JPH0742395Y2 - シートペーパー自動供給便座 - Google Patents

シートペーパー自動供給便座

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JPH0742395Y2
JPH0742395Y2 JP16116988U JP16116988U JPH0742395Y2 JP H0742395 Y2 JPH0742395 Y2 JP H0742395Y2 JP 16116988 U JP16116988 U JP 16116988U JP 16116988 U JP16116988 U JP 16116988U JP H0742395 Y2 JPH0742395 Y2 JP H0742395Y2
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sheet paper
toilet seat
sensor
sheet
wall
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満博 樋口
明夫 藤井
仙一郎 法月
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Aichi Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、便座上にシートペーパーを自動的に供給可能
なシートペーパー自動供給便座に関する。
(ロ)従来の技術 本出願人は、先に特願昭63-195131号(特開平2−45026
号公報)において、以下の構成を有するシートペーパー
自動供給便座を開示した。
即ち、同シートペーパー自動供給便座は、便座本体の後
方に設けた機能部ケーシング内に、シートペーパーロー
ルと、同シートペーパーロールからシートペーパーを便
座本体の上面に繰り出すためのシートペーパー繰出機構
部と、同シートペーパー繰出機構部から便座本体上に繰
り出されたシートペーパーの後端を切断するシートペー
パー切断機構部と、シートペーパー繰出機構部とシート
ペーパー切断機構部とを制御して、シートペーパーを便
座本体上に設定長さ繰り出すとともに、その後端を切断
させるべく駆動する制御部と、同制御部を操作する操作
部とを、一体的に収納配置した構成に特徴を有する。
また、かかる構成によって、シートペーパーを、便座本
体上に設定長さだけ自動的にかつ正確に繰り出すことが
でき、かつ位置決めすることができる。
従って、公共の場所(パブリック)における使用におい
て、使用者は、使用毎にシートペーパーを、シートペー
パーに直接触ることなく、取り出して使用できるので、
衛生面からの向上を図ることができる。
また、上記シートペーパー自動供給便座においては、機
能部ケーシングの両側部に軸受部を設け、同軸受部にシ
ートペーパーロールを支持する吊支機枠の両側部を前後
方向に揺動自在に吊支している。そして、かかる構成に
よって、シートペーパー繰出機構部やシートペーパー切
断機構部にシートペーパーが詰まったり、絡まったりし
た場合に、吊支機枠を揺動することによって、詰まった
り、絡まったりしているシートペーパーを容易に外部に
取り外すことができる。
さらに、吊支機枠は、その所要個所に、シートペーパー
位置検出用センサを設けており、このシートペーパー位
置検出用センサは、シートペーパーロールから繰り出さ
れてくるシートペーパーに一定間隔毎に設けたシートペ
ーパー位置検出用透孔を検出して出力を発生して制御部
に送り、シートペーパー繰出機構部Cの駆動を停止し
て、一回使用分のシートペーパーを一定長さだけ便座本
体上に正確に繰り出すことができる。
(ハ)考案が解決しようとする課題 しかし、上記したシートペーパー自動供給便座は、未
だ、以下の問題点を有していた。
即ち、上記シートペーパー位置検出用センサは単に露出
状態で機能部ケーシング内に取付けられているにすぎな
いため、シートペーパー送出路や機能部ケーシングの接
合部を通して侵入した汚水が、シートペーパー位置検出
用センサ自体や、その基板にかかり、機能不良を起こす
ことにもなっていた。
本考案は、上記課題を解決することができるシートペー
パー自動供給便座を提供することを目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案は、便座本体の後部に機能部ケーシングを配設
し、同機能部ケーシング内に、シートペーパーを便座本
体上に繰り出すシートペーパー繰出機能部と、シートペ
ーパーに設けたシートペーパー位置検出部をシートペー
パー位置検出用センサにより検出して、前記シートペー
パー繰出機構部の駆動を制御する制御部を具備するシー
トペーパー自動供給便座において、機能部ケーシング内
であってかつシートペーパー送出路の上方にセンサ保護
ケースを配設し、同センサ保護ケース内に、水密状態
に、シートペーパー位置検出用センサを囲繞したことを
特徴とするシートペーパー自動供給便座に係るものであ
る。
また、本考案は、機能部ケーシングに垂直センサ取付壁
を設け、同垂直センサ取付壁に、底板と、天井板と、両
板の一側部同士を連結する一側側壁とからなり、右側部
を開口したコ字状の保護突条を突設し、同保護突条の前
面に、保護突条の前面をカバーする垂直前壁と、同垂直
前壁の上部から後方に屈曲し、垂直センサ取付壁の上部
に着脱自在に係合可能な上部壁と、上部壁の一側端から
垂下する一側側壁とからなる防水カバーを連結し、保護
突条と防水カバーとの間にセンサ収納空間を形成し、同
センサ収納空間内にシートペーパー位置検出用センサを
収納・固定し、さらに、保護突条の底板にセンサ用透孔
を設けるとともに、保護突条の右側開口部を電気配線導
出部としたことにも特徴を有する。
また、本考案は、防水カバーの垂直前壁の裏面であっ
て、保護突条の天井板の上方をなす位置に水切りプレー
トを突設するとともに、天井板の上面を傾斜させた侵入
水排出流路を形成したこと、及び、防水カバーの垂直前
壁の前面に侵入水跳ね上げ防止バリアを設けたことにも
特徴を有する。
(ホ)作用及び効果 上記した構成により、本考案は以下の作用及び効果を奏
する。
即ち、本考案では、機能部ケーシング内に配設したシー
トペーパー位置検出用センサを、水密状態に、センサ保
護ケース内に囲繞しているので、機能部ケーシング内に
汚水等が侵入しても、シートペーパー位置検出用センサ
に侵入水がかかるのを確実に防止することができ、シー
トペーパー位置検出用センサに常時正常な作動をさせる
ことができ、シートペーパーを一定長さだけ確実に便座
本体上に繰り出すことができる。
さらに、シートペーパー位置検出用センサを、シートペ
ーパー送出路の上方に配設したので、小水や便器跳ね返
り水及びシートペーパーの紙粉がシートペーパー位置検
出用センサにかかるのを可及的の防止でき、シートペー
パー位置検出用センサの常時正常作動をこの面からも確
保できる。
(ヘ)実施例 以下、添付図に示す実施例に基づいて、本考案を具体的
に説明する。
第1図に本考案に係わるシートペーパー自動供給便座A
を具備したトイレ装置Bの全体構成を示しており、図示
するように、シートペーパー自動供給便座Aは、トイレ
装置Bを構成する水洗便器10上に載置されている。
第1図から第5図を参照して、上記シートペーパー自動
供給便座Aの基本的構成について説明する。
第1図〜第3図に示すように、シートペーパー自動供給
便座Aは、水洗便器10上に開閉自在に載置される便座本
体11と、水洗便器10の後部上に固定状態に載置し、前部
に、便座本体11の後部を、機能枢軸13と単純枢軸13aに
よって上下方向に回動起立自在に枢支連結する機能部14
とから形成される。
そして、機能枢軸13には、後述するように、便座本体起
立検出手段としても機能する着座検出手段72が連動連結
されている。
また、第3図〜第5図に示すように、機能部14は、水洗
便器10の後部に取付けた機能部ケーシング15と、同機能
部ケーシング15内に配設したシートペーパー繰出機構部
C,シートペーパー切断機構部D,シートペーパーロール収
納部E,制御部F及び操作部Gとから形成されている。
上記基本構成において、まず、便座本体11の構成につい
て説明すると、第1図から明らかなように、便座本体11
は中央部に開口11eを有し、かつ前後方向に伸延する長
円形状の環状体から形成されている。
次に、機能部ケーシング15の構成について説明すると、
同ケーシング15は、第3図〜第5図に示すように、その
内部にシートペーパー繰出機構部Cやシートペーパー切
断機構部D等を内蔵する下部ケーシング16と、同下部ケ
ーシング16の上縁に嵌合連結され、内部にシートペーパ
ーロール収納部Eを形成する上部ケーシング17とから形
成されている。
そして、下部ケーシング16は、第3図〜第5図に示すよ
うに、左右方向に伸延する矩形取付板18と、その周縁に
立設した左右側壁19,20及び前後壁21,22と、同矩形取付
板18の上方に配設した前低後高の傾斜天井壁23とからな
り、箱形形状を有する。
そして、同下部ケーシング16の傾斜天井壁23は、第5図
に示すように、その上面上に後述するシートペーパー送
出路8を形成するとともに、その前後部に、それぞれ、
後述する可動プレート50を挿入するための可動プレート
挿入空間23aと、シートペーパー繰出ローラ33を配設す
るための繰出ローラ配設空間23bとを形成している。
一方、下部ケーシング16の上方に設けた上部ケーシング
17は、第4図及び第5図に示すように、半円形状の天井
板24と、その周縁に垂設した左右側壁25,26及び前後壁2
7,28とから形成されている。
次に、下部ケーシング16内の内部構造について説明する
と、第3図に示すように、下部ケーシング16の左右両側
には、それぞれ軸受ボックス30,31が立設されており、
右側軸受ボックス31内には、後述するように、シートペ
ーパー繰出機構部Cとシートペーパー切断機構部Dの駆
動源である一対の駆動モータ40,41が配設されている。
次に、シートペーパー繰出機構部Cについて説明する
と、第3図〜第5図及び第6図に示すように、下部ケー
シング16の左右側軸受ボックス30,31の後方上部間に
は、シートペーパー繰出軸32が回転自在に横架されてお
り、同繰出軸32には、略同長さだけ直径を異にする繰出
ローラー33が一体的に固着されている。
そして、同繰出ローラー33は、第5図に示すように、そ
の上方に配設した押さえローラー34と協働して、後述す
るシートペーパーPの引き出し端を押圧・挾持して、シ
ートペーパーロール収納部EからシートペーパーPを便
座本体11上に繰出し、供給することができる。
また、第4図及び第5図において、35は、左右揺動アー
ム36,37と両アーム36,37の下端同志を連結する連結板38
aとからなる正面視でU字形状をなす吊支機枠であり、
同吊支機枠35の左右揺動アーム36,37の上端は、第3図
及び第4図に示すように、筒状ボス部38,39を介して左
右側軸受ボックス30,31に前後方向に揺動自在に取付け
られている。
そして、上記した押さえローラー34は、第5図に示すよ
うに、吊支機枠35の左右揺動アーム36,37の下端部間に
形成したローラ取付空間内に取付けられており、通常の
当接状態においては、繰出ローラー33に圧接されること
になり、シートペーパーPを、繰出に適当な圧力によっ
て挾持することができる。
また、第3図,第5図及び第7図に示すように、シート
ペーパー繰出機構部Cの要部を構成する駆動モータ40
は、右側軸受ボックス31内に収納されており、同様に右
側軸受ボックス31内に収納した減速装置を介して、シー
トペーパー繰出軸32の右端に連結している。
従って、駆動モータ40によって、シートペーパー繰出軸
32が回転されると、繰出ローラー33とともに押さえロー
ラー34も一体的に回転されることになり、シートペーパ
ーPを、後述するシートペーパーロール収納部E内のシ
ートペーパーロールRから繰り出し、その後、下部ケー
シング16の傾斜天井壁23と、吊支機枠35の下面間に形成
したシートペーパー送出路8を通して、便座本体11上へ
送出することができる。
次に、シートペーパー切断機構部Dの構成について説明
する。
シートペーパー切断機構部Dは、本実施例では、第5図
及び第7図に示すように、下部ケーシング16内に配設
し、右側軸受ボックス31内に配設した駆動モータ41と連
結した動力伝達軸43に固着した円板カム44と、下部ケー
シング16の傾斜天井壁23の前部に設けた可動プレート挿
入空間23a内に枢軸49周りに揺動自在に配設し、かつそ
の外周面を円板カム44の外周面と係合した可動プレート
50と、同可動プレート50の上方に配設され、かつ吊支機
枠35の左右揺動アーム36,37の下端前部間に架設した枢
軸52に揺動自在に枢支した揺動プレート51とから構成さ
れている。
また、第5図において、56は弾性素材からなるシートペ
ーパー押圧片であり、可動プレート50の上面の後部に設
けられている。そして、同シートペーパー押圧片56は、
揺動プレート51の前部を形成するシートペーパー押圧片
57と協働して、シートペーパーPをクランプするもので
ある。
また、第5図に示すように、揺動プレート51は、その後
部に、上記したシートペーパー押圧片57と一体をなすシ
ートペーパー切断部58とから形成している。
かかる構成によって、駆動モータ41を駆動すると、動力
伝達軸43が回転し、同動力伝達軸43と一体をなす円板カ
ム44も動力伝達軸43の軸線を回転中心として回転するこ
とになる。
しかして、円板カム44の中心は動力伝達軸43の軸線から
偏心しているので、円板カム44の周面は異形形状縁のカ
ム軌跡を描き、同周面と当接する可動プレート50を枢軸
49を中心として揺動させることができ、また同可動プレ
ート50の揺動に連動して、揺動プレート51も揺動して、
シートペーパー切断部58によってシートペーパーPを、
効果的に押圧・切断することができる。
次に、上部ケーシング17内に配設したシートペーパーロ
ール収納部Eの構成について説明する。
第4図〜第7図において、60,61はそれぞれ左右側軸受
ボックス30,31に回転自在に取付けたシートペーパーロ
ールホルダーであり、同シートペーパーロールホルダー
60,61に、シートペーパーロールRの両端を支持させる
ことによって、紙管R1の周りにシートペーパーPを多重
に巻回して形成したシートペーパーロールRを、シート
ペーパーロール収納部Eに交換自在に収納することがで
きる。
以下、上記構成をさらに詳細に説明すると、第8図にお
いて、左側軸受ボックス30内に回動自在に支持した筒状
ボス38内に、ホルダー取付筒62の基端が回動自在かつ進
退自在に配設されている。
そして、ホルダー取付筒62は、その内部にスプリング63
を収納しており、同スプリング63によって、ホルダー取
付筒62を進出方向に付勢している。
また、同ホルダー取付筒62は、その進出端に、抜け止め
プラグ64によって、シートペーパーロールホルダー60を
回転自在に取付けている。
一方、右側軸受ボックス31内に回動自在に支持した筒状
ボス部39内には、抜け止めプラグ65によって、シートペ
ーパーロールホルダー61を回転自在に取付けている。
かかる構成によって、スプリング63を縮ませてホルダー
取付筒62とシートペーパーロールホルダー60を後退させ
て、シートペーパーロールホルダー60,61にシートペー
パーロールRの紙管R1の両端を支持させることができ
る。
また、紙管R1上のシートペーパーPが無くなった、いわ
ゆる紙切れ状態の場合は、再度スプリング63を縮ませて
ホルダー取付筒62とシートペーパーロールホルダー60を
後退させて、シートペーパーロールホルダー60,61から
シートペーパーロールRの紙管R1の両端を、第8図に仮
想線で示すようにして離脱し、新しいシートペーパーロ
ールRと交換することができる。
ついで、上記シートペーパー繰出機構部C及びシートペ
ーパー切断機構部D、各種センサや検出手段の作動を制
御する制御部Fの構成について説明する。
第3図に示すように、制御部Fは、下部ケーシング16の
右側前部に配設されている。
そして、同制御部Fは、実質的に、第9図に示すよう
に、マイクロプロセッサ(MPU)mと、シートペーパー
Pに設けたシートペーパー位置検出用透孔bを検出して
出力を生じるシートペーパー位置検出用センサ70や、後
述する操作部Gに設けたシートペーパー繰出用押しボタ
ンスイッチ71や着座検出手段72等の制御出力発生手段と
接続した入力インターフェースnと、シートペーパー繰
出機構部Cやシートペーパー切断機構部D等と接続する
出力インターフェースoと、シートペーパー繰出・クラ
ンプ・切断プログラムを記憶するメモリpとタイマーq
とからなる。
また、第9図において、rは出力インターフェースoと
シートペーパー繰出機構部C又はシートペーパー切断機
構部Dとの間に介設した駆動回路であり、sは駆動回路
rに接続した電源回路である。
次に、操作部Gについて説明すると、第3図に示すよう
に、制御部Fの上方をなす下部ケーシング16の右側前部
上面に設けられており、シートペーパー繰出用押しボタ
ンスイッチ71や、発光ダイオード等からなる電源ランプ
や、紙詰まり・紙補充等の異常が発生した場合の警報機
能を有する紙トラブルランプ等を取付けることによって
構成されている。
次に、シートペーパーPに設けたシートペーパー位置検
出用透孔bを検出して出力を生じる位置検出用センサ70
について説明すると、第3図及び第4図に示すように、
かかる位置検出用センサ70は、機能部ケーシング15の前
部右側位置をなす個所に配設されており、シートペーパ
ーPに一定間隔を開けて設けた位置検出用透孔93を検出
することができる。
即ち、シートペーパー繰出機構部Cの駆動によってシー
トペーパーロールRからシートペーパーPが所定長さ便
座本体11上に繰り出されてきた時に、同位置検出用セン
サ70によって位置検出用透孔bを検出して、シートペー
パー繰出機構部Cの作動を停止し、正確にシートペーパ
ーPを便座本体11上に供給・位置決めすることができ
る。
以下、第10図〜第14図を参照して、シートペーパー位置
検出用センサ70及び同センサ70の防水構造の構成につい
て説明する。
第10図及び第12図に示すように、吊支機枠35の左右揺動
アーム36,37を連結する連結板38aは、垂直部38a−1の
上下端に前部水平部38a−2と後部水平部38a−3とを連
設した断面形状を有している。
そして、垂直部38a−1の右側部前面には、第13図及び
第14図に示すように、底板73aと、傾斜天井板73bと、正
面視で、両板73a,73bの左端を連結する左側壁73cとから
なる右側面開口のコ字状をなす保護突条73が突設されて
いる。
また、同保護突条73の前部には防水カバー74が配設され
ており、同防水カバー74は、保護突条73の前面を完全に
カバーする垂直前壁74aと、同垂直前壁74aの上部から後
方に屈曲し、係合片74gによって連結板38aの垂直部38a
−1の上部に設けた係合孔に着脱自在に係合可能な上部
壁74bと、上部壁74bの左端から立ち下がり、保護突条73
の傾斜天井板73bの左端に水流出孔74cを介して当接可能
な左側壁74dとから構成されている。
そして、上記保護突条73に密着して、垂直壁38a−1に
防水カバー74が取付けられることによって、密閉空間と
してのセンサ収納空間Qが形成されており、同センサ収
納空間Q内にシートペーパー位置検出用センサ70が収納
されることになる。この密閉空間を囲繞するように配設
された部材によってセンサ保護ケースが構成される。
即ち、シートペーパー位置検出用センサ70は、第13図に
示すように、その左右を保護突条73の底板73a上に突設
された一対の固定突起73d,73e間に嵌合することによっ
て固定状態に設置されている。
また、シートペーパー位置検出用センサ70の直下をなす
保護突条73の部分と、連結板38aの前部水平部38a−2の
部分には、それぞれ、透孔73g,73hが穿設されており、
同透孔73g,73hを通してシートペーパー位置検出用セン
サ70の投光素子と受光素子とをシートペーパーPに対し
て臨ませている。
さらに、上記構成におけるその他の防水構造について説
明すると、第14図に示すように、防水カバー74の垂直前
壁74aには、跳ね上げ防止用バリア74fが設けられてい
る。
また、防水カバー74の垂直前壁74aの裏面であって、そ
の上部壁74bと保護突条73の傾斜天井壁73bとの間には、
防水カバー74の全幅にわたって水切りプレート74eが突
設されており、同水切りプレート74eの下方に位置する
保護突条73の傾斜天井壁73bの上面には、傾斜排水路73f
が形成されており、同傾斜排水路73fは水流出孔74cと連
通している。
従って、上記構成を有する保護突条73と防水カバー74と
の組み合わせによって、以下に説明するように、シート
ペーパー位置検出用センサ70を侵入水から確実に保護す
ることができる。
即ち、侵入水が、何らかの原因で、第14図に示す上部ケ
ーシング17の前壁27の下端と連結板38aの前部水平部38a
−2との間の間隙xを通して、機能部ケーシング15内に
侵入したとしても、まず、上記した防水カバー74の垂直
前壁74aに設けた跳ね上げ防止用バリア74fの存在によっ
て、侵入水が上方に跳ね上がるのを防止することができ
る。
さらに、侵入水の一部が、上記構成にもかかわらず、矢
印→で示すように、上方に跳ね上がり、連結板38aの垂
直部38a−1の前面と防水カバー74の上部壁74bとの間の
間隙を介してセンサ収納空間Q内に侵入しても、水切り
プレート74eの存在によって、侵入水は水切りプレート7
4eの上面に沿って流れ、その後端から下方に水切り状態
に落下して、傾斜天井壁73bの上面に設けた傾斜排水路7
3f上に落下する。従って、センサ収納空間Q内に侵入し
た侵入水が、防水カバー74の垂直前壁74aの裏面に沿っ
て下方に流下し、シートペーパー位置検出用センサ70が
濡れるのを防止することができる。
従って、シートペーパー位置検出用センサ70に常時正常
な作動をさせることができ、シートペーパー繰出機構部
Cによって、シートペーパーPを一定長さだけ確実に便
座本体11上に繰り出すことができる。
また、傾斜排水路73f上に落下した侵入水は、同傾斜排
水路73fと連通する水流出孔74cより外部に流出すること
になる。
さらに、本実施例において、シートペーパー位置検出用
センサ70と、下部ケーシング16の右側前部に配設した制
御部Fとの電気的接続は、以下に説明するようになされ
ている。
即ち、第13図において、シートペーパー位置検出用セン
サ70の上面に連結した基板70aの両端には、一対のリー
ド線11,12の一端が接続されている。
そして、これらリード線11,12は、第10図及び第13図か
ら明らかなように、ガイド軸70b,70c,70dを介して保護
突条73の右側開口から、吊支機枠35の右揺動アーム37の
下部に向けて導出されている。
その後、リード線11,12は、第10図及び第11図に示すよ
うに、右揺動アーム37の外側面に沿って下部から上部に
伸延し、筒状ボス部39を通して、軸受ボックス31内に導
入し、その後、下部ケーシング16の右側前部に配設した
制御部Fに電気的に接続されることになる。
次に、上記筒状ボス部39を通してリード線11,12を右揺
動アーム37から軸受ボックス31に導入する構成について
説明する。
第8図に示すように、筒状ボス部39は、右揺動アームの
上端外周に同心円的に突設した内側リング39aと外側リ
ング39bとからなる。
そして、同内側リング39aはその前部に楔部39cを有する
とともに、円周方向に複数のスリット39dを設けてい
る。
また、第11図に示すように、内側リング39aと外側リン
グ39bとはそれぞれ同じ円周方向位置に切欠部39c,39dを
設けており、同切欠部39c,39dを通して、右揺動アーム3
7の外側上部から筒状ボス部39の内部にリード線11,12
容易に導出することができる。
従って、第11図及び第12図に示すように、シートペーパ
ー繰出機構部C等に詰まったシートペーパーPを取り外
すために吊支機枠35を大きく揺動させ、同揺動に伴って
シートペーパー位置検出用センサ70が同様に大きく揺動
しても、リード線11,12は筒状ボス部39内で殆ど前後方
向、左右方向のいずれにも移動せず、従って、機能部ケ
ーシング15の各部位との摺動接触による断線事故や、た
わみによる噛み込み事故等を効果的に防止することがで
き、シートペーパーPの繰出動作を確実に行うことがで
きるとともに、電気的安全性も充分に確保することがで
きる。
さらに、本実施例では、筒状ボス部39内におけるリード
線11,12の部分は、リード線保護カバー37a及び保護ケー
ブル39gによって囲繞されている。従って、さらに、リ
ード線11,12の切断や破断を確実に防止することができ
る。
次に、着座検出手段72の構成について、第15図〜第18図
を参照して具体的に説明する。
第15図に示すように、便座本体11の後部の両端は、それ
ぞれ、機能枢軸13と単純枢軸13aとによって、機能部ケ
ーシング15の前部両側に設けた枢支部15a,15bに、着脱
自在かつ上下方向に回動起立自在に取付けられている。
そして、着座検出手段72は、枢支部15a内に配設されて
おり、上記機能枢軸13に連動連結されている。
機能枢軸13は、第16図〜第18図に示すように、枢支部15
aの内側壁74に上下方向に長く設けた長孔75を貫通して
枢支部15a内に挿入されている。
同機能枢軸13の挿入部は、昇降案内ケーシング76内に昇
降自在に配設されている可動軸受77に回動自在に枢支さ
れている。
なお、可動軸受77は常時コイルスプリング78によって上
方向に付勢されているが、その上限位置は規制プレート
79によって規制されているので、通常時は、第17図に示
す基本位置を取り、機能枢軸13及び便座本体11も、同図
に示す基本位置を取ることになる。
また、機能枢軸13は、その挿入先端にレバー押圧片80を
突設しており、同レバー押圧片80は、第18図から明らか
なように、中心を機能枢軸13の軸線と同一とする略4分
の1円弧のセグメントとして示されており、同セグメン
トの外周縁の半径は、機能枢軸13の半径よりも相当大き
くしている。
なお、レバー押圧片80の形状は、略4分の1円弧のセグ
メントに限らず、外周縁の半径が機能枢軸13の半径より
も相当大きければ、これに限られるものではない。
さらに、上記レバー押圧片80の下方には、平面視でL字
形状を有するセンサ起動レバー81が配設されている。
そして、同センサ起動レバー81は、基端部81aを内部に
コイルスプリング82を内蔵したレバー昇降案内ケーシン
グ83内に上方に付勢状態に昇降自在に支持されるととも
に、その先端部81bに遮蔽板84を突設している。
そのため、センサ起動レバー81の上面は、コイルスプリ
ング82によって常時レバー押圧片80に当接状態にある。
また、上記遮蔽板84は、機能部ケーシング15の枢支部15
a内に配設した赤外線センサ85の投光素子85aと受光素子
85bとの間に介設されている。
ついで、上記構成を有する着座検出手段72の作動につい
て説明する。
使用者が便座本体11上に着座すると、その重量によっ
て、コイルスプリング78の付勢力に抗して機能枢軸13,
可動軸受77及びレバー押圧片80が一体的に下降し、同下
降に連動してセンサ起動レバー81も下降し、遮蔽板84が
投光素子85aと受光素子85bとの導通遮蔽を解除するので
赤外線センサ85がオン出力を発生することができる。
一方、使用者が便座本体11から離座すると、その重量が
解除されるので、コイルスプリング78の付勢力によって
機能枢軸13,可動軸受77及びレバー押圧片80が一体的に
上昇し、同上昇に連動してセンサ起動レバー81もコイル
スプリング82の付勢力によって上昇し、遮蔽板84が投光
素子85aと受光素子85bとの導通を遮断するので、赤外線
センサ85がオフ出力を発生することができる。
そして、上記構成を有する着座検出手段72の検出出力
は、シートペーパー自動供給便座における各機構に任意
の作動をおこなわせることができるものであるが、本実
施例では、以下の作動を行わせている。
即ち、着座検出手段72は、使用者が便座本体11に着座し
た後、一定時間経過して、使用者が便座本体11から離れ
た時に検出信号を発生し、制御部Fを作動させ、シート
ペーパー切断機構部CによるシートペーパーPのクラン
プを解除することができる。
その後、使用者が用足し後のシートペーパーPを除去す
ると、シートペーパー位置検出用センサ70の信号によ
り、汚水のシートペーパー送出路8への侵入を遮断する
ように可動プレート50を回動する。
また、使用者が便座本体11に着座中は、シートペーパー
繰出用押しボタンスイッチ71を押してもシートペーパー
Pを繰り出さないように構成している。
さらに、本実施例において、第18図及び第17図に示すよ
うに、着座検出手段72は、便座本体起立検出手段として
も機能するように構成されている。
即ち、両図に示すように、機能枢軸13の便座本体側に
は、180度対向する側を切削して形成した扁平断面形状
の便座本体係合部86を設けており、同便座本体係合部86
は、着脱自在に、便座本体11の後部の対応する側に設
け、かつ、同便座本体係合部86と同一形状を有する枢軸
係合孔87内に嵌入されている。
従って、便座本体11と機能枢軸13との間には相対回転が
できないので、便座本体11を回動起立すると、機能枢軸
13も一体的に回転し、同回転によって、機能枢軸13の挿
入端に設けたレバー押圧片80も回転することになる。
ところで、レバー押圧片80の半径は、機能枢軸13の半径
より相当大きくしているので、同レバー押圧片80の回転
によって、コイルスプリング82の付勢力に抗してセンサ
起動レバー81が下降し、遮蔽板84が投光素子85aと受光
素子85bとの導通遮蔽を解除するので赤外線センサ85が
オン出力を発生することができる。
一方、便座本体11を逆に起立位置から水平着座位置に戻
すと、レバー押圧片80によるセンサ起動レバー81への押
圧力が解除されるので、コイルスプリング82の付勢力に
よってセンサ起動レバー81が上昇し、遮蔽板84が投光素
子85aと受光素子85bとの導通を遮断するので、赤外線セ
ンサ85がオフ出力を発生することができる。
そして、かかるセンサ出力によって、制御部Fは、便座
本体11が起立状態にあるときは、シートペーパー繰出機
構部Cの作動を停止するように制御を行い、誤って、或
いは悪戯で、シートペーパー繰出用押しボタンスイッチ
71を押されても、シートペーパーPが機能部ケーシング
15から繰り出されるのを防止することができ、機能部ケ
ーシング15内でのシートペーパーPの絡みつきや詰まり
を確実に防止することができる。
また、第15図に示すように、本実施例において、便座本
体11の後部両端は、機能部ケーシング15の枢支部15a,15
bの形状に適合した切欠部11a,11bを形成している。一
方、この切欠部11a,11bには透孔11c,11dが設けられてい
る。
そして、便座本体11の機能部ケーシング15への取付は、
切欠部11aの透孔11c内に機能枢軸13を挿入するととも
に、拡大頭部13a−1と円周方向にスリットを設けたス
ナップ先端部13a−2とを有する単純枢軸13aを、切欠部
11bに設けた透孔11dと機能部ケーシング15の枢支部15b
に設けた透孔15b−1に貫通させることによって行われ
る。
かかる構成によって、便座本体11を容易に機能部ケーシ
ング15に取りつけることができるとともに、容易に取り
外すこともできる。
また、第19図を参照してシートペーパーPの構成につい
て説明すると、シートペーパーPは、長手方向又は繰出
方向に一定間隔を開けて幅方向に直線状の切断用ミシン
目cを設けており、同ミシン目cに沿ってシートペーパ
ーPは押圧切断されることになる。
また、シートペーパーPは、切断用ミシン目c,cとの間
の中央部に、便座本体11の内側形状に適合した形状の切
り抜きミシン目aを設けており、同切り抜き用ミシン目
aに沿ってシートペーパーPを切り抜くことによって水
洗便器10の内部と連通する開口を設けることができる。
但し、切り抜き用ミシン目aは、完全な環状となってお
らず、その後部両端間に、無ミシン目部dを形成してい
るので、切り抜き用ミシン目aを切り取ると、切り取っ
た中央部分は、水洗便器10内に垂れ、その下端は溜まり
水につかることになる。
さらに、シートペーパーPは、長手方向に、一定間隔毎
に、無ミシン目部dと切り抜き用ミシン目aの先端部と
の間に相当する一側縁部に、位置検出用透孔bを設けて
いる。
次に、上記構成を有するシートペーパー自動供給便座の
作動について、第20図を参照して、簡単に説明すると、
以下のごとくなる。
非通電状態において、機能部ケーシング15内の可動プレ
ート50は、第20図(a)に示すように、その一方端で、
シートペーパー送出口8aを閉鎖し、汚水等がシートペー
パー送出口8aからシートペーパー送出路8に侵入するの
を阻止している。
この状態で、今、水洗便器10を使用する場合、シートペ
ーパー繰出用押しボタンスイッチ71を押すと、作動開始
信号が制御部Fに入力し、メモリpから読みだしたシー
トペーパー繰出・切断順序プログラムに基づいて、制御
部Fが駆動信号を発生し、同駆動信号によって、第20図
(a)(b)に示すように、シートペーパー切断機構部
Dの駆動モータ41とシートペーパー繰出機構部Cの駆動
モータ40が順次作動する。
即ち、駆動モータ41の駆動より円板カム44の時計方向の
回転によって可動プレート50は反時計方向に回動して、
可動プレート50上に、シートペーパー送出口8aと連通す
るシートペーパー送出路8が形成されることになる(第
20図(b))。
その後、駆動モータ40が駆動し、シートペーパーPをシ
ートペーパーロールRから繰り出すことになる(第20図
(c))。
しかし、上記ステップにおいて、便座本体11が回動起立
状態にあるときは、シートペーパー繰出機構部Cの駆動
モータ40は作動せず、シートペーパーPは繰り出されな
い。そして、便座本体11を元の水平着座位置に戻すと、
シートペーパーPを自動的に便座本体11上に繰り出すこ
とが可能となる。
そして、シートペーパーPが便座本体11上に繰り出さ
れ、その後、位置検出用センサ70が、シートペーパーP
に設けた透孔bを検出すると、設定長さシートペーパー
Pを便座本体11上に繰り出した状態で駆動モータ40は停
止する(第20図(d))。
なお、この時点では、シートペーパーPの後端に位置す
るミシン目cは、揺動プレート51のシートペーパー切断
部58の略真下に位置することになる。
その後、駆動モータ41が制御部Fからの駆動信号によっ
て再起動し、シートペーパーPをシートペーパー押圧片
56,57間でクランプするとともに、繰出ローラ33と押さ
えローラ34間でもクランプし、その後駆動モータ41が駆
動を継続すると、両クランプ部分間に位置するシートペ
ーパーPの部分には、繰出方向のテンションが加えられ
ることになる(第20図(e))。
さらに駆動モータ41が駆動を継続すると、揺動プレート
51のシートペーパー切断部58が、シートペーパーPを、
ミシン目cに沿って押圧し、その押圧力と繰出方向のテ
ンションによってシートペーパーPは、確実に破断、即
ち切断されることになる(第20図(f))。
しかして、切断されたシートペーパーPの後端はシート
ペーパー押圧片56,57によって確実にクランプされた状
態にある(第20図(f))。
その後、利用者が便座本体11上に着座すると、着座検出
手段72が着座したことを検出し、用便後、利用者が便座
本体11から離れると、着座検出手段72がオフになり、同
オフ信号に基づき、制御部Fが、駆動モータ41に再度、
駆動信号を送り、同駆動モータ41を回転する。これによ
って、シートペーパーPのクランプは解除される(第20
図(g))。
その後、便座本体11のシートペーパーPを排除するか、
又は、洗浄装置を駆動して水洗便器10内を洗浄し、洗浄
水の水勢によって、洗浄水、汚物とともに、シートペー
パーPの切り離し部分を巻込み、流出することができ
る。
そして、シートペーパー位置検出用センサ70がシートペ
ーパーPの除去を検出すると、駆動モータ41を再度駆動
して、シートペーパー送出口8aを閉鎖する(第20図
(h))。
即ち、可動プレート50はシートペーパー送出口8aを通し
ての汚水のシートペーパー送出路への侵入を確実に防止
することができる姿勢を機能部ケーシング15内で取るこ
とができる。
以上説明したきたように、本実施例では、機能部ケーシ
ング内に配設したシートペーパー位置検出用センサ70
を、水密状態に、保護ケーシング73と防水カバー74とか
らなるセンサ保護ケース内に囲繞しているので、機能部
ケーシング15内に汚水等が侵入しても、シートペーパー
位置検出用センサ70に侵入水がかかるのを確実に防止す
ることができ、シートペーパー位置検出用センサ70に常
時正常な作動をさせることができ、シートペーパーPを
一定長さだけ確実に便座本体11上に繰り出すことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係わるシートペーパー自動供給便座を
具備するトイレ装置の全体斜視図。 第2図は同トイレ装置の部分側面図。 第3図は同トイレ装置の一部切欠平面図。 第4図は同便座の一部切欠正面図。 第5図は一部切欠右側面図。 第6図及び第7図はシートペーパー繰出機構部及びシー
トペーパー切断機構部の詳細を示す第5図I−I線及び
II−II線による矢視図。 第8図はシートペーパーロールの取付状態説明図。 第9図は制御部のブロック図。 第10図はシートペーパー位置検出用センサの取付状態説
明図。 第11図及び第12図は吊支機枠を揺動した状態における第
4図III−III線及びIV−IV線による断面図。 第13図はシートペーパー位置検出用センサ70の要部拡大
説明図。 第14図は第13図V−V線による断面図。 第15図は便座本体の機能部ケーシングへの取付状態を示
す分解説明図。 第16図は着座検出手段の要部拡大断面正面図。 第17図は同要部拡大平面図。 第18図は第17図VI−VI線による断面図。 第19図はシートペーパーの斜視図。 第20図はシートペーパー自動供給便座の動作順序説明
図。 図中、 C:シートペーパー繰出機構部 D:シートペーパー切断機構部 F:制御部 P:シートペーパー R:シートペーパーロール 11:便座本体 15:機能部ケーシング 70:シートペーパー位置検出用センサ 73:保護ケーシング 74:防水カバー
フロントページの続き (72)考案者 法月 仙一郎 愛知県春日井市愛知町1番地 愛知電機株 式会社内

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】便座本体(11)の後部に機能部ケーシング
    (15)を配設し、同機能部ケーシング(15)内に、シー
    トペーパー(P)を便座本体(11)上に繰り出すシート
    ペーパー繰出機能部(C)と、シートペーパー(P)に
    設けたシートペーパー位置検出部をシートペーパー位置
    検出用センサ(70)により検出して、前記シートペーパ
    ー繰出機構部(C)の駆動を制御する制御部(F)を具
    備するシートペーパー自動供給便座において、 機能部ケーシング(15)内であってかつシートペーパー
    送出路の上方にセンサ保護ケースを配設し、同センサ保
    護ケース内に、水密状態に、シートペーパー位置検出用
    センサ(70)を囲繞したことを特徴とするシートペーパ
    ー自動供給便座。
  2. 【請求項2】機能部ケーシングに垂直センサ取付壁を設
    け、同垂直センサ取付壁に、底板と、天井板と、両板の
    一側部同士を連結する一側側壁とからなり、右側部を開
    口したコ字状の保護突条を突設し、 同保護突条の前面に、保護突条の前面をカバーする垂直
    前壁と、同垂直前壁の上部から後方に屈曲し、垂直セン
    サ取付壁の上部に着脱自在に係合可能な上部壁と、上部
    壁の一側端から垂下する一側側壁とからなる防水カバー
    を連結し、 保護突条と防水カバーとの間にセンサ収納空間を形成
    し、同センサ収納空間内にシートペーパー位置検出用セ
    ンサを収納・固定し、 さらに、保護突条の底板にセンサ用透孔を設けるととも
    に、保護突条の右側開口部を電気配線導出部としたこと
    を特徴とする請求項1記載のシートペーパー自動供給便
    座。
  3. 【請求項3】防水カバーの垂直前壁の裏面であって、保
    護突条の天井板の上方をなす位置に水切りプレートを突
    設するとともに、天井板の上面を傾斜させた侵入水排出
    流路を形成したことを特徴とする請求項2記載のシート
    ペーパー自動供給便座。
  4. 【請求項4】防水カバーの垂直前壁の前面に侵入水跳ね
    上げ防止バリアを設けたことを特徴とする請求項2又は
    3記載のシートペーパー自動供給便座。
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