JP3873423B2 - 手拭きシート供給装置 - Google Patents

手拭きシート供給装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3873423B2
JP3873423B2 JP02333098A JP2333098A JP3873423B2 JP 3873423 B2 JP3873423 B2 JP 3873423B2 JP 02333098 A JP02333098 A JP 02333098A JP 2333098 A JP2333098 A JP 2333098A JP 3873423 B2 JP3873423 B2 JP 3873423B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hand
wiping sheet
sheet
wiping
roll
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP02333098A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11216082A (ja
Inventor
正博 竹内
芳生 若菜
誠 田結
英勝 竹内
Original Assignee
株式会社竹屋
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社竹屋 filed Critical 株式会社竹屋
Priority to JP02333098A priority Critical patent/JP3873423B2/ja
Publication of JPH11216082A publication Critical patent/JPH11216082A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3873423B2 publication Critical patent/JP3873423B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ遊技場の遊技島に備えられ、遊技者の手の汚れや遊技機各部の汚れを拭き取るための手拭きシートを供給する手拭きシート供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ遊技機に備えられる発射ハンドルや遊技球受け皿は、不特定多数の遊技者によって触れられるため、手垢等が無数に付着している。また、目に見えない雑菌も無数に付着している。特に近年、病原性大腸菌による食中毒が多数発生したこと等に起因して、人々の衛生に対する関心が非常に高まっており、遊技者は、パチンコ遊技場に対して衛生的な遊技環境の提供を求めている。このため、例えば、遊技機の周囲に、遊技者の手の汚れや遊技機各部の汚れを拭き取るための手拭きシートを供給する装置を設置することにより、衛生的な遊技環境を提供する様に努めているパチンコ遊技場もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、手拭きシートの容器として、市販されているティッシュペーパーやウェットティッシュペーパーに用いられている様な容器を用いた場合には、手拭きシートを出し過ぎてしまうことや、手拭きシートが途中で切れてしまうことがある。出し過ぎた手拭きシートを容器に戻されると不衛生であり、また途中で切れると取出口等に手拭きシートが詰まってしまうこともある、という問題がある。
【0004】
そこで、本発明は、遊技者の手の汚れや遊技機各部に付着した汚れを拭き取るための手拭きシートを安定して供給することができる手拭きシート供給装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段、及び発明の効果】
この様な目的を達成するため、本発明にかかる手拭きシート供給装置は、遊技機が多数配設された遊技島に備えられ、遊技者の手の汚れや前記遊技機各部の汚れを拭き取るための手拭きシートを供給する手拭きシート供給装置であって、遊技者の操作に応じて前記手拭きシートを送り出す送出機構を備え、前記手拭きシートは芯材の周りにロール状に巻かれており、前記送出機構は、前記ロール状の手拭きシートの芯材を回動自在に軸支する軸支部材と、該軸支部材により軸支された前記手拭きシートの開放端を両面から挟持して送り出す挟持送出部材とを備え、前記挟持送出部材は、前記ロール状の手拭きシートの芯材に並行な回動軸に軸支され、回動することによって前記手拭きシートを挟持しながら送り出す少なくとも一対のローラによって構成され、当該手拭シート供給装置は、前記軸支部材に軸支された前記手拭シートの下方位置から、前記一対のローラの間の位置まで下り坂を形成する曲面板をさらに備えることを特徴とする。
【0006】
本発明にかかる手拭きシート供給装置は、遊技者の操作に応じて送出機構が手拭きシートを送り出すので、手拭きシートを安定して供給することができる。このため、手拭きシートを出し過ぎてしまうことや、手拭きシートが途中で切れてしまうことがない。このため、出し過ぎた手拭きシートを容器に戻されることもなく衛生的であり、また取出口等に手拭きシートが詰まってしまうこともない。
【0007】
ここで、手拭きシートとしては、ティッシュペーパー、ウェットティッシュペーパー等を挙げることができる。そして、特に、除菌剤を含ませたウェットティッシュペーパーを採用した場合には、手や遊技機各部をより衛生的にすることができる。また、手拭きシート供給装置を取り付ける位置としては、2つの遊技機に挟まれた台間部分や、遊技機の上方の各種ランプが設置された部分等を挙げることができる。また、遊技機自体の、例えば発射ハンドルや下部遊技球受皿の付近等に取り付けられていてもよい。
【0008】
また、請求項1に記載した発明は、前記手拭きシートは芯材の周りにロール状に巻かれており、前記送出機構は、前記ロール状の手拭きシートの芯材を回動自在に軸支する軸支部材と、該軸支部材により軸支された前記手拭きシートの開放端を両面から挟持して送り出す挟持送出部材とを備えている。
【0009】
この様に、手拭きシートがロール状に巻かれ、芯材を介して回動自在に軸支されている場合には、手拭きシートは回動しながら開放端から徐々に引き出される。従って、非常に安定的に手拭きシートを送り出すことができる。さらに、挟持送出部材が手拭きシートの両面を挟持して送り出すため、より安定的に送り出すことができる。
【0010】
さらに、請求項1に記載した発明は、前記挟持送出部材が、前記ロール状の手拭きシートの芯材に並行な回動軸に軸支され、回動することによって前記手拭きシートを挟持しながら送り出す少なくとも一対のローラによって構成されている。
【0011】
この様に構成されている場合には、手拭きシートはローラの回動によって円滑に送り出される。このため、手拭きシートを出し過ぎてしまうことや、取出口に手拭きシートが詰まってしまうことをより確実に防止することができる。
さらに、本発明にかかる手拭きシート供給装置は、請求項2に記載した様に、前記軸支部材は、前記ロール状の手拭きシートと共に回動する一対のプーリによって構成されており、前記送出機構は、前記プーリの回動と前記ローラの回動とを連動させる連動部材を備えていてもよい。
【0012】
この様に構成されている場合には、プーリの回動量に応じた手拭きシートがローラに送られ、プーリの回動に連動してローラが回動することにより、手拭きシートを過不足なく送り出す。このため、ローラによって手拭きシートが過度に引っ張られることがないので、手拭きシートが途中で切れることを防止することができる。また、プーリ側からローラ側へ手拭きシートが過度に送られることがないので、折り重なった状態でローラに挟持されることによってローラ間に手拭きシートが詰まってしまうことを防止することができる。従って、より一層安定的に手拭きシートを供給することができる。
【0013】
また、請求項3に記載した様に、前記送出機構は、遊技者が手動操作するための操作部を備えていてもよい。この様に構成されている場合には、送出機構を駆動するためのモータ等が必要ないので、非常に簡素な構成とすることができ、手拭きシート供給装置全体を小型化及び軽量化することができると共に、製造行程を簡略化することができる。
【0014】
そして、請求項4に記載した様に、前記操作部は、前記ロール状の手拭きシートと共に回動するプーリであってもよい。この様に構成されている場合には、操作部を別途設ける必要がなく、手拭きシート供給装置全体を一層小型軽量化することができると共に、製造行程を一層簡略化することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
まず本発明が適用された手拭きシート供給装置の構成について説明する。
図1は、本実施例の手拭きシート供給装置の内部構成を表す斜視図である。図2は、手拭きシート供給装置の詳細な構成を説明するための説明図であり、(a)及び(b)は従動プーリ周辺の正面図、(c)はギアボックス周辺の側面図を表す。図3は、手拭きシート供給装置の外観を表す斜視図であり、図4は、手拭きシート供給装置の設置状態を表す正面図である。
【0017】
図1〜3に示す様に、本実施例の手拭きシート供給装置1は、本体1a、カバー1b及び手拭きシートロール3によって構成されており、本体1aは、基板1c、駆動プーリ5、従動プーリ7、駆動プーリ支持部材9a、従動プーリ支持部材9b、ギアボックス11、上側ローラ13a、下側ローラ13b、曲面板15、ロール量センサ17(センサ本体17a及びプローブ17b)等を備え、カバー1bは、シート排出口19、表示ランプ21(使用可表示ランプ21a及び空表示ランプ21b)、シリンダ錠23(錠本体23a、鍵穴23b及び係止爪23c)、凹部25、信号用ソケット27等を備える。そして、図4に示す様に、手拭きシート供給装置1は隣合うパチンコ遊技機Pの間の台間部分Bに設置されている。また、手拭きシート供給装置1の下には、使用後の手拭きシートを捨てるためのゴミ投入口99が設けられている。
【0018】
手拭きシートロール3は、切込部33を有する芯材31の周りに手拭きシートが巻かれて形成されたものである。駆動プーリ5及び従動プーリ7は、手拭きシートロール3を回動可能に軸支するためのものであり、駆動プーリ5の周面には、指の滑り止めを兼ねたギア歯51が形成され、遊技者の指等によって回動させることができる様になっている。また、駆動プーリ5は、芯材31の切込部33に嵌合する突起55によって芯材31の空転を防止しつつ芯材31を軸支する駆動プーリ軸53、及び手拭きシート自体の空転を防止するための突起57を備え、図示しない駆動プーリ軸受を介して駆動プーリ支持部材9aに支持されている。従動プーリ7は、駆動プーリ軸53、突起55、57と同様の機能を有する従動プーリ軸73、突起75、77を備え、軸方向に摺動可能な従動プーリ軸受79を介して従動プーリ支持部材9bに支持されている。従動プーリ支持部材9bは、従動プーリ7を駆動プーリ5側へ付勢するための付勢板91を備える。そして、従動プーリ7は、通常時には図2(a)に示す位置にあり、店員等によって矢印A2方向に引かれると、従動プーリ軸受79が摺動し、従動プーリ7は図2(b)に示す位置まで移動する。なお、駆動プーリ支持部材9aは付勢板を備えていない。
【0019】
ギアボックス11は、図2(c)に示す様に、駆動プーリ5の回動を上側ローラ13a及び下側ローラ13bに伝達するためのものであり、ギア11a、11bを備える。また、基板1cの内部にはギア11cが備えられ、ギア11bと噛合している。そして、ギア11bは上側ローラ13aの回動軸13cに、ギア11cは下側ローラ13bの回動軸13dにそれぞれ固定されており、ギア11aは駆動プーリ5とギア11bとの間に介在している。ギア11aは、駆動プーリ5の回動方向と上側ローラ13aの回動方向とを一致させるためのものである。また、ギア11bには逆止部材11dが付設されており、ギア11bの回動方向は矢印A3方向に制限されている。このため、ギア11bと連動する駆動プーリ5の回動方向は、矢印A1(カバー1bに示された矢印A4)方向に制限される。
【0020】
上側ローラ13a及び下側ローラ13bは、回動することによって手拭きシートロール3の手拭きシートを手繰り寄せ、シート排出口19へ送るためのものであり、回動軸13cは、一端をギアボックス11の壁面に、他端を支持部材13eに支持され、回動軸13dは、図示しない支持部材によって支持されている。曲面板15は、上側ローラ13aと下側ローラ13bとの間に手拭きシートを円滑に供給するためのものであり、ローラ13a、bの近傍に下端部分を固定されている。そして、曲面板15は、手拭きシートロール3がプーリ5、7に軸支されると、手拭きシートロール3に押されて図1に示す位置から下方に移動する様に構成されている。なお、曲面板15が手拭きシートロール3に押されて下方に移動すると、曲面板15には、手拭きシートロール3を押し返そうとする上向きの復元力が作用する。このため、手拭きシートロール3が細くなるに連れて曲面板15は上方に移動し、手拭きシートロール3に接触し続ける。また、シート排出口19には手拭きシートを切断するためのカッター(図示せず)が設けられている。ロール量センサ17は、手拭きシートロール3の径によって手拭きシートの有無を検出するためのものであり、周知のリミットスイッチによって構成されるセンサ本体17aと、曲面板15の切込部15aから露出するプローブ17bとからなる。そして、プローブ17bは、手拭きシートロール3がプーリ5、7に軸支されると、曲面板15と同様に手拭きシートロール3に押されて下方に移動し、手拭きシートが使用されて手拭きシートロール3が徐々に細くなると上方に移動する様に構成されている。そして、手拭きシートがなくなってプローブ17bがロール軸に接触すると、あるいは手拭きシートの残量が僅かとなってプローブ17bが芯材31に接近するとリミットスイッチの接点が切り替わる。そして、点灯していた使用可表示ランプ21aが消灯し、空表示ランプ21bが点灯する。
【0021】
シリンダ錠23は、鍵穴23bから鍵が挿入され、シリンダが回動されることにより、施錠状態と解錠状態とを切り換える周知のものであり、施錠状態においては、錠本体23aの係止爪23cは、図3に示す様にカバー1bの表面から突出した状態となり、解錠状態においては、係止爪23cはカバー1bの表面下に隠れる。そして、台間部分Bの内部には、係止爪23cに対応した係止溝(図示せず)、凹部25に対応した凸部(図示せず)が形成されており、解錠状態の手拭きシート供給装置1を台間部分Bに挿入すると、凹部25と図示しない凸部とが軽く噛み合って手拭きシート供給装置1の位置が固定され、続いてシリンダ錠23を施錠状態にすると、係止爪23cと図示しない係止溝とがしっかりと噛み合う。
【0022】
信号用ソケット27は、ロール量センサ17のリミットスイッチを介して表示ランプ21と図示しない電源とを接続すると共に、ロール量センサ17と図示しないホールコンピュータとを接続するためのものである。
ここで、駆動プーリ5、従動プーリ7、駆動プーリ支持部材9a、従動プーリ支持部材9b、ギアボックス11、ローラ13、曲面板15等が前述した送出機構に該当し、特に、駆動プーリ5、従動プーリ7、駆動プーリ支持部材9a、従動プーリ支持部材9bが軸支部材に、上側ローラ13a及び下側ローラ13bが挟持送出部材に、ギアボックス11内のギア11a、11b及び基板1cの内部のギア11cが連動部材にそれぞれ該当する。また、ロール量センサ17が検出手段に該当する。
【0023】
次に本実施例の手拭きシート供給装置1の使用方法について説明する。
まず、店員は、図2(b)に示す様に従動プーリ7を移動させ、駆動プーリ5と従動プーリ7との間隔を広げ、両者の間に手拭きシートロール3を挿入し、切込部33に突起55を嵌合させながら駆動プーリ軸53を芯材31に挿入し、駆動プーリ5と従動プーリ7との間隔を徐々に狭め、同様に、切込部33に突起75を嵌合させながら従動プーリ軸73を芯材31に挿入する。続いて、手拭きシートロール3の端部35を、上側ローラ13aと下側ローラ13bとの隙間に挿入し、駆動プーリ5を矢印A1(矢印A4)方向に回動させる。すると、上側ローラ13a及び下側ローラ13bが回動し、両者の間から手拭きシートロール3の端部35が送り出されるので、端部35をシート排出口19に通しながらカバー1bを本体1aに取り付ける。そして、信号用ソケット27を台間部分B内部の図示しないソケットと接続した後に、手拭きシート供給装置1を台間部分Bに取り付け、最後に、シリンダ錠23によって施錠する。
【0024】
遊技者は、必要に応じて指等で駆動プーリ5を矢印A1(矢印A4)方向に回動し、シート排出口19から送り出される手拭きシートを手に取り、手の汚れや発射ハンドルの汚れを拭き取った後、使用後の手拭きシートをゴミ投入口99へ捨てる。
【0025】
そして、何人かの遊技者が手拭きシート供給装置1を利用した結果、手拭きシートがなくなると、ロール量センサ17がその旨を検知する。すると、手拭きシートがなくなった旨を遊技者に知らせるために空表示ランプ21bが点灯する。また、手拭きシートがなくなった旨は、信号用ソケット27を介してホールコンピュータに知らされる。そして、店員は、シリンダ錠23を解錠して手拭きシート供給装置1を台間部分Bから取り外し、芯材31のみとなった手拭きシートロール3を新しいものと取り替え、再び手拭きシート供給装置1を台間部分Bに取り付ける。
【0026】
次に本実施例の手拭きシート供給装置1の効果について説明する。本実施例の手拭きシート供給装置1は、上記の様な構成であり、上記の様に作用するので、次の(1)〜(7)の様な効果が得られる。
(1)手拭きシート供給装置1は台間部分Bに設置されているので、遊技者は遊技を行いながらでも手拭きシートを手にすることができる。
【0027】
(2)手拭きシート供給装置1は、遊技者が駆動プーリ5を操作することにより駆動プーリ5、従動プーリ7、上側ローラ13a及び下側ローラ13bが手拭きシートを送り出すので、手拭きシートを安定して供給することができる。このため、手拭きシートを出し過ぎてしまうことや、手拭きシートが途中で切れてしまうことがない。このため、出し過ぎた手拭きシートを容器に戻されることもなく衛生的であり、また取出口等に手拭きシートが詰まってしまうこともない。
【0028】
(3)手拭きシートがロール状に巻かれ、芯材31を介して回動自在に軸支されているので、手拭きシートは、手拭きシートロール3が回動することによって開放端から徐々に引き出される。従って、非常に安定的に手拭きシートを送り出すことができる。
【0029】
(4)上側ローラ13a及び下側ローラ13bによって手拭きシートの両面を挟持して送り出すため、より円滑に送り出すことができる。このため、手拭きシートを出し過ぎてしまうことや、手拭きシートを詰まらせてしまうことをより確実に防止することができる。
【0030】
(5)駆動プーリ5、上側ローラ13a及び下側ローラ13bが連動して回動するので、上側ローラ13aと下側ローラ13bによって手拭きシートが過度に引っ張られることがない。このため、手拭きシートが途中で切れることを防止することができる。また、プーリ5、7側からローラ13a、b側へ手拭きシートが過度に送られることがないので、手拭きシートが折り重なった状態で上側ローラ13aと下側ローラ13bとの間に挟持されて詰まってしまうことがない。従って、より一層安定的に手拭きシートを供給することができる。
【0031】
(6)遊技者が駆動プーリ5を指等で回動させることによって手拭きシートロール3、上側ローラ13a及び下側ローラ13bが回動するので、モータ等の駆動装置を備える必要がなく、非常に簡素な構成とすることができる。このため、手拭きシート供給装置全体を小型かつ軽量化することができると共に、製造行程を簡略化することができる。
【0032】
(7)手拭きシートがなくなると、あるいは残量が僅かになると、ロール量センサ17によりその旨が検出され、空表示ランプ21bによりその旨が表示されると共に、ホールコンピュータに知らされると、店員により手拭きシートが補充される。従って、遊技者はいつでも手拭きシートを手にすることができる。
【0033】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施例に何等限定されるものではなく、さらに種々なる態様において実施してもよいことはもちろんである。例えば、上記実施例では、手動で手拭きシートを供給する構成を採用したが、モータを用い、所定の釦を押圧することによりプーリ及びローラが回動して手拭きシートが供給される構成を採用してもよい。この様に構成した場合には、操作は容易となるが、手拭きシート供給装置の構成が若干複雑になる。また、上記実施例では、手拭きシートの残量を表示ランプ21によって2値的に表示する構成を採用したが、プローブ17bの上下動量をアナログメータ等によって表示する構成を採用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 手拭きシート供給装置の内部構成を表す斜視図である。
【図2】 手拭きシート供給装置の内部の詳細な構成を説明するための説明図である。
【図3】 手拭きシート供給装置の外観を表す斜視図である。
【図4】 手拭きシート供給装置の設置状態を表す正面図である。
【符号の説明】
1…手拭きシート供給装置 1a…本体 1b…カバー 1c…基板
3…手拭きシートロール 5…駆動プーリ 7…従動プーリ
9a…駆動プーリ支持部材 9b…従動プーリ支持部材 11…ギアボックス
11a…ギア 11b…ギア 11c…ギア 11d…逆止部材
13a…上側ローラ 13b…下側ローラ 13c…回動軸 13d…回動軸
13e…支持部材 15…曲面板 15a…切込部 17…ロール量センサ
17a…センサ本体 17b…プローブ 19…シート排出口
21…表示ランプ 21a…使用可表示ランプ 21b…空表示ランプ
23…シリンダ錠 23a…錠本体 23b…鍵穴 23c…係止爪
25…凹部 27…信号用ソケット 31…芯材 33…切込部 35…端部
51…ギア歯 53…駆動プーリ軸 55…突起 57…突起
73…従動プーリ軸 75…突起 79…従動プーリ軸受 91…付勢板
99…ゴミ投入口 B…台間部分 P…パチンコ遊技機。

Claims (4)

  1. 遊技機が多数配設された遊技島に備えられ、遊技者の手の汚れや前記遊技機各部の汚れを拭き取るための手拭きシートを供給する手拭きシート供給装置であって、
    遊技者の操作に応じて前記手拭きシートを送り出す送出機構を備え、
    前記手拭きシートは芯材の周りにロール状に巻かれており、
    前記送出機構は、
    前記ロール状の手拭きシートの芯材を回動自在に軸支する軸支部材と、
    該軸支部材により軸支された前記手拭きシートの開放端を両面から挟持して送り出す挟持送出部材とを備え
    前記挟持送出部材は、前記ロール状の手拭きシートの芯材に並行な回動軸に軸支され、回動することによって前記手拭きシートを挟持しながら送り出す少なくとも一対のローラ
    によって構成され、
    当該手拭シート供給装置は、
    前記軸支部材に軸支された前記手拭シートの下方位置から、前記一対のローラの間の位置まで下り坂を形成する曲面板をさらに備えることを特徴とする手拭きシート供給装置。
  2. 前記軸支部材は、前記ロール状の手拭きシートと共に回動する一対のプーリによって構成されており、
    前記送出機構は、前記プーリの回動と前記ローラの回動とを連動させる連動部材を備えることを特徴とする請求項1に記載の手拭きシート供給装置。
  3. 前記送出機構は、遊技者が手動操作するための操作部を備えることを特徴とする請求項1〜2の何れかに記載の手拭きシート供給装置。
  4. 前記操作部は、前記ロール状の手拭きシートと共に回動するプーリであることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の手拭きシート供給装置。
JP02333098A 1998-02-04 1998-02-04 手拭きシート供給装置 Expired - Fee Related JP3873423B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02333098A JP3873423B2 (ja) 1998-02-04 1998-02-04 手拭きシート供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02333098A JP3873423B2 (ja) 1998-02-04 1998-02-04 手拭きシート供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11216082A JPH11216082A (ja) 1999-08-10
JP3873423B2 true JP3873423B2 (ja) 2007-01-24

Family

ID=12107583

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02333098A Expired - Fee Related JP3873423B2 (ja) 1998-02-04 1998-02-04 手拭きシート供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3873423B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100801577B1 (ko) 2007-06-29 2008-02-11 코지앤코(주) 화장실용 휴지 교체시기 알림장치를 갖춘 롤 휴지 디스펜서
US11270254B2 (en) * 2019-01-09 2022-03-08 The Boeing Company Recognition features for a consumable article

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0219112Y2 (ja) * 1984-11-02 1990-05-28
JPH042314A (ja) * 1990-04-20 1992-01-07 Yukimasa Yoshida ロールペーパー収納装置
JPH0681398U (ja) * 1993-05-07 1994-11-22 昭男 梁木 ロール紙用ホルダー
JP2918830B2 (ja) * 1995-11-09 1999-07-12 サミー株式会社 パチンコ台周囲のティッシュ入れ
JP3030805B2 (ja) * 1996-06-28 2000-04-10 小桧山 裕子 ペーパー自動供給装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11216082A (ja) 1999-08-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10932628B2 (en) Towel dispenser
US5979822A (en) Apparatus for dispensing sheet material from a roll of sheet material
JP3355554B2 (ja) 濡れタオル自動供給装置
US4984530A (en) Hand wash towel dispensing system
US7270292B2 (en) Web transfer mechanism for flexible sheet dispenser
CA2631120C (en) Dispenser loading arrangement and method of loading a dispenser
CA2638211C (en) Electric dispenser for dispensing sheets from a roll of perforated web material
US6098917A (en) Hands-free paper towel dispenser
US20090256022A1 (en) Sheet roll dispenser
US20110068129A1 (en) Sheet roll dispenser
AU2007243890B2 (en) Articulated nip in a dispenser apparatus
US6860447B2 (en) Dispenser for web paper product
US6161795A (en) Surface unwind jumbo roll tissue dispenser
JP3873423B2 (ja) 手拭きシート供給装置
WO2012148655A1 (en) Cover actuated roll towel dispenser
US20120181371A1 (en) Roll Dispenser
US20210196086A1 (en) Sheet dispensing device
JP3488231B1 (ja) おしぼり製造装置
JP2004129863A (ja) 有料おしぼり製造装置
JPH01135321A (ja) シートペーパー供給装置付便座
JPS6284717A (ja) トイレツト・ペ−パ−引き出し器
JP3036311U (ja) トイレットペーパ保持器
JP4174011B2 (ja) 遊技機
CN113784651A (zh) 纸产品分配器切割系统
JP2513957B2 (ja) ペ―パ―加湿装置及び湿りトイレットペ―パ―ディスペンサ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041118

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060403

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060418

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060612

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060711

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060901

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061003

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061016

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091102

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101102

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101102

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111102

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111102

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121102

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees