JP2644565B2 - 薄葉体切断装置 - Google Patents

薄葉体切断装置

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JP2644565B2
JP2644565B2 JP32565488A JP32565488A JP2644565B2 JP 2644565 B2 JP2644565 B2 JP 2644565B2 JP 32565488 A JP32565488 A JP 32565488A JP 32565488 A JP32565488 A JP 32565488A JP 2644565 B2 JP2644565 B2 JP 2644565B2
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sheet
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、薄葉体切断装置に関する。
(ロ)従来の技術 本出願人は、先に特願昭63−195131号(特開平2−45
026号公報)において、以下の構成を有するシートペー
パー自動供給便座を開示した。
即ち、同シートペーパー自動供給便座は、便座本体の
後方に設けた機能部ケーシング内に、シートペーパーロ
ールと、同シートペーパーロールからシートペーパーを
シートペーパー送出器を通して便座本体の上面に繰り出
すためのローラー装置と具備するシートペーパー繰出機
構部と、便座本体上に繰り出されたシートペーパーの後
端を切断するシートペーパー切断機構部と、シートペー
パー繰出機構部とシートペーパー切断機構部とを制御し
て、シートペーパーを便座本体上に設定長さ繰り出すと
ともに、その後端を切断させるべく駆動する制御部と、
同制御部を操作する操作部とを、一体的に収納配置した
構成に特徴を有する。
また、かかる構成によって、シートペーパーを、便座
本体上に設定長さだけ自動的にかつ正確に繰り出すこと
ができ、かつ位置決めすることができる。
従って、公共の場所(パブリック)における使用にお
いて、使用者は、使用毎にシートペーパーを、シートペ
ーパーに直接触ることなく、取り出して使用できるの
で、衛生面からの向上を図ることができる。
(ハ)発明が解決しようとする課題 ところで、上記シートペーパー切断機構部は、繰り出
されたシートペーパーを便座本体上に案内するとともに
シートペーパー送出路のシートペーパー送出口を開閉す
るべく複数の移動位置を採ることができる可動プレート
と、この可動プレートの上側においてシートペーパーを
上記可動プレートの移動と協働して破断するとともにク
ランプする揺動プレートとを具備する。
そして、同可動プレートを複数の移動位置に移動させ
ることによって、シートペーパーをクランプするととも
に、シートペーパー繰出機構部を形成するローラ装置と
の間でテンションを加え、その後、シートペーパーを破
断ないし切断することができる。
しかし、従来、可動プレートを複数の動作位置に移動
させる制御、すなわち、シートペーパー送出位置→シー
トペーパー保持位置→シートペーパー保持解除位置→汚
水防止位置を繰り返される動作制御においては、可動プ
レートが実際に正確に各動作位置に移動しているかを判
断する手段を何ら具備していなかった。
そのため、可動プレートに移動動作に連動したシート
ペーパー切断機構部とシートペーパー繰出機構部の動作
を正確に制御することができなかった。
本発明は、上記課題を解決することができる薄葉体切
断装置を提供することを目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、便器の上に配設された便座の上に所定量繰
り出された薄葉体を前記便座を覆う程度の面積に切断す
る切断手段と、前記切断手段による一連の切断動作を監
視する監視手段と、同監視手段が前記切断手段による一
連の切断動作に支障があることを検出したときに、その
支障内容に応じた処理を実行する処理手段とを備えたこ
とを特徴とする薄葉体切断装置に係るものである。
また、前記監視手段は、前記切断手段が切断動作を開
始した後の時間を測定する測定部を備えたことにも特徴
を有する。
さらに、前記処理手段は、前記監視手段が検出した支
障内容に応じて前記切断手段による切断動作を停止する
ことにも特徴を有する。
(ホ)作用及び効果 上記した構成により、本発明は以下の作用及び効果を
奏する。
すなわち、本発明では、監視手段が切断手段の支障を
検出したときに、その支障内容に応じた処理(例えば、
切断手段への通電を止めるとか、支障内容を報知する
等)を行うことにより、支障に伴う二次的な損害を防止
できる。特に、支障の生じた切断手段への通電を止める
ことによって、切断手段への無用な通電を防止できる
し、その他、例えば切断に用いられる歯の破損、駆動用
モータのオーバーヒート等を回避できる。また、監視手
段が切断動作を開始した後の時間を測定する測定部によ
って構成されている場合は、通常、マイコンに備わるク
ロック回路を用いることによって、特別な回路を必要と
せずに監視手段を構成できる。
(ヘ)実施例 以下、添付図に示す実施例に基づいて、本発明を具体
的に説明する。
本実施例では、本発明に係る薄葉体切断装置を、葉の
ように薄くて可撓性があり、便座を覆い尽くす程の面積
を有する薄葉体(以下シートペーパーという)を便座本
体上に自動的に供給可能としたシートペーパー自動供給
便座に組み込んだものとして説明する。
第1図に本発明に係わるシートペーパー自動供給便座
Aを具備したトイレ装置Bの全体構成を示しており、図
示するように、シートペーパー自動供給便座Aは、トイ
レ装置Bを構成する水洗便器10上に載置されている。
第1図から第5図を参照して、上記シートペーパー自
動供給便座Aの基本的構成について説明する。
第1図〜第3図に示すように、シートペーパー自動供
給便座Aは、水洗便器10上に開閉自在に載置される便座
本体11と、水洗便器10の後部上に固定状態に載置し、前
部に、便座本体11の後部を、機能枢軸13と単純枢軸13a
によって上下方向に回動起立自在に枢支連結する機能部
14とから形成される。
そして、機能枢軸13には、後述するように、便座本体
起立検出手段としても機能する着座検出手段72が連動連
結されている。
また、第3図〜第5図に示すように、機能部14は、水
洗便器10の後部に取付けた機能部ケーシング15と、同機
能部ケーシング15内に配設したシートペーパー繰出機構
部C,シートペーパー切断機構部D,シートペーパーロール
収納部E,制御部F及び操作部Gとから形成されている。
上記基本構成において、まず、便座本体11の構成につ
いて説明すると、第1図から明らかなように、便座本体
11は中央部に開口11eを有し、かつ前後方向に伸延する
長円形状の環状体から形成されている。
次に、機能部ケーシング15の構成について説明する
と、同ケーシング15は、第3図〜第5図に示すように、
その内部にシートペーパー繰出機構部Cやシートペーパ
ー切断機構部D等を内蔵する下部ケーシング16と、同下
部ケーシング16の上縁に嵌合連結され、内部にシートペ
ーパーロール収納部Eを形成する上部ケーシング17とか
ら形成されている。
そして、下部ケーシング16は、第3図〜第5図に示す
ように、左右方向に伸延する矩形取付板18と、その周縁
に立設した左右側壁19,20及び前後壁21,22と、同矩形取
付板18の上方に配設した前低後高の傾斜天井壁23とから
なり、箱形形状を有する。
そして、同下部ケーシング16の傾斜天井壁23は、第5
図に示すように、その上面上に後述するシートペーパー
送出路8を形成するとともに、その前後部に、それぞ
れ、後述する可動プレート50を挿入するための可動プレ
ート挿入空間23aと、シートペーパー繰出ローラ33を配
設するための繰出ローラ配設空間23bとを形成してい
る。
一方、下部ケーシング16の上方に設けた上部ケーシン
グ17は、第4図及び第5図に示すように、半円形状の天
井板24と、その周縁に垂設した左右側壁25,26及び前後
壁27,28とから形成されている。
次に、下部ケーシング16内の内部構造について説明す
ると、第3図に示すように、下部ケーシング16の左右両
側には、それぞれ軸受ボックス30,31が立設されてお
り、右側軸受ボックス31内には、後述するように、シー
トペーパー繰出機構部Cとシートペーパー切断機構部D
の駆動源である一対のシートペーパー繰出用駆動モータ
40とカム移動用駆動モータ41が配設されている。
次に、シートペーパー繰出機構部Cについて説明する
と、第3図〜第5図及び第6図に示すように、下部ケー
シング16の左右側軸受ボックス30,31の後方上部間に
は、シートペーパー繰出軸32が回転自在に横架されてお
り、同繰出軸32には、略同長さだけ直径を異にする繰出
ローラー33が一体的に固着されている。
そして、同繰出ローラー33は、第5図に示すように、
その上方に配設した押さえローラー34と協働して、後述
するシートペーパーPの引き出し端を押圧・挟持して、
シートペーパーロール収納部EからシートペーパーPを
便座本体11上に繰出し、供給することができる。
また、第4図及び第5図において、35は、左右揺動ア
ーム36,37と両アーム36,37の下端同志を連結する連結板
38aとからなる正面視でU字形状をなす吊支機枠であ
り、同吊支機枠35の左右揺動アーム36,37の上端は、第
3図及び第4図に示すように、筒状ボス部38,39を介し
て左右側軸受ボックス30,31に前後方向に揺動自在に取
付けられている。
そして、上記した押さえローラー34は、第5図に示す
ように、吊支機枠35の左右揺動アーム36,37の下端部間
に形成したローラー取付空間内に取付けられており、通
常の当接状態においては、繰出ローラー33に圧接される
ことになり、シートペーパーPを、繰出に適当な圧力に
よって挟持することができる。
また、第3図,第5図及び第7図に示すように、シー
トペーパー繰出機構部Cの要部を構成するシートペーパ
ー繰出用駆動モータ40は、右側軸受ボックス31内に収納
されており、同様に右側軸受ボックス31内に収納した減
速装置を介して、シートペーパー繰出軸32の右端に連結
している。
従って、シートペーパー繰出用駆動モータ40によっ
て、シートペーパー繰出軸32が回転されると、繰出ロー
ラー33とともに押さえローラー34も一体的に回転される
ことになり、シートペーパーPを、後述するシートペー
パーロール収納部E内のシートペーパーロールRから繰
り出し、その後、下部ケーシング16の傾斜天井壁23と、
吊支機枠35の下面間に形成したシートペーパー送出路8
を通して、便座本体11上へ送出することができる。
次に、シートペーパー切断機後部Dの構成について説
明する。
シートペーパー切断機構部Dは、本実施例では、第5
図及び第7図に示すように、下部ケーシング16内に配設
し、右側軸受ボックス31内に配設したカム移動用駆動モ
ータ41と連結した動力伝達軸43に固着した円板カム44
と、下部ケーシング16の傾斜天井壁23の前部に設けた可
動プレート挿入空間23a内に枢軸49周りに揺動自在に配
設し、かつその外周面を円板カム44の外周面と係合した
可動プレート50と、同可動プレート50の上方に配設さ
れ、かつ吊支機枠35の左右揺動アーム36,37の下端前部
間に架設した枢軸52に揺動自在に枢支した揺動プレート
51とから構成されている。本実施例においては、前記可
動プレート50及び前記揺動プレート51が、便器の上に配
設された便座の上に所定量繰り出された薄葉体を前記便
座を覆う程度と面積に切断する切断手段として機能して
いる。
また、第5図において、BPは可動プレート50の上端前
部に取付けた汚水侵入防止バリアであり、後述するシー
トペーパー自動供給便座Aの動作シーケンスにおいて、
原点位置を採ることができ、シートペーパー送出路8の
前部に形成したシートペーパー送出口8aを完全に遮蔽し
て、汚水等の機能部ケーシング15内への侵入を確実に防
止することができるものである。
さらに、第5図において、56は弾性素材からなるシー
トペーパー押圧片であり、可動プレー50の上面の後部に
設けられている。そして、同シートペーパー押圧片56
は、揺動プレート51の前部を形成するシートペーパー押
圧片57と協働して、シートペーパーPをクランプするも
のである。
また、第5図に示すように、揺動プレート51は、その
後部に、上記したシートペーパー押圧片57と一体をなす
シートペーパー切断部58とから形成している。
かかる構成によって、カム移動用駆動モータ41を駆動
すると、動力伝達軸43が回転し、同動力伝達軸43と一体
をなす円板カム44も動力伝達軸43の軸線を回転中心とし
て回転することになる。
しかして、円板カム44の中心は動力伝達軸43の軸線か
ら偏心しているので、円板カム44の周面は異形形状縁の
カム軌跡を描き、同周面と当接する可動プレート50を枢
軸49を中心として揺動させることができ、また同可動プ
レート50の揺動に連動して、揺動プレート51も揺動し
て、シートペーパー切断部58によってシートペーパーP
を、効果的に押圧・切断することができる。
次に、上部ケーシング17内に配設したシートペーパー
ロール収納部Eの構成について説明する。
第4図〜第7図において、60,61はそれぞれ左右側軸
受ボックス30,31に回転自在に取付けたシートペーパー
ロールホルダーであり、同シートペーパーロールホルダ
ー60,61に、シートペーパーロールRの両端を支持させ
ることによって、紙管R1の周りにシートペーパーPを多
重に巻回して形成したシートペーパーロールRを、シー
トペーパーロール収納部Eに交換自在に収納することが
できる。
以下、上記構成をさらに詳細に説明すると、第8図に
おいて、左側軸受ボックス30内に回動自在に支持した筒
状ボス38内に、ホルダー取付筒62の基端が回動自在かつ
進退自在に配設されている。
そして、ホルダー取付筒62は、その内部にスプリング
63を収納しており、同スプリング63によって、ホルダー
取付筒62を進出方向に付勢している。
また、同ホルダー取付筒62は、その進出端に、抜け止
めプラグ64によって、シートペーパーロールホルダー60
を回転自在に取付けている。
一方、右側軸受ボックス31内に回動自在に支持した筒
状ボス部39内には、抜け止めプラグ64によって、シート
ペーパーロールホルダー61を回転自在に取付けている。
かかる構成によって、スプリング63を縮ませてホルダ
ー取付筒62とシートペーパーロールホルダー60を後退さ
せて、シートペーパーロールホルダー60,61にシートペ
ーパーロールRの紙管R1の両端を支持させることができ
る。
また、紙管R1上のシートペーパーPが無くなった、い
わゆる紙切れ状態の場合は、再度スプリング63を縮ませ
てホルダー取付筒62とシートペーパーロールホルダー60
を後退させて、シートペーパーロールホルダー60,61か
らシートペーパーロールRの紙管R1の両端を、第8図に
仮想線で示すようにして離脱し、新しいシートペーパー
ロールRと交換することができる。
ついで、上記シートペーパー繰出機構部C及びシート
ペーパー切断機構部D、各種センサや検出手段の作動を
制御する制御部Fの構成について説明する。
第3図に示すように、制御部Fは、下部ケーシング16
の右側前部に配設されている。
そして、同制御部Fは、実質的に、第9図に示すよう
に、マイクロプロセッサ(MPL)mと、シートペーパー
Pに設けたシートペーパー位置検出用透孔bを検出して
出力を生じるシートペーパー位置検出センサ70や、後述
する操作部Gに設けたシートペーパー繰出スイッチ71や
着座検出手段72等の制御出力発生手段と接続した入力イ
ンターフェースnと、シートペーパー繰出機構部Cやシ
ートペーパー切断機構部D等と接続する出力インターフ
ェースoと、シートペーパー繰出・クランプ・切断プロ
グラムを記憶するメモリpとタイマーqとからなる。
また、第9図において、rは出力インターフェースo
とシートペーパー繰出機構部C又はシートペーパー切断
機構部Dとの間に介設した駆動回路であり、sは駆動回
路rに接続した電源回路である。本実施例においては、
タイマーqが、切断動作を開始した後の時間を測定する
測定部として機能しており、さらに、制御部F及び駆動
回路rが、測定部が測定した時間に基づいて、一連の切
断動作に支障があることを判断し、切断動作を停止する
処理手段として機能している。
次に、操作部Gについて説明すると、第3図に示すよ
うに、制御部Fの上方をなす下部ケーシング16のの右側
前部上面に設けられており、シートペーパー繰出スイッ
チ71や、発光ダイオード等からなる電源ランプや、紙詰
まり・紙補充等の異常が発生した場合の警報機能を有す
る紙トラブルランプ等を取付けることによって構成され
ている。
次に、シートペーパーPに設けたシートペーパー位置
検出用透孔bを検出して出力を生じる位置検出用センサ
70について説明すると、かかるセンサは、例えば、ホト
トランジスタとホトダイオードとを組み合わせることに
よって形成することができる。
そして、第3図及び第4図及び第10図に示すように、
シートペーパー位置検出センサ70は、本実施例では、機
能部ケーシング15の前部右側位置をなす個所に配設され
ており、シートペーパーPに一定間隔を開けて設けた位
置検出用透孔bを検出することができる。
即ち、シートペーパー繰出機構部Cの駆動によってシ
ートペーパーロールRからシートペーパーPが所定長さ
便座本体11上に繰り出されてきた時に、シートペーパー
位置検出センサ70によって位置検出用透孔bを検出し
て、シートペーパー繰出機構部Cの作動を停止し、正確
にシートペーパーPを便座本体11上に供給・位置決めす
ることができる。
なお、本実施例において、シートペーパー位置検出セ
ンサ70は、第10図に示すように、防水カバー70aによっ
てカバーされており、また、同シートペーパー位置検出
センサ70と、下部ケーシング16の右側前部に配設した制
御部Fとの電気的接続は、筒状ボス部39を通る一対のリ
ード線l1,l2によって行われている。
次に、着座検出手段72の構成について、第11図〜第13
図を参照して具体的に説明する。
第11図に示すように、便座本体11の後部の両端は、そ
れぞれ、機能枢軸13と単純枢軸13aとによって、機能部
ケーシング15の前部両側に設けた枢支部15a,15bに、着
脱自在かつ上下方向に回動起立自在に取付けられてい
る。そして、着座検出手段72は、枢支部15a内に配設さ
れており、上記機能枢軸13に連動連結されている。
機能枢軸13は、第12図〜第13図に示すように、枢支部
15aの内側壁74に上下方向に長く設けた長孔75を貫通し
て枢支部15a内に挿入されている。
同機能枢軸13の挿入部は、昇降案内ケーシング76内に
昇降自在に配設されている可動軸受77に回動自在に枢支
されている。
なお、可動軸受77は常時コイルスプリング78によって
上方向に付勢されているが、その上限位置は規則プレー
ト79によって規制されているので、通常時は、第13図に
示す上方位置(いまだ着座していない位置)を取り、機
能枢軸13及び便座本体11も、同図に示す上方位置を取る
ことになる。
また、機能枢軸13は、その挿入先端にレバー押圧片80
を突設しており、同レバー押圧片80は、第13図から明ら
かなように、中心を機能枢軸13の軸線と同一とする略4
分の1円弧のセグメントとして示されており、同セグメ
ントの外周縁の半径は、機能枢軸13の半径よりも相当大
きくしている。
なお、レバー押圧片80の形状は、略4分の1円弧のセ
グメントに限らず、外周縁の半径が機能枢軸13の半径よ
りも相当大きければ、これに限られるものではない。
さらに、上記レバー押圧片80の下方には、平面視でL
字形状を有するセンサ起動レバー81が配設されている。
そして、同センサ起動レバー81は、基端部81aを内部
にコイルスプリング82を内蔵したレバー昇降案内ケーシ
ング83内に上方に付勢状態に昇降自在に支持されるとと
もに、その先端部81bに遮蔽板84を突設している。
そのため、センサ起動レバー81の上面は、コイルスプ
リング82によって常時レバー押圧片80に当接状態にあ
る。
また、上記遮蔽板84は、機能部ケーシング15の枢支部
14a内に配設した赤外線センサ85の投光素子85aと受光素
子85bとの間に介設されている。
ついで、上記構成を有する着座検出手段72の作動につ
いて説明する。
使用者が便座本体11上に着座すると、その重量によっ
て、コイルスプリング78の付勢力に抗して機能枢軸13,
可動軸受77及びレバー押圧片80が一体的に下降し、同下
降に連動してセンサ起動レバー81も下降し、遮蔽板84が
投光素子85aと受光素子85bとの導通遮蔽を解除するので
赤外線センサ85がオン出力を発生することができる。
一方、使用者が便座本体11から離座すると、その重量
が解除されるので、コイルスプリング78の付勢力によっ
て機能枢軸13,可動軸受77及びレバー押圧片80が一体的
に上昇し、同上昇に連動してセンサ起動レバー81もコイ
ルスプリング82の付勢力によって上昇し、遮蔽板84が投
光素子(ホトダイオード)85aと受光素子(ホトトラン
ジスタ)85bとの導通を遮断するので、赤外線センサ85
がオフ出力を発生することができる。
そして、上記構成を有する着座検出手段72の検出出力
は、シートペーパー自動供給便座における各機構に任意
の作動をおこなわせることができるものであるが、本実
施例では、以下の作動を行わせている。
即ち、着座検出手段72は、使用者が便座本体11に着座
した後、一定時間経過して、使用者が便座本体11から離
れた時に検出信号を発生し、制御部Fを作動させ、シー
トペーパー切断機構部CによるシートペーパーPのクラ
ンプを解除することができる。
その後、使用者が用足し後のシートペーパーPを除去
すると、シートペーパー位置検出センサ70の信号によ
り、汚水のシートペーパー送出路8への侵入を遮断する
ように可動プレート50が回動する。
また、着座検出手段72により、使用者が便座本体11上
に着座中は、シートペーパー繰出用押しボタンスイッチ
71を押しても、シートペーパーPを繰り出さないように
している。
さらに、本実施例において、第11図及び第12図に示す
ように、着座検出手段72は、便座本体起立検出手段とし
ても機能するように構成されている。
即ち、両図に示すように、機能枢軸13の便座本体側に
は、180度対向する側を切削して形成した扁平断面形状
の便座本体係合部86を設けており、同便座本体係合部86
は、着脱自在に、便座本体11の後部対応する側に設け、
かつ、同便座本体係合部86と同一形状を有する枢軸係合
孔87内に嵌入されている。
従って、便座本体11と機能枢軸13との間には相対回転
ができないので、便座本体11を回動起立すると、機能枢
軸13も一体的に回転し、同回転によって、機能枢軸13の
挿入端に設けたレバー押圧片80も回転することになる。
ところで、レバー押圧片80の半径は、機能枢軸13の半
径より相当大きくしているので、同レバー押圧片80の回
転によって、コイルスプリング78の付勢力に抗して機能
枢軸13,可動軸受77及びレバー押圧片80が一体的に下降
し、同下降に連動してセンサ起動レバー81も下降し、遮
蔽板84が投光素子85aと受光素子85bとの導通遮蔽を解除
するので赤外線センサ85がオン出力を発生することがで
きる。
一方、便座本体11を逆に起立位置から水平着座位置に
戻すと、レバー押圧片80のセンサ起動レバー81への押圧
力が解除されるので、コイルスプリング78の付勢力によ
って機能枢軸13,可動軸受77及びレバー押圧片80が一体
的に上昇し、同上昇に連動してセンサ起動レバー81もコ
イルスプリング82の付勢力によって上昇し、遮蔽板84が
投光素子85aと受光素子85bとの導通を遮断するので、赤
外線センサ85がオフ出力を発生することができる。
そして、かかるセンサ出力によって、制御部Fは、便
座本体11が起立状態にあるときは、シートペーパー繰出
機構部Cの作動を停止するように制御を行い、誤って、
或いは悪戯で、シートペーパー繰出スイッチ71を押され
ても、シートペーパーPが機能部ケーシング15から繰り
出されるのを防止することができ、機能部ケーシング15
内でのシートペーパーPの絡みつきや詰まりを確実に防
止することができる。
次に、可動プレート50の回動した現在位置を検出する
可動プレート位置検出センサ93,93aの構成及びその作用
について、第6図、第7図及び第14図〜第16図を参照し
て説明する。本実施例においては、前記可動プレート位
置検出センサ93,93aが、一連の切断動作を監視する監視
手段として機能している。
かかる可動プレート位置検出センサ93,93aは、円板カ
ム44に固着してなる動力伝達軸43の中央部付近におい
て、ケーシング94の底面に、動力伝達軸43の回動に支障
がないように設けたセンサ取付ボックス95内に、並設状
態に収容されている。
そして、可動プレート位置検出センサ93,93aは、第14
図及び第15図に示すように、平面形状がコ字形状をな
し、かつ、このコ字形状部の互いに対向する壁面に発光
素子(ホトダイオード)と受光素子(ホトトランジス
タ)とをそれぞれ具備している。
また、可動プレート位置検出センサ93,93aのコ字形状
部には、動力伝達軸43に軸線方向に一定間隔開けて固着
した一対の検出板96,96aがそれぞれ遊嵌されている。
そして、検出板96,96aは、第15図及び第16図に示すよ
うに、約1/3の切欠部g,hを備えた状態で弧状に形成され
ており、第16図に示すように重合状態において、切欠部
g,hが、約50度の切欠角θになるように、その動力伝達
軸43への取付位置を円周方向にずらしている。
かかる構成によって、可動プレート位置検出センサ9
3,93aは、動力伝達軸43の回動により、発光素子の光の
遮光、開放に対応して、同動力伝達軸43に固着した円板
カム44に連動して動く可動プレート50の回動位置ないし
移動位置を検出することができる。
即ち、検出板96,96aの回転によって、可動プレート位
置検出センサ93,93aは、後述するシートペーパー自動供
給便座Aの動作順序を示す説明図(第18図)に示す各動
作位置(a)〜(h)に可動プレート50がきたことを確
実に検出することができ、その検出出力に基づいて、シ
ートペーパー繰出機構部C等を正確に駆動して所望の動
作を行わせることができる。
上記、可動プレート位置検出センサ93,93aと、検出板
96,96aの位置(第16図)と、上記動作位置(a)〜
(h)(第18図)の関係を表で示すと、以下のごとくな
る。
次に、第17図を参照してシートペーパーPの構成につ
いて説明すると、シートペーパーPは、長手方向又は繰
出方向に一定間隔を開けて幅方向に直線状の切断用ミシ
ン目cを設けており、同ミシン目cに沿ってシートペー
パーPは押圧切断されることになる。
また、シートペーパーPは、切断用ミシン目c,cとの
間の中央部に、便座本体11の内側形状に適合した形状の
切り抜きミシン目aを設けており、同切り抜き用ミシン
目aに沿ってシートペーパーPを切り抜くことによって
水洗便器10の内部と連通する開口を設けることができ
る。
但し、切り抜き用ミシン目aは、完全な環状となって
おらず、その後部両端間に、無ミシン目部dを形成して
いるので、切り抜き用ミシン目aを切り取ると、切り取
った中央部分は、水洗便器10内に垂れ、その下端は溜ま
り水につかることになる。
さらに、シートペーパーPは、長手方向に、一定間隔
毎に、無ミシン目部dと切り抜き用ミシン目aの先端部
との間に相当する一側縁部に、シートペーパー位置検出
用透孔bを設けている。
次に、上記構成を有するシートペーパー自動供給便座
の使用動作について、第18図に示す動作順序説明図及び
第19図〜第21図に示すフローチャートを参照して、詳細
に説明する。
まず、トラブルが発生しない通常の動作シーケンスに
ついて説明すると(第19図の太線で示す通常動作ルーチ
ンNR)、シートペーパー自動供給便座Aの各機構部C,
D、制御部F、操作部G及び各センサ70,85,93,93a等へ
の電源を投入し(100)、シートペーパー位置検出セン
サ70がシートペーパーPを検出しない場合は(101N)、
可動プレート50の位置如何にかかわらず、カム移動用駆
動モータ41を、後述するカム移動用サブルーチンSR1
従って駆動して(102)、原点位置へ復帰する。
ここで原点位置とは、第18図(a)に示すように、可
動プレート50の先端に設けたバリアプレートBPによって
シートペーパー送出口8aが完全に遮断される位置であ
る。なお、可動プレート50が原点位置にあり、シートペ
ーパー繰出機構部C及びシートペーパー切断機構部D等
がシートペーパー繰出スイッチ71の作動を待って、一連
のシートペーパー繰出動作を開始することができる状態
を待機状態という。
即ち、原点位置では、第18図(a)に示すように、そ
の一方端で、シートペーパー送出口8aを閉鎖し、汚水等
がシートペーパー送出口8aからシートペーパー送出路8
に侵入するのを阻止している。
また、シートペーパー位置検出センサ70がシートペー
パーPを検出しない場合であって(101N)、可動プレー
ト50が既に原点位置にある場合は、原点位置復帰動作
(102)は不要と判断され、同動作は行われない。
さらに、シートペーパーロールRの交換に際しても、
上記ステップ(101)(102)を経由することになる。
即ち、上部ケーシング17を下部ケーシング16から取り
外し、シートペーパーホルダー60,61からシートペーパ
ーPを巻回していない紙管R1を取り外し、新しいシート
ペーパーロールRをシートペーパーホルダー60,61に装
着する。
その後、シートペーパーロールRからシートペーパー
Pを繰出ローラー33と押さえローラ34との間に挟持する
ために充分な長さで、かつ、シートペーパー位置検出セ
ンサ70がシートペーパーPを検出しないような状態で、
巻き戻し、次に、吊支機枠35を前方に揺動して、シート
ペーパーPの巻き戻し端を、繰出ローラー33と押さえロ
ーラー34との間に挟持させる。
その後、シートペーパー繰出スイッチ71を押すと、上
記ステップ(101)(102)を経由して動作が進行するこ
とになる。
この状態で、今、水洗便器10を使用する場合、シート
ペーパー繰出スイッチ71を押すと(103)、作動開始信
号が制御部Fに入力し、メモリpから読みだしたシート
ペーパー繰出・切断順序プログラムに基づいて、制御部
Fが駆動信号を発生し、同駆動信号によって、第18図
(a)(b)に示すように、シートペーパー切断機構部
Dのカム移動用駆動モータ41が作動する。
即ち、シートペーパー繰出スイッチ71を押すと(10
3)、まず着座検出手段70によって人が便座本体11上に
着座しているかいないか、または便座本体11が起立して
いるかいないかを判断し(104)、着座あるいは起立し
ていない場合は(104N)、カム移動用サブルーチンSR1
(第20図)における動作シーケンスに従って、カム移動
用駆動モータ41が駆動され(105)、同駆動によって、
円板カム44の時計方向の回転によって可動プレート50は
反時計方向に回動して、可動プレート50上に、シートペ
ーパー送出口8aと連通するシートペーパー送出路8が形
成されることになる(第18図(b))。
その後、第18図(c)(d)(e)(f)に示すよう
に、シートペーパー繰出用サブルーチンSR2(第21図)
における動作シーケンスに従ってシートペーパー繰出用
駆動モータ40とカム移動用駆動モータ41とが駆動され
(106)、シートペーパーPをシートペーパーロールR
から繰り出すとともに、シートペーパーPにクランプを
かけてテンションを与え、シートペーパーPのミシン目
cより破断することになる。
また、上記ステップにおいて、悪戯を含めた何らかの
原因で、便座本体11が回動起立状態にあるとき、又は着
座しているときには、着座検出手段72によってそのこと
を検出し(104Y)、同検出出力がある限りは、原点位置
にあるカム移動用駆動モータ41及びシートペーパー繰出
機構部Cのシートペーパー繰出用駆動モータ40に駆動出
力を送らないようにしており、従って、シートペーパー
Pは繰り出されない(104Y)。
そして、便座本体11を元の水平着座位置に戻すと、着
座検出手段72がオフになり(104N)、ステップ(105)
(106)を経由して可動プレード50が移動してシートペ
ーパー送出口8aを開口するとともに、シートペーパーP
を自動的に便座本体11上に繰り出すことが可能となる
(106)。
そして、シートペーパーPが便座本体11上に繰り出さ
れ、その後、シートペーパー位置検出用センサ70が、シ
ートペーパーPに設けた透孔bを所定時間内に検出する
と、設定長さだけシートペーパーPを便座本体11上に繰
り出した状態でシートペーパー繰出用駆動モータ40は停
止する(第18図(d))。
なお、この時点では、シートペーパーPの後端に位置
するミシン目cは、揺動プレート51のシートペーパー切
断部58の略真下に位置することになる。
その後、カム移動用駆動モータ41が制御部Fからの駆
動信号によって再起動し、シートペーパーPをシートペ
ーパー押圧片56,57間でクランプ(保持)するととも
に、繰出ローラ33と押さえローラ34間でもクランプ(保
持)し、その後、カム移動用駆動モータ41が駆動を継続
すると、両クランプ部分間に位置するシートペーパーP
の部分には、繰出方向のテンションが加えられることに
なる(第18図(e))。
さらにカム移動用駆動モータ41が駆動を継続すると、
揺動プレート51のシートペーパー切断部58が、シートペ
ーパーPを、ミシン目cに沿って押圧し、その押圧力と
繰出方向のテンションによってシートペーパーPは、確
実に破断、即ち切断されることになる(第18図
(f))。
しかして、切断されたシートペーパーPの後端はシー
トペーパー押圧片56,57によって確実にクランプされた
状態にある(第18図(f))。
その後、利用者が便座本体11上に着座すると、着座検
出手段72が着座したことを検出し(108)、悪戯防止時
間(例えば5秒間)が経過し(109)、さらに用便後、
利用者が便座本体11から離れると、着座検出手段72がオ
フになり(110)、同オフ信号が例えば2秒間以上継続
して出力される場合は(111Y)、制御部Fが、カム移動
用駆動モータ41に再度、駆動信号を送り、同カム移動用
駆動モータ41を、第20図に示すカム移動用サブルーチン
SR1に基づいて可動プレート50がシートペーパー除去可
能位置に移動するまで駆動する(112)。これによっ
て、シートペーパーPのクランプは解除される(第18図
(g))。
その後、使用者が便座本体11のシートペーパーPを排
除するか(113)、又は、洗浄装置を駆動して水洗便器1
0内を洗浄し、洗浄水の水勢によって、洗浄水、汚物と
ともに、シートペーパーPの切り離し部分を巻込み、流
出させてシートペーパーPを排除することができ(11
3)。
そして、シートペーパーPが排除された場合は(113
Y)、そのことをシートペーパー位置検出センサ70が検
出し、同検出出力によって、カム移動用駆動モータ41
を、第20図に示すサブルーチンSR1に基づいて、原点位
置に戻るまで駆動し(114)、可動プレート50の先端に
設けた汚水防止バリアBPによって、シートペーパー送出
口8aを完全に閉鎖する(第18図(h))。
即ち、可動プレート50はシートペーパー送出口8aを通
しての汚水のシートペーパー送出路8への侵入を確実に
防止することができる姿勢を機能部ケーシング15内で取
ることができる。
その後、シートペーパー繰出用駆動モータ40が再起動
して、シートペーパーPの先端をシートペーパー送出口
8aからわずかな長さ、例えば20mmだけ便座本体11に向け
て進出させ、紙詰まり防止のための紙出しを行い(11
5)、通常動作ルーチンンNRのステップである使用者に
よるシートペーパー繰出用スイッチ71のスイッチ操作
(103)を待つことになる(第18図(h)(a))。
次に、上記した通常動作ルーチンNR実行中に瞬時停電
時のトラブルが発生した場合の処置に関するトラブル処
理ルーチンTRについて説明する。
即ち、ステップ(100)において、シートペーパー自
動供給便座Aの各機構部C,D、制御部F、操作部G及び
各センサ70,71等への電源を投入した後、シートペーパ
ー位置検出センサ70がシートペーパーPを検出する場合
は(101Y)、次の処置として、そのシートペーパーPを
除去できるように、可動プレート50等が原点位置にある
かを可動プレート位置検出センサ93,93aによって検出し
(116)、原点位置にない場合は(116N)、カム移動用
サブルーチンSR1の動作シーケンスに従って、カム移動
用駆動モータ41が駆動され(117)、可動プレート50
を、第18図(g)に示すシートペーパー除去可能位置に
もたらす(117)。
その後、ビル保全要員や使用者等がクランプされてい
ないシートペーパーPを機能部ケーシング15から引き抜
くことによって除去する。
その結果、シートペーパー位置検出センサ70が機能部
ケーシング15内にシートペーパーPの存在を検出しなく
なると(118N)、前述した通常動作ルーチンNRを一部を
なすステップ(114)に移行する。即ち、カム移動用駆
動モータ41が、第20図に示すサブルーチンSR1に基づい
て、再度駆動され、可動プレート50は原点位置に戻り
(114)、可動プレート50の先端に設けた汚水防止バリ
アBPによって、シートペーパー送出口8aを完全に閉鎖す
るとともに、シートペーパーPを便座本体11に向けて約
20mm進出させて(第18図(h))、使用者等によるシー
トペーパー繰出スイッチ71の操作(103)を待つことに
なる。
また、上記トラブル処理ルーチンTRにおいて、シート
ペーパーロールRの交換作業の如く、上部ケーシング17
を取り外すことで、いったん電源を切った後、シートペ
ーパーPの先端をシートペーパー送出口8aから便座本体
11にかけて充分に巻き戻した状態で、シートペーパーロ
ールRを機能部ケーシング15に装着し、その後、上部ケ
ーシング17を取付けることにより、再通電することが考
えられる。
この場合は、機能部ケーシング15内にシートペーパー
Pが存在することをシートペーパー位置検出センサ70が
検出し(101)、かつ、可動プレート50が原点位置にあ
る場合は(116Y)、カム移動用駆動モータ41を駆動(11
7)することなく、ステップ(118)に移行する。
そして、ステップ(118)でも、シートペーパー位置
検出センサ70はシートペーパーPを検出することになる
(118Y)。
そこで、保全要員がシートペーパー繰出スイッチ71を
押し(119)、かつ、着座検出手段72がオフになってい
る場合は(120Y)、カム移動用サブルーチンSR1の動作
シーケンスに従ってカム移動用駆動モータ41が駆動さ
れ、可動プレート50を、第18図(b)に示すシートペー
パー繰出可能位置まで移動し(121)、シートペーパー
Pの繰出が可能となる。
上記カム移動動作終了後、シートペーパー繰出用サブ
ルーチンSR2の動作シーケンスに従って、シートペーパ
ー繰出用駆動モータ40が駆動され、シートペーパーPが
便座本体11に向けて繰り出され、その後、シートペーパ
ーPはクランプされた後ミシン目cより破断され、クラ
ンプ状態はそのまま保持されることになる(122)。
そして、同シートペーパー繰出動作(122)におい
て、後述するシートペーパー繰出用サブルーチンSR
2(第21図)におけるフラグF1(紙づまり)を検出しな
い場合は(123N)、通常動作ルーチンNRの一部をなすカ
ム移動動作ステップ(112)に移行する。
同ステップ(112)において、可動プレート50を、第2
0図に示すサブルーチンSR1に基づいてカム異動用駆動モ
ータ41を駆動することによってシートペーパー除去可能
位置(第18図(g)まで移動して、シートペーパーPの
可動プレート50と揺動プレート51とによるクランプを解
除する。
その後、保全要員が便座本体11上のシートペーパーP
を抜き取り、除去すると、シートペーパーPが除去され
たことをシートペーパー位置検出用センサ70が検出し、
同検出出力に基づいて、前述したように、可動プレート
50が再度原点位置に復帰し(114)、ステップ(103)に
おいて、シートペーパーPを約20mm繰り出して(11
5)、使用者によるシートペーパー繰出スイッチ71のス
イッチ操作を待機することになる。
そして、通常動作ルーチンNRにおいて、使用者が、シ
ートペーパー繰出スイッチ71を操作することによって、
シートペーパーPが前述した順序で便座本体11上へ繰り
出されることになる。
また、上記ステップ(123)において、第21図のシー
トペーパー繰出用サブルーチンSR2におけるフラグF1を
検出した場合(123Y)、紙詰まりが生じたと判断してLE
D等の異常信号発生手段を駆動して使用者にその旨を知
らせるとともに(124a)、カム移動用サブルーチンSR1
の動作シーケンスに従ってカム移動用駆動モータ41が駆
動され、可動プレート50を、第18図(a)又は第18図
(h)に示す原点位置に復帰し(124)、シートペーパ
ー自動供給便座Aの制御機能を全て停止する。
その後、保全要員は、上部ケーシング17を取り外すと
ともに(なお、この取り外し動作によって機能部ケーシ
ング15内に組み込んだ図示しない電源スイッチがオフに
なり、保全性を確保することができる)、吊支機枠35を
前方に揺動して、機能部ケーシング15内に詰まっている
シートペーパーPを除去することができる。
そして、かかる除去作業において、可動プレート50は
原点位置にあるので、可動プレート50と吊支機枠35が干
渉することなく、吊支機枠35を容易に揺動することがで
き、シートペーパーPの除去作業を容易に行うことがで
きる。
また、通常動作ルーチンNRにおいても、ステップ(10
7)で、第21図のシートペーパー繰出用サブルーチンSR2
におけるフラグF1(紙づまり)またはフラグF2(紙補
充)を検出した場合(107Y)、LED等の異常信号発生手
段を駆動して使用者にその旨を知らせるとともに(125
a)、カム移動用サブルーチンSR1の動作シーケンスに従
ってカム移動用駆動モータ41が駆動され、可動プレート
50を、第18図(a)又は第18図(,)に示す原点位置に
復帰し、シートペーパー自動供給便座Aの全制御機能を
停止する(125)。
その後、保全要員は、上部ケーシング17を取り外すと
ともに(なお、この取り外し動作によって、前述したよ
うに、機能部ケーシング15内に組み込んだ図示しない電
源スイッチがオフになり、安全性を確保することができ
る)、吊支機枠35を前方に揺動して、機能部ケーシング
15内に詰まっているシートペーパーPを除去することが
でき、また、シートペーパーロールRの交換を行うこと
ができる。
そして、かかるシートペーパー除去作業においても、
可動プレート50は原点位置にあるので、可動プレート50
と吊支機枠35が干渉することなく、吊支機枠35を容易に
揺動することができ、シートペーパーPの除去作業を容
易に行うことができる。
さらに、通常動作ルーチンNRにおいて、シートペーパ
ーPを便座本体11上へ繰出後(106)、繰り出されたシ
ートペーパーPが何らかの理由で使用不可能状態にある
場合(例えば、シートペーパーPが濡れている、よじれ
てしわを生じている、あるいは、穴が開いている)は、
使用者は着座することなく(108)、シートペーパー繰
出用スイッチ71を再度操作すれば(126Y)、カム移動用
ステップ(112)に移行し、かかる使用不可能状態の、
あるいは使用したくないシートペーパーPを容易に除去
することができる(113)。
また、シートペーパーPを便座本体11上へ繰出後(10
6)、使用者が、何らかの理由によって(例えば、悪戯
が考えられる)便座本体11上に着座することなく(108
N)、かつ、シートペーパー繰出用スイッチ71も操作す
ることなく(126)、一定時間(例えば1分)が経過し
た場合は(127Y)、速やかにカム移動用ステップ(11
2)に移行し、次の使用者は、便座本体11上に繰り出さ
れているシートペーパーPを、除去することができる
(113)。
次に上記したカム移動用サブルーチンSR1及びシート
ペーパー繰出用サブルーチンSR2の内容について、第20
図及び第21図を参照して説明する。
まず、カム移動用サブルーチンSR1について第20図を
参照して説明すると、円板カム44が指定のカム位置に既
に到達していると(201Y)、第19図に示す通常動作ルー
チンNR又はトラブル処理ルーチンTRに戻る。
一方、円板カム44が指定のカム位置に到達していない
場合は(201N)、到達するまでカム移動用駆動モータ41
を駆動し(202)、指定のカム位置に達した場合は(203
Y)、カム移動用駆動モータ41を停止して(204)、その
後、第19図に示す通常動作ルーチンNR又はトラブル処理
ルーリンTRに戻る。
また、可動プレート位置検出用センサ93,93aが故障す
る等、カム移動用駆動モータ41の駆動によっても(20
2)、或いは、カム移動用駆動モータ41の故障や異物の
噛み込みによって、円板カム44が設定時間(例えば、5
秒間)経過しても指定のカム位置に達しない場合は(20
3N)、(205)、トラブル発生と判断して、カム移動用
駆動モータ41を円板カム44及び可動プレート50の位置如
何にかかわらず停止し、シートペーパー自動供給便座A
の全制御機能を停止する(206)。
なお、少なくとも、シートペーパー切断機構部Cの機
能を停止させればよいが、本実施例では、安全性を考慮
して、シートペーパー自動供給便座Aの全制御機能を停
止するようにしている。
これによって、カム移動用駆動モータ41がオーバーヒ
ートによって焼損するのを防止することができ、また、
可動プレート50と揺動プレート51との当接面同士の摺動
の繰り返しによる摩耗を防止することができる。
次に、シートペーパー繰出用サブルーチンSR2につい
て第21図を参照して説明すると、シートペーパー繰出用
駆動モータ40の駆動によって(301)、設定時間(例え
ば8秒間)経過前に(302)、シートペーパー位置検出
センサ70が透孔b検出した場合は(303Y)、その検出が
シートペーパー繰出用駆動モータ40の駆動開始後設定時
間(例えば2秒)以上であることをもって紙終了できな
いと判断し(304Y)、シートペーパー繰出用駆動モータ
40が停止して、繰出ローラー33と押さえローラー34によ
ってシートペーパーをクランプする(305)。
次に、カム移動用駆動モータ41を駆動し(306)、可
動プレート50が揺動プレート51との協働によってシート
ペーパーPをクランプする位置にきた場合は(307)、
カム移動用駆動モータ41の駆動を停止して、クランプを
継続し(308)、その後、第19図に示す通常動作ルーチ
ンNR又はトラブル処理ルーチンTRに戻る。
また、上記シートペーパー繰出用サブルーチンSR2
おいて、シートペーパー繰出用駆動モータ40を駆動(30
1)した後、シートペーパーPの透孔bを検出すること
なく約8秒間経過した場合は(302Y)、紙詰まり発生と
判断して(309)、フラグF1をオン像体とし、シートペ
ーパー繰出用モータ40の駆動を停止する(305)。
一方、シートペーパー位置検出センサ70が透孔bを検
出した場合であっても(303Y)、同検出がシートペーパ
ー繰出用駆動モータ40の駆動開始から2秒以内である場
合は(304N)、シートペーパーロールRのシートペーパ
ーPを使い切って紙補充が必要であると判断して(31
0)、フラグF2をオン状態として、シートペーパー繰出
用駆動モータ40の駆動を停止する(305)。
上記紙詰まり及び紙補充状態が発生の際は、動作ステ
ップ(306)(307)(308)を経て通常動作ルーチンNR
に戻り、動作ステップ(107)でフラグF1又はフラグF2
を検出することになる(107)ので、LED等による異常信
号発生手段を作動して使用者に異常状態の発生を知らせ
る(125a)とともに、第20図に示すサブルーチンSR1
基づいてカム移動用駆動モータ41が駆動して、原点位置
に復帰し(125)、シートペーパー自動供給便座Aは全
制御機能を停止する。
また、可動プレート位置検出用センサ93,93aが故障
し、カム移動用駆動モータ41の駆動後(306)、或い
は、カム移動用駆動モータ41の故障や異物の噛み込みに
よって、円板カム44が設定時間(例えば、5秒間)経過
しても指定のカム位置に達しない場合は(307N)、(31
1Y)、トラブル発生と判断して、カム移動用駆動モータ
41の駆動を、円板カム44及び可動プレート50の位置如何
にかかわらず停止し、シートペーパー自動供給便座Aの
全制御機能を停止する(312)。
これによって、シートペーパー繰出用サブルーチンSR
2においても、カム移動用サブルーチンSR1と同様に、カ
ム移動用駆動モータ41がオーバーヒートによって焼損す
るのを防止することができ、また、可動プレート50と揺
動プレート51との当接面同士の摺動の繰り返しによる摩
耗を防止することができる。以上説明してきたように、
監視手段が切断手段の支障を検出したときに、その支障
内容に応じた処理(例えば、切断手段への通電を止める
とか、支障内容を報知する等)を行うことにより、支障
に伴う二次的な損害を防止できる。特に、支障の生じた
切断手段への通電を止めることによって、切断手段への
無用な通電を防止できるし、その他、例えば切断に用い
られる歯の破損、駆動用モータのオーバーヒート等を回
避できる。また、監視手段が切断動作を開始した後の時
間を測定する測定部によって構成されている場合は、通
常、マイコンに備わるクロック回路を用いることによっ
て、特別な回路を必要とせずに監視手段を構成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るシートペーパー自動供給便座を具
備するトイレ装置の全体斜視図。 第2図は同トイレ装置の部分側面図。 第3図は同トイレ装置の一部切欠平面図。 第4図は同便座の一部切欠正面図。 第5図は一部切欠右側面図。 第6図及び第7図はシートペーパー繰出機構部及びシー
トペーパー切断機構部の詳細を示す第5図I−I線及び
II−II線による矢視図。 第8図はシートペーパーロールの取付状態説明図。 第9図は制御部のブロック図。 第10図はシートペーパー位置検出用センサの取付状態説
明図。 第11図は着座検出手段の要部拡大平面図 第12図は同要部拡大断面正面図。 第13図は第12図III−III線による断面図。 第14図は可動プレート位置検出用センサの平面図。 第15図は同斜視図。 第16図は動作説明図。 第17図はシートペーパーの斜視図。 第18図はシートペーパー自動供給便座の動作位置説明
図。 第19図〜第21図はシートペーパー自動供給便座の制御動
作シーケンスを示すフローチャート。 図中、 A:シートペーパー自動供給便座 B:トイレ装置 C:シートペーパー繰出機構部 D:シートペーパー切断機構部 F:制御部 P:シートペーパー R:シートペーパーロール NR:通常動作ルーチン TR:トラブル処理ルーチン SR1:シートペーパー繰出用サブルーチン SR2:カム移動用サブルーチン 8:シートペーパー送出路 11:便座本体 15:機能部ケーシング 70:シートペーパー位置検出センサ 71:シートペーパー繰出スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 栗崎 登志夫 福岡県北九州市小倉南区朽網東5丁目1 番1号 東陶機器株式会社小倉第二工場 内 (72)発明者 藤井 庄吉 愛知県春日井市愛知町1番地 愛知電機 株式会社内 (72)発明者 野々村 勝巳 愛知県春日井市愛知町1番地 愛知電機 株式会社内

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】便器の上に配設された便座の上に所定量繰
    り出された薄葉体を前記便座を覆う程度の面積に切断す
    る切断手段と、前記切断手段による一連の切断動作を監
    視する監視手段と、同監視手段が前記切断手段による一
    連の切断動作に支障があることを検出したときに、その
    支障内容に応じた処理を実行する処理手段とを備えたこ
    とを特徴とする薄葉体切断装置。
  2. 【請求項2】前記監視手段は、前記切断手段が切断動作
    を開始した後の時間を測定する測定部を備えたことを特
    徴とする特許請求の範囲1記載の薄葉体切断装置。
  3. 【請求項3】前記処理手段は、前記監視手段が検出した
    支障内容に応じて前記切断手段による切断動作を停止す
    ることを特徴とする特許請求の範囲1記載の薄葉体切断
    装置。
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