JP2544153Y2 - 粘着クリーナ用テープ巻回体 - Google Patents

粘着クリーナ用テープ巻回体

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JP2544153Y2
JP2544153Y2 JP1990033308U JP3330890U JP2544153Y2 JP 2544153 Y2 JP2544153 Y2 JP 2544153Y2 JP 1990033308 U JP1990033308 U JP 1990033308U JP 3330890 U JP3330890 U JP 3330890U JP 2544153 Y2 JP2544153 Y2 JP 2544153Y2
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tape
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colored
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JP1990033308U
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淳二 狩野
文夫 内藤
文夫 土井
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Nitoms Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、糸屑等の塵埃類を付着させて除去するた
めの粘着面が表面に位置するように粘着テープが複数回
巻回された粘着クリーナ用テープ巻回体に関し、特に詳
しく言うと、例えばカーペットなどの上を転動させて塵
埃類を粘着テープ側に付着させた後、ほぼ1周分の粘着
テープ側を切り取って新しい粘着面を露出させて使用す
るように設定された粘着クリーナ用テープ巻回体の構造
に関する。
〔従来の技術〕
粘着テープクリーナなどに使用される粘着面を有する
テープは、カーペットや畳あるいは衣服の表面を転動さ
せて、それらの表面に付着している塵埃類をテープの粘
着層に移し取っている。そして、外周面に多数の塵埃類
が付着して粘着力が低下した場合には、予め設定された
長さ、例えば巻芯に巻回されたテープロールのほぼ1周
分に相当する長さ毎に、その端縁部に形成された切り込
みからテープの幅方向に引きちぎって切断したり、その
幅方向に形成されたミシン目に沿って切断し、粘着力が
低下した部分を剥離する。このようにして粘着力が低下
した部分を剥離すると、その下の未使用のテープ粘着層
が露出し、この新しい粘着層によってさらにクリーニン
グができるようになっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、このような粘着テープでは、テープを切断
するときには、テープの端部から表層のテープをミシン
目まで剥がし、そのミシン目に沿って切り取ったり、あ
るいは切り込みを形成した部分まで同様に表層のテープ
を剥がして切り取る場合が多い。しかし、テープ巻回体
では、粘着層によって重なったテープ部分が互いにくっ
ついて一体になっているので、このようなクリーニング
用のテープに限らず、表層のテープの端部はただでさえ
わかり難いものであるが、使用後に表面の粘着層に塵埃
類が付着した場合には、端部にも塵埃類が付着するので
さらにわかり難くなる。そのため、表層のテープを剥が
す時にその端部を見つけ難く、不便である。更に、ミシ
ン目や切り込みがテープ巻回体の直径方向に直線的に形
成されている場合は、表層のテープ端を剥がす時にその
下に位置するテープも一緒に剥がしてしまい、テープを
無駄にしていまう可能性がある。
この考案は、このような従来技術の実情に鑑みてなさ
れたもので、その目的は、端部、すなわちテープのめく
り口を容易にさがすことができ、テープの剥離を簡単に
行える粘着クリーナ用テープ巻回体を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記した目的を達成するため、この考案は、一方の面
に複数の層が形成され、その最外層が粘着剤層とされた
テープを上記粘着剤層を外側にして巻芯に巻回し、任意
の位置で上記テープを上記巻芯の長手方向に切り取って
その下側に現れる新しいテープ部分を使用するようにし
た粘着クリーナ用テープ巻回体において、上記複数の層
のうち少なくとも一つの層が他の層とは異なる色に着色
されていて、上記テープの切れ目端部の長手方向に沿っ
てその着色された色が表れるようにしたことを特徴とし
ている。
〔作用〕
このようにテープを構成している層のうち少なくとも
一つの層を着色しておけば、切り取った時に、その切り
取られたテープの端面には必ず着色層が露出することに
なる。そのため、めくり口を探すときには、巻芯の長手
方向に沿って表れた色の付いた線を探せばよい。この線
はたとえ表面に埃や繊維などの塵埃類が付着していても
これら塵埃で端面すべてが覆われようなことはなく、塵
埃の隙間から容易に見つけることができる。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は実施例に係る粘着クリーナ用テープ巻回体1
の斜視図で、巻芯2に第2図の要部断面図に示すような
複数の層からなるテープを一方向に巻回してある。テー
プ3は、例えば離型処理層4をその一方の面に施した延
伸ポリエチレンフィルム層5と、このフィルム層5の他
方の面に積層されたポリエチレンフィルムラミネート層
6と、このラミネート層6の他方の面に積層された紙屑
7とを有している。これら層の内、ラミネート層6は残
りの層とは異なった色彩に着色されている。紙屑7の他
方の面には粘着剤層8が形成されている。
離型処理層4は従来の粘着テープに施されているのと
同様に、巻回したときにその下面が粘着剤層8と接する
ため、粘着剤層8との接着性を調整するためのもので、
表層のテープ3を剥離する場合には、容易に剥離できる
ように、また、巻回した状態で使用する場合は勝手に剥
離しないような材料が選択され、また、そのように表面
処理されている。延伸ポリエチレンフイルム層5は方向
性を持ったフィルムであって、この巻芯2もしくは粘着
テープ巻回体1の長手方向に沿って容易に作ることがで
きるよな方向性を持たせてある。これにより、必要な箇
所で任意にテープを裂いて切り取り、下層の新しいテー
プの粘着剤層8を表面に露出できるようになっている。
ポリエチレンフィルムラミネート層6は延伸ポリエチレ
ンフイルム層5と紙屑7との接合(接着)をより安定な
形にするための層であり、これらでテープ3の基材を構
成している。またこのポリエチレンフィルムラミネート
層6は、例えば赤、青、緑などの比較的濃く目立つ色で
着色が施され、裂いて切り取ったときにその色が端部に
表れるようにしてある。紙屑7は、テープ3に必要な厚
さと腰を与えるためのものである。
上述のような屑によって構成された第1図に示すよう
な粘着テープ巻回体1では、テープ3を裂いて切り取っ
たときには、必ずその切り取った箇所が端部9となり、
その端部9には上記各層が表れる。その際、各層の区別
は明確ではないがポリエチレンフィルムラミネート層6
には予め着色が施されているので、端部9にはこのラミ
ネート層6だけが色付きの線として粘着テープ巻回体1
の長手方向に表れる。これにより、たとえ粘着剤層8の
表面に埃塵類が付着したとしても端部9の位置が明確に
なり、剥ぎ取る位置を明示することができる。
したがって、確実にテープの端部を知ることができ、
上述実施例のように任意の位置で裂いて切り取ることが
できるという利点を持ったテープに使用すれば、従来の
ようなミシン目や切り込みを設ける必要はなく、またミ
シン目や切り込みを設けたことによりその下の新しいテ
ープまで剥離してしまうというような欠点は確実に防止
できる。
なお、上記実施例ではラミネート層6に着色している
が、フィルム層5や紙屑7に着色を施してよいことは勿
論である。
〔考案の効果〕
以上のように、複数の屑のうち少なくとも一つの屑を
着色したこの考案によれば、テープの端部が色付きの線
として表れるので、端部の位置が一目でわかる。これに
より、テープのめくり口を容易に探すことができ、テー
プの剥離を簡単に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係る粘着クリーナ用テー
プ巻回体の斜視図、第2図はそのテープの要部断面図で
ある。 図面において、1は粘着クリーナ用テープ巻回体、2は
巻芯、3はテープ、4は離型処理層、5は延伸ポリエチ
レンフィルム層、6はポリエチレンフィルムラミネート
層、7は紙層、8は粘着剤層、9は端部である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−167169(JP,U) 実開 昭61−160857(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方の面に複数の層が形成され、その最外
    層が粘着剤層とされたテープを上記粘着剤層を外側にし
    て巻芯に巻回し、任意の位置で上記テープを上記巻芯の
    長手方向に切り取ってその下側に現れる新しいテープ部
    分を使用するようにした粘着クリーナ用テープ巻回体に
    おいて、上記複数の層のうち少なくとも一つの層が他の
    層とは異なる色に着色されていて、上記テープの切れ目
    端部の長手方向に沿ってその着色された色が表れるよう
    にしたことを特徴とする粘着クリーナ用テープ巻回体。
JP1990033308U 1990-03-29 1990-03-29 粘着クリーナ用テープ巻回体 Expired - Lifetime JP2544153Y2 (ja)

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JPH03123461U JPH03123461U (ja) 1991-12-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0719413Y2 (ja) * 1985-03-25 1995-05-10 株式会社ニトムズ クリ−ナ用粘着テ−プ
JPH058942Y2 (ja) * 1985-04-03 1993-03-05

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