JPH047829Y2 - - Google Patents

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JPH047829Y2
JPH047829Y2 JP414887U JP414887U JPH047829Y2 JP H047829 Y2 JPH047829 Y2 JP H047829Y2 JP 414887 U JP414887 U JP 414887U JP 414887 U JP414887 U JP 414887U JP H047829 Y2 JPH047829 Y2 JP H047829Y2
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JP
Japan
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paper
cutting
cutting blade
supply tool
blade
Prior art date
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JP414887U
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JPS63112892U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はロール状シートの切断装置に関し、更
に詳しくは片手でも簡単にロール状のペーパーが
切れるようにしたロール状シートの切断装置に関
するものである。
[従来技術] ロール状シートであるトーレツトペーパーの切
断装置は、ホルダーの軸に取付けられたロールペ
ーパーに押え板が載置され、押え板の先端部によ
つてペーパーを切る構造のものである。
[本考案が解決しようとする問題点] けれども上記した従来の切断装置には次のよう
な問題点があつた。
(a) 押え板はロールペーパーに載置されているだ
けなので、ペーパーを切るときにペーパーを上
方に上げれば押さえ板も上方へ跳ね上がる。そ
れを防止するためには、押え板を一方の手で押
える必要があり、ペーパーを切るときに両手を
使わなければならない。この為片手の不自由な
人はロールペーパーを使用できない。
(b) ペーパーを切断したとき、その切り口は押え
板の縁部と重なり、押え板の縁部に鋸刃状の切
断刃があるものは、切断したペーパー端部が切
断刃に付着してしまい、次に使用するときはロ
ールペーパーを回して切り口を取出さねばなら
ず面倒である。
等である。
[問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決するために講じた本考案の手
段は次の通りである。即ち本考案は、 (A) ロール状のシートを保持する保持部と、 (B) 切断の為にシートを当接しても移動しない切
断刃と、 (C) 供給されるシートの先部を保持し、切断刃と
離れる方向に作用しており、切断時には外力を
加えることで切断刃の方向へ移動し、切断後は
切断刃から離れる方向に移動する供給具と、 を備えてなるロール状シートの切断装置である。
ロール状のシートとしては、通常トイレツトペ
ーパーが使用されるが、これに限定されるもので
はない。
供給具は、重力やバネ力によつて切断刃と離れ
る方向に作用しており、シートを切断したときに
シートの切断部が切断刃に付着しないようにして
いる。
[実施例] 本考案を図面に示した実施例に基き更に詳細に
説明する。
第1図は本考案の第一の実施例を示す斜視図、
第2図は切断刃の動きを示す説明図である。
符号Aはロール状シートの切断装置で、ロール
状のペーパーを取付けるホルダー1を備えてい
る。ホルダー1には湾曲状に形成された押え板2
を備えており、押え板2は引張バネ3で下方に所
定の引張力で付勢されている。
押え板2の先部には刃台4が取付けられ、刃台
4の先端には切断刃5がヒンジ6で揺動自在に取
付けられている。切断刃5の刃部7は鋸刃状で、
刃部7は内側へ緩く「く」状に折曲され、通常状
態では刃部7が外方へ突出しないようにしてあ
り、安全性を確保してある。両端部にはヒンジ8
により横長H形の連結板9が取着されている。ま
た連結板9の下部はヒンジ10によつて供給具1
1に取着されている。供給具11は押え板2の先
端にヒンジ12により揺動自在に取着されてお
り、先端部にはペーパー保持部13が形成されて
いる。ペーパー保持部13は上板14と下板15
の隙間にペーパー20を挿入して保持する構造
で、上板14及び下板15の略中央には、切り欠
かれて取出し口16が形成されている。
なお切断刃5と連結板9及び供給具11はそれ
ぞれ所定の角度で連結されており、供給具11を
上方へ回動させると、第2図に示すように切断刃
5と連結板9の連結部が前方へせり出すようにし
てある。
作 用 第1図を参照して本実施例の作用を説明する。
まず押え板2を上へ回動させ、ホルダー1に
ロール状のペーパー20を装着し、ペーパー2
0の先端を供給具11のペーパー保持部13に
挿通し、押え板2をペーパー20上に倒す。
ペーパー保持部13から出ているペーパー2
0の先端をつまんで上方へ上げると、供給具1
1、連結板9、切断刃5がそれぞれ回動し、第
2図に示すように切断刃5の刃部7が前方へせ
り出し、ペーパー20は刃部7で容易に切断さ
れる。この際、押え板2は下方に付勢されてい
るので上方へ跳ね上がることはなく、片手でペ
ーパー20を切ることができる。
ペーパー20が切断されると供給具11は自
重で下方へ回動し、切断刃5の刃部7は内側へ
収容されるので安全である。またペーパー20
の先端はペーパー保持部13の取出し口16か
ら簡単につまみだすことができるので次に使用
するとき便利である。
第3図は本考案の第二の実施例を示す斜視図で
ある。
ロール状シートの切断装置Bのホルダー21に
は押え板22が引張バネ23で下方に付勢されて
取付けられている。押え板22の先端には切断刃
24が下方に折曲して設けてある。また押え板2
2の下面のほぼ中央にはヒンジ25により供給具
26が取着されている。供給具26の先端は上方
へ折曲され、ガード27が形成されており、通常
状態では切断刃24が露出しないようにして安全
性を図つている。また、供給具26の折曲部には
引き出しスリツト28が形成されている。またガ
ード27の中央部には供給具26へ連続して切欠
かれた取出し口29が形成され、供給具26の切
断刃24と対応する位置には切断スリツト28a
が形成されている。そして切断スリツト28aよ
りやや後方には供給スリツト28bが設けられて
いる。
第3図を参照して本実施例の作用を説明する。
まずホルダー21にロール状のペーパー20
を装着して押え板22を倒し、ペーパー20を
供給スリツト28bから引き出しスリツト28
へ通してセツトする。
ペーパー20の先端をつまんで上方へ上げる
と供給具26は上方へ回動し、ペーパー20は
切断刃24に当接して切断される。この際、押
え板22は下方に付勢されているので上方へ跳
ね上がることはなく、片手でペーパー20を切
ることができる。
ペーパー20の切断後は、供給具26は自重
で下方へ回動し、またペーパー20は取出し口
29からつまみ出すことができ、次に使用する
とき便利である。
第4図は本考案の第三の実施例を示す一部切欠
斜視図である。
本実施例のロール状シートの切断装置Cは、下
方及び前方の一部が開口している箱状に形成され
たホルダー30を有し、ロール状のペーパー20
を下方から装着するようにした構造のものであ
る。ホルダー30の前方開口部の上縁部には、略
全長にわたつて切断刃32が下方へ向けて設けて
ある。そして切断刃32の刃先を包み隠すように
形成された樋状のガード33が、両端をホルダー
30内側面に枢着して設けられている。
ガード33下方には供給具34が軸35によつ
てホルダー30に揺動自在に取付けられている。
供給具34の下面には、「コ」状に形成された下
板36が取付けてあり、これにより挿通部37を
設けてペーパー20を通すことができるようにし
ている。また供給具34及び下板36の略中央部
に切り欠かれて取出し口38が設けられている。
供給具34の先部両端には蝶板39が取付けら
れ、蝶板39によつてガード33と供給具34は
連結されている。
第4図を参照して本実施例の作用を説明する。
ホルダー30にロール状のペーパー20を取
付け、ペーパー20先端を供給具34の挿通部
37に通す。
ペーパー20の先端をつまんで上方へ上げる
と蝶板39が折れ曲がり、これにより供給具3
4は上方へ回動し、ガード33は後方(矢印方
向)へ回動して切断刃32が露出し、ペーパー
20は切断刃34によつて容易に切断される。
ペーパー20の切断後、供給具34は自重で
下方へ回動し、またペーパー20は取出し口3
8からつまみ出すことができ、次に使用すると
き便利である。
なお、本考案は図示の実施例に限定されるもの
ではなく、実用新案登録請求の範囲の記載内にお
いて種々の変形が可能である。
[考案の効果] (a) 切断刃は、切断の為にシートを当接しても移
動しないので、片手でもシートを切断すること
ができる。
(b) 供給具は、供給されるシートの先部を保持
し、切断刃と離れる方向に作用しており、切断
時には外力を加えることで切断刃の方向へ移動
し、切断後は切断刃から離れる方向に移動する
ので切り口は常に切断刃から離れており、つま
みやすくなつている。従つて、次に使用すると
きにいちいちロールペーパーを回して切り口を
取出す手間がかからず便利である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は第一の
実施例を示す斜視図、第2図は切断刃の動きを示
す説明図、第3図は第二の実施例を示す斜視図、
第4図は第三の実施例を示す斜視図である。 A……ロール状シートの切断装置、2……押え
板、5……切断刃、11……供給具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (A) ロール状のシートを保持する保持部と、 (B) 切断の為にシートを当接しても移動しない切
    断刃と、 (C) 供給されるシートの先部を保持し、切断刃と
    離れる方向に作用しており、切断時には外力を
    加えることで切断刃の方向へ移動し、切断後は
    切断刃から離れる方向に移動する供給具と、 を備えてなるロール状シートの切断装置。
JP414887U 1987-01-13 1987-01-13 Expired JPH047829Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP414887U JPH047829Y2 (ja) 1987-01-13 1987-01-13

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JP414887U JPH047829Y2 (ja) 1987-01-13 1987-01-13

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JPS63112892U JPS63112892U (ja) 1988-07-20
JPH047829Y2 true JPH047829Y2 (ja) 1992-02-28

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ID=30784555

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