JP2517362Y2 - シートペーパ自動供給装置 - Google Patents

シートペーパ自動供給装置

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JP2517362Y2 JP1990015140U JP1514090U JP2517362Y2 JP 2517362 Y2 JP2517362 Y2 JP 2517362Y2 JP 1990015140 U JP1990015140 U JP 1990015140U JP 1514090 U JP1514090 U JP 1514090U JP 2517362 Y2 JP2517362 Y2 JP 2517362Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、シートペーパー自動供給便座に関するもの
である。
(ロ)従来の技術 従来、シートペーパー自動供給便座の一実施例とし
て、便座本体上に便座本体を配設し、同便座本体の直後
方に機能部を配設し、同機能部に、シートペーパー繰出
機構部とシートペーパー切断機構部とを設けたものがあ
る。
そして、シートペーパー繰出機構部とシートペーパー
切断機構部は、それぞれ別個の駆動モータにより駆動す
るようにすると共に、両モータを制御部により制御して
いる。
(ハ)考案が解決しようとする課題 ところが、上記シートペーパー自動供給便座の場合、
シートペーパー繰出機構部とシートペーパー切断機構部
とを、別々の駆動モータにより駆動させているために、
2個のモータを設けねばならず、さらに、両モータの駆
動を制御するための制御部を設ける必要があり、製品コ
ストを高くしている。
また、動力源としてAC100Vの電源を利用しているもの
は、既存のパブリックトイレ等のコンセントのないトイ
レについては、その設備上の問題より製品の設置に際し
て、新たに電源を新設せねばならず、受け入れられにく
い状況でもあった。また、かかる動力源としてモータを
使用せずに、便座本体の着座による降下作動を利用して
シートペーパーを切断刃で切断する技術があるが(実開
平1−63497)、この技術は、シートペーパーを直接に
便座本体上に繰出すものではなく、前方開放の二又状の
左右便座に裏側から左右側のシートペーパーを繰出して
便座先端で折返して便座上に載置するようにしたもので
あるため、切断も便座裏側で行うものであり、裏側の無
駄なシートペーパーを捨てる経済上の損失があり、また
切断部分が直接に便座と接する構造であるため尿等が飛
散してかかりやすく、切断機能が低下したりする欠点を
有していた。
(ニ)課題を解決するための手段 そこで、本考案は、後方から便座本体上へシートペー
パーを繰出すためのシートペーパー繰出機構部と、繰出
したシートペーパーを切断するシートペーパー切断機構
部とを便座本体後方位置に有するシートペーパー自動供
給装置において、着座により変位すべく構成した便座本
体と、便座本体の着座による変位によりシートペーパー
切断機構部が作動すべく、便座本体後方に向って伸延し
た連動リンク機構とを備えたことを特徴とするシートペ
ーパー自動供給装置を提供せんとするものである。
(ホ)作用効果 本考案によれば、以下のような作用効果が生起され
る。
すなわち、本考案では、シートペーパー繰出機構部に
より、シートペーパーロールより連続したシートペーパ
ーを便座本体上に繰出し、その後、同便座本体上にトイ
レ使用者が着座すると、同使用者の体重により便座本体
が下降動作し、それに連動してシートペーパー切断機構
部が動作して、シートペーパーを使用分の長さに切断す
る。
この際、シートペーパー切断機構部は、使用者の体重
により駆動させることができるために、シートペーパー
繰出機構部のみ駆動モーターにより駆動させればよく、
無駄な駆動源を必要とせず、コンパクト化できるもので
ある。
更には、便座本体の変位作動をシートペーパー切断機
構部に伝達するのに、便座本体後方に向って伸延した連
動リンク機構を備えており、シートペーパー切断機構部
を便座本体の位置から離隔した位置に配置して間接作動
するような構成であるために、シートペーパー切断機構
部が、湿気や汚物飛散を嫌う素材や構造であっても、湿
気・汚物飛散の影響を受けることがない。また連動リン
ク機構という機械的構造によって、便座本体のわずかな
変位作動でも、シートペーパー切断機構部に至るまでに
動作幅を容易に増幅可能であるから、シートペーパーの
容易、確実な切断が可能となる。
(ヘ)実施例 以下、添付図に示す実施例に基づいて、本考案を具体
的に説明する。
第1図に、本考案に係わるシートペーパー自動供給便
座(A)を具備したトイレ装置(B)の全体構成を示し
ており、図示するように、シートペーパー自動供給便座
(A)は、トイレ装置(B)を構成する水洗便器(10)
上に載置されている。
第1図〜第4図に示すように、シートペーパー自動供
給便座(A)は、機能部(14)と便座本体(11)よりな
り、機能部(14)は水洗便器(10)の後部に載置されて
おり、便座本体(11)は機能部(14)に設けた枢軸(1
3)(13)によって水洗便器(10)上に開閉自在かつ上
下動自在に載置されている。
第3図〜第5図に示すように、機能部(14)は、水洗
便器(10)の後部に取り付けた機能部ケーシング(15)
と、同機能部ケーシング(15)内に配設したシートペー
パー繰出機構部(C)、シートペーパー切断機構部
(D)、シートペーパーロール収納部(E)、制御部
(F)、及び操作部(G)とから形成されている。
機能部ケーシング(15)は、内部にシートペーパー繰
出機構部(C)やシートペーパー切断機構部(D)等を
内蔵した下部ケーシング(16)と、同下部ケーシング
(16)の上縁に嵌合連結され、内部にシートペーパーロ
ール収納部(E)を内蔵した上部ケーシング(17)で構
成されている。
下部ケーシング(16)は、第3図及び第4図に示すよ
うに、左右方向に伸延した矩形取付板(18)と、その周
縁に立設した左右側壁(18)の上方に配設した前低後高
の傾斜天井壁(23)とからなり、箱形形状を有する。
そして、下部ケーシング(16)の前壁左右側には、そ
れぞれ枢支部(21)(21)を設け、各枢支部(21)(2
1)の内側壁(21a)(21a)に縦長のガイド溝(21b)
(21b)を設け、各ガイド溝(21b)(21b)中に、便座
本体(11)の左右側後部に外側横方向に向けて突設した
枢軸(13)(13)を回動自在かつ上下摺動自在に挿通し
ている。
また、第8図及び第9図に示すように、各枢軸(13)
(13)は、各枢支部(21)(21)内にそれぞれ設けた昇
降案内ケーシング(21c)(21c)内に昇降自在に配設し
ている可動軸受(21d)(21d)に回動自在に枢支してい
る。(21e)(21f)は、昇降案内ケーシング(21c)に
設けた縦長ガイド溝である。
そして、可動軸受(21d)は、常時スプリング(21g)
により上方向へ付勢して、その上限位置は規制プレート
(21h)によって規制して、通常時は第10図に示す上方
位置(いまだ着座していない位置)をとり、枢軸(13)
(13)及び便座本体(11)も、同図に示す上方位置をと
るようにして、便座本体(11)を前低後高の傾斜状態に
保持しており、かかる状態での便座本体(11)の開閉
は、枢軸(13)(13)を中心に自由に行なえるようにし
ている。
また、上記した各可動軸受(21d)(21d)には、それ
ぞれ後方へ向けて伸延する作動アーム(6)(6)の基
端を取付けており、同作動アーム(6)(6)は、後述
のシートペーパー切断機構部(D)の一部を構成してい
る。
そして、便座本体(11)上に使用者が着座すると、第
11図に示すように、便座本体(11)の後部がスプリング
(21g)の付勢に抗して下降動作して、シートペーパー
切断機構(D)を動作させるようにしている。
また、下部ケーシング(16)の傾斜天井壁(23)は、
第4図に示すように、その上面上に後述するシートペー
パー送出路(8)を形成するとともに、その前後部に、
それぞれ、後述する可動プレート(50)を挿入するため
の可動プレート挿入空間(23a)と、シートペーパー繰
出ローラ(33)を配設するための繰出ローラ配設空間
(23b)とを形成している。
次に、下部ケーシング(16)内の内部構造について説
明すると、第3図に示すように、下部ケーシング(16)
の左右両側には、それぞれ軸受ボックス(30)(31)が
立設されており、右側軸受ボックス(31)内には、後述
するように、シートペーパー繰出機構部(C)の駆動源
であるシートペーパー繰出用駆動モータ(40)が配設さ
れている。
次に、シートペーパー繰出機構部(C)について説明
すると、第2図〜第6図に示すように、機能部支持枠
(16)の左右側軸受ボックス(30)(31)の後方上部間
には、シートペーパー繰出軸(32)が回転自在に横架さ
れており、同繰出軸(32)には、略同長さだけ直径を異
にする繰出ローラー(33)が一体的に固着されている。
そして、同繰出ローラー(33)は、第4図に示すよう
に、その上方に配設した押さえローラー(34)と協働し
て、後述するシートペーパー(P)の引き出し端を押圧
・挾持して、シートペーパーロール収納部(E)からシ
ートペーパー(P)を便座本体(11)上に繰出し、供給
することができる。
また、第4図及び第5図において、(35)は、左右揺
動アーム(36)(37)と、両アーム(36)(37)の下端
同志を連結する連結板(38a)とからなる正面視でU字
形状をなす吊支機枠であり、同吊支機枠(35)の左右揺
動アーム(36)(37)の上端は、第4図及び第5図に示
すように、機能部支持枠(16)の左右側部に立設した左
右側ロールステー(38)(39)に前後方向に揺動自在に
取付けられている。
そして、上記した押さえローラー(34)は、第2図に
示すように、吊支機枠(35)の左右揺動アーム(36)
(37)の下端部間に形成したローラー取付空間内に取付
けられており、通常の当接状態においては、繰出ローラ
ー(33)に圧接されることになり、シートペーパー
(P)を、繰出しに適当な圧力によって挾持することが
できる。
また、第2図〜第7図に示すように、シートペーパー
繰出機構部(C)の要部を構成するシートペーパー繰出
用駆動モータ(40)は、電池式駆動モーターを使用して
おり(電池は図示せず)、右側軸受ボックス(31)内に
収納して、同様に右側軸受ボックス(31)内に収納した
減速装置を介して、シートペーパー繰出軸(32)の右端
に連結している。
従って、シートペーパー繰出用駆動モータ(40)によ
って、シートペーパー繰出軸(32)が回転されると、繰
出ローラー(33)とともに押さえローラー(34)も一体
的に回転されることになり、シートペーパー(P)を、
後述するシートペーパーロール収納部(E)内のシート
ペーパーロール(R)から繰り出し、その後、傾斜天井
壁(23)と、吊支機枠(35)の下面間に形成したシート
ペーパー送出路(8)を通して、便座本体(11)上へ送
り出すことができる。
次に、本考案の要旨をなすシートペーパー切断機構部
(D)の構成について説明する。
シートペーパー切断機構部(D)は、本実施例では、
第2図〜第11図に示すように、機能部支持枠(16)に支
持されており、便座本体(10)の左右側後部に突設した
作動アーム(6)(6)と、下部ケーシング(16)の傾
斜天井壁(23)の前部に設けた可動プレート挿入空間
(23a)内に枢軸(49)周りに揺動自在に配設した可動
プレート(50)と、各作動アーム(6)(6)の先端と
枢軸(49)との間に介設し、各作動アーム(6)(6)
と可動プレート(50)とを連動連結するリンク(7)
(7)と、同可動プレート(50)の上方に配設され、か
つ吊支機枠(35)の左右揺動アーム(36)(37)の下端
前部間に架設した枢軸(52)に揺動自在に枢支した揺動
プレート(51)とから構成されている。かかるシートペ
ーパー切断機構部(D)に、便座本体(11)からの降下
変位作動を伝達するために、枢軸(13)、作動アーム
(6)、リンク(7)、枢軸(49)、可動プレート(5
0)等よりなる連動リンク機構を介設しているものであ
り、かかる連動リンク機構は、着座による便座本体の降
下変位にともない発生する垂直作動を、リンク(7)
と、枢軸(49)で枢支された可動プレート(50)とによ
り回動作動に変換するものであり、連動リンク機構のか
かる変換回転作動により、シートペーパー切断機構部
(D)は、回転作用を受けてシートペーパーの切断を行
うものである。
また、リンク(7)は、作動アーム(6)の先端に一
端を連結する第1リンク片(7a)と、枢軸(49)に一端
を連結する第2リンク片(7b)からなり、両リンク片
(7a)(7b)の他端同士を連結している。(7c)(7d)
は連結ピンである。
また、第4図において、(BP)は可動プレート(50)
の上端前部に取付けた汚水侵入防止バリアであり、シー
トペーパー送出路(8)の前部に形成したシートペーパ
ー送出口(8a)を完全に遮蔽して、汚水等の機能部ボッ
クス(15)内への侵入を確実に防止することができるも
のである。
さらに、第4図において、(56)は弾性素材からなる
シートペーパー押圧片であり、可動プレート(50)の上
面の後部に設けられている。そして、同シートペーパー
押圧片(56)は、揺動プレート(51)の前部を形成する
シートペーパー押圧片(57)と協働して、シートペーパ
ー(P)をクランプするものである。また、第4図に示
すように、揺動プレート(51)は、その後部にシートペ
ーパー切断部(58)を形成している。
かかる構成によって、第10図に示すシートペーパー繰
出し後、第11図に示すように、便座本体(11)上にトイ
レ使用者が着座すると、同使用者の体重により便座本体
(11)と共に作動アーム(8)が下降し、可動プレート
(50)の前端を押圧下降させて、同当接する可動プレー
ト(50)を枢軸(49)を中心として揺動させることがで
き、また同可動プレート(50)の揺動に連動して、揺動
プレート(51)も揺動してシートペーパー(P)をクラ
ンプし、シートペーパー切断部(58)によってクランプ
されたシートペーパー(P)を、効果的に押圧・切断す
ることができる。
次に、上部ケーシング(17)内に配設したシートペー
パーロール収納部(E)の構成について説明すると、第
2図〜第6図において、(60)(61)はそれぞれ左右側
ロールステー(38)(39)に回転自在に取付けたシート
ペーパーロールホルダーであり、同シートペーパーロー
ルホルダー(60)(61)に、シートペーパーロール
(R)の両端を支持させることによって、紙管(R1)の
周りにシートペーパー(P)を多重に巻回して形成した
シートペーパーロール(R)をシートペーパーロール収
納部(E)に交換自在に収納することができる。
ついで、上記シートペーパー繰出機構部(C)及び、
各種センサや検出手段の作動を制御する制御部(F)の
構成について説明する。
第1図及び第3図に示すように、制御部(F)は、機
能部ケース(15)の右側部に取付けている。
そして、同制御部(F)は、実質的に、第12図に示す
ように、マイクロプロセッサ(MPU)と、シートペーパ
ー(P)に設けた位置検出用透孔(b)を検出して出力
を生じるシートペーパー位置検出センサ(70)や、後述
する操作部(G)に設けたシートペーパー繰出スイッチ
(71)や着座検出手段(72)等の制御出力発生手段と接
続した入力インターフェース(n)と、シートペーパー
繰出機構部(C)等と接続する出力インターフェース
(o)と、シートペーパー繰出・クランププログラムを
記憶するメモリ(p)とタイマー(q)とからなる。
また、第12図において、(r)は出力インターフェー
ス(o)とシートペーパー繰出機構部(C)との間に介
設した駆動回路であり、(s)は駆動回路(r)に接続
した電源回路である。
次に、操作部(G)について説明すると、第1図及び
第3図に示すように、制御部(F)の近傍に設けられて
おり、シートペーパー繰出スイッチ(71)や、発光ダイ
オード等からなる電源ランプや、紙詰まり・紙補充等の
異常が発生した場合の警報機能を有する紙トラブルラン
プ等を取付けることによって構成されている。
次に、シートペーパー(P)に設けた位置検出用透孔
(b)を検出して出力を生じる位置検出用センサ(70)
について説明すると、かかるセンサ(70)は、例えば、
ホトトランジスタとホトダイオードとを組み合わせるこ
とによって形成することができる。
そして、第3図及び第4図に示すように、シートペー
パー位置検出センサ(70)は、本実施例では、機能部支
持枠(16)の前部右側位置をなす個所に配設されてお
り、シートペーパー(P)に一定間隔を開けて設けた位
置検出用透孔(b)を検出することができる。
即ち、シートペーパー繰出機構部(C)の駆動によっ
てシートペーパーロール(R)からシートペーパー
(P)が所定長さ便座本体(11)上に繰り出されてきた
時に、シートペーパー位置検出センサ(70)によって位
置検出用透孔(b)を検出して、シートペーパー繰出機
構部(C)の作動を停止し、正確にシートペーパー
(P)を便座本体(11)上に供給・位置決めすることが
できる。
次に、第13図を参照してシートペーパー(P)の構成
について説明すると、シートペーパー(P)は、長手方
向又は繰出方向に一定間隔を開けて幅方向に直線状の切
断用ミシン目(c)を設けており、同ミシン目(c)に
沿ってシートペーパー(P)は押圧切断されることにな
る。
本考案の実施例は、上記のように構成しているもので
あり、本実施例によれば、以下のような作用効果が生起
される。
すなわち、本実施例では、シートペーパー繰出機構
(C)により、シートペーパーロール(R)より連続し
たシートペーパー(P)を便座本体(11)上に繰出し、
その後、同便座本体(11)上にトイレ使用者が着座する
と、同使用者の体重により便座本体(11)が下降動作
し、それに連動してシートペーパー切断機構(D)が動
作して、シートペーパー(P)を使用分の長さに切断す
る。
この際、シートペーパー切断機構部(D)は、使用者
の体重により駆動させることができるために、シートペ
ーパー繰出機構部(C)のみ駆動モーターにより駆動さ
せればよく、使用する駆動モーター数を減すことがで
き、しかも、同駆動モーターは、電池式駆動モーター
(40)としておくことにより、シートペーパー自動供給
便座(A)自体をコンパクト化して、同便座(A)の製
品コストも低減させることができる。
また、駆動モーターとしてシートペーパー繰出機構部
(C)に用いるだけなので消費電力が少なくてすみ、電
池式とした場合、その電池の寿命が延び経済的である上
に、既存のトイレにコンセントのない場合でも設置が容
易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係るシートペーパー自動供給便座を
具備するトイレ装置の全体斜視図。 第2図は、同トイレ装置の右側面図。 第3図は、同トイレ装置の一部切欠平面図。 第4図は、同便座の右側断面図。 第5図は、同便座の一部切欠正面図。 第6図は、シートペーパー繰出機構部及びシートペーパ
ー切断機構部の詳細を示す第4図のI−I線断面図。 第7図は、同第4図のII−II線断面図。 第8図は、便座本体の枢支部の平面説明図。 第9図は、同正面説明図。 第10図及び第11図は、シートペーパー切断機構部の作動
状態説明図。 第12図は、制御部のブロック図。 第13図は、シートペーパー及びシートペーパーロールの
斜視図。 (A):シートペーパー自動供給便座 (B):トイレ装置 (C):シートペーパー繰出機構部 (D):シートペーパー切断機構部 (F):制御部 (P):シートペーパー (R):シートペーパーロール (11):便座本体 (14):機能部 (15):機能部ケース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 山本 宏史 福岡県北九州市小倉南区朽網東5丁目1 番1号 東陶機器株式会社小倉第二工場 内 (56)参考文献 実開 平1−108199(JP,U) 実開 平1−63497(JP,U) 実公 昭57−15759(JP,Y1) 実公 昭55−20871(JP,Y1)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】後方から便座本体上へシートペーパーを繰
    出すためのシートペーパー繰出機構部と、繰出したシー
    トペーパーを切断するシートペーパー切断機構部とを便
    座本体後方位置に有するシートペーパー自動供給便座に
    おいて、 着座により変位すべく構成した便座本体と、 便座本体の着座による変位によりシートペーパー切断機
    構部が作動すべく、便座本体後方に向って伸延した連動
    リンク機構とを備えたことを特徴とするシートペーパー
    自動供給装置。
JP1990015140U 1990-02-16 1990-02-16 シートペーパ自動供給装置 Expired - Lifetime JP2517362Y2 (ja)

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JPH0646393Y2 (ja) * 1988-01-13 1994-11-30 愛知電機株式会社 シートペーパー自動供給便座の誤操作防止装置

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