JPH09313399A - トイレットペーパーの埃吸着具 - Google Patents

トイレットペーパーの埃吸着具

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JPH09313399A
JPH09313399A JP15757496A JP15757496A JPH09313399A JP H09313399 A JPH09313399 A JP H09313399A JP 15757496 A JP15757496 A JP 15757496A JP 15757496 A JP15757496 A JP 15757496A JP H09313399 A JPH09313399 A JP H09313399A
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toilet paper
dust suction
suction tool
dust
cover
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Abstract

(57)【要約】 〔課題〕 トイレットペーパーの埃を使用時に積極的に
取り除く。 〔解決手段〕 ロール式のトイレットペーパー12の上
に上開可能に設けられるカバー14の裏面に取り付けら
れる埃吸着具18であって、この埃吸着具18が、静電
気を起こさせるポリプロピレン等で構成され、カバー1
4と自身の重みとでトイレットペーパー12の外周に当
接しているものであることを特徴とするトイレットペー
パーの埃吸着具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロール式のトイレ
ットペーパーに付着していたり或いは自身から出る埃や
塵を吸着するトイレットペーパーの埃吸着具に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】トイレットペーパー又はその周辺には多
くの埃や塵が付着している。更に、トイレットペーパー
を巻き出すときには自身から細かな紙塵が出る。只、ト
イレ内は通常暗いから、それがはっきりとわからないだ
けである。このようなトイレットペーパーを直接肌に当
てるのであるから、衛生的でないのは勿論、埃アレルギ
ーの原因ともなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、従来から、
トイレットペーパーに埃や塵(以下、単に埃という)を
付着させない工夫がなされているが、いずれもが、トイ
レットペーパーの周囲を厳重に囲ったりするものであ
り、自身から出る埃や付着している埃を積極的に取り除
くような思想のものは存在しない。本発明は、静電気を
利用してトイレットペーパーの埃を積極的に取り除くよ
うにしたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上の課題の下、本発明
は、ロール式のトイレットペーパーの上に上開可能に設
けられるカバーの裏面に取り付けられる埃吸着具であっ
て、この埃吸着具が、静電気を起こさせるポリプロピレ
ン等で構成され、カバーと自身の重みとでトイレットペ
ーパーの外周に当接しているものであることを特徴とす
るトイレットペーパーの埃吸着具を提供するものであ
る。
【0005】又、本発明は、以上の手段において、埃吸
着具が刷毛状のものであること、布状のものであるこ
と、カバーに対して着脱自在であること、その表面がナ
イロン等のフィルムで被覆されていることを提供する。
【0006】本発明が以上の手段をとることにより、ト
イレットペーパーが巻き出されるとき、これに付着して
いる埃は埃吸着具で吸着されて取り除かれる。而して、
その取り除きは薬品等に頼るものではなく、静電気を利
用するものであるから、安全で衛生的である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の一例を示すトイレ
ットペーパー取付具の側面断面図、図2はカバーを起こ
した状態の正面図であるが、トイレットペーパー取付具
は、壁等に固定される両側二枚のブラケット10に、ト
イレットペーパー12の上方を覆う上開可能なカバー1
4と、トイレットペーパー12を支持する支持棒16を
渡し掛けた周知の構造をしているものである。
【0008】本発明に係る埃吸着具18は、以上のカバ
ー14の裏面に取り付けられるものである。図3はこの
埃吸着具18の一例を示す斜視図であるが、埃吸着具1
8は、ポリプロピレンやポリエチレン等の化成品からな
る埃吸着体20の一端を挟着する挟着体22の両端に取
付心棒24を突出させたものであり、カバー12の根元
近くの裏面に取付具26を取り付け、これに取付心棒2
4を固定するものである。
【0009】この場合、取付具26は、カバー12の裏
面に固定される基体28に取付心棒24を一方から迎え
入れて弾発的に挟持する凹陥部30を形成したものにし
ておけば、取付心棒24は着脱式になる(図4参照)。
埃吸着具18は使用に伴って新しいものと交換しした
り、洗浄したりする必要もあるから、このようにする
と、その取付け、取外しが容易である。更に、基体28
も両面テープ等で貼り付けられるようにしておくと、使
用者自身、容易に後付けできる。
【0010】次に、埃吸着体20の性状としては、前記
した化成品を繊維に分割した刷毛状のものや単なる布状
のもの等が考えられる。この中でも、刷毛状のものは、
表面積を増して埃吸着効果が高いと言える。
【0011】以上の埃吸着具18をカバー14の裏面に
取り付けておけば、埃吸着体20はカバー14と自身の
重みでトイレットペーパー12の外周に常時当接してい
ることになる。従って、トイレットペーパー12を使用
に際して引き出すと、埃吸着体20はトイレットペーパ
ー12と摩擦して静電気を起こし、トイレットペーパー
12に付着している埃を吸着する。
【0012】この場合、トイレットペーパー12はカバ
ー14の端で切断されるから、埃吸着体20の長さは、
カバー14よりも前方に突出していることが望ましい
し、埃吸着体20の幅も、できるだけ広い(具体的に
は、トイレットペーパー12の幅と同じ程度)方が望ま
しい。
【0013】図5は埃吸着具18の他の例を示す斜視図
であるが、埃吸着体20の表面(カバー14側)をナイ
ロン等の薄いフィルム32で被覆したものである。こう
すると、埃吸着体20に吸着された埃がカバー14に付
着するのを防ぐとともに、埃吸着時における埃の飛散が
抑制される。
【0014】以上、本発明の二三の実施の形態を説明し
たが、本発明は、これらに限定されるものではなく、種
々改変された形態をとるのは言うまでもない。例えば、
埃吸着体をカバーの裏面に直接貼り付けたようなもので
あってもよい。要は、静電気を起こすものがカバーの裏
面に設けられていればよいのである。更に、取付具を使
用する着脱式にする場合も、取付具の固定は両面テープ
等に限るものではなく、ビス止めや溶接等であってもよ
い。
【0015】
【発明の効果】以上、本発明は、トイレットペーパーに
前記した埃吸着具を付設したものであるから、トイレッ
トペーパーを使用するに際し、これに付着したり或いは
自身から出る埃・塵を取り除き、衛生的である。この場
合、埃・塵の除去は薬品等によるものではなく、自然現
象である静電気を利用するものであるから、安全でもあ
る。又、埃吸着具は、トイレットペーパーを巻き出すと
きのカバーの音を抑制する効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例を示すトイレットペーパー取付具
の側面断面図である。
【図2】本発明の一例を示すトイレットペーパー取付具
の正面図である。
【図3】本発明の一例を示す埃吸着具の斜視図である。
【図4】本発明の一例を示すトイレットペーパー取付具
の側面断面図である。
【図5】本発明の他の一例を示す埃吸着具の斜視図であ
る。
【符号の説明】
12 トイレットペーパー 14 カバー 18 埃吸着具 32 フィルム

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール式のトイレットペーパーの上に上
    開可能に設けられるカバーの裏面に取り付けられる埃吸
    着具であって、この埃吸着具が、静電気を起こさせるポ
    リプロピレン等で構成され、カバーと自身の重みとでト
    イレットペーパーの外周に当接しているものであること
    を特徴とするトイレットペーパーの埃吸着具。
  2. 【請求項2】 埃吸着具が刷毛状のものである請求項1
    記載のトイレットペーパーの埃吸着具。
  3. 【請求項3】 埃吸着具が布状のものである請求項1記
    載のトイレットペーパーの埃吸着具。
  4. 【請求項4】 埃吸着具がカバーに対して着脱自在であ
    る請求項1〜3いずれかに記載のトイレットペーパーの
    埃吸着具。
  5. 【請求項5】 埃吸着具の表面がナイロン等のフィルム
    で被覆されている請求項1〜4いずれかに記載のトイレ
    ットペーパーの埃吸着具。
JP15757496A 1996-05-28 1996-05-28 トイレットペーパーの埃吸着具 Expired - Lifetime JP2960681B2 (ja)

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JP2022081550A (ja) * 2017-12-27 2022-05-31 株式会社 菊星 フェイスシート用器具

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