JP3602812B2 - 帯状体による固定方法およびその構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、帯状体による被固定体の固定の方法およびその構造に関し、特にたとえば用紙などが積層された被綴じ物からなる被固定体の端縁を紙テープ等の帯状体で綴じる方法およびその構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術として、特開平10−871号の綴じ具による綴じ方法があるが、図13ないし図15に示すように、剥離紙に仮着された貼着テープ1を剥離紙より引き剥がしつつ用紙3の端縁において用紙3の両面にまたがって貼着するとともに、用紙3の裏面側における貼着テープ1の延長部分1aを用紙3に開けられた貫通孔5より挿通して他面側に向けて突き出させ、貫通孔5を挿通して用紙3の他面側に突き出された貼着テープ1の延長部分1aを用紙3の他面側の向けて折り曲げ、すでに用紙3の他面側において固着された貼着テープ1の端縁の上に貼着テープ1の延長部分1aを重ねて貼着して用紙を綴じている。
また、前記した方法に代わる用紙の綴じる方法として、図16に示すように、綴じようとする用紙3にU字形の切り込み7と、U字形の切り込み7と近接した位置にストレートの切り込み8とを入れ、U字形の切り込み7によって形成された舌片9を切り込みの終端部において折り曲げて、別途形成されたストレートの切り込み8の中に入れて用紙を綴じる方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この貼着テープによる用紙の端縁を綴じる方法によれば、用紙の端縁と平行するやや長めの貫通孔、特にこの貫通孔の長さは貼着テープの幅よりも若干長い長さを有する貫通孔が形成されているが、貼着テープは、用紙の端縁から貫通孔の間において用紙を周回するようにして固着されているので、貼着テープによって固定された用紙にはあそびがなく、そのために、用紙をめくるとき用紙を上方から用紙の端縁に向けてめくった場合やや長い貫通孔の両端部に応力が集中し、用紙がその部分より裂け始めることが多い。
また、この方法によれば、貼着テープを用紙の端縁と貫通孔間において周回させ用紙の端部を固定するように構成されるので、用紙のその他の部分、たとえばコーナー部分を綴じようとしても、綴じることができないという問題点がある。また、綴じようとする用紙にU字形の切り込みとストレートの切り込みを入れる用紙の綴じ方法においては、U字形の切り込みを入れて形成された舌片を折るので、舌片部分においてはU字形の大きな穴が用紙に開いてしまうという欠点があり、また綴じる用紙が多数枚となれば、U字形に切り込んで形成された舌片をスリット状の切り込みの中に入れることができない。
【0004】
それゆえに、この発明の主たる目的は、用紙等の被固定体が裂けにくく、被固定体の固定される部分を選ぶことがなく、被固定体を固定することができる帯状体による固定の方法およびその構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明の請求項1にかかる帯状体による固定方法は、紙等が積層された被綴じ物からなる被固定体の端縁と直交および/または交差する方向に延びる貫通孔を形成するステップと、中央部に孔を穿設された可撓性シートまたはフィルムからなる帯状体を、帯状体支持手段の帯状体保持面に載置し且つ帯状体保持面に突設された凸部に前記孔を嵌挿して、帯状体を帯状体支持手段に固定するステップと、貫通孔に、可撓性シートまたはフィルムからなる帯状体の一部を挿通し、孔の穿設されていない帯状体の一部を被固定体の表面より突出させるステップと、貫通孔に挿通された被固定体の表面より突出された帯状体の一部が、貫通孔の延びる方向と交差する方向で被固定体の表面に向けて折り曲げるステップとを含む、帯状体による固定方法である。
この発明の請求項2にかかる帯状体による固定方法は、被固定体に並列する複数の貫通孔を形成するステップと、可撓性シートまたはフィルムからなる帯状体の一部を被固定体の一方主面に残し且つ被固定体の一方主面側に残った帯状体の一部分に隣接する帯状体の他部を貫通孔に挿通し、被固定体の他方主面より突出させるステップと、貫通孔に挿通され被固定体の表面より突出された帯状体の一部を、帯状体の他部を反対方向に向け被固定体の他方主面に対向するように折り曲げるとともに、帯状体の一部を被固定体の一方主面に対向して固定するステップとを含む、請求項1に記載の帯状体による固定方法である。
この発明の請求項3にかかる帯状体による固定方法は、被固定体に並列する複数の貫通孔を形成するステップと、可撓性シートまたはフィルムからなる帯状体の一部を被固定体の一方主面に残し且つ被固定体の一方主面側に残った帯状体の一部分に隣接する帯状体の他部を二重に折り重ねた状態で貫通孔内に挿通し、帯状体の他部を被固定体の他方主面に突出させるステップと、貫通孔に挿通され被固定体の表面に突出された二重に折り重ねられた帯状体の一部を引き延ばし且つ貫通孔近傍において帯状体の他部を反対方向に向け被固定体表面に対向するように折り曲げるとともに、帯状体の一部を被固定体の一方主面に対向して固定される、請求項1または請求項2に記載の帯状体による固定方法である。
この発明の請求項4にかかる帯状体による固定構造は、紙等が積層された被綴じ物からなる被固定体の端縁と直交および/または交差する方向に延びる貫通孔が適宜な間隔をあけて並列して形成され、その中央部に孔を穿設された可撓性シートまたはフィルムからなる帯状体の一部が、該帯状体の孔が貫通孔の間で被固定体の裏面に位置して挿通され、孔の穿設されていない帯状体の一部が被固定体の表面より突出され、貫通孔に挿通された被固定体の表面より突出された帯状体の一部が、貫通孔の延びる方向と交差する方向で被固定体の表面に向けて折り曲げられた、帯状体による固定構造である。
この発明の請求項5にかかる帯状体による固定構造は、被固定体に形成された、並列する複数の貫通孔に可撓性シートまたはフィルムからなる帯状体の一部が被固定体の一方主面に残され且つ被固定体の一方主面側に残った帯状体の一部分に隣接する帯状体の他部が貫通孔に挿通され、被固定体の他方主面より突出され、貫通孔に挿通され被固定体の表面より突出された帯状体の他部が、反対方向に向け被固定体の他方主面に対向するように折り曲げられるとともに、帯状体の一部が被固定体の一方主面に対向して固定された、請求項4に記載の帯状体による固定構造である。
この発明の請求項6にかかる帯状体による固定方法及び固定構造は、被固定体に形成される貫通孔は、並列する円弧状であり、その中間部において近接するように形成された、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の帯状体による固定方法及び固定構造である。
この発明の請求項7にかかる帯状体による固定方法及び固定構造は、帯状体の中央部は、被固定体の裏面と対向して、並列された貫通孔間に固定された、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の帯状体による固定方法及び固定構造である。
【0006】
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明の実施の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1ないし図9は、この発明に係る帯状体によって被綴じ物を固定する方法を示す図解図であり、図10は、帯状体によって被綴じ物を綴じた状態を示す斜視図解図である。
この帯状体10は、紙テープ,合成樹脂テープ等の可撓性シートまたはフィルムからなり、方形状の中央部12と前記中央部12の両端に突設された舌状の右端部14と左端部16とからなる。
被固定体たる用紙等の積層された被綴じ物100には、並列する左右一対の円弧状貫通孔102,104が形成され、前記帯状体10が被綴じ物100の一方の主面(表面106)からもう一方の主面(裏面108)にわたって形成された貫通孔102,104内に挿通され、帯状体10の中央部12と隣接する右端部14および左端部16が固定されている。
すなわち、被綴じ物100に穿設された貫通孔102,104は、被綴じ物100の端縁110と交差する方向に向けて互いに並列して穿設された二条の細い円弧状の貫通孔102,104が、その中間部102a、104aにおいて近接するように形成されている。そして、被綴じ物100の端縁110と貫通孔102,104の終端部102b,104bとの間には被綴じ物100が破れない程度の適宜な間隔が設けられている。
【0008】
帯状体10の中央部12は、被綴じ物100の裏面108と対向して被綴じ物100の裏面108に密着固定されている。
前記帯状体10の中央部12と隣接する右端部14と左端部16とは貫通孔102,104に挿通され、被綴じ物100の表面106側に位置し、貫通孔102,104の近傍において貫通孔102,104と交差する方向に向けて折り曲げられ、帯状体10の裏面が被綴じ物100の表面106に密着固定されている。
【0009】
次に、帯状体10を被綴じ物100に綴じる方法について、図1ないし図9に基づいて説明する。
まず、帯状体10を被綴じ物100に綴じる紙綴じ装置について説明する。
この紙綴じ装置200は、被綴じ物100を載置する用紙載置台202と、被綴じ物100に貫通孔102,104を穿孔するとともに帯状体10を貫通孔102,104に挿通させる穿孔挿通手段204と、帯状体10を支持し帯状体10を穿孔挿通手段204と協働して折り曲げるための帯状体支持手段206と、用紙載置台202の上部において被綴じ物100を用紙載置台202に向けて押圧する用紙押圧手段208とを備える。
【0010】
用紙載置台202は、穿孔挿通手段204が被綴じ物100の表面106から裏面108、そして用紙載置台202の被綴じ物100側からその下面に位置する帯状体10側に向けて上下移動することができるように、貫挿孔202aが穿設されている。
穿孔挿通手段204は、用紙載置台202の上面に載置された被綴じ物100の表面106から裏面108および用紙載置台202の下方に位置する帯状体10側に向けて進退自在に形成された断面円弧状の針状部204aと、その針状部204aの根元部に形成され帯状体10を引っ掛ける鉤状の引掛部204bとを備えている。穿孔挿通手段204の針状部204aには、帯状体10の両端近傍が嵌挿する長さおよび幅を有する穴部204cが穿設されている。
帯状体支持手段206は、帯状体10の中央部12を保持する帯状体保持面206aを備え、用紙載置台202に向けて進退自在に形成されている。
【0011】
この紙綴じ装置200によって帯状体10により被綴じ物100を綴じるには、被綴じ物100を用紙載置台202の上面に載置する(図1図示)。
そして、帯状体支持手段206の帯状体保持面206a上面に帯状体10の中央部12を保持させる。中央部12には、孔12aが穿設されており、該孔12aを帯状体保持面206aの上面に突設された半球状凸部206bに嵌挿して帯状体10を中央部12に固定する。
次に、穿孔挿通手段204を被綴じ物100に向けて進行させ、被綴じ物100を針状部204aをもって被綴じ物100を貫かせて、被綴じ物100に貫通孔102,104を並列して穿孔する(図2図示)。
次に、図3ないし図5に示すように、帯状体支持手段206を帯状体10を保持したまま被綴じ物100に向けて進行させ、被綴じ物100の裏面と帯状体支持手段206の帯状体支持面206aとの間において帯状体10を挟持する。
そして、帯状体10は、針状部204aが帯状体10の両端縁に達したときに、帯状体10の弾力性によって、その両端が上方にはね上がり、帯状体10の両端が、針状部204aの穴部204cに嵌挿される(図3および図4図示)。そのとき、帯状体支持手段206の側面に設けられた支持片206cが帯状体10の裏面に向けて突出して帯状体10を上方に向けて押し上げるように支持する。
このとき、穿孔挿通手段204の針状部204aは、被綴じ物100に貫通孔102,104を穿孔する段階において、帯状体10の上面を摺接し、帯状体10の裏面側に位置するように構成されている。
【0012】
次に、図5及び図6において示すように、穿孔挿通手段204の針状部204aが帯状体10の裏面側に位置した状態から上方に向けて、すなわち被綴じ物100側に向けて後退させることにする。
この穿孔挿通手段204の針状部204aが後退する前に、用紙押圧手段208によって、被綴じ物100が用紙載置台202に押圧され固定される。
そして、穿孔挿通手段204の引掛部204bによって帯状体10の右端部14および左端部16の裏面が引っ掛けられる。さらに、穿孔挿通手段204が後退することによって、引掛部204bとともに、帯状体10が被綴じ物100の貫通孔102,104内を挿通する。
そして、帯状体10の右端部14および左端部16が被綴じ物100の表面106側に突き出される。すなわち、帯状体10の右端部14および左端部16の全体が、被綴じ物100の表面106側に抜け出るまで穿孔挿通手段204が後退する。
【0013】
次に、帯状体固定手段210を被綴じ物100の表面106側に進ませ、帯状体10の右端部14および左端部16の表面を被綴じ物100の表面106側に向けて折り曲げる。
帯状体10は、穿孔挿通手段204の引掛部204bによって引っ掛けられ、被綴じ物100の貫通孔102,104に挿通されるときには、二重に折り重ねられた状態で挿通されるが、帯状体10の右端部14および左端部16が貫通孔102,104より抜け出たときには再び帯状体10がその弾性により引き延ばされる。そして、貫通孔102,104近傍で貫通孔102,104の延びる方向と交差する方向(直交する方向)に折り曲げられ、帯状体10の右端部14および左端部16は、被綴じ物100の表面106に接合される。
すなわち、帯状体10の中央部12は、被綴じ物100の裏面108に位置し、被綴じ物100の裏面108に残った中央部12と隣接する帯状体10の他部分、すなわち右端部14および左端部16は、貫通孔102,104挿通されて被綴じ物100の表面106側に位置し、被綴じ物100の表面106側に突出した帯状体10の右端部14および左端部16は、反対側、すなわちそれぞれが外方に向けて貫通孔102,104近傍で貫通孔102,104に沿って折り曲げられ、被綴じ物100の裏面108に接合される。
【0014】
帯状体10は、可撓性シートまたはフィルムからなるが、そのような可撓性シートまたはフィルムとして、紙テープをそのまま用いてもよく、また紙テープでは弱いときには、紙に合成樹脂繊維を漉き込んだものや合成樹脂フィルムを積層したもの、あるいは合成樹脂シートまたはフィルムのみからなるものを選択してもよい。
また、帯状体10の表面または裏面の一部に、粘着剤を塗布してなる粘着剤層を形成し、被綴じ物100と接合したとき、すなわち帯状体10の中央部12および/または右端部14と左端部16の被綴じ物100に接合する面に形成してもよい。
【0015】
前記実施の形態においては、貫通孔102,104は円弧状に形成されているが、図11に示すように、直線状の貫通孔を二条並列して形成してよい。
また、前記実施の形態においては、被綴じ物100に貫通孔が左右一対、すなわち二条形成し帯状体10を挿通して被綴じ物に固定したが、図12に示すように、被綴じ物100に貫通孔を複数条形成し、被綴じ物100の表面106と裏面108間にわたり貫通孔に帯状体10を挿通し、交互に被綴じ物100の表面106および裏面108に帯状体10が位置するようにして、被綴じ物100に帯状体10を固定してもよい。
【0016】
また、図11に示すように、被綴じ物100のコーナー(隅部)において貫通孔102,104を、コーナーを形成する端縁と交差するように形成し、帯状体10を固定してもよい。
また、被固定体は、用紙等の綴じたもののほか、包装物等であってもよい。
【0017】
【発明の効果】
この発明によれば、被綴じ物、被固定体に帯状体を固定する場合、被固定体の端縁近傍のみならず角部にも固定することができ、たとえば、用紙等の被綴じ物の場合、角部に帯状体によって固定されるならば、斜め方向に用紙をめくって閲覧することが容易となる。
また、帯状体にて固定された被固定体は、たとえば閲覧をするときなどに被固定体を構成する用紙等をめくった場合、引張力が帯状体の端縁にかかるので、用紙等の被固定体がその部分において引き裂けたりすることがきわめて少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態である帯状体によって被綴じ物を固定する方法を示す図解図である。
【図2】この発明の一実施の形態である帯状体によって被綴じ物を固定する方法を示す図解図である。
【図3】この発明の一実施の形態である帯状体によって被綴じ物を固定する方法を示す図解図である。
【図4】この発明の一実施の形態である帯状体によって被綴じ物を固定する方法を示す図解図である。
【図5】この発明の一実施の形態である帯状体によって被綴じ物を固定する方法を示す図解図である。
【図6】この発明の一実施の形態である帯状体によって被綴じ物を固定する方法を示す図解図である。
【図7】この発明の一実施の形態である帯状体によって被綴じ物を固定する方法を示す図解図である。
【図8】この発明の一実施の形態である帯状体によって被綴じ物を固定する方法を示す図解図である。
【図9】この発明の一実施の形態である帯状体によって被綴じ物を固定する方法を示す図解図である。
【図10】この発明の一実施の形態である帯状体によって被綴じ物を綴じた状態を示す斜視図解図であり、(A)は、被綴じ物の裏面側を示す斜視図解図であり、(B)は、被綴じ物の表面側を示す斜視図解図である。
【図11】この発明の別の実施の形態である帯状体を被綴じ物に綴じる方法を説明する
図である。
【図12】この発明の別の実施の形態である帯状体を被綴じ物に綴じる方法を説明する
図である。
【図13】従来技術を示す断面図解図である。
【図14】従来技術を示す断面図解図である。
【図15】従来技術を示す斜視図解図である。
【図16】従来技術を示す斜視図解図である。
【符号の説明】
10 帯状体
12 中央部
12a 孔
14 右端部
16 左端部
100 被綴じ物
102,104 貫通孔
102a、104a 中間部
102b,104b 終端部
106 表面
108 裏面
110 端縁
200 紙綴じ装置
202 用紙載置台
204 穿孔挿通手段
206 帯状体支持手段
208 用紙押圧手段
210 帯状体固定手段
202a 貫挿孔
204a 針状部
204b 引掛部
204c 穴部
206a 帯状体保持面
206b 半球状凸部
206c 支持片

Claims (7)

  1. 紙等が積層された被綴じ物からなる被固定体の端縁と直交および/または交差する方向に延びる貫通孔を形成するステップと、
    中央部に孔を穿設された可撓性シートまたはフィルムからなる帯状体を、帯状体支持手段の帯状体保持面に載置し且つ帯状体保持面に突設された凸部に前記孔を嵌挿して、帯状体を帯状体支持手段に固定するステップと、
    前記貫通孔に、可撓性シートまたはフィルムからなる帯状体の一部を挿通し、前記孔の穿設されていない帯状体の一部を被固定体の表面より突出させるステップと、
    前記貫通孔に挿通された被固定体の表面より突出された帯状体の一部が、前記貫通孔の延びる方向と交差する方向で被固定体の表面に向けて折り曲げるステップとを含む、帯状体による固定方法。
  2. 被固定体に並列する複数の貫通孔を形成するステップと、
    可撓性シートまたはフィルムからなる帯状体の一部を被固定体の一方主面に残し且つ被固定体の一方主面側に残った帯状体の一部分に隣接する帯状体の他部を前記貫通孔に挿通し、被固定体の他方主面より突出させるステップと、
    前記貫通孔に挿通され被固定体の表面より突出された帯状体の一部を、帯状体の他部を反対方向に向け被固定体の他方主面に対向するように折り曲げるとともに、帯状体の一部を被固定体の一方主面に対向して固定するステップとを含む、請求項1に記載の帯状体による固定方法。
  3. 被固定体に並列する複数の貫通孔を形成するステップと、
    可撓性シートまたはフィルムからなる帯状体の一部を被固定体の一方主面に残し且つ被固定体の一方主面側に残った帯状体の一部分に隣接する帯状体の他部を二重に折り重ねた状態で貫通孔内に挿通し、前記帯状体の他部を被固定体の他方主面に突出させるステップと、
    前記貫通孔に挿通され被固定体の表面に突出された二重に折り重ねられた帯状体の一部を引き延ばし且つ貫通孔近傍において帯状体の他部を反対方向に向け被固定体表面に対向するように折り曲げるとともに、帯状体の一部を被固定体の一方主面に対向して固定される、請求項1または請求項2に記載の帯状体による固定方法。
  4. 紙等が積層された被綴じ物からなる被固定体の端縁と直交および/または交差する方向に延びる貫通孔が適宜な間隔をあけて並列して形成され、
    その中央部に孔を穿設された可撓性シートまたはフィルムからなる帯状体の一部が、該帯状体の孔が前記貫通孔の間で被固定体の裏面に位置して挿通され、前記孔の穿設されていない帯状体の一部が被固定体の表面より突出され、
    前記貫通孔に挿通された被固定体の表面より突出された帯状体の一部が、前記貫通孔の延びる方向と交差する方向で被固定体の表面に向けて折り曲げられた、帯状体による固定構造。
  5. 被固定体に形成された、並列する複数の貫通孔に可撓性シートまたはフィルムからなる帯状体の一部が被固定体の一方主面に残され且つ被固定体の一方主面側に残った帯状体の一部分に隣接する帯状体の他部が前記貫通孔に挿通され、被固定体の他方主面より突出され、前記貫通孔に挿通され被固定体の表面より突出された帯状体の他部が、反対方向に向け被固定体の他方主面に対向するように折り曲げられるとともに、帯状体の一部が被固定体の一方主面に対向して固定された、請求項に記載の帯状体による固定構造。
  6. 被固定体に形成される貫通孔は、並列する円弧状であり、その中間部において近接するように形成された、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の帯状体による固定方法及び固定構造。
  7. 帯状体の中央部は、被固定体の裏面と対向して、並列された貫通孔間に固定された、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の帯状体による固定方法及び固定構造。
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