JP3078438U - 清掃用具用粘着テープ - Google Patents

清掃用具用粘着テープ

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JP3078438U JP2000008952U JP2000008952U JP3078438U JP 3078438 U JP3078438 U JP 3078438U JP 2000008952 U JP2000008952 U JP 2000008952U JP 2000008952 U JP2000008952 U JP 2000008952U JP 3078438 U JP3078438 U JP 3078438U
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昌一 柴田
雄義郎 柴田
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柴田工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 粘着テープを有効利用するとともに一枚づつ
容易且つ確実に剥がす事ができる用にした清掃用具用粘
着テープを提供する。 【解決手段】 粘着テープ3の一端縁から他の端縁に向
かって設けた断続した切り込み8を設け、この切り込み
間は、巻取り方向に所定距離を持たせた。また、表面に
は非粘着面5を巻き取り方向に対し傾斜して設けるとと
もに、切り込みも傾斜して設けた。さらに、一端から他
端に向かう平行した断続切り込みを設け、この断続切り
込みの一部に巻き取り側は切れているが、巻終わり側
は、つながっている剥ぎ取り用の舌部を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、主にカーペット上の塵挨、糸くず、毛髪等のゴミを粘着させて取り 除くための清掃用具に使用される粘着テープに関する。
【0002】
【従来技術】
一般に、この種粘着テープは、登録実用新案公報第3055753号公報に示 されるように一粘着面を表側にして巻芯に巻き取られて粘着ローラとして構成さ れる。粘着テープの両端部の表面は一部非粘着面であり、またローラ表面に現れ る粘着テープを容易に剥がせるようミシン目や切り込みが施されている。
【0003】 この粘着ローラの巻芯内に清掃用具の軸が挿通され、粘着ローラを回転させる ことで、カーペット上のゴミを粘着面に粘着させて除去することができる。ゴミ が沢山付着してきて粘着力が低下すると、ミシン目や切り込みに沿って使用済み の粘着テープを切り離し、次の未使用部分の粘着テープを表面に出して使用に備 える。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来例では、粘着テープのミシン目や切り込みが、巻き 取り軸に対して並行した直線上にある。そのため、粘着テープを切り離すのに今 一つ熟練を要し、慎重さが要求される。即ち、ミシン目や切り込みに沿って切り 離す場合、ミシン目や切り込みから外れて破れてしまう場合がある。一端ミシン 目や切り込みから外れて破れると、使い古した部分が残ったり、新しい部分が切 り取られてしまい、無駄を生じることになる。而して、ミシン目や切り込みの間 隔を必要以上に小さくすると、前記粘着テープの巻き取り時に、テープが、切れ て生産性がなくなる危倶を生じる。
【0005】 また、切り取られる使用済み部分を、切り離せば良いわけであるが、ミシン目 や切り込み部を、粘着テープの巻いた状態での一周ごとに一筋で設けた場合は、 使用済みのゴミの着いた部分を手で掴んで引き剥がさなければならず、不衛生で 気持ちが良くない。
【0006】 また、粘着テープの表面の粘着面に縦縞模様の非粘着面を設けて、資材の節約 を図ったものが考えられるが、粘着テープを粘着ローラとして使用したとき、縦 縞のゴミ模様が残ってしまい、前記ローラを何回も往復させなくてはならず使用 者に不満足感を与えることになる。
【0007】 従って、本考案は、そのような問題点に着目してなされたもので、粘着テープ を1枚づつ極めて容易に確実に剥がすことができ、安価にして実用的な清掃用具 用粘着テープを提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本考案の請求項1乃至2に記載の清掃用具用粘着 テープは、粘着面を表側にして巻き取られた粘着ローラを回転させる清掃用具に 使用される粘着テープであって、一端縁から他の端縁に向かって切り込まれた端 縁切り込みと、この端縁切り込みと間隔を隔てて更に前記他の端縁に向かう複数 個の切り込みを有し、これらの相隣り合う切り込みの端部は、前記テープの巻き 取り方向に所定距離を隔てて設けられたものである。また、前記切り込みは、そ れぞれテープの巻き取り軸に対して非並行に設けられている。
【0009】 また、粘着面を表側にして巻き取られた粘着ローラを回転させる清掃用具に使用 される粘着テープの粘着面には、前記テープの巻き取り方向に対して少なくとも 傾斜した非粘着面を有している。
【0010】 更にまた、粘着テープの巻き端縁には非粘着面が設けられ、この端縁から粘着 面に至る比較的近い距離を隔てた並行した端縁切り込みを設け、さらにこれら端 縁切り込みに続いて他の巻き端縁に向かう断続した並行切り込みを設け、この並 行切り込みの一部には、巻きはじめ側に切り込みを設けるとともに、この切り込 みと対向する巻き終わり側ではつながっている剥ぎ取り舌部が設けられている。
【0011】
【作用】
本考案の粘着テープは、従来の粘着テープにおける巻き取り軸と並行な直線上 に設けられたミシン目や切り込みに代わって、端縁切り込みと他の切り込みは、 これら相隣り合う切り込みの端部は、粘着テープの巻き取り方向に所定距離隔て て設けられている。従って、粘着テープを破断するに際して、端縁の切り込みに 沿って引っ張ると、次の相隣り合う切り込みにまでに設けられた継ぎ目が、破断 して次の切り込みに至り、順次破断していく。この切り込み間の継ぎ目は、粘着 テープの巻き取り方向あるいは長手方向に多くの力が掛かり、この継ぎ目部が、 破断されると、次の切り込みに沿って、次の継ぎ目に力が加わり、以下順次破断 される。
【0012】 さらに、前記粘着テープに設けられた切り込みは、テープの巻き取り軸に対し て非並行に設けてあるため、テープを破断させる時、切り込み間の継ぎ目にテー プの巻き取り方向に集中した力が掛り、少ない力で確実に切り込みに沿ってテー プを破断させることができる。
【0013】 さらにまた、前記粘着テープの粘着面には、テープの巻き取り方向に対して少な くとも傾斜した非粘着面を有するので、粘着ローラを回転させるとき、縦筋状の 虎模様にゴミが残ることもなく、ローラを往復動させるとき、少し軌道がずれる ことで、全面に粘着面がある場合とほぼ同様にゴミを取ることができる。さらに 、粘着部を斑点上にして粘着のための粘着材を軽減刷ることができる。
【0014】 さらに第4の考案では、粘着テープの巻き端縁を非粘着面とするとともに、こ の端縁から粘着面に至る比較的近い距離を隔てた並行した端縁切り込みを設け、 他の端縁では、巻きはじめ側には、端縁切り込みを設け、巻き終わり側はつなが っている舌部を設けたものであるから、使用済み部分を剥がす時、前記巻き端縁 にある端縁切り込み間にできるリップを持ち上げると、リップは、次の並行した 切り込みへと継ぎ目部を破断して長くなり、ついに舌部にいたる。そこでさらに 持ち上げると、このリップ部とつながっている舌部が持ち上げられ、使用済み部 の粘着テープを巻きはじめ側から引き剥がすことができる。そのため、使用済み 部を掴むことなく剥ぎ取ることができる。
【0015】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態について、図について説明する。図1は、清掃用具 用粘着ローラ1を示し、粘着面2を表側にした粘着テープ3をロール状に巻芯4 に巻き取って構成している。前記粘着テープ3には、少なくとも一端は、表面に 非粘着面5を有しており、この粘着テープ3には、切り込みが、施されている。
【0016】 この粘着ローラ1は、図示しない補助具を用いて回転させながら粘着テープ3 の粘着面にゴミを付着させて清掃具として使用される。粘着テープ3は、端縁6 に非粘着面5を有している。そうしてこの端縁6から粘着面2に至る端縁切り込 み7が設けられている。この端縁切り込み7に続いてて所定の間隔を隔てて他の 端縁6'に向かって設けられた切り込み8、9が複数個設けられている。而して 、この切り込み8の端部8'と相隣り合う切り込み9の端部9'との間は、前記粘 着テープ3の巻き取り方向に、所定の距離が設けられている。従って、この切り 込みの端部間には、継ぎ目10が形成される。さらに、これら切り込み8、9は 、図1に示すように、それぞれ粘着テープ3の巻き取り軸と非並行に設けられて いる。
【0017】 上記の粘着テープ3の表面に設けられる粘着面2は、全面に設けるのではなく 、実施例では、図3に示すように、巻き取り方向あるいは巻き取り軸に対して傾 斜した非粘着面2' が、設けられている。また図4のように粘着剤が、斑点状に されていてもよい。
【0018】 また、別の考案である図5乃至7では、粘着テープ3の巻き端縁を非粘着面5 とし、この端縁6から粘着面2にいたる比較的近い距離を隔てて並行して設けた 端縁切り込み11、12が設けられ、端縁6にリップ13が形成されている。こ の端縁切り込み11、12にわずかの間隔を置いて続けられる複数の並行した切 り込み14、15が他の端縁6'に向かって設けられる。そうして、他の端縁6' は、巻きはじめ側には、端縁切り込み16が設けられるが、巻き終わり側は端縁 切り込みはなくつながっている舌部19となる剥ぎ取り部が設けられている。
【0019】 上記の粘着テープ3を巻き取った粘着ローラ1では、巻芯4内に図示しない清 掃用具の軸が挿通され、粘着ローラを回転させることで、カーペット上のゴミが 粘着面に粘着して清掃することができる。ゴミの付着等により、粘着テープ3の 粘着力が低下してきた場合には、図2のように、使用済みの粘着テープ3’を端 縁の切り込み7から剥離しさらに強く引っ張ると切り込み間の継ぎ目10が破断 し、させられる。さらに、前の粘着テープの切り込みとほぼ同一位置に次の粘着 テープの切り込みが位置する。
【0020】 図5乃至7の場合は、使用済み部3'を剥がすとき、端縁に出来ているリップ 13を掴んで持ち上げる。すると、リップ13は、継ぎ目部17、17'を破断 し、次の切り込みに至り、次々と長くなって他の端縁6'に至る。そこで、端縁 6'では、端部切り込み16が片方にしかないため、リップ13と使用済み部3' がつながっている舌部19によって粘着テープの巻きはじめ側から剥離されてい く(図6、図7)。この場合、使用済みテープの巻き端18は、抵抗なく容易に 剥がされる。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の清掃用具用粘着テープによれば、使用済みのテ 一プを剥がす際に、極めて容易に且つ確実に剥がすことができ、使用者に満足感 を与えることができる。また、非粘着面を巻き方向に対して非並行に設けること で粘着面の材料を軽減するともに、ゴミをとる粘着効果は同様に得られ、原価低 減をはかることができる。前記リップ部を持ち上げて剥がす場合は、リップを摘 むだけで、使用済み部のゴミに触ることなく容易に剥離することが出来、衛生的 である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の清掃用具用粘着テープの実施例を示
す斜視図である。
【図2】 本考案の清掃用具用粘着テープの使用済み部
を破断する状態を説明するための上面図である。
【図3】 本考案の清掃用具用粘着テープの他の実施例
を示す斜面図である。
【図4】 本考案の清掃用具用粘着テープの他の実施例
を示す上面図である。
【図5】 本考案の清掃用具用粘着テープの使用状態を
示す斜面図である。
【図6】 本考案の清掃用具用粘着テープの使用済部を
剥ぎ取る状態を説明する斜面図である。
【図7】 本考案の清掃用具用粘着テープの使用済部を
剥ぎ取る状態を説明する斜面図である。
【符号の説明】
1 粘着ローラ 2 粘着面 3 粘着テープ 3' 使用済み部 4 巻芯 5 非粘着面 6 端縁 7 端縁切り込み 8 切り込み 9 切り込み 10 継ぎ目 11、12 端縁切り込み 13 リップ 14、15 切り込み 16 端縁切り込み 17、17' 継ぎ目 18 巻き端 19 舌部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粘着面を表側にして巻き取られた粘着ロ
    ーラを回転させる清掃用具に使用される粘着テープであ
    って、一端縁から他の端縁に向かって切り込まれた端縁
    切り込みと、この端縁切り込みと間隔を隔てて更に前記
    他の端縁に向かう複数個の切り込みを有し、これらの相
    隣り合う切り込みの端部は、前記テープの巻き取り方向
    に所定距離を隔てて設けられることを特徴とする清掃用
    具用粘着テープ。
  2. 【請求項2】 前記切り込みは、それぞれテープの巻き
    取り軸に対して非並行に設けられていることを特徴とす
    る請求項1の清掃用具用粘着テープ。
  3. 【請求項3】 粘着面を表側にして巻き取られた粘着ロ
    ーラを回転させる清掃用具に使用される粘着テープの粘
    着面には、前記テープの巻き取り方向に対して少なくと
    も傾斜した非粘着面を有することを特徴とする清掃用具
    用粘着テープ。
  4. 【請求項4】 粘着面を表側にして巻き取られた粘着ロ
    ーラを回転させる清掃用具に使用される粘着テープであ
    って、一側の巻き端縁には比較的近い距離を隔てて並行
    した端縁切り込みを設け、さらにこれら端縁切り込みに
    続いて他側の巻き端縁に向かう断続する並行切り込みを
    設け、この断続した並行切り込みの一部には、巻きはじ
    め側には、切り込みを設け、この切り込みと対向する巻
    き終わり側はつながっている剥取り舌部を設けたことを
    特徴とする清掃用具用粘着テープ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011096023A1 (ja) * 2010-02-02 2011-08-11 株式会社ニトムズ 清掃用粘着テープロール
JP2013011647A (ja) * 2011-06-28 2013-01-17 Ishida Co Ltd 印字装置

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KR101227010B1 (ko) * 2010-02-02 2013-01-28 가부시키가이샤 니토무즈 청소용 점착 테이프 롤
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