JPH0727918Y2 - シートペーパー自動供給装置 - Google Patents

シートペーパー自動供給装置

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JPH0727918Y2
JPH0727918Y2 JP13932089U JP13932089U JPH0727918Y2 JP H0727918 Y2 JPH0727918 Y2 JP H0727918Y2 JP 13932089 U JP13932089 U JP 13932089U JP 13932089 U JP13932089 U JP 13932089U JP H0727918 Y2 JPH0727918 Y2 JP H0727918Y2
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JP
Japan
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sheet paper
toilet seat
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sheet
casing
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明夫 藤井
登志夫 栗崎
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Aichi Electric Co Ltd
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Aichi Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、便座上にシートペーパーを自動的に供給可能
なシートペーパー自動供給便座に関する。
(ロ) 従来の技術 本出願人は、先に特願昭63-195131号において、以下の
構成を有するシートペーパー自動供給便座を開示した。
即ち、シートペーパー自動供給便座は、便座本体の後方
に設けた機能部ケーシング内に、シートペーパーロール
と、同シートペーパーロールからシートペーパーを便座
本体の上面に繰り出すためのシートペーパー繰出機構部
と、同シートペーパー繰出機構部から便座本体上に繰り
出されたシートペーパーの後端を切断するシートペーパ
ー切断機構部と、シートペーパー繰出機構部とシートペ
ーパー切断機構部とを制御して、シートペーパーを便座
本体上に設定長さ繰り出すとともに、その後端を切断さ
せるべく駆動する制御部と、使用者の操作を受けつけ、
制御部へその信号を送る操作部とを、一体的に収納配置
した構成に特徴を有する。
また、かかる構成によって、機能部ケーシングの送出口
からのシートペーパーを、便座本体上に設定長さだけ自
動的にかつ正確に繰り出すことができ、かつ位置決めす
ることができる。
従って、公共の場所(パブリック)における使用におい
て、使用者は、使用毎にシートペーパーを、シートペー
パーに直接触ることなく、取り出して使用できるので、
衛生面の向上を図ることができる。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 しかし、上気したシートペーパー自動供給便座は、未
だ、以下の問題点を有していた。
即ち、機能部ケーシングから送出されるシートペーパー
は、シートペーパー繰出機構部の繰出ローラー等との摩
擦によって、その表面に静電気を帯やすいものであっ
た。
その為に、この静電気によって、シートペーパーが繰出
ローラー等に付着し、そして、同ローラーの回転によっ
てシートペーパーがローラーに巻付いて、円滑に送り出
すことができないことがあった。
本考案は、上記課題を解決することができるシートペー
パー自動供給便座を提供することを目的とする。
(ニ) 課題を解決するための手段 本考案は、便器の上に配設された便座にシートペーパー
を供給するシートペーパー繰出機構部を有するシートペ
ーパー自動供給装置において、前記シートペーパー繰出
機構部から便座に至る繰出経路に、前記シートペーパー
に発生する静電気を除去する静電気除去装置を設けたこ
とを特徴とするシートペーパー自動供給装置に係るもの
である。
(ホ) 作用及び効果 上記した構成により、本考案は以下の作用及び効果を奏
する。
即ち、本考案では、機能部ケーシング内のシートペーパ
ーロールよりシートペーパー繰出機構部の繰出ローラー
等を介してシートペーパーをシートペーパー送出口から
便座上に送り出す際に、シートペーパー繰出機能部から
便座に至る繰出経路に設けた静電気除去装置によって、
同ローラ等との摩擦によってシートペーパーの表面に帯
びた静電気を除去することができる。
従って、本考案によれば、シートペーパーに帯びた静電
気を除去して、シートペーパーと繰出機構部の繰出ロー
ラー等との付着を防止することにより、同ペーパーをシ
ートペーパー送出口から円滑に送り出すことができる。
(ヘ) 実施例 以下、添付図に示す実施例に基づいて、本考案を具体的
に説明する。
第1図に本考案に係わるシートペーパー自動供給便座A
を具備したトイレ装置Bの全体構成を示しており、図示
するように、シートペーパー自動供給便座Aは、トイレ
装置Bを構成する水洗便器10上に載置されている。
第1図から第5図を参照して、上記シートペーパー自動
供給便座Aの基本的構成について説明する。
第1図〜第3図に示すように、シートペーパー自動供給
便座Aは、水洗便器10上に開閉自在に載置される便座本
体11と、水洗便器10の後部上に固定状態に載置し、前部
に、便座本体11の後部を、機能枢軸13と単純枢軸13aに
よって上下方向に回動起立自在に枢支連結する機能部14
とから形成される。
そして、機能枢軸13には、後述するように、便座本体起
立検出手段としても機能する着座検出手段が連動連結さ
れている。
また、第3図〜第5図に示すように、機能部14は、水洗
便器10の後部に取付けた機能部ケーシング15と、同機能
部ケーシング15内に配設したシートペーパー繰出機構部
C,シートペーパー切断機構部D,シートペーパーロール収
納部E,制御部F及び操作部Gとから形成されている。
まず、機能部ケーシング15の構成について説明すると、
同ケーシング15は、第3図〜第5図に示すように、その
内部にシートペーパー繰出機構部Cやシートペーパー切
断機構部D等を内蔵する下部ケーシング16と、同下部ケ
ーシング16の上縁に嵌合連結され、内部にシートペーパ
ーロール収納部Eを形成する上部ケーシング17とから形
成されている。
そして、下部ケーシング16は、左右方向に伸延する矩形
取付板18と、その周縁に立設した左右側壁19,20及び前
後壁21,22と、同矩形取付板18の上方に配設した前低後
高の傾斜天井壁23とからなり、箱形形状を有する。
そして、下部ケーシング16の傾斜天井壁23は、第4図に
示すように、その上面上に後述するシートペーパー送出
路8を形成するとともに、その前後部に、それぞれ、後
述する可動プレート50を挿入するための可動プレート挿
入空間23aと、シートペーパー繰出ローラ33を配設する
ための繰出ローラ配設空間23bとを形成している。
一方、下部ケーシング16の上方に設けた上部ケーシング
17は、半円形状の天井板24と、その周縁に垂設した左右
側壁25,26及び前後壁27,28とから形成されている。
次に、下部ケーシング16内の内部構造について説明する
と、第3図に示すように、下部ケーシング16の左右両側
には、それぞれ軸受ボックス30,31が立設されており、
右側軸受ボックス31内には、後述するように、シートペ
ーパー繰出機構部Cとシートペーパー切断機構部Dの駆
動源である一対の駆動モータ40,41が配設されている。
次に、シートペーパー繰出機構部Cについて説明する
と、第3図〜第6図に示すように、下部ケーシング16の
左右側軸受ボックス30,31の後方上部間には、シートペ
ーパー繰出ローラー軸32が回転自在に横架されており、
同繰出ローラー軸32には、略同長さだけ直径を異にする
繰出ローラー33が一体的に固着されている。
そして、繰出ローラー33は、第5図に示すように、その
上方に配設した押さえローラー34と協働して、後述する
シートペーパーPの引き出し端を押圧・挟持して、シー
トペーパーロール収納部EからシートペーパーPを便座
本体11上に繰出し、供給することができる。
また、第4図において、35は、左右揺動アーム36,37と
両アーム36,37の下端同士を連結する連結板38aとからな
る正面視でU字形状をなす吊支機枠であり、同吊支機枠
35の左右揺動アーム36,37の上端は、第3図及び第4図
に示すように、筒状ボス部38,39を介して左右側軸受ボ
ックス30,31に前後方向に揺動自在に取付けられてい
る。
そして、上記した押さえローラー34は、第5図に示すよ
うに、吊支機枠35の左右揺動アーム36,37の下端部間に
形成したローラー取付空間内に取付けられており、通常
の当接状態においては、繰出ローラー33に圧接されるこ
とになり、シートペーパーPを、繰出に適当な圧力によ
って挟持することができる。
また、第5図及び第6図に示すように、シートペーパー
繰出機構部Cの要部を構成する駆動モータ40は、右側軸
受ボックス31内に収納されており、同様に右側軸受ボッ
クス31内に収納した減速装置を介して、シートペーパー
繰出ローラー軸32の右端に連結している。
従って、駆動モータ40によって、シートペーパー繰出ロ
ーラー軸32が回転されると、繰出ローラー33とともに押
さえローラー34も一体的に回転されることになり、シー
トペーパーPを、後述するシートペーパーロール収納部
E内のシートペーパーロールRから繰り出し、その後、
下部ケーシング16の傾斜天井壁23と、吊支機枠35の下面
間に形成したシートペーパー送出路8を通して、便座本
体11上へ送出することができる。
次に、シートペーパー切断機構部Dの構成について説明
する。
シートペーパー切断機構部Dは、本実施例では、第4図
及び第5図に示すように、下部ケーシング16内に配設
し、右側軸受ボックス31内に配設した駆動モータ41と連
結した動力伝達軸43に固着した円板カム44と、下部ケー
シング16の傾斜天井壁23の前部に設けた可動プレート挿
入空間23a内に枢軸49周りに揺動自在に配設し、かつそ
の外周面を円板カム44の外周面と係合した可動プレート
50と、同可動プレート50の上方に配設され、かつ吊支機
枠35の左右揺動アーム36,37の下端前部間に架設した枢
軸52に揺動自在に枢支した揺動プレート51とから構成さ
れている。
また、第4図において、56は弾性素材からなるシートペ
ーパー押圧片であり、可動プレート50の上面の後部に設
けられている。
そして、同シートペーパー押圧片56は、揺動プレート51
の前部を形成するシートペーパー押圧片57と協働して、
シートペーパーPをクランプするものである。
さらに、本考案では、シートペーパー繰出機構部Cから
便座本体11に至る繰出経路(本実施例では機能部ケーシ
ング15に設けたシートペーパー送出口8aとしている)
に、シートペーパーPに発生する静電気を除去する静電
気除去装置Mを設けている。
すなわち、第4図に示すように、機能部ケーシング15の
シートペーパー送出口8aの近傍に、静電気除去装置Mと
してのブラシmを取付けており、同ブラシmは、左右方
向に長尺に形成され、その先端がシートペーパーPの全
面に当接するようにして、他方はアースとして接地する
よう構成している。
本実施例では、第4図に示すように、シートペーパー送
出口8aの内方において、左右方向に長手状としたブラシ
mの基部m-1を連結板38aの前面部に連結し、同基部m-
1に、下方に向けた毛体m-2を垂設し、また、接地用導
m-3によりアースされた構成としている。
かかる構成によって、機能部ケーシング15内のシートペ
ーパーロールRより繰出ローラー33等によって繰り出さ
れて、導入ケーシング15の前面のシートペーパー送出口
8aから同ペーパーPを送り出す際に、同送出口8aに設け
たブラシmが同ペーパーPに接触し、そして、同ペーパ
ーPの静電気を除去するようにしている。
従って、シートペーパーPに帯びた静電気を除去するこ
とにより、シートペーパーPと繰出ローラー33等との付
着を防止する為に、シートペーパー送出口8aからの送り
出しを円滑に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るシートペーパー自動供給便座を具
備するトイレ装置の全体斜視図、第2図は同トイレ装置
の部分側面図、第3図は同便座の一部切欠平面図、第4
図は機能部の縦断面図、第5図及び第6図は機能部の横
断面図である。 図中、 C:シートペーパー繰出機構部 D:シートペーパー切断機構部 F:制御部 P:シートペーパー M:静電気除去装置 8a:シートペーパー送出口 15:機能部ケーシング

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】便器の上に配設された便座にシートペーパ
    ーを供給するシートペーパー繰出機構部を有するシート
    ペーパー自動供給装置において、 前記シートペーパー繰出機構部から便座に至る繰出経路
    に、前記シートペーパーに発生する静電気を除去する静
    電気除去装置を設けたことを特徴とするシートペーパー
    自動供給装置。
JP13932089U 1989-11-29 1989-11-29 シートペーパー自動供給装置 Expired - Fee Related JPH0727918Y2 (ja)

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