JPH0737592Y2 - シートペーパー自動供給便座における機能部ケーシング構造 - Google Patents
シートペーパー自動供給便座における機能部ケーシング構造Info
- Publication number
- JPH0737592Y2 JPH0737592Y2 JP16904388U JP16904388U JPH0737592Y2 JP H0737592 Y2 JPH0737592 Y2 JP H0737592Y2 JP 16904388 U JP16904388 U JP 16904388U JP 16904388 U JP16904388 U JP 16904388U JP H0737592 Y2 JPH0737592 Y2 JP H0737592Y2
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- JP
- Japan
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- casing
- sheet paper
- upper casing
- toilet seat
- functional
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Description
【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、便座上にシートペーパーを自動的に供給可能
なシートペーパー自動供給便座における機能部ケーシン
グ構造に関する。
なシートペーパー自動供給便座における機能部ケーシン
グ構造に関する。
(ロ)従来の技術 本出願人は、先に特願昭63−195131号(特開平2−4502
6号公報)において、以下の構成を有するシートペーパ
ー自動供給便座を開示した。
6号公報)において、以下の構成を有するシートペーパ
ー自動供給便座を開示した。
即ち、シートペーパー自動供給便座は、便座本体の後方
に設けた機能部ケーシング内に、シートペーパーロール
と、同シートペーパーロールからシートペーパーを便座
本体の上面に繰り出すためのシートペーパー繰出機構部
と、同シートペーパー繰出機構部から便座本体上に繰り
出されたシートペーパーの後端を切断するシートペーパ
ー切断機構部と、シートペーパー繰出機構部とシートペ
ーパー切断機構部とを制御して、シートペーパーを便座
本体上に設定長さ繰り出すとともに、その後端を切断さ
せるべく駆動する制御部と、同制御部を操作する操作部
とを、一体的に収納配置した構成に特徴を有する。
に設けた機能部ケーシング内に、シートペーパーロール
と、同シートペーパーロールからシートペーパーを便座
本体の上面に繰り出すためのシートペーパー繰出機構部
と、同シートペーパー繰出機構部から便座本体上に繰り
出されたシートペーパーの後端を切断するシートペーパ
ー切断機構部と、シートペーパー繰出機構部とシートペ
ーパー切断機構部とを制御して、シートペーパーを便座
本体上に設定長さ繰り出すとともに、その後端を切断さ
せるべく駆動する制御部と、同制御部を操作する操作部
とを、一体的に収納配置した構成に特徴を有する。
また、かかる構成によって、シートペーパーを、便座本
体上に設定長だけ自動的にかつ正確に繰り出すことがで
き、かつ位置決めすることができる。
体上に設定長だけ自動的にかつ正確に繰り出すことがで
き、かつ位置決めすることができる。
従って、公共の場所(パブリック)における使用におい
て、使用者は、使用毎にシートペーパーを、シートペー
パーに直接触ることなく、取り出して使用できるので、
衛生面からの向上を図ることができる。
て、使用者は、使用毎にシートペーパーを、シートペー
パーに直接触ることなく、取り出して使用できるので、
衛生面からの向上を図ることができる。
また、上記シートペーパー自動供給便座においては、機
能部ケーシング内に設けたシートペーパーロール収納部
にシートペーパーロールを交換自在にする為に、同ケー
シングの上部に下方が開口した上部ケーシングを着脱自
在に連結している。
能部ケーシング内に設けたシートペーパーロール収納部
にシートペーパーロールを交換自在にする為に、同ケー
シングの上部に下方が開口した上部ケーシングを着脱自
在に連結している。
しかも、上部ケーシングは、前後壁の下端部に連結用フ
ック部を設け、同フック部をシートペーパー収納部に設
けた吊支持枠の前縁部と、下部ケーシングの後壁の上端
部とに連結して、同吊支持枠と下部ケーシングとの間に
シートペーパー繰出口を形成している。
ック部を設け、同フック部をシートペーパー収納部に設
けた吊支持枠の前縁部と、下部ケーシングの後壁の上端
部とに連結して、同吊支持枠と下部ケーシングとの間に
シートペーパー繰出口を形成している。
さらに、上部ケーシングは、その天井板が内部のシート
ペーパーロール等に接触しないように一定の間隔をあけ
ており、同ロールからシートペーパーの繰出を円滑に行
うようにしている。
ペーパーロール等に接触しないように一定の間隔をあけ
ており、同ロールからシートペーパーの繰出を円滑に行
うようにしている。
(ハ)考案が解決しようとする課題 しかし、上記したシートペーパー自動供給便座は、未
だ、以下の問題点を有していた。
だ、以下の問題点を有していた。
即ち、下部ケーシングに取付けられた上部ケーシング
は、何ら補強部材を有することなく、その前後壁を連結
している為に、同ケーシングに誤って着座したり、物を
置いたりした際に、上部ケーシングにその荷重がかかる
と、上部ケーシングが損傷していた。
は、何ら補強部材を有することなく、その前後壁を連結
している為に、同ケーシングに誤って着座したり、物を
置いたりした際に、上部ケーシングにその荷重がかかる
と、上部ケーシングが損傷していた。
また、上部ケーシングに荷重がかかると、その前後壁が
吊支持枠の前縁部と、下部ケーシングの後壁に深く嵌合
し、同上部ケーシングの前後壁を拡開させ、その拡開に
伴って、連結用フック部等が損傷し、下部ケーシングへ
の連結ができなくなる。
吊支持枠の前縁部と、下部ケーシングの後壁に深く嵌合
し、同上部ケーシングの前後壁を拡開させ、その拡開に
伴って、連結用フック部等が損傷し、下部ケーシングへ
の連結ができなくなる。
本考案は、上記課題を解決することができるシートペー
パー自動供給便座における機能部ケーシング構造を提供
することを目的とする。
パー自動供給便座における機能部ケーシング構造を提供
することを目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案は、便座本体の後部に、下部ケーシングと、上部
ケーシングとよりなる左右に長尺状の機能部ケーシング
を配設し、同機能部ケーシング内の左右側部に軸受ボッ
クスを設け、同軸受ボックスにシートペーパーロールの
両端を支持し、さらに、下部ケーシング上に、同シート
ペーパーロール等を被覆する上部ケーシングを載置して
同上部ケーシングを着脱自在に構成し、しかも、左右側
軸受ボックスに対応する上部ケーシングの天井板の裏面
に、同軸受ボックスの上面に当接可能な補強リブを設け
たことを特徴とするシートペーパー自動供給便座におけ
る機能部ケーシング構造に係るものである。
ケーシングとよりなる左右に長尺状の機能部ケーシング
を配設し、同機能部ケーシング内の左右側部に軸受ボッ
クスを設け、同軸受ボックスにシートペーパーロールの
両端を支持し、さらに、下部ケーシング上に、同シート
ペーパーロール等を被覆する上部ケーシングを載置して
同上部ケーシングを着脱自在に構成し、しかも、左右側
軸受ボックスに対応する上部ケーシングの天井板の裏面
に、同軸受ボックスの上面に当接可能な補強リブを設け
たことを特徴とするシートペーパー自動供給便座におけ
る機能部ケーシング構造に係るものである。
また、本考案は、便座本体の後部に、下部ケーシング
と、上部ケーシングとよりなる左右に長尺状の機能部ケ
ーシングを配設し、同機能部ケーシング内の左右側部に
軸受ボックスを設け、同軸受ボックスにシートペーパー
ロールの両端を支持すると共に、同軸受ボックスに、左
右揺動アームと、同アームの下端同士を連結する連結板
とよりなる正面視U字形状の吊支機枠の両端を前後方向
に揺動自在に枢支連結し、さらに、下部ケーシングの後
壁と、吊支機枠の連結板の前縁部とに、同シートペーパ
ーロール等を被覆する上部ケーシングの前後壁を載置し
て同上部ケーシングを着脱自在に構成し、しかも、吊支
機枠の連結板の前縁部にフック係合溝を設け、上部ケー
シングの前壁の下端部に、同係合部に係合するくさび状
の拡開防止用フック部を設けたことを特徴とする。
と、上部ケーシングとよりなる左右に長尺状の機能部ケ
ーシングを配設し、同機能部ケーシング内の左右側部に
軸受ボックスを設け、同軸受ボックスにシートペーパー
ロールの両端を支持すると共に、同軸受ボックスに、左
右揺動アームと、同アームの下端同士を連結する連結板
とよりなる正面視U字形状の吊支機枠の両端を前後方向
に揺動自在に枢支連結し、さらに、下部ケーシングの後
壁と、吊支機枠の連結板の前縁部とに、同シートペーパ
ーロール等を被覆する上部ケーシングの前後壁を載置し
て同上部ケーシングを着脱自在に構成し、しかも、吊支
機枠の連結板の前縁部にフック係合溝を設け、上部ケー
シングの前壁の下端部に、同係合部に係合するくさび状
の拡開防止用フック部を設けたことを特徴とする。
また、本考案は、便座本体の後部に、下部ケーシング
と、上部ケーシングとよりなる左右に長尺状の機能部ケ
ーシングを配設し、同機能部ケーシングの左右側部に軸
受ボックスを設け、同軸受ボックスにシートペーパーロ
ールの両端を支持し、しかも、下部ケーシング上に、同
シートペーパーロール等を被覆する上部ケーシングを載
置して同上部ケーシングを着脱自在に構成し、さらに、
下部ケーシングの後壁の上端部に、上部ケーシングの後
壁の下端部が係合する拡開防止用係合突起を設けたこと
を特徴とする。
と、上部ケーシングとよりなる左右に長尺状の機能部ケ
ーシングを配設し、同機能部ケーシングの左右側部に軸
受ボックスを設け、同軸受ボックスにシートペーパーロ
ールの両端を支持し、しかも、下部ケーシング上に、同
シートペーパーロール等を被覆する上部ケーシングを載
置して同上部ケーシングを着脱自在に構成し、さらに、
下部ケーシングの後壁の上端部に、上部ケーシングの後
壁の下端部が係合する拡開防止用係合突起を設けたこと
を特徴とする。
(ホ)実施例 以下、添付図に示す実施例に基づいて、本考案を具体的
に説明する。
に説明する。
第1図に本考案に係わるシートペーパー自動供給便座A
を具備したトイレ装置Bの全体構成を示しており、図示
するように、シートペーパー自動供給便座Aは、トイレ
装置Bを構成する水洗便器10上に載置されている。
を具備したトイレ装置Bの全体構成を示しており、図示
するように、シートペーパー自動供給便座Aは、トイレ
装置Bを構成する水洗便器10上に載置されている。
第1図から第5図を参照して、上記シートペーパー自動
供給便座Aの基本的構成について説明する。
供給便座Aの基本的構成について説明する。
第1図〜第3図に示すように、シートペーパー自動供給
便座Aは、水洗便器10上に開閉自在に載置される便座本
体11と、水洗便器10の後部上に固定状態に載置し、前部
に、便座本体11の後部を、機能枢軸13と単純枢軸13aに
よって上下方向に回動起立自在に枢支連結する機能部14
とから形成される。
便座Aは、水洗便器10上に開閉自在に載置される便座本
体11と、水洗便器10の後部上に固定状態に載置し、前部
に、便座本体11の後部を、機能枢軸13と単純枢軸13aに
よって上下方向に回動起立自在に枢支連結する機能部14
とから形成される。
そして、機能枢軸13には、後述するように、便座本体起
立検出手段としても機能する着座検出手段72が連動連結
されている。
立検出手段としても機能する着座検出手段72が連動連結
されている。
また、第3図〜第5図に示すように、機能部14は、水洗
便器10の後部に取付けた機能部ケーシング15と、同機能
部ケーシング15内に配設したシートペーパー繰出機構部
C,シートペーパー切断機構部D,シートペーパーロール収
納部E,制御部F及び操作部Gとから形成されている。
便器10の後部に取付けた機能部ケーシング15と、同機能
部ケーシング15内に配設したシートペーパー繰出機構部
C,シートペーパー切断機構部D,シートペーパーロール収
納部E,制御部F及び操作部Gとから形成されている。
まず、機能部ケーシング15の構成について説明すると、
同ケーシング15は、第3図〜第5図に示すように、その
内部にシートペーパー繰出機構部Cやシートペーパー切
断機構部D等を内蔵する下部ケーシング16と、同下部ケ
ーシング16の上縁に嵌合連結され、内部にシートペーパ
ーロール収納部Eを形成する上部ケーシング17とから形
成されている。
同ケーシング15は、第3図〜第5図に示すように、その
内部にシートペーパー繰出機構部Cやシートペーパー切
断機構部D等を内蔵する下部ケーシング16と、同下部ケ
ーシング16の上縁に嵌合連結され、内部にシートペーパ
ーロール収納部Eを形成する上部ケーシング17とから形
成されている。
そして、下部ケーシング16は、第3図及び第4図に示す
ように、左右方向に伸延する矩形取付板18と、その周縁
に立設した左右側壁19,20及び前後壁21、22と、同矩形
取付板18の上方に配設した前低後高の傾斜天井壁23とか
らなり、箱形形状を有する。
ように、左右方向に伸延する矩形取付板18と、その周縁
に立設した左右側壁19,20及び前後壁21、22と、同矩形
取付板18の上方に配設した前低後高の傾斜天井壁23とか
らなり、箱形形状を有する。
そして、下部ケーシング16の傾斜天井壁23は、第4図に
示すように、その上面上に後述するシートペーパー送出
路8を形成するとともに、その前後部に、それぞれ、後
述する可動プレート50を挿入するための可動プレート挿
入空間23aと、シートペーパー繰出ローラ33を配設する
ための繰出ローラ配設空間23bとを形成している。
示すように、その上面上に後述するシートペーパー送出
路8を形成するとともに、その前後部に、それぞれ、後
述する可動プレート50を挿入するための可動プレート挿
入空間23aと、シートペーパー繰出ローラ33を配設する
ための繰出ローラ配設空間23bとを形成している。
一方、下部ケーシング16の上方に設けた上部ケーシング
17は、第3図及び第4図に示すように、半円形状の天井
板24と、その周縁に垂設した左右側壁25,26及び前後壁2
7,28とから形成されている。
17は、第3図及び第4図に示すように、半円形状の天井
板24と、その周縁に垂設した左右側壁25,26及び前後壁2
7,28とから形成されている。
次に、下部ケーシング16内の内部構造について説明する
と、第3図に示すように、下部ケーシング16の左右両側
には、それぞれ軸受ボックス30,31が立設されており、
右側軸受ボックス31内には、後述するように、シートペ
ーパー繰出機構部Cとシートペーパー切断機構部Dの駆
動源である一対の駆動モータ40,41が配設されている。
と、第3図に示すように、下部ケーシング16の左右両側
には、それぞれ軸受ボックス30,31が立設されており、
右側軸受ボックス31内には、後述するように、シートペ
ーパー繰出機構部Cとシートペーパー切断機構部Dの駆
動源である一対の駆動モータ40,41が配設されている。
次に、シートペーパー繰出機構部Cについて説明する
と、第3図〜第4図に示すように、下部ケーシング16の
左右側軸受ボックス30,31の後方上部間には、シートペ
ーパー繰出軸32が回転自在に横架されており、同繰出軸
32に、略同長さだけ直径を異にする繰出ローラー33が一
体的に固着されている。
と、第3図〜第4図に示すように、下部ケーシング16の
左右側軸受ボックス30,31の後方上部間には、シートペ
ーパー繰出軸32が回転自在に横架されており、同繰出軸
32に、略同長さだけ直径を異にする繰出ローラー33が一
体的に固着されている。
そして、繰出ローラー33は、第4図に示すように、その
上方に配設した押さえローラー34と協働して、後述する
シートペーパーPの引き出し端を押圧・挟持して、シー
トペーパーロール収納部EからシートペーパーPを便座
本体11上に繰出し、供給することができる。
上方に配設した押さえローラー34と協働して、後述する
シートペーパーPの引き出し端を押圧・挟持して、シー
トペーパーロール収納部EからシートペーパーPを便座
本体11上に繰出し、供給することができる。
また、第4図において、35は、左右揺動アーム36,37と
両アーム36,37の下端同志を連結する連結板38aとからな
る正面視でU字形状をなす吊支機枠であり、同吊支機枠
35の左右揺動アーム36,37の上端は、第3図及び第4図
に示すように、筒状ボス部38,39を介して左右側軸受ボ
ックス30,31に前後方向に揺動自在に取付けられてい
る。
両アーム36,37の下端同志を連結する連結板38aとからな
る正面視でU字形状をなす吊支機枠であり、同吊支機枠
35の左右揺動アーム36,37の上端は、第3図及び第4図
に示すように、筒状ボス部38,39を介して左右側軸受ボ
ックス30,31に前後方向に揺動自在に取付けられてい
る。
そして、上記した押さえローラー34は、第4図に示すよ
うに、吊支機枠35の左右揺動アーム36,37の下端部間に
形成したローラー取付空間内に取付けられており、通常
の当接状態においては、繰出ローラー33に圧接されるこ
とになり、シートペーパーPを、繰出に適当な圧力によ
って挟持することができる。
うに、吊支機枠35の左右揺動アーム36,37の下端部間に
形成したローラー取付空間内に取付けられており、通常
の当接状態においては、繰出ローラー33に圧接されるこ
とになり、シートペーパーPを、繰出に適当な圧力によ
って挟持することができる。
また、第3図、第4図に示すように、シートペーパー繰
出機構部Cの要部を構成する駆動モータ40は、右側軸受
ボックス31内に収納されており、同様に右側軸受ボック
ス31内に収納した減速装置を介して、シートペーパー繰
出軸32の右端に連結している。
出機構部Cの要部を構成する駆動モータ40は、右側軸受
ボックス31内に収納されており、同様に右側軸受ボック
ス31内に収納した減速装置を介して、シートペーパー繰
出軸32の右端に連結している。
従って、駆動モータ40によって、シートペーパー繰出軸
32が回転されると、繰出ローラー33とともに押さえロー
ラー34も一体的に回転されることになり、シートペーパ
ーPを、後述するシートペーパーロール収納部E内のシ
ートペーパーロールRから繰り出し、その後、下部ケー
シング16の傾斜天井壁23と、吊支機枠35の下面間に形成
したシートペーパー送出路8を通して、便座本体11上へ
送出することができる。
32が回転されると、繰出ローラー33とともに押さえロー
ラー34も一体的に回転されることになり、シートペーパ
ーPを、後述するシートペーパーロール収納部E内のシ
ートペーパーロールRから繰り出し、その後、下部ケー
シング16の傾斜天井壁23と、吊支機枠35の下面間に形成
したシートペーパー送出路8を通して、便座本体11上へ
送出することができる。
次に、シートペーパー切断機構部Dの構成について説明
する。
する。
シートペーパー切断機構部Dは、本実施例では、第4図
及び第5図に示すように、下部ケーシング16内に配設
し、右側軸受ボックス31内に配設した駆動モータ41と連
結した動力伝達軸43に固着した円板カム44と、下部ケー
シング16の傾斜天井壁23の前部に設けた可動プレート挿
入空間23a内に枢軸49周りに揺動自在に配設し、かつそ
の外周面を円板カム44の外周面と係合した可動プレート
50と、同可動プレート50の上方に配設され、かつ吊支機
枠35の左右揺動アーム36,37の下端前部間に架設した枢
軸52に揺動自在に枢支した揺動プレート51とから構成さ
れている。
及び第5図に示すように、下部ケーシング16内に配設
し、右側軸受ボックス31内に配設した駆動モータ41と連
結した動力伝達軸43に固着した円板カム44と、下部ケー
シング16の傾斜天井壁23の前部に設けた可動プレート挿
入空間23a内に枢軸49周りに揺動自在に配設し、かつそ
の外周面を円板カム44の外周面と係合した可動プレート
50と、同可動プレート50の上方に配設され、かつ吊支機
枠35の左右揺動アーム36,37の下端前部間に架設した枢
軸52に揺動自在に枢支した揺動プレート51とから構成さ
れている。
また、第4図において、56は弾性素材からなるシートペ
ーパー押圧片であり、可動プレート50の上面の後部に設
けられている。
ーパー押圧片であり、可動プレート50の上面の後部に設
けられている。
そして、同シートペーパー押圧片56は、揺動プレート51
の前部を形成するシートペーパー押圧片57と協働して、
シートペーパーPをクランプするものである。
の前部を形成するシートペーパー押圧片57と協働して、
シートペーパーPをクランプするものである。
また、第4図に示すように、揺動プレート51は、その後
部に、上記したシートペーパー押圧片57と一体をなすシ
ートペーパー切断部58とから形成している。
部に、上記したシートペーパー押圧片57と一体をなすシ
ートペーパー切断部58とから形成している。
かかる構成によって、駆動モータ41を駆動すると、動力
伝達軸43が回転し、同動力伝達軸43と一体をなす円板カ
ム44も動力伝達軸43の軸線を回転中心として回転するこ
とになる。
伝達軸43が回転し、同動力伝達軸43と一体をなす円板カ
ム44も動力伝達軸43の軸線を回転中心として回転するこ
とになる。
しかして、円板カム44の中心は動力伝達軸43の軸線から
偏心しているので、円板カム43の周面は異形形状縁のカ
ム軌跡を描き、同周面と当接する可動プレート50を枢軸
49を中心として揺動させることができ、また同可動プレ
ート50の揺動に連動して、揺動プレート51も揺動して、
シートペーパー切断部58によってシートペーパーPを、
効果的に押圧・切断することができる。
偏心しているので、円板カム43の周面は異形形状縁のカ
ム軌跡を描き、同周面と当接する可動プレート50を枢軸
49を中心として揺動させることができ、また同可動プレ
ート50の揺動に連動して、揺動プレート51も揺動して、
シートペーパー切断部58によってシートペーパーPを、
効果的に押圧・切断することができる。
次に、上部ケーシング17内に配設したシートペーパーロ
ール収納部Eの構成について説明する。
ール収納部Eの構成について説明する。
第3図において、60,61はそれぞれ左右側軸受ボックス3
0,31に回転自在に取付けたシートペーパーロールホルダ
であり、同シートペーパーロールホルダー60,61に、シ
ートペーパーロールRの両端を支持させることによっ
て、紙管の周りにシートペーパーPを多重に巻回して形
成したシートペーパーロールRを、シートペーパーロー
ル収納部Eに収納することができる。
0,31に回転自在に取付けたシートペーパーロールホルダ
であり、同シートペーパーロールホルダー60,61に、シ
ートペーパーロールRの両端を支持させることによっ
て、紙管の周りにシートペーパーPを多重に巻回して形
成したシートペーパーロールRを、シートペーパーロー
ル収納部Eに収納することができる。
しかも、機能部ケーシング15の上部ケーシング17は、下
部ケーシング16に着脱自在に取付け、シートペーパーロ
ールRを交換自在に構成している。
部ケーシング16に着脱自在に取付け、シートペーパーロ
ールRを交換自在に構成している。
さらに、本考案は、上記の機能部ケーシング構造にその
特徴を有するものであり、以下、その構造を詳説する。
特徴を有するものであり、以下、その構造を詳説する。
即ち、上部ケーシング17は、第4図〜第8図に示すよう
に、前後壁27,28を、吊支機枠35の連結板38aの前縁部
と、下部ケーシング16の後壁22とに載置されて、上部ケ
ーシング17の内部にシートペーパーロール収納部Eを形
成している。
に、前後壁27,28を、吊支機枠35の連結板38aの前縁部
と、下部ケーシング16の後壁22とに載置されて、上部ケ
ーシング17の内部にシートペーパーロール収納部Eを形
成している。
また、かかる上部ケーシング17の湾曲した天井板24の裏
面には、シートペーパー繰出機構部Cの左右側軸受ボッ
クス30,31の上面に当接支持可能とした左右側補強リブ7
0,70を突設している。
面には、シートペーパー繰出機構部Cの左右側軸受ボッ
クス30,31の上面に当接支持可能とした左右側補強リブ7
0,70を突設している。
しかも、左右側補強リブ70,70は、上部ケーシング17を
下部ケーシング16上に載置した際に、左右側軸受ボック
ス30,31の上面に当接せず、上部ケーシング17に荷重が
かかった場合に、同軸受ボックス30,31の上面に当接す
るように構成している。
下部ケーシング16上に載置した際に、左右側軸受ボック
ス30,31の上面に当接せず、上部ケーシング17に荷重が
かかった場合に、同軸受ボックス30,31の上面に当接す
るように構成している。
従って、かかる左右側補強リブ70,70によって、上部ケ
ーシング17を左右側軸受ボックス30,31の上面に当接支
持し、同上部ケーシング17の損傷を防止している。
ーシング17を左右側軸受ボックス30,31の上面に当接支
持し、同上部ケーシング17の損傷を防止している。
本実施例において、左側軸受ボックス30に当接可能とす
る左側補強リブ70は、第5図〜第7図に示すように、一
定の長さを有した平面視略コ字状のリブ片70aを上部ケ
ーシング17の天井板24より垂設して形成しており、しか
も、同リブ片70aの背面を向かい合わせた状態として、
天井板24の前後部に取り付けている。
る左側補強リブ70は、第5図〜第7図に示すように、一
定の長さを有した平面視略コ字状のリブ片70aを上部ケ
ーシング17の天井板24より垂設して形成しており、しか
も、同リブ片70aの背面を向かい合わせた状態として、
天井板24の前後部に取り付けている。
かかる左側軸受ボックス30は、第5図に示すように、略
筒状に形成され、その内側部にシートペーパーロールホ
ルダー60を取付けており、その湾曲した周面の前後にリ
ブ載置段部30aを形成し、同載置段部30aに左側補強リブ
70の背面を載置するように構成している。
筒状に形成され、その内側部にシートペーパーロールホ
ルダー60を取付けており、その湾曲した周面の前後にリ
ブ載置段部30aを形成し、同載置段部30aに左側補強リブ
70の背面を載置するように構成している。
また、右側補強リブ70は、上部ケーシング17の天井板24
に3つのリブ片70bを前後方向に突設し、さらに、各リ
ブ片70bの中央部が直交する横リブ片70cを突設して、右
側軸受ボックス31の上面に載置している。
に3つのリブ片70bを前後方向に突設し、さらに、各リ
ブ片70bの中央部が直交する横リブ片70cを突設して、右
側軸受ボックス31の上面に載置している。
さらに、本実施例では、第4図、第7図及び第8図に示
すように、上部ケーシング17の前壁27の内側面に、くさ
び状とした複数の拡開防止用フック71を上下方向に取付
け、しかも、同フック71の下端部に先鋭部71aを形成し
ている。
すように、上部ケーシング17の前壁27の内側面に、くさ
び状とした複数の拡開防止用フック71を上下方向に取付
け、しかも、同フック71の下端部に先鋭部71aを形成し
ている。
また、下部ケーシング16の前壁21の上方には、吊支機枠
35の左右揺動アーム36,37の下端を連結した左右方向に
長尺の連結板38aが位置しており、同連結板38aの前縁部
にフック係合溝72を形成している。
35の左右揺動アーム36,37の下端を連結した左右方向に
長尺の連結板38aが位置しており、同連結板38aの前縁部
にフック係合溝72を形成している。
そして、フック係合溝72に上部ケーシング17の拡開防止
用フック71を嵌入して、同上部ケーシング17を支持し、
その下縁部にシートペーパー送出口8aを保持している。
用フック71を嵌入して、同上部ケーシング17を支持し、
その下縁部にシートペーパー送出口8aを保持している。
かかるフック係合溝72は、第8図に示すように、連結板
38aの前縁部に沿って上部ケーシング17の前壁27の前側
面をガイドする前部突起72aを設けるとともに、同突起7
2aの後方に一定の間隔をあけて後部突起72bを設けて、
前後部突起72a,72b間に溝部72cを形成し、同溝部72cに
拡開防止用フック71を係合するように構成している。
38aの前縁部に沿って上部ケーシング17の前壁27の前側
面をガイドする前部突起72aを設けるとともに、同突起7
2aの後方に一定の間隔をあけて後部突起72bを設けて、
前後部突起72a,72b間に溝部72cを形成し、同溝部72cに
拡開防止用フック71を係合するように構成している。
さらに、かかる溝部72cは、拡開防止用フック71の先鋭
部71aの形状と符合して、その嵌入を容易に行うように
している。
部71aの形状と符合して、その嵌入を容易に行うように
している。
また、下部ケーシング16の後壁22には、拡開防止用リブ
73を取付けて、同イブ73にて下部ケーシング16上に載置
した上部ケーシング17の後壁28が拡開しないように係合
している。
73を取付けて、同イブ73にて下部ケーシング16上に載置
した上部ケーシング17の後壁28が拡開しないように係合
している。
かかる拡開防止用リブ73は、第8図に示すように、下部
ケーシング16の後壁22の外側面に取付けられ、しかも、
その上端部を同後壁22の上端部より上方に突出してい
る。
ケーシング16の後壁22の外側面に取付けられ、しかも、
その上端部を同後壁22の上端部より上方に突出してい
る。
本実施例では、下部ケーシング16の後壁22の上端部に段
部74を形成し、同段部74と上記の拡開防止用リブ73とに
よって、上部ケーシング17の後壁28の下端部が嵌入する
係合凹部75を同後壁22の上端部に形成している。
部74を形成し、同段部74と上記の拡開防止用リブ73とに
よって、上部ケーシング17の後壁28の下端部が嵌入する
係合凹部75を同後壁22の上端部に形成している。
かかる構造によって、上部ケーシング17を下部ケーシン
グ16上に載置した際に、上部ケーシング17の前壁27に設
けた拡開防止用フック部71を吊支機枠35の連結板38aの
前縁部に設けたフック係合溝72に、また、その後壁28を
下部ケーシング16の後壁22に設けた拡開防止用リブ73に
それぞれ係合させることにより、同上部ケーシング17の
拡開を防止して、上部ケーシング17の耐久性を向上させ
ることができる。
グ16上に載置した際に、上部ケーシング17の前壁27に設
けた拡開防止用フック部71を吊支機枠35の連結板38aの
前縁部に設けたフック係合溝72に、また、その後壁28を
下部ケーシング16の後壁22に設けた拡開防止用リブ73に
それぞれ係合させることにより、同上部ケーシング17の
拡開を防止して、上部ケーシング17の耐久性を向上させ
ることができる。
ついで、上記シートペーパー繰出機構部C及びシートペ
ーパー切断機構部D、各種センサや検出手段の作動を制
御する制御部Fの構成について説明する。
ーパー切断機構部D、各種センサや検出手段の作動を制
御する制御部Fの構成について説明する。
第3図に示すように、制御部Fは、下部ケーシング16の
右側前部に配設されている。
右側前部に配設されている。
そして、制御部Fは、下部ケーシング16の右側前部に配
設されており、位置検出用センサや、操作部Gに設けた
シートペーパー繰出用押しボタンスイッチ、着座検出手
段等の制御出力発生手段と接続した入力インターフェー
スと、シートペーパー繰出機構部Cやシートペーパー切
断機構部D等と接続する出力インターフェースと、シー
トペーパー繰出・クランプ・切断・クランプ解除プログ
ラムを記憶するメモリとからなる。
設されており、位置検出用センサや、操作部Gに設けた
シートペーパー繰出用押しボタンスイッチ、着座検出手
段等の制御出力発生手段と接続した入力インターフェー
スと、シートペーパー繰出機構部Cやシートペーパー切
断機構部D等と接続する出力インターフェースと、シー
トペーパー繰出・クランプ・切断・クランプ解除プログ
ラムを記憶するメモリとからなる。
次に、操作部Gについて説明すると、第3図に示すよう
に、制御部Fの方法をなす上部ケーシング17の上面に設
けられており、シートペーパー繰出用押しボタンスイッ
チや、発光ダイオード等からなる電源ランプや、紙詰ま
り・紙補充等の異常が発生した場合の警報機能を有する
紙トラブルランプ等を取付けることによって構成されて
いる。
に、制御部Fの方法をなす上部ケーシング17の上面に設
けられており、シートペーパー繰出用押しボタンスイッ
チや、発光ダイオード等からなる電源ランプや、紙詰ま
り・紙補充等の異常が発生した場合の警報機能を有する
紙トラブルランプ等を取付けることによって構成されて
いる。
次に、上記構成を有するシートペーパー自動供給便座の
作動について、簡単に説明すると、以下のごとくなる。
作動について、簡単に説明すると、以下のごとくなる。
非通電状態において、機能部ケーシング15内の可動プレ
ート50は、その一方端で、シートペーパー送出口8aを閉
鎖し、汚水等がシートペーパー送出口8aからシートペー
パー送出路8に侵入するのを阻止している。
ート50は、その一方端で、シートペーパー送出口8aを閉
鎖し、汚水等がシートペーパー送出口8aからシートペー
パー送出路8に侵入するのを阻止している。
この状態で、水洗便器10を使用する場合、シートペーパ
ー繰出用押しボタンスイッチを押すと、作動開始信号が
制御部Fに入力し、メモリから読みだしたシートペーパ
ー繰出・切断順序プログラムに基づいて、制御部Fが駆
動信号を発生し、同駆動信号によって、シートペーパー
切断機構部Dの駆動モータ41とシートペーパー繰出機構
部Cの駆動モータ40が順次作動する。
ー繰出用押しボタンスイッチを押すと、作動開始信号が
制御部Fに入力し、メモリから読みだしたシートペーパ
ー繰出・切断順序プログラムに基づいて、制御部Fが駆
動信号を発生し、同駆動信号によって、シートペーパー
切断機構部Dの駆動モータ41とシートペーパー繰出機構
部Cの駆動モータ40が順次作動する。
即ち、駆動モータ41の駆動より円板カム44の時計方向の
回転によって可動プレート50は反時計方向に回動して、
可動プレート50上に、シートペーパー送出口8aと連通す
るシートペーパー送出路8が形成されることになる。
回転によって可動プレート50は反時計方向に回動して、
可動プレート50上に、シートペーパー送出口8aと連通す
るシートペーパー送出路8が形成されることになる。
その後、駆動モータ40が駆動し、シートペーパーPをシ
ートペーパーロールRから繰り出すことになる。
ートペーパーロールRから繰り出すことになる。
そして、シートペーパーPが便座本体11上に繰り出さ
れ、その後、位置検出用センサが、シートペーパーPに
設けた透孔bを検出すると、設定長さシートペーパーP
を便座本体11上に繰り出した状態で駆動モータ40は停止
する。
れ、その後、位置検出用センサが、シートペーパーPに
設けた透孔bを検出すると、設定長さシートペーパーP
を便座本体11上に繰り出した状態で駆動モータ40は停止
する。
その後、駆動モータ41が制御部Fからの駆動信号によっ
て再起動し、シートペーパーPをシートペーパー押圧片
56,57間でクランプするとともに、繰出ローラ33と押さ
えローラ34間でもクランプし、その後、駆動モータ40が
駆動を継続すると、両クランプ部分間に位置するシート
ペーパーPの部分には、繰出方向のテンションが加えら
れことになる。
て再起動し、シートペーパーPをシートペーパー押圧片
56,57間でクランプするとともに、繰出ローラ33と押さ
えローラ34間でもクランプし、その後、駆動モータ40が
駆動を継続すると、両クランプ部分間に位置するシート
ペーパーPの部分には、繰出方向のテンションが加えら
れことになる。
さらに、駆動モータ41が駆動を接続すると、揺動プレー
ト51のシートペーパー切断部58が、シートペーパーP
を、ミシン目cに沿って押圧し、その押圧力と繰出方向
のテンションによってシートペーパーPは、確実に破
断、即ち切断されることになる。
ト51のシートペーパー切断部58が、シートペーパーP
を、ミシン目cに沿って押圧し、その押圧力と繰出方向
のテンションによってシートペーパーPは、確実に破
断、即ち切断されることになる。
しかして、切断されたシートペーパーPの後端はシート
ペーパー押圧片56,57によって確実にクランプされた状
態にある。
ペーパー押圧片56,57によって確実にクランプされた状
態にある。
その後、利用者が便座本体11上に着座すると、着座検出
手段72が着座したことを検出し、用便後、利用者が便座
本体11から離れると、着座検出手段72がオフになり、同
オフ信号に基づき、制御部Fが、駆動モータ41に再度、
駆動信号を送り、同駆動モータ41を回転する。これによ
って、シートペーパーPのクランプは解除される。
手段72が着座したことを検出し、用便後、利用者が便座
本体11から離れると、着座検出手段72がオフになり、同
オフ信号に基づき、制御部Fが、駆動モータ41に再度、
駆動信号を送り、同駆動モータ41を回転する。これによ
って、シートペーパーPのクランプは解除される。
その後、便座本体11のシートペーパーPを排除するか、
又は、洗浄装置を駆動して水洗便器10内を洗浄し、洗浄
水の水勢によって、水洗水、汚物とともに、シートペー
パーPの切り離し部分を巻込み、流出することができ
る。
又は、洗浄装置を駆動して水洗便器10内を洗浄し、洗浄
水の水勢によって、水洗水、汚物とともに、シートペー
パーPの切り離し部分を巻込み、流出することができ
る。
そして、駆動モータ41を再度駆動して、シートペーパー
送出口8aを閉鎖する。
送出口8aを閉鎖する。
即ち、可動プレート50はシートペーパー送出口8aを通し
ての汚水のシートペーパー送出路への侵入を確実に防止
することができる姿勢を機能部ケーシング15内で取るこ
とができる。
ての汚水のシートペーパー送出路への侵入を確実に防止
することができる姿勢を機能部ケーシング15内で取るこ
とができる。
(ヘ)作用及び効果 上記した構成により、本考案は以下の作用及び効果を奏
する。
する。
即ち、本考案では、上部ケーシング上に載置された上部
ケーシングの天井板に左右側補強リブを設けて、同補強
リブを下部ケーシングのシートペーパーロールを装着す
る左右側軸受ボックスの上面で当接支持することによ
り、上部ケーシング上に誤って着座しても、補強リブを
介してその荷重をシートペーパー繰出機能部等が受ける
ことにより、上部ケーシングの損傷を防止することがで
きる。
ケーシングの天井板に左右側補強リブを設けて、同補強
リブを下部ケーシングのシートペーパーロールを装着す
る左右側軸受ボックスの上面で当接支持することによ
り、上部ケーシング上に誤って着座しても、補強リブを
介してその荷重をシートペーパー繰出機能部等が受ける
ことにより、上部ケーシングの損傷を防止することがで
きる。
さらに、上部ケーシングを下部ケーシング上に載置した
際に、上部ケーシングの前壁に設けた拡開防止用フック
部を吊支機枠の連結板の前縁部に設けたフック係合溝
に、また、その後壁を下部ケーシングの後壁に設けた拡
開防止用リブにそれぞれ係合させることにより、同上部
ケーシング上に誤って着座しても、同上部ケーシングの
拡開を防止することにより、上部ケーシングの耐久性を
向上させることができる。
際に、上部ケーシングの前壁に設けた拡開防止用フック
部を吊支機枠の連結板の前縁部に設けたフック係合溝
に、また、その後壁を下部ケーシングの後壁に設けた拡
開防止用リブにそれぞれ係合させることにより、同上部
ケーシング上に誤って着座しても、同上部ケーシングの
拡開を防止することにより、上部ケーシングの耐久性を
向上させることができる。
第1図は本考案に係わるシートペーパー自動供給便座を
具備するトイレ装置の全体斜視図。 第2図は同トイレ装置の部分側面図。 第3図は同便座の一部切欠平面図。 第4図は同便座の一部切欠右側面図。 第5図は機能部ケーシングの断面正面図。 第6図は上部ケーシングの断面正面図。 第7図は上部ケーシングの底面図。 第8図は機能部ケーシングを示す説明図。 第9図はシートペーパー繰出状態説明図。 図中、 C:シートペーパー繰出機構部 D:シートペーパー切断機構部 F:制御部 P:シートペーパー R:シートペーパーロール 11:便座本体 15:機能部ケーシング 16:上部ケーシング 17:上部ケーシング 70:補強リブ 71:拡開防止用フック 72:フック係合溝 73:拡開防止用リブ
具備するトイレ装置の全体斜視図。 第2図は同トイレ装置の部分側面図。 第3図は同便座の一部切欠平面図。 第4図は同便座の一部切欠右側面図。 第5図は機能部ケーシングの断面正面図。 第6図は上部ケーシングの断面正面図。 第7図は上部ケーシングの底面図。 第8図は機能部ケーシングを示す説明図。 第9図はシートペーパー繰出状態説明図。 図中、 C:シートペーパー繰出機構部 D:シートペーパー切断機構部 F:制御部 P:シートペーパー R:シートペーパーロール 11:便座本体 15:機能部ケーシング 16:上部ケーシング 17:上部ケーシング 70:補強リブ 71:拡開防止用フック 72:フック係合溝 73:拡開防止用リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 稲垣 邦利 愛知県春日井市愛知町1番地 愛知電機株 式会社内 (72)考案者 野々村 勝巳 愛知県春日井市愛知町1番地 愛知電機株 式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】便座本体の後部に、下部ケーシングと、上
部ケーシングとよりなる左右に長尺状の機能部ケーシン
グを配設し、同機能部ケーシング内の左右側部に軸受ボ
ックスを設け、同軸受ボックスにシートペーパーロール
の両端を支持し、 さらに、下部ケーシング上に、同シートペーパーロール
等を被覆する上部ケーシングを載置して同上部ケーシン
グを着脱自在に構成し、 しかも、左右側軸受ボックスに対応する上部ケーシング
の天井板の裏面に、同軸受ボックスの上面に当接可能な
補強リブを設けたことを特徴とするシートペーパー自動
供給便座における機能部ケーシング構造。 - 【請求項2】便座本体の後部に、下部ケーシングと、上
部ケーシングとよりなる左右に長尺状の機能部ケーシン
グを配設し、同機能部ケーシング内の左右側部に軸受ボ
ックスを設け、同軸受ボックスにシートペーパーロール
の両端を支持すると共に、同軸受ボックスに、左右揺動
アームと、同アームの下端同士を連結する連結板とより
なる正面視U字形状の吊支機枠の両端を前後方向に揺動
自在に枢支連結し、 さらに、下部ケーシングの後壁と、吊支機枠の連結板の
前縁部とに、同シートペーパーロール等を被覆する上部
ケーシングの前後壁を載置して同上部ケーシングを着脱
自在に構成し、 しかも、吊支機枠の連結板の前縁部にフック係合溝を設
け、上部ケーシングの前壁の下端部に、同係合部に係合
するくさび状の拡開防止用フック部を設けたことを特徴
とするシートペーパー自動供給便座における機能部ケー
シング構造。 - 【請求項3】便座本体の後部に、下部ケーシングと、上
部ケーシングとよりなる左右に長尺状の機能部ケーシン
グを配設し、同機能部ケーシングの左右側部に軸受ボッ
クスを設け、同軸受ボックスにシートペーパーロールの
両端を支持し、 しかも、下部ケーシング上に、同シートペーパーロール
等を被覆する上部ケーシングを載置して同上部ケーシン
グを着脱自在に構成し、 さらに、下部ケーシングの後壁の上端部に、上部ケーシ
ングの後壁の下端部が係合する拡開防止用係合突起を設
けたことを特徴とするシートペーパー自動供給便座にお
ける機能部ケーシング構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16904388U JPH0737592Y2 (ja) | 1988-12-26 | 1988-12-26 | シートペーパー自動供給便座における機能部ケーシング構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16904388U JPH0737592Y2 (ja) | 1988-12-26 | 1988-12-26 | シートペーパー自動供給便座における機能部ケーシング構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0288595U JPH0288595U (ja) | 1990-07-13 |
JPH0737592Y2 true JPH0737592Y2 (ja) | 1995-08-30 |
Family
ID=31458757
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16904388U Expired - Lifetime JPH0737592Y2 (ja) | 1988-12-26 | 1988-12-26 | シートペーパー自動供給便座における機能部ケーシング構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0737592Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-12-26 JP JP16904388U patent/JPH0737592Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0288595U (ja) | 1990-07-13 |
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