JPH08256966A - 多重巻き粘着テープの構造 - Google Patents

多重巻き粘着テープの構造

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JPH08256966A
JPH08256966A JP7354570A JP35457095A JPH08256966A JP H08256966 A JPH08256966 A JP H08256966A JP 7354570 A JP7354570 A JP 7354570A JP 35457095 A JP35457095 A JP 35457095A JP H08256966 A JPH08256966 A JP H08256966A
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JP
Japan
Prior art keywords
tape
tacky adhesive
edge
adhesive
cut
Prior art date
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Pending
Application number
JP7354570A
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English (en)
Inventor
Naojiro Takeda
直次郎 竹田
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  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、多重巻き粘着テープ使用掃除
具ローラーの機能を大幅に改善する為に開発された、多
重巻き粘着テーブの構造に関するものである。 【構成】 多重巻き粘着テープの一方に縁(1)をつ
け、切り目を段違いにさながら(2)テープを横切るよ
うに複数個設ける。切り取り線の縁側の切り目の横にも
う1つ切り目(4)を設ける。また、テープ中央部に粘
着材を塗布しない部分(図4の13)を設け、その一箇
所に穴(14)を開け、その穴より切り目(16)が段
違いに重なり合いながら両サイドに向かう切り取り線を
設ける。以上の構造よりなる、多重巻き粘着テープ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】粘着テープを利用した掃除具で、
ローラーに装着して使用するもの。
【0002】
【従来の技術】従来の物は、テープの剥がし取り技術の
不十分さにおいて、掃除具の機能面においても、また使
い勝手の面においても、多くの問題点を生みだしてい
た。 テープのめくり出しを探すのが困難で、時間がかか
る。 汚れた部分に目や手をやらなければならなかった。 テープの引き破りが困難である。また、その結果、
切り取りラインが毎回乱れ、時にやり直さなければなら
なかったり、またそのラインの乱れがの原因となっ
た。 失敗時の回復が非常に困難で、テープと時間の無駄
遣いをする。 の問題をカバーする為に、テープの両サイドに粘
着材を塗布しない縁を設ける必要があり、その結果、掃
除具としては重大な欠陥が生じた。つまり、部屋のコー
ナー等においてホコリの取れない所・死角が生じていた
のである。 シートの凹み部等にたまったホコリはローラーでは
除去できない。それゆえにテープを小片にして手で使い
たいものであるが、やの理由によって、大変と気を
使うものであった。 以上をもう少し詳しく述べると、従来の物は、テープに
ホコリが付着し粘着性がなくなると、テープをめくって
汚れた部分を引き破り、綺麗にして使うものであった。
この作業で大事なことは、めくり出しを如何に簡単に
し、そして、引き破りを如何に簡単にするか、である
が、従来の物は、綺麗なうちに行なえば、2度3度4度
と持ち替える必要があり手間暇であったが、それほど失
敗もせず苦にならなかった。しがし現実は、カーペット
等で用いるとテープの表面が見えないくらいにゴミが付
着し、ランダムに引き裂かれたテープ端を見いだすのは
困難であった。それでも仕方なく不快をもよおすゴミ郡
に目を懲らし、指先をほじくらせて探したり、めくった
りしなければならなかった。それでややもすると、テー
プの切り口として設けられている切り目・切り取り線か
ら剥がそうと思えてきて、それを行なうと得てして2枚
めくりをしてしまい、大変な事態、つまり大失敗してし
まう。その修復も困難で、テープと時間の無駄遣いをす
る上、イライラが生じる。そうしたエラーは結構起こる
ので、どうしてもテープの両サイドに5〜8ミリ程度の
粘着加工を施していない部分、つまり縁を設けておく必
要があった。その結果、その縁の分、部屋のコーナー等
でホコリが取れず、掃除具としては重大な欠陥をもたら
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上の問題を引き起こ
す最大要因は、テープを一巡ずつ剥がし取る技術の欠如
である。ローラーは、力を加えれば自ずと回転を始め
る。しかし従来のテープの切り取り方法は、その特性を
利用せず、逆にその特性に逆らって回転を手で止め、そ
しておそるおそる剥がし取っていくものであった。その
上、最後には思い切った引き破りが必要で、極めて原始
的で、力もいったし、技術もいった上、テープ端のライ
ンが乱れ、ホコリに埋もれたテープ端をわかりにくくさ
せる悪循環に陥っていた。また、多発する失敗の修復の
為に両サイドに縁を設けて、掃除具としてはあってはい
けない欠陥を生みだしていた。そうした不快感と使い勝
手の悪さを解消するために各社はさまざまな方法を研究
開発していたが、未だに画期的なものがなかった。そこ
で、より優れたテープの剥がし取り方法を開発する必要
があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、図1を見ながら
請求項1のものを記すと、 (イ) 粘着テープの片側に、粘着材を塗布していない
縁1を設け、その状態でテープを多重巻きにする。な
お、テープの芯部は従来のどのようなものであってもよ
い。また、テープの巻かれる方向と粘着材を塗布しない
縁のつけ方は、いずれの側であってもよいが、使い勝手
にやや差が出る。 (ロ) (イ)の粘着材を塗布していない縁の方より、
テープが巻き込まれている方向に向かって進む、段違い
になった、斜めの切り取り線を、テープ中に横切らせ
る。ここで、切り目を段違いにしてつける上で大事なこ
とは、切り目の形状は直線でも曲線でもよく、波線でも
よいが、ローラーを回転させるようにしてテープを剥が
して行くと、切り目の終端で必ずテープが引き裂かれ
る。その引き裂かれる方向の延長上に必ず次の切り目の
先端部が来るように切り目をつけなければならない。通
常は、つまり特殊な施しがされていない紙質のテープ
は、その引き裂かれる方向は、斜め線の切り目が向かう
方向とは異なりテープがめくられて行く方向に変る。だ
から図2で見て取れるような段違いとなり、テープがめ
くられて行く方向に対して切り目の後端と先端がやや重
なり合っているようになる。しかし、テープの生地に繊
維質の物を含ませたりしてテープの引き裂かれる方向を
コントロールするものであるならその限りではなく、そ
の引き裂かれる方向をよく踏まえて妥当な位置に次の切
り目の先端部を設ける。また、(イ)の縁にほどこされ
た最初の切り目は、必ず粘着材が塗布されてる部分に達
していなければならない。 (ハ) (ロ)の最初の切り目の切り口3の側に、別の
切り目4を設ける。以上のような加工を施した粘着テー
プを、図2のようにローラーにセットして使用する。応
用例として請求項2のものを記すと、 (ニ)粘着材を塗布していない部分13をテープ中に設
ける。 (ホ)めくり出し部のところに穴14を開ける。 (ヘ)切り取り線の並びを図5中の16のようにする。 以上のようにすると、めくり出し部をテープ中に設けた
事になり、請求項1の応用となる。なお、(ホ)を除
き、そのめくり出し部に、別の粘着物をくっつけて引っ
張っても、テープは一巡はがせる。また、粘着材を塗布
しない部分は、めくり出し部のみでも良い。また、テー
プのめくり出し部の位置はテープの中央部でなくても良
い。また切り目の形状は、直線でも曲線でも良い。切り
目の数・巾は適当でいいが、めくり出し部とテープの巻
き方の関係によって、切り目の間隔等を調整して、剥が
れにくくしたり、その逆に剥がれやすくしたりして、使
い勝手を良くするど良い。また、めくり出し部の形状は
円弧形でも、雪だるま形にしても、また四角や三角等の
多角形にしても良い。なお、相当強力な別の粘着物があ
れば、(ニ)を設ける必要がない。また、(ニ)を除い
た上で、めくり出し部を雪だるま形にして、頭の部分を
めくり上げ重ね貼りしておくと、その裏面にホコリがつ
かないので、他の粘着物が引っつけやすくなる。しかし
面倒ではある。
【0005】
【作用】請求項1を用いることによって(図1参照)、
まず撮み部8に指先の腹をそっと当て、やや斜め上に持
ち上げると、簡単に一枚撮み部8が起き上がり、その部
分を撮んでローラーを空転させるように引っ張ると、一
巡した地点で必ずテープが切れて剥がれる。その理由の
一つは、切り目の付け方であり、もう一つは、図1の場
合、切り取りが切り取られるテープの後端より行なわれ
るので、必然的に一巡しかめくれなくなっている。従っ
て、このテープは、いかなる所より剥がしても、次の切
り取り線で終了する。その結果、いかに剥がし取りを失
敗しても、それを修正する事無く通常の使い方をすれば
自ずと正常にもどる。また、テープを自在に小刻みに引
き干切って
【従来の技術】のところで述べたを解決させられる。
また、撮み部8の縁に目印を付けるか、或は2つの切り
目3・4が目印となって容易にめくり出し部がわかり、
従来のようにまとわり着いたホコリに目を懲らす必要も
なくなる。請求項2を用いることによって、他の粘着物
でめくり出し部をくっつけて引っ張ると、ワンタッチで
テープが一巡めくれる。ただ、その他の粘着物が完全に
開発されていないので、指先でめくれる状態にしてい
る。
【0006】
【実施例】多重巻き粘着テープを利用した掃除用ローラ
ーの性能を最大限発揮させるためには、請求項1を満た
す必要がある。しかし、部分的な性能の向上のみを計ろ
うとするなら、
【請求項1】の(ロ)を除ぞく、(イ)(ハ)は絶対的
に必要なものとはならない。したがって、そのような形
での使用例は、数限りなく考えられる。例えば、 請求項1の実施例 粘着テープの両側に粘着材をつけない縁を設け、い
ずれの方向からもめくられるようにしたもの。
【請求項1】の縁(イ)を取り除いたもの。
【請求項1】の縁(イ)のかわりに、切り取り口の所の
みに、粘着加工していない部分を設けたもの。図3参
照。
【請求項1】の別の切り目(ハ)を取り除いたもの。 テープの巻き方と、粘着加工していない縁と、切り
取り線の方向が、図1と違うもの。つまり、切り取られ
るテープの終端から剥がすのではなく、先端から剥がす
ようにしたもの。 切り取り線の切り目の形が、直線ではなく、曲線・
波線であるもの。またその切り目の数・間隔等の違うも
の。 請求項2の実施例
【課題を解決するための手段】で記したもの。
【0007】発明の効果】粘着材を塗布していない縁に
設けた二つの切り目3・4の間を指先でなでるように起
こす事によって、簡単に撮み部8が一枚起き上がり、そ
の部分を撮んでローラーを回転させるように引っ張る
と、それだけでテープがめくれる。その結果、
【従来の技術】で述べた問題点をことごとく解決し、粘
着テープ式掃除具の性能を最大限に発揮させると共に、
使い勝手を格段向上させた。また、請求項2を用いる事
によって、別の粘着棒なる物を用いて行く行くはワンタ
ッチでテープを剥がせるようになる。今は手でも剥がせ
るようにしているが……。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1の斜視図
【図2】 請求項1の使用図(ローラーにセットした
平面図)
【図3】 実施例の部分平面図
【図4】 請求項2の平面図
【符号の説明】
1は、粘着加工していないテープの縁 2は、切り取り線の切り目 3は、切り取り線の切り取り口 4は、切り目 5は、粘着材塗布部。 6は、巻かれたテープの側面 7は、テープの芯・空洞部 8は、撮み部 9は、ローラーの本体 10は、ローラーの取っ手部 11は、8が幾重にも重なっているところ。 12は、湾曲した切り取り線の切り目 13は、粘着材を塗布していない部分 14は、穴 15は、めくり出し部 16は、切り取り線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09J 7/02 JLK C09J 7/02 JLK

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ) テープの片側に粘着材を塗布しな
    い縁1を設ける。 (ロ) 切り取り線の切り目を、2のように、斜め方向
    に、段違いにして付け、テープ中を横断させる。 (ハ) (ロ)の切り取り口3よりテープをめくって行
    く方向のすぐ近くに切り目4を設ける。 以上の如き構造よりなる、多重巻き粘着テープ。
  2. 【請求項2】テープのめくり出し部をテープ中に設け
    た、請求項1の、多重巻き粘着テープ。
JP7354570A 1994-12-20 1995-12-19 多重巻き粘着テープの構造 Pending JPH08256966A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7354570A JPH08256966A (ja) 1994-12-20 1995-12-19 多重巻き粘着テープの構造

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6-340709 1994-12-20
JP34070994 1994-12-20
JP7354570A JPH08256966A (ja) 1994-12-20 1995-12-19 多重巻き粘着テープの構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08256966A true JPH08256966A (ja) 1996-10-08

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ID=26576778

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7354570A Pending JPH08256966A (ja) 1994-12-20 1995-12-19 多重巻き粘着テープの構造

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JP (1) JPH08256966A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11155797A (ja) * 1997-12-02 1999-06-15 Shibata Kogyo Kk 清掃用具用粘着テープ
JP2001037699A (ja) * 1999-07-28 2001-02-13 Diatex Co Ltd 集塵具
JP2001321321A (ja) * 2000-05-15 2001-11-20 Oruha Corporation:Kk 粘着テープローラ
JP2002224011A (ja) * 2001-02-05 2002-08-13 Taihei Kagaku Seihin Kk ダストロールおよびダストロールの切れ目加工装置
JP2021059702A (ja) * 2019-11-27 2021-04-15 有限会社共立樹脂 粘着ロール

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