JP3134652B2 - ファスナ− - Google Patents
ファスナ−Info
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- JP3134652B2 JP3134652B2 JP06027427A JP2742794A JP3134652B2 JP 3134652 B2 JP3134652 B2 JP 3134652B2 JP 06027427 A JP06027427 A JP 06027427A JP 2742794 A JP2742794 A JP 2742794A JP 3134652 B2 JP3134652 B2 JP 3134652B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一方の面に剥離シ−ト
で覆った粘着部を形成した変形容易な材質からなる、シ
−トを綴じるファスナ−に関する。
で覆った粘着部を形成した変形容易な材質からなる、シ
−トを綴じるファスナ−に関する。
【0002】
【従来の技術】上記した種のファスナ−としては、例え
ば、所定長さの中央部の両方の側に綴じるシ−トの穴に
通す舌部と呼ばれる所定長さの部分を設けた金属製のも
のがある。剥離シ−トを剥がし、折り曲げた両方の側の
舌部をシ−トの二つ穴のそれぞれに通し、舌部を更に折
り曲げて使用されるもので、舌部は綴じるシ−トの穴の
径より幅狭となっている。
ば、所定長さの中央部の両方の側に綴じるシ−トの穴に
通す舌部と呼ばれる所定長さの部分を設けた金属製のも
のがある。剥離シ−トを剥がし、折り曲げた両方の側の
舌部をシ−トの二つ穴のそれぞれに通し、舌部を更に折
り曲げて使用されるもので、舌部は綴じるシ−トの穴の
径より幅狭となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通常、シ−トに穴をあ
けるパンチは、穿孔ピンを二つ所定間隔で有する所謂2
穴パンチであるから、上記したファスナ−の使用に不満
を抱いている者は少ないかも知れないが、一つの穴だけ
を利用する、あるいは、一つしか穴が設けられていない
シ−トには実用できない点で、手軽に使用できるものに
はなっていない。
けるパンチは、穿孔ピンを二つ所定間隔で有する所謂2
穴パンチであるから、上記したファスナ−の使用に不満
を抱いている者は少ないかも知れないが、一つの穴だけ
を利用する、あるいは、一つしか穴が設けられていない
シ−トには実用できない点で、手軽に使用できるものに
はなっていない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、一方の面に剥
離シ−トで覆った粘着部を有する変形容易な材質からな
る、シ−トを綴じるファスナ−であって、綴じるシ−ト
の穴の径より幅狭の中央部と、綴じるシ−トの穴の径よ
り幅広の両方の側部とを有し、また、前記剥離シ−トに
は両方の側部を結ぶ方向に切り目を形成してあり、この
切り目に沿って二つ折りすると少なくとも一方の側部の
幅が綴じるシ−トの穴の径に略等しいか小さくなるファ
スナ−を第1の要旨、一方の面に剥離シ−トで覆った粘
着部を有する変形容易な材質からなる、シ−トを綴じる
ファスナ−であって、綴じるシ−トの穴の径より幅狭の
中央部と、綴じるシ−トの穴の径より幅広の両方の側部
とを有し、また、これら両方の側部を結ぶ方向に折り目
を形成してあり、この折り目に沿って二つ折りすると少
なくとも一方の側部の幅が綴じるシ−トの穴の径に略等
しいか小さくなるファスナ−を第2の要旨、一方の面に
剥離シ−トで覆った粘着部を有する変形容易な材質から
なる、シ−トを綴じるファスナ−であって、綴じるシ−
トの穴の径より幅狭の中央部と、綴じるシ−トの穴の径
より幅広の両方の側部とを有し、また、これら両方の側
部を結ぶ方向に沿って二つ折り状態となっており、この
状態で、少なくとも一方の側部の幅が綴じるシ−トの穴
の径に略等しいか小さくなっているファスナ−を第3の
要旨とする。
離シ−トで覆った粘着部を有する変形容易な材質からな
る、シ−トを綴じるファスナ−であって、綴じるシ−ト
の穴の径より幅狭の中央部と、綴じるシ−トの穴の径よ
り幅広の両方の側部とを有し、また、前記剥離シ−トに
は両方の側部を結ぶ方向に切り目を形成してあり、この
切り目に沿って二つ折りすると少なくとも一方の側部の
幅が綴じるシ−トの穴の径に略等しいか小さくなるファ
スナ−を第1の要旨、一方の面に剥離シ−トで覆った粘
着部を有する変形容易な材質からなる、シ−トを綴じる
ファスナ−であって、綴じるシ−トの穴の径より幅狭の
中央部と、綴じるシ−トの穴の径より幅広の両方の側部
とを有し、また、これら両方の側部を結ぶ方向に折り目
を形成してあり、この折り目に沿って二つ折りすると少
なくとも一方の側部の幅が綴じるシ−トの穴の径に略等
しいか小さくなるファスナ−を第2の要旨、一方の面に
剥離シ−トで覆った粘着部を有する変形容易な材質から
なる、シ−トを綴じるファスナ−であって、綴じるシ−
トの穴の径より幅狭の中央部と、綴じるシ−トの穴の径
より幅広の両方の側部とを有し、また、これら両方の側
部を結ぶ方向に沿って二つ折り状態となっており、この
状態で、少なくとも一方の側部の幅が綴じるシ−トの穴
の径に略等しいか小さくなっているファスナ−を第3の
要旨とする。
【0005】
【実施例】添付図面に基づき幾つかの例の説明をする。
尚、各例において、基本的に同一の部位には同一の参照
符号を使用する。
尚、各例において、基本的に同一の部位には同一の参照
符号を使用する。
【0006】まず、図1〜図3に基づき第1実施例の説
明をする。図1において、ファスナ−Fは左右対称・上
下対称の形状を有している。母材は、例えば、合成樹脂
製シ−トや紙や布などの軟質シ−トとか、金属薄板な
ど、変形容易な材質からなる。適宜着色や印刷とか、手
垢汚れや水濡れなどの防止のための表面処理などをなさ
れたものであってもよい。
明をする。図1において、ファスナ−Fは左右対称・上
下対称の形状を有している。母材は、例えば、合成樹脂
製シ−トや紙や布などの軟質シ−トとか、金属薄板な
ど、変形容易な材質からなる。適宜着色や印刷とか、手
垢汚れや水濡れなどの防止のための表面処理などをなさ
れたものであってもよい。
【0007】中央部1は、綴じるシ−トの穴の径と比べ
て、幅(図面上下方向の長さ)が狭くなっている。シ−
トの穴の径は、JISに基づき約6mmとなっているの
が一般的であるから、約3mm〜5mmにすると概ね好
ましい。これに対し、両方の側部2,3は、同じく幅が
広くなっている。シ−トの穴へ通すときのシ−トの変形
やファスナ−Fの変形を考えると、少々大きくてもよい
が、略2倍までの幅である。上述したJISを考慮する
と、約8mm〜14mmにするのが概ね好ましい。尚、
中央部1の長さ(図面左右方向の長さ)は適宜であって
よいが、図示のものは相当に短くしてある。シ−トに貼
着するときシ−トを挾んでの側部2,3の合掌不一致性
を抑えるためで、加えて、中央部1がシ−トの面に露出
し過ぎると、図示のようなハ−ト形にするなど側部2,
3に形状や印刷模様などによる美観性を付与する上での
阻害になることによる。一つの目安としては、綴じるシ
−トの穴の径より短寸にするとよい。
て、幅(図面上下方向の長さ)が狭くなっている。シ−
トの穴の径は、JISに基づき約6mmとなっているの
が一般的であるから、約3mm〜5mmにすると概ね好
ましい。これに対し、両方の側部2,3は、同じく幅が
広くなっている。シ−トの穴へ通すときのシ−トの変形
やファスナ−Fの変形を考えると、少々大きくてもよい
が、略2倍までの幅である。上述したJISを考慮する
と、約8mm〜14mmにするのが概ね好ましい。尚、
中央部1の長さ(図面左右方向の長さ)は適宜であって
よいが、図示のものは相当に短くしてある。シ−トに貼
着するときシ−トを挾んでの側部2,3の合掌不一致性
を抑えるためで、加えて、中央部1がシ−トの面に露出
し過ぎると、図示のようなハ−ト形にするなど側部2,
3に形状や印刷模様などによる美観性を付与する上での
阻害になることによる。一つの目安としては、綴じるシ
−トの穴の径より短寸にするとよい。
【0008】図2は図1の裏面側を示す。粘着部4を覆
っている剥離シ−トは、二つの参照符号5,6で示すよ
うに、切り目7によって二つに分かれている。ここで、
切り目7は上下対称の軸部分に位置している。ファスナ
−Fは、この切り目7に沿って容易に二つ折り状態とな
る。図3に示すように、この二つ折りによって、ファス
ナ−Fをシ−トSの穴に通すのが極めて容易になる。
尚、図2において、剥離シ−ト5の一部が剥がれた状態
になっているが、商品としては、勿論、このような剥離
状態になくてよい。また、粘着部4も必ずしも全面形成
しなくてもよい。例えば、適宜分布状態となるように形
成することもできる。
っている剥離シ−トは、二つの参照符号5,6で示すよ
うに、切り目7によって二つに分かれている。ここで、
切り目7は上下対称の軸部分に位置している。ファスナ
−Fは、この切り目7に沿って容易に二つ折り状態とな
る。図3に示すように、この二つ折りによって、ファス
ナ−Fをシ−トSの穴に通すのが極めて容易になる。
尚、図2において、剥離シ−ト5の一部が剥がれた状態
になっているが、商品としては、勿論、このような剥離
状態になくてよい。また、粘着部4も必ずしも全面形成
しなくてもよい。例えば、適宜分布状態となるように形
成することもできる。
【0009】次に、図4に基づき第2実施例の説明をす
る。やはり、上下対称の軸部分に位置する左右方向の線
を描いてある。この線は剥離シ−トの切り目を示すので
はなく折り目を示す。それゆえ、新参照符号8で示して
ある。尚、剥離シ−トは図面向う側にあって図には表れ
ていないが、前例のもののように切り目7によって二つ
に分かれたものであってもよいし、また、切り目7を有
さないものでもよい。即ち、折り目8だけでもファスナ
−Fを十分容易に二つ折りできるので、切り目7は必要
に応じたものとなる。
る。やはり、上下対称の軸部分に位置する左右方向の線
を描いてある。この線は剥離シ−トの切り目を示すので
はなく折り目を示す。それゆえ、新参照符号8で示して
ある。尚、剥離シ−トは図面向う側にあって図には表れ
ていないが、前例のもののように切り目7によって二つ
に分かれたものであってもよいし、また、切り目7を有
さないものでもよい。即ち、折り目8だけでもファスナ
−Fを十分容易に二つ折りできるので、切り目7は必要
に応じたものとなる。
【0010】この折り目8は、例えば、印刷や型押し変
形(スクィ−ズ変形)などによるくせ付けによって容易
に設けられる。図示のもののように幅を無視できるもの
ではなく、少々幅を有するものとなってもよい。また、
3本一組みと言った考えにより、副数本形成してもよ
い。
形(スクィ−ズ変形)などによるくせ付けによって容易
に設けられる。図示のもののように幅を無視できるもの
ではなく、少々幅を有するものとなってもよい。また、
3本一組みと言った考えにより、副数本形成してもよ
い。
【0011】次に、図5に基づき第3実施例の説明をす
る。上2例は、使用に際して二つ折りすればよいという
考えによるものであったが、本例のファスナ−Fは、最
初から二つ折りになっている。開けば前例のものと同様
の形状になる。上2例と比べて偏平性が減るので、多数
個をケ−スに収容するときの嵩張りが短所であるが、予
め二つ折りしてあるので使用の簡便性はより高い。尚、
存在を示した切り目7は省略してもよい。また、前例の
ものも同様であったが、本例のものは側部2,3に大き
な縊れを有するので、シ−トの穴へ通すときの変形性も
高く、従って、第1実施例のもの(二つ折り状態にし
て)と比べて、更に少々側部2,3の幅を広くしても大
丈夫である。前述したJISによるシ−ト穴寸法に対す
る考慮もすると、金属薄板製の場合のように、あまり変
形の跡を残したくないようなものでも、二つ折りした状
態で9mmとしても概ね好ましい。
る。上2例は、使用に際して二つ折りすればよいという
考えによるものであったが、本例のファスナ−Fは、最
初から二つ折りになっている。開けば前例のものと同様
の形状になる。上2例と比べて偏平性が減るので、多数
個をケ−スに収容するときの嵩張りが短所であるが、予
め二つ折りしてあるので使用の簡便性はより高い。尚、
存在を示した切り目7は省略してもよい。また、前例の
ものも同様であったが、本例のものは側部2,3に大き
な縊れを有するので、シ−トの穴へ通すときの変形性も
高く、従って、第1実施例のもの(二つ折り状態にし
て)と比べて、更に少々側部2,3の幅を広くしても大
丈夫である。前述したJISによるシ−ト穴寸法に対す
る考慮もすると、金属薄板製の場合のように、あまり変
形の跡を残したくないようなものでも、二つ折りした状
態で9mmとしても概ね好ましい。
【0012】次に、図6と図7に基づき第4実施例の説
明をする。側部2,3のハ−ト形状が逆になっているこ
とを除き、第1実施例のものと同様になっている。二つ
折りすると図7のような形状になる。上3例は、いずれ
も二つ折りした状態では、折った部分が尖頭状になるも
のであった。シ−ト穴に通すときの強度を考えると、こ
のようにした方が好ましいのであるが、中央部1にして
も側部2,3にしても本来適宜形状にしてよく、また、
綴じるシ−トへの貼着の方向も好みによることができ
る。あるいは、シ−ト穴との関係で、横綴じ用、上綴じ
用、角部綴じ用といった貼着方向の制約を受けることも
ある。これら形状とシ−トへの貼着方向との様々な組合
せを考慮すると、折った部分が尖頭状にならない方がむ
しろ好ましい場合もある。本例のファスナ−Fも、その
一例を示すものである。第1実施例のものと180°反
対方向にシ−トに貼着することが求められる場合、本例
のものの方が好ましくなることがある。尚、位置や形状
は違うが、二つ折りした状態で尖頭部分が形成される点
では本例のものも同様であり、この尖頭部分によるシ−
ト穴に通すときの手助けは期待できるものとなってい
る。
明をする。側部2,3のハ−ト形状が逆になっているこ
とを除き、第1実施例のものと同様になっている。二つ
折りすると図7のような形状になる。上3例は、いずれ
も二つ折りした状態では、折った部分が尖頭状になるも
のであった。シ−ト穴に通すときの強度を考えると、こ
のようにした方が好ましいのであるが、中央部1にして
も側部2,3にしても本来適宜形状にしてよく、また、
綴じるシ−トへの貼着の方向も好みによることができ
る。あるいは、シ−ト穴との関係で、横綴じ用、上綴じ
用、角部綴じ用といった貼着方向の制約を受けることも
ある。これら形状とシ−トへの貼着方向との様々な組合
せを考慮すると、折った部分が尖頭状にならない方がむ
しろ好ましい場合もある。本例のファスナ−Fも、その
一例を示すものである。第1実施例のものと180°反
対方向にシ−トに貼着することが求められる場合、本例
のものの方が好ましくなることがある。尚、位置や形状
は違うが、二つ折りした状態で尖頭部分が形成される点
では本例のものも同様であり、この尖頭部分によるシ−
ト穴に通すときの手助けは期待できるものとなってい
る。
【0013】次に、図8と図9に基づき第5実施例の説
明をする。側部2,3のハ−ト形状の向きが異なってい
るだけで、本例のファスナ−Fも前例のものと同様の考
えによるもので、角部綴じ用として好適な場合が多い。
尚、上4例は、いずれも形状的に左右対称・上下対称で
あったが、本例のものは上下対称性を失っている。これ
に対応して、二つ折りしたときの側部2,3の幅をなる
べく小さくするよう、剥離シ−ト5,6の切り目7は、
側部2,3の図面上下方向真中部に形成してある。
明をする。側部2,3のハ−ト形状の向きが異なってい
るだけで、本例のファスナ−Fも前例のものと同様の考
えによるもので、角部綴じ用として好適な場合が多い。
尚、上4例は、いずれも形状的に左右対称・上下対称で
あったが、本例のものは上下対称性を失っている。これ
に対応して、二つ折りしたときの側部2,3の幅をなる
べく小さくするよう、剥離シ−ト5,6の切り目7は、
側部2,3の図面上下方向真中部に形成してある。
【0014】次に、図10と図11に基づき第6実施例
の説明をする。本例のファスナ−Fは、側部2,3がド
−ナツ状になっている。図面向う側に切り目7があると
考えても構わないし折り目8の図示を省略したと考えて
も構わないが、この本例は、図10のように開いた状態
での側部2,3の幅は、例えば、シ−ト穴の径の4倍と
か5倍とかにもできることを示す一例である。二つ折り
状態でシ−トSの穴に通そうとしている図11より明ら
かなように、シ−ト穴に通すときの側部2,3の幅は、
シ−ト穴に通すにつれて方向を変化する。この幅が通し
易いものであればよい訳である。
の説明をする。本例のファスナ−Fは、側部2,3がド
−ナツ状になっている。図面向う側に切り目7があると
考えても構わないし折り目8の図示を省略したと考えて
も構わないが、この本例は、図10のように開いた状態
での側部2,3の幅は、例えば、シ−ト穴の径の4倍と
か5倍とかにもできることを示す一例である。二つ折り
状態でシ−トSの穴に通そうとしている図11より明ら
かなように、シ−ト穴に通すときの側部2,3の幅は、
シ−ト穴に通すにつれて方向を変化する。この幅が通し
易いものであればよい訳である。
【0015】次に、図12と図13に基づき第7実施例
の説明をする。上6例は、いずれも形状的に少なくとも
左右対称であったが、本例のものは、この左右対称性す
ら失っている。左右対称であれば、側部2,3のいずれ
をシ−ト穴に通してもよく、即ち、向きの選択がない分
だけ便利に使用できるが、両方の側部2,3ともにシ−
ト穴との大きさ関係の制約を受ける。この点、本例のも
のは、側部2を専らシ−ト穴に通す部分としているの
で、側部3は大きさを含めて適宜形状にでき、斜線で代
表させた適宜模様とかも制約なく付与することができ
る。尚、二つ折りしたとき、側部2の幅を最も狭くする
ようにした点は本例のものも同様であるが、二つ折りの
向きを適宜にできる一例として、図13は、剥離シ−ト
5,6を内側にするよう折った状態を描いてある。ちな
みに、剥離シ−トを外側にしておけば汚れなどに都合が
よく、逆に、剥離シ−トを内側にしておけば、異なる色
付けや模様の複数のファスナ−が混在状態にあるとき、
選択が容易になる。
の説明をする。上6例は、いずれも形状的に少なくとも
左右対称であったが、本例のものは、この左右対称性す
ら失っている。左右対称であれば、側部2,3のいずれ
をシ−ト穴に通してもよく、即ち、向きの選択がない分
だけ便利に使用できるが、両方の側部2,3ともにシ−
ト穴との大きさ関係の制約を受ける。この点、本例のも
のは、側部2を専らシ−ト穴に通す部分としているの
で、側部3は大きさを含めて適宜形状にでき、斜線で代
表させた適宜模様とかも制約なく付与することができ
る。尚、二つ折りしたとき、側部2の幅を最も狭くする
ようにした点は本例のものも同様であるが、二つ折りの
向きを適宜にできる一例として、図13は、剥離シ−ト
5,6を内側にするよう折った状態を描いてある。ちな
みに、剥離シ−トを外側にしておけば汚れなどに都合が
よく、逆に、剥離シ−トを内側にしておけば、異なる色
付けや模様の複数のファスナ−が混在状態にあるとき、
選択が容易になる。
【0016】図示は省略するが、以上の外にも種々なせ
る。例えば、側部2,3が単なる円状の形をしたものと
することもできる。また、側部2がやじり状で側部3が
羽状の全体としては矢のような形状のものとすることも
できる。あるいはまた、中央部1の長さを積極的に長く
したものとすることもできる。例えば、側部2,3をド
−ナツ状とした第6実施例のもの(図10、図11参
照)において、中央部1の長さを長くし、シ−トに貼着
したとき側部2,3がシ−トの外で互いに合掌状に貼着
し合うようなものとすれば、ファスナ−Fで綴じた複数
のシ−トを一つの連綴物として別のファイルなどに綴じ
ることも可能になる。ここで、側部2,3の合掌一致性
を高めるために、中央部1が短寸であるかどうかに拘ら
ず、中心出しのための折り目や切り目を中央部1に形成
(図10では、描線すれば図面上下方向の線となる、左
右対称の軸部分に位置するものとなる)してもよい。
る。例えば、側部2,3が単なる円状の形をしたものと
することもできる。また、側部2がやじり状で側部3が
羽状の全体としては矢のような形状のものとすることも
できる。あるいはまた、中央部1の長さを積極的に長く
したものとすることもできる。例えば、側部2,3をド
−ナツ状とした第6実施例のもの(図10、図11参
照)において、中央部1の長さを長くし、シ−トに貼着
したとき側部2,3がシ−トの外で互いに合掌状に貼着
し合うようなものとすれば、ファスナ−Fで綴じた複数
のシ−トを一つの連綴物として別のファイルなどに綴じ
ることも可能になる。ここで、側部2,3の合掌一致性
を高めるために、中央部1が短寸であるかどうかに拘ら
ず、中心出しのための折り目や切り目を中央部1に形成
(図10では、描線すれば図面上下方向の線となる、左
右対称の軸部分に位置するものとなる)してもよい。
【0017】
【発明の効果】切り目7や折り目8に沿って二つ折りし
てシ−ト穴に一方の側部を通すとき、この通す側部は穴
の径に略等しいか小さく、即ち、穴を容易に通れる幅で
あり、また、一方の側部を穴に通した後、二つ折りから
の開いた状態になれば、側部は穴の径より幅が広いので
簡単に穴から抜け出ることがない。綴じるシ−トに貼着
する時の外れ防止にもなる訳であり、また、貼着しない
まま、例えば、仮綴じ用として使用することもできる訳
である。このように、本発明のファスナ−は、一つしか
穴が設けられていないシ−トであっても手軽かつ確実に
綴じることができるし、しかも、シ−トの穴に一方の側
部を通しただけでの簡易な綴じをすることもできる。
てシ−ト穴に一方の側部を通すとき、この通す側部は穴
の径に略等しいか小さく、即ち、穴を容易に通れる幅で
あり、また、一方の側部を穴に通した後、二つ折りから
の開いた状態になれば、側部は穴の径より幅が広いので
簡単に穴から抜け出ることがない。綴じるシ−トに貼着
する時の外れ防止にもなる訳であり、また、貼着しない
まま、例えば、仮綴じ用として使用することもできる訳
である。このように、本発明のファスナ−は、一つしか
穴が設けられていないシ−トであっても手軽かつ確実に
綴じることができるし、しかも、シ−トの穴に一方の側
部を通しただけでの簡易な綴じをすることもできる。
【図1】第1実施例を説明するための正面図。
【図2】図1のものの底面図。
【図3】図1のものをシ−ト穴へ通すときの状態を説明
するための斜視図。
するための斜視図。
【図4】第2実施例を説明するための正面図。
【図5】第3実施例を説明するための斜視図。
【図6】第4実施例を説明するための正面図。
【図7】図6のものを二つ折りしたときの斜視図。
【図8】第5実施例を説明するための正面図。
【図9】図8のものの底面図。
【図10】第6実施例を説明するための正面図。
【図11】図10のものとシ−ト穴との関係を説明する
ための斜視図。
ための斜視図。
【図12】第7実施例を説明するための正面図。
【図13】図12のものを二つ折りしたときの斜視図。
F ファスナ− S シ−ト 1 中央部 2 側部 3 側部 4 粘着部 5 剥離シ−ト 6 剥離シ−ト 7 切り目 8 折り目
Claims (3)
- 【請求項1】 一方の面に剥離シ−トで覆った粘着部を
有する変形容易な材質からなる、シ−トを綴じるファス
ナ−であって、綴じるシ−トの穴の径より幅狭の中央部
と、綴じるシ−トの穴の径より幅広の両方の側部とを有
し、また、前記剥離シ−トには両方の側部を結ぶ方向に
切り目を形成してあり、この切り目に沿って二つ折りす
ると少なくとも一方の側部の幅が綴じるシ−トの穴の径
に略等しいか小さくなるファスナ−。 - 【請求項2】 一方の面に剥離シ−トで覆った粘着部を
有する変形容易な材質からなる、シ−トを綴じるファス
ナ−であって、綴じるシ−トの穴の径より幅狭の中央部
と、綴じるシ−トの穴の径より幅広の両方の側部とを有
し、また、これら両方の側部を結ぶ方向に折り目を形成
してあり、この折り目に沿って二つ折りすると少なくと
も一方の側部の幅が綴じるシ−トの穴の径に略等しいか
小さくなるファスナ−。 - 【請求項3】 一方の面に剥離シ−トで覆った粘着部を
有する変形容易な材質からなる、シ−トを綴じるファス
ナ−であって、綴じるシ−トの穴の径より幅狭の中央部
と、綴じるシ−トの穴の径より幅広の両方の側部とを有
し、また、これら両方の側部を結ぶ方向に沿って二つ折
り状態となっており、この状態で、少なくとも一方の側
部の幅が綴じるシ−トの穴の径に略等しいか小さくなっ
ているファスナ−。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06027427A JP3134652B2 (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | ファスナ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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-
1994
- 1994-01-31 JP JP06027427A patent/JP3134652B2/ja not_active Expired - Fee Related
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