JPH10191860A - ゴキブリ捕獲器 - Google Patents

ゴキブリ捕獲器

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JPH10191860A
JPH10191860A JP1743097A JP1743097A JPH10191860A JP H10191860 A JPH10191860 A JP H10191860A JP 1743097 A JP1743097 A JP 1743097A JP 1743097 A JP1743097 A JP 1743097A JP H10191860 A JPH10191860 A JP H10191860A
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JP
Japan
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bottom plate
adhesive sheet
fixed tongue
tongue piece
fixed
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Application number
JP1743097A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Sakata
哲夫 坂田
Naohide Kamiyama
直英 上山
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Dainihon Jochugiku Co Ltd
Toppan Inc
Original Assignee
Dainihon Jochugiku Co Ltd
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】何ら付加部品を別途必要としないで、最小の加
工で粘着シートを捕獲器の底面板に簡便に固定できるゴ
キブリ捕獲器を提供する。 【解決手段】両端が底面板2に連なる側板3,4の境で
終結する切り込み16によって、基端15Aが側板3,
4に一連に連なった固定舌片15が複数個形成されてい
て、これらの切り込み16に粘着シート17の辺縁を差
し込み、粘着シート17の粘着剤19にこの固定舌片1
5を貼着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴキブリ捕獲器、
更に詳しくは、離型紙でカバーされた粘着シートを、離
型紙を剥離する前に捕獲器の底面板に簡便に固定できる
固定手段を備えたゴキブリ捕獲器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のゴキブリ捕獲器の粘着シ
ートを捕獲器の底面板上に設けるには、粘着シートの裏
面に接着剤を塗着して、この接着剤を介して底面板上に
貼着したり、裏面に接着剤等の固定手段を設けることな
く、単に粘着シートを底面板の上に載置すると言った手
段が採用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の粘着シートの取付け手段にあって、前記前者の手
段は、粘着シートの裏面に別途接着剤を塗布する工程、
更にこの接着剤を離型紙で覆う等の工程を要するため
に、製品コストが嵩む上に、取付け作業も面倒である。
また、後者の粘着シートを単に載置する手段では、前者
のような取扱い上や製品コスト上の問題は生じないが、
粘着シートが捕獲器と一体でないために、捕獲器に載置
したあとも、底面板上の定位置にしっかりと載置された
ままとはならず、簡単に位置が変わったりする虞があっ
た。
【0004】そこで本発明者らは、このような従来のゴ
キブリ捕獲器の問題点を解決するべく鋭意研究を重ねた
結果、この種ゴキブリ捕獲器が備えている粘着シート表
面に塗着された粘着剤が本来的にゴキブリのみならず、
他物の貼着にも有効に活用できることを知見し、この新
知見を基に従来にない新規な固定手段を開発するに至っ
たのでここに提案する。
【0005】従って、本発明の主たる目的は、何ら付加
部品を別途必要としないで、最小の加工で粘着シートを
捕獲器の底面板に簡便に固定できるゴキブリ捕獲器を提
供することにある。
【0006】また、本発明の第2の目的は、前記第1の
目的をうまく達成しながらも、粘着シートの捕獲器底面
板への固定を更に効率よく行えるゴキブリ捕獲器を提供
することにある。
【0007】また、本発明の第3の目的は、前記第1の
目的をうまく達成しながらも、更により強固な粘着シー
トの固定を可能にするゴキブリ捕獲器を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、基本的には、捕獲器を形成する底面板
や側板等の一部に切り込みによって複数個の固定舌片を
形成して、これらの舌片を粘着シートの粘着剤を利用し
て直に粘着シート表面に貼着させることによって、特別
に付加部材を要することなく、捕獲器の底面板や側板
と、粘着シートに塗布された粘着剤とをそのまま利用し
て捕獲器に対する粘着シートの固定が行えるものであ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に係るゴキブリ捕獲器は、
両端が底面板に連なる側板の境で終結する切り込みによ
って、基端が側板に一連に連なった固定舌片が複数個形
成されていることを特徴とするものである。
【0010】以上のように構成された本発明に係るゴキ
ブリ捕獲器は、固定舌片をその側板と連なる基端、つま
り罫線を中心にして切り込み側を底面板からやゝ上方に
立ち上げて隙間を形成し、ここに粘着シートの端を差し
込み、次いで離型紙を剥がして粘着剤を露出させる。そ
して、前記立ち上げた固定舌片を上方からこの粘着シー
トに押し付けると、固定舌片の裏面はこの粘着シート表
面に塗布されている粘着剤に張り付き、これによって粘
着シートが底面板に一体に固定される。
【0011】次いで、各側板を罫線に沿って折り曲げ
て、図3に示されるように、捕獲器を組み立てる。
【0012】また、前記固定舌片は、図2〜図10に示
されるような、目的に応じて種々の形態が採用される。
【0013】前記第1の目的をうまく達成しなからも、
粘着シートの捕獲器底面板への固定を更に効率よくする
ために、図2〜図4に示されるように、基本的に、両端
が側板との境で終結する半円形の切り込みが設けられ
て、底面板に半円形の固定舌片が形成される手段を採用
したものであって、より具体的には、図2に示されるよ
うに、一対の固定舌片がやゝ位置を異ならせて対向する
ように設けられたり、図4に示されるように、底面板の
短い辺の中央に一対が正対向するようにして設けられる
と好都合である。
【0014】上記と同様の目的を達成するために、図5
に示されるように、底面板の三つのコーナー部分に、両
端が縦・横の罫線で終結する切り込みが設けられてい
て、この切り込みと縦・横の罫線とで囲まれた三角形状
部分を固定舌片に形成することもできる。また、前記切
り込みは、図示されるように角に向かって中央部分が膨
出する部分円弧に代えて、直線であっても同等の効果を
発揮できる。
【0015】更に、上記と同様の目的を達成するため
に、図6に示されるように、前記の半円形に代えて長円
形の切り込みが設けられて、底面板に長円形の固定舌片
が形成される手段も採用できる。この場合には、前記半
円形の固定舌片に比べて前記隙間をより広く形成でき、
粘着シートの装着がより一層簡易に行える。
【0016】前記第1の目的をうまく達成しながらも、
更により強固な粘着シートの底面板への固定を可能にす
るために、図7、図8に示されるように、底面板の少な
くとも相対向する二辺に、台形状の切り込みを設ける手
段が採用され、図示されるように、相対向する二辺に、
その辺の両端を僅かに残して、辺の長さのほぼ全長に等
しい長さで台形状の切り込みが設けられ、もって粘着シ
ートの辺縁の長い寸法に渡って貼着される固定舌片が形
成されるのが望ましい。尚、図8に示されるように、相
対向する二辺と残りの二辺の内の一辺に、底面板の短辺
側はほぼその全長に等しい長さとし、長辺側はその中央
部分に、全長のほぼ三分の一の長さにして台形状の切り
込みが設けられて固定舌片が形成されるのが望ましい。
【0017】以上図2〜図8に示される形態の固定舌片
は、先に説明したように、固定舌片をその側板に連なる
基端、つまり罫線を中心にして切り込み側を底面板から
やゝ上方に立ち上げて隙間を形成し、ここに粘着シート
の端を差し込み、次いで離型紙を剥がして粘着剤を露出
させる。そして、前記立ち上げた固定舌片を上方からこ
の粘着シートに押し付けると、固定舌片の裏面はこの粘
着シート表面に塗布されている粘着剤に張り付き、これ
によって粘着シートが底面板に一体に固定される。
【0018】先の第1の目的をうまく達成しながらも、
更により強固な粘着シートの底面板への固定を可能にす
るために、図9に示されるように、底面板の縦若しくは
横いずれかの互いに相対向する二つの罫線の長さ方向の
中央位置で、且つ、これら二つの罫線間のほぼ全長にわ
たって、互いに少しの間隔を置いて二本の切り込みが平
行に設けられ、これによって帯状の形態を備える固定舌
片が採用されても良い。従って、この帯状の固定舌片を
上方にやゝ引き上げて得られる隙間に粘着シートを差し
込み、離型紙を取り除いた後にこの帯状の固定舌片を下
方に押し付けることで、粘着剤にこの帯状の固定舌片の
裏面を貼着させる。
【0019】図10に示されるように、固定舌片は側板
を利用して形成することもできる。具体的には、両端が
側板に連なる底面板の境で終結する切り込みによって、
基端が底面板に一連に連なった複数個が形成されている
もので、相対向する二つの側板の中央部分に設けられ
る。
【0020】従って、この図10に示され形態は、先
ず、底面板上に粘着シートを載置し、次いで固定舌片を
その底面板と連なる基端、つまり罫線を中心にして切り
込み側を側板から底面板側に向かって折り返して粘着シ
ート上に重ね合わせ、次に離型紙を剥がして粘着剤を露
出させ、前記折り曲げた固定舌片を上方からこの粘着シ
ートに押し付けると、固定舌片がこの粘着シート表面に
塗布されている粘着剤に張り付き、これによって粘着シ
ートが底面板に一体に固定される。
【0021】以上の各形態を備える固定舌片は、図に示
される半円形や台形状の他にも三角形や四角形等適宜の
形状が採用される他、設けられる個数も、図示されるよ
うに、二つ、三つの他にも、底面板の四周全てに形成さ
れて四つにしたり、一辺に二つ或いはそれ以上を設けた
りすることもでき、形態や個数は適宜に組み合わせて適
用される。
【0022】
【実施例】以下、本発明の好適な一実施例を図面に基づ
いて説明する。図1乃至図3は本発明に係るゴキブリ捕
獲器を示し、図1はゴキブリ捕獲器の断面図とその要
部、つまり固定舌片と粘着シートとの貼着状態を拡大し
て示した要部の拡大断面図、図2は捕獲器の展開図で、
底面板上に粘着シートが載置され固定舌片が粘着剤に貼
着された状態を示す説明図、図3は組み立て後の捕獲器
を示す全体斜視図である。
【0023】図2,図3において、捕獲器1の底面板2
にはその四周に右側板3、左側板4、更に正面側板5、
背面側板6が一体に連なって設けられ、更にこれら右側
板3、左側板4には右天面板7と左天面板8とが一連に
連なって設けられている。そして各板の境には互いに折
り曲げるための罫線9が設けられている。右側板3、左
側板4、更に正面側板5、背面側板6には開口10が設
けられている。また、天面板には差し込み片11と差し
込み口12が設けられていて、各面板を罫線9に沿って
折り曲げて組み上げ、最終的にこの差し込み口12に差
し込み片11を差し込むことによって組み立て形状が保
たれる。更に、捕獲器1の右側板3と左側板4とには庇
13が設けられている。図中、前記差し込み片11の罫
線9Aを挟んで反対側に形成される片は摘み片14であ
る。
【0024】以上のようなゴキブリ捕獲器にあって、図
2に示されるように、前記底面板2の相対向する二辺に
基端が各側板4,5に一体に連なった固定舌片15が、
相互に正対向することなく互いに辺の長さ方向で位相を
異ならせて、形成される。この固定舌片15は、両端が
この底面板2に連なる側板(図上右、左の各側板4,
5)との境、つまり罫線9で終了する切り込み16(図
上では半円状)をこの底面板2に設けることによって得
られる。
【0025】以上のような固定舌片15を備えたゴキブ
リ捕獲器1の底面板2上に粘着シート17を固定載置さ
せる手順は以下の通りである。図2に示される捕獲器1
の展開状態で、先ず固定舌片15を側板4,5に連なる
基端15Aを中心にして底面板2の裏側から表側に向か
ってやゝ押し上げて、その遊端15B側と底面板2との
間に隙間を形成する。次いで、粘着シート17の辺縁を
この隙間に差し入れながら粘着シート17を底面板2上
に載置し、引き続き離型紙18を粘着シート17から剥
離して粘着剤19を露出させる。次いで、固定舌片15
を前記の要領で形成された隙間がなくなるように、底面
板2側、つまり下方に押し下げて粘着シート17に押し
付けると、図1に示されるように、この固定舌片15の
裏面が粘着剤19に貼着され、もって、粘着シート17
が底面板2上にしっかりと載置固定される。
【0026】次に、図4〜図10に示される形態は、前
記固定舌片15の各種変形例を示したもので、以下具体
的に説明する。先ず、図4に示される形態は、底面板2
が長方形に形成されていて、その短辺の中央に、前記と
同様の半円形の固定舌片15が正対向するように設けら
れたものである。つまり基端15Aが正面側板5と背面
側板6とにそれぞれ一連に連なって形成されている。
【0027】また、図5に示される形態は、底面板2の
三つのコーナー部分に、両端が縦・横の罫線9で終結す
る切り込み16が設けられていて、この切り込み16と
縦・横の罫線9とで囲まれた三角形状部分15Cを固定
舌片15に形成する。また、前記切り込み16は、図示
されるように角に向かって中央部分が膨出する部分円弧
に代えて、直線であっても同等の効果が期待できる。
【0028】また、図6に示される形態は、図2並びに
図4に示される半円形の固定舌片15に代えて、これを
長円形に形成した例を示している。この場合には、この
固定舌片15の基端から遊端までの寸法を前記半円形の
固定舌片15に比べて長くとれるために、この固定舌片
15を上方に押し上げて形成する前記隙間を大きくで
き、粘着シート17の装着作業がより一層簡便となる利
点がある。
【0029】図7、図8に示される形態は、底面板2の
少なくとも相対向する二辺に、台形状の切り込み16が
設けられたもので、この切り込み16は、相対向する二
辺に、その辺の両端を僅かに残して、辺の長さのほぼ全
長に等しい長さで台形状の切り込み16が設けられた形
態が採用される。尚、図8に示されるように、底面板2
の短辺側はほぼその全長に等しい長さとし、長辺側に
も、想像線で示されるように、その中央部分に、全長の
ほぼ三分の一の長さにして設けられる形態も採用でき
る。
【0030】以上図4〜図8に示される形態では、図1
〜3に示された形態と同様の手順で粘着シートが底面板
に貼着される。即ち、先ず固定舌片15を側板3,4に
連なる基端15Aを中心にして底面板2の裏側から表側
に向かってやゝ押し上げて、その遊端15B側と底面板
2との間に隙間を形成する。次いで、粘着シート17の
辺縁をこの隙間に差し入れながら粘着シート17を底面
板2上に載置し、引き続き離型紙18を粘着シート17
から剥離して粘着剤19を露出させる。次いで、固定舌
片15を前記の要領で形成された隙間がなくなるよう
に、底面板2側、つまり下方に押し下げて粘着シート1
7に押し付けると、この固定舌片15の裏面が粘着剤1
9に貼着され、もって、粘着シート17を底面板2上に
しっかりと載置固定される。
【0031】図9に示される形態は、前記の各形態とは
少し異なっていて、底面板2の縦方向に沿った辺の互い
に相対向する二つの罫線9の長さ方向の中央位置で、且
つ、これら二つの罫線間のほぼ全長にわたって、互いに
少しの間隔を置いて二本の切り込み16が平行に設けら
れて、帯状の固定舌片15が形成されたものである。従
って、この帯状の固定舌片15を上方にやゝ引き上げて
できる隙間に粘着シート17を差し込み、離型紙を取り
除いた後にこの帯状の固定舌片15を下方に押し付ける
ことで、この帯状の固定舌片15の裏面が粘着剤に貼着
されて、粘着シート17が底面板2に一体に載置固定さ
れる。
【0032】図10に示された形態は、固定舌片15が
正面側板3と背面側板4を利用して形成された場合を例
示し、両端がこれら正面,背面の各側板3,4に連なる
底面板2の境で終結する切り込み16によって、基端が
底面板2に一連に連なった半円状の固定舌片16が複数
個形成されているもので、相対向する二つの前記正面,
背面の各側板3,4の中央部分に設けられている。従っ
て、この図10に示される形態では、先ず、底面板2上
に粘着シート17を載置し、次いで固定舌片15をその
底面板2と連なる基端、つまり罫線9を中心にして遊端
15B側を側板3,4から底面板2側に向かって、想像
線で示されるように、折り返して粘着シート17上に重
ね合わせ、次に離型紙を剥がして粘着剤を露出させ、引
き続き前記折り曲げた固定舌片15を上方からこの粘着
シート17に押し付けると、固定舌片15がこの粘着シ
ート17表面に塗布されている粘着剤に張り付き、これ
によって粘着シート17が底面板2に一体に載置固定さ
れる。
【0033】尚、前記切り込み16は、図例では底面板
や側板を、その表面から裏面に貫通する所謂切り目で形
成されているが、その他にミシン目、分断線、厚さ方向
の1/2〜2/3程度の深さを有する切り込み等が採用
される。
【0034】また、捕獲器1の素材は通常紙類が採用さ
れるが、捕獲器の組み立て形状が保たれるものであれば
フィルム、シート、紙或いは不織布なども採用できる。
【0035】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0036】本発明は、底面板や側板に設けた切り込み
によって、固定舌片を形成し、この固定舌片を粘着シー
トの粘着剤に貼着させるようにしてあるから、従来のも
のと違って、何ら付加部品を別途必要としないため、最
小の加工で粘着シートを捕獲器の底面板に簡便に、しか
もしっかりと固定できる。また、何ら付加部品を別途必
要としないので、捕獲器の製造が簡単で、しかも廉価に
提供できる。
【0037】また、固定舌片が半円形や三角形更には台
形、帯状に形成されていると、取扱いがすこぶる簡単
で、粘着シートの捕獲器底面板への固定が格段に効率よ
く行え、殊に底面板或いは側板に、半円形で形成されて
いる場合は理想的である。
【0038】また、固定舌片が、図6に示されるような
長円形の場合には、前記半円形や三角形の場合に比べ
て、前記の効果をうまく達成しながら、前記隙間をより
広く形成できるので、粘着シートの装着がより一層簡易
に行え、利便性を一層高めることができる。
【0039】また、固定舌片が台形状であったり帯状で
あったりすると、粘着剤による貼着面積をより広くとれ
るために、粘着シートに固定舌片との貼着強度を格段に
高めることができ、更により強固な粘着シートの固定が
可能となる。また、帯状の場合は隙間が長く形成される
ために粘着シートの装着も一段と簡便になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るゴキブリ捕獲器の実施例を示し、
固定舌片と粘着シートとの貼着状態を拡大して示した断
面図である。
【図2】本発明に係るゴキブリ捕獲器の実施例を示し、
底面板上に粘着シートが載置され固定舌片が粘着剤に貼
着された状態を示す展開説明図である。
【図3】本発明に係るゴキブリ捕獲器の実施例を示し、
組み立て後の捕獲器を示す全体斜視図である。
【図4】本発明に係るゴキブリ捕獲器の実施例を示し、
固定舌片の変形例を例示した展開図である。
【図5】本発明に係るゴキブリ捕獲器の実施例を示し、
固定舌片の変形例を例示した展開図である。
【図6】本発明に係るゴキブリ捕獲器の実施例を示し、
固定舌片の変形例を例示した展開図である。
【図7】本発明に係るゴキブリ捕獲器の実施例を示し、
固定舌片の変形例を例示した展開図である。
【図8】本発明に係るゴキブリ捕獲器の実施例を示し、
固定舌片の変形例を例示した展開図である。
【図9】本発明に係るゴキブリ捕獲器の実施例を示し、
固定舌片の変形例を例示した展開図である。
【図10】本発明に係るゴキブリ捕獲器の実施例を示
し、固定舌片の変形例を例示した展開図である。
【符号の説明】
1…捕獲器、2…底面板、3…右側板、4…左側板、9
…罫線、15…固定舌片、15A…基端、15B…遊
端、16…切り込み、17…粘着シート、18…離型
紙、19…粘着剤。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端が底面板に連なる側板の境で終結す
    る切り込みによって、基端が側板に一連に連なった固定
    舌片が底面板に複数個形成されていて、これらの切り込
    みに粘着シートの辺縁を差し込み、粘着シートの粘着剤
    にこの固定舌片を貼着することを特徴とするゴキブリ捕
    獲器。
  2. 【請求項2】 前記固定舌片は、両端が底面板に連なる
    側板の境で終結する半円状の切り込みによって、基端が
    側板に一連に連なっているものである請求項1記載のゴ
    キブリ捕獲器。
  3. 【請求項3】 前記固定舌片は、底面板の三つのコーナ
    ー部分に、両端が縦・横の罫線で終結する切り込みが設
    けられていて、この切り込みと縦・横の罫線とで囲まれ
    た三角形状部分で形成されている請求項1記載のゴキブ
    リ捕獲器。
  4. 【請求項4】 前記固定舌片は、両端が底面板に連なる
    側板の境で終結する台形状の切り込みによって、基端が
    側板に一連に連なっているものである請求項1記載のゴ
    キブリ捕獲器。
  5. 【請求項5】 前記固定舌片は、底面板の縦若しくは横
    いずれかの互いに相対向する二つの罫線夫々の長さ方向
    の中央位置で、かつ、これら二つの罫線間のほぼ全長に
    わたって、互いに少しの間隔を置いて二本の切り込みが
    平行に設けられて帯状に形成されたものである請求項1
    記載のゴキブリ捕獲器。
  6. 【請求項6】 両端が側板に連なる底面板の境で終結す
    る切り込みによって、基端が底面板に一連に連なった固
    定舌片が側板に複数個形成されていて、これらの固定舌
    片が基端を中心にして、底面板側に折り返して粘着シー
    トの粘着剤にこれらの固定舌片を貼着することを特徴と
    するゴキブリ捕獲器。
JP1743097A 1997-01-14 1997-01-14 ゴキブリ捕獲器 Pending JPH10191860A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007195507A (ja) * 2006-01-30 2007-08-09 Ecore Kk 歩行性昆虫捕獲器
US7748159B1 (en) * 2008-03-17 2010-07-06 Wenner Carl F Device for trapping flies

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