JPH0421544Y2 - - Google Patents

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JPH0421544Y2
JPH0421544Y2 JP2596788U JP2596788U JPH0421544Y2 JP H0421544 Y2 JPH0421544 Y2 JP H0421544Y2 JP 2596788 U JP2596788 U JP 2596788U JP 2596788 U JP2596788 U JP 2596788U JP H0421544 Y2 JPH0421544 Y2 JP H0421544Y2
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deodorizing
opening
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urine storage
plate
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、病院内に設置される貯尿架台に取付
けて、貯尿架台から発生する臭気を室内へ拡散さ
せないようにするための消臭パツドの改良に関す
るものである。
〔従来の技術〕
従来より病院内には、患者の尿を一定時間貯留
しておくための貯尿架台が設置されている。通常
この貯尿架台に吊下げられた貯尿袋の上端は開閉
蓋によつて閉じられてはいるが、大量の尿が室内
の一個所に配置されていると、袋の上端と開閉蓋
の隙間から袋内の尿の臭気が室内に散逸すること
になる。そのため、従来ではこの貯尿架台から発
生する臭気を消臭することを目的として、貯尿袋
の上端を閉じる開閉蓋に消臭剤を取付けることが
行われている。
ところで、従来のこの消臭剤の取付け手段とし
ては、板状の消臭剤を貯尿袋開閉蓋の裏側に接着
剤で貼付けるものとか、消臭剤を固定した袋状の
カバーを、消臭剤が裏側となるようにして開閉蓋
の外側に被せるようにしたものなどが既に知られ
ている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来におけるこの種の消臭剤取
付け手段のうち、板状消臭剤、即ち消臭板を蓋の
裏側に貼着するものでは、消臭効果がなくなつた
古い消臭板を蓋から取外して新しい消臭板に取換
えるときに、古い消臭板を剥離するのが面倒であ
ること、また取換え作業時の手間を配慮して、消
臭板を緩く貼付けておくと自然に脱落してしまう
という問題、更に使用済の消臭板には尿が付着し
ていることが多いので、この尿の付着した消臭板
を指先で撮んで取り扱うことによる不潔感を伴
う、などの問題点がある。
また、消臭板を接着剤などで裏面に固定した袋
カバーを開閉蓋の外側に被せるものでは、単に袋
カバーを被せたままであるので、蓋を開閉する際
に袋カバーの一部を撮んで操作するようなことが
あり、このような場合には、袋カバーが蓋から外
れてしまうという問題、更に袋カバーが蓋の全体
を被覆しているので、袋カバーの裏側が貯尿袋上
端開口部に対して平均的に接触せず、開口部に対
して所謂座りの悪い状態となつて、袋カバーを被
せないときに得られていたような蓋の貯尿袋開口
部に対する本来の密封性能が阻害されるという問
題点を有していた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記のような従来の開閉蓋に取付け
る消臭手段の問題点に鑑み、消臭剤を備えたパツ
ドを交換に際して、開閉蓋の裏面に対し不潔感を
伴うことなく簡単かつ確実に着脱できるように
し、しかもこのパツドを取付けても開閉蓋本来の
密封性が全く損なわないようにすることを目的と
したものである。
本考案に係る消臭パツドは、このような目的を
得るための具体的手段として、貯尿架台の貯尿袋
開閉蓋裏側に着脱自在に嵌合されるための、消臭
板を備えた保持板からなつており、該保持板は、
前記開閉蓋裏面部に当接される消臭板露呈用開口
部を有した消臭板保持面と、該保持面の周囲に、
開閉蓋の両側壁内側面間及び前壁内周面に密着嵌
合されるべく下向きに突設された挾着用両側辺及
び前辺と、該前辺の下縁から開閉蓋前壁の表面側
に向けて延出した取外し用撮み片とを有し、前記
保持面の上面に前消臭板が固着されていることを
特徴とするものである。
〔作用〕
この考案の消臭パツドでは、板状消臭剤、即ち
消臭板が開口部付保持面上に固定された保持板
を、保持面周辺部の下向きに突設された前辺と挾
着用両側辺とが、いずれも開閉蓋の周壁の内側面
に密着されるようにして、開閉蓋の裏側に嵌合す
る。保持板の両側における挾着用両側辺間の外径
寸法が、予じめ開閉蓋の両側壁内側面間の寸法と
略等しい程度に設定されていると、保持板の挾着
用両側辺は開閉蓋の両側壁内側面の間にしつかり
と挾着されることになるので、開閉蓋の裏側に接
着剤の固着手段を介することなく、簡単かつ確実
に取付けることができる。
保持板が挾着用両側辺を介して開閉蓋の裏側に
密着嵌合されると、消臭板は開口部を有する保持
面と開閉蓋裏面との間に確実に挾着保持された状
態で開口部より露呈する面にて貯尿袋内から蒸発
する臭気を吸収する。
所定期間の経過後に使用済消臭パツドを取外す
際は、開閉蓋を開いた状態で、保持板の前辺から
突出した撮み片を撮んで保持板を開閉蓋から引剥
がすように操作すれば、保持板自体を指先で撮む
ような不潔感を伴うことなく、挾着用両側辺が開
閉蓋両側壁内側面から容易に外れ、簡単に取外す
ことができる。
〔実施例〕
次に本考案に係る消臭パツドの好ましい実施例
を図面により説明すると、第1図及び第2図に示
すように、このパツドは、第3図に示す貯尿袋開
閉蓋3の裏側に嵌合された状態で所定の形状を維
持できるような、薄い合成樹脂板で成形された保
持板1と、この保持板1の表面に接着剤等を介し
て固定された消臭板2とからなつている。
保持板1は第3図に示す開閉蓋3の裏側、つま
り裏面4に当接する保持面7と、開閉蓋3の前壁
5及び左右両側壁6a,6bと当接するべく前記
保持面7の三辺から下向きに突設された前辺8及
び挾着用両側辺9a,9bとを有している。
第5図に示すように、左右の挾着用両側辺9a
と9bの外側面間の長さWaは、予じめ前記開閉
蓋3における左右両側壁6a,6bの内側面間の
長さWbと略等しいか、或いはほんの僅かばかり
小さ目に設定され、保持板1が開閉蓋3の裏側に
嵌め込まれたときに、挾着用両側辺9a,9bが
保持面7のもつ張力によつて開閉蓋3の左右両側
壁6a,6b内側面にしつかりと挾着保持される
ようになつている。
また、保持板1の前端における前記前辺8に
は、下縁中央部から開閉蓋3の前壁5の表面側に
延出する折返し片10を介して前方に突出した撮
み片11が設けられている。
消臭板2は窓孔状開口部13を開設した保持面
7の上面に接着剤等を介して貼着されるが、該保
持面7には消臭板2を安定よく定置するための消
臭板収納凹部12を設けて、消臭板2がこの凹部
12内に収納されるように構成することが望まし
い。また、開口部13は保持面7に消臭板2を保
持した状態で、消臭板2の表面が適切に露呈され
るような大きさをもつて開口されている。更に前
記凹部12はその両側辺12a,12bが左右の
挾着用両側辺9a,9bから所定の間隔を置いた
部分に位置するように設けられており、この凹部
両側辺12a,12bと挾着用両側辺9a,9b
との間に形成される溝部14内には、貯尿袋16
の支持アーム17と接するウレタンフオームなど
のクツシヨン材15が接着剤を介して固定されて
いる。
また、保持面7の後端、つまり開閉蓋3におけ
るヒンジ18側には、保持面7に付着した水滴を
貯尿袋16内に戻すためのガイド用フラツプ19
が斜め下方に向けて延出されている。
保持板1を開閉蓋3の裏側に取付ける際は、第
3図に示すように、保持板1の前辺8側を指先で
保持しながら、フラツプ19側の挾着用両側辺9
a,9bを開閉蓋3の両側壁6a,6bの内側面
に嵌合させながら、保持面7が開閉蓋3の裏面に
当接するように、挾着用両側辺9a,9b全体を
開閉蓋3の内側に押し込み、前辺8の裏側の折返
し片10と前辺8との間に開閉蓋3の前壁5が挾
み込まれるようにして、開閉蓋3の裏側にしつか
りと嵌合挾着させる。
前記のように、保持面7の後方に斜め下向きの
フラツプ19を延出させておくと、開閉蓋3を開
いたとき、保持面7の表面に蒸発して結露した水
滴が、このフラツプ19を伝わつて下方の貯尿袋
16内に排出されることになり、開閉蓋3のヒン
ジ18部分が汚れるのを防ぐことができる。
〔効果〕
上記のように、本考案に係る消臭パツドは、消
臭板2を開閉蓋3の左右両側壁6a,6b内周面
に密着する下向きの挾着用両側辺9a,9bをも
つた保持板1の上面に固定し、この保持板1が挾
着用両側辺9a,9bを介して開閉蓋3の裏側に
挾着されるように構成したので、開閉蓋3に対す
る取付け操作が極めて簡便で、しかも開閉蓋3の
開閉によつても容易に脱落しない取付け状態が得
られる。勿論、消臭板2は開口部13を有する保
持面7によつて所定の露出面を維持しつつ保持さ
れるので、貯尿袋内から発生する臭気を適切に消
臭する。
また、消臭板2を支える保持面7に対して左右
の挾着用側辺9a,9bが下向きに突設されて隅
部が直角に形成されているので、開閉蓋3を閉じ
たときに、貯尿袋支持アーム17が保持面7上に
正しく密着して、安定のよい施蓋作用と確実な密
封性を得ることができる。
更に、使用済消臭パツドの取換えに当たつて、
古い消臭パツドを開閉蓋3から取外す際には、開
閉蓋3を開いた状態で撮み片11を下方へ引き外
せばよく、これによつて挾着用両側辺9a,9b
も蓋3の両側壁6a,6b内側面から外れるの
で、簡単に取外しを行えると共に、比較的汚れの
生じない撮み片11を指先で撮むだけで足るた
め、取り扱いが衛生的であるという効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る消臭パツドの構成を示す
上方より見た一部欠切斜視図、第2図は同じく下
方より見た斜視図、第3図は本考案の消臭パツド
を取付けるための手順を示す貯尿袋開閉蓋の開放
状態における斜視図、第4図は消臭パツドが取付
けられた開閉蓋の裏側を示す斜視図、第5図は開
閉蓋を閉じた状態における第4図の−線の断
面図、第6図は同じく−線における断面図で
ある。 1……保持板、2……消臭板、3……開閉蓋、
4……開閉蓋裏面、5……開閉蓋前壁、6a,6
b……開閉蓋左右両側壁、7……保持面、8……
前辺、9a,9b……挾着用両側辺、10……折
返し片、11……撮み片、12……凹部、13…
…開口部、15……クツシヨン材、16……貯尿
袋、17支持アーム、18……ヒンジ、19……
フラツプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 貯尿架台の貯尿袋開閉蓋裏側に着脱自在に嵌
    合されるための、消臭板を備えた保持板からな
    つており、該保持板は、前記開閉蓋裏面部に当
    接される消臭板露呈用開口部を有した消臭板保
    持面と、該保持面の周囲に、開閉蓋の両側壁内
    側面間及び前壁内周面に密着嵌合されるべく下
    向きに突設された挾着用両側辺及び前辺と、該
    前辺の下縁から開閉蓋前壁の表面側に向けて延
    出した取外し用撮み片とを有し、前記保持面の
    上面に前消臭板が固着されていることを特徴と
    する貯尿架台用消臭パツド。 (2) 消臭板保持面の挾着両側辺及び前辺から隔離
    した部分に消臭板収納用凹部が設けられてい
    て、該凹部内に消臭板が収納固定されている実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の貯尿架台用
    消臭パツド。 (3) 消臭板保持面の左右両側部裏面に、貯尿袋支
    持アームと密着する一対の帯状クツシヨン材が
    挾着用両側辺に沿つて接着されている実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の貯尿架台用消臭パ
    ツド。 (4) 消臭板保持面の開閉蓋ヒンジ側後端縁に、斜
    め下方に向けて水滴の排除ガイド用フラツプを
    有する実用新案登録請求の範囲第1項記載の貯
    尿架台用消臭パツド。
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