JP3100011U - ティッシュペーパーボックス - Google Patents

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井出 純一
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Abstract

【課題】 ティッシュペーパーを使用開始時から1枚毎を破損させることなく確実に取り出すことができる使い勝手の良好な製品を提供することにある。
【解決手段】 表面にペーパーの取り出し口5を形成するとともに、内部に複数枚のティッシュペーパーaを収納してなるティッシュペーパーボックス1において、取り出し口5を、ボックスの長さ方向に沿う方向に刻設された一対のミシン線51で形成される帯状片52を切除することにより開放する緩やかなS字形状とした波形状開口部53と、前記波形状開口部53の両端に位置する指挿入部54と、前記波形状開口部53に沿って形成した前後の折れ線部55とにより構成し、前記波形状開口部53と指挿入部54の片半部及び折れ線部55とによって囲まれる部分をティッシュペーパーの取り出し用蓋片56とし、前記蓋片56を、波形状開口部53を境界にして対向状に構成してなることを特徴とする。
【選択図】    図1

Description

 本考案は、内部のティッシュペーパーを、破損させないで簡単に、しかも1枚毎を確実に取り出すことができ、また開封時の最上段のティッシュペーパーを取り出しやすくするようにしたティッシュペーパーボックスに関するものである。
 従来のティッシュペーパーボックスにおいては、使用後に製紙用のリサイクル原料として再利用することができるようにするため、上面の中央に形成したティッシュペーパーの取り出し口に樹脂フィルムを使用しないで、内部のティッシュペーパーを取り出すことができるように構成した考案等が提案されている。
特開平9−150871号公報 実用新案登録第3071502号公報
 上記特許文献1の特開平9−150871号公報に開示された考案のティッシュペーパーボックスは、取出し口部が、取出し口部用枠と、取出し口部用枠の中心線に沿って波状のミシン目を刻設することにより前後の押え片により構成されている。
 しかしこの従来のティッシュペーパーボックスでは、取り出し口に樹脂フィルムを使用していないという構成だけであって、使用開始時に前記押え片を操作することが困難である。即ち、使用開始時には、取出し口部のミシン目を切断して開放したとしても、内部にティッシュペーパーが充満状に収納されているため、両押え片を無理なく立ち上げるようにして折ることができないので、最上段のティッシュペーパーを引き抜いても途中で破損することになる。しかも、指先を無理に差し込んで押え片を立ち上げようとしても、最上段のティッシュペーパーに引っ掛かるので、どうしても上から数枚を無駄にしてから使用しなければならない。
 また、前記ミシン目の両端部に更に押え片を形成するようにした実施例も記載されているが、その実施例では前後左右に押え片を設けているだけであって、使用開始時の無駄を解消するための有効な手段ではない。
 そして上記特許文献2の実用新案登録第3071502号公報に開示された考案のティッシュペーパーボックスは、前記した特許文献1の考案の欠点を改善するものであるが、取出し口がスリット状であるため開放間隔が狭くて、開封時の最上位のペーパーが取り出しにくく、更に使用途中時にペーパーが箱内に落ち込んで止まってしまって一部が外部に引き出されていない場合、取出し口に余裕がないので箱内に指が入りにくくて取り出しにくく、また、無理に指先を入れて取り出すため取り出し口縁で指先を傷つけたりする、等々の多くの欠点があった。
 したがって本考案は、従来の欠点を解消し、またティッシュペーパーを全く無駄にしないという要求に応えるべく考案されたティッシュペーパーボックスであって、ティッシュペーパーを使用開始時から1枚毎を破損させることなく確実に取り出すことができる使い勝手の良好な製品を提供することを目的とする。
 上記目的を達成させるために、本考案のティッシュペーパーボックスは、表面にペーパーの取り出し口を形成するとともに、内部に複数枚のティッシュペーパーを収納してなるティッシュペーパーボックスにおいて、前記取り出し口を、ボックスの長さ方向に沿う方向に刻設された一対のミシン線で形成される帯状片を切除することにより開放する波形状開口部と、前記波形状開口部の両端に位置する指挿入部と、前記波形状開口部に沿って形成した前後の折れ線部とにより構成し、前記波形状開口部と指挿入部の片半部及び折れ線部とによって囲まれる部分をティッシュペーパーの取り出し用蓋片とし、前記蓋片を、波形状開口部を境界にして対向状に構成してなることを特徴とする。
 本考案のティッシュペーパーボックスは上述したような構成にした結果、挿入部から指先で帯状片端を摘んで引き上げ切除すれば波形状開口部を切断して取り出し口を開放できるとともに、内部の最上段のティッシュペーパーを引き出すことができるので、最初の1枚から最後までを、無駄なく確実に使用することができる。また、開放操作や引き出し操作はきわめて簡単で、子供や主婦など機械的知識の少ない需要者であっても確実に処理することができる。
 この場合、波形状開口部は帯状片を切除することにより開放して形成されるので、この開口幅は帯状片の幅分となり、余裕を持って指先を挿入することができ、特に開封直後の最上端の1枚目のペーパーを引き出すのがきわめて容易であり、更には使用途中時にペーパーが箱内に落ち込んで止まってしまって外部に一部が引き出されていない場合でも、指を差し込んで簡単に引き出すことができる。
 また、取り出し口は樹脂フィルムを使用していないので、焼却処分しても公害が発生しないし、故紙回収に供することができてリサイクル原料になる。更に、開封時に蓋片を外すことがないので余分な捨て屑が生じなく、実用的価値の高いものとなる。
 以下に本考案を実施するための最良の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本考案の実施の形態を示す斜視図、図2は取り出し口の開放前の平面図、図3は指挿入部を破断した状態の斜視図、図4は帯状片の切除を開始した状態の斜視図、図5は取り出し口を開放している状態の斜視図、図6は開放後の最上位のペーパーを引き出す状態の斜視図、図7は最上位のペーパーの一部が引き出されている状態の斜視図、図8は図7の側面図である。
 本考案のティッシュペーパーボックス1は、上面部2、前後の側面部3、底面部(図示省略)及び左右の端面部4を一枚の厚紙により型取りし、側面部3の下縁と底面部の先端縁とを接着剤で合着するとともに、各端面部4を接着剤で合着した従来から知られている長方形状の箱枠体である。
 前記した上面部2の中央部分には、内部に複数枚収納するティッシュペーパーaの取り出し口5を設ける。この取り出し口5は、上面部2の長さ方向に沿って連続的に刻設されている一対のミシン線51で形成される帯状片52を切除することにより開放される波形状開口部53と、この波形状開口部53の両端に位置するように形成した指挿入部54と、波形状開口部53に平行に形成した左右の折れ線部55とにより構成し、前記波形状開口部53と指挿入部54の片半部及び折れ線部55とにより囲まれる部分に、前記ティッシュペーパーaの取り出し用蓋片56を構成し、前記蓋片56を波形状開口部53を境界にして対向状に構成する。
 前記帯状片52は、全体として1つの山部と谷部とが連続する緩やかなS字形状であるから、前記波形状開口部53も同様な形状である。
 そして、対向する一対のミシン線51は、図2で示すように一方の端部が互いに接近するように屈曲しているので、帯状片52の端部を引き上げて破断する時には、双片6が破損しなくてスムーズに切断することができる。
 また、左右の指挿入部54は、前記波形状開口部53に連続する一部を円弧状のミシン目57とし、残りの部分を折れ線58で形成するので、ミシン目57が切断し易くて折れ線58を内方に折り込み易い。
 そこで取り出し口5が閉塞した未使用状態から使用状態にするには、先ず図3の矢印で示すように、指挿入部54を表面から内方に押圧してミシン目57を切断するとともに折れ線58を折り曲げて、指挿入部54を内部に押し込む。
 そして、沈んだ各指挿入部54の表面に指先を差し込んで、帯状片52の端部を摘んで図4で示すように引き上げ、図5で示すように一対のミシン線51を破断して帯状片52を切除し、この帯状片52の幅の開口幅の波形状開口部53を形成するのである。
 このように波形状開口部53は、帯状片52の幅分だけ開いているので指先が挿入し易く、この開放部分から指先を差し込んで蓋片56の内面に潜らせ、図6のように各蓋片56を対向するように立ち上げるとともに最上段のティッシュペーパーaを引き上げることになる。但しこの帯状片52の幅は必要最小限であるから、開放部分からのゴミが侵入する虞れは殆どない。
 したがって、取り出し口5の開放と同時に最上段のティッシュペーパーaを引き出すことができ、また上から2枚目以降のティッシュペーパーaも、立ち上がって対向する蓋片56の向かい合う波形状開口部53に規制されて、破損することなく1枚宛を順に引き出すことができる。
 図示実施例では、波形状開口部53を緩やかなS字形状としている。これはティッシュペーパーaを円滑に引き出すことができるようにするためであり、引き出し途中で破損してしまうことのないようにするためである。
 以上本考案を図面に示す実施の形態に基づいて説明したが、本考案は前記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の構成を変更しない限り、どのようにでも実施することができる。例えば、左右の指挿入部54は円形ではなく、指先を挿入して蓋片56を立ち上げることができる形態であれば、どのような構成でもよい。
本考案のティッシュペーパーボックスの実施の形態を示す斜視図である。 取り出し口の開放前の平面図である。 指挿入部を破断した状態の斜視図である。 帯状片の切除を開始した状態の斜視図である。 取り出し口を開放している状態の斜視図である。 開放後の最上位のペーパーを引き出す状態の斜視図である。 最上位のペーパーの一部が引き出されている状態の斜視図である。 図7の側面図である。
符号の説明
 1  ティッシュペーパーボックス
 2  上面部
 3  側面部
 4  端面部
 5  取り出し口
 51 ミシン線
 52 帯状片
 53 波形状開口部
 54 指挿入部
 55 折れ線部
 56 蓋片
 57 ミシン目
 58折れ線
 a  ティッシュペーパー

Claims (3)

  1.  表面にペーパーの取り出し口を形成するとともに、内部に複数枚のティッシュペーパーを収納してなるティッシュペーパーボックスにおいて、
     前記取り出し口を、ボックスの長さ方向に沿う方向に刻設された一対のミシン線で形成される帯状片を切除することにより開放する波形状開口部と、前記波形状開口部の両端に位置する指挿入部と、前記波形状開口部に沿って形成した前後の折れ線部とにより構成し、前記波形状開口部と指挿入部の片半部及び折れ線部とによって囲まれる部分をティッシュペーパーの取り出し用蓋片とし、前記蓋片を、波形状開口部を境界にして対向状に構成してなることを特徴とするティッシュペーパーボックス。
  2.  波形状開口部を、1つの山部と谷部とが連続する緩やかなS字形状としたことを特徴とする請求項1に記載のティッシュペーパーボックス。
  3.  対向する一対のミシン線51は、一方の端部が互いに接近するように屈曲している請求項1又は2に記載のティッシュペーパーボックス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008066096A1 (fr) * 2006-11-30 2008-06-05 Daio Paper Corporation Boîte destinée à recevoir du papier sanitaire à usage domestique

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