JPH0738202Y2 - タオルペーパーホルダー - Google Patents

タオルペーパーホルダー

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Publication number
JPH0738202Y2
JPH0738202Y2 JP1992061435U JP6143592U JPH0738202Y2 JP H0738202 Y2 JPH0738202 Y2 JP H0738202Y2 JP 1992061435 U JP1992061435 U JP 1992061435U JP 6143592 U JP6143592 U JP 6143592U JP H0738202 Y2 JPH0738202 Y2 JP H0738202Y2
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JP
Japan
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towel paper
towel
flap
swing
paper
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1992061435U
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English (en)
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JPH0625177U (ja
Inventor
真人 石川
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Toyo Co Ltd
Original Assignee
Toyo Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0625177U publication Critical patent/JPH0625177U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はタオルペーパーホルダー
に関する。さらに詳しくは、化粧室や台所などで使用さ
れるタオルペーパーを収納するタオルペーパーホルダー
に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来から用いられているタオルペ
ーパーホルダーの概念図を示している。従来よりタオル
ペーパーホルダーの形状、構造は種々であるが、基本的
にはタオルペーパーpの積層体Pを入れるケースCと、
その下面に開口部Oが形成された構造であり、開口部O
からタオルペーパーpを1枚ずつつまんで取り出すよう
になっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】さて、従来のタオルペ
ーパーホルダーでタオルペーパーを1枚ずつ引き出そう
としたとき、2〜3枚以上が連なって出てくることがあ
った。これはタオルペーパー積層体Pの重量が最下層の
タオルペーパーpにかかるのとタオルペーパーp相互間
の摩擦が大きいので、最初の1枚目P1に連れられて摩擦
によって2枚目以降のタオルペーパーp2が出てきていた
からである。
【0004】かかる問題を解消するため本出願人は、平
成4年8月8日付提出の実用新案登録願(整理番号JU
185)でタオルペーパー積層体Pを収納する前面およ
び底面が開放されたケース本体と、該ケース本体の前面
に開閉自在に取付けられた蓋体と、前記ケース本体の底
部に揺動自在に軸着され、その取出口から前記タオルペ
ーパー積層体の最下層のタオルペーパーを引き出すとき
2枚目以降のタオルペーパーを押さえておく揺動フラッ
プとからなるタオルペーパーホルダーを提案している。
【0005】このタオルペーパーホルダーによれば、最
下層の1枚目のタオルペーパーを引き出す時、その引き
出し力で揺動フラップを一方向に揺動させ、次に取り出
す2枚目のタオルペーパーの端部を下方から押し上げて
押さえ、2枚目のタオルペーパーの連れ出しを防止し、
2枚目のタオルペーパーを取り出すべく下方に引くと、
その引き出し力で揺動フラップは先と反対方向に揺動
し、3枚目のタオルペーパーの端部を下方から押し上げ
て押さえ、3枚目のタオルペーパーの連れ出しを防止す
るので、1枚ずつペーパーを取り出すことができるよう
になっている。
【0006】しかるに、上記のタオルペーパーホルダー
で、本来の取出口である揺動フラップの取出口からタオ
ルペーパーが出てこないと揺動フラップは全く機能しな
いことになるので、タオルペーパーが2〜3枚連なって
出てきて、ホルダーから垂れ下がったり床面に散乱して
快適であるべきサニタリーにそぐわない見苦しい環境と
なってしまう。また、ケース本体は前面と底面が開放さ
れているので、ケース本体のみでは十分な強度をもつこ
とができず、ケース本体に軸支されている揺動フラップ
が確実に揺動動作できないことがあり、その場合も、タ
オルペーパーの垂れ下がりや散乱を防止することができ
なかった。
【0007】本考案はかかる事情に鑑み、本来の取出口
でない揺動フラップの前面よりタオルペーパーが出てく
るのを防止し、ケース本体の下部の強度を高めて揺動フ
ラップの動作を確実にし、以ってタオルペーパーの垂れ
下がりや散乱を防止でき、さらに、新たなタオルペーパ
ー積層体をケース本体内に挿入セットする操作がやりや
すいタオルペーパーホルダーを提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案のタオルペーパー
ホルダーは、二つ折りした四角形のタオルペーパーを互
いに入れ合わせて多数枚積層したタオルペーパー積層体
を収納する前面および底面が開放されたケース本体と、
該ケース本体の前面に開閉自在に取付けられた蓋体と、
前記ケース本体の底部に揺動自在に軸着され、その開口
部から前記タオルペーパー積層体の最下層のタオルペー
パーを引き出すとき2枚目以降のタオルペーパーを押さ
えておく揺動フラップとからなり、前記揺動フラップ前
面および両側面を囲む枠体がケース本体の下端部に固定
されており、該枠体は一対の側壁と、該側壁の前端同士
を連結する前壁とからなり、該前壁は、平面視において
弓形に湾曲しており、その中央部が揺動フラップの上面
に載せられているタオルペーパー積層体の下層部分の前
縁に近接し、その両端部がタオルペーパー積層体の前縁
から遠ざかっており、前記側壁は、揺動フラップの過回
転を防止するストッパを有していることを特徴とする
【0009】
【作用】本考案において、枠体は前記フラップの前面と
側面を囲んでおり、前壁はタオルペーパー積層体の下層
部分の前縁に近接した位置に存するので、タオルペーパ
ーの引出し中、タオルペーパーが揺動フラップの前面で
ある蓋体との間の隙間へ入ったり、そこから引き出され
るという不都合が防止され、必ず揺動フラップの取出口
から引き出されるようになる。このため揺動フラップの
働きにより上記したペーパーの1枚ずつの取出しが確実
に行われることになる。しかも、枠体はケース本体に固
定されてケース本体下端部の強度を高めているので、揺
動フラップの揺動動作が円滑かつ確実となり、動作の円
滑性の面からもペーパーの1枚ずつの取出しを確実にし
ている。さらに、ストッパによって揺動フラップが、必
要な角度以上回転しないように規制しているので、揺動
動作が常に確実に行われる。このため、タオルペーパー
ホルダーから、タオルペーパーが2枚以上連なって引き
出されて、垂れ下がったり、床面に散乱するような不都
合が防止される。そして、枠体の前壁の両端部は、タオ
ルペーパー積層体の前縁より遠ざかるので、そこに手指
を入れる隙間ができる。このため、蓋体を開いて、新た
なタオルペーパー積層体を枠体の内側、すなわち揺動フ
ラップの上面に載せる操作がやりやすくなる。
【0010】
【実施例】つぎに本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。図1に示すように本実施例のタオルペーパーホルダ
ーHは、タオルペーパー積層体Pを収納するケース本体
1と該ケース本体1の前面に開閉自在に取付けられる蓋
体2と、ケース本体1の下端部に固定された枠体3から
なり、枠体3は2枚の側壁3aと前壁3bとから構成されて
いる。
【0011】図2〜3に基づき更に詳述する。前記枠体
3は平面視で略U字状の部材であり、前壁3bは両側の
側壁3aを連結している。枠体3の両側壁3aには、後
述する揺動フラップ10の過回転を防止するストッパ1
7、18が形成されている。かかる形状の枠体3の前壁
3bは、平面視において弓形に湾曲しており、その中央
部が揺動フラップ10の上面に載せられているタオルペ
ーパー積層体Pの下層部分の前縁に近接して位置し、
の両端部がタオルペーパー積層体Pの前縁から遠ざかっ
ており、側壁3bは側面に位置し、揺動フラップ10の
前面と両側面を囲っている。枠体3の両側壁3aの下部
には係合孔4が形成され、これに蓋体2の下端部の軸部
5(図4参照)が挿入されて蓋体2を回動自在に止めて
いる。そして、ケース本体1の上部壁には係合凹部6が
形成され、蓋体2の上部壁には係合片7が形成され両者
は着脱自在に係合するようになっている。
【0012】ケース本体1の底部でもある枠体3の両側
壁3a、3a間には揺動フラップ10が軸部11で揺動自在に取
付けられている。揺動フラップ10は2枚の前フラップ12
と1枚の後フラップ13とからなり、両軸部11を結ぶ揺動
軸線Lを挟んで前側に前フラップ12が、後側に後フラッ
プ13が配置されており、前後フラップ12、13は側板14で
連絡されている。そして両前後フラップ12、13の間は開
口されてタオルペーパーの取出口15に形成されている。
【0013】前フラップ12の上面には支持突起21、22
(図4参照)が形成されており、支持突起21の頂部は前
フラップ12の前端縁に近い位置に、支持突起22の頂部は
取出口15に近い位置に形成されている。後フラップ13の
上面にも支持突起23、24(図5参照)が形成されてお
り、支持突起23の頂部は後フラップ13の後端縁に近い位
置に、支持突起24の頂部は取出口15に近い位置に形成さ
れている。したがって各支持突起21の頂部と各支持突起
23の頂部はフラップの前後方向、すなわちタオルペーパ
ーの引き出し方向において2列に配置された形状となっ
ている。また、各支持突起23と各支持突起24の各頂部も
同様に2列になっている。
【0014】上記のタオルペーパーホルダーHのタオル
ペーパーpの取出し作用を図4〜5に基づき説明する。
図4に示すように、タオルペーパー積層体Pから最下層
の1枚目のタオルペーパーp1を引き出そうとすると、そ
の引出し力によって揺動フラップ10は時計方向に揺動し
前フラップ12側が上昇して支持突起21、22によりタオル
ペーパー積層体Pの前端部を押し上げる。このとき2枚
目のタオルペーパーp2はタオルペーパー積層体Pの自重
下で前フラップ12に押えられているので引きずり出され
ることがない。したがって、1枚目のタオルペーパーp1
のみが取り出される。
【0015】なお、1枚目のタオルペーパーp1の取り出
し中、後フラップ13が下降してタオルペーパー積層体P
の後端側は押えが効いていないので、2枚目のタオルペ
ーパーp2の前半部は1枚目のタオルペーパーp1に連れら
れて取出口15から出ていく。図5はこのようにして、2
枚目のタオルペーパーp2の取出し準備ができた状態を示
している。
【0016】上記図5の状態から2枚目のタオルペーパ
ーp2を下に引くと、その引出し力によって揺動フラップ
10は先とは反対の反時計方向に揺動し、後フラップ13側
が上昇して支持突起23、24によりタオルペーパー積層体
Pの後端部を押し上げる。この状態で3枚目のタオルペ
ーパーp3の端部は後フラップ13に押えられて引きずり出
されることがない。したがって、2枚目タオルペーパー
p2のみが取り出される。このようにして、タオルペーパ
ーpは必ず1枚ずつ取出されることになる。
【0017】次に本実施例のタオルペーパーホルダーH
の利点を説明する。以上の動作中、枠体3の前壁3bの
中央部は揺動フラップ10の上面に載せられているタオ
ルペーパー積層体Pの下層部分の前縁に接近した位置に
あり、タオルペーパーpが前方へ出ようとしても枠体3
の前壁3bが邪魔になるので、タオルペーパーpが、揺
動フラップ10と蓋体2との間の隙間へ入ったり、図5
に矢印Aで示すようにその隙間から引き出されるという
不都合が防止される。したがって、必ず揺動フラップ1
0の取出口15から引き出されるようになるので、上記
した揺動フラップ10の働きによってタオルペーパーp
の1枚ずつの取出しが確実に行われる。しかも、枠体3
はケース本体1に固定されてケース本体1下端部の強度
を高めているので、揺動フラップ10の揺動動作が円滑
かつ確実となり、動作の円滑性の面からもタオルペーパ
ーpの1枚ずつの取出しが確実となっている。さらに、
両側壁3aに形成されたストッパ17,18によって、
揺動フラップ10は過回転しないので、この点からもフ
ラップ10の動作を確実にしている。そして、枠体の前
壁の両端部は、タオルペーパー積層体の前縁より遠ざか
るので、そこに手指を入れる隙間ができる。このため、
蓋体を開いて、新たなタオルペーパー積層体を枠体の内
側、すなわち揺動フラップの上面に載せる操作がやりや
すくなる。
【0018】
【考案の効果】本考案のタオルペーパーホルダーによれ
ば、揺動フラップの前面よりタオルペーパーが出てくる
のを防止し、ケース本体の下部の強度を高めて揺動フラ
ップの動作を確実にしているので、タオルペーパーの垂
れ下がりや散乱を防止でき、さらに、新たなタオルペー
パー積層体をケース本体内に挿入セットする操作がやり
やすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例にかかわるタオルペーパーホ
ルダーの斜視図である。
【図2】図1に示されたタオルペーパーホルダーの中央
縦断面図である。
【図3】枠体3を示す斜視図である。
【図4】タオルペーパー取出し中の揺動フラップの作用
説明図である。
【図5】タオルペーパー取出し中の揺動フラップの作用
説明図である。
【図6】従来のタオルペーパーホルダーの概念図であ
る。
【符号の説明】
1 ケース本体 2 蓋体 3
枠体 3a 側壁 3b 前壁 10
揺動フラップ 12 前フラップ 13 後フラップ 15
取出口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】二つ折りした四角形のタオルペーパーを互
    いに入れ合わせて多数枚積層したタオルペーパー積層体
    を収納する前面および底面が開放されたケース本体と、 該ケース本体の前面に開閉自在に取付けられた蓋体と、 前記ケース本体の底部に揺動自在に軸着され、その開口
    部から前記タオルペーパー積層体の最下層のタオルペー
    パーを引き出すとき2枚目以降のタオルペーパーを押さ
    えておく揺動フラップとを備えたタオルペーパーホルダ
    ーであって、 前記揺動フラップ前面および両側面を囲む枠体がケース
    本体の下端部に固定されており、 該枠体は一対の側壁と、該側壁の前端同士を連結する前
    壁とからなり、 該前壁は、平面視において弓形に湾曲しており、その中
    央部が揺動フラップの上面に載せられているタオルペー
    パー積層体の下層部分の前縁に近接し、その両端部がタ
    オルペーパー積層体の前縁から遠ざかっており、 前記側壁は、揺動フラップの過回転を防止するストッパ
    を有して いる ことを特徴とするタオルペーパーホルダー。
JP1992061435U 1992-08-08 1992-08-08 タオルペーパーホルダー Expired - Lifetime JPH0738202Y2 (ja)

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JP1992061435U JPH0738202Y2 (ja) 1992-08-08 1992-08-08 タオルペーパーホルダー

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JP1992061435U JPH0738202Y2 (ja) 1992-08-08 1992-08-08 タオルペーパーホルダー

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JPH0625177U JPH0625177U (ja) 1994-04-05
JPH0738202Y2 true JPH0738202Y2 (ja) 1995-08-30

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ID=13170993

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JP1992061435U Expired - Lifetime JPH0738202Y2 (ja) 1992-08-08 1992-08-08 タオルペーパーホルダー

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0525514Y2 (ja) * 1990-09-11 1993-06-28

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JPH0625177U (ja) 1994-04-05

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