JPH1086981A - 落ち止めボックス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ティシュ等（４）が度々箱の中に落ち不便
なので、それを防ぐ落ち止めボクッスを作るのが目的で
ある。 【構成】 ティシュ等（４）が箱の中に戻らないよう
にする為に設けたフタ（１）の凸凹（２）と湾曲した折
り曲げ線（３）、上げ底（５）を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】従来ティシュ等（４）の落ち止め
はボックスを底上げするものはあったがそれでは十分目
的を達していなかった。本発明は、その欠点を無くすた
めに考えたものでこれを図面で説明すると、図１のフタ
（１）に凸凹（２）を付け、湾曲した折り曲げ線（３）
を採用、更に箱底部に上げ底（５）を設けて充実させ
た。本発明は以上のような構造なので、フタ（１）を図
５の破線で表わすミシン目で切り開き、最初にティシュ
等（４）を取り出すときは図１のように折り曲げ線
（３）で、材質の柔軟性を利して上に開きティシュ等
（４）を取り出す、フタ（１）を放すと折り曲げ線
（３）が湾曲してる為フタ（１）は元の位置に戻ろうと
する。図２は折り曲げたときの癖がフタ（１）の仰角と
して残るが、向かい合う凸凹（２）同士の側面で挟まれ
てティシュ等（４）をしっかり掴んでいる状態である。
ティシュ等（４）を引っ張るとフタ（１）が上方に開き
向かい合う凸凹（２）が離れてティシュ等（４）が難な
く引き出せる。また、枚数が残り少なくなっても上げ底
（５）を箱側面で折り曲げ、確実に底上げするので箱の
嵩を高くしても最後まで連続して取り出せる。本発明を
実施するためにフタ（１）の大きさや形状を種々試して
みた。小さい場合、始めの１枚を掴もうと指を入れるの
に難儀するし、ティシュ等（４）を取出すのが箱上部内
面と次のティシュ等（４）の摩擦により障害がある。大
きい場合、箱を逆さにして使うと、中身がそっくり抜け
落ちてしまう。フタ（１）の形状については、取り出し
口の凸凹（２）部を直線にした図４の場合、保持力に影
響する線接触面積も少なくなり、向かい合うフタの隙間
が大きい。それに比べ図３では凸凹なので図４と同じ仰
角でありながら隙間を狭くすることができ、ティシュ等
（４）を保持する力が大きい。本発明により、ティシュ
の場合に箱上部取り出し口に貼り付けられてるビニール
シートが不要になり、製造工程が短縮できる。また、車
内などの振動のあるところでも箱内に滑り落ちることが
無くなった。

【図面の簡単な説明】

【図１】開封時の斜視図

【図２】使用時の斜視図

【図３】開封時の上面図と側面図

【図４】フタ（１）の凸凹（２）を直線にして開封した
場合の上面図と側面図

【図５】未開封時の上面図

【符号の説明】

（１）はフタ （２）は凸凹 （３）は折り曲げ線 （４）はティシュ等 （５）は上げ底

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 フタ（１）を折り曲げた後に元の位置近
   くに戻るようにし、垂れ下がらないようにする湾曲した
   折り曲げ線（３）
2. 【請求項２】 向かい合うフタ（１）がティシュ等
   （４）を出っ張りの側面同士で挟むようにしたフタ
   （１）の凹凸（２）
3. 【請求項３】 箱底部を側面から折り曲げて底上げでき
   る上げ底（５）