JP5372433B2 - ロールペーパー保持具 - Google Patents

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Description

本発明は、ロールペーパー保持具に係り、更に詳しくは消費に伴ってロールペーパーのロールの径が小さくなり、重量が軽くなっても保持具から脱落するのを防止するようにしたロールペーパー保持具に関する。
また、本発明は、前記ロールペーパー保持具において、ロールペーパーの先端部を引き出し易くする手段を備えたロールペーパー保持具に関する。
ロール状のトイレットペーパーを保持する際に、トイレットペーパーの芯となっている紙管又は貫通孔の中へ通す軸や、両側から紙管等の中に挿入して軸支する凸状の係止部材を使用せずに、載置部上に載せ置いたトイレットペーパーを繰り出して使用するようにしたロールペーパー保持装置が、例えば、下記特許文献1で提案されている。
特許第2747653号
特許文献1記載のトイレットペーパー保持装置によれば、その押圧体がケース体内に収容されるトイレットペーパーと当接し、当該トイレットペーパーを押圧体の自重で常時押えて保持するようにしている。
特許文献1記載のトイレットペーパー保持装置は、トイレットペーパーの径が大きく、重量が重い場合は特段問題はない。
しかし、トイレットペーパーを引き出し消費するうちに、ロール径が次第に小さくなりトイレットペーパーの重量が軽くなると、トイレットペーパーをロールから繰り出すときに、載置部からトイレットペーパー全体が引き出され脱落してしまう課題がある。
この場合、一方の手指で押圧体を押さえ、他方の手指でトイレットペーパーを引き出すようにすれば、トイレットペーパー全体が引き出されず、必要な分だけを繰り出すことができる。
しかし、両方の指先が自由に使えない高齢者や身体に障害を抱え指先が不自由な者にとっては、前記のような動作は困難で、その改善が望まれていた。
また、特許文献1記載のトイレットペーパー保持装置は切断部が直線状であり、ロールペーパーの左右両端いずれかから破り始めることをきっかけにして切断を行うが、この際に使用者は手首をひねりながら切断部に押しつける動作が必要となる。当該動作は、高齢者や身体に障害を抱え指先が不自由な者にとって困難であり、その改善も望まれていた。
本発明は前記課題を解決するもので、ロールペーパーのロールの径が小さくなり、重量が軽くなってもペーパーをロールから繰り出すときに保持具から脱落するのを防止するようにしたロールペーパー保持具を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、前記ロールペーパー保持具において、ロールペーパーの先端部を引き出し易くする手段を備えたロールペーパー保持具を提供することにある。
上記目的を達成するために講じた本発明の手段は次のとおりである。
本発明は、
ロールペーパーのロールの径が小さくなり重量が軽くなってもペーパーをロールから繰り出すときに保持具から脱落するのを防止するようにしたロールペーパー保持具であって、
ロールペーパーを載せ置く載置体と
該載置体に載せ置かれたロールペーパーに当接してペーパーを繰り出すときの引っ張り力でロールペーパーが前記載置体から脱落しないように保持する保持体と
前記載置体先端部に設けてあり、ロールペーパーから繰り出したペーパーを切断する切断部と、
備え、
前記保持体の先端側には、少なくとも人の指先が入る程度の切欠部を有し、
前記載置体および前記保持体の双方に磁石を有し、または前記載置体および前記保持体の何れか一方に磁を有し他方には磁性体を有し、前記磁石の磁力で前記保持前記載置体側に引き寄せてロールペーパーのロール径が径小になるにしたがってロールペーパーに当接している前記保持体が前記載置体側に近づき、前記磁石間または磁石と磁性体間の距離が短くなるにしたがってロールペーパーに当接している前記保持体がロールペーパーを押さえる力を増加させる、
ロールペーパー保持具である。
(削除)
本発明は
置体の基部横側に磁石または磁性体を配置し、保持体には前記磁石または磁性体と相対する位置に前記磁石または磁性体と磁力で引き合う磁石または磁性体を配置している、
ロールペーパー保持具である。
(削除)
なお、前記ロールペーパー保持具に係るペーパーの切断部は、突き出た両端に対して中央が奥まった緩い円弧状、または、突き出た両端に対して中央が奥まったV字状に形成されており、先部側の幅方向にわたって鋸歯状の刃が設けられており、切断部の両端近傍であって底板先端側寄りの箇所に窪み又は凹部が設けられていてもよい。
(削除)
(削除)
(削除)
ロールペーパーとしては、例えば、キッチン、トイレ等で使用されるロール状に巻かれたトイレットペーパー、ペーパータオル、キッチンペーパー等の紙シート等が挙げられるが、その他、ロール状の不織布シート、食品用ラップフィルム、横断方向にミシン目の入ったビニル袋等のビニル樹脂シート、軟質のアルミニウム箔(いわゆる食品用アルミホイル)等に使用することもできる。
磁性体としては、例えば鉄、ニッケル、コバルト等が挙げられ、その他酸化鉄、酸化クロム、コバルト、フェライトを含む金属、樹脂等であってもよい。
また、例えば、磁性体を配置する箇所は、保持体又は載置体に設けられた一方の磁石または磁性体と相対する位置であってもよいし、保持体又は載置体自体を磁性体で形成することもできる。なお、保持体が載置体基部に取り付けられているような場合、磁石又は磁性体は、揺動等の動作により保持体と載置体が最も接近した状態において、相対するよう配置されていることが望ましい。
磁石は、永久磁石が好適に使用されるが、これに限定するものではなく、電磁石を使用することもできる。
載置体および保持体を形成する主素材としては、例えばプラスチック等の合成樹脂が挙げられるが、当該素材に限定するものではなく、例えば、ステンレススチール等の金属、木材、竹材等の他の公知素材またはこれらを組み合わせたものであってもよい。また、保持体は板体で形成してもよいし、線材で形成してもよい。
ーパーの切断部を形成する素材は、少なくとも切断の際にペーパーを一時固定できるだけの摩擦力を持つものであれば特に限定せず、例えば天然ゴム、ウレタンゴム等の合成ゴム、ポリプロピレン、塩化ビニル、ABS、スチロールなどの合成樹脂、シリコン、硬質スポンジ或いは表面がざらざらしたサンドペーパー状のもの等、またはこれらの組み合わせが挙げられる。また、前記切断部は、通常の使用において人膚を傷つけないか又は傷つけにくい形状に形成されていることが使用者の安全性の観点からより好ましい。
(作 用)
本発明に係るロールペーパー保持具の作用を説明する。
(1)載置体上にロールペーパーを載せ、そのロールペーパー上に保持体を当接する。
ロールペーパーを使用するときは、ペーパー先端を引き出して切断部で所要長さ切断する。
ロールペーパーの径が大きいときにはロールペーパー自体も重いので、ペーパー先端を引いてもロールペーパーは載置体から脱落しないか、しにくい。従って保持体がロールペーパーを保持する力は弱くても良い。
(2)ーパーが消費されるにつれてロールペーパーの径が小さくなるとロールペーパー自体も軽くなるので、ペーパー先端を引くとロールペーパーは載置体から脱落しやすくなる。ロールペーパーの脱落を防止するにはロールペーパーを保持する力を強くする必要がある。
本発明では、ロールペーパーの径が小さくなるにつれて保持体は載置体側に近づく。保持体が載置体側に近づくにつれて磁石または磁石と磁性体間の距離が短くなり、磁石が保持体を引き寄せる力、つまり保持体を載置体側に引き寄せてロールペーパーを保持する力は強くなるので、軽くなったロールペーパー先端を引いてもロールペーパーが載置体から脱落するのを防止できる。
(3)また、ロールペーパーを載せ置く載置体と、該載置体基部に揺動自在に取り付けられており載置体に載せ置かれたロールペーパーを載置体から脱落しないように保持する保持体と、前記載置体の先端部縁部から外部に張り出して設けてあるロールペーパーの切断部と、少なくとも前記切断部材の両側方に設けられたロールペーパーのガイド部材と、を有するロールペーパー保持具であって、前記載置体の基部横側に配置された磁石または磁性体と、保持体の前記磁石または磁性体と相対する位置に配置された前記磁石または磁性体と引き合う磁石または磁性体と、を有し、前記保持体側の磁石または磁性体は、保持体の動きに従って揺動し、保持体が最も下がった状態において、前記載置体に配置された磁石または磁性体と相対し当接するかほぼ当接する距離に位置するよう設定されており、前記切断部の少なくともロールペーパーと当接する箇所は、摩擦力でペーパーを当該切断部に固定できる素材で形成されており、載置体の開口部縁部、ペーパーの切断部、または、載置体の開口部縁部及びペーパーの切断部の中から選択された何れかの箇所であってペーパー先端が位置する部分に、少なくとも人の指先が入る程度の窪み又は凹部が設けられたロールペーパー保持具の場合は、前記作用に加えて、以下の作用を奏する。
ーパーを引き出すと、切断部の両側方にロールペーパーのガイド部材が設けられているため、引き出したロールペーパーが左右いずれかに偏って送り出されにくく、きれいに切断しやすい。
このとき、ペーパーの先端は、摩擦により切断部に半ば固定または固定され、更に下方へ引くと容易に切断される。また、切断部は、載置体の開口部縁部から外部に張り出して設けてあるので、ペーパーを切断した後に切断部の上にペーパー先端が残り、次回使用するときに摘んで引き出しやすい。
切断後のペーパー先端が切断部の上にぴったりと張り付いた場合は、切断部に設けられた窪み又は凹部へ指を入れる。すると、ペーパー先端近傍の張り付きが解けるか又は弱まるため、簡単にペーパー先端を引き出すきっかけとすることができる。
なお、ペーパーの切断部が突き出た両端に対して中央が奥まった緩い円弧状、または、突き出た両端に対して中央が奥まったV字状に形成されたものにあっては、繰り出したペーパーを下方に引くと、ペーパーの左右両端いずれもが破れ始め、当該箇所をきっかけにして両側から中央方向へペーパーが切断される。このとき、使用者は手首をひねる必要がない。
保持体の先端側に少なくとも人の指先が入る程度の切欠部が設けられた、ロールペーパー保持具にあっては、前回使用時にペーパーがうまく切断できなかった等の原因で載置体内部にロールペーパー先端が位置しているような場合、保持体に設けられた切欠部からロールペーパーを直接触って転動させることができ、保持体を開ける(上げる)ことなく、ロールペーパー先端を切断部の上まで位置させることができる。
本発明によれば、次の効果を奏する。
(1)ロールペーパーのロールの径が小さくなり、重量が軽くなってもペーパーをロールから繰り出すときに保持具から脱落するのを防止するようにしたロールペーパー保持具が提供できる。したがって引き出したペーパー先端を少し強く引いたとしても、使用するうちに径が小さく且つ重量が軽くなったロールペーパーがロールペーパー保持内から飛び出さないか又は飛び出しにくい。
(削除)
ーパーの切断部が突き出た両端に対して中央が奥まった緩い円弧状、または、突き出た両端に対して中央が奥まったV字状に形成されたロールペーパー保持具にあっては、使用者は繰り出したペーパーを手首をひねることなく切断できるので、健常者のみならず、幼児や高齢者あるいは身体に障害を抱え指先が不自由な者にとってもペーパーの切断が容易となる。
本発明の実施の形態を、図面に例示したトイレットペーパー保持具に基づき更に詳細に説明する。
図1は、トイレットペーパー保持具の一方の側部カバーを外した状態を示す斜視説明図である。
図1に示すトイレットペーパー保持具1は、ロール状のトイレットペーパーを載せ置く載置体2と、載置されたトイレットペーパーと当接して、トイレットペーパーを保持する保持体3と、繰り出されたトイレットペーパーを切断する切断要素又は切断部であるカッター4とを備えている。
更に詳しく説明する。
保持体3は、基部が載置体2の上端部近傍へ軸着されており、軸着部分を中心として回動(揺動)可能となっている。保持体3は、下方へ回動したときにその先端が載置体2の底板210の最も低い位置(角部)近傍に当たって止まるように設定されている。
なお、本実施の形態では、載置体2と保持体3は概ねプラスチックにより成型されているが、当該素材に限定するものではなく、例えば、他の合成樹脂、ステンレススチール等の金属、木材、竹材等の公知素材またはこれらを組み合わせたものであってもよい。
載置体2は、内面側が窪んだ側面視略L字状に形成されており、角部が最も低い位置になるよう設けられた底板210と、内面が底板210と連続した背面板211と、底板210及び背面板211の左右両側に設けられており、底板210及び背面板211の側縁に沿うように湾曲形成されている側枠220,221と、側枠220,221を覆う側部カバー240,250とを備えている。
前記各部材により、囲まれた載置体2内部には側方と前方上部が大きく開口した収容空間部260が形成されており、該収容空間部260は一般的なサイズのトイレットペーパーが収まる大きさに設定されている。
側枠220,221は、収容空間部260に収容されたトイレットペーパー5が載置体2前方から引き出される際に左右方向へはみ出ないようにするためのガイド部材の役割を果たす。
側枠220,221は、側壁で囲まれ内部は中空になっており、両端には中間部分よりも拡大された下部拡大空間270と上部拡大空間280が形成されている。
側枠220の上部の上部拡大空間280は、後方側区画281と前方側区画282を有している。後方側区画281には、磁石または磁石に吸引される磁性体マグネット230が取着壁283に接着剤等で固着されている。
底板210先端側の開口部縁部には、その全幅にわたりカッター4が取着してある。
保持体3は前部側がやや薄くかつ前方に向け湾曲して形成されている。
保持体3は、後部側に係止片310と軸部312が、前部側に切欠部311が、側部側にマグネット314を内包するマグネット保持体313が、それぞれ設けられている。
係止片310は、保持体3の後部基端側に突出した爪状体である。
切欠部311は、保持体3前部側の先端側中央部分を切り欠いて形成されている。
軸部312は、保持体3の後部基端側の左右それぞれの側方側へ突出した所要長さの棒状体である。左側に位置する軸部312には板状のマグネット保持体313が設けられており、該マグネット保持体313にはマグネット314が内包されている。
該マグネット保持体313は、軸部312の動きに従って(即ち保持体3の回動に従って)回動し、保持体3が最も下がった状態(保持体3先端が載置体2の底板210に当接した状態)において、前記載置体2に設けられたマグネット230と相対し当接するかほぼ当接する距離に位置するよう設定されている。
カッター4は、突き出た両端に対して中央が奥まった緩い円弧状である略平板状に形成されており、先部側の幅方向にわたって鋸歯状の刃が設けられている。
前記カッター4の両端近傍であって底板210先端側寄りの箇所には、凹部410a,410bが設けられている。該凹部410a,410bは少なくとも人の指先が入る程度の大きさに設定されている。
また、カッター4の他の実施の形態としては、突き出た両端に対して中央が奥まったV字状のものを採用することもできる。
なお、本実施の形態ではカッター4はウレタンゴムで形成されているが、当該素材に限定するものではなく、人膚を傷つけないような柔軟性を有し、トイレットペーパーとの摩擦が大きい素材であればよい。
なお、本実施の形態では前記マグネットとして永久磁石(例えばフェライト磁石)を使用しているが、他の種類の磁石を除外するものではない。
(作 用)
図2は使用前のロール状のトイレットペーパー本体を一点鎖線で示した側面視説明図、図3は消費が進んで径小となったロール状のトイレットペーパー本体を一点鎖線で示した側面視説明図である。
図1乃至図3を参照して、トイレットペーパー保持具1の作用を説明する。
トイレットペーパー保持具1の載置体2にロール状のトイレットペーパー本体5を引き出し端が下側になるようにして収容し、トイレットペーパー先端510を下方から取り出し、保持体3でロールを上から押える。トイレットペーパー先端510を引き出すと、トイレットペーパー本体5は載置体2内で転動し、トイレットペーパーが繰り出される。必要な長さのトイレットペーパーを引き出したら、トイレットペーパー先端510を下側へ引いてカッター4に押し付ける。
トイレットペーパー先端510は、摩擦によりカッター4に半ば固定または固定され、更に下方へ引くと容易に切断される。なお、カッター4は、ウレタンゴムで形成されているので人膚を傷つけず、指などが当たっても怪我をしない。
また、カッター4は、載置体2の開口部縁部から外部に張り出して設けてあるので、トイレットペーパーを切断した後にカッター4の上にトイレットペーパー先端510が残り、次回使用するときに摘んで引き出しやすい。
切断後のトイレットペーパー先端510がカッター4の上にぴったりと張り付いた場合は、カッター4に設けられた凹部410a,410bへ指を入れる。すると、トイレットペーパー先端510近傍の張り付きがとけるか又は弱まるため、簡単にトイレットペーパー先端510を引き出すきっかけとすることができる。
更に、前回使用時にトイレットペーパーがうまくちぎれなかった等の原因で載置体内部にトイレットペーパー先端が位置しているような場合、保持体3に設けられた切欠部311からトイレットペーパー本体5を直接触って転動させることができ、保持体3を開ける(上げる)ことなく、トイレットペーパー先端510をカッター4の上に位置させることができる。このため、載置体2内から引き出すために十分な長さのトイレットペーパー先端510を載置体2外部に引き出すことができる。
前記凹部410a,410b及び切欠部311の構造により、トイレットペーパー保持具1は、健常者のみならず、幼児や老人、身体に障害を抱え指先が不自由な者にとってロールペーパーの引き出しが容易となって利便性が良い。
トイレットペーパー保持具1は、トイレットペーパー本体5の径が大きいときにはトイレットペーパー本体5自体も重いので、トイレットペーパー本体5端を引いてもトイレットペーパー本体5は載置体2から飛び出して脱落しないか、しにくい。
また、トイレットペーパー本体5が細く(その直径が小さく)なるにつれ、保持体3がその自重でトイレットペーパー本体5の外周(内部に位置するトイレットペーパー本体5の上部および前部)に追動して下方へ下がり、トイレットペーパー本体5を押えて載置体2から飛び出さないようにする。
更に、トイレットペーパー本体5の径が小さくなると、載置体2と保持体3の各々に設けられたマグネット314,230の位置が近づいていき、磁力によって保持体3は載置体2の方に引き寄せられる。
この結果、磁力によって可動側である保持体3が固定側である載置体2に引き寄せられて保持体3が下方へ追動する力(押圧力)が強まって保持力が増し、使用によってトイレットペーパー本体5の重量が徐々に軽くなり又その径が小さくなったとしても、トイレットペーパー保持具1内からトイレットペーパー本体5が飛び出さないか又は飛び出しにくい。
繰り出したトイレットペーパーをカッター4に当てて下方に引く。すると、トイレットペーパーの左右両端いずれもが破れ始め、当該箇所をきっかけにして両側から中央方向へトイレットペーパーが切断される。このとき、使用者は手首をひねる必要がない。このため、健常者のみならず、幼児や高齢者あるいは身体に障害を抱え指先が不自由な者にとってもトイレットペーパーの切断が容易となる。
本明細書及び特許請求の範囲で使用している用語と表現は、あくまでも説明上のものであって、なんら限定的なものではなく、本明細書及び特許請求の範囲に記述された特徴およびその一部と等価の用語や表現を除外する意図はない。また、本発明の技術思想の範囲内で、種々の変形態様が可能であるということは言うまでもない。
トイレットペーパー保持具の一方の側部カバーを外した状態を示す斜視説明図。 使用前のロール状のトイレットペーパー本体を一点鎖線で示した側面視説明図。 消費が進んで径小となったロール状のトイレットペーパー本体を一点鎖線で示した側面視説明図。
1 トイレットペーパー保持具
2 載置体
210 底板
211 背面板
220,221 側枠
230 マグネット
240,250 側部カバー
260 収容空間部
270 下部拡大空間
280 上部拡大空間
281 後方側区画
282 前方側区画
283 取着壁
3 保持体
310 係止片
311 切欠部
312 軸部
313 マグネット保持体
314 マグネット
4 カッター
410a,410b 凹部
5 トイレットペーパー本体
510 トイレットペーパー先端

Claims (3)

  1. ロールペーパーのロールの径が小さくなり重量が軽くなってもペーパーをロールから繰り出すときに保持具から脱落するのを防止するようにしたロールペーパー保持具であって、
    ロールペーパーを載せ置く載置体と
    該載置体に載せ置かれたロールペーパーに当接してペーパーを繰り出すときの引っ張り力でロールペーパーが前記載置体から脱落しないように保持する保持体と
    前記載置体先端部に設けてあり、ロールペーパーから繰り出したペーパーを切断する切断部と、
    備え、
    前記保持体の先端側には、少なくとも人の指先が入る程度の切欠部を有し、
    前記載置体および前記保持体の双方に磁石を有し、または前記載置体および前記保持体の何れか一方に磁を有し他方には磁性体を有し、前記磁石の磁力で前記保持前記載置体側に引き寄せてロールペーパーのロール径が径小になるにしたがってロールペーパーに当接している前記保持体が前記載置体側に近づき、前記磁石間または磁石と磁性体間の距離が短くなるにしたがってロールペーパーに当接している前記保持体がロールペーパーを押さえる力を増加させる、
    ロールペーパー保持具。
  2. 置体の基部横側に磁石または磁性体を配置し、保持体には前記磁石または磁性体と相対する位置に前記磁石または磁性体と磁力で引き合う磁石または磁性体を配置している、
    請求項1記載のロールペーパー保持具。
  3. 切断部は、突き出た両端に対して中央が奥まった緩い円弧状、または、突き出た両端に対して中央が奥まったV字状に形成されており、
    先部側の幅方向にわたって鋸歯状の刃が設けられており、切断部の両端近傍であって底板先端側寄りの箇所に窪み又は凹部が設けられた、
    請求項1または2記載のロールペーパー保持具。
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