JP2001321321A - 粘着テープローラ - Google Patents

粘着テープローラ

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JP2001321321A
JP2001321321A JP2000141673A JP2000141673A JP2001321321A JP 2001321321 A JP2001321321 A JP 2001321321A JP 2000141673 A JP2000141673 A JP 2000141673A JP 2000141673 A JP2000141673 A JP 2000141673A JP 2001321321 A JP2001321321 A JP 2001321321A
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JP
Japan
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adhesive tape
cuts
adhesive
cut
adhesive surface
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JP2000141673A
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English (en)
Inventor
Junji Horiguchi
淳二 堀口
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ORUHA CORP KK
Original Assignee
ORUHA CORP KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 剥離が切り込みから外れることなく使用済粘
着テープの剥離を容易且つ簡単に行うことができる粘着
テープロールを提供する。 【解決手段】 表面が粘着面2aで裏面が非粘着面であ
る粘着テープ2が粘着面2aを表側にして巻き取られた
粘着テープローラ1の一端縁から他端縁にかけて段差を
有する切り込み3、3cを形成する。切り込み間に段差
を有するから、次の切り込みへ向けて力を加えるだけで
順次切り込みに剥離が伝わり、剥離が切り込みから外れ
ることなく使用済粘着テープの剥離を容易且つ簡単にで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塵埃、糸くず、毛
髪などのごみを粘着させて取り除く清掃用具等に使用さ
れる粘着テープローラに関する。
【0002】
【従来の技術】粘着テープローラを用いた清掃用具は、
粘着面を表側にした粘着テープローラを回転すること
で、粘着剤を着けた面(以下、粘着面という。)にごみ
を付着させる用具として汎用されている。粘着テープロ
ーラは、大量のごみが粘着面に付着して粘着力が低下し
た際、粘着テープに形成された切り込みやミシン目に沿
って剥離し、新たな粘着面を露出させてごみを付着させ
る清掃用具である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような粘着テープ
ローラにおいて、新たな粘着面を露出させる際、従来の
ように、粘着テープローラに形成された直線状又は一列
に形成された切り込みやミシン目では、切り込みやミシ
ン目に沿って使用済の粘着テープを剥離するために次の
粘着面を露出させようとすると、同時に複数枚剥れた
り、切り込みやミシン目に沿わずに、切り込みやミシン
目から外れて破れてしまうという問題があった。本発明
は、前記問題点に鑑み、粘着テープを一枚ずつ容易且つ
確実に剥離することができる粘着テープローラを提案す
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の粘着テープロー
ラは、表面が粘着面で裏面が非粘着面であるテープロー
ラの一端縁から他端縁にかけて段差を有する独立した切
り込みを複数形成してなる。切り込みが段差を有するこ
とにより、使用済粘着テープを剥離しても切り込みから
外れない。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の粘着テープローラ
の実施の形態を図1乃至図4を参照しながら説明する。
図1に示すように、粘着テープローラ1は、粘着テープ
2の粘着面2aを表側にして巻き芯4に巻き取られて構
成される。そして、粘着面2aの一端から他端にかけて
段差を有する切り込み3が複数本、例えば3本平行に形
成されている。また、粘着テープ2の両端部の表面は非
粘着面2bとなっており、該非粘着面2bから粘着面2
aにかけて切り込み3cが粘着テープローラ1の両側に
形成されている。
【0006】そして、該非粘着面2b及び該切り込み3
cは、以下説明する各実施の形態において、共通した構
成となっているので、以下その説明を省略する。また、
各実施の形態において、粘着面の切り込みを2本以上2
0本未満とするが、以下の実施の形態では3本設けた例
で説明する。
【0007】図1(A)に示す第1の実施の形態は、粘
着面2aの一端(図面左側)から他端(図面右側)にか
けて下りの段差を有する切り込み3が3本独立して且つ
平行に間隔なく設けられている。
【0008】図1(B)に示す第2の実施の形態は、粘
着面2aの一端から他端にかけて下りの段差を有する切
り込み3aが3本独立して且つ平行に設けられており、
隣接する切り込みの端部が長さlの部分で対向するよう
に形成されている。
【0009】図1(C)に示す第3の実施の形態は、粘
着面2aの一端から他端にかけて下りの段差を有する切
り込み3bが3個独立して平行に設けられており、隣接
する切り込みが一定間隔wを有するように形成されてい
る。
【0010】次に、図2に示すように、粘着テープロー
ラ1は、粘着面2aを表側にして巻き芯4に巻き取られ
て構成される。そして、粘着面2aの一端から他端にか
けて上りの段差を有する切り込みが3個平行に形成され
ている。
【0011】図2(A)に示す第4の実施の形態は、粘
着テープ2aの一端から他端にかけて上りの段差を有す
る切り込み3dが3個独立して平行に間隔なく設けられ
ている。
【0012】図2(B)に示す第5の実施の形態は、粘
着面2aの一端から他端にかけて上りの段差を有する切
り込み3eが3個独立して平行に設けられており、隣接
する切り込みの端部が長さlの部分で対向するように形
成されている。
【0013】図2(C)に示す第6の実施の形態は、粘
着面2aの一端から他端にかけて上りの段差を有する切
り込み3fが3個独立して平行に設けられており、隣接
する切り込みが一定間隔wを有するように形成されてい
る。
【0014】次に、図3に示すように、粘着面2aの一
端から他端にかけて段差を有し且つ傾斜を有する切り込
みが複数独立して平行に設けられている。
【0015】図3(A)に示す第7の実施の形態は、粘
着面2aの一端から他端にかけて段差を有し且つ勾配が
負の傾斜を有する切り込み3gが3個独立して平行に形
成されている。そして、非粘着面2bから粘着面2aの
両端部の表面にかけて傾斜を有しない切り込み3cが形
成されている。これは、前記したように各実施の形態に
おいて共通の構成である。
【0016】図3(B)に示す第8の実施の形態は、粘
着面2aの一端から他端にかけて段差を有し且つ勾配が
負の傾斜を有する切り込み3hが3本独立して平行に設
けられており、隣接する切り込みの端部が長さlで対向
するように形成されている。
【0017】図3(C)に示す第9の実施の形態は、粘
着面2aの一端から他端にかけて段差を有し且つ勾配が
負の傾斜を有する切り込み3iが3本独立して平行に設
けられており、隣接する切り込みが一定間隔wを有する
ように形成されている。
【0018】図4(A)に示す第10の実施の形態は、
粘着面2aの一端から他端にかけて段差を有し且つ勾配
が正の傾斜を有する切り込み3jが3個独立して平行に
形成されている。
【0019】図4(B)に示す第11の実施の形態は、
粘着面2aの一端から他端にかけて段差を有し且つ勾配
が正の傾斜を有する切り込み3kが3本独立して平行に
設けられており、隣接する各切り込みの端部の一部が長
さlで対向するように形成されている。
【0020】図4(C)に示す第12の実施の形態は、
粘着面2aの一端から他端にかけて段差を有し且つ勾配
が正の傾斜を有する切り込み3lが3個独立して平行に
設けられており、隣接する切り込みが一定間隔wを有す
るように形成されている。
【0021】以下、前記各実施の形態の寸法例を示す
と、粘着テープ2の幅は160mm、切り込み長さは4
8mm、段差の高さhは1.5mm 間隔wは1mm
対向長さlは1mmである。これらの寸法は一例であ
り、粘着テープ幅と切り込み数に応じて各部の寸法を変
更すれば良い。
【0022】以下、図1(A)に示す第1の実施の形態
を参照して、使用済粘着テープを剥離するために次の粘
着面を露出させても、切り込みから外れることなく粘着
テープを一枚ずつ容易且つ確実に剥離することができる
点について説明する。前記全ての実施の形態において、
使用済粘着テープの剥離は、非粘着面2bの上側に位置
する切り込みから下側に位置する切り込みに向けて開始
するするのが好適であるが、逆向きで開始しても剥離す
ることが可能である。
【0023】図1(A)において、例えば、切り込み3
よりも下側にある粘着テープ部分を使用済の粘着テープ
とすると、左側の非粘着面2bから粘着面2aにかけて
形成された切り込み3cから剥離を開始し、順次下りの
段差に向けて(図面右側向き)剥離する。すると、隣接
する切り込み間の粘着テープ部分が下側に位置する切り
込みに向けて破れ、順次下側に位置する切り込みに向け
て容易に剥離する。
【0024】ここで切り込みが一直線に形成された従来
の粘着テープロールの剥離と比較してみると、従来の粘
着テープロールでは剥離の向きが一直線になるように力
を加える必要があるが、力を一直線に加えることは通常
困難を伴い剥離を容易且つ簡単に行うことができない
が、本発明の粘着テープロールでは切り込みに段差を設
けているので、剥離するための力を一直線に加える必要
がなく、次の段差へ向けて力を加えるだけで良いので、
剥離が切り込みから外れることがなく、使用済粘着テー
プの剥離を容易且つ簡単に行うことができる。
【0025】次に、図3に示すような傾斜を有する切り
込みを設けた粘着テープロールについてその剥離方法を
説明する。例えば、図3(A)の実施の形態では、左側
の切り込み3cから剥離を開始すると、次の切り込みへ
向けて力を加えるだけで順次切り込みに剥離が伝わり、
剥離が切り込みから外れることなく使用済粘着テープの
剥離を容易且つ簡単に行うことができる。
【0026】
【発明の効果】本発明の粘着テープロールは、段差を有
する複数の切り込みを設けたから、剥離が切り込みから
外れることがなく、使用済粘着テープを容易且つ簡単に
剥離することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1乃至第3の実施の形態を示す図
である。
【図2】 本発明の第4乃至第6の実施の形態を示す図
である。
【図3】 本発明の第7乃至第9の実施の形態を示す図
である。
【図4】 本発明の第10乃至第12の実施の形態を示
す図である。
【符号の説明】
1・・粘着テープロール 2・・粘着テープ 3〜3l
・・相互に段差を有する切り込み

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面が粘着面で裏面が非粘着面である粘
    着テープが粘着面を表側にして巻き取られた粘着テープ
    ローラであって、 その一端縁から他端縁にかけて段差を有する切り込みを
    複数形成してなることを特徴とする粘着テープローラ。
  2. 【請求項2】 前記複数の切り込みは、独立した切り込
    みであることを特徴とする請求項1の粘着テープロー
    ラ。
  3. 【請求項3】 前記複数の切り込みは、相互に平行であ
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2の粘着テープ
    ローラ。
  4. 【請求項4】 前記複数の切り込みの隣接する切り込み
    が一部対向してなることを特徴とする請求項1、2又は
    3の粘着テープローラ。
  5. 【請求項5】 前記複数の切り込みが傾斜してなること
    を特徴とする請求項1、2、3又は4の粘着テープロー
    ラ。
  6. 【請求項6】 粘着テープの両端部の表面が非粘着面で
    あることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5の粘
    着テープローラ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007282997A (ja) * 2006-04-19 2007-11-01 Lp Giken Kogyo Kk 清掃用粘着テープロール
KR101050502B1 (ko) 2011-02-16 2011-07-20 김순규 이형지와 접착 테이프 테이핑 장치 및 그 방법
JP2011241885A (ja) * 2010-05-18 2011-12-01 Hitachi Automotive Systems Ltd 油圧ユニット
JP2021059702A (ja) * 2019-11-27 2021-04-15 有限会社共立樹脂 粘着ロール

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0866350A (ja) * 1994-08-26 1996-03-12 Genichi Tamura 粘着掃除器用粘着ロール紙及びその製造方法
JPH08256966A (ja) * 1994-12-20 1996-10-08 Naojiro Takeda 多重巻き粘着テープの構造
JP3055753U (ja) * 1997-11-28 1999-01-29 雄義郎 柴田 清掃用具用粘着テープ

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