JPH01171519A - 便座用シートペーパー切断装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は洋便器に関しその便座カバー用のシートペーパ
ーの切断に関する。

（口〉従来の技術並に発明の目的 本発明は洋便器の便座を覆って載置し使用の都度使い捨
てのシートペーパーに関するもので、従来は多数の該シ
ートペーパーを箱に収納してトイレに備え付けておき、
使用者が使用時箱から１枚宛数り出して便座をカバーす
るようにしているものである。本発明はシートペーパー
のロール紙とその送り出し装置を容器の中に収容してお
き、第４図に示すように該容器３を便器１の便座２上面
の後方に取付け、それから送出されるシートペーパー４
を容器内で切断する切断装置に関するものである。該シ
ートペーパーはトイレットペーパーのようにミシン目を
つけておいて容器から送出される紙を手で引き裂いてと
云うことでは不便であるので、便座上に送出されるシー
トペーパーをそのまま動かさずに必要寸度の位置で自動
切断することを目的とするものて゛ある。

（ハ）発明の構成 便座の手前（便器に対する位置としては便座の後方）で
便座上面に切断装置床材を備え、該床材上に該床材前面
に平行の切断用溝を設け、上記床材の一端から他端連回
転しながら移動させられ上記切断用溝に沿ってシートペ
ーパーを切断する回転カッターが備えられ、上記切断用
溝の前後の上部に夫々通常は切断装置床材上面から若干
の間隔を保ってシートペーパーの流通が自由であるがペ
ーパー切断時はその縁面でペーパーを押圧するシートペ
ーパー押え部材を備えるようにされるものである。

（ニ）実施例 第１図は本考案に係る便座用シートペーパー切断装置の
実施例の構成を示す側面図で一例のシートペーパーの送
出し装置と共に示すもので第２図のＣ−Ｃ断面図である
。第２図は上記第１図の正面構成を示すもので第１図の
Ａ−Ａ断面図で中間部分を省略して示す。第３図は上記
第１図の内部背面構成を示すもので第１図のＢ−８断面
図で第２図同様中間部分を省略して示す。

容器３はその前面が枢軸５により開閉されるカバー６で
覆われ（第１図）、内部は隔壁７・８及び９により駆動
室１０と中央上部にシートペーパー４のロール紙１１を
自由に保持収納するロール紙室１２を形成する（第２図
）。該ロール紙１１の下部後方にシートペーパーの送出
しローラ１３・１４が設けられる。ローラ１３はその駆
動ローラである。容器３の下部に切断装置床材１５が設
けられこれが便座２の上面に置かれるように該容器３が
取付けられる。該切断装置床材１５はその後部において
上面が一段高くなりそして床材１５の前面縁１６に平行
に切断用溝１７が形成され、床材１５の後部は漸高傾斜
面のシートペーパー導降面１８とされる。

該床材１５の上記切断用溝１７前部上部に容器側板１９
と上記隔壁７に受けられる軸２ｏに支承される回動自在
のペーパー前部押え２１が取付けられ、該押え２１は捩
りばね２２でその先端縁２３が上記床材１５上面から上
方に附勢され若干の間隔を持たされている。そして床材
１５の上記隔壁７の近くに電磁弁２４を備えこれに対応
する上記ペーパー前部押え２１の先端縁部に鉄片を埋設
しておき、該電磁弁に通電されれば上記ペーパー前部押
え２１が下方に回動してその先端縁２３がシートペーパ
ーを床材１５上に押圧する。又床材１５の後部の上記導
降面１８上部にやはり隔壁７と側板１９に支承されてペ
ーパー後部押え２５が上記隔壁８・９間に該隔壁８・９
に受けられる軸２６に支承されて回動自在に設けられ、
該押え２５は上記前部押え２１同様捩りばね２７により
常時上方に附勢されその先端は上記切断用溝１７の直後
部で床材１５上面から若干の間隔を持たされている。第
１図は上記ペーパー前部押え２１もペーパー後部押え２
５も共に下げられている状態を示す。

容器３内の中央部前部に上記隔壁７と側板１９に支承さ
れて］の字形のカイトレール２８か設けられ、該ガイド
レール２８内に自由に転勤するローラ２９か収められる
。該ローラ２９の中心に固定されて上記ガイドレール２
８の背面を活動するカッター保持部材３０か取付けられ
、該カッター保持部材３０はその内部に円板形カッター
３１を挟持し自由に回転するカッター保持円盤３２を備
える。そして上記カッター保持部材３０の下部に背面に
突出して牽引索連結部３３を設ける。上記カッター３１
はその外周部か上記床材１５の切断用溝１７内に入るだ
けの径のものとされる。第１図に示す上記ペーパー前部
押え２１及びペーパー後部押え２５は上述の如く両押え
２１・２５が引下げられて（即ち押え２１は電磁弁２４
により、押え２５はカッター保持円盤３２により）床材
１５上面にシートペーパーを押圧した状態を示す。

第２図において、上記駆動室１０内の中央部に上記ペー
パー送出しローラ１３のＩＦＩＩ１１３ａを回転させる
モータ３４が設けられ、該モータ３４の回転軸にウオー
ム３５が取付けられ、該ウオーム３５と噛合うウオーム
・ホイール３６の軸１３ａが上記ペーパー送出しローラ
１３の軸である。又その下部にモータ３７（可逆モータ
）が取付けられ、該モータ３７の回転軸に取付けられる
歯車３８と噛合う大歯車３９の軸４０と同軸に上記カッ
ター保持部材３０を左右回動させる作動輪４１が取付け
られる。そして該作動輪４１には内面ローレットの牽引
索４２が係合され、該索４２は容器３の他端部の上記作
動輪４１の対称位置に設けられる遊動輪４３に係合され
、その両端は上記カッター保持部材３０の牽引索連結部
３３・３３ａに連結される。第２図においてカッター保
持部材３０は隔壁８の左側に示しておるが該部材の通常
位置は隔壁７と隔壁８との間、即ち第３図に示す位置で
ある。

上記のように構成されるので、便座２上にシートペーパ
ーを被覆したい時作動スイッチＳ（第４図）を押してモ
ータ３４を駆動しくスイッチからモータへの配線及び各
センナの配線は省略図示しない）ペーパー送出しローラ
１３を回転してシートペーパーを便座上に送出す。この
時は上記シートペーパーの前部押え２１と後部押え２５
は床材１５から浮いている。そしてシートペーパー４が
第４図に示す位置迄送出されて便座２を覆った位置てモ
ータ３４が停止し、電磁弁２４に通電してペーパー前部
押え２１の先端縁２３を引付けてシートペーパーを床材
１５上面に押圧する。同時にモータ３７か駆動されて（
第３図で反時計方向に）作動輪４１を反時計方向に回転
し牽引索４２が牽引され連結部３３でカッター保持部材
３０を第３図の左方に引く。するとカッター保持部材３
０のカッター保持円盤３２か左方に移動しくカッター保
持部材３０をその中心で固定するローラ２９がガイドレ
ール２８内を転走させられて）その外周で床材より若干
上位におったペーパー後部押え２５の先端部上面に乗上
げて、ペーパー後部押え２５下端Ｆ面でシートペーパー
を床材上面に押圧しカッター保持部材３０の進行により
、カッター３１が切断用溝１７内を回転しながら進行し
床材１５上面に押圧されたシートペーパーを切断する。

そしてカッター保持円盤３２がペーパー後部押え２５の
上面から外れた時モータ３７か逆回転となり、同時に上
記電磁弁２４の通電か切れる。従ってペーパー前部押え
２１は元の位置に浮き、カッター保持部材３０は牽引索
連結部３３ａて逆方向に牽引されて元の位置に来た時モ
ータ３７が停止される。この時（モータ３７が逆転され
る時）は既にシートペーパーは切断溝１７部で切断され
ているから、シートペーパーは便座上で単独用紙となっ
ている。

（ホ）発明の効果 上記本発明に係る便座用シートペーパー切断装置によれ
ば、シートペーパー容器から送出されて来るペーパーを
手で引き裂いて便座に載せる如き操作を行うことなく便
座に被けられたそのままの状態で切断され、そ、して切
断刃の前後でペーパーを押圧しておいて切断するのであ
るから一線のぎれいな切断ができ、又カッターは切断用
溝内を往復するのでおるから刃を傷めることかなく切断
性を落すことがない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案に係る便座用シートペーパー切断装置の
実施例を示すもので一例のシートペーパーの送出し装置
と共に示す側面図（第２図のＣ−Ｃ断面図〉、第２図は
第１図の△−△断面図、第３図は第１図のＢ−Ｂ断面図
で第２・３図共中間部分を１部省略して示す。第４図は
シートペーパーのロール紙を納めた容器を便器に取り付
けてシートペーパーが便座上に送出された状態を示す斜
視図。 ３・・・容器、　　　１１・・・シートペーパーロール
紙。 １５・・・切断装置床材、１６・・・床材前面縁。 １７・・・切断用溝、　　２１・・・ペーパー前部押え
。 ２５・・・ペーパー後部押え。 出願人　ジャニツクス　株式会社 第１　図 第２　図 −し 第３図 第４　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. シートペーパーのロール紙１１の収納容器３のペーパー
   送出し口下部に切断装置床材１５を備え、該床材１５上
   面に床材前面縁１６に平行の切断用溝１７を設け、上記
   床材１５の一端から他端迄回転しながら移動させられ上
   記切断用溝１７に沿つてシートペーパーを切断する回転
   カッター３１が備えられ、通常は上記切断装置床材１５
   上面から若干の間隔を保つてシートペーパーの流通が自
   由であるがペーパー切断時はペーパーを押圧するペーパ
   ー前部押え２１とペーパー後部押え２５を上記切断用溝
   １７の前後の上部に備えることを特徴とする便座用シー
   トペーパー切断装置。