JP6741851B1 - 清掃装置 - Google Patents

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次郎 田近
次郎 田近
英昭 野中
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斉藤 幹雄
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Abstract

【課題】 簡便な構成でありながら、清掃操作は容易で軽快に実行出来、清掃作業中に粘着テープローラーから塵埃の付着した粘着テープを容易にはぎ取ることが可能であり、且つ壁際の清掃作業が効率的に実行出来る清掃装置を提供する。【解決手段】 粘着テープローラーの紙管部16の一方の端部に切込部40を設け、この中に補助支持管17の一方の端部に設けた紙管端縁部ストッパー部32を係合させて、当該粘着テープローラー端部側面を完全平面状に形成し、且つ当該粘着テープローラーの当該紙管部16に於ける当該切込部40が設けられている端部に対応する側とは反対側の端縁部に存在する粘着テープの端部に粘着剤層不存在領域を設け、当該粘着剤層不存在領域に切り込み線48を形成した清掃装置。【選択図】図1

Description

本発明は、 清掃装置に関すものであり、特に詳しくは、粘着テープを装着したロールを使用し、当該粘着テープの粘着面で芥、塵、塵挨等を吸着しながら清掃作業を実行する手動式清掃装置に関するものである。
従来から粘着テープを利用して、当該粘着テープの粘着面で毛くず、糸くず、髪の毛、犬や猫等の毛、その他塵、芥、塵挨、砂、砂利微粒子等を吸着しながら清掃作業を実行する清掃装置は知られている。
係る構造を有する従来公知の当該粘着テープを利用した清掃装置は、例えば、特開2011−87684号公報(特許文献1)等に開示されている通り、当該粘着テープローラ2を一つだけ装着した構造のものであり、具体的には、当該特許文献1に於ける図1及び図2を示す本願に係る図2及び当該従来例の構成を更に具体的に説明する本願の図3(A)乃至図3(C)に示す通り、所定の長さを持つ直線状の長尺状部100、若しくは所定の長さを持つ折り曲げ部102を含む屈折状部101或いは所定の長さを持つ湾曲状に形成された湾曲状部103で構成されている支持部材104と、当該支持部材104の一方の端部105、105’、105”に、所望の方向に指向せしめられた中心軸線106、106’を有する所定の長さを持つ直線状の長尺状連結部107を介して取り付けられている所望のハンドル部108とで構成された本体枠体部109と、当該支持部材104の他方の端部110に設けられた、当該ハンドル部108に係合する当該長尺状連結部107の中心軸線106に対して直交する方向106,106’に延展せしめられている、少なくとも一本の支軸部111とで構成された清掃装置200であって、当該支軸部111には、粘着テープ112がその上に巻積されている粘着テープローラ113の中心部に設けられた中空状の紙管部114を任意に着脱自在に嵌合固定可能に構成された、少なくとも一部が円筒状に構成されている所望の外径を有する補助支持管115が正逆方向回転自在に取り付けられている構造を持った清掃装置200であって、係る従来の清掃装置200の場合には、当該粘着テープローラ113を1回におよそ360度回転させながら、更に前後に2〜3回連続的に前後回転を繰り返しながら床上、カーペットの上、その他の平面上を前方に向けて移動させて、当該被清掃面上の、埃、ゴミ、塵埃、土砂等を当該粘着テープ112の粘着面に吸着させながら清掃作業が繰り返されるものであるが、ある程度の清掃作業が経過すると、当該粘着テープ112の粘着剤層形成面の表面の全面にゴミが吸着されてしまい、当該塵埃等を当該粘着テープ112の同一の面には、更に当該塵埃等を吸着させる為の新たな面が少なくなり更に回転させると当該粘着テープ112の粘着面には殆ど吸着力がなくなっていた。
その為、当該従来例に於いては、上記粘着テープ112に粘着力効果がなくなった場合には、当該粘着テープローラ113に於ける自由端部側135に形成されている5mm乃至8mm程度の幅を有する粘着剤非配置領域116に3mm乃至5mm程度の長さを有する切り込み部118を当該補助支持管115の中心軸方向P1と平行に当該粘着テープローラ113の自由端部側135からその内部に向けて設けられており、且つ当該切り込み部118の端部から更に当該粘着テープローラ113の他方の端部119に向けて、当該補助支持管115の中心軸方向P1と平行に直線状で間欠的に点状或いは線状の切れ目部131で形成された切り離しミシン目120が形成されており、当該清掃具の使用者が、当該粘着テープ112の所定の表面に於ける塵埃吸着力が低減された場合に、当該粘着テープローラ113に於ける自由端部側135に形成されている切り込み部118を手で持って引き上げ、そのまま引き上げつつ、当該切り込み部118に接続されている当該切り離しミシン目120に沿って切り離し、当該塵埃が多量に吸着されている当該粘着テープ112(当該粘着テープローラ113の略一周分の長さに相当する)を取り去り、新規に表出された当該粘着テープローラ113の当該粘着テープ112を使用して、新たに清掃作業を再開するものである。
然しながら、上記した従来の当該清掃具200は、殆どのものに於いて、当該切り込み部118の長さが短すぎる為、当該塵埃が多量に吸着されている当該粘着テープ112を取り去る作業を実行するに際し、指で当該切り込み部118の外縁端部を掴み、上方に持ち上げる操作を行うが、当該作業の実行が著しく困難であるため、容易に当該不要となった当該粘着テープ112を当該粘着テープローラ113から切り離すことが困難であり、当該塵埃が大量に付着した当該粘着テープ112の粘着面に作業者の手指が接触せざるを得ず、極めて不衛生であると共に、当該切り込み部118に連結されている当該切り離しミシン目120が、当該補助支持管115の中心軸方向P1と平行な方向に配置形成されているために、当該切り込み部118を指に掴み、上方に持ち上げながら当該ミシン目120に沿って、不要部分である当該粘着テープ112を切り離そうとしても当該粘着テープ112の分離操作は簡単ではなく、当該粘着テープ112を容易且つ完全に分離する事が困難であり、何回も切り離し操作を繰り返す必要があり、清掃作業の非効率化を来していた。
一方、上記した従来の当該清掃具200に於いては、図2及び図3に示す様に、当該粘着テープローラ113を当該補助支持管115に同軸状態にて嵌合自在に嵌合固定すると同時に、当該支持軸部111に対して回転自在に嵌合固定するものであるが、具体的には、当該粘着テープローラ113の中心部に位置している所望の内径を有する紙管114を介して当該補助支持管115の表面部に嵌合固定するに際し、当該紙管114の一端部であって、上記した当該粘着テープローラ113に於ける端縁部に於いて、所望の幅で粘着剤が形成されていない領域部116を有する端部132とは異なる他方の端部133を先頭にして、当該粘着テープローラ113の紙管114を、当該支持軸部111の自由端部側から当該本体枠体部の第2の端部110に向けて嵌合挿入した後、当該紙管114の当該挿入方向とは反対側の他端部132を当該支持軸部111の自由端部側に設けられている適宜の紙管ストッパー部125に係合させることにより、当該紙管部114を当該支持軸部111上に嵌合固定するものであるが、当該紙管ストッパー部125は、当該紙管部114が当該紙管ストッパー部125上を通過している間は、弾発力を利用して、当該紙管114の内径部内に変位しているが、一旦当該紙管部114が当該紙管ストッパー部125上を通過した後は、当該弾発力の回復により、当該紙管ストッパー部125が当該紙管114の対応する端部132に係合して、当該紙管114の固定位置を確定するが、その際に、当該紙管ストッパー部125の外端部縁部分126が当該粘着テープローラー部の端縁部面と当該紙管部の対応する端縁部の面とで形成される当該支持軸部111の中心軸線P1に対して直交する平面127よりも外方に突出する事になり、その具体的な例としては、当該紙管ストッパー部125の外端部縁部分126が、当該平面127の表面から外方に突出する長さが当該紙管ストッパー部125の厚み(d)だけ、3mm乃至5mm突出することになる。
従って、その部分に関しては、当該清掃具の当該粘着テープローラ113の端部122が、壁際から3mm乃至5mmだけ離間せしめられる事から、当該離間部分の間に対応する床面の清掃が不可能となるという問題が発生している。
更に、従来の当該清掃具に於いては、当該粘着テープローラ113に於ける当該支持軸部111の自由端部に対応する部分122は、粘着剤層が形成されていない部分領域116として、所定の幅、例えば5mm乃至8mm程度の幅を持つ粘着剤不存在領域116が存在するものであるから、実際には、従来に於ける当該清掃具100にあっては、壁際から略8mm乃至13mmの間の幅で構成される床面領域部分が清掃不可能な状態となっているという極めて重大な欠陥が存在しているものであった。
従って、係る従来の粘着テープを使用した手動式清掃具に於いて上記した多くの技術的課題や問題点を解決する技術がこれまでに求められていた。
特開2011−87684号公報
従って、本発明の目的は、当該粘着テープローラーを使用して、当該粘着テープの粘着層面にゴミ、ほこり、毛くず等を含む塵埃類を吸着させて清掃作業を行うに際し、当該清掃装置を適宜の被清掃面上を前後に繰り返し摺動させながら徐々に前方若しくは後方に移動して行くような清掃作業を繰り返し実行する様に構成された当該清掃装置に於いて、簡便な構成でありながら、清掃操作は容易で軽快に且つ短時間に実行出来、当該粘着テープローラーから塵挨等が多量に付着した所定の長さの粘着テープを容易に且つ短時間で切り取り除去する事が可能であり、且つ、壁際部分の隅部に於ける床上等の部分も完全に且つ容易に清掃が出来る事が可能な清掃具を提供するものである。
本発明に係る当該清掃装置は、上記した目的を達成する為に、以下に示す様な基本的技術構成を採用するものである。
即ち、本発明に係る第一の態様である、当該清掃装置に於ける基本的技術構成の態様としては、所定の長さを持つ直線状の長尺状部、若しくは所定の長さを持つ折り曲げ部を含む屈折状部或いは所定の長さを持つ湾曲状に形成された湾曲状部で構成されている支持部材と、当該支持部材の一方の端部に、所望の方向に指向せしめられた中心軸線を有する所定の長さを持つ直線状の長尺状連結部を介して取り付けられている所望のハンドル部とで構成された本体枠体部と、当該支持部材の他方の端部に設けられた、当該ハンドル部に係合する当該長尺状連結部の中心軸線に対して直交する方向Pに延展せしめられている、少なくとも一本の支軸部とで構成された清掃装置であって、当該支軸部には、粘着テープがその上に巻積されている粘着テープローラの中心部に設けられた中空状の紙管部を任意に着脱自在に嵌合固定可能に構成された、少なくとも一部が円筒状に構成されている所望の外径を有する補助支持管が正逆方向回転自在に取り付けられている清掃装置に於いて、当該補助支持管に於ける当該本体枠体部側に近接して位置する一方の端部(第1の端部)には、当該補助支持管の中心軸方向P1に沿って所定の幅を有する平面状の環状円筒部を形成している第1の紙管部端部保持部と当該紙管部端部保持部に於ける自由解放端部の円周縁部に於いて、当該平面状環状円筒部の表面から略垂直方向に所定の高さで設定された第1の環状突起部からなる紙管端縁部位置決め部材とが配備されており、一方、当該補助支持管に於ける当該第1の端部とは反対側の端部(第2の端部と称する)には、当該補助支持管の中心軸方向P1に沿って所定の幅を有する平面状の環状円筒部を形成している第2の紙管部端部保持部が配備されており、且つ、当該第2の紙管部端部保持部の当該平面状環状円筒部の少なくとも1部分に於いて、当該補助支持管の中心軸方向P1と平行する方向に、所定の間隔を介して、互いに平行に所定の長さだけ当該第2の紙管部端部保持部の自由解放端部側から当該第2の紙管部端部保持部内部に向けて切り込み形成された2本の溝部が設けられており、然も当該2本の溝部間に形成された片持型舌状部が、当該補助支持管の中心軸線に対して直交する上下方向に可動可能に構成されていると同時に、当該片持型舌状部の当該自由解放端部には、当該自由解放端部の円周縁部に沿って、当該片持型舌状部の表面から略垂直方向に所定の高さで設定された第2の突起部からなる紙管端縁部ストッパー部が配備されており、且つ、当該補助支持管に当該粘着テープローラを嵌合固定した場合に於いては、当該片持型舌状部の解放端部と、当該片持型舌状部を除く当該補助支持管の第2の端部及び当該紙管部の紙管の端縁部とは、当該補助支持管の中芯軸線P1と直交する一つの平面を形成している事を特徴とする手動式清掃装置1である。
本発明に係る当該清掃装置1は、上記したような基本的な技術構成を採用した結果、従来の同種の清掃装置に比べて、簡便な構成でありながら、清掃操作は容易で軽快に実行出来、当該粘着テープローラー15の装着操作や取外し操作も容易であり、然も、塵埃が多量に付着した当該粘着テープ14は、当該清掃装置1に於ける本体枠体部11側に位置する当該粘着テープローラ15の端部側から剥ぎ取る操作を実施する事になるので、作業者に近接した位置で然も容易且つ迅速に完全に分離する事が可能となり、清掃作業の効率化を実現する事が可能となった。
一方、本発明に係る当該清掃装置1に於いては、当該粘着テープローラ15の自由端縁部25は完全な平面形状を形成しているため、当該清掃装置1に於ける当該粘着テープローラ15の自由端縁部25を確実に壁際部に沿って走行させることが可能となるので、従来の様に、壁際部の床面を清掃できなかった不便さを改良し、清掃作業を必要とする床面の全てを完全に清掃処理する事が可能となるという優れた作用効果を発揮するものである。
図1は、本発明に於ける清掃装置の構成の概要を説明する部分断面図である。 図2は、従来に於ける清掃装置の構成の概要を説明する為の図である。 図3は、従来に於ける清掃装置の構成の具体的な構成の概要を説明する図である。 図4は、本発明で使用される補助支持管の構成の一具体例を説明する図である。 図5は、本発明で使用される紙管部の構成の一具体例を説明する図である。 図6は、本発明で使用される補助支持管に於ける片持型舌状部と本発明で使用される紙管部に設けられている切込部との構成の具体例と当該両者の係合状態を説明する図である。 図7は、本発明で使用される当該紙管部に巻積された粘着テープからなる粘着テープローラの構成の1具体例の構成を説明する図である。 図8は、本発明で使用される当該紙管部に巻積された粘着テープからなる粘着テープローラの構成の1具体例の構成を図7とは異なる方向から見た斜視図である。 図9(A)は、本発明に係る清掃装置を使用した清掃作業の一例を説明する図であり、図9(B)は、本発明に係る粘着テープローラの切り離しミシン目の構成例を示す図である。
以下に、本発明に係る当該清掃装置の具体例を、図面を参照しながら詳細に説明する。
即ち、図1は、本発明に係る第1の態様である当該清掃装置1の平面であり、図中、所定の長さを持つ直線状の長尺状部2、若しくは所定の長さを持つ折り曲げ部3を含む屈折状部4或いは所定の長さを持つ湾曲状に形成された湾曲状部5で構成されている支持部材6と、当該支持部材6の一方の端部7に、所望の方向に指向せしめられた中心軸線8を有する所定の長さを持つ直線状の長尺状連結部9を介して取り付けられている所望のハンドル部10とで構成された本体枠体部11と、当該支持部材6の他方の端部12に設けられた、当該ハンドル部10に係合する当該長尺状連結部9の中心軸線8に対して直交する方向P1に延展せしめられている、少なくとも一本の支軸部13とで構成された清掃装置1であって、当該支軸部13には、粘着テープ14がその上に巻積されている粘着テープローラ15の中心部に設けられた中空状の紙管部16を任意に着脱自在に嵌合固定可能に構成された、少なくとも一部が円筒状に構成されている所望の外径を有する補助支持管17が正逆方向回転自在に取り付けられている清掃装置1に於いて、当該補助支持管17に於ける当該本体枠体部11側に近接して位置する一方の端部(第1の端部と称する)18には、当該補助支持管17の中心軸方向P1に沿って所定の幅を有する平面状の環状円筒部19を形成している第1の紙管部端部保持部20と当該第1の紙管部端部保持部20に於ける自由解放端部21の円周縁部22に於いて、当該平面状環状円筒部19の表面から略垂直方向に所定の高さで設定された第1の環状突起部23からなる紙管端縁部位置決め部材24とが配備されており、一方、当該補助支持管17に於ける当該第1の端部18とは反対側の端部(第2の端部と称する)25には、当該補助支持管17の中心軸方向P1に沿って、当該第2の端部から内側に向けて所定の幅を有する平面状の環状円筒部26を形成している第2の紙管部端部保持部27が配備されており、且つ、当該第2の紙管部端部保持部27の当該平面状環状円筒部26の少なくとも1部分に於いて、当該補助支持管17の中心軸方向P1と平行する方向に、所定の間隔を介して、互いに平行に所定の長さだけ当該第2の紙管部端部保持部27の自由解放端部(第2の端部)側25から当該第2の紙管部端部保持部27内部に向けて切り込み形成された2本の溝部28が設けられており、然も当該2本の溝部28間に形成された片持型舌状部29が、当該補助支持管17の中心軸線P1に対して直交する方向に上下方向に可動可能に構成されていると同時に、当該片持型舌状部29の当該自由解放端部30には、当該自由解放端部30の円周縁部に沿って、当該片持型舌状部29の表面から略垂直方向に所定の高さで設定された第2の突起部31からなる紙管端縁部ストッパー部32が配備されており、且つ、当該補助支持管17に当該粘着テープローラ15を嵌合固定した場合に於いては、当該片持型舌状部29の解放端部30と、当該片持型舌状部29を除く当該補助支持管17の第2の端部25及び当該紙管部16の紙管の端縁部41とは、当該補助支持管17の中芯軸線P1と直交する一つの平面S1を形成している事を特徴とする手動式清掃装置1が示されている。
本発明に係る当該清掃装置1の基本的な構成は、図2等に示されている従来の清掃装置の構成と略同一ではあるが、細部の特異点部分に於いて従来の清掃装置とは構成を異にしているものである。
処で、本発明に係る当該清掃装置1に於ける当該本体枠体部11及び当該支軸部13は、適宜の金属材料或いは合成樹脂材料で構成されている事が望ましく、又、当該ハンドル部10は、適宜の合成樹脂材料或いはゴム系材料で構成されている事が望ましい。
一方、本発明に係る当該清掃装置1の補助支持管17は主として合成樹脂材料で構成されている事が望ましく、更には、当該補助支持管17に於ける両端縁部分である当該第1の平面状環状円筒部19と当該第2の平面状環状円筒部26を除く中間部分50の構造は、中空状の筒状円筒体で構成されたものであっても良く、或いは、上記した従来例である特許文献1に開示されている様な、複数個の仕切り板とそれを保持する支持板とを組み合わせて構成したものであっても良い。
更に、本発明に係る当該清掃装置1の補助支持管17の長さ及びその断面に於ける直径は特に限定されるものではなく、従来に於ける当該清掃装置の形状や寸法に近似させる事は可能である。
又、本発明に係る当該清掃装置1で使用される当該粘着テープ14を含む当該粘着テープローラ15もその形状や大きさ等は特に限定されるものではなく、従来に於ける当該清掃装置に使用されている当該粘着テープローラ15と同じか或いはそれに近似した形状や大きさのものを使用する事が可能である。
更に、本発明に於いて使用される当該粘着テープローラ15に於いては、当該当該紙管部16の両側端部の端縁部と当該紙管部16に巻き積されて形成されている粘着テープ群の両側端部の端縁部で構成されている側壁面とは、当該紙管部16の中心軸線に対して直交する同一平面上に配置されているものである。
但し、本発明に係る当該清掃装置1で使用される当該粘着テープ14を搭載する当該紙管部16の当該支軸部13の自由解放端45に近接する側の解放端部41の近傍部には、後述する当該補助支持管17の解放端部25に設けられている片持型舌状部29の当該紙管端縁部ストッパー部32を嵌合させる為の切込部40が設けられている事が望ましい具体例である。
本発明に係る当該清掃装置1で使用される当該補助支持管17の構成の概要は図4に示されている通り、当該補助支持管17に於ける当該本体枠体部11側に近接して位置する一方の端部である第1の端部18には、当該補助支持管17の中心軸方向P1に沿って所定の幅を有する平面状の環状円筒部19が形成されており、当該環状円筒部19の幅は特に限定されるものではないが、10mm乃至15mm程度である事が好ましく、又、当該環状円筒部19の幅は、当該補助支持管17の中心軸方向P1に沿って、後述する第2の第2の紙管部端部保持部27にまで連続的に延展されているものであっても良い。
一方、当該紙管部端部保持部20に於ける自由解放端部21の円周縁部22に於いて、当該平面状環状円筒部19の表面から略垂直方向に所定の高さで設定された第1の環状突起部23からなる紙管端縁部位置決め部材24とが配備されており、当該第1の環状突起部23の高さは、粘着テープ14がその上に巻積されている粘着テープローラ−15の中心部に設けられた中空状の当該紙管部16の厚みと同一若しくはそれよりも短い長さに設定されている事が好ましい具体例である。
更に、本発明に於ける当該清掃装置1に於ける当該補助支持管17に於いては、当該一方の端部である当該第1の端部18とは反対側の端部である当該第2の端部25には、当該補助支持管17の中心軸方向P1に沿って所定の幅を有する平面状の環状円筒部26を形成している第2の紙管部端部保持部27が配備されており、当該第2の紙管部端部保持部27の幅も特に限定されるものでは無いが、一般的には、25mm乃至35mmであることが好ましい。
又、図4(A)及び図5に示す通り、本発明に於ける当該清掃装置1に於ける当該第2の紙管部端部保持部27の当該平面状環状円筒部26の少なくとも1部分に於いて、当該補助支持管17の中心軸方向P1と平行する方向に、所定の間隔を介して、互いに平行に所定の長さだけ当該第2の紙管部端部保持部27の自由解放端部側25から当該第2の紙管部端部保持部27内部に向けて切り込み形成された2本の溝部28が設けられており、然も当該2本の溝部28間に形成された片持型舌状部29が、図4(B)に示す通り、当該補助支持管17の中心軸線P1に対して、構成材料の弾発性に基づいて、上下方向に可動可能に構成されており、且つ、当該片持型舌状部29の当該自由解放端部30には、当該自由解放端部30の円周縁部に沿って、当該片持型舌状部29の表面から略垂直方向に所定の高さで設定された第2の突起部31からなる紙管端縁部ストッパー部32が配備されている事が望ましい具体例の一つである。
そして、当該第2の突起部31、つまり当該紙管端縁部ストッパー部32の高さは、粘着テープ14がその上に巻積されている粘着テープロー15の中心部に設けられた中空状の当該紙管部17の厚みと同一若しくはそれよりも短い長さに設定されている事が好ましい具体例である。
又、本発明に於ける当該片持型舌状部29を形成する当該補助支持管17の中心軸方向P1の方向に沿って相互に平行状に形成されている2つの溝部28は、その幅及び当該溝部28の当該補助支持管17に於ける中心軸方向P1の方向に沿った長さw等は特に限定されるものでは無いが、例えば当該長さwは、10mm乃至20mmである事が望ましい具体例である。
一方、当該2つの溝部28に於ける相互間隔tも特に特定されるものでは無いが、例えば、その湾曲面に沿って10mm乃至20mmである事が望ましい具体例である。
尚、本発明に於ける当該補助支持管17に於ける当該自由解放端部側25に於いては、上記した当該片持型舌状部29の解放端部30の縁部に沿って当該紙管端縁部ストッパー部32が設けられているが、その他の当該補助支持管17に於ける当該自由解放端部側25には、一切の紙管端縁部ストッパー部32に相当する突起部は設けられていない事が望ましい具体例である。
そして、本発明に於ける当該補助支持管17に於ける当該紙管端縁部ストッパー部32の上端部頂点部は、当該粘着テープローラ15の当該紙管を嵌合させていない状態にあっては、常時、当該第2の紙管部端部保持部27の表面から突出している状態に維持されているものであっても良い。
尚、本発明に於いては、当該片持型舌状部29は、少なくとも一つを設けることで効果的ではあるが、場合によっては、当該補助支持管17に於ける、当該第2の紙管部端部保持部27の当該平面状環状円筒部27の周縁に沿って2個或いはそれ以上の複数個形成する事も可能であることは言うまでもない。
次に、本発明に於ける当該清掃装置1に於いて使用される当該紙管部16の構成に付いて好ましい具体例を図5を参照しながら説明する。
即ち、本発明に於いて使用刺される当該紙管部16は、従来一般的に使用されている中空状の紙管を使用するものであって、その材料や長さ或いはその中空部の内径等は特に限定されるものでは無く、使用される当該清掃装置1の規格に適合して物を優先的に使用するものである。
従って、特に当該中空状紙管部16の内径の長さは、当該清掃装置1に於ける当該補助支持管17の外径の長さと略同一であることが望ましい。
そして、本発明に於ける当該清掃装置1に於いて使用される当該紙管部16にあっては、その使用時に、当該補助支持管17於ける当該本体枠体部11側に近接して位置する一方の端部である第1の端部18に近接して配置される側の第1紙管端部44と、その反対側で、当該補助支持管17に於ける当該第2の紙管部端部保持部27の近傍に位置することになる側の第2紙管端部41と有し、特に、当該第2紙管端部41の円周縁部41の少なくとも一部には、上記した当該紙管端縁部ストッパー部32が嵌合係止される当該切込部40が形成されているものである。
本発明に於ける当該切込部40の幅方向の長さTは、上記した当該紙管端縁部ストッパー部32の幅方向の長さtと同一か若しくは若干長く設定されており、一方、当該切込部40の奥行部の長さLは、当該紙管端縁部ストッパー部32の奥行方向の長さl(エル)と同一か若しくは若干長く設定されて事が望ましい具体例である。
そして、本発明に於いては、連続状の当該粘着テープ14を複数回、巻積して構成された当該粘着テープローラ15を本発明に於ける当該清掃装置1の当該補助支持管17に嵌合させて搭載固定するに際しては、当該紙管部16に於ける中空状筒状体部の当該第1紙管端部44側から当該紙管部16を当該補助支持管17の自由端部25側から挿入嵌合させ、当該第1紙管端部44が当該補助支持管17於ける当該第1の端部18に到着するまでの間に於いては、当該紙管部16の中空状内壁面部が当該紙管端縁部ストッパー部32に於ける頂点部を下方に押し下げる機能を実行することになり、当該第1紙管端部44が当該補助支持管17於ける当該第1の端部18に到着した時点に於いて、当該片持型舌状部29のストッパー部32の突起状部分31が、当該紙管部16の第2の紙管端部41に設けられている当該切込部40内に、それ自身の弾発力に付勢されて入り込み、当該紙管部16の脱落を完全に防止する事になる。
その状態を図6(A)乃至図6(D)に示す。
尚、本発明に於ける実際の清掃作業に有っては、当該補助支持管17に当該粘着テープローラ15の紙管16を完全に挿入嵌合させた後、作業者が一方の手で当該補助支持管17を押さて固定した状態の下で、当該作業者が他方の手で、当該粘着テープローラ15を適宜回転させながら、当該ストッパー部32の突起状部分31が、当該紙管部16の第2の紙管端部41に設けられている当該切込部40内に嵌合する迄摺動させる事によって、当該粘着テープローラ15の当該補助支持管17への装着が完了する。
つまり、本発明に於いては、係る構成を採用した結果、上記した通り、当該補助支持管17に当該粘着テープローラ15を嵌合固定した場合に於いては、当該片持型舌状部29の解放端部30と、当該片持型舌状部29を除く当該補助支持管17の第2の端部25及び当該紙管部16の紙管の端縁部41とは、当該補助支持管17の中芯軸線P1と直交する一つの平面S1を形成している事になるのである。
換言すれば、本発明に於いては、当該粘着テープローラ15を本発明に係る当該清掃装置1に装着した場合に於いて、当該粘着テープローラ15の全ての粘着テープ14の端縁部面で形成される側壁面部と、当該紙管部16の紙管の端縁部41の端縁部面と当該補助支持管17に於ける当該自由解放端部側25の端縁部面並びに当該片持型舌状部29の舌状部の解放端部30の端縁部面とが同一平面S1を形成することになり、その平面S1には一切の突起物も存在しない状態が形成される事になる。
つまり、本発明に於いては、当該補助支持管17に於ける当該第1の紙管部端部保持部20に形成されている当該第1の環状突起部23の内側壁面部と、当該補助支持管17に於ける当該第2の紙管部端部保持部27の当該自由解放端部25に於いて、当該片持型舌状部29の解放端部30と、当該片持型舌状部29を除く当該第2の紙管部端部25とで形成されている、当該補助支持管の中芯軸線P1と直交する一つの平面S1との間の距離が、使用される当該粘着テープローラー15の中心部に配置されている中空状の紙管16の軸方向長さと同一である様に構成されているものである。
本発明に係る当該紙管部16を使用した粘着テープローラ15の外観形状の1具体例が図7に示されている。
本発明に於いては、当該紙管部16の端縁部41の端面に沿って、当該連続した粘着テープ14を、当該粘着テープ14の一端部の端縁部46が、当該紙管部16の端縁部41の端面と一致する様に巻き上げることにより、当該紙管部16の端縁部41の端面と当該粘着テープ14の端縁部46により形成される端面とが完全に一致して一つの平面を形成するものである。
係る構成は、当該紙管部16の他方の端縁部44の端面に於いても同じ構成のなっている事は言うまでも無い。
本発明に於いては、上記した構成からなる清掃装置1であるため、図9(A)に示す様に、当該粘着テープローラ15の解放端部46の平面を完全に、壁際部に近接させることが可能となるので、従来、清掃作業が不可能であった当該壁際部400の床面を完全に清掃する事が可能となる。
尚、本発明に於いては、清掃作業の途中に於いて、当該粘着テープローラ15の粘着テープ14を全て使用しきった場合には、当該紙管部16の外表面には、 当該粘着テープ14は存在していないので、作業者は、当該紙管部16の端部にある当該切込部40内に嵌入されている当該ストッパー部32を手で押し下げて、当該紙管部16を当該補助支持管17から容易に取り外しする事が可能である。
その為に、本発明に於いては、図7及び図8に示す通り、当該粘着テープローラ15を構成する各層の粘着テープ14に於いては、従来の粘着テープ14では当該粘着テープ14の解放端部46の端縁部からその内側部に向けて所定の幅をもった帯状領域に粘着剤塗布しない非粘着剤塗布領域を形成しているのに対し、本発明に係る当該粘着テープローラ15では、その様な非粘着剤塗布領域を設けることなく、当該粘着テープ14の解放端部46の端縁部からその内側部に向けて所定の幅をもった帯状領域にも所望の粘着剤を塗布形成するものである。
これによって、当該粘着テープローラ15の解放端部でも塵埃を吸着する事が可能となり、壁際部の清掃作業も効率化する事が可能となる。
然しながら、その反面、当該粘着テープローラ15の解放端部でも塵埃を大量に吸着する為、汚れが激しく、この部分で、当該粘着テープ14を切り離し操作する事は、著しく不衛生であり、且つ剥ぎ取り操作も困難な状況となる。
その為、本発明に於いては、図7(C)に示す様に、当該紙管部16に於ける当該第1の紙管端縁部44に対応する当該粘着テープローラ15の端縁部49側に対応する、当該粘着テープ14に於ける端部49’から所定の幅をもって構成された領域に粘着剤を塗布しない粘着剤不存在領域47を形成し、且つ、図7(A)及び図7(B)に示す通り、当該粘着剤不存在領域47に、当該粘着テープ14を切り離しする為の切り離し線部48を当該粘着テープローラ15の表面から当該紙管部16の表面に至るまで形成するものである。
本発明に於ける当該粘着剤不存在領域47の幅は、5mm乃至15mmとする事が望ましい具体例である。
然も、本発明に於いては、当該切り離し線部48は、従来に於いては、3mm乃至5mm程度であり、当該不要となった粘着テープ14の端を持ち上げて切り離しする場合の操作が極めて不便であり、切り離し操作も時間がかかり清掃作業の非効率化が目立っていたのに対し、本発明に於いては、当該切り離し線部48の当該補助支持管17に於ける当該中心軸方向P1と平行な方向への長さは5mm乃至15mmとに設定する事が望ましく、更には、当該切り離し線部48の当該長さは、当該粘着剤不存在領域47の幅を超えて当該粘着剤塗布領域62内にまで延長されるものであっても良い。
つまり、本発明に於ける当該紙管部16上に複数層巻積形成されている当該粘着テープ14に於いては、当該補助支持管17に設けられている当該第1の環状突起部23と対向する側の当該粘着テープ層の最外表面層から当該紙管部16の表面に到る様に、当該中空紙管部16の中心軸線P1と平行する方向に、当該粘着テープ14に於ける当該第1の環状突起部23と対向する当該テープ基材60の端縁部49’から内側に向けて、つまり、当該テープ基材60の他方の端縁部46’に向けて所定の長さUの直線状切り込み線48を形成したものである事が望ましい具体例である。
即ち、図7(C)に示す通り、本発明に於ける当該清掃装置1に於いては、当該粘着テープ14に使用されるテープ基材60に於いては、当該切込部40が形成されている当該紙管部16と対応する当該テープ基材60の一方の端縁部46’と、当該端縁部46’から所定の距離だけ内側に移動した部位との間に形成される領域部分62には、所定の粘着剤層61が塗布形成されており、一方、当該テープ基材60に於ける、当該補助支持管17に設けられている当該第1の環状突起部23と対向する当該テープ基材60の他方の端縁部49’とそこから所定の距離だけ内側に移動した部位との間に形成された領域部分47には当該所定の粘着剤層61が塗布形成されていない様な構成が採用される事が望ましい具体例である。
換言するならば、本発明に係る当該清掃装置1に使用される当該粘着テープローラ15の具体的な構成の一例としては、所望の厚みを有し、且つ所定の中心軸方向の長さを有する中空状紙管部16の外表面に、当該紙管部16の当該中心軸方向P1の長さと等しい幅を有する粘着テープ14が粘着面を上面側となる様に、且つ当該粘着テープ14の両側の各端縁部49’、46’が、当該中空状紙管部16の両端部の位置44、41とそれぞれ一致する様に複数回連続的に巻き上げ積層させた粘着テープローラー15であって、当該紙管部16に於ける当該補助支持管17の当該第2の紙管部端部保持部27と対向する端部の当該自由解放端部41とその近傍に於ける少なくとも一部に於いて、当該片持型舌状部29の幅方向の長さtと近似した幅方向長さTを有し、且つ当該片持型舌状部29の表面に形成された当該第2の突起部31の、当該自由解放端部30から当該片持型舌状部内部29へ延びる長さl(エル)に相当する奥行長さLを有する切込部40が形成されている事が望ましい具体例の一つである。
此処で、本発明に於いて、上記した様に、当該粘着テープ14に於いては、図7(C)に示す様に、当該粘着テープ14を構成するテープ基材部60の一方の表面に適宜の粘着剤からなる粘着剤層61を所望の厚みに調整して塗布形成した粘着剤形成層62を形成するものであるが、当該テープ基材部60の当該補助支持管17に於ける当該第1の環状突起部23と対向する側の端部49’と当該端部49’から所定の長さだけ当該テープ基材部60の他方の端部46’方向に移動した部位55間の領域には、当該粘着剤層61を形成しない領域であるである粘着剤層不形成領域47を形成する事が望ましい具体例である。
そして、この部分に上記した従来のものよりも長い長さ(U)を持った切り離し線48を設けるものである。
即ち、本発明に於いては、当該紙管部16上に複数層巻積形成されている当該粘着テープ14に於いて、当該補助支持管17に設けられている当該第1の環状突起部23と対向する側の当該粘着テープ層14の最外表面層から当該紙管部16の表面に到る様に、当該中空紙管16の中心軸線P1と平行する方向に、且つ、当該粘着テープ14に於ける当該第1の環状突起部23と対向する当該テープ基材60の他方の端縁部49’から内側に向けて当該粘着剤層61が塗布形成されていない領域部分47を超える長さの直線状切り込み線48を形成した粘着テープローラー15である事も望ましい具体例である。
又、本発明に於ける当該粘着テープローラ15に於いては、図9(B)に示す様に、当該紙管部16の中心軸線P1と平行に配置されている当該直線状切り込み線48に連続して、図3に示す従来例の様に当該直線状切り込み線48の長手軸方向に沿って、直列状に、複数個の間欠的に点状或いは線状の切れ目部130で形成された切り離しミシン目82(a)を当該粘着テープローラ15の他方の端部46まで形成しているものであっても良く、更には、図7(A)に示す様に、本発明に於ける当該粘着テープローラ15に於いては、当該粘着テープローラ15の一方の端部49から当該粘着剤層不形成領域47を超えて形成された、当該紙管部16の中心軸線P1と平行に配置された当該直線状の切り込み線48に於ける、当該一方の端部49とは反対側に於ける端部50の一方の側面部に、当該直線状切り込み線48の配置方向と平行、或いは複数個の点状穴部が所定の長さ(u)の間に直列状に配列されて形成された直線状補助切れ目部71の一方の先端部分718が、当該直線状切り込み線48の当該端部50よりも当該粘着テープローラ15に於ける当該他方の端部46の方向側に突出してずれた状態で配置される様に配置されていると同時に、当該補助切れ目部71と略同一の構成を有する他の補助切れ目部72が、当該補助切れ目部71と平行状態で、且つ当該他の補助切れ目部72に於ける当該粘着テープローラ15の当該他方の端部46側の端部728が、当該補助切れ目部71に於ける当該粘着テープローラ15の当該他方の端部46側の端部718よりも、当該粘着テープローラ15に於ける当該他方の端部46の方向側に突出して配置される様に平行にずらせて配置されており、以下、同様の構成の下に、複数個の当該補助切れ目部(73、74、・・・・7X)が継続的に配置され当該当該補助切れ目部(73、74、・・・・7Xの)内の最後の当該補助切れ目部7Xが当該粘着テープローラ15に於ける当該他方の端部46にまで到達するまで、繰り返し配置され、結局の処、当該粘着テープローラ15の当該所望の表面に、当該粘着テープ用紙管部16の中心軸線P1に対して所望の角度を持って斜め状に形成された、当該根粘着テープ14のはぎ取り用ミシン目82が形成されたものであっても良い。
本発明に於ける当該直線状切り込み線48と当該補助切れ目部71との配列間隔やずれの長さ(重複している長さ)、或いは、当該補助切れ目部(71、73、74、・・・・7X)相互間の配列間隔やずれの長さ(重複している長さ)は特に限定されるものではないが、例えば配列間隔が1mm乃至2mmであり、当該補助切れ目部相互間の当該ずれの長さは(重複している長さ)は、2mm乃至5mmであり、又当該個々の補助切れ目部71の長さは5mm乃至10mmである事が望ましい具体例である。
即ち、本発明に於いては、当該直線状切り込み線48の左右何れかの側に、近接して、当該直線状切り込み線48の長さと同一若しくはそれよりも短い長さ(U)を有する直線状の補助切り込み線71を当該補助切り込み線71の長軸方向が当該切り込み線48の長軸方向と平行する様に、且つ当該補助切り込み線71の当該第1の環状突起部23と対向する側の端部49とは反対側の端部717が、当該切り込み線48の終端部50よりも当該粘着テープ14の内部領域に向けて突出する様に位置ずれを形成させた状態で形成すると共に、相互に同一規格を有する複数個の当該補助切り込み線72、73・・・・・7Xを、当該切り込み線48と当該補助切り込み線71との配置状態と同一配置状態を継続させて、当該最後の補助切り込み線7Xの当該第1の環状突起部23と対向する側の端部とは反対側の端部7X8が、当該粘着テープ14の他方の端部46に到達するまで繰り返し形成させ、当該中空紙管16の中心軸線P1対して斜め状態の切り離し線(ミシン目)82を形成した構成を採用する事も望ましい具体例である。
尚、当該助切り込み線72、73・・・・・7Xも、当該粘着テープ層14の最外表面層から当該紙管部16の表面に到る様に、略垂直状に貫通設定されている事が好ましい具体例である。
一方、本発明に於ける当該粘着テープローラ15に於ける更に別の具体例に於いては、図9(B)に示すミシン目82(b)やミシン目82(c)の様に、当該直線状切り込み線48を頭書から、当該中空紙管16の中心軸線P1に対して所望の角度を有する様に配置形成するものであり、当該所望の角度は特に限定されないが、例えば、5度乃至30度の間の角度の中から適宜選択して使用する事になる。
更に、本具体例では、当該中空紙管16の中心軸線P1に対して所定の角度を以て配置された当該直線状切り込み線48の当該一方の端部50から連続して点状或いは短い線状の切り込み部が、当該直線状切り込み線48の長手軸方向にそって当該粘着テープローラ15の解放端部に到る迄、間歇的に直列状に配置され図9(B)のミシン目82(b)を形成したものであっても良く、或いは、図7(A)に於ける当該ミシン目82を、当該中空紙管16の中心軸線P1に対して所定の角度を以て回転させた状態で配置した図9(B)のミシン目82(c)を形成したものであっても良い。
此処で、本発明に係る第2の態様である手動式清掃装置に使用される粘着テープローラーに付いてその構成を説明するならば、本発明に係る当該粘着テープローラー15は、所望の厚みを有し、且つ所定の中心軸方向P1の長さを有する中空状紙管16の外表面に、所定の厚みを有するテープ基材60と当該テープ基材60の一表面上に所望の厚みを持って所望の粘着剤が層状61に塗布形成されている粘着テープ14であって、当該紙管16の当該中心軸方向P1の長さ等しい幅を有する粘着テープ14が、当該粘着面を上面側となる様に、且つ当該粘着テープ14の両側の各端縁部46’、49’が、当該中空状紙管16の両端部の位置44、41と一致する様に複数回連続的に巻き上げ積層させた粘着テープローラー15であって、当該紙管16に於ける当該補助支持管17の当該第2の端部25と対向する端部41の当該自由解放端部とその近傍に於ける少なくとも一部に於いて、当該片持型舌状部29の幅方向の長さtと近似した幅方向長さTを有し、且つ当該片持型舌状部29の表面に形成された当該第2の突起部31の、当該自由解放端部から当該片持型舌状部29内部へ延びる長さl(エル)に相当する奥行長さLを有する切込部40が形成されている事が望ましい具体例である。
本発明に於いて、当該粘着テープ14に使用されるテープ基材60に於いては、当該切込部40が形成されている当該紙管16と対応する当該テープ基材60の一方の端縁部46’と、当該テープ基材60に於ける、当該補助支持管17に設けられている当該第1の環状突起部23と対向する当該テープ基材60の他方の端縁部49’から当該一方の端縁部46’に向けて所定の距離だけ内側に移動した部位との間に形成される領域部分62には、所定の粘着剤層61が塗布形成されており、当該第1の環状突起部23と対向する当該テープ基材60の他方の端縁部49’とそこから所定の距離だけ内側に移動した部位との間に形成された領域部分47には当該所定の粘着剤層61が塗布形成されていない事も好ましい具体例である。
又、本発明に於いては、当該粘着テープ14に於ける当該テープ基材60の内、当該粘着剤層61が塗布形成されていない領域部分47の幅の所定の距離は、当該第1の環状突起部23と対向する当該テープ基材60の他方の端縁部49’から内側に向けて5mm乃至15mmである事も望ましい具体例である。
一方、本発明に於いては、当該紙管16上に複数層巻積形成されている当該粘着テープ14に於いて、当該補助支持管17に設けられている当該第1の環状突起部23と対向する側の当該粘着テープ14層の最外表面層から当該紙管16の表面に到る様に、当該中空紙管16の中心軸線P1と平行する方向に、当該粘着テープ14に於ける当該第1の環状突起部23と対向する側の当該テープ基材60の端縁部49’から内側に向けて、所定の長さの直線状切り込み線48を形成した構成を採用する事も望ましい具体例である。
更に、本発明に於ける、当該所定の長さの直線状切り込み線48は、当該粘着テープ層14の最外表面層から当該紙管16の表面に到る様に、且つ当該粘着テープ14に於ける当該第1の環状突起部23と対向する側の当該テープ基材60の端縁部49’から内側に向けて当該粘着剤層62が塗布形成されていない領域部分47を超える長さに設定されている事も好ましい具体例である。
処で、本発明に於ける当該粘着テープローラー15に於いては、当該直線状切り込み線48は、当該補助支持管17の中心軸線P1に対して平行に配置されていても良いが、当該補助支持管17の中心軸線P1に対して所望の角度だけずらせた方向に沿って配置されているものであっても良い。
係る具体例に於いては、当該所望の角度は、特に限定されるものではないが、例えば、5度乃至30度の範囲で選択されるものである事が好ましい具体例である。
一方、本発明に於いては、当該粘着テープローラー15に於ける当該補助切り込み線48の当該第1の環状突起部23と対向する側の端部とは反対側の端部80から当該切り込み線48の配置方向、即ち、当該切り込み線48の長手軸方向に沿って、当該直線状切り込み線48の長さよりも短い長さを有する直線状の補助切り込み線71或いは点状の切り込み部130が複数個直線状に間欠的に、且つ当該紙管16の他方の端部41に対応する当該粘着テープ14の端部46’にまで至る様に配置された当該粘着テープ切り離しミシン目120が形成されている事も好ましい具体例である。
更に、本発明に於いては、当該直線状の補助切り込み線71或いは点状の切り込み部130は、当該粘着テープ層の最外表面層から当該紙管16の表面に到る様に形成されている事も望ましい具体例である。
一方、本発明に於いては、当該直線状切り込み線48の左右何れかの側に、近接して、当該直線状切り込み線48の長さと同一若しくはそれよりも短い長さを有する直線状の補助切り込み線71を、当該補助切り込み線71の長軸方向が当該切り込み線48の長軸方向と平行する様に、且つ当該補助切り込み線71の当該第1の環状突起部23と対向する側の端部とは反対側の端部718が、当該切り込み線48の終端部80よりも当該粘着テープ14の内部領域に向けて突出する様に位置ずれを形成させた状態で配置形成すると共に、相互に同一規格を有する複数個の他の当該補助切り込み線群(72・・・・7X)を、当該切り込み線48と当該先の補助切り込み線71との配置状態と同一配置状態となる様に、当該先の補助切り込み線71の側面にずらせ状に配置し、且つ残りの当該補助切り込み線(73・・・・7X)も上記と同様の配置状態を継続させて配置し、当該最後の補助切り込み線7Xの当該第1の環状突起部23と対向する側の端部とは反対側の端部7X8が、当該粘着テープ14の他方の端部49’に到達するまで繰り返し形成させ、当該中空紙管16の中心軸線P1対して斜め状態の切り離し線(ミシン目)120を形成した構成を採用することも望ましい具体例である。
更に、本発明に於いては、当該清掃装置1に於ける当該支軸部13に回転自在に嵌合している当該補助支持管17に、上記した当該粘着テープローラ15を挿入固定して使用するものであるが、当該粘着テープローラ15を当該補助支持管17に嵌合挿入させる際には、当該粘着テープローラ15の挿入方向を一定の条件とする必要が有り、具体的には、当該粘着テープローラ15に於ける当該紙管部16の上記した一方の端部44で、当該端部44に当該切込部40が設けられていない側の端部44を当該本体枠体部11の方に向けて当該補助支持管17に当該紙管部16を挿入嵌合させる必要がある。
その為に、例えば、図7に例示されている様に、当該紙管部16の当該端部44の周縁部若しくは当該端部44の周縁部と当該粘着テープローラ15に於ける当該本体枠体部11の方に指向されている粘着テープ14層の端部壁面の少なくとも何れかに、当該挿入方向を示す表示部70を設けておく事が望ましい具体例である。
その場合の一例としては、例えば、当該紙管部16の当該端部44の周縁部の少なくとも一部に目立つ色からなるカラーマーク70を付ける事も望ましい具体例である。
処で、本発明に係る当該清掃装置1を市場に於いて流通させる場合には、当該ハンドル部10と当該本体枠体部11及び当該支軸部13に回転自在に嵌合固定されている当該補助支持管17とからなる基材部分と当該所定の紙管部16に所望の粘着テープ14を巻積させた当該粘着テープローラ15とを別々の個体として販売する事が可能であるが、当該基材部分と当該粘着テープローラ15とを一緒に組み合わせてセットとして販売する事も可能である。
つまり、本発明に於ける当該清掃装置1の他の好ましい具体例としては、当該基材部分と当該粘着テープローラーとの組で構成されているものである。
1 清掃装置
2 直線状の長尺状部
3 折り曲げ部
4 屈折状部
5 湾曲状部
6 支持部材
7 支持部材の一方の端部
8 長尺状連結部9の中心軸線
9 直線状の長尺状連結部
10 ハンドル部
11 本体枠体部
12 支持部材の他方の端部
13 支軸部
14 粘着テープ
15 粘着テープローラ
16 中空状の紙管部
17 補助支持管
18 補助支持管に於ける一方の端部(第1の端部)
19 環状円筒部
20 第1の紙管部端部保持部
21 紙管部端部保持部20に於ける自由解放端部
22 円周縁部
23 第1の環状突起部
24 紙管端縁部位置決め部材
25 補助支持管の解放端部(第2の端部)
26 平面状の環状円筒部
27 第2の紙管部端部保持部
28 溝部
29 片持型舌状部
30 片持型舌状部の当該自由解放端部
31 第2の突起部
32 紙管端縁部ストッパー部
40 切込部
41 第2紙管端部
44 第1紙管端部
45 支軸部13の自由解放端
46 粘着テープローラの解放端部
46’テープ基材の一方の端縁部
47 粘着剤不存在領域
48 切り込み線
49 粘着テープローラの端縁部
49’テープ基材の他方の端縁部
50 補助支持管17に於ける中間部分
60 テープ基材
61 粘着剤層
62 粘着剤層形成領域部分
70 カラーマーク
71、72・・・・7X 補助切れ目部
50’直線状の切り込み線に於ける、一方の端部とは反対側に於ける端部
82 はぎ取り用ミシン目
100 長尺状部
102 折り曲げ部
101 屈折状部
103 湾曲状部
104 支持部材
105、105’、105” 支持部材の一方の端部
106、106’ 中心軸線
107 長尺状連結部
108 ハンドル部
109 本体枠体部
111 支軸部
112 粘着テープ
113 粘着テープローラ
114 中空状の紙管部
115 補助支持管
116 粘着剤非配置領域
118 切り込み部
119 粘着テープローラの他方の端部
120 切り離しミシン目
122 粘着テープローラの端部
125 ストッパー部
126 ストッパー部の外端縁部
127 中心軸線と直交する平面
130 点状或いは線状の切れ目部
131 点状或いは線状の切れ目部
132 紙管部の端部
135 粘着テープローラの自由端部側
200 清掃装置
400 壁際部
P1 補助支持管の中心軸方向
S1 中芯軸線P1と直交する一つの平面

Claims (15)

  1. 所定の長さを持つ直線状の長尺状部、若しくは所定の長さを持つ折り曲げ部を含む屈折状部或いは所定の長さを持つ湾曲状に形成された湾曲状部で構成されている支持部材と、当該支持部材の一方の端部に、所望の方向に指向せしめられた中心軸線を有する所定の長さを持つ直線状の長尺状連結部を介して取り付けられている所望のハンドル部とで構成された本体枠体部と、当該支持部材の他方の端部に設けられた、当該ハンドル部に係合する当該長尺状連結部の中心軸線に対して直交する方向に延展せしめられている、少なくとも一本の支軸部とで構成された清掃装置であって、当該支軸部には、粘着テープがその上に巻積されている粘着テープローラの中心部に設けられた中空状の紙管部を任意に着脱自在に嵌合固定可能に構成された、少なくとも一部が円筒状に構成されている所望の外径を有する補助支持管が正逆方向回転自在に取り付けられている清掃装置に於いて、当該補助支持管に於ける当該本体枠体部側に近接して位置する一方の端部(第1の端部と称する)には、当該補助支持管の中心軸方向に沿って所定の幅を有する平面状の環状円筒部を形成している第1の紙管部端部保持部と当該紙管部端部保持部に於ける自由解放端部の円周縁部に於いて、当該平面状環状円筒部の表面から略垂直方向に所定の高さで設定された第1の環状突起部からなる紙管端縁部位置決め部材とが配備されており、一方、当該補助支持管に於ける当該一方の端部(第1の端部)とは反対側の端部(第2の端部と称する)には、当該補助支持管の中心軸方向に沿って、当該第2の端部から内側に向けて所定の幅を有する平面状の環状円筒部を形成している第2の紙管部端部保持部が配備されており、且つ、当該第2の紙管部端部保持部の当該平面状環状円筒部の少なくとも1部分に於いて、当該補助支持管の中心軸方向と平行する方向に、所定の間隔を介して、互いに平行に所定の長さだけ当該第2の紙管部端部保持部の自由解放端部から当該第2の紙管部端部保持部内部に向けて切り込み形成された2本の溝部が設けられており、然も当該2本の溝部間に形成された片持型舌状部が、当該補助支持管の中心軸線に対して上下方向に可動可能に構成されていると同時に、当該片持型舌状部の当該自由解放端部には、当該自由解放端部の円周縁部に沿って、当該片持型舌状部の表面から略垂直方向に所定の高さで設定された第2の突起部からなる紙管端縁部ストッパー部が配備されており、且つ、当該補助支持管に当該粘着テープローラを嵌合固定した場合に於いては、当該片持型舌状部の解放端部と、当該片持型舌状部を除く当該補助支持管の第2の端部及び当該紙管部の紙管端縁部とは、当該補助支持管の中芯軸線と直交する一つの平面を形成している事を特徴とする手動式清掃装置。
  2. 当該第1の環状突起部及び又は当該第2の突起部の高さは、粘着テープがその上に巻積されている粘着テープローラの中心部に設けられた中空状の当該紙管部の厚みと同一若しくはそれよりも短い長さに設定されている事を特徴とする請求項1記載の手動式清掃装置。
  3. 当該片持型舌状部は、当該補助支持管に於ける、当該第2の紙管部端部保持部の当該平面状環状円筒部の周縁に沿って複数個形成されている事を特徴とする請求項1又は2に記載の手動式清掃装置。
  4. 当該補助支持管に於ける当該第1の紙管部端部保持部に形成されている当該第1の環状突起部の内側壁面部と当該補助支持管に於ける当該第2の紙管部端部保持部の当該自由解放端部に於いて、当該片持型舌状部の解放端部と、当該片持型舌状部を除く当該第2の紙管部端部とで形成されている、当該補助支持管の中芯軸線と直交する一つの平面との間の距離が、使用される当該粘着テープローラーの中心部に配置されている中空状の紙管の軸方向長さと同一である事を特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の手動式清掃装置。
  5. 所望の厚みを有し、且つ所定の中心軸方向の長さを有する中空状紙管の外表面に、所定の厚みを有するテープ基材と当該テープ基材の一表面上に所望の厚みを持って所望の粘着剤が層状に塗布形成されている粘着テープであって、当該紙管の当該中心軸方向の長さ等しい幅を有する粘着テープが、当該粘着面を上面側となる様に、且つ当該粘着テープの両側の各端縁部が、当該中空状紙管の両端部の位置と一致する様に複数回連続的に巻き上げ積層させた粘着テープローラーであって、当該紙管に於ける当該補助支持管の当該第2の端部と対向する端部の当該自由解放端部とその近傍に於ける少なくとも一部に於いて、当該片持型舌状部の幅方向の長さと近似した幅方向長さを有し、且つ当該片持型舌状部の表面に形成された当該第2の突起部の、当該自由解放端部から当該片持型舌状部内部へ延びる長さに相当する奥行長さを有する切込部が形成されている事を特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の手動式清掃装置に使用される粘着テープローラー。
  6. 当該粘着テープに使用されるテープ基材に於いては、当該切込部が形成されている当該紙管と対応する当該テープ基材の一方の端縁部と、当該テープ基材に於ける、当該補助支持管に設けられている当該第1の環状突起部と対向する当該テープ基材の他方の端縁部から当該一方の端縁部に向けて所定の距離だけ内側に移動した部位との間に形成される領域部分には、所定の粘着剤層が塗布形成されており、当該第1の環状突起部と対向する当該テープ基材の他方の端縁部とそこから所定の距離だけ内側に移動した部位との間に形成された領域部分には当該所定の粘着剤層が塗布形成されていない事を特徴とする請求項5に記載の粘着テープローラー。
  7. 当該粘着テープに於ける当該テープ基材の内、当該粘着剤層が塗布形成されていない領域部分の幅の所定の距離は、当該第1の環状突起部と対向する当該テープ基材の他方の端縁部から内側に向けて5mm乃至15mmである事を特徴とする請求項6に記載の粘着テープローラー。
  8. 当該紙管上に複数層巻積形成されている当該粘着テープに於いて、当該補助支持管に設けられている当該第1の環状突起部と対向する側の当該粘着テープ層の最外表面層から当該紙管の表面に到る様に、当該中空紙管の中心軸線と平行する方向に、当該粘着テープに於ける当該第1の環状突起部と対向する側の当該テープ基材の端縁部から内側に向けて、所定の長さの直線状切り込み線を形成した事を特徴とする請求項6又は7に記載の粘着テープローラー。
  9. 当該所定の長さの直線状切り込み線は、当該粘着テープ層の最外表面層から当該紙管の表面に到る様に、且つ当該粘着テープに於ける当該第1の環状突起部と対向する側の当該テープ基材の端縁部から内側に向けて当該粘着剤層が塗布形成されていない領域部分を超える長さに設定されている事を特徴とする請求項8に記載の粘着テープローラー。
  10. 当該直線状切り込み線は、当該補助支持管の中心軸線に対して所望の角度だけずらせた方向に沿って配置されている事を特徴とする請求項8又は9記載の粘着テープローラー。
  11. 当該所望の角度は、5度乃至30度である事を特徴とする請求項10に記載の粘着テープローラー。
  12. 補助切り込み線の当該第1の環状突起部と対向する側の端部とは反対側の端部から当該切り込み線の配置方向に沿って、当該直線状切り込み線の長さよりも短い長さを有する直線状の補助切り込み線或いは点状の切り込み部が複数個直線状に間欠的に、且つ当該紙管の他方の端部に対応する当該粘着テープの端部まで至る様に配置された当該粘着テープ切り離しミシン目が形成されている事を特徴とする請求項8乃至11の何れかに記載の粘着テープローラー。
  13. 当該直線状の補助切り込み線或いは点状の切り込み部は、当該粘着テープ層の最外表面層から当該紙管の表面に到る様に形成されている事を特徴とする請求項12に記載の粘着テープローラー。
  14. 当該直線状切り込み線の左右何れかの側に、近接して、当該直線状切り込み線の長さと同一若しくはそれよりも短い長さを有する直線状の補助切り込み線を、当該補助切り込み線の長軸方向が当該切り込み線の長軸方向と平行する様に、且つ当該補助切り込み線の当該第1の環状突起部と対向する側の端部とは反対側の端部が、当該切り込み線の終端部よりも当該粘着テープの内部領域に向けて突出する様に位置ずれを形成させた状態で配置形成すると共に、相互に同一規格を有する複数個の他の当該補助切り込み線群を、当該切り込み線と当該先の補助切り込み線との配置状態と同一配置状態となる様に、当該先の補助切り込み線の側面にずらせ状に配置し、且つ残りの当該補助切り込み線も同様の配置状態を継続させて配置し、当該最後の補助切り込み線の当該第1の環状突起部と対向する側の端部とは反対側の端部が、当該粘着テープの他方の端部に到達するまで繰り返し形成させ、当該中空紙管の中心軸線対して斜め状態の切り離し線(ミシン目)を形成した事を特徴とする請求項12に記載の粘着テープローラー。
  15. 請求項1乃至4の何れかに記載されている手動式清掃装置と請求項5ないし14の何れかに記載された粘着テープローラーとの組で構成されている事を特徴とする清掃具。
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