JP3014172U - トイレットペーパー - Google Patents

トイレットペーパー

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JP3014172U
JP3014172U JP1995000877U JP87795U JP3014172U JP 3014172 U JP3014172 U JP 3014172U JP 1995000877 U JP1995000877 U JP 1995000877U JP 87795 U JP87795 U JP 87795U JP 3014172 U JP3014172 U JP 3014172U
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JP
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paper
binding
roll
roll paper
toilet
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Application number
JP1995000877U
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English (en)
Inventor
金一 新妻
Original Assignee
金一 新妻
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トイレットペーパーの使用時に、その先端の
取り出しを容易にし、資源保護にも貢献すること。 【構成】 ロール紙と、該ロール紙の円周よりも丈長の
装丁紙とからなり、該装丁紙の一端を前記ロール紙の先
端下部に挟み込んだ状態で該ロール紙の巻き取りと同一
方向に巻き上げ、これと重なり合う前記装丁紙の他端と
で接合してなるトイレットペーパー。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、一般家庭用トイレから公衆用トイレまでのあらゆるトイレに利用す ることのできるトイレットペーパーに係る。
【0002】
【従来の技術】
平素、家庭内や会社内で何気なくトイレットペーパーを使用しているが、従来 あるトイレットペーパーは、その先端が直接トイレットペーパー本体に糊付けさ れているため、トイレットペーパーの先端が認識しずらく、また、認識できたと しても、思うようにペーパーの先端を掴み取ることが出来ないといった煩わしさ があった。また、トイレットペーパーに塗布された糊の量が多い場合は、トイレ ットペーパーの内部にしみ込んだ糊が固まって、使用時にトイレットペーパーの 回転を妨げたり、トイレットペーパーの破損を生ずるなど、トイレットペーパー の使用に不具合を生ずるといった問題があった。出願人において検査したところ 、このようなトイレットペーパーの不具合によって、場合によっては5〜6mも のペーパーを無駄にすることもあり、資源保護の観点からも見直されねばならな い状況にあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の課題とするところは、ロール紙の外周表面を該ロール紙の円周よりも 丈長の装丁紙で巻き上げ、重なり合う該装丁紙同士を糊付け等によって接合する ことで、トイレットペーパーへの糊の浸透を回避し、結果的にトイレットペーパ ー先端の取り出しを容易にし、使用時の不都合を解消する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前記課題を解決する手段として、ロール紙と、該ロール紙の円周よ りも丈長の装丁紙を用い、該装丁紙の一端を前記ロール紙の先端下部に挟み込み 、該ロール紙の巻き取りと同一方向に巻き上げ、これと重なり合う前記装丁紙の 他端とで接合してなるトイレットペーパーを提案するものである。また、本考案 では、ロール紙の先端をより取り出し易くするため、前記装丁紙の巻き上げの際 に、装丁紙の他端とロール紙の先端を合致させた場合のトイレットペーパーも提 案する。
【0005】
【実施例】
図1は本考案の実施例を示す概略斜視図、図2は本考案の実施例を示す概略側 面図である。図3は装丁紙の他端をロール紙の先端と合致させて巻き上げた場合 の本考案の実施例を示す概略側面図である。1はトイレットペーパー本体、2は ロール紙、3は装丁紙、4はロール紙の先端、5は装丁紙の一端、6は装丁紙の 他端、7は接着剤である。
【0006】 本考案で提案するトイレットペーパーは、図1及び図2に示すとおり、ロール 紙2と、装丁紙3とから構成される。装丁紙3はロール紙2の円周よりも長い丈 を有しており、図1においては、ロール紙2と略同一の幅員を有する長方形状に 形成されている。装丁紙3の材質については格別限定しないが、水分を通しにく い加工紙を用いることが望ましい。
【0007】 本考案に係るトイレットペーパーは、先ず、装丁紙3の一端5をロール紙2の 先端4の下部に挟み込み、その状態でロール紙2の巻き取りと同一の方向に巻き 上げる。その結果、装丁紙3はロール紙2の円周よりも丈長となっているため、 その他端6は一端5と重なり合うことになる。次いで、装丁紙3の他端6に接着 剤7を塗布し、重なり合う装丁紙3の一端5とで接合することになる。なお、接 着剤7の材質・成分等については格別限定しないが、水糊などの剥がし易い性質 を有するものが望ましい。
【0008】 本考案に係るトイレットペーパーでは、ロール紙2の先端4の下部に装丁紙3 の一端5が挟み込まれてさえいれば、装丁紙3の他端6の位置関係については格 別限定しないが、ロール紙2の先端4をより取り出し易くするため、図3に示す ように、装丁紙3の一端5をロール紙2の先端4の下部に挟み込んだ状態で、装 丁紙3の他端6とロール紙2の先端4を合致させて巻き上げ、接合した構成とす ることもできる。この場合、装丁紙3の他端6に塗布した接着剤7は容易にロー ル2の先端4を容易に浸透し、装丁紙3の一端5まで達するため、装丁紙3の他 端6とその一端5との接合に不都合を生ずることはない。
【0009】 次に、本考案に係るトイレットペーパーを用いてペーパーの使用を開始する場 合の手順を説明すると、使用者はただ装丁紙3の他端6を持って、それを装丁紙 3の一端5から剥がすだけで良い。その際、ロール紙2自体には接着剤7が塗布 されていないため、装丁紙3の一端5上の他端6を剥がすことで、ロール紙2の 先端4を容易に掴み出すことができる。
【0010】 また、図3に示すように、装丁紙3の一端5をロール紙2の先端4の下部に挟 み込んだ状態で、装丁紙3の他端6をロール紙2の先端4と合致させて巻き上げ た場合は、装丁紙3の他端6とロール紙2の先端4を一緒に持って包装紙3の一 端5から剥がすことで、同時にロール紙2の先端4を掴み取れるため、直ちにペ ーパーの使用を開始することができる。
【0011】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係るトイレットペーパーは、ロール紙2の外周 を、これより丈長の装丁紙3で巻き上げ、装丁紙3の他端6をその一端5上に接 合した構成であるため、その接合部分を剥がすだけで、ロール紙2の先端4を容 易に掴み出すことができる。また、ロール紙2自体には接着剤7を塗布していな いため、ロール紙2の内部に接着剤7が浸透し、円滑な使用を妨げるようなこと もない。更に、装丁紙3の一端5をロール紙2の先端4の下部に挟み込んだ状態 で、装丁紙3の他端6とロール紙2の先端4を合致させて巻き上げ、接合した場 合は、装丁紙3の他端6とロール紙2の先端4を一緒に持って、装丁紙3の一端 5から剥がすだけで、直ちにロール紙2の先端4を掴み取り、使用を開始するこ とができる。その際、前記したように、装丁紙3の他端6に塗布された接着剤7 がロール紙2の先端4に浸透することになるが、それは装丁紙3の一端5上に接 合されるため、接着剤7がロール紙2の内部にまで浸透することはなく、使用時 にロール紙2の回転を妨げたり、破損を生ずるなどの不都合を生ずることはない 。以上の結果、ロール紙2は先端4をから万遍なく使用することができるだけで なく、ペーパーを無駄にすることがなく、資源保護の点でも優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す概略斜視図である。
【図2】本考案の実施例を示す概略側面図である。
【図3】装丁紙の他端をロール紙の先端と合致させて巻
き上げた場合の本考案の実施例を示す概略側面図であ
る。
【符号の説明】
1 トイレットペーパー本体 2 ロール紙 3 装丁紙 4 ロール紙の先端 5 装丁紙の一端 6 装丁紙の他端 7 接着剤

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール紙と、該ロール紙の円周よりも丈
    長の装丁紙とからなり、該装丁紙の一端を前記ロール紙
    の先端下部に挟み込んだ状態で該ロール紙の巻き取りと
    同一方向に巻き上げ、これと重なり合う前記装丁紙の他
    端とで接合してなることを特徴とするトイレットペーパ
    ー。
  2. 【請求項2】 ロール紙と、該ロール紙の円周よりも丈
    長の装丁紙とからなり、該装丁紙の一端を前記ロール紙
    の先端下部に挟み込み、前記装丁紙の他端と前記ロール
    紙の先端を合致させた状態で該ロール紙の巻き取りと同
    一方向に巻き上げ、これと重なり合う前記装丁紙の他端
    とで接合してなることを特徴とするトイレットペーパ
    ー。
JP1995000877U 1995-01-31 1995-01-31 トイレットペーパー Expired - Lifetime JP3014172U (ja)

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