形状の破断突条26をシートペーパー
40の幅方向に沿ってペーパー送出路42側に垂設し、
ペーパー送出口43側には、可動プレート10の緩衝材
aと対向して同種の緩衝材すが取付けられている。 そして、この揺動プレート21は枢軸e、eに巻装して
吊り支体22,22とプレート21とに掛止したつる巻
ばねfの力によって吊り支体22゜22に付設したスト
ッパーgと常時当接するように付勢されている。 更に、第3図中、45は給紙箱4の上方端を被うカバー
で、図のように、その前部下端はペーパー送出口43側
において、吊り支体22,22間に架設した受止板46
に、後部下端は、給紙箱4の背面上端にそれぞれ係合し
、又、前記カバー45の両側端は、第6図、第11図に
示すように、内壁25.25のそれぞれの外側端縁に沿
って凹設した嵌合溝47と嵌合して給紙箱4の上部を被
冠するもので、シートペーパー40の巻戻し時、あるい
は可動プレー)10が揺動プレート21と接触した際に
生ずる振動等にて吊り支体22.22が揺動するのを阻
止する。48.49は給紙箱4のペーパー送出口43か
らやや内方の送出路42に、シートペーパー40の送出
に支障なく取付けたシートペーパー40の有無を検出す
る発光、受光の各素子で、発光素子48の光は、例えば
、シートペーパー40のような白紙には反射して受光素
子49により検出(ペーパーが存在していることを示す
)され、又、シートペーパー40の中央部に便座3の開
口部3aと対応して設けられている打ち抜部(第6図参
照)44の後方に設けた透孔30と合致したときは、(
便座3にシートペーパー40が定量給紙されたとき)発
光素子48からの光が透孔30を通過してカバー45の
舌片31に達すると、この舌片31が例えば白色以外で
着色されていた場合、光は吸収されて受光素子49によ
り検出することができず、この結果、給紙ローラ6の電
動機8が制御装置Sからの指令信号により停止し、シー
トペーパー40の給紙を止める。又、第1図において、
32は、本発明装置の電源スィッチ、33は電源ランプ
であり、第4図に示す34は外気の取入口で、電動機8
.9の図示しない冷却ファンによって給紙箱4内に流入
した外気が、流通孔35を経てペーパー送出路42に排
出され、シートペーパー40を送出路42内で少しばか
り浮き上らせた状態で送出させ、送出時におけるシート
ペーパー40の紙づまりを阻止する。 なお、本発明の供給装置2において、電動機8゜9の運
転制御は、すべて給紙箱4の他方の延出部4bに内蔵し
た制御装置Sによってシーケンス制御される。 次に動作について説明する。 洋式便器1の使用に際し、供給装置2内の可動プレート
lOは、第1O図に示すように、その−万端で、ペーパ
ー送出口43を閉鎖し、汚水等がペーパー送出口43か
らペーパー送出路42に侵入するのを阻止する。この状
態で、今、洋式便器lを使用する場合、最初に、電源ス
ィッチ32を投入すると、ランプ33が点灯し、電動機
9を起動してカム部材15を第10図において時計方向
に回動させ、前記可動プレート10が第3図のように、
ペーパー送出路42とほぼ平行となった時点で一旦電動
機9を制御装置sからの指令信号にて停止する。即ち、
ペーパー送出口43を開放させる。可動プレート10が
第3図で示す状態で停止すると、直ちに制御装置Sから
の指令信号によって電動機8が起動し、シートペーパー
40を、給紙ローラ6と押圧ローラ7とにより挟持しな
から送出路42内をペーパー送出口43に向けて送出す
る。このため、ロール状のシートペーパー40は順次巻
戻しされながら、給紙箱4のペーパー送出口43から便
座3上に引出される。この際、発光素子48からの光は
シートペーパー40にて反射し受光素子49にて検出さ
れる。そして、第6図に示すように、便座3上に一枚分
のシートペーパー40が敷かれると、前記シートペーパ
ー40の打ち抜部44後方に開口する透孔31と、ペー
パー送出口43の内側に設けた発光素子48とが合敗し
、発光素子4日からの光が透孔31を通ってカバー45
の舌片31により吸収されて反射しないので、受光素子
49に検出さす、受光素子49からの検出信号は制御装
置Sに入力されない。 これにより、制御装置sから電動機8を停止させる七令
信号が送出され、電動機8を停止して、シートペーパー
40の繰出を中止する。このとき、便座3に敷く一枚分
のシートペーパー40の境目となるミシン目41は、揺
動プレート21の破断突条26と給紙ローラ6との間に
位置するようにあらかじめ設定されている。シートペー
パー40の繰出し後電動機9は制御装置Sからの指令信
号にて再起動し、カム部材15を第3図において時計方
向に回動し、カム部材15とその外周縁で摺接している
ガイドローラ12により可動プレート10を、枢支ビン
11を中心としてカム部材15とは逆方向に回動する。 このため、ペーパー送出路42内に滞留しているシート
ペーパー40の一部は、第7図に示すように、カム部材
15にて反時計方向に回動する回動ブレー)10の給紙
ローラ6例の端部により持ち上げられ、揺動プレート2
1の11街材す側に引張られる。そして、可動プレー)
10が前記揺動プレート21の緩衝材すと破断突条26
との間の空間を利用して回動し、その緩衝材a′が揺動
プレート21の緩衝材すと接触することにより、前記持
ち上げられたシートペーパー40を緩衝材a、b間で挟
持する。この状態で可動プレート10がカム部材15に
て更に回動をつづけると、揺動プレート21は枢軸e、
eを中心としてつる巻ばね「の力に抗して第7図の時計
方向に回動し、給紙及び押圧ローラ6.7と、緩衝材a
、bとの間に存在するシートペーパー40に大きなテン
ションが加わることになるとともに、破断突条26の尖
端が第8図のように、シートペーパー40と接触する。 この場合、給紙ローラ6と゛押圧ローラ7は歯車G、G
が噛合して押圧ローラ7が空転しないので、シートペー
パー40のテンションは不変である。そして、この時点
からカム部材15によって可動プレート10が最大限の
角度位置まで回動する間において、前記可動プレートl
Oと給紙ローラ6との間で挟持されているシートペーパ
ー40には、更に大きなテンションが加えられることに
なり、破断突条26の尖端部により、これと接触する部
分のシートペーパー40を大きな力で押圧し、破断突条
26と接触する部分に近接するミシン目41が、前記押
圧力に耐えきれず、その部分から順次引裂かれて、第9
図のように、一部分のシートペーパー40を第6図に一
点l¥線で示すミシン目4Iの位置から破断する。前記
シートペーパー40が破断されると、カム部材15を駆
動している電動機9は、制御装置Sからの指令信号によ
って一旦停止する。このため、前記破断されたシートペ
ーパー40は、第9図のようにシートペーパー40の破
断端縁を可動プレートlOと揺動プレート21とにより
挟持し、破断したシートペーパー40が便座3からずれ
たり、滑落するのを防ぐ、このあと、利用者はシートペ
ーパー40を介して便座3に着座し、打ち抜部44を便
座3の開口部から便器1内に垂して水没させてから、用
足しを行う、この際、シートペーパー40は前記のよう
に、可動プレートlOと揺動プレート21にて挟持され
ており、利用者が便座3上で少々体を動かしても、シー
トペーパー40がずれることはない。 用足しのあと、利用者が便座3から離れると、便座3に
付設されている図示しない着座検出センサがこれを検出
し、この検出信号が制御装置Sに送出され、制御装置S
から再度カム部材15を駆動させるための指令信号を送
出して電動機9を起動し、可動プレート10を第9図に
おいて前記と逆に時計方向に回動させる。即ち、可動プ
レート10を最大限の角度回動位置から原位置の方向に
戻す、可動プレート10の後退により揺動プレー)21
はつる巻ばねrの付勢力により、第9図において枢軸e
、eを中心としてストッパーgと当接する位置まで反時
計方向に回動する。この結果、可動プレート10と揺動
プレート21との接触状態が開放され、シートペーパー
40の挟持が解けると、シートペーパー40は便器1内
に流出する洗浄水により打ち抜部44から便器l内に引
すり込まれて洗浄水とともに排出される。一方、可動プ
レート10はカム部材15の回動によりペーパー送出路
42と平行な位置を通り過ぎ、第10図で示すように、
ペーパー送出路43を塞ぐ直前まで回動すると、制御装
置Sからの指令信号により電動機9が停止し、可動プレ
ート10はペーパー送出口43をほぼ閉鎖した状態で止
まる。 このあと、引続いて、洋式便器1を利用する場合は、電
源スィッチ32を再度投入することにより、シートペー
パー40を前述のように給紙箱4から必要の長さ導出さ
せて、便器3上に自動的に敷くことができ、利用者は洋
式便器lを衛生的に安心して使用することができる。 次に、シートペーパー40を交換する場合とか、給紙箱
4内で紙づまりを起こしたときは、カバー45を給紙箱
4から取外し、吊掛部材20をボス部23.23を中心
として便座3の手前(第11図参照)に回動させ、吊り
支体22,22間の下部に横設した揺動プレート21及
び押圧ローラ7を給紙箱4の手前に引出す、この状態で
祇づまりを起こしておれば、押圧ローラ7と給紙ローラ
6とが分離されているので、再度ロール状のシートペー
パー40を少し巻戻してその端部を押圧ローラフに巻掛
けて吊り支体22,22を元の位置に戻せば容易にシー
トペーパー40の再セットが行える。又、シートペーパ
ー40を交換する場合は、支持棒24を第4図において
、左方向に移動させて、シートペーパー40の芯Cを支
持棒24,24°から抜き取り、この状態で新しいシー
トペーパー40をセットすればよい、更に、供給装置2
の再使用に際しては、カバー45を被冠すれば、吊掛部
材20は前記カバー45にて受止められ、シートペーパ
ー40の破断、送出に際して揺動することなく、円滑に
シートペーパー40の繰出しを行うことができる。 r発明の効果】 本発明は以上説明したように構成されているので、次に
示すような効果を有する。 (1) 本発明は便座上に敷いたシートペーパーを切
断する場合、シートペーパーの一枚目の境目となるミシ
ン目を間にしてその両側のシートペーパーを、給紙ロー
ラ及び押圧ローラと、可動プレート及び揺動プレートと
で挟持し、しかも、可動プレートの回動に対応して揺動
プレートを、回動プレートとは、逆方向に回動させ、シ
ートペーパーにテンシロンをかけると同時に21動プレ
ートに付設した破断突条をシートペーパーに部分的に直
接押圧して、前記シートペーパーをミシン目から破断す
るように構成されているので、シートペーパー供給装置
の切断機構が簡素化できる。 (2)シかも、本発明装置は、可動プレートの回動によ
り、この可動プレートとともにシートペーパーの一方を
挟持する揺動プレートをばね部材に抗して回動する構造
が採用されており、その上、揺動プレートには、その回
動によりシートペーパーを部分的に押圧する破断突条が
付設されているため、シートペーパーの挟持、破断作業
が、可動プレートの駆動と対応して行うことができるの
で、切断機構の簡素化と相まってシートペーパーを迅速
容易に破断することができる。 (3) 更に、可動プレートは揺動プレートの下側に
潜った状態で前記揺動プレートを回動する構造となって
おり、揺動プレートは大きな可動範囲で回動させること
ができるので、これによりシートペーパーの破断時シー
トペーパーに少々のたるみが生じても、シートペーパー
の破断を円滑・良好に行うことができる。
第1図は本発明装置を備えた洋式便器の斜視図、第2図
は側面図、第3図はシートペーパー供給装置の要部を示
す縦断面図、第4図は第3図のA−A線における断面図
、第5図は第3図のB−B線における断面図、第6図は
第3図のC−C線における断面図、第7図ないし第10
図はシートペーパーを破断する可動プレートの動作を説
明するための説明図、第11図は吊掛部材の動作を説明
するための説明図である。 2、シートペーパー供給装置 30便 座5、ペーパ
ー送出部材 6.給紙ローラ7、押圧ローラ 10、可動プレート15.カム部材 20、吊掛部材 21、揺動プレート 26.破断突条40
、 シートペーパー
は側面図、第3図はシートペーパー供給装置の要部を示
す縦断面図、第4図は第3図のA−A線における断面図
、第5図は第3図のB−B線における断面図、第6図は
第3図のC−C線における断面図、第7図ないし第10
図はシートペーパーを破断する可動プレートの動作を説
明するための説明図、第11図は吊掛部材の動作を説明
するための説明図である。 2、シートペーパー供給装置 30便 座5、ペーパ
ー送出部材 6.給紙ローラ7、押圧ローラ 10、可動プレート15.カム部材 20、吊掛部材 21、揺動プレート 26.破断突条40
、 シートペーパー
Claims (1)
- 便座を擺動自在に取付けた洋式便器の後背部上面に、ロ
ール状のシートペーパーを収納載架した給紙箱を設置し
、この給紙箱内のシートペーパーを載架した下部には、
ロール状のシートペーパーを挟持して定量巻戻しを行う
ための給紙ローラと押圧ローラとからなるペーパー送出
部材と、シートペーパーの送出口側においてカム部材に
より所要角度回動する可動プレートと、押圧ローラ側に
破断突条を有して、ペーパー送出口側には可動プレート
により回動され、かつ、この可動プレートとの間におい
てシートペーパーを挟持する揺動プレートとを備え、前
記ペーパー送出部材と、可動プレート及び揺動プレート
との間にミシン目を介在させて所定のテンションが加え
られたシートペーパーをミシン目の位置で前記揺動プレ
ートに形成した破断突条にて破断するようにしたことを
特徴とするシートペーパー供給装置付便座。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29447687A JPH01135321A (ja) | 1987-11-20 | 1987-11-20 | シートペーパー供給装置付便座 |
US07/271,134 US4926505A (en) | 1987-11-20 | 1988-11-14 | Toilet seat structure capable of automatically feeding seat covering paper on toilet seat |
DE8888119020T DE3868591D1 (de) | 1987-11-20 | 1988-11-15 | Toilettenbrillenkonstruktion, welche eine toilettenbrille automatisch mit einem schutzauflagepapier versieht. |
EP88119020A EP0316865B1 (en) | 1987-11-20 | 1988-11-15 | Toilet seat structure capable of automatically feeding seat covering paper on toilet seat |
AT88119020T ATE72742T1 (de) | 1987-11-20 | 1988-11-15 | Toilettenbrillenkonstruktion, welche eine toilettenbrille automatisch mit einem schutzauflagepapier versieht. |
CA000583393A CA1303799C (en) | 1987-11-20 | 1988-11-17 | Toilet seat structure capable of automatically feeding seat covering paper on toilet seat |
CN88107953A CN1015868B (zh) | 1987-11-20 | 1988-11-19 | 能够在马桶座圈上自动供给座圈覆盖纸的马桶座圈结构 |
KR1019880015248A KR950010064B1 (ko) | 1987-11-20 | 1988-11-19 | 시이트 덮개를 자동공급하는 변기시이트 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29447687A JPH01135321A (ja) | 1987-11-20 | 1987-11-20 | シートペーパー供給装置付便座 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01135321A true JPH01135321A (ja) | 1989-05-29 |
JPH0467847B2 JPH0467847B2 (ja) | 1992-10-29 |
Family
ID=17808268
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29447687A Granted JPH01135321A (ja) | 1987-11-20 | 1987-11-20 | シートペーパー供給装置付便座 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01135321A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0440898U (ja) * | 1990-08-08 | 1992-04-07 | ||
JPH0440899U (ja) * | 1990-08-08 | 1992-04-07 | ||
US5483635A (en) * | 1993-01-29 | 1996-01-09 | Nippondenso Co., Ltd. | Circuit for protecting a load control device from high and low voltage conditions |
JP2000134096A (ja) * | 1998-10-27 | 2000-05-12 | Nec Corp | 逐次比較型アナログ/デジタル変換器 |
-
1987
- 1987-11-20 JP JP29447687A patent/JPH01135321A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0440898U (ja) * | 1990-08-08 | 1992-04-07 | ||
JPH0440899U (ja) * | 1990-08-08 | 1992-04-07 | ||
US5483635A (en) * | 1993-01-29 | 1996-01-09 | Nippondenso Co., Ltd. | Circuit for protecting a load control device from high and low voltage conditions |
JP2000134096A (ja) * | 1998-10-27 | 2000-05-12 | Nec Corp | 逐次比較型アナログ/デジタル変換器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0467847B2 (ja) | 1992-10-29 |
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