JPH10216066A - ローラー形粘着清掃具 - Google Patents
ローラー形粘着清掃具Info
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- JPH10216066A JPH10216066A JP3996797A JP3996797A JPH10216066A JP H10216066 A JPH10216066 A JP H10216066A JP 3996797 A JP3996797 A JP 3996797A JP 3996797 A JP3996797 A JP 3996797A JP H10216066 A JPH10216066 A JP H10216066A
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- rail
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- Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 塵埃が付着した最外周の粘着シートを容易に
剥離することができるようにする。 【解決手段】 操作ロッド２の先端部にローラー４を回
転自在に設け、剥離紙の表面に粘着剤が塗布された粘着
シート５ａを前記ローラー４の外周に多重巻きしてなる
ローラー形粘着清掃具において、前記ローラー４の半径
方向外方にて該ローラー４の軸方向に延びるレール６を
設けるとともにその端部を前記操作ロッド２に連結し、
前記レール６にスライダー１５を長手方向に摺動可能に
設け、該スライダー１５に前記ローラー４方向に突出す
るカッター１８を設ける。
剥離することができるようにする。 【解決手段】 操作ロッド２の先端部にローラー４を回
転自在に設け、剥離紙の表面に粘着剤が塗布された粘着
シート５ａを前記ローラー４の外周に多重巻きしてなる
ローラー形粘着清掃具において、前記ローラー４の半径
方向外方にて該ローラー４の軸方向に延びるレール６を
設けるとともにその端部を前記操作ロッド２に連結し、
前記レール６にスライダー１５を長手方向に摺動可能に
設け、該スライダー１５に前記ローラー４方向に突出す
るカッター１８を設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、粘着シート有する
ローラを転動させ、カーペット、ソファー等の被清掃物
上に付着あるいは落ちた塵埃を上記粘着シートにくっつ
けて除去するローラー形粘着清掃具に関するものであ
る。
ローラを転動させ、カーペット、ソファー等の被清掃物
上に付着あるいは落ちた塵埃を上記粘着シートにくっつ
けて除去するローラー形粘着清掃具に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の技術として、操作ロッドの先端部
にローラーを回転自在に設け、剥離紙の表面に粘着剤が
塗布された粘着シートを渦巻き状に多重巻きにした粘着
筒体を設けるとともに、巻き端が位置する粘着筒体の軸
端部に切り裂き用の切り込みを形成し、この粘着筒体を
上記ローラーの外周に嵌合させる。そして、操作ロッド
を持って上記粘着筒体をカーペット、ソファー等の被清
掃物上で転動させ、該被清掃物上の塵埃を粘着筒体の最
外周の粘着シートにくっつけて除去する。そして、最外
周の粘着シートの粘着力が低下した際には、該粘着シー
トをその巻き端側から引出して一回転させ、上記切り込
み部から切り裂いて次段の粘着シートを露出させるよう
にしたものがあった。
にローラーを回転自在に設け、剥離紙の表面に粘着剤が
塗布された粘着シートを渦巻き状に多重巻きにした粘着
筒体を設けるとともに、巻き端が位置する粘着筒体の軸
端部に切り裂き用の切り込みを形成し、この粘着筒体を
上記ローラーの外周に嵌合させる。そして、操作ロッド
を持って上記粘着筒体をカーペット、ソファー等の被清
掃物上で転動させ、該被清掃物上の塵埃を粘着筒体の最
外周の粘着シートにくっつけて除去する。そして、最外
周の粘着シートの粘着力が低下した際には、該粘着シー
トをその巻き端側から引出して一回転させ、上記切り込
み部から切り裂いて次段の粘着シートを露出させるよう
にしたものがあった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものは、髪
等の細長い塵埃が粘着シートの巻き端部を跨がってくっ
つくと、この巻き端部が塵埃によって連結され、該巻き
端部から最外周の粘着シートを剥離することが困難にな
る欠点があった。本発明は、粘着シートの表面にくっつ
いた塵埃を切断するカッターを設けることにより、上記
欠点を解消した新規なローラー形粘着清掃具を得ること
を目的とする。
等の細長い塵埃が粘着シートの巻き端部を跨がってくっ
つくと、この巻き端部が塵埃によって連結され、該巻き
端部から最外周の粘着シートを剥離することが困難にな
る欠点があった。本発明は、粘着シートの表面にくっつ
いた塵埃を切断するカッターを設けることにより、上記
欠点を解消した新規なローラー形粘着清掃具を得ること
を目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、以下の如く構成したものである。即ち、操
作ロッドの先端部にローラーを回転自在に設け、剥離紙
の表面に粘着剤が塗布された粘着シートを前記ローラー
の外周に多重巻きしてなるローラー形粘着清掃具におい
て、前記ローラーの半径方向外方にて該ローラーの軸方
向に延びるレールを設けるとともにその端部を前記操作
ロッドに連結し、前記レールにスライダーを長手方向に
摺動可能に設け、該スライダーに前記ローラー方向に突
出するカッターを設ける構成にしたものである。この場
合、前記レールの内面であってかつ前記カッターに接近
する位置に、内方に突出して前記粘着シートに接触する
細幅な凸条をレールの長手方向に延長形成するととも
に、該凸条の突出量はカッターの切刃に対して粘着シー
トの略１枚の厚さ分小さく形成するとよい。また、前記
レールにその長手方向に延びる引き具を摺動可能に設
け、該引き具の一端部を前記スライダーに連結するとよ
い。
するために、以下の如く構成したものである。即ち、操
作ロッドの先端部にローラーを回転自在に設け、剥離紙
の表面に粘着剤が塗布された粘着シートを前記ローラー
の外周に多重巻きしてなるローラー形粘着清掃具におい
て、前記ローラーの半径方向外方にて該ローラーの軸方
向に延びるレールを設けるとともにその端部を前記操作
ロッドに連結し、前記レールにスライダーを長手方向に
摺動可能に設け、該スライダーに前記ローラー方向に突
出するカッターを設ける構成にしたものである。この場
合、前記レールの内面であってかつ前記カッターに接近
する位置に、内方に突出して前記粘着シートに接触する
細幅な凸条をレールの長手方向に延長形成するととも
に、該凸条の突出量はカッターの切刃に対して粘着シー
トの略１枚の厚さ分小さく形成するとよい。また、前記
レールにその長手方向に延びる引き具を摺動可能に設
け、該引き具の一端部を前記スライダーに連結するとよ
い。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図面に基い
て説明する。図において、図１は本発明の第１実施例を
示す要部斜視図、図２はその要部断面正面図、図３は図
２のIII-III断面図である。図１において、１はローラ
ー形の粘着清掃具、２はその操作ロッドである。この操
作ロッド２は先端部をコ字状に屈曲させ、上部２ａと直
交する下辺２ｂを支持軸とし、この下辺２ｂに細長いロ
ーラー４を回転自在に嵌合させ、該ローラー４の外周部
に粘着筒体５を着脱可能に嵌合させる。この粘着筒体５
は、剥離紙の表面に粘着剤が塗布された粘着シート５ａ
を渦巻き状に多重巻きにし、巻き端部が位置する軸端部
に切り裂き用の切り込み５ｂを形成する。上記ローラー
４の左端部に環状の目印板４ａを回転調節可能に取付け
る。この目印板４ａは外周の一部に半径方向に突出する
矢印４ｂを有し、この矢印４ｂを上記ローラー４に嵌合
した粘着筒体５の切り込み５ｂと合致させる。
て説明する。図において、図１は本発明の第１実施例を
示す要部斜視図、図２はその要部断面正面図、図３は図
２のIII-III断面図である。図１において、１はローラ
ー形の粘着清掃具、２はその操作ロッドである。この操
作ロッド２は先端部をコ字状に屈曲させ、上部２ａと直
交する下辺２ｂを支持軸とし、この下辺２ｂに細長いロ
ーラー４を回転自在に嵌合させ、該ローラー４の外周部
に粘着筒体５を着脱可能に嵌合させる。この粘着筒体５
は、剥離紙の表面に粘着剤が塗布された粘着シート５ａ
を渦巻き状に多重巻きにし、巻き端部が位置する軸端部
に切り裂き用の切り込み５ｂを形成する。上記ローラー
４の左端部に環状の目印板４ａを回転調節可能に取付け
る。この目印板４ａは外周の一部に半径方向に突出する
矢印４ｂを有し、この矢印４ｂを上記ローラー４に嵌合
した粘着筒体５の切り込み５ｂと合致させる。
【０００６】上記操作ロッド２の下辺２ｂから上方に起
立する起立片２ｃに、ローラー４に嵌合する粘着筒体５
の上方にてこれと平行に延びるレール６を取付ける。上
記レール６はプラスチック材により形成してなり、図１
及び図２に示すように、その長さを粘着筒体５よりも若
干長く、その短手方向の断面形状を粘着筒体５の外周に
略沿う円弧状に形成し、また、短手方向中心部に粘着筒
体５の全長と略対応するガイド孔７を形成し、該ガイド
孔７両縁部の外面側に上方に突出する平坦な摺動面８
を、またガイド孔７両縁部の内面側に凹溝９をそれぞれ
長手方向に延長形成する。
立する起立片２ｃに、ローラー４に嵌合する粘着筒体５
の上方にてこれと平行に延びるレール６を取付ける。上
記レール６はプラスチック材により形成してなり、図１
及び図２に示すように、その長さを粘着筒体５よりも若
干長く、その短手方向の断面形状を粘着筒体５の外周に
略沿う円弧状に形成し、また、短手方向中心部に粘着筒
体５の全長と略対応するガイド孔７を形成し、該ガイド
孔７両縁部の外面側に上方に突出する平坦な摺動面８
を、またガイド孔７両縁部の内面側に凹溝９をそれぞれ
長手方向に延長形成する。
【０００７】さらに、レール６の内面であって、かつ上
記凹溝９の両側、及びレール６の短手方向両端部に内方
に突出する細幅な位置決め用の凸条１０ａ，１０ａ，１
０ｂ，１０ｂをそれぞれ長手方向に延長形成し、これら
を粘着筒体５の表面に接触させてレール６を位置決めす
る。なお、上記レール６は、図１に示すように、その左
端部にスリット１１ａにより分断されたＣ形の保持部１
１を一体に突出形成し、この保持部１１を前述した操作
ロッド２の起立片２ｃに上下動調節可能に係止する。
記凹溝９の両側、及びレール６の短手方向両端部に内方
に突出する細幅な位置決め用の凸条１０ａ，１０ａ，１
０ｂ，１０ｂをそれぞれ長手方向に延長形成し、これら
を粘着筒体５の表面に接触させてレール６を位置決めす
る。なお、上記レール６は、図１に示すように、その左
端部にスリット１１ａにより分断されたＣ形の保持部１
１を一体に突出形成し、この保持部１１を前述した操作
ロッド２の起立片２ｃに上下動調節可能に係止する。
【０００８】上記のガイド孔７にプラスチック製のスラ
イダー１５を摺動可能に取付け、該スライダー１５に粘
着筒体５の粘着シート５ａを切断するカッター１８を取
付ける。上記スライダー１５は、図２及び図３に示すよ
うに、広幅な直方体状の操作部１５ａの下部に小幅な凸
形のカッターホルダー１５ｂをボルト１６により一体的
に連結してなり、操作部１５ａはガイド孔７の上面側に
配置してその下面をレール６の摺動面８に対面させ、カ
ッターホルダー１５ｂはその上部をガイド孔７に、その
下部を凹部９に摺動可能にかつ若干上下（粘着筒体５の
半径方向）動可能に嵌合させる。また、操作部１５ａの
両側に舌片状のばね片１７を下方に向けて突出形成し、
その下端をレール６の上面に弾圧接触させて上記スライ
ダー１５、即ち操作部１５ａ及びカッターホルダー１５
ｂを上方に移動付勢する。
イダー１５を摺動可能に取付け、該スライダー１５に粘
着筒体５の粘着シート５ａを切断するカッター１８を取
付ける。上記スライダー１５は、図２及び図３に示すよ
うに、広幅な直方体状の操作部１５ａの下部に小幅な凸
形のカッターホルダー１５ｂをボルト１６により一体的
に連結してなり、操作部１５ａはガイド孔７の上面側に
配置してその下面をレール６の摺動面８に対面させ、カ
ッターホルダー１５ｂはその上部をガイド孔７に、その
下部を凹部９に摺動可能にかつ若干上下（粘着筒体５の
半径方向）動可能に嵌合させる。また、操作部１５ａの
両側に舌片状のばね片１７を下方に向けて突出形成し、
その下端をレール６の上面に弾圧接触させて上記スライ
ダー１５、即ち操作部１５ａ及びカッターホルダー１５
ｂを上方に移動付勢する。
【０００９】上記カッターホルダー１５ｂに板状のカッ
ター１８を下方（粘着筒体５方向）に突出させて取付け
る。このカッター１８は図３に示すように、その面をガ
イド孔７と平行に向けるとともに、先端（下端）の切刃
１８ａを左部から右方、つまりスライダー１５の進行方
向に向けて緩傾斜で上方に立ち上がらせ、粘着シート５
ａが円滑に切断できるようにする。上記スライダー１５
の下方（粘着筒体５方向）への移動量Ａは、操作部１５
ａの下面がレール６の摺動面に当接することによって行
い、該操作部１５ａの下面がレール６の摺動面に当接し
た際には、図２の仮想線で示すように、上記カッター１
８の下端１８ｂが凹溝９の両側に形成した凸条１０ａ，
１０ａに対して略粘着シート５ａの厚さ（Ｂ）分下方に
突出する如く設定する。また、レール６の左端面に上記
カッター１８の位置を示す目印６ａを付ける。
ター１８を下方（粘着筒体５方向）に突出させて取付け
る。このカッター１８は図３に示すように、その面をガ
イド孔７と平行に向けるとともに、先端（下端）の切刃
１８ａを左部から右方、つまりスライダー１５の進行方
向に向けて緩傾斜で上方に立ち上がらせ、粘着シート５
ａが円滑に切断できるようにする。上記スライダー１５
の下方（粘着筒体５方向）への移動量Ａは、操作部１５
ａの下面がレール６の摺動面に当接することによって行
い、該操作部１５ａの下面がレール６の摺動面に当接し
た際には、図２の仮想線で示すように、上記カッター１
８の下端１８ｂが凹溝９の両側に形成した凸条１０ａ，
１０ａに対して略粘着シート５ａの厚さ（Ｂ）分下方に
突出する如く設定する。また、レール６の左端面に上記
カッター１８の位置を示す目印６ａを付ける。
【００１０】図４及び図５は第２実施例を示す。このも
のは、粘着筒体５に沿って延びる小幅な円弧状のレール
６’の短手方向一端部に、ガイド溝２０を長手方向に延
長形成し、該ガイド溝２０にスライダー２１を摺動可能
に嵌合させ、該スライダー２１にカッター２２を下方
（粘着筒体５方向）に向けて突出固定する。上記ガイド
溝２０は、図４に示すように、レール６’の内面側を小
幅なスリットで開口させ、カッター２２をこの部から粘
着筒体５方向に向けて突出させる。また、ガイド溝２０
の始端部（図５において左端部）２０ａは、若干外方つ
まりレール６’の外面方向に偏倚させ、この部でスライ
ダー２１、従ってカッター２２を粘着筒体５から退避さ
せる。
のは、粘着筒体５に沿って延びる小幅な円弧状のレール
６’の短手方向一端部に、ガイド溝２０を長手方向に延
長形成し、該ガイド溝２０にスライダー２１を摺動可能
に嵌合させ、該スライダー２１にカッター２２を下方
（粘着筒体５方向）に向けて突出固定する。上記ガイド
溝２０は、図４に示すように、レール６’の内面側を小
幅なスリットで開口させ、カッター２２をこの部から粘
着筒体５方向に向けて突出させる。また、ガイド溝２０
の始端部（図５において左端部）２０ａは、若干外方つ
まりレール６’の外面方向に偏倚させ、この部でスライ
ダー２１、従ってカッター２２を粘着筒体５から退避さ
せる。
【００１１】上記レール６’の短手方向両端部に内方に
突出する細幅な位置決め用の凸条２３ａ，２３ｂをそれ
ぞれ長手方向に延長形成し、これらを粘着筒体５の表面
に接触させてカッター２２の突出量を位置決めする。こ
の内、カッター２２に接近する凸条２３ａの突出量は、
図５に示すように、カッター２２の切刃の下端２２ａに
対して粘着シート５ａの略１枚の厚さ分低くなる突出量
とする。
突出する細幅な位置決め用の凸条２３ａ，２３ｂをそれ
ぞれ長手方向に延長形成し、これらを粘着筒体５の表面
に接触させてカッター２２の突出量を位置決めする。こ
の内、カッター２２に接近する凸条２３ａの突出量は、
図５に示すように、カッター２２の切刃の下端２２ａに
対して粘着シート５ａの略１枚の厚さ分低くなる突出量
とする。
【００１２】前述したガイド溝２０に細長い角棒状の引
き具２４を摺動可能に挿通し、その左端を前述したスラ
イダー２１に連結する。この引き具２４の右端はレール
６’の右端から右方に露出させ、この露出部を摘んでス
ライダー２１を右方に引っ張ってカッター２２を粘着筒
体５の左端から右端に向けて移動させ、最外周の粘着シ
ート５ａを切断する。その他は前述した第１実施例と略
同様の構造となっている。
き具２４を摺動可能に挿通し、その左端を前述したスラ
イダー２１に連結する。この引き具２４の右端はレール
６’の右端から右方に露出させ、この露出部を摘んでス
ライダー２１を右方に引っ張ってカッター２２を粘着筒
体５の左端から右端に向けて移動させ、最外周の粘着シ
ート５ａを切断する。その他は前述した第１実施例と略
同様の構造となっている。
【００１３】次に上記実施例の使用態様について説明す
る。まず、粘着清掃具１を使用する際には、保持部１１
を介してレール６（６’）を所定量上方に移動させ、ロ
ーラー４に嵌合させた粘着筒体５から上方に離間させ
る。この状態で粘着筒体５をカーペット、ソファー等の
被清掃物上で転動させ、該被清掃物上の塵埃を最外周の
粘着シート５ａにくっつけて除去する。そして、多数の
塵埃（ア）の付着により、最外周の粘着シート５ａの粘
着力が低下した際には、ローラー４を目印板４ａの矢印
４ｂがレール６（６’）の目印６ａと合致するする位置
に回転させた後、保持部１１を介してレール６（６’）
を降下させ、その凸状１０ａ，１０ｂ（２３ａ，２３
ｂ）を上記粘着シート５ａの表面に接触させる。
る。まず、粘着清掃具１を使用する際には、保持部１１
を介してレール６（６’）を所定量上方に移動させ、ロ
ーラー４に嵌合させた粘着筒体５から上方に離間させ
る。この状態で粘着筒体５をカーペット、ソファー等の
被清掃物上で転動させ、該被清掃物上の塵埃を最外周の
粘着シート５ａにくっつけて除去する。そして、多数の
塵埃（ア）の付着により、最外周の粘着シート５ａの粘
着力が低下した際には、ローラー４を目印板４ａの矢印
４ｂがレール６（６’）の目印６ａと合致するする位置
に回転させた後、保持部１１を介してレール６（６’）
を降下させ、その凸状１０ａ，１０ｂ（２３ａ，２３
ｂ）を上記粘着シート５ａの表面に接触させる。
【００１４】この状態でスライダー１５（２１）を粘着
筒体５の一端（左端）側から他端（右端）側に向けて移
動させる。この場合、第１実施例においては、スライダ
ー１５の操作部１５ａをばね片１７の反力に抗して下方
に押圧して該操作部１５ａの下面をレール６の摺動面８
に当接させ、この状態で上記操作部１５ａ（カッター１
８）を粘着筒体５の一端（左端）側から他端（右端）側
に向けて移動させる。また、第２実施例においては、引
き具２４を持ってスライダー２１を図５において右方に
引っぱる。
筒体５の一端（左端）側から他端（右端）側に向けて移
動させる。この場合、第１実施例においては、スライダ
ー１５の操作部１５ａをばね片１７の反力に抗して下方
に押圧して該操作部１５ａの下面をレール６の摺動面８
に当接させ、この状態で上記操作部１５ａ（カッター１
８）を粘着筒体５の一端（左端）側から他端（右端）側
に向けて移動させる。また、第２実施例においては、引
き具２４を持ってスライダー２１を図５において右方に
引っぱる。
【００１５】さすれば、スライダー１５（２１）に設け
たカッター１８（２２）が最外周の粘着シート５ａの巻
き端部に沿ってその一端側から他端側に向かって移動
し、上記巻き端部に跨がって付着した髪等の細長い塵埃
が切断されるとともに、最外周の粘着シート５ａの基部
側が切断または切り込まれる。次いで、レール６を上方
に移動させる。この場合、凸状１０ａ，１０ｂ（２３
ａ，２３ｂ）は粘着シート５ａの表面に小面積で接触し
ているので、該粘着シート５ａから容易に離脱し、レー
ル６を上方に容易に移動させることができる。次いで上
記最外周の粘着シート５ａをその巻き端部を持って半径
方向外方に引っ張ると、該最外周の粘着シート５ａが円
滑に剥離する。そして、ローラー４が一回転して最外周
の粘着シート５ａの基部側が到来した時点で該最外周の
粘着シート５ａが分離され、次段の新しい粘着シートが
露出する。
たカッター１８（２２）が最外周の粘着シート５ａの巻
き端部に沿ってその一端側から他端側に向かって移動
し、上記巻き端部に跨がって付着した髪等の細長い塵埃
が切断されるとともに、最外周の粘着シート５ａの基部
側が切断または切り込まれる。次いで、レール６を上方
に移動させる。この場合、凸状１０ａ，１０ｂ（２３
ａ，２３ｂ）は粘着シート５ａの表面に小面積で接触し
ているので、該粘着シート５ａから容易に離脱し、レー
ル６を上方に容易に移動させることができる。次いで上
記最外周の粘着シート５ａをその巻き端部を持って半径
方向外方に引っ張ると、該最外周の粘着シート５ａが円
滑に剥離する。そして、ローラー４が一回転して最外周
の粘着シート５ａの基部側が到来した時点で該最外周の
粘着シート５ａが分離され、次段の新しい粘着シートが
露出する。
【００１６】なお、上記レール６（６’）を降下させる
際に、粘着筒体５（各粘着シート５ａ）の切り込み５ｂ
がカッター１８（２２）と対面する如くローラー４を回
転させることなく、いきなり降下させてその凸状１０
ａ，１０ｂ（２３ａ，２３ｂ）を上記粘着シート５ａの
表面に接触させ、スライダー１５（２１）を粘着筒体５
の一端（左端）側から他端（右端）側に向けて移動させ
るようにしてもよい。
際に、粘着筒体５（各粘着シート５ａ）の切り込み５ｂ
がカッター１８（２２）と対面する如くローラー４を回
転させることなく、いきなり降下させてその凸状１０
ａ，１０ｂ（２３ａ，２３ｂ）を上記粘着シート５ａの
表面に接触させ、スライダー１５（２１）を粘着筒体５
の一端（左端）側から他端（右端）側に向けて移動させ
るようにしてもよい。
【００１７】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本発明
は、操作ロッドにローラーの半径方向外方にて該ローラ
ーの軸方向に延びるレールを設け、このレールにカッタ
ーを備えたスライダーを長手方向に摺動可能に設け、該
スライダーを移動させることによってローラーの外周に
重ね巻きした粘着シートを長手方向に切断するようにし
たので、塵埃が付着した最外周の粘着シートを容易に剥
離することができる効果を奏する。また、レールの内面
に、カッターの切刃に対して粘着シートの略１枚の厚さ
分小さく突出する細幅な凸条を設けたので、レールが粘
着シートに強固に固着されることなく、カッターを粘着
シートの略１枚の切り込み量に容易に設定することがで
きる。また、上記スライダーを引き具により引っ張って
長手方向に移動させるようにしたので、スライダーに回
動方向の負荷が発生しても、これをレールに沿って円滑
に移動させることができる等の効果を奏する。
は、操作ロッドにローラーの半径方向外方にて該ローラ
ーの軸方向に延びるレールを設け、このレールにカッタ
ーを備えたスライダーを長手方向に摺動可能に設け、該
スライダーを移動させることによってローラーの外周に
重ね巻きした粘着シートを長手方向に切断するようにし
たので、塵埃が付着した最外周の粘着シートを容易に剥
離することができる効果を奏する。また、レールの内面
に、カッターの切刃に対して粘着シートの略１枚の厚さ
分小さく突出する細幅な凸条を設けたので、レールが粘
着シートに強固に固着されることなく、カッターを粘着
シートの略１枚の切り込み量に容易に設定することがで
きる。また、上記スライダーを引き具により引っ張って
長手方向に移動させるようにしたので、スライダーに回
動方向の負荷が発生しても、これをレールに沿って円滑
に移動させることができる等の効果を奏する。
【図１】本発明の第１実施例を示す要部斜視図である。
【図２】図１の要部断面正面図である。
【図３】図２のIII-III 断面図である。
【図４】本発明の第２実施例を示す要部断面正面図であ
る。
る。
【図５】図４のV-V 断面図である。
１ 粘着清掃具 ２ 操作ロッド ２ａ 上部 ２ｂ 起立辺 ２ｃ 下辺 ４ ローラー ４ａ 目印板 ４ｂ 矢印 ５ 粘着筒体 ５ａ 粘着シート ６ レール ７ ガイド孔 ８ 摺動面 ９ 凹部 １０ａ、１０ｂ 凸状 １１ 保持部 １５ スライダー １５ａ 操作部 １５ｂ カッターホルダー １６ ボルト １７ ばね片 １８ カッター １８ａ 切刃 １８ｂ 下端 ２０ ガイド溝 ２０ａ 始端部 ２０ｂ 外端部 ２１ スライダー ２２ カッター ２２ａ 下端 ２３ａ，２３ｂ 凸状 ２４ 引き具 （ア） 塵埃
Claims (3)
- 【請求項１】操作ロッド（２）の先端部にローラー
（４）を回転自在に設け、剥離紙の表面に粘着剤が塗布
された粘着シート（５ａ）を前記ローラー（４）の外周
に多重巻きしてなるローラー形粘着清掃具において、前
記ローラー（４）の半径方向外方にて該ローラー（４）
の軸方向に延びるレール（６，６’）を設けるとともに
その端部を前記操作ロッド（２）に連結し、前記レール
（６，６’）にスライダー（１５，２１）を長手方向に
摺動可能に設け、該スライダー（１５，２１）に前記ロ
ーラー（４）方向に突出するカッター（１８，２２）を
設けたことを特徴とするローラー形粘着清掃具。 - 【請求項２】前記レール（６，６’）の内面であってか
つ前記カッター（１８，２２）に接近する位置に、内方
に突出して前記粘着シート（５ａ）に接触する細幅な凸
条（１０ａ，２３ａ）をレール（６，６’）の長手方向
に延長形成するとともに、該凸条（１０ａ，２３ａ）の
突出量はカッター（１８，２２）の切刃に対して粘着シ
ート（５ａ）の略１枚の厚さ分小さく形成したことを特
徴とする請求項１記載のローラー形粘着清掃具。 - 【請求項３】前記レール（６’）にその長手方向に延び
る引き具（２４）を摺動可能に設け、該引き具（２４）
の一端部を前記スライダー（２１）に連結したことを特
徴とする請求項１又は２記載のローラー形粘着清掃具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3996797A JPH10216066A (ja) | 1997-02-07 | 1997-02-07 | ローラー形粘着清掃具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3996797A JPH10216066A (ja) | 1997-02-07 | 1997-02-07 | ローラー形粘着清掃具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10216066A true JPH10216066A (ja) | 1998-08-18 |
Family
ID=12567735
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3996797A Pending JPH10216066A (ja) | 1997-02-07 | 1997-02-07 | ローラー形粘着清掃具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10216066A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| KR102022040B1 (ko) | 2018-06-20 | 2019-09-18 | 주식회사 클렘본 | 롤형 점착 클리너 |
| KR102042614B1 (ko) | 2018-06-20 | 2019-11-08 | 주식회사 클렘본 | 롤형 점착 클리너 |
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| KR20190143112A (ko) | 2018-06-20 | 2019-12-30 | 주식회사 클렘본 | 롤형 점착 클리너 |
-
1997
- 1997-02-07 JP JP3996797A patent/JPH10216066A/ja active Pending
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Legal Events
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