JPH0212958Y2 - - Google Patents

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JPH0212958Y2
JPH0212958Y2 JP1984098313U JP9831384U JPH0212958Y2 JP H0212958 Y2 JPH0212958 Y2 JP H0212958Y2 JP 1984098313 U JP1984098313 U JP 1984098313U JP 9831384 U JP9831384 U JP 9831384U JP H0212958 Y2 JPH0212958 Y2 JP H0212958Y2
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JP
Japan
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cover
back plate
paper
sheet paper
protector
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JP1984098313U
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JPS6113684U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、腰掛式便器の便座を被覆する使い捨
てのシートペーパを収納するためのシートペーパ
ホルダーに関する。
〔従来の技術〕
従来のシートペーパホルダーは第4図に示すよ
うに一枚の金属板を深絞り加工して箱状の本体5
0を形成し、この本体50の上面にペーパ充填口
51及び前面にペーパ取出口52を夫々開設する
とともに背面に背板53を溶接等により一体化し
た構造である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このようなシートペーパホルダーは一般に壁面
に固設されるが、シートペーパを装填する場合こ
のペーパを壁に沿つて縦方向に直線状となるよう
に両手で保持しなければならず、作業が行い難い
という欠点があつた。
また、ペーパ取出口52は加工時に打抜きによ
つて形成するため、開口縁が円滑でなく指先を負
傷する危険性や、ペーパ取出し中にこのペーパが
中途で破断してしまうという問題もあつた。
本考案の目的は、シートペーパの充填を容易と
なすとともに、使用取出し時において指先を傷つ
けることなくしかもペーパを破断させることなく
取り出せるようにすることである。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
本考案は、以上の目的を達成するために、壁面
に固定される背板と、該背板の前面に開閉可能に
取り付けられ前記背板と共にシートペーパ収納空
間を造るカバーとを備え、該カバーは、その下端
が前記背板の下端に連接され且つその上端が前側
へ出て前記背板とのなす角度が鋭角の姿勢まで傾
斜可能とし、更に、該カバーに開けたペーパ取出
口の開口縁の表裏両面に亘つてプロテクターを設
けたことを特徴とする。
上記構成により、シートペーパの装填時にはカ
バーを取付壁面から前方側へ開放でき、ペーパ取
出しに際しては指先及びペーパ自体をプロテクタ
ーにより保護することができる。
〔実施例〕
以下、図面に示す実施例に基いて本考案を説明
する。
第1図はシートペーパホルダーの斜視図、第2
図はシートペーパ収納空間を解放した時の斜視
図、第3図は第1図の−線矢視図による断面
図である。
図中、1は取付時に前面側に位置するカバー、
2はこのカバー1の下端両端をピン3で開閉自在
に枢着し壁面に固定される背板であり、これらカ
バー1及び背板2はいずれもステンレス板を素材
としている。
カバー1は前面4、一対の側面5,5及び上面
6とから形成され、製作に当つては側面5,5と
上面6とを同一方向に曲げ加工し、側面5,5の
一端と上面6の両端とを溶接して箱状に加工す
る。7は前面4の開口方向に開設されるペーパ取
出口で、その上下の開口縁8,9は前面4の裏面
側に凸状となるように形成し、夫々の開口縁8,
9には肉厚を有して丸味を外面に形成したプロテ
クター10を接着により固定している。また、上
面6の後端縁の中央部には下方に向けて屈曲した
係合片11を形成している。
背板2は後面17,一対の側面18,18及び
下面19とから形成され、曲げ加工より箱状に加
工する。
背板2は前述のようにピン3によりカバー1を
開閉自在に枢着したもので、両側部にはピン3位
置を中心として円弧を描くようにガイド穴12が
開設され、このガイド穴12内を移動自在な摺動
ピン13をカバー1に植設し、カバー1を開いた
時に第3図の一点鎖線で示すように略45゜の角度
で止まるようにしている。この開き角度は20゜か
ら45゜までの範囲内であればシートペーパの装填
がやりやすく、なおかつ取付面からの飛び出しも
少なくてすむ。
このため前面4の下端を切欠く必要がなく、カ
バー1を閉じている状態の外観が良いとともにカ
バー1が取付面Aに当たつてカバー1又は取付面
Aに傷がつくということもない。
また、下面19の前端を略45゜の角度を持つよ
うに折り曲げておけば、カバー1を開いた時に、
前面の背面との間に隙間が生じず、段差もほとん
ど生じないためシートペーパを装填する時にガイ
ドとなり、装填後はシートペーパの保持が確実に
なる。さらに背板2の上端中央部には外方に屈曲
しカバー1の係合片11と第3図のように係合可
能な係合片14を形成し、カバー1は背板2に開
閉可能であり、重合時にはシートペーパ収納空間
Sを形成する。また、背板2の上部でカバー1の
ペーパ取出口7に対応する位置に2個所と、背板
2の下部の2個所に背板2外方向へ突出する凹部
16を設け上部の凹部16にはビス孔15を穿設
している。このビス孔15にビス(図示せず)を
挿通させ壁面にねじ込むことにより背板2の取付
けを行うが、この場合取付面Aとは凹部16の端
面のみが当接するので壁面Aに歪があつても容易
に取付けることができ背板2に歪を生じることが
ない。また、ビスの頭は凹部16内に埋設する状
態となるので、背板2の表面にビスの頭が飛出す
こともない。
上記構成のシートペーパホルダーでは、第2図
のようにカバー1を前方に開いた状態として、こ
のカバー1内面側にシートペーパを載置装填し、
カバー1を背板2側に押し上げて係合片11を係
合片14に係合させることによりシートペーパの
充填を行うことができる。このようにシートペー
パの収納空間を一旦開放して取付面の前方から容
易に装填が行なえる。
なお、使用に際してシートペーパを取り出す時
ペーパ取出口7にはプロテクター10を設けてい
るので、指先を負傷することなく、しかもペーパ
を中途で破断させることなく取出すことができ
る。
なお、カバー1は前述のように上面及び側面
5,6を各々折曲げ加工によつて成形するので、
従来の深絞り加工品よりも角部の丸みを小さく折
り曲げることができ、外観の向上を図ることも可
能である。
〔効果〕
本考案に係るシートペーパホルダーはその構成
により下記の効果を奏する。
カバーを開閉自在となしたので、シートペー
パの装填が取付壁面の前方から容易に行なえ
る。
ペーパ取出口の開口縁にプロテクターを設け
たので、ペーパを取出す時に指先を負傷するこ
となくまたペーパを破断することなく取出すこ
とができる。
また、ペーパを装填するために、カバーを開
く場合にペーパ取出口の開口縁に手を掛けて開
いたりしても指先を負傷することもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るシートペーパホルダーの
斜視図、第2図はカバーを開設した時の斜視図、
第3図は第1図の−線矢視による断面図、第
4図は従来例を示す斜視図である。 1:カバー、2:背板、3:ピン、7:ペーパ
取出口、10:プロテクター、11:係合片、1
2:ガイド穴、13:摺動ピン、S:シートペー
パ収納空間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 壁面に固定される背板と、該背板の前面に開閉
    可能に取り付けられ前記背板と共にシートペーパ
    収納空間を造るカバーとを備え、該カバーは、そ
    の下端が前記背板の下端に連接され且つその上端
    が前側へ出て前記背板とのなす角度が鋭角の姿勢
    まで傾斜可能とし、更に、該カバーに開けたペー
    パ取出口の開口縁の表裏両面に亘つてプロテクタ
    ーを設けたことを特徴とするシートペーパホルダ
    ー。
JP9831384U 1984-06-28 1984-06-28 シ−トペ−パホルダ− Granted JPS6113684U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9831384U JPS6113684U (ja) 1984-06-28 1984-06-28 シ−トペ−パホルダ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9831384U JPS6113684U (ja) 1984-06-28 1984-06-28 シ−トペ−パホルダ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6113684U JPS6113684U (ja) 1986-01-27
JPH0212958Y2 true JPH0212958Y2 (ja) 1990-04-11

Family

ID=30657857

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9831384U Granted JPS6113684U (ja) 1984-06-28 1984-06-28 シ−トペ−パホルダ−

Country Status (1)

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JP (1) JPS6113684U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS507647U (ja) * 1973-05-17 1975-01-27

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6113684U (ja) 1986-01-27

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