JPH10127523A - トイレットペーパーホルダ - Google Patents

トイレットペーパーホルダ

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Publication number
JPH10127523A
JPH10127523A JP30132496A JP30132496A JPH10127523A JP H10127523 A JPH10127523 A JP H10127523A JP 30132496 A JP30132496 A JP 30132496A JP 30132496 A JP30132496 A JP 30132496A JP H10127523 A JPH10127523 A JP H10127523A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toilet paper
holder
roller
toilet
paper
Prior art date
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Pending
Application number
JP30132496A
Other languages
English (en)
Inventor
Misao Shoji
操 庄司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHIYOUJIMISAO SEISAKUSHO KK
Original Assignee
SHIYOUJIMISAO SEISAKUSHO KK
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Publication date
Application filed by SHIYOUJIMISAO SEISAKUSHO KK filed Critical SHIYOUJIMISAO SEISAKUSHO KK
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Publication of JPH10127523A publication Critical patent/JPH10127523A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 指に負担をかけずに紙の巻回部分の表面に密
着した切り取り端部を剥離することが可能なトイレット
ペーパーホルダを提供する。 【解決手段】 ホルダ1によってトイレの壁面に固定さ
れた係合軸6に、巻回状態のトイレットペーパー2が、
ほぼ中心位置で着脱自在に、かつ回動自在に軸支され、
アーム5a、5bの一端がホルダ1に、回転軸3を介し
て回動自在に取り付けられ、アーム5a、5bにより、
周面に針状突起8が形成されたローラ7が、トイレット
ペーパー2の表面に、回動自在に対接配置され、ローラ
7の回動操作によって、トイレットペーパー2が巻き戻
され、切り取り端部が分別されるので、ローラ7を回動
させるという簡単な操作で、指先の機能が低下している
患者などにも、容易に短時間でトイレットペーパー2の
切り取り端部の分別が可能になると共にトイレットペー
パー2の無駄な破棄を防止することが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、巻回状態のトイレ
ットペーパーが装着されるトイレットペーパーホルダに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のトイレットペーパーホルダでは、
ほぼ中心部で回動自在に保持されたトイレットペーパー
が、端部から順次巻き戻されて使用されるが、多くのト
イレットペーパーでは、所定長ごとに縦方向に切れ目が
形成されていて、所定長ごとに切れ目に沿って切り取っ
て使用される。
【0003】トイレットペーパーの使用時の紙の切り取
りは、切れ目が形成されていないトイレットペーパーで
は、なかなか上手くは行なわれず切り取り端部が凸凹に
なったり斜めになり、また切れ目が形成されているトイ
レットペーパーでも、必ずしも前記切れ目に沿って切り
取りが行なわれないことが多々あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記トイレットペーパ
ーでは、前回使用時の紙の切り取りが上手く行なわれて
いると、切り取り端部が、紙の巻回された部分の表面か
ら、比較的分離し易い状態となっているが、特に切り取
り端部が斜めに行なわれたりした場合などは、切り取り
端部が紙の巻回された部分の表面に密着したり、トイレ
ットホルダ内に該端部が隠れてしまい、次の使用時に該
切り取り端部が使用者に分別しにくくなることが多い。
【0005】このような状態になると、トイレットペー
パーの切り取り端部を分からずに該端部以外の部分を切
断したりして、ますます切り取り端部が分からなくな
り、複数枚の紙が重なった状態で、トイレットペーパー
の切り取りが行なわれ、紙に破棄部分が生じることもあ
り、トイレットペーパーが無駄に使用される。また、指
先の機能が弱った病人や老人などには、紙の巻回部分の
表面に密着した切り取り端部をトイレットペーパー本体
から剥離することは大きな負担となる。
【0006】本発明は、前述したようなトイレットペー
パーの切り取りの現状に鑑みてなされたものであり、そ
の目的は、指に負担をかけずに紙の巻回部分の表面に密
着した切り取り端部を容易にトイレットペーパー本体か
ら剥離することが可能なトイレットペーパーホルダを提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、巻回状態のトイレットペーパーを、ほぼ
中心位置で着脱自在に、かつ回動自在に軸支する軸支手
段と、該軸支手段をトイレの壁面に固定するホルダと、
前記トイレットペーパーの表面に回動自在に対接配設さ
れ、回動操作によって前記トイレットペーパーを巻き戻
す手段とを有するトイレットペーパーホルダを特徴とす
るものである。また前記トイレットペーパーホルダにお
いては、前記巻き戻し手段は、一端が前記ホルダに回動
自在に取り付けられたアームと、該アームに回動自在に
取り付けられ、周面に突起が形成され、前記アームによ
り前記トイレットペーパーの表面に対接配置されるロー
ラとからなることが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明を、図1乃至図4を
参照して説明する。図1は本発明の一実施例の構成を示
す正面説明図、図2は本実施例の構成を示す平面説明
図、図3は図1の部分拡大図、図4は図2の部分拡大図
である。
【0009】本発明において、トイレットペーパー2を
保持するホルダ1は、図1および図2に示すように、ト
イレの壁面に固定される固定板1aの両端に、固定板1
aに直角に保持板1bがそれぞれ一体に突出形成され、
保持板1bの端部に係合軸6が、保持板1bに直角に互
いに近付く方向に取り付けられており、これらの係合軸
6に巻回状態のトイレットペーパー2のほぼ中心開口部
が係合され、ホルダ1にトイレットペーパー2が保持さ
れている。
【0010】ホルダ1の係合軸6は、ばね機構(図示せ
ず)によって、常時は保持されるトイレットペーパー2
の軸芯方向に突出しているが、トイレットペーパー2の
軸芯に直角方向に力を加えると、ばねに抗して係合軸6
は、トイレットペーパー2の軸芯に直角に屈折され、前
記力を取り除くと軸芯方向に突出した原位置に復帰する
ようになっている。このために、巻回状態のトイレット
ペーパー2を、係合軸6に直角方向に保持板1b間に挿
入すると、係合軸6が屈折してトイレットペーパー2
が、保持板1b間に挿入され、トイレットペーパー2の
中心開口部が係合軸6位置に達すると、ばね力によって
係合軸6が中心開口部内において、軸芯方向に突出した
原位置に復帰し、トイレットペーパー2が、ホルダ1に
着脱自在にかつ回動自在に取り付けられるように構成さ
れている。
【0011】また、ホルダ1の保持板1bに回転軸3が
取り付けられ、この回転軸3の中央部にアーム5a、5
bの一端が固定され、アーム5a、5bの中間位置に
は、ローラ7が軸芯を中心に回動自在に取り付けられ、
図3および図4に示すように、巻回状態のトイレットペ
ーパー2の周面に対接配置されるローラ7の周面には、
複数の針状突起8が突出形成されている。
【0012】このような構成の本発明の動作を説明す
る。残り少なくなったトイレットペーパー2を、ホルダ
1から取り外すには、アーム5a、5bを回転軸3を中
心に、図1で反時計回り方向に回動させて、ローラ7を
トイレの壁に立て掛けた状態にし、残りのトイレットペ
ーパー2を、保持板1bに沿って軸芯に直角に移動させ
ると、係合軸6が直角に屈折して、トイレットペーパー
2が係合軸6との係合を解除し、残りのトイレットペー
パー2がホルダ1から抜き取られ、ばね力によって係合
軸6は原位置に復帰する。
【0013】この状態で、新しいトイレットペーパー2
を保持板1b間に挿入すると、係合軸6が直角に屈折
し、トイレットペーパー2の開口部が係合軸6の取り付
け位置に達すると、係合軸6がばね力で開口部内に入り
込んで原位置に復帰し、新しいトイレットペーパー2が
ホルダ1に保持され、アーム5a、5bを時計回り方向
に回動させて、ローラ7をトイレットペーパー2の表面
に位置させて装着を完了する。しかし、残り少なくなっ
たトイレットペーパー2をホルダ1から取り外し新しい
トイレットペーパーに交換するための手段は、この他に
も従来から多数の提案がなされており、本発明は該手段
についてはその要旨ではない。
【0014】ホルダ1に装着されたトイレットペーパー
2に対して、必要長部分を切り取る際には、指でローラ
7を図1で反時計回り方向に回転させると、針状突起7
の先端が、巻回部分の表面に位置するトイレットペーパ
ー2に軽く噛合した状態で、ローラ7の回転に伴って、
トイレットペーパー2全体が時計回り方向に回動し、ト
イレットペーパー2の表面の1枚が、ローラ7の回転に
伴い、針状突起7により他の巻回部分から浮き上がるよ
うに剥離する。この状態で、ローラ7の回転を継続する
と、トイレットペーパー2から表面の1枚が分離されて
垂れ下るので、使用者は、垂れ下ったトイレットペーパ
ー2を所望長だけ引き出し切り取って使用する。
【0015】このように、本発明によると、使用者は巻
回されたトイレットペーパー2から、切り取り端部を指
や目視により探す必要がなく、ローラ7を指で回転する
という簡単な操作を行うだけで、前回の使用時に切り取
り端部が凸凹に切り取られ、或いは該端部がホルダ1の
下側に隠れていても、さらに前記端部が表面に密着した
状態にあっても、巻回されたトイレットペーパー2から
表面の1枚(2枚一組の場合は表面の2枚)を剥離する
ことができるので、無理にトイレットペーパー2を剥離
しようとして、複数枚を同時に剥離して破棄部分が増加
し、トイレットペーパー2を無駄にすることが防止され
ると共に、指の機能が低下した老人や病人でも簡単にト
イレットペーパー2の端部を探すことが可能になる。
【0016】
【発明の効果】以上述べた通り本発明によると、ホルダ
によってトイレの壁面に固定された軸支手段に、巻回状
態のトイレットペーパーが、中心位置で着脱自在に、か
つ回動自在に軸支され、トイレットペーパーの表面に、
巻き戻し手段が回動自在に対接配設され、巻き戻し手段
の回動操作によって、トイレットペーパーが巻き戻さ
れ、端部が分別されるので、巻き戻し手段を回動させる
という簡単な操作で、指先の機能が低下している老人や
病人などにも、容易に短時間でトイレットペーパーの切
り取り端部の分別が可能になると共に、トイレットペー
パーの無駄な破棄を防止することが可能になる。
【0017】さらに本発明によると、ホルダによってト
イレの壁面に固定された軸支手段に、巻回状態のトイレ
ットペーパーが、中心位置で着脱自在に、かつ回動自在
に軸支され、アームの一端がホルダに回動自在に取り付
けられ、このアームによって、周面に突起が形成された
ローラが、トイレットペーパーの表面に、回動自在に対
接配置され、ローラの回動操作によって、トイレットペ
ーパーが巻き戻され、切り取り端部が分別されるので、
ローラを回動させるという簡単な操作で、指先の機能が
低下している老人や病人などにも、容易に短時間でトイ
レットペーパーの切り取り端部の分別が可能になると共
に、トイレットペーパーの無駄な破棄を防止することが
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す正面説明図であ
る。
【図2】同実施例の構成を示す平面説明図である。
【図3】図1の部分拡大図である。
【図4】図2の部分拡大図である。
【符号の説明】
1 ホルダ 1a 固定板 1b 保持板 3 回転軸 5a アーム 5b アーム 6 係合軸 7 ローラ 8 針状突起

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻回状態のトイレットペーパーを、ほぼ
    中心位置で着脱自在に、かつ回動自在に軸支する軸支手
    段と、該軸支手段をトイレの壁面に固定するホルダと、
    前記トイレットペーパーの表面に回動自在に対接配設さ
    れ、回動操作によって前記トイレットペーパーを巻き戻
    す手段とを有することを特徴とするトイレットペーパー
    ホルダ。
  2. 【請求項2】 前記巻き戻し手段は、一端が前記ホルダ
    に回動自在に取り付けられたアームと、該アームに回動
    自在に取り付けられ、周面に突起が形成され、前記アー
    ムにより前記トイレットペーパーの表面に対接配置され
    るローラとからなることを特徴とする請求項1記載のト
    イレットペーパーホルダ。
JP30132496A 1996-10-25 1996-10-25 トイレットペーパーホルダ Pending JPH10127523A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30132496A JPH10127523A (ja) 1996-10-25 1996-10-25 トイレットペーパーホルダ

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JP30132496A JPH10127523A (ja) 1996-10-25 1996-10-25 トイレットペーパーホルダ

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JP30132496A Pending JPH10127523A (ja) 1996-10-25 1996-10-25 トイレットペーパーホルダ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2860968A1 (fr) * 2003-10-21 2005-04-22 Maurice Granger Dispositif anti boucles pour appareils de distribution de materiau d'essuyage
WO2008126542A1 (ja) * 2007-03-12 2008-10-23 Sasaki Co., Ltd. トイレットペーパホルダ
JP2008253742A (ja) * 2007-03-12 2008-10-23 Sasaki:Kk トイレットペーパホルダ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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FR2860968A1 (fr) * 2003-10-21 2005-04-22 Maurice Granger Dispositif anti boucles pour appareils de distribution de materiau d'essuyage
WO2005039372A1 (fr) * 2003-10-21 2005-05-06 Maurice Granger Dispositif anti boucles pour appareils de distribution de materiau d’essuyage
WO2008126542A1 (ja) * 2007-03-12 2008-10-23 Sasaki Co., Ltd. トイレットペーパホルダ
JP2008253742A (ja) * 2007-03-12 2008-10-23 Sasaki:Kk トイレットペーパホルダ

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