JP2559147Y2 - 着脱自在粘着テープ連続シート - Google Patents

着脱自在粘着テープ連続シート

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JP2559147Y2
JP2559147Y2 JP2009690U JP2009690U JP2559147Y2 JP 2559147 Y2 JP2559147 Y2 JP 2559147Y2 JP 2009690 U JP2009690 U JP 2009690U JP 2009690 U JP2009690 U JP 2009690U JP 2559147 Y2 JP2559147 Y2 JP 2559147Y2
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丈夫 加藤
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Description

【考案の詳細な説明】 ガラス・金属・プラスチック・平板などの被着面へ、
ポスター等の接着物を装着するのに、従来セロハンテー
プや両面接着テープで粘着することは知られているが、
日数が経つと被着面に粘着剤が固着し剥がれにくくなる
上、粘着剤の跡形が残って被着面を汚してしまい、再粘
着も全く不可能となる欠点があった。
この考案は、粘着剤が固着せず、しかも被着面に粘着
剤が移行せず、着脱に適度な粘着力がある非移行再剥離
性粘着剤の特性に着目し、日数が経っても被着面から容
易に剥がすことができ、しかも粘着剤の跡形が残らず、
何回でも容易に被着面に貼ったり剥がしたりできるよう
にして、上記の欠点を除いたものである。
図面について説明すると、フィルム製の基材(1)の
片面全面に、非移行再剥離性粘着剤を用いた非移行再剥
離性粘着層(2)を設けて、その上全面を剥離紙(3)
で覆って非移行再剥離性粘着フィルム(4)を構成した
長方形のものに、前記剥離紙(3)の中央部で左右全幅
に直線の剥がし切り筋(5)を1本入れている。そし
て、前記基材(1)対面側には、両面粘着シート(6)
の片面全面を剥離紙(7)で覆って、非移行再剥離性粘着
フィルム(4)上下幅より短か目にして、非移行再剥離
性粘着フィルム(4)中央部に左右全幅で貼り合わせる
か、もしくは非移行再剥離性粘着フィルム(4)全面に
貼り合わせて設けている。さらに前述のようにそれぞれ
貼り合わせて構成した全体を、等間隔で区切るように上
下全幅垂直に切り目(8)がバリ(9)を切り残して貫通し、
区切られたそれぞれの下端中央に、非移行再剥離性粘着
フィルム(4)から連続して延長状にU形に延びた、剥
がしツメ(11)が突出形成されて、個々の着脱自在粘着テ
ープ単体(10)が分割構成されているもので、前記両面粘
着シート(6)は、両面粘着発泡プラスチックシートに
してもよい。
このように構成したから、切り目(8)が考案の全体に
等間隔で上下全幅垂直に貫通して入って、同等個々の着
脱自在粘着テープ単体(10)に分割し、切り目(8)で切断
されていない切り残し部分のバリ(9)でわずかにそれら
がつながって、全体が着脱自在粘着テープ連続シートに
なっているので、バリ(9)で簡単に引きちぎれ、着脱自
在粘着テープ単体(10)を全体から引き離して用いること
ができる。そして公知の事として剥離紙が粘着剤から容
易に剥がれる特性があるため、まず非移行再剥離性粘着
フィルム(4)の剥離紙(3)中央部左右全幅に入って
いる、直線の剥がし切り筋(5)を外折りすると、両側
に割れ開いて剥離紙(3)の端が起き、非移行再剥離性
粘着層(2)から剥離紙(3)を簡単に両側へ剥がし取
ることができ、粘着していた下層の非移行再剥離性粘着
層(2)が露出するので、この面を被着面に粘着さす。
次に両面粘着シート(6)の剥離紙(7)を剥がして、
接着物に粘着さすと装着完了である。装着を剥がす際
は、被着面は非移行再剥離性粘着フィルム(4)側に貼
っているので、接着物を貼った背中合わせの両面粘着シ
ート(6)から、粘着剤の付いていない基材(1)と剥
がしツメ(11)が上下にはみ出しているので、接着物に粘
着していないその部分で接着物をめくれ、剥がしツメ(1
1)を露出することができるので、剥がしツメ(11)に爪を
立てると、接着面へは接着力の弱い非移行再剥離性粘着
層(2)で粘着しているため、容易につまんで被着面か
ら接着物を剥がし取ることができる。前記着脱に際し、
非移行再剥離性粘着剤の特性が相まって、粘着剤の跡形
が残らず被着面から容易に何回でも着脱できる。技術的
には、両面粘着シート(6)は非移行再剥離性から強粘
着性のものまであることが公知で、両面粘着シート
(6)の上下幅を、非移行再剥離性粘着フィルム(4)
の上下幅よりどの位い短くするかに応じて、接着面が少
くなる分、両面粘着シート(6)の粘着剤の強度を調節
して、非移行再剥離性粘着フィルム(4)との粘着強度
のバランスを調整することができる。また、トムソン型
抜きの機械性能上、剥がし切り筋(5)のみのカットで
トムソン刃が止まらない事もあるのは、やむを得ない公
知の事として自明である。
この考案は上に述べたように、被着面へは非移行再剥
離性粘着剤で粘着されるため、何回でも貼ったり剥がし
たりできる着脱効果があり、剥がしても粘着剤が固着し
ないので、跡形が残らず被着面を汚さない効果がある。
また非移行再剥離性粘着フィルム(4)の上下端部と、
それにつながる剥がしツメ(11)の両面粘着シート(6)
側には、粘着剤が付いていないので、容易に接着物をつ
まんで被着面から剥がし取れる効果がある。さらに全体
を着脱自在粘着テープ連続シートにして、着脱自在粘着
テープ単体(10)を複数付け合わせて一体成形できるよう
にしてあるので、製造コストを安価にできる効果があ
る。
この考案を形成するのに、両面粘着シート(6)基材
は、フィルムでも発泡プラスチックシートでもよく、ま
た両面粘着シート(6)は、非移行再剥離性粘着フィル
ム(4)より上下幅を短くせず、非移行再剥離性粘着フ
ィルム(4)全面を覆ってもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の正面図、第2図はその拡大側面
図、第3図は両面粘着シート(6)を非移行再剥離性粘
着フィルム(4)の全面に覆った場合の拡大側面図であ
る。 1…基材、2…非移行再剥離性粘着層、3…剥離紙、4
…非移行再剥離性粘着フィルム、5…剥がし切り筋、6
…両面粘着シート、…剥離紙、…切り目、…バ
リ、10…着脱自在粘着テープ単体、11…剥がしツメ。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィルム製の基材(1)の片面全面に、非
    移行再剥離性粘着剤を用いた非移行再剥離性粘着層
    (2)を設けて、その上全面を剥離紙(3)で覆って非
    移行再剥離性粘着フィルム(4)を構成した長方形のも
    のに、前記剥離紙(3)の中央部で左右全幅に直線の剥
    がし切り筋(5)を1本入れている。そして、前記基材
    (1)対面側には、両面粘着シート(6)の片面全面を
    剥離紙(7)で覆って、非移行再剥離性粘着フィルム
    (4)上下幅より短か目にして、非移行再剥離性粘着フ
    ィルム(4)中央部に左右全幅で貼り合わせるか、もし
    くは非移行再剥離性粘着フィルム(4)全面に貼り合わ
    せて設けている。さらに前述のようにそれぞれ貼り合わ
    せて構成した全体を、等間隔で区切るように上下全幅垂
    直に切り目(8)がバリ(9)を切り残して貫通し、区切られ
    たそれぞれの下端中央に、非移行再剥離性粘着フィルム
    (4)から連続して延長状にU形に延びた、剥がしツメ
    (11)が突出形成されて、個々の着脱自在粘着テープ単体
    (10)が分割構成された着脱自在粘着テープ連続シート。
  2. 【請求項2】両面粘着シート(6)が両面粘着発泡プラ
    スチックシートであることを特徴とする請求項1記載の
    着脱自在粘着テープ連続シート。
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